JPH1174821A - スペクトラム拡散通信システムおよびスペクトラム拡散受信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信システムおよびスペクトラム拡散受信装置

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JPH1174821A
JPH1174821A JP23081097A JP23081097A JPH1174821A JP H1174821 A JPH1174821 A JP H1174821A JP 23081097 A JP23081097 A JP 23081097A JP 23081097 A JP23081097 A JP 23081097A JP H1174821 A JPH1174821 A JP H1174821A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の内容や種類ごとにその情報を伝えるべ
き相手を限定することができ、情報の秘匿性を向上させ
る。 【解決手段】 送信装置は、通信信号を周波数ホッピン
グ方式により拡散し、拡散信号を生成し、送信する。一
方、ビューアは、この拡散信号を受信し、逆拡散して元
の通信信号を復元する。このとき、ビューアは、逆拡散
に用いる拡散符号を入力部370に入力されたパスワー
ドに基づいて生成する。従って、正しいパスワードが入
力されたときのみ、送信装置側で用いた拡散符号とビュ
ーア側で用いる拡散符号とが一致し、ビューア側で正常
な逆拡散が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
方式を用いて、文字、画像、音声またはデータ等の通信
を行うスペクトラム拡散通信システムおよびスペクトラ
ム拡散受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な情報通信システムが普及し
ており、これら情報通信システムを利用して行われる情
報通信の量は飛躍的に増大している。このような状況下
においては、通信の秘匿性を高めることが重要な課題と
なっている。
【0003】ところで、通信の秘匿性を高めることがで
きる通信方式の一つとしてスペクトラム拡散通信方式が
知られている。スペクトラム拡散通信方式は、拡散符号
を用いて、信号の周波数帯域をその数十倍といった周波
数帯域に拡散する伝送方式である。このスペクトラム拡
散通信方式を情報通信システムに適用すれば、伝送する
情報の秘匿性を高めることができる。最近では、コード
レス電話や携帯電話にこのスペクトラム拡散通信方式が
採用されている。
【0004】一方、通信の秘匿性を高める方法として、
情報受信装置に特定のパスワードを設定する方法が知ら
れている(特開平8−214355号公報参照)。即
ち、情報受信装置に特定のパスワードを予め設定してお
き、受信者がその情報受信装置に正しいパスワードを入
力しなければ、受信した情報を確認することができない
といった方法である。このような方法によれば、パスワ
ードを知っている特定の受信者にのみ情報を送ることが
でき、通信の秘匿性を高めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、情報の秘匿
性は情報の内容や種類によって異なる。また、情報を伝
えるべき相手も情報の内容や種類によって異なる。この
ため、情報の内容や種類ごとに、その情報を伝えるべき
相手を限定する必要が生じる場合がある。
【0006】しかしながら、上述したような、情報受信
装置に予めパスワードを設定する方法では、情報の内容
や種類ごとに、その情報を伝えるべき相手を限定するこ
とが困難であるという問題がある。
【0007】例えば、情報受信装置に予め設定されたパ
スワードを知っている受信者は、情報の内容や種類の如
何を問わず、その情報受信装置に受信された情報のすべ
てを知ることができる。この結果、情報受信装置に受信
された情報の内容が当該受信者に知らせてはならないよ
うな内容である場合でも、当該受信者は、情報受信装置
にパスワードを入力し、その情報を知ってしまう場合が
ある。
【0008】本発明は上述したような問題に鑑みなされ
たもので、情報の内容や種類ごとにその情報を伝えるべ
き相手を限定することができ、情報の秘匿性を向上させ
ることができるスペクトラム拡散通信システムおよびス
ペクトラム拡散受信装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、スペクトラム拡散方式を用
いて通信を行う送信装置および受信装置を備えたスペク
