JPH1175026A - 画像読み取り装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JPH1175026A
JPH1175026A JP9234141A JP23414197A JPH1175026A JP H1175026 A JPH1175026 A JP H1175026A JP 9234141 A JP9234141 A JP 9234141A JP 23414197 A JP23414197 A JP 23414197A JP H1175026 A JPH1175026 A JP H1175026A
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reading
image
image data
film
unit
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JP9234141A
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Yoshihiro Wada
義弘 和田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムスキャナにおいて読み取った画像デ
ータを外部コンピュータに転送する場合、外部コンピュ
ータが転送受付けを停止したとき、フィルムを送るモー
タを停止させた後のオーバーラン分と再読み取り時の加
速分とを巻戻す処理時間を短縮する。 【解決手段】 システムコントローラ111は読み取り
を行う前に、外部機器114から設定されたフィルムの
1コマ当りの画像データ量とラインバッファ109の容
量とに基づいて読み取り可能なコマ数を算出しておく。
読み取り時には、副走査モータ115によりフィルムホ
ルダ102を上記算出されたコマ数分だけ移動させた
後、一旦停止させ、ラインバッファ109を読み出して
転送する。次に、設定された読み取りコマ数まで残りの
コマの読み取りを再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新フィルムフォー
マットのAPS(Advanced Photo System “新写真シス
テム”ともいう)フィルムやスライドマウントに保持さ
れたフィルム等の透過原稿を読み取りホストコンピュー
タ等に出力するフィルムスキャナに用いて好適な画像読
み取り装置及びこの画像読み取り装置に用いられるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルム画像をパソコンへ入力す
るためのフィルムスキャナにおいては、まずネガフィル
ムの場合は6コマ分をネガ用ホルダに装着し、ポジフィ
ルムの場合は1から6コマの所要のスライドマウントを
ポジ用ホルダに装着し、また新フィルムフォーマットの
APSの場合は、15コマ撮り、25コマ撮り、40コ
マ撮りのいずれかのカートリッジをカートリッジ用ホル
ダに装着し、これらのホルダをスキャナ本体に挿入し
て、低い解像度で全コマを高速にスキャンし、全コマの
縮小画像をパソコン上に表示させる(プレビュー)。次
に、プレビュー画面上で読み取るコマを指定し、所要解
像度で本スキャンし、画像データをパソコンへ送るよう
にしている。
【0003】図25に従来のフィルムスキャナの構成を
示す。2801は照明光源、2802は透過原稿である
フィルムを保持するフィルムホルダであり、このフィル
ムホルダ2802は紙面上のY方向へ移動可能になされ
ている。図22は135ネガフィルム用フィルムホルダ
の略図であり、このフィルムホルダは図22のD方向に
副走査移動するようになされている。図25に戻り、2
803は結像レンズ系、2804はCCDリニアイメー
ジセンサ(以下リニアイメージセンサと称す)であり、
このリニアイメージセンサ2804は紙面上のZ方向が
長手方向になるように配置されている。この位置関係に
より、リニアイメージセンサ2804の長手方向である
主走査方向とフィルムホルダ2802の移動方向である
副走査方向とは直角の関係になっている。
【0004】ここで、カラー画像を読み取る場合、照明
光源2801とリニアイメージセンサ2804との間で
以下のようなバリエーションが考えられる。 照明光源 リニアイメージセンサ 読み取り (1) 白色 3ライン RGB同時出力 (2) 3色(RGB発光) 1ライン RGB時分割 (3) 白色(RGBフィルタ) 1ライン RGB時分割
【0005】上記(1)〜(3)にはそれぞれ長所短所
があり、工夫がなされるところである。ここでは(1)
の組み合わせを例にとり説明を進める。2805はアナ
ログ画像処理回路であり、リニアイメージセンサ280
4から出力されたアナログ画像信号のゲイン設定やクラ
ンプ処理を行う。2806はA/D変換器であり、アナ
ログ信号をディジタル信号に変換する。2807は画像
処理手段であり、画像処理とCCD駆動パルス等の処理
を行うもので、ゲートアレイで構成されており、高速に
各種処理を行うことができる。2808はラインバッフ
ァであり、画像データを一時的に記憶する部分である。
2809はインターフェイス部であり、2810で示す
パソコン等の外部機器と通信するためのものである。
【0006】2811はフィルムスキャナ全体のシーケ
ンスを記憶したシステムコントローラであり、外部機器
2810からの命令に従って各種動作を行わせるもので
