JPH1175479A - 刈取用引起装置 - Google Patents
刈取用引起装置Info
- Publication number
- JPH1175479A JPH1175479A JP26086397A JP26086397A JPH1175479A JP H1175479 A JPH1175479 A JP H1175479A JP 26086397 A JP26086397 A JP 26086397A JP 26086397 A JP26086397 A JP 26086397A JP H1175479 A JPH1175479 A JP H1175479A
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- JP
- Japan
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- raising
- guide
- claw
- frame
- mounting frame
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- Pending
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 爪ガイドの交換が容易な穀稈の刈取用引起装
置を提供することを課題としている。 【解決手段】 走行機体2前方の刈取フレーム6に斜設
された刈取穀稈の引起装置9内に設けられた穀稈の引起
し方向に移動する引起爪17の移動を案内する爪ガイド
21を引起装置9に備えられた爪ガイド21を支持する
取付フレーム19に着脱自在に取り付けた。
置を提供することを課題としている。 【解決手段】 走行機体2前方の刈取フレーム6に斜設
された刈取穀稈の引起装置9内に設けられた穀稈の引起
し方向に移動する引起爪17の移動を案内する爪ガイド
21を引起装置9に備えられた爪ガイド21を支持する
取付フレーム19に着脱自在に取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンバインやバイ
ンダ等に備えられた刈取穀稈の引起しを行う刈取用引起
装置に関する。
ンダ等に備えられた刈取穀稈の引起しを行う刈取用引起
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来コンバインやバインダ等の穀稈の刈
取作業を行う農機には、走行機体の前方に穀稈の刈取搬
送等の作業を行う前処理部が設けられており、該前処理
部のフレーム(刈取フレーム)に、穀稈の刈り取りに際
して穀稈の引き起しを行う引起装置が走行機体の前方に
位置して斜設されている。そして該引起装置内には、穀
稈の引起し方向に移動する引起爪の移動を案内する爪ガ
イドと、該爪ガイドを支持して刈取フレーム側に取り付
けられる取付フレームとが設けられている。
取作業を行う農機には、走行機体の前方に穀稈の刈取搬
送等の作業を行う前処理部が設けられており、該前処理
部のフレーム(刈取フレーム)に、穀稈の刈り取りに際
して穀稈の引き起しを行う引起装置が走行機体の前方に
位置して斜設されている。そして該引起装置内には、穀
稈の引起し方向に移動する引起爪の移動を案内する爪ガ
イドと、該爪ガイドを支持して刈取フレーム側に取り付
けられる取付フレームとが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記爪ガイドは
引起装置の取付フレーム側に溶着等により一体的に固着
されている場合が一般的であり、爪ガイドと取付フレー
ムの着脱が容易でなく、爪ガイドが引起爪の移動により
摩耗した場合等においては取付フレーム自体を交換する
必要があるという欠点があった。
引起装置の取付フレーム側に溶着等により一体的に固着
されている場合が一般的であり、爪ガイドと取付フレー
ムの着脱が容易でなく、爪ガイドが引起爪の移動により
摩耗した場合等においては取付フレーム自体を交換する
必要があるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の刈取用引起装置は、走行機体2の前方の刈
取フレーム6に刈取穀稈の引起しを行う引起装置9を斜
設し、上記引起装置9内に、穀稈の引起し方向に移動す
る引起爪17の移動を案内する爪ガイド21と、該爪ガ
イド21を支持して刈取フレーム6側に取り付けられる
取付フレーム19とを設けた装置において、爪ガイド2
1を取付フレーム19に着脱自在に取り付けたことを第
1の特徴としている。
めの本発明の刈取用引起装置は、走行機体2の前方の刈
取フレーム6に刈取穀稈の引起しを行う引起装置9を斜
設し、上記引起装置9内に、穀稈の引起し方向に移動す
る引起爪17の移動を案内する爪ガイド21と、該爪ガ
イド21を支持して刈取フレーム6側に取り付けられる
取付フレーム19とを設けた装置において、爪ガイド2
1を取付フレーム19に着脱自在に取り付けたことを第
1の特徴としている。
【0005】また爪ガイド21と取付フレーム19との
間に、互いに係脱可能な係脱部28を設け、該係脱部2
8を介して爪ガイド21と取付フレーム19の係脱を行