トラム拡散通信システムであって、前記送信装置は、通
信信号を所定の拡散符号を用いたスペクトラム拡散方式
によって拡散することにより、拡散信号を生成する拡散
手段と、前記拡散手段により生成された拡散信号を送信
する送信手段とを備え、前記受信装置は、 送信装置か
ら送信された拡散信号を受信する受信手段と、パスワー
ドを入力する入力手段と、前記入力手段により入力され
たパスワードに基づいて拡散符号を生成する符号生成手
段と、前記受信手段により受信された拡散信号を、符号
生成手段により生成された拡散符号を用いて逆拡散し、
元の通信信号を得る逆拡散手段とを備えている。
【0010】上記構成より、送信装置の拡散手段は、文
字、画像、音声またはデータ等の情報を含む通信信号
を、当該送信装置に予め定められた拡散符号または外部
から当該送信装置に入力された拡散符号を用いたスペク
トラム拡散方式によって拡散し、拡散信号を生成する。
ここで、スペクトラム拡散方式は、直接拡散方式と周波
数ホッピング方式に大別されるが、本発明では、いずれ
の方式を用いてもよい。そして、送信手段は、無線また
は有線等により前記拡散信号を送信する。
【0011】一方、受信装置の受信手段は、前記送信装
置から送信された拡散信号を受信する。このとき、入力
手段によって当該受信装置にパスワードが入力される
と、符号生成手段は、入力されたパスワードに基づいて
拡散符号を生成する。そして、逆拡散手段は、符号生成
手段により生成された拡散符号を用いて、受信手段によ
り受信された拡散信号を逆拡散し、元の通信信号を復元
する。
【0012】ここで、スペクトラム拡散方式で拡散され
た拡散信号を元の通信信号に逆拡散するためには、送信
装置の拡散手段で用いる拡散符号と、受信装置の逆拡散
手段で用いる拡散符号とが一致していなければならな
い。従って、受信装置に入力されたパスワードが正しい
パスワードであり、このパスワードに基づいて生成され
た拡散符号が送信装置で用いられた拡散符号と一致した
ときに限り、受信装置により受信された拡散信号は、元
の通信信号、即ち、送信装置の拡散手段によって拡散さ
れる前の通信信号に逆拡散される。これにより、正しい
パスワードを知っている受信者のみが、送信装置から受
信装置に伝送された情報を知ることができる。言い換え
れば、受信装置に入力されたパスワードが間違ったパス
ワードである場合には、このパスワードに基づいて生成
された拡散符号は、送信装置で用いられた拡散符号と一
致しない。この場合、受信装置により受信された拡散信
号は元の通信信号に逆拡散されない。これにより、正し
いパスワードを知らない受信者は、送信装置から受信装
置に伝送された情報を知ることができない。
【0013】従って、情報の内容や種類ごとに、送信装
置で用いられる拡散符号およびそれに対応するパスワー
ドを変更すれば、情報を伝送する相手を、その情報の内
容や種類ごとに限定することができる。
【0014】請求項2の発明によるスペクトラム拡散通
信システムにおける送信装置の拡散手段は、通信信号を
拡散符号を用いた周波数ホッピング方式によって拡散す
ることにより、拡散信号を生成し、受信装置の逆拡散手
段は、受信手段により受信された拡散信号を、符号生成
手段により生成された拡散符号を用いた周波数ホッピン
グ方式によって逆拡散し、元の通信信号を得るものであ
る。
【0015】このように、通信信号を拡散して拡散信号
を生成する方式および拡散信号を逆拡散して元の通信信
号を得る方式として周波数ホッピング方式を用いること
により、上述した請求項1の発明とほぼ同様に、情報を
伝送する相手を、その情報の内容や種類ごとに限定する
ことができる。また、拡散信号の拡散率を容易に高める
ことができ、スペクトラム拡散通信システムで扱う情報
の秘匿性を向上させることができる。
【0016】請求項3の発明によるスペクトラム拡散通
信システムにおける受信装置の符号生成手段は、M系列
符号を生成するM系列生成手段と、前記M系列生成手段
により生成されたM系列符号に、入力手段により入力さ
れたパスワードまたはパスワードから生成された符号を
加算することにより拡散符号を生成する加算手段とを備
えている。
【0017】これにより、拡散符号を容易に生成するこ
とができ、スペクトラム拡散通信システムの構成を簡単
化することができる。
【0018】請求項4の発明によるスペクトラム拡散受
信装置は、通信信号を、所定の拡散符号を用いたスペク
トラム拡散方式によって拡散することにより生成された
拡散信号を受信する受信手段と、パスワードを入力する
入力手段と、前記入力手段により入力されたパスワード
に基づいて拡散符号を生成する符号生成手段と、前記受