ある。2812はシステムコントローラ2811と画像
処理手段2807とラインバッファ2808とインター
フェイス部2809とをつなぐCPUバスであり、アド
レスバスとデータバスによって構成されている。281
3はフィルムホルダ2802を副走査方向に移動させる
ための副走査モータであり、ここではステッピングモー
タである。2814はシステムコントローラ2811か
らの命令に従って副走査モータ2813を駆動させるた
めの副走査モータドライバ、2815は副走査の基準位
置を検出するための副走査位置検出手段であり、フォト
インターラプタを用いてフィルムホルダ2802の突起
形状を検出している。2816は照明光源2801を点
灯するための光源点灯回路である。
【0007】従来のフィルムスキャナは以上のように構
成されており、システムコントローラ2811のソフト
(ファームウエア)とパソコンのような外部機器281
0からフィルムスキャナを操作するためのソフト(以下
ドライバソフト)との通信によって画像データを外部機
器2810へ入力するようになされている。
【0008】その手順を図26のフローチャートにより
簡単に説明する。ここでは、フィルムスキャナと外部機
器2810の電源が入り、外部機器2810のドライバ
ソフトが起動している状態で、ユーザがフィルムを所定
の位置へ挿入し終えているものとする。 S2901:ユーザが外部機器2810のドライバソフ
トからプレビュー命令を指示する。外部機器2810
は、フィルムの種類、読み取りコマ番号(ここでは全コ
マ)、読み取り解像度(低解像度)の指定された情報を
フィルムスキャナへ通信する。 S2902:フィルムスキャナのシステムコントローラ
2811はフィルムの種類、読み取りコマ番号、読み取
り解像度等の指定された情報を設定し、電気的な準備を
行う。 S2903:システムコントローラ2811は副走査位
置検出手段2815の副走査位置の情報を読み取り、フ
ィルムが初期位置にくるように副走査モータ2813を
制御する。
【0009】S2904:システムコントローラ281
1は光源点灯回路2816に光源オンの命令を出し、照
明光源2801を点灯させる。 S2905:システムコントローラ2811は1ライン
読み取りに関するタイミングパルス(リニアイメージセ
ンサ2804駆動パルス、RAMアドレス制御パルス
等)を出力するように命令を出す。 S2906:所定の露光時間でライン毎に画像データを
読み込み、かつ所定の速度で副走査モータ2813を駆
動する。その後、画像処理手段2807により画像処理
を行い、一旦ラインバッファ2808に格納する。シス
テムコントローラ2811はインターフェイス部280
9を介して外部機器2810とハンドシェイクを取りつ
つ、画像データを出力する。ここでシステムコントロー
ラ2811は各コマの位置を意識することなく、各コマ
が連続した1枚の長い画像として出力する。 S2907:設定された画像読み取りコマ数(ここでは
全コマ)をスキャンし終えたら、システムコントローラ
2811は副走査モータ2813を駆動し、初期位置へ
戻す。また、照明光源2801を消灯させ、画像データ
が総て出力されしだい各機能を停止させる。
【0010】S2908:システムコントローラ281
1は次のコマンドを持つ。 S2909:外部機器2810は画像データを受け取
り、順次表示して各コマの全体像をユーザへ提供する。 S2910:ユーザはプレビューされた各コマ画像デー
タを見て、画像取込条件を更に設定し、本スキャンを命
令する。ここでもS2901と同様にフィルムの種類、
読み取りコマ番号(ここではユーザが指定したコマ)、
読み取り解像度(ユーザ指定の解像度)の指定された情
報をフィルムスキャナに通信する。 S2911:フィルムスキャナは読み込み条件を受け取
り、S2902からS2908までの動作を本スキャン
用の条件で実行する。 S2912:外部機器2810へ送られた画像データは
ソフトにより表示され、別の記憶媒体(ハードディス
ク、光磁気ディスク、フロッピーディスク等)に保存す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術を用いて全コマのプレビュー画像情報を読み
取る場合、外部機器とハンドシェイクしつつ画像転送す
るため、フィルム読み取り中、外部機器のメモリ不足や
処理時間の遅れ等により、一時的に画像転送の受け付け
を停止する場合がある。このときフィルムスキャナはモ
ータを停止しなければならないが、機械的動作であるた
め必ずオーバランすることになる。その後、外部機器の
データ受け取り準備ができたとき、フィルムスキャナは
フィルムをオーバーランした分と所要読み取り速度に達
するまでの加速分との距離を巻き戻し、読み込み動作を
再開しなければならない。
【0012】一般的に外部機器は煩雑に画像転送の一時
停止を行うため、フィルムスキャナはその都度時間のか
かるフィルムの巻き戻し処理を繰り返し行うことにな
り、全体の処理時間の低下を招いていた。また、フィル
ムのコマ途中で停止、巻き戻し、巻き上げ、再読み込み
を行うことで、画像のずれが生じたとき目立つという問
題もあった。
【0013】本発明は、上記のような状況のもとでなさ
れたもので、特にAPSフィルムのようにコマ数が多い
フィルムをプレビューする場合、時間のかかるフィルム
の巻き戻し処理を省き、高品位な画像読み取りのできる