う構成としたことを第2の特徴としている。
間に、互いに係脱可能な係脱部28を設け、該係脱部2
8を介して爪ガイド21と取付フレーム19の係脱を行
う構成としたことを第2の特徴としている。
【0006】さらに爪ガイド21を樹脂材料で形成した
ことを第3の特徴としている。
ことを第3の特徴としている。
【0007】そして爪ガイド21に刈取穀稈を後方の搬
送部までガイドするガイド板34を設け、該ガイド板3
4と爪ガイド21により取付フレーム19を挟持するよ
うにガイド板34を爪ガイド21側に締着固定して取り
付けたことを第4の特徴としている。
送部までガイドするガイド板34を設け、該ガイド板3
4と爪ガイド21により取付フレーム19を挟持するよ
うにガイド板34を爪ガイド21側に締着固定して取り
付けたことを第4の特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はコンバインの正面斜視図で
あり、左右の走行装置1に支持されている走行機体2の
前方には、圃場の穀稈の刈り取りや走行機体2側に備え
られている脱穀部3側への搬送等を行う前処理部4が上
下揺動自在に支持されている。このとき上記前処理部4
のフレーム(刈取フレーム)6には、先端に分草体7が
取り付けられた分草フレーム8が前方に延出して左右方
向に複数備えられている。
あり、左右の走行装置1に支持されている走行機体2の
前方には、圃場の穀稈の刈り取りや走行機体2側に備え
られている脱穀部3側への搬送等を行う前処理部4が上
下揺動自在に支持されている。このとき上記前処理部4
のフレーム(刈取フレーム)6には、先端に分草体7が
取り付けられた分草フレーム8が前方に延出して左右方
向に複数備えられている。
【0009】そして上記分草体7の後方且つ走行機体2
の前方位置には、図1〜図3に示されるように、刈取穀
稈の引起しを行う引起装置9が、下端側が上記分草フレ
ーム8にプレート状の支持板11aを備えた支持ステー
11を介して、上端側が分草フレーム8側から立設され
た駆動伝動ケース12側にギヤケース13を介してそれ
ぞれ取り付けられて斜設されている。
の前方位置には、図1〜図3に示されるように、刈取穀
稈の引起しを行う引起装置9が、下端側が上記分草フレ
ーム8にプレート状の支持板11aを備えた支持ステー
11を介して、上端側が分草フレーム8側から立設され
た駆動伝動ケース12側にギヤケース13を介してそれ
ぞれ取り付けられて斜設されている。
【0010】このとき上記引起装置9内には、図2,図
3に示されるように上下端側にスプロケット14,16
が軸支されているとともに、該スプロケット14,16
に複数の引起爪17が倒伏自在に取り付けられている引
起チェーン18が巻掛けられており、引起装置9は従来
同様上方のスプロケット14に駆動伝動ケース12側か
ら駆動力が入力される構造となっている。
3に示されるように上下端側にスプロケット14,16
が軸支されているとともに、該スプロケット14,16
に複数の引起爪17が倒伏自在に取り付けられている引
起チェーン18が巻掛けられており、引起装置9は従来
同様上方のスプロケット14に駆動伝動ケース12側か
ら駆動力が入力される構造となっている。
【0011】これによって引起装置9は従来同様上記駆
動力で引起チェーン18を回して、引起爪17を穀稈の
引起し方向(上方)に移動させながら、走行機体2の左
右方向に突出させ、この走行機体2の左右方向に突出し
て移動する引起爪17により圃場の穀稈を引き起こす。
そして引き起こされた穀稈は、前処理部4側に設けられ
たスターホイールや扱深搬送体等の引起装置9の後方の
搬送部に案内されて送られ、刈り取られた後、脱穀部3
側に搬送される。
動力で引起チェーン18を回して、引起爪17を穀稈の
引起し方向(上方)に移動させながら、走行機体2の左
右方向に突出させ、この走行機体2の左右方向に突出し
て移動する引起爪17により圃場の穀稈を引き起こす。
そして引き起こされた穀稈は、前処理部4側に設けられ
たスターホイールや扱深搬送体等の引起装置9の後方の
搬送部に案内されて送られ、刈り取られた後、脱穀部3
側に搬送される。
【0012】なお引起装置9は図2等に示されるよう
に、引起爪17(スプロケット14,16)を支持する
取付フレーム19,引起爪17と取付フレーム19との
間に設けられ、上記のように穀稈の引起し方向に移動す
る引起爪17の移動を案内する従来公知の爪ガイド2
1,取付フレーム19と共に引起爪17を挟持支持する
正面フレーム22,取付フレーム19に着脱自在に取り
付けられ、前記正面フレーム22の正面側から引起装置
9を覆うカバー23等により構成された従来公知の装置
であり、この引起装置9は取付フレーム19が上記支持
ステー11(支持板11a)及びギヤケース13に取り
付けられて、前述のように前処理部4側に設けられてい
る。
に、引起爪17(スプロケット14,16)を支持する
取付フレーム19,引起爪17と取付フレーム19との
間に設けられ、上記のように穀稈の引起し方向に移動す
る引起爪17の移動を案内する従来公知の爪ガイド2
1,取付フレーム19と共に引起爪17を挟持支持する