信手段により受信された拡散信号を、前記符号生成手段
により生成された拡散符号を用いて逆拡散し、元の通信
信号を得る逆拡散手段とを備えている。
【0019】上記構成より、受信装置に入力されたパス
ワードが正しいパスワードであり、このパスワードに基
づいて生成された拡散符号が送信側で用いられた拡散符
号と一致したときに限り、受信装置により受信された拡
散信号を元の通信信号に逆拡散することができる。
【0020】従って、情報の内容や種類ごとに、送信側
で用いる拡散符号に対応するようにパスワードを設定す
れば、情報を伝送する相手を、その情報の内容や種類ご
とに限定することができる。
【0021】請求項5の発明によるスペクトラム拡散受
信装置の受信手段は、通信信号を所定の拡散符号を用い
た周波数ホッピング方式によって拡散することにより生
成された拡散信号を受信し、逆拡散手段は、受信手段に
より受信された拡散信号を、符号生成手段により生成さ
れた拡散符号を用いた周波数ホッピング方式によって逆
拡散し、元の通信信号を得るものである。
【0022】このように、拡散信号を逆拡散して元の通
信信号を得る方式として周波数ホッピング方式を用いる
ことにより、上述した請求項4の発明とほぼ同様に、情
報を伝送する相手を、その情報の内容や種類ごとに限定
することができる。また、拡散信号の拡散率を容易に高
めることができ、スペクトラム拡散受信装置により受信
される情報の秘匿性を向上させることができる。
【0023】請求項6の発明によるスペクトラム拡散受
信装置の符号生成手段は、M系列符号を生成するM系列
生成手段と、前記M系列生成手段により生成されたM系
列符号に、入力手段により入力されたパスワードまたは
パスワードから生成された符号を加算することにより拡
散符号を生成する加算手段とを備えている。
【0024】これにより、拡散符号を容易に逆拡散する
ことができ、スペクトラム拡散受信装置の構成を簡単化
することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図7に従って説明する。本実施形態では、本発明
によるスペクトラム拡散通信システムおよびスペクトラ
ム拡散受信装置としてビューアシステムおよびビューア
を例に挙げて説明する。
【0026】図1に示すように、スペクトラム拡散通信
システムとしてのビューアシステム100は、周波数ホ
ッピング方式を用いて、文字、画像、音声またはデータ
等の情報を送信する送信装置200と、送信装置200
から送信された情報を受信し、受信した情報の表示、再
生等を行う受信装置としてのビューア300とを備えて
いる。
【0027】ここで、送信装置200の構成について説
明する。送信装置200は、図2に示すように、通信信
号を生成するパーソナルコンピュータ210と、パーソ
ナルコンピュータ210に接続され、前記通信信号につ
いて変調、拡散および増幅等を行い、拡散信号を生成す
る送信ユニット220と、送信ユニット220に設けら
れ、前記拡散信号を送信する送信手段としての送信アン
テナ230とを備えている。
【0028】さらに、送信ユニット220は、送信制御
部240と送信部250とを備えている。送信制御部2
40は、主に送信部250の制御と通信信号に対するエ
ラー検出および訂正処理のための信号を付加する処理を
行うものである。また、送信制御部240には、図3に
示すように、拡散符号に対応する周波数データが記録さ
れたホッピングテーブル241が設けられており、ホッ
ピングテーブル241はPLL回路254に接続されて
いる。
【0029】一方、送信部250は、主に通信信号を拡
散信号に拡散するもので、送信部250は、図3に示す
ように、通信信号を変調して変調信号を生成する変調器
251と、変調信号を拡散して拡散信号を生成するとき
に用いられるアップコンバータ252と、拡散信号を増
幅する電力増幅器253と、アップコンバータ252に
よって拡散信号を生成するときに使用する搬送波周波数
を可変に設定するPLL(Phase Locked Loop)回路2
54とを備えている。
【0030】次に、送信装置200の動作について説明
する。まず、文字、画像、音声またはデータ等の情報を
含む通信信号が、パーソナルコンピュータ210によっ
て生成され、送信ユニット220の送信制御部240に
出力される。そして、送信制御部240に入力された通
信信号は、送信制御部240によってエラーの検出およ
びその訂正が行われると共に、エラー訂正符号が付加さ
れ、送信部250に出力される。さらに、送信部250
に入力された通信信号は、変調器251によって変調
(1次変調)され、変調信号に変換される。そして、こ