フィルムスキャナ等の画像読み取り装置及びコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体を提供することを目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による画像読み取
り装置においては、画面単位に画像が形成された原稿を
主走査方向に読み取り、画像データを出力する読み取り
手段と、上記原稿と読み取り手段を相対的に副走査方向
に移動させる移動手段と、上記読み取られた画像データ
を格納する格納手段と、上記読み取りを行う前に、上記
格納手段の空き容量と上記画面当りの画像データ量とに
基づいて上記原稿から読み取り可能な画面数を算出する
算出手段と、上記読み取りを行う際に、上記副走査方向
の相対的な移動長さが上記算出された画面数に応じた長
さとなるように上記移動手段を制御する制御手段とを設
けている。
【0015】また、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体においては、画面単位に画像が形成され
た原稿を読み取り手段により主走査方向に読み取り、画
像データを出力する処理と、上記原稿と読み取り手段を
移動手段により相対的に副走査方向に移動させる処理
と、上記読み取られた画像データを格納手段に格納する
処理と、上記読み取りを行う前に、上記格納手段の空き
容量と上記画面当りの画像データ量とに基づいて上記原
稿から読み取り可能な画面数を算出する処理と、上記読
み取りを行う際に、上記副走査方向の相対的な移動長さ
が上記算出された画面数に応じた長さとなるように上記
移動手段を制御する処理とを実行するためのプログラム
を記録している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をフィルムスキャナ
に適用した場合の実施の形態について説明する。本実施
の形態は、フィルムホルダに装着した35mmフィルム
を読み取るものであるが、本発明はこれに限定されるも
のでなく、APSフィルム、またはAPSフィルム以外
のコマデータを記録したフィルムでも実施することがで
きる。また、本実施の形態では外部機器とのインターフ
ェイスとしてSCSI(Small Computer System Interf
ace )を用いたが、これに限らず他の種類のインターフ
ェイスでも実施することができる。
【0017】図1は本発明の実施の形態によるフィルム
スキャナのブロック図である。図1において、101は
照明光源であり、冷陰極管等が用いられる。102は透
過原稿であるフィルムを保持するフィルムホルダであ
り、紙面上のY方向へ移動可能になされている。103
は結像レンズ系、104はCCDリニアイメージセンサ
(以下リニアイメージセンサと称す)であり、このリニ
アイメージセンサ104は紙面上のZ方向が長手方向に
なるように配置されている。この位置関係により、リニ
アイメージセンサ104の長手方向である主走査方向と
フィルムホルダ102の移動方向である副走査方向とは
直角の関係になる。105は焦点固定部材であり、リニ
アイメージセンサ104を結像レンズ系103の像面近
傍に保持し、一体化して光学軸方向、すなわち紙面上の
X方向に移動可能になされている。106は黒レベル補
正回路であり、リニアイメージセンサ104から出力さ
れたアナログ画像信号の黒レベルの調整を行う。
【0018】107はA/D変換器であり、黒レベル補
正回路106で処理後のアナログ信号をディジタル信号
に変換する。108は画像処理手段であり、後述する画
像処理とCCD駆動パルス等の処理を行うもので、ゲー
トアレイで構成されており、高速に各種処理を行うこと
ができる。109はラインバッファで、画像データを一
時的に記憶する部分であり、汎用のランダムアクセスメ
モリで実現している。110はインターフェイス部であ
り、パソコン等の外部機器114と通信するためのもの
である。111はフィルムスキャナ全体のシーケンスを
記憶したCPUを含むシステムコントローラであり、外
部機器114からの命令に従って各種動作を行わせるも
のである。112は黒レベル補正回路106の基準電圧
を出力するD/A変換器である。
【0019】113はシステムコントローラ111と画
像処理手段108とラインバッファ109とインターフ
ェイス部110とをつなぐCPUバスであり、アドレス
バスとデータバスによって構成されている。115はフ
ィルムホルダ102を副走査方向に移動させるための副
走査モータであり、ここではステッピングモータであ
る。116はシステムコントローラ111からの命令に
従って副走査モータ115を駆動させるための副走査モ
ータドライバ、117は副走査の基準位置を検出するた
めの副走査位置検出手段であり、フォトインターラプタ
を用いてフィルムホルダ102の突起形状を検出してい
る。
【0020】118は照明光源101を点灯するための
光源点灯回路であり、いわゆるインバータ回路である。
120はリニアイメージセンサ104を駆動するための
駆動信号、121は入力信号をサンプルホールドするた
めのサンプルホールド制御信号である。122は画像処
理を行う際のワーキングエリアとしてのRAMであり、
オフセットRAMと呼ぶ。このオフセットRAM122
は、後述するシェーディング補正、カラーデータ合成等
の各種データや画像データの一時記憶を行う。123は
焦点固定部材105を光軸方向に移動させるフォーカス
モータ、124はフォーカスモータ123へ駆動信号を
供給するフォーカスモータドライバ、125は焦点固定