正面フレーム22,取付フレーム19に着脱自在に取り
付けられ、前記正面フレーム22の正面側から引起装置
9を覆うカバー23等により構成された従来公知の装置
であり、この引起装置9は取付フレーム19が上記支持
ステー11(支持板11a)及びギヤケース13に取り
付けられて、前述のように前処理部4側に設けられてい
る。
【0013】このとき爪ガイド21は取付フレーム19
に着脱自在に取り付けられて支持されており、次に上記
爪ガイド21と取付フレーム19との取付構造について
説明する。図2〜図4に示されるように上記爪ガイド2
1には下方が開放されたフック状の係止部26が背面側
(取付フレーム19側)に突出して上下方向に複数設け
られており、一方取付フレーム19には上記係止部26
の係止が可能な係止孔27が、上記爪ガイド21を取付
フレーム19の取付位置に配置した際に係止部26と相
対する位置に穿設されている。
に着脱自在に取り付けられて支持されており、次に上記
爪ガイド21と取付フレーム19との取付構造について
説明する。図2〜図4に示されるように上記爪ガイド2
1には下方が開放されたフック状の係止部26が背面側
(取付フレーム19側)に突出して上下方向に複数設け
られており、一方取付フレーム19には上記係止部26
の係止が可能な係止孔27が、上記爪ガイド21を取付
フレーム19の取付位置に配置した際に係止部26と相
対する位置に穿設されている。
【0014】つまり爪ガイド21と取付フレーム19と
の間に、上記係止部26と係止孔27により構成される
互いに係脱可能な係脱部28が形成され、図4に示され
るように係止部26を係止孔27に上方(係止部26は
下方が開放されたフックであるため)から挿入して互い
に係止せしめることにより、爪ガイド21が取付フレー
ム19に係止されて支持される。このとき爪ガイド21
の正面側には不要な(係脱部28に関わる)突起が発生
せず、引起爪17は円滑に上方に移動する。
の間に、上記係止部26と係止孔27により構成される
互いに係脱可能な係脱部28が形成され、図4に示され
るように係止部26を係止孔27に上方(係止部26は
下方が開放されたフックであるため)から挿入して互い
に係止せしめることにより、爪ガイド21が取付フレー
ム19に係止されて支持される。このとき爪ガイド21
の正面側には不要な(係脱部28に関わる)突起が発生
せず、引起爪17は円滑に上方に移動する。
【0015】なお係止部26が係止孔27に下方に向か
って挿入される(差し込まれる)ため、図5(a),
(b)に示されるように、引起爪17の進行(移動)の
下手側(進行方向側)となる係止孔27の上方側が係止
部26によってカバーされる。つまり係止部26は係止
孔27における引起爪17の進行下手(下流)側を覆う
ように係止孔27に対して係合され、これにより引起爪
17の移動が係止孔27により妨げられることがなく、
引起爪17は円滑に移動せしめられる。
って挿入される(差し込まれる)ため、図5(a),
(b)に示されるように、引起爪17の進行(移動)の
下手側(進行方向側)となる係止孔27の上方側が係止
部26によってカバーされる。つまり係止部26は係止
孔27における引起爪17の進行下手(下流)側を覆う
ように係止孔27に対して係合され、これにより引起爪
17の移動が係止孔27により妨げられることがなく、
引起爪17は円滑に移動せしめられる。
【0016】そして爪ガイド21には爪ガイド21に溶
着されて後方に突出するボルト(溶接ボルト)29が設
けられているが、取付フレーム19には該溶接ボルト2
9を挿通せしめる上下方向の長孔31が穿設されてお
り、上記のように爪ガイド21を取付フレーム19に係
止すると上記長孔31から溶接ボルト29が突出し、図
6に示されるように該溶接ボルト29をナット32を介
して支持板11aに固定することで取付フレーム19が
支持ステー11(支持板11a)と爪ガイド21に挟持
されて、取付フレーム19の下方側が分草フレーム8側
に固定される。
着されて後方に突出するボルト(溶接ボルト)29が設
けられているが、取付フレーム19には該溶接ボルト2
9を挿通せしめる上下方向の長孔31が穿設されてお
り、上記のように爪ガイド21を取付フレーム19に係
止すると上記長孔31から溶接ボルト29が突出し、図
6に示されるように該溶接ボルト29をナット32を介
して支持板11aに固定することで取付フレーム19が
支持ステー11(支持板11a)と爪ガイド21に挟持
されて、取付フレーム19の下方側が分草フレーム8側
に固定される。
【0017】一方爪ガイド21には図2等に示されるよ
うに、爪ガイド21を上記のように取付フレーム19に
取り付けた際に取付フレーム19の側方から背面側(後
方)に突出する取付部33が備えられており、刈取穀稈
を前処理部4側に設けられた前述した後方の搬送部まで
ガイドするガイド板34が、図2,図7に示されるよう
に該取付部33を介してボルトナット36により取付フ
レーム19を挟持するように取り付けられている。
うに、爪ガイド21を上記のように取付フレーム19に
取り付けた際に取付フレーム19の側方から背面側(後