の変調信号はアップコンバータ252に出力される。
【0031】さらに、アップコンバータ252に入力さ
れた変調信号は、アップコンバータ252、PLL回路
254およびホッピングテーブル241により、周波数
ホッピング方式を用いて拡散され、拡散信号に変換され
る。
【0032】さらに詳しく説明すると、ホッピングテー
ブル241には、図4に示すように、所定の拡散符号に
対応する周波数データ(f0, f1, f2, …)が記録されて
いる。ここで、前記拡散符号は、周波数ホッピング方式
を用いて拡散を行うのに好適なホッピングパターンを形
成することができる符号であり、例えば、PN符号(疑
似雑音符号)等、より具体的にはM系列符号から生成さ
れる拡散RS符号等である。また、周波数データは、前
記拡散符号を、PLL回路254に直接的に入力するこ
とができるような信号に変換したものである。
【0033】ホッピングテーブル241に記録された周
波数データは、PLL回路254に入力される。これに
より、周波数データに対応して周波数が変化する信号
が、PLL回路254からアップコンバータ252に向
けて出力される。そして、アップコンバータ252は、
PLL回路254から出力される信号に基づいて、変調
器251から出力される変調信号の搬送波周波数を変化
(ホッピング)させ、拡散信号を生成する。さらに、ア
ップコンバータ252から出力された拡散信号は、電力
増幅器253により増幅され、送信アンテナ230から
送信される。
【0034】次に、ビューア300の構成について説明
する。ビューア300は、図5に示すように、送信装置
200から送信された拡散信号を受信する受信手段とし
ての受信アンテナ310と、受信した拡散信号について
逆拡散および復調を行い、元の通信信号を復元する受信
部320と、当該通信信号についてエラー検出および訂
正等を施すと共に、通信信号に含まれる文字、画像、音
声またはデータ等の情報を当該通信信号から抽出する受
信制御部330と、通信信号に基づいて表示切換等を制
御する表示制御部340と、液晶パネル等から構成さ
れ、通信信号から抽出された文字、画像またはデータ等
を表示する表示部350と、通信信号から抽出された音
声を出力するスピーカ360と、受信制御部330に向
けてパスワードを入力すると共に、表示制御部340に
向けて表示切換指令等を入力するための入力部370と
を備えている。
【0035】さらに、受信部320は、図6に示すよう
に、受信アンテナ310により受信された拡散信号を増
幅する低雑音増幅器321と、増幅された拡散信号を逆
拡散して逆拡散信号を生成するときに用いられるダウン
コンバータ322と、逆拡散信号を復調してもとの通信
信号を復元する復調器323と、ダウンコンバータ32
2によって逆拡散信号を生成するときに使用する搬送波
周波数を可変に設定するPLL回路324とを備えてい
る。
【0036】また、受信制御部330には、拡散符号生
成回路331が設けられており、この拡散符号生成回路
331の入力側には入力部370が接続され、出力側は
PLL回路324に接続されている。この拡散符号生成
回路331は、低雑音増幅器321から出力された拡散
信号を逆拡散するための拡散符号を、入力部370によ
り入力されたパスワードに基づいて生成するものであ
り、図7に示すような構成を有している。なお、この拡
散符号生成回路331の詳細な構成および動作について
は後述する。
【0037】また、入力部370は、図1に示すよう
に、ビューアボディ301に配設された複数のスイッチ
を有している。パスワード等を入力するときには、これ
らのスイッチを操作して行う。
【0038】次に、ビューア300の動作について説明
する。まず、周波数ホッピング方式により拡散され、送
信装置200の送信アンテナ230から送信された拡散
信号は、ビューア300の受信アンテナ310により受
信される。そして、受信された拡散信号は、受信部32
0の低雑音増幅器321に入力され、低雑音増幅器32
1によって増幅される。さらに、増幅された拡散信号
は、ダウンコンバータ322に入力され、ダウンコンバ
ータ322、PLL回路324および拡散符号生成回路
331等によって逆拡散され、逆拡散信号に変換され
る。
【0039】ここで、ダウンコンバータ332に入力さ
れた拡散信号は、入力部370によって入力されたパス
ワードに基づいて生成された拡散符号を用いて逆拡散さ
れ、逆拡散信号に変換される。さらに詳しく説明する
と、ビューア300を使用して送信装置200から送信
された情報を得ることができる受信者は、特定のパスワ
ードを知っている。このパスワードは、送信装置200
により通信信号(変調信号)を拡散信号に拡散するとき