部材105の初期位置を検出する焦点位置検出手段であ
る。130はガンマカーブデータを記憶し、ガンマ補正
を行うためのガンマRAMである。
【0021】131は、システムコントローラ111の
CPUが用いるプログラムを記録した本発明による記憶
媒体としてのメモリであり、後述する図19、図20、
図21、図24に示すフローチャートによる処理を実行
するためのプログラムが記録されている。このメモリ1
31としては半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディス
ク、磁気媒体等を用いることができる。
【0022】図2に画像処理手段108に関する部分の
詳細な構成を示す。図2において、104は3ラインの
リニアイメージセンサであり、受光面は図3に示すよう
な形状である。3ラインリニアイメージセンサは、数ミ
クロン角の受光素子を数千個、赤、緑、青読み取り用に
各1列(計3列)並べ、さらに走査機能を持たせるため
の回路も組み込んだワンチップの光電変換素子である。
図3において、301は緑受光部、302は青受光部、
303は赤受光部であり、それぞれ一定の間隔をおいて
平行に配置されている。
【0023】図4に上記受光部の構成を示す。ここでは
代表として青受光部302を拡大して示している。受光
部401に光があたると、フォトダイオード402が光
量に比例した電荷を発生させ、403の方向に電流が流
れる。これによりコンデンサ404に光量に応じた電荷
が蓄積される。受光部401に蓄えられた電荷は、シフ
ト部405のスイッチ(SW)406の接点が閉じる
(すべての接点が同時に閉じる)ことにより、全画素の
電荷が同時に転送部407に送られる。転送部407に
送られた電荷は408と409で示す位相が異なる転送
パルスで主走査方向に転送され、増幅部410によって
電圧信号に変換され、外部に出力される。ここで、外部
からの信号(SW406の制御信号、転送パルス40
8、409等)は図1の120で示すCCD駆動信号で
あり、画像処理手段108より所定のタイミングで出力
されるものである。
【0024】リニアイメージセンサ104からの出力信
号(CCD出力)は転送部407の出力を増幅しただけ
であり、信号基準がどこにあるか不安定である。そこ
で、リニアイメージセンサ出力を調整してA/D変換器
107への入力信号の最大値が5Vになるよう画像の黒
レベルを一定にする処理を黒レベル補正回路106で行
う。図5に黒レベル補正回路106の構成及びその付近
を示す。図示のように黒レベル補正回路106はオペア
ンプ、抵抗等により構成されている。図5において、シ
ステムコントローラ111のCPUはA/D変換器10
7へ入力される電圧を監視している。A/D変換器10
7に5V以上の電圧が入力された場合、システムコント
ローラ111のCPUはA/D変換された画像データを
基にリニアイメージセンサ104からの画像信号(CC
D出力)が5V以下になるようなデータを生成する。生
成されたデータはD/A変換器112でアナログ信号に
変換され、画像信号に加算される。以上の作用によりA
/D変換器107に入力される電圧が引き下げられ、黒
のレベルが安定したものとなる。
【0025】黒レベル補正された画像信号(アナログ信
号)は、図1に示すようにA/D変換器107へ入力さ
れる。図6はA/D変換器107の付近を示すもので、
画像処理手段108からの制御信号121で制御されて
いる。この制御信号121は図6のRSHCK、GSH
CK、BSHCKのことであり、サンプルホールド信号
として機能している。これにより、画像信号は赤画像信
号、緑画像信号、青画像信号の順にA/D変換器107
で10ビットの画像データ(ディジタル信号)に変換さ
れる。A/D変換器107の基準電圧Tの端子と基準電
圧Bの端子にはそれぞれ+5Vと+2.5Vの基準電圧
が印加されており、A/D変換器107は入力信号が5
Vのときに“0”を出力し、入力信号が2.5Vのとき
に“1023”を出力するようになされている。
【0026】A/D変換器107からのディジタル画像
データは図1、図2の画像処理手段108に送られて以
下の画像処理が行われる。図2において、201はディ
ジタルAGC(Auto Gain Control )回路であり、図7
に示すようにして、各色画像データのバランスをとる動
作を行う。まず、黒レベル補正回路106により安定し
た黒レベルが確保された上で、更にディジタル黒レベル
補正を行う。これは図7(a)の701で示す全体の画
像データから702で示すCCD出力の光学的黒に対応
する画素の部分の値を引き算することより実現される。
同図(b)の703はディジタル黒レベル補正後の画像
データである。さらに、各色の画像データを独立して1
倍〜2倍にすることにより各色のバランスをとる。同図
(c)の704はある1色の例であり、上記画像データ
703の最大値が“1023”になるようにAGCをか
けた例である。
【0027】図2において、202はシェーディング補
正回路である。図8はシェーディング補正を説明する図
であり、フィルム801を挿入しない場合は、各画素に
対応するリニアイメージセンサ104からの画像データ
は均一の値とはならない。これは、 (1)照明光源101としてのフィルム照明ランプの光
量は、両端部に比べて中央部が高い。 (2)レンズ103の透過光量は、周辺部に比べて中央
部が高い。 (3)リニアイメージセンサ104の各受光素子に感度