方)に突出する取付部33が備えられており、刈取穀稈
を前処理部4側に設けられた前述した後方の搬送部まで
ガイドするガイド板34が、図2,図7に示されるよう
に該取付部33を介してボルトナット36により取付フ
レーム19を挟持するように取り付けられている。
【0018】以上に示されるように爪ガイド21が上記
構造の係脱部28を介して取付フレーム19に着脱自在
に取り付けられるため、取付フレーム19に対して爪ガ
イド21を容易に着脱することができ、爪ガイド21が
引起爪17の移動等により摩耗した場合等において爪ガ
イド21のみを容易に交換することができ、取付フレー
ム19を交換する必要が無いため、交換作業を容易に行
うことができるほかコスト的にも有利となっている。
構造の係脱部28を介して取付フレーム19に着脱自在
に取り付けられるため、取付フレーム19に対して爪ガ
イド21を容易に着脱することができ、爪ガイド21が
引起爪17の移動等により摩耗した場合等において爪ガ
イド21のみを容易に交換することができ、取付フレー
ム19を交換する必要が無いため、交換作業を容易に行
うことができるほかコスト的にも有利となっている。
【0019】このとき取付フレーム19は、爪ガイド2
1の交換により下方側が支持ステー11と分離しても上
方側がギヤケース13を介して駆動伝動ケース12に取
り付けられているため、機体2(前処理部4)側に支持
された状態で爪ガイド21の交換を行うことができ、爪
ガイド21の交換作業の作業性は比較的高く、特に爪ガ
イド21が取付フレーム19にフック等により構成され
る係脱部28を介して係止される構造であるため、着脱
作業はより容易である。なお長穴31により爪ガイド2
1の取り付け位置は容易に調節することができる。
1の交換により下方側が支持ステー11と分離しても上
方側がギヤケース13を介して駆動伝動ケース12に取
り付けられているため、機体2(前処理部4)側に支持
された状態で爪ガイド21の交換を行うことができ、爪
ガイド21の交換作業の作業性は比較的高く、特に爪ガ
イド21が取付フレーム19にフック等により構成され
る係脱部28を介して係止される構造であるため、着脱
作業はより容易である。なお長穴31により爪ガイド2
1の取り付け位置は容易に調節することができる。
【0020】また以上に示されるように爪ガイド21は
取付フレーム19と一体的に固定されるが、爪ガイド2
1は支持ステー11(支持板11a)とガイド板34に
より取付フレーム19を挟持した状態で取付フレーム1
9に締着固定されるため、爪ガイド21と取付フレーム
19は密着され、がたが少なくなり、振動等による爪ガ
イド21の外れや上記がたに起因する騒音の発生等が減
少する。
取付フレーム19と一体的に固定されるが、爪ガイド2
1は支持ステー11(支持板11a)とガイド板34に
より取付フレーム19を挟持した状態で取付フレーム1
9に締着固定されるため、爪ガイド21と取付フレーム
19は密着され、がたが少なくなり、振動等による爪ガ
イド21の外れや上記がたに起因する騒音の発生等が減
少する。
【0021】なお上記実施形態では爪ガイド21は金属
材料で形成されており、上記のように溶接ボルト29が
溶着されているが、爪ガイド21を樹脂材料で形成し、
爪ガイド21の軽量化を図ってもよい。ただし溶接ボル
ト29を溶着することはできないため、溶接ボルト29
を単独に分離されたボルトとし、爪ガイド21をこの単
独のボルトで取付フレーム19を挟持して支持ステー1
1に固定する、または爪ガイド21とボルトとを接着す
る等の構造とする必要がある。このとき爪ガイド21が
樹脂材料で形成されていると、爪ガイド21の加工時の
かえり等が少なく、該かえりによる引起爪17の損傷が
防止される。
材料で形成されており、上記のように溶接ボルト29が
溶着されているが、爪ガイド21を樹脂材料で形成し、
爪ガイド21の軽量化を図ってもよい。ただし溶接ボル
ト29を溶着することはできないため、溶接ボルト29
を単独に分離されたボルトとし、爪ガイド21をこの単
独のボルトで取付フレーム19を挟持して支持ステー1
1に固定する、または爪ガイド21とボルトとを接着す
る等の構造とする必要がある。このとき爪ガイド21が
樹脂材料で形成されていると、爪ガイド21の加工時の
かえり等が少なく、該かえりによる引起爪17の損傷が
防止される。
【0022】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、取付フレームに対して爪ガイドを容易に着脱す
ることができるため、爪ガイドが引起爪の移動により摩
耗した場合等において爪ガイドのみを容易に交換するこ
とができる他、取付フレームが機体側に支持された状態
で爪ガイドの交換を行うことができ作業性が比較的高い
という利点がある。特に爪ガイドを取付フレームにフッ
ク等で形成される係脱部を介して係止するものは着脱が
より容易となる。
よれば、取付フレームに対して爪ガイドを容易に着脱す
ることができるため、爪ガイドが引起爪の移動により摩
耗した場合等において爪ガイドのみを容易に交換するこ
とができる他、取付フレームが機体側に支持された状態