に用いた拡散符号、即ち、送信装置200のホッピング
テーブル241に記録された周波数データに対応する拡
散符号との関係で特定される複数の文字、例えば3桁な
いし8桁の数字によって構成されている。なお、パスワ
ードは、2桁または9桁以上の数字でもよく、また、パ
スワードは、数字に限らず、アルファベット、カタカ
ナ、記号等またはこれらの組み合わせでもよい。
【0040】そして、受信者が、ビューアボディ301
に配設されたスイッチを操作して、このパスワードをビ
ューア300の入力部370に入力すると、このパスワ
ードは拡散符号生成回路331に入力される。そして、
拡散符号生成回路331は、入力されたパスワードに基
づいて拡散符号を生成する。ここで、拡散符号生成回路
331に入力されたパスワードが正しいパスワードの場
合、拡散符号生成回路331で生成される拡散符号は、
送信装置200において通信信号(変調信号)を拡散信
号に拡散するときに用いた拡散符号と同一の拡散符号と
なる。即ち、このような拡散符号が生成されるように、
パスワードが形成されている。
【0041】さらに、拡散符号生成回路331により生
成された拡散符号は、PLL回路324からダウンコン
バータ332に向けて出力される信号の周波数を制御す
るための制御信号に変換され、PLL回路324に入力
される。これにより、拡散符号に対応して周波数が変化
する信号が、PLL回路324からダウンコンバータ3
22に向けて出力される。そして、ダウンコンバータ3
22は、PLL回路324から出力される信号に基づい
て、低雑音増幅器321から出力される拡散信号を逆拡
散し、逆拡散信号を生成する。
【0042】さらに、ダウンコンバータ322から出力
された逆拡散信号は、復調器323で復調され、受信制
御部330においてエラー訂正等が施され、元の通信信
号、即ち、送信装置200によって変調、拡散される前
の通信信号に変換される。そして、受信制御部330に
おいて、通信信号に含まれる文字、画像、音声またはデ
ータ等の情報が抽出され、文字、画像またはデータ等の
情報は表示部350へ、音声等の情報はスピーカ360
へそれぞれ出力される。
【0043】このように、正しいパスワードを知ってい
る受信者は、そのパスワードをビューア300の入力部
370に入力すれば、送信装置200からビューア30
0に送信された情報を確認、入手することができる。
【0044】なお、正しいパスワードを知らない受信者
は、送信装置200からビューア300に送信された情
報を確認、入手することができない。即ち、周波数ホッ
ピング方式で拡散した拡散信号を逆拡散して元の通信信
号を得るためには、拡散時に用いた拡散符号と同一の拡
散符号を用いて拡散信号を逆拡散しなければならない。
このため、ビューア300の入力部370に入力された
パスワードが正しくない場合には、拡散符号生成回路3
31で生成される拡散符号が、送信装置200において
通信信号(変調信号)を拡散信号に拡散するときに用い
た拡散符号と異なるものとなるから、このような拡散符
号を用いてPLL回路324、ダウンコンバータ322
により逆拡散を行っても、ダウンコンバータ322およ
び復調器323を介して得られる信号は、元の通信信号
とまったく異なるものとなる。従って、このような場合
には、送信装置200から送信された情報は、ビューア
300によって表示、再生されない。
【0045】次に、ビューア300の受信制御部330
に設けられた拡散符号生成回路331の構成および動作
について詳説する。
【0046】図7は、拡散符号生成回路331の一例と
して、M系列符号を生成し、さらにこのM系列符号とパ
スワードに基づいて拡散RS符号を生成する回路を示し
ている。
【0047】即ち、図7に示すように、拡散符号生成回
路331は、PN符号の一形態であるM系列符号を生成
するためのシフトレジスタ381と、帰還タップを設定
するためのタップレジスタ382と、シフトレジスタ3
81およびタップレジスタ382を介して出力される符
号を加算する第1加算器383と、シストレジスタ38
1により生成されるM系列符号に入力部370から入力
されたパスワードを加算して、拡散RS符号を生成する
第2加算器384とを備えている。そして、シストレジ
スタ381により生成されるM系列符号に入力部370
から入力されたパスワードを加算して得られる拡散RS
符号は、拡散信号としてPLL回路324に向けて出力
される。
【0048】ここで、前記シフトレジスタ381、タッ
プレジスタ382は、例えば7ビットのレジスタにより
構成されている。従って、シフトレジスタ381により
生成されるM系列符号は7ビットである。この場合、7