のバラツキがある。 ためであり、802で示すような画像信号出力になると
予想される。
【0028】このバラツキを補正して均一にするのがシ
ェーディング補正である。ここではフィルム801が挿
入される前に、赤、緑、青の受光素子がフィルムの挿入
される面上の主走査方向の光強度分布を読み取り、一旦
オフセットRAM122に書き込む。システムコントロ
ーラ111はオフセットRAM122に書き込んだデー
タを白色の目標濃度データと比較し、その差をシェーデ
ィングデータとしてオフセットRAM122へ書き込
む。フィルム走査時はシェーディングデータを利用して
画像データの補正を行うことになる。
【0029】図2において、203はガンマ補正回路で
あり、画像のコントラストの調整と同時に10ビット画
像データを8ビット画像データに変換する。図9はガン
マ補正を説明する図であり、同図(a)は濃度と画像デ
ータとの関係、同図(b)は横軸に入力画像データの値
(0〜1023)、縦軸に出力画像データの値(0〜2
55)とった場合のガンマ補正カーブの例を示してい
る。901はスルーパターンと呼ばれるガンマカーブ
で、入力10ビットデータを出力8ビットデータにその
まま変換する。902はハイコントラストパターンで、
画像の濃淡を強調するガンマ変換である。903はロー
コントラストパターンで、画像の濃淡を少なくするガン
マ変換である。このような変換は、外部機器114のソ
フト上にガンマ変換操作ウィンドウを表示させてガンマ
パターンを直接操作・設定することによりなされる。そ
のガンマカーブデータを通信によりシステムコントロー
ラ111へ送り、ガンマRAM130に記憶させ、そこ
で、入力される画像データに対して対応する値を出力す
ることにより、ガンマ変換を実現させている。
【0030】図2において、204はカラーデータ合成
回路であり、3ラインリニアイメージセンサ104のラ
インずれを修正する。図10に示すように、リニアイメ
ージセンサ104は赤色、緑色、青色を読み取るライン
がフィルムの動作方向(副走査方向)に対して平行に並
んでいるため、同一ラインの赤、緑、青の各画像データ
を同時に読み取るのではなく、数ラインずれたところを
読み取ることになる。そこで、各画像データをオフセッ
トRAM122に蓄積しておき、同一ラインの画像デー
タがオフセットRAM内122に揃ったとき、1ライン
のカラーデータとして出力するようにしている。
【0031】図2において、205は解像度変換/倍率
変換回路であり、図11に示すように、システムコント
ローラ111のCPUからの変換パラメータを入力する
ことにより、解像度と倍率が設定されるようになされて
いる。主走査方向の解像度変換/倍率変換の仕組みを図
12に示す。1301はリニアイメージセンサ104の
駆動信号120の一つであるCCD動作クロックであ
る。1302は基準クロックであり、CCD動作クロッ
クの2倍である。この基準クロック1302をもとに画
像処理を行うと、一画素分の出力を2つの画像データと
して扱うので、解像度は光学解像度の200%の出力画
像となる(つまり、これは光学解像度の1倍、倍率20
0%の指示を与えたことになる)。外部機器114から
光学解像度の1/2倍、倍率100%の指示を受けた場
合は、まず図11の解像度変換回路で1画素を読み出す
クロックを1/2に間引いて解像度変換クロック130
3を作成し、更に倍率変換回路で1/2に間引いて動作
クロック1304を作成することになる。
【0032】副走査方向の解像度変換/倍率変換の仕組
みを図13に示す。1401は副走査方向のサンプルポ
イントであり、解像度もしくは倍率を上げる場合は、フ
ィルムを低速で移動させ、図13(b)のようにサンプ
ルポイントを通常読み取り図13(a)よりも多くす
る。逆に解像度もしくは倍率を下げる場合は、フィルム
は通常と同じ速度で移動するが、図13(c)のように
読み取ったラインの一部をRAMへ書き込まないように
する。
【0033】図2において、206はフィルタ処理回路
であり、解像度変換/倍率変換回路205の変換による
画質低下を向上させるために、主走査補間、副走査補
間、アベレージング、スムージング、エッジ処理を階
調、解像度によって選択的に行う。フィルタの内容に関
しては公知であるため説明を省く。
【0034】207はマスキング処理回路であり、リニ
アイメージセンサ104のRGBのフィルタの透過特性
を補正するための回路である。図14の1501で示す
ように色のフィルタは決められた波長域の光のみを透過
し、それ以外の波長の光は遮るのが理想的である。しか
し、実際には1502で示すように不必要な波長の光を
含んで透過させてしまう。そこで、実際の特性を補正
し、理想特性に近づけるために、次のマスキング補正を
行う。
【0035】
【数1】
【0036】ここで、 Rin,Gin,Bin:マスキング補正回路への入力
信号 Rout,Gout,Bout:マスキング補正回路か
らの出力信号 Rr,Gr,Br:フィルタの補正係数 Rg,Gg,Bg:フィルタの補正係数 Rb,Gb,Bb:フィルタの補正係数
【0037】図2において、208は2値化処理/AE
処理回路である。ここでは、図15(a)のように、8
ビット多値データを1ビットで白黒を表現する2値の画
像データに変換することをいう。システムコントローラ
111が外部機器114より2値化処理を指示される
と、図15(b)の1601で示すスライスレベルレジ
スタにパラメータをセットする。そのデータをBとし、