で爪ガイドの交換を行うことができ作業性が比較的高い
という利点がある。特に爪ガイドを取付フレームにフッ
ク等で形成される係脱部を介して係止するものは着脱が
より容易となる。
【0023】また爪ガイドが樹脂材料で形成されている
と、爪ガイドの加工時のかえり等が少なく、該かえりに
よる引起爪の損傷が防止される他、爪ガイドが軽量化さ
れ着脱作業が容易になる等の利点もある。そしてガイド
板を、爪ガイドとガイド板により取付フレームを挟持す
るように爪ガイドを取り付けることにより、爪ガイドと
取付フレームが密着され、取付フレームに対する爪ガイ
ドのがたが減少する。
と、爪ガイドの加工時のかえり等が少なく、該かえりに
よる引起爪の損傷が防止される他、爪ガイドが軽量化さ
れ着脱作業が容易になる等の利点もある。そしてガイド
板を、爪ガイドとガイド板により取付フレームを挟持す
るように爪ガイドを取り付けることにより、爪ガイドと
取付フレームが密着され、取付フレームに対する爪ガイ
ドのがたが減少する。
【図1】コンバインの正面斜視図である。
【図2】引起装置の分解斜視図である。
【図3】引起装置の要部側断面図である。
【図4】係脱部の分解斜視図である。
【図5】(a),(b)は、係脱部の係止状態を示す要
部側断面図及びA−A断面図である。
部側断面図及びA−A断面図である。
【図6】爪ガイドと支持ステーとの固定状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図7】爪ガイドとガイド板との取り付け状態を示す要
部平断面図である。
部平断面図である。
2 走行機体 6 刈取フレーム 9 引起装置 17 引起爪 21 爪ガイド 19 取付フレーム 28 係脱部 34 ガイド板
Claims (4)
- 【請求項1】 走行機体(2)の前方の刈取フレーム
(6)に刈取穀稈の引起しを行う引起装置(9)を斜設
し、上記引起装置(9)内に、穀稈の引起し方向に移動
する引起爪(17)の移動を案内する爪ガイド(21)
と、該爪ガイド(21)を支持して刈取フレーム(6)
側に取り付けられる取付フレーム(19)とを設けた装
置において、爪ガイド(21)を取付フレーム(19)
に着脱自在に取り付けた刈取用引起装置。 - 【請求項2】 爪ガイド(21)と取付フレーム(1
9)との間に、互いに係脱可能な係脱部(28)を設
け、該係脱部(28)を介して爪ガイド(21)と取付
フレーム(19)の係脱を行う構成とした請求項1の刈
取用引起装置。 - 【請求項3】 爪ガイド(21)を樹脂材料で形成した
請求項1又は2の刈取用引起装置。 - 【請求項4】 爪ガイド(21)に刈取穀稈を後方の搬
送部までガイドするガイド板(34)を設け、該ガイド
板(34)と爪ガイド(21)により取付フレーム(1
9)を挟持するようにガイド板(34)を爪ガイド(2
1)側に締着固定して取り付けた請求項1又は2又は3
の刈取用引起装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26086397A JPH1175479A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 刈取用引起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26086397A JPH1175479A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 刈取用引起装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1175479A true JPH1175479A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17353811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26086397A Pending JPH1175479A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 刈取用引起装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1175479A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220223A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 刈取収穫機の引起し装置 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP26086397A patent/JPH1175479A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220223A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 刈取収穫機の引起し装置 |
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