ビットのM系列符号に7ビットのパスワードを加算して
拡散RS符号を生成すれば、少なくとも127通りの拡
散RS符号を生成することができる。
【0049】ところが、パスワードを7ビットとする
と、パスワードとして設定できる数値範囲は0〜127
となる。これでは、パスワードとしては桁数が少なく、
好ましくない。そこで、桁数が8桁、9桁程度のパスワ
ードを形成し、この8桁、9桁程度のパスワードに所定
の演算を施すことにより0〜127の範囲のいずれかの
数値が特定されるような方法を採用してもよい。例え
ば、8桁のパスワードの各桁の数字を加算することによ
り、0〜127の範囲のいずれかの数値を特定する方法
等を採用してもよい。また、パスワードをアルファベッ
トによって形成し、アルファベットに特定の数値コード
を割り当てて、この数値コードによって0〜127の範
囲のいずれかの数値を特定する方法を採用してもよい。
【0050】かくして、本実施形態によるビューアシス
テム100によれば、ビューア300の入力部370に
入力されたパスワードに基づいて拡散符号を生成し、こ
の拡散符号を用いて、ビューア300により受信された
拡散信号を逆拡散する構成としたから、ビューア300
の入力部370に正しいパスワードが入力されたときに
限り、このパスワードに基づいて、送信装置200で用
いられた拡散符号と同一の拡散符号を生成することがで
き、この拡散符号を用いて拡散信号を元の通信信号に正
しく逆拡散することができる。
【0051】従って、正しいパスワードを知っている受
信者に対してのみ、情報を伝達することができる。特
に、送信装置200で用いる拡散符号およびそれに対応
するパスワードを、送信する情報の内容や種類ごとに変
更すれば、その情報を送信すべき相手を情報の内容や種
類ごとに限定することができ、情報の秘匿性を向上させ
ることができる。
【0052】また、本実施形態によるビューアシステム
100によれば、周波数ホッピング方式を用いて拡散、
逆拡散を行う構成としたから、拡散信号の拡散率を容易
に高めることができ、伝達する情報の秘匿性を向上させ
ることができる。
【0053】さらに、本実施形態によるビューアシステ
ム100によれば、拡散符号としてM系列符号を用いた
から、拡散符号を容易に生成することができ、送信ユニ
ット220および受信制御部330の拡散符号生成回路
331等の構成を簡単化することができる。
【0054】なお、前記実施形態では、前記ビューア3
00の拡散符号生成回路331に設けられたシフトレジ
スタ381、タップレジスタ382を7ビットのレジス
タにより構成する場合を例に挙げたが、本発明はこれに
限らず、シフトレジスタ381、タップレジスタ382
を、例えば、4ビットないし6ビットまたは8ビット以
上のレジスタで構成してもよい。
【0055】また、前記実施形態では、送信装置200
において拡散符号を生成するときに、ホッピングテーブ
ル241を用いる場合を例に挙げたが、本発明はこれに
限らず、送信装置200に、ビューア300の受信制御
部330に設けたものとほぼ同様の拡散符号生成回路を
設けてもよい。
【0056】また、前記実施形態では、拡散符号の一例
としてM系列符号を用いる場合を例に挙げたが、本発明
はこれに限らず、M系列以外のPN符号、例えば、ゴー
ルド符号、バーカ符号等を拡散符号として用いてもよ
い。例えば、ゴールド符号を拡散符号として用いる場
合、ゴールド符号は、ビット数の等しい2種類のM系列
出力について排他的論理和の加算を行うことにより得ら
れるため、2種類のM系列符号を生成する際に設定する
各帰還タップをパスワードに基づいて決定するようにす
ればよい。
【0057】また、前記実施形態では、周波数ホッピン
グ方式を用いて通信信号(変調信号)拡散信号に拡散
し、拡散信号を元の通信信号に逆拡散する場合を例に挙
げて説明したが、本発明はこれに限らず、直接拡散方式
を用いてもよい。
【0058】また、前記実施形態では、入力部370の
スイッチを操作することによってパスワードを入力する
場合を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、ビューア
300にバーコード読取り機構を設け、バーコードを介
してパスワードを入力する構成としてもよい。さらに、
パスワードを音声や指紋等で入力する構成としてもよ
い。
【0059】また、前記実施形態では、送信装置200
とビューア300との間の情報の伝送を無線によって行
うものとして述べたが、本発明はこれに限らず、送信装
置200とビューア300を同軸ケーブルや光ファイバ
ーによって接続し、同軸ケーブルや光ファイバーを介し