8ビット多値データをAとすると、1602で示すコン
パレータでAとBを比較し、A>Bの場合は“1”を、
それ以外の場合は“0”をセットして2値データを出力
するように変換する。またAE処理として、フィルム走
査時に原稿の濃度が変化しても自動的にスライスレベル
を変化させ、再現性のよい2値データを出力する処理も
同時に行う。それは、フィルム走査中に1ライン毎の白
ピーク値と黒ピーク値を抜き出し、逐次最適なスライス
レベルを決定し、スライスレベルレジスタの内容を書き
換えることで実現している。
【0038】図2において、209はネガ/ポジ反転回
路であり、図16(a)に示すように、画像データの濃
度レベルを入力原稿に対して反転して出力する。このネ
ガ/ポジ反転回路は図16(b)に示すように、排他的
論理和ゲートによって構成されており、システムコント
ローラ111が反転信号“1”をセットすることによ
り、各画素のデータを反転する。
【0039】210は鏡像処理回路であり、図17のよ
うに画像データを主走査方向に180度回転させて鏡に
映した画像を得る。この処理はラインバッファ109に
書き込まれた画像データを逆方向から読み出すことで行
われる。
【0040】109はラインバッファであり、画像処理
の終わった画像データを一時的に保存するためのもので
ある。その構成は図18に示すように、書き込み用と読
み出し用の2つのブロックに分けられており、一方に書
き込まれているとき一方が読み出され、所定の容量まで
書き込みが終了した段階で書き込みから読み出しに切り
替わる。また、110はインターフェイス部であり、こ
こではSCSIコントローラで実現している。
【0041】次に、本フィルムスキャナと外部機器11
4の基本動作について説明する。図19(a)にフィル
ムスキャナの通信パターンの基本動作を示す。 S2001:フィルムスキャナの電源オン。 S2002:イニシャライズ。 S2003:コマンド待ちルーチン。外部機器114か
らの通信を持つ。コマンドがない場合は、S2003へ
戻る。コマンドがあった場合はS2004へ進む。 S2004:外部機器114との通信を始める。 S2005:コマンド待ち状態。コマンドがなければS
2005へ戻る。コマンドがあればS2006へ進む。 S2006:コマンドを受け取り、動作を実行する。実
行したことに対して逐次外部機器114へ情報を発信
し、S2005へ戻る。
【0042】図19(b)に外部機器の通信パターンの
基本動作を示す。 S2007:外部機器電源オン。 S2008:外部機器初期設定。 S2009:通信バス上のフィルムスキャナを検索す
る。 S2010:ドライバソフトを含むアプリケーションソ
フトを起動する。 S2011:ユーザはアプリケーションソフトの操作を
し、フィルムスキャナに何をさせるかを入力する。 S2012:アプリケーションソフトは動作命令を通信
コマンドとして作成し、ドライバソフトを介し、フィル
ムスキャナへ出力する。 S2013:アプリケーションソフトはドライバソフト
を介し、フィルムスキャナからの動作状態を受信し、画
面上でユーザへ情報を提供する。コマンド応答処理が終
わりしだいS2011へ戻る。
【0043】フィルムスキャナにおける上記S2006
のコマンド実行処理は、図20のような流れで処理され
る。 S2101:プレビューコマンドかどうかを判断する。
プレビューコマンドであればS2102へ進み、そうで
なければS2103へ進む。 S2102:プレビュー命令を実行するシーケンスを行
う。 S2103:フォーカス調整コマンドかどうかを判断す
る。フォーカス調整コマンドであればS2104へ進
み、そうでなければS2105へ進む。 S2104:フォーカス調整コマンドを実行するシーケ
ンスを行う。 S2105:本スキャンコマンドかどうかを判断する。
本スキャンコマンドであればS2106へ進み、そうで
なければS2107へ進む。 S2106:本スキャンコマンドを実行するシーケンス
を行う。
【0044】S2107:イジェクトコマンドかどうか
を判断する。イジェクトコマンドであればS2108へ
進み、そうでなければS2109へ進む。 S2108:イジェクトコマンドを実行するシーケンス
を行う。 S2109:フィルムタイプコマンドかどうかを判断す
る。フィルムタイプコマンドであればS2110へ進
み、そうでなければS2111へ進む。 S2110:フィルムタイプコマンドを実行するシーケ
ンスを行う。 S2111:その他のコマンドかどうかを判断する。そ
の他コマンドであればS2112へ進み、そうでなけれ
ばS2113へ進む。 S2112:その他のコマンドを実行するシーケンスを
行う。 S2113:異常コマンドが入力されたときの処理を行
う。 S2114:コマンド実行終了を外部機器114へ送信
し、コマンド実行ルーチンを終了する。
【0045】図21に上記S2106の本スキャン処理
の内容を示す。 S2501:本スキャンコマンドを受け取り、AEの指
定コマンドが含まれているかどうかの判断を行う。AE
の指定がある場合はS2502へ進み、指定されていな
い場合はS2507へ進む。 S2502:システムコントローラ111は副走査の初
期位置にくるように副走査モータ115を制御する。 S2503:システムコントローラ111は光源点灯回
路118に光源点灯命令を出す。 S2504:システムコントローラ111は解像度変換
/倍率変換回路205へ光量測定用の駆動パルスを設定
し、駆動信号120の発生を許可する。 S2505:スキャンを行い、光量測定よりフィルム濃
度の値を推測し、ゲインの値を算出する。 S2506:駆動信号120を停止する。 S2507:ゲインの値を設定する。
【0046】S2508:システムコントローラ111
は副走査の初期位置にくるように副走査モータ115を
制御する。 S2509:スキャンコマンド内の解像度に応じて副走
査モータ115の速度を設定する。 S2510:スキャンコマンド内の解像度に応じて解像
度変換/倍率変換回路205へ主走査方向の動作パルス
設定を行い、駆動信号120を発生させる。 S2511:スキャンコマンド内のスキャン範囲に応じ
て副走査方向のスキャン量と主走査方向の画像処理範囲
を決め、スキャンを行う。 S2512:S2510で発生させた駆動信号120を
停止する。 S2513:システムコントローラ111は光源消灯命
令を光源点灯回路118へ出す。 S2514:副走査位置検出手段117を監視して、副
走査モータ115をフィルム初期位置へ移動させる。 S2515:本スキャンコマンドを終える。
【0047】次に、ネガホルダに装着されたネガフィル
ムのプレビュー動作について説明する。ネガフィルムホ
ルダは図22のように格子状に構成され、6コマ分の穴
があいており、この穴にフィルムのコマを合わせてネガ
フィルムを装着する。各コマ穴の長さ(D方向)は34
mmでコマとの間隔は4mm、幅(C方向)は23mm
である。プレビュー開始時の初期位置はA点であり、A
点からコマ穴までの距離は2mmである。
【0048】外部機器114から送られるSCSIのプ
レビューコマンドのフォーマットは、例えば図23のよ
うに構成されている。バイト0はプレビューコマンドを
示すE8hが設定される。バイト1はLUN(Logicail
Unit Number)を設定する。バイト2でプレビューする
コマ数を設定する。バイト3〜9は拡張用のReserveバ
イトで0を入れておく。
【0049】まず外部機器114は、プレビューコマン
ドを発行する前に、不図示のSet Windowコマンドにより
プレビューの解像度、カラーモノクロの種別、1画素の
ビット数を設定し、不図示のDefine Scan modeコマンド
によりネガフィルムかポジフィルムかの種別を設定す
る。
【0050】ここで例えば、RGBカラー8ビット多値
で、ネガフィルムを解像度80DPI(Dot Per Inch)
として、1コマ当たりの画像データの計算をする。フィ
ルム幅23mm、解像度80DPIで計算すると、1ラ
イン当たりの画素数は、 23×80/25.4=約72画素 各画素RGB3バイトあるので、 72×3=216バイト
【0051】1コマあたりの幅はコマとコマの間隔を含
めて計算すると38mmなので、ライン数は、 38×80/25.4=約120ライン 従って、1コマあたりの画像データ量は、 216×120=25920バイト フィルムスキャナのラインバッファ109の容量が13
1072バイトであるとすると、25920×5=12
9600<131072で5コマ分のプレビュー画像が
一度に格納できる。
【0052】ここで、外部機器114から6コマのプレ
ビューコマンドが来るとする。フィルムスキャナは前述
の計算により、まず5コマ分をラインバッファ109に
読み込んで、図22のB点で停止すればよいことにな
る。その後、フィルムスキャナは外部機器114とハン
ドシェイクしながら5コマ分のデータを転送する。すで
にモータ駆動等の機械動作は終了しているので、外部機
器114の都合で転送の一時停止を繰り返しても、モー
タ停止→巻き戻し→再スタートのシーケンスが不要で、
かつフィルムが停止したのがコマとコマとの中間なの
で、多少の位置ずれでもプレビュー表示には影響しな
い。5コマ分のデータの転送が終了したら、フィルムス
キャナは残りの1コマの読み込みを再開し、外部機器1
14に転送する。ここでは6コマのネガフィルムを例に
示したが、APSフィルムのように、よりコマ数が多
く、巻き戻しに時間がかかるフィルムにおいて本発明を
適用するとより効果的である。
【0053】次に、図24のフローチャートを用いて上
記プレビュー動作を説明する。ここで、フィルムスキャ
ナは初期設定を終えて、Set Windowコマンド、Define S
canModeコマンドを受信し終わり、プレビューコマンド
待ち状態にあるものとする。 S2301:システムコントローラ111は副走査位置
検出手段117の状態を監視し、副走査モータ115を
初期位置A点に来るように制御する。 S2302:Set Windowコマンド、Define Scan Modeコ
マンドをチェックし、解像度、カラーモノクロ、ネガポ
ジ等の設定により1コマ当たりの必要バイト数kを計算
する。
【0054】S2303:プレビューコマンドの内容を
チェックし、プレビューコマ数iを得る。 S2304:一度に読み込めるコマ数nを計算する。 n=“ラインバッファの容量”÷“1コマ当たりの必要
バイト数”(切り捨て)。 S2305:フィルム読み込み開始。nコマ読み込んだ
点で停止。 S2306:画像転送開始。 S2307:残りのコマ数を計算する。 i=i−n S2308:iが0以下のときS2309へ、正のとき
S2305へ戻る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め格納手段に格納できる画面数を算出しておき、読み取
り時には上記算出された画面数分だけ副走査方向への移