て情報の伝達を行う構成としてもよい。
【0060】また、前記実施形態では、送信装置200
の送信ユニット220をパーソナルコンピュータ210
に接続する構成を例に挙げたが、本発明はこれに限ら
ず、送信ユニット220をパーソナルコンピュータ21
0内に設けてもよい。
【0061】さらに、前記実施形態では、スペクトラム
拡散通信システムの一例としてビューアシステム100
を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、音声を伝達す
る通信システムやデータ伝送を行う通信システム等、種
々の通信システムに適用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上、詳述したとおり、請求項1の発明
によれば、受信装置に入力されたパスワードに基づいて
拡散符号を生成し、この拡散符号を用いて、受信装置に
より受信された拡散信号を逆拡散する構成としたから、
受信装置に正しいパスワードが入力されたときに限り、
このパスワードに基づいて、送信装置で用いられた拡散
符号と同一の拡散符号を生成することができ、この拡散
符号を用いて拡散信号を元の通信信号に正しく逆拡散す
ることができる。従って、正しいパスワードを知ってい
る受信者に対してのみ、情報を伝達することができる。
特に、送信装置で用いる拡散符号およびそれに対応する
パスワードを、情報の内容や種類ごとに変更すれば、そ
の情報を伝えるべき相手(受信者)を情報の内容や種類
ごとに限定することができ、情報の秘匿性を向上させる
ことができる。
【0063】請求項2の発明によれば、通信信号を拡散
して拡散信号を生成する方式および拡散信号を逆拡散し
て元の通信信号を得る方式として周波数ホッピング方式
を用いることにより、上述した請求項1の発明とほぼ同
様に、情報を伝送する相手を、その情報の内容や種類ご
とに限定することができる。また、拡散信号の拡散率を
容易に高めることができ、スペクトラム拡散通信システ
ムで扱う情報の秘匿性を向上させることができる。
【0064】請求項3の発明によれば、拡散符号として
M系列符号を用いたから、拡散符号を容易に生成するこ
とができ、スペクトラム拡散通信システムの構成を簡単
化することができる。
【0065】請求項4の発明によれば、受信装置に入力
されたパスワードに基づいて拡散符号を生成し、この拡
散符号を用いて、受信装置により受信された拡散信号を
逆拡散する構成としたから、受信装置に正しいパスワー
ドが入力されたときに限り、このパスワードに基づい
て、送信側において拡散信号を生成するときに用いられ
た拡散符号と同一の拡散符号を生成することができ、こ
の拡散符号を用いて拡散信号を元の通信信号に正しく逆
拡散することができる。従って、正しいパスワードを知
っている受信者に対してのみ、情報を伝達することがで
きる。特に、送信側において拡散信号を生成するときに
用いる拡散符号およびそれに対応するパスワード、情報
の内容や種類ごとに変えれば、その情報を伝えるべき相
手(受信者)を情報の内容や種類ごとに限定することが
でき、情報の秘匿性を向上させることができる。
【0066】請求項5の発明によれば、拡散信号を逆拡
散して元の通信信号を得る方式として周波数ホッピング
方式を用いることにより、情報を伝送する相手を、その
情報の内容や種類ごとに限定することができる。また、
拡散信号の拡散率を容易に高めることができ、スペクト
ラム拡散受信装置により受信される情報の秘匿性を向上
させることができる。
【0067】請求項6の発明によれば、拡散符号として
M系列符号を用いたから、拡散符号を容易に生成するこ
とができ、スペクトラム拡散受信装置の構成を簡単化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるビューアシステムを示
す全体図である。
【図2】本発明の実施形態による送信装置を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の実施形態による送信装置の送信制御部
および送信部を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による送信装置に設けられた
ホッピングテーブルを示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態による受信装置を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施形態による受信装置の受信部、受