動を行った後、停止させるように構成したことにより、
格納手段から読み出した画像データを外部機器等に出力
する場合、この出力の停止命令があっても、フィルム等
の原稿の副走査方向への停止、逆方向移動(巻戻し)を
繰り返すための時間を削減することができ、全体の処理
時間を短縮することができると共に、画像のずれ等がな
く、高品位な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフィルムスキャナの
ブロック図である。
【図2】画像処理手段に関する部分の詳細なブロック図
である。
【図3】リニアイメージセンサの受光面を示す構成図で
ある。
【図4】リニアイメージセンサの構成図である。
【図5】黒レベル補正回路を説明する構成図である。
【図6】A/D変換器を説明する構成図である。
【図7】ディジタルAGCを説明する特性図である。
【図8】シェーディング補正を説明する構成図である。
【図9】ガンマ補正を説明する特性図である。
【図10】カラーデータ読み取りを説明する構成図であ
る。
【図11】解像度変換/倍率変換回路への入力を示すブ
ロック図である。
【図12】主走査方向の解像度変換/倍率変換を説明す
るタイミングチャートである。
【図13】副走査方向の解像度変換/倍率変換を説明す
る構成図である。
【図14】マスキング補正を説明する特性図である。
【図15】2値化処理/AE処理を説明する構成図であ
る。
【図16】ネガ/ポジ反転を説明する構成図である。
【図17】鏡像処理を説明する構成図である。
【図18】ラインバッファを説明するブロック図であ
る。
【図19】フィルムスキャナと外部機器の通信パターン
を示すフローチャートである。
【図20】コマンド実行処理を示すフローチャートであ
る。
【図21】本スキャン処理を示すフローチャートであ
る。
【図22】フィルムホルダの構成図である。
【図23】プレビューコマンドを説明する構成図であ
る。
【図24】プレビュー動作を示すフローチャートであ
る。
【図25】従来のフィルムスキャナのブロック図であ
る。
【図26】従来のフィルムスキャナの動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
102 フィルムホルダ 104 CCDリニアイメージセンサ 108 画像処理手段 109 ラインバッファ 110 インターフェイス部 111 システムコントローラ 114 外部機器 115 副走査モータ 116 副走査モータドライバ 131 メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面単位に画像が形成された原稿を主走
    査方向に読み取り、画像データを出力する読み取り手段
    と、 上記原稿と読み取り手段を相対的に副走査方向に移動さ
    せる移動手段と、 上記読み取られた画像データを格納する格納手段と、 上記読み取りを行う前に、上記格納手段の空き容量と上
    記画面当りの画像データ量とに基づいて上記原稿から読
    み取り可能な画面数を算出する算出手段と、 上記読み取りを行う際に、上記副走査方向の相対的な移
    動長さが上記算出された画面数に応じた長さとなるよう
    に上記移動手段を制御する制御手段とを備えた画像読み
    取り装置。
  2. 【請求項2】 上記画面当りの画像データ量は、解像
    度、カラー/モノクロ、ネガ/ポジの何れかの設定に応
    じて決定されるものであることを特徴とする請求項1記
    載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 上記原稿はコマ単位に画像が形成された
    フィルムであることを特徴とする請求項1記載の画像読
    み取り装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、読み取るべき画面数を
    予め設定されて上記移動手段の上記制御を行った後、上
    記移動手段を停止させ、次に上記格納手段の読み出しを
    行い、然る後上記設定された画面数に達するように残り
    の画面数の読み取りを行う制御を行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 上記格納手段を読み出し、読み出された
    画像データを出力すると共に、上記出力を停止させる命
    令を入力させる入出力手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 画面単位に画像が形成された原稿を読み
    取り手段により主走査方向に読み取り、画像データを出
    力する処理と、 上記原稿と読み取り手段を移動手段により相対的に副走
    査方向に移動させる処理と、 上記読み取られた画像データを格納手段に格納する処理
    と、 上記読み取りを行う前に、上記格納手段の空き容量と上
    記画面当りの画像データ量とに基づいて上記原稿から読
    み取り可能な画面数を算出する処理と、 上記読み取りを行う際に、上記副走査方向の相対的な移
    動長さが上記算出された画面数に応じた長さとなるよう
    に上記移動手段を制御する処理とを実行するためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
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