信制御部および入力部を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態による受信装置の拡散符号生
成回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ビューアシステム(スペクトラム拡散通信シス
テム) 200 送信装置 210 パーソナルコンピュータ 220 送信ユニット 230 送信アンテナ(送信手段) 240 送信制御部 250 送信部(拡散手段) 300 ビューア(スペクトラム拡散受信装置) 310 受信アンテナ(受信手段) 320 受信部(逆拡散手段) 330 受信制御部 331 拡散符号生成回路(符号生成手段) 370 入力部(入力手段) 381 シストレジスタ(M系列生成手段) 382 タップレジスタ(M系列生成手段) 383 加算器(M系列生成手段) 384 加算器(加算手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散方式を用いて通信を行
    う送信装置および受信装置を備えたスペクトラム拡散通
    信システムであって、 前記送信装置は、 通信信号を所定の拡散符号を用いたスペクトラム拡散方
    式によって拡散することにより、拡散信号を生成する拡
    散手段と、 前記拡散手段により生成された拡散信号を送信する送信
    手段とを備え、 前記受信装置は、 前記送信装置から送信された拡散信号を受信する受信手
    段と、 パスワードを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力されたパスワードに基づいて前
    記拡散符号を生成する符号生成手段と、 前記受信手段により受信された拡散信号を、前記符号生
    成手段により生成された前記拡散符号を用いて逆拡散
    し、元の前記通信信号を得る逆拡散手段とを備えてなる
    スペクトラム拡散通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信装置の拡散手段は、前記通信信
    号を、前記拡散符号を用いた周波数ホッピング方式によ
    って拡散することにより、前記拡散信号を生成し、 前記受信装置の逆拡散手段は、前記受信手段により受信
    された拡散信号を、前記符号生成手段により生成された
    拡散符号を用いた周波数ホッピング方式によって逆拡散
    し、元の前記通信信号を得るものである請求項1に記載
    のスペクトラム拡散通信システム。
  3. 【請求項3】 前記受信装置の符号生成手段は、 M系列符号を生成するM系列生成手段と、 前記M系列生成手段により生成されたM系列符号に、前
    記入力手段により入力されたパスワードまたはパスワー
    ドから生成された符号を加算することにより前記拡散符
    号を生成する加算手段とを備えてなる請求項1または2
    に記載のスペクトラム拡散通信システム。
  4. 【請求項4】 通信信号を所定の拡散符号を用いたスペ
    クトラム拡散方式によって拡散することにより生成され
    た拡散信号を受信する受信手段と、 パスワードを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力されたパスワードに基づいて前
    記拡散符号を生成する符号生成手段と、 前記受信手段により受信された拡散信号を、前記符号生
    成手段により生成された前記拡散符号を用いて逆拡散
    し、元の前記通信信号を得る逆拡散手段とを備えてなる
    スペクトラム拡散受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信手段は、通信信号を、所定の拡
    散符号を用いた周波数ホッピング方式によって拡散する
    ことにより生成された拡散信号を受信し、 前記逆拡散手段は、前記受信手段により受信された拡散
    信号を、前記符号生成手段により生成された拡散符号を
    用いた周波数ホッピング方式によって逆拡散し、元の前
    記通信信号を得るものである請求項4に記載のスペクト
    ラム拡散受信装置。
  6. 【請求項6】 前記符号生成手段は、 M系列符号を生成するM系列生成手段と、 前記M系列生成手段により生成されたM系列符号に、前
    記入力手段により入力されたパスワードまたはパスワー
    ドから生成された符号を加算することにより前記拡散符
    号を生成する加算手段とを備えてなる請求項4または5
    に記載のスペクトラム拡散受信装置。
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