JPH1174616A - 半導体発光装置とその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置とその製造方法

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JPH1174616A
JPH1174616A JP23263197A JP23263197A JPH1174616A JP H1174616 A JPH1174616 A JP H1174616A JP 23263197 A JP23263197 A JP 23263197A JP 23263197 A JP23263197 A JP 23263197A JP H1174616 A JPH1174616 A JP H1174616A
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light emitting
semiconductor light
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Koji Tamamura
好司 玉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して所要の特性を有する半導体発光装置
を、確実に、したがって、歩留り良く製造することがで
きるようにする。 【解決手段】 化合物半導体基体1上に、少なくとも第
1導電型の第1クラッド層12と、活性層2と、第2導
電型の第2クラッド層12と、一方の電極21がオーミ
ックコンタクトされるキャップ層3とが形成され、第1
および第2クラッド層の少なくとも一方に、水素パッシ
ベーションによって形成された電流狭窄領域14を有す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザー、
半導体発光ダイオード等の半導体発光装置とその製造方
法に関わる。
【0002】
【従来の技術】通常のIII−V族化合物半導体、ある
いはII−VI族化合物半導体による半導体レーザー、
半導体発光ダイオード等の半導体発光装置は、例えば図
4にその概略断面図を示すように、第1導電型例えばn
型の化合物半導体1上に、順次少なくとも第1導電型の
第1クラッド層11と、ノンドープあるいは低不純物濃
度の第1導電型もしくは第2導電型の活性層2と、第2
導電型例えばp型の第2クラッド層12と、第2導電型
の高不純物濃度の一方の電極(第1電極)をオーミック
にコンタクトするためのキャップ層3とを有し、このキ
ャップ層3上にオーミックに第1電極21が被着され、
半導体基体1の裏面に他方の電極、すなわち第2電極2
2がオーミックに被着されて成る。
【0003】このような半導体発光装置において、その
しきい値電流Ithの低減化等をはかるために、活性層2
の動作領域、すなわち発振領域に電流集中を行ってキャ
リア濃度が大なる、すなわち利得分布が急激に増大する
領域を形成するようにした利得ガイド型構成とする場合
がある。この場合、その電流集中は、例えばキャップ層
3側から、第2クラッド層12に至る深さに、活性層2
の動作領域を構成するストライプ部上を残してその両側
にメサ溝5を形成し、このメサ溝5内に、第1導電型例
えばn型の半導体層を埋込んでp−n接合による電流狭
窄を行うとか、あるいは例えばメサ溝5を形成すること
なく、第2クラッド層12の電流狭窄領域4の形成部
に、プロトンやボロンのイオン打ち込みを行って選択的
に高抵抗化することによって形成するなどの方法が採ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状に
おいては、上述した構成による電流狭窄領域は、メサ溝
の形成によって半導体層のエピタキシャル成長が分断さ
れること、すなわち2度のエピタキシャル成長が必要と
なって製造の煩雑さが問題となり、またイオン注入によ
る場合、GaAsにおいては実用化されているものの、
他の半導体材料による半導体発光装置においては、イオ
ン注入時のダメージが大きくなるなどの理由から、発振
しきい値などの基本的特性を悪化してしまうという問題
がある。このイオン注入時のダメージを減少させるため
には、イオン注入の加速電圧を小さくするなどの注入条
件をコントロールすることになるが、半導体材料によっ
てはこの条件に対して敏感で、この条件のコントロール
に厳密性を必要として、安定して所要の特性を有する半
導体発光装置を歩留り良く製造することが困難となる。
本発明は、このような問題の解決を図り、複雑なイオン
注入のコントロール、工程を必要とせずに、電流狭窄領
域の形成を行うことができるようにして、安定して所要
の特性を有する半導体レーザー、半導体発光ダイオード
等の半導体発光装置を、確実に、したがって、歩留り良
く製造することができるようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、化合
物半導体において、アクセプタの活性化率を下げて、キ
ャリア濃度を減少させる原因の1つの水素パッシベーシ
ョンに着目して、これによって電流狭窄領域の形成を行
う。
【0006】すなわち、本発明による半導体発光装置
は、化合物半導体基体上に、少なくとも第1導電型の第
1クラッド層と、活性層と、第2導電型の第2クラッド
層と、一方の電極がオーミックコンタクトされるキャッ
プ層とが形成され、第1および第2クラッド層の少なく
とも一方に、活性層の動作領域に選択的に通電を行うた
めの電流狭窄領域、いわゆる電流ブロック領域を設ける
ものであるが、特に、本発明装置においては、この電流
狭窄領域は、水素導入がなされてドーパントの不活性化
がなされた領域によって構成する。
【0007】また、本発明による半導体発光装置の製造
方法は、化合物半導体基体上に、少なくとも第1導電型
の第1クラッド層と、活性層と、第2導電型の第2クラ
ッド層と、一方の電極がオーミックコンタクトされるキ
ャップ層とをエピタキシャル成長するエピタキシャル成
長を行う。その後、第1および第2クラッド層の少なく
とも一方の、活性層の動作領域を挟んでその両側に対応
する位置に水素によるパッシベーション処理を選択的に
行い、此処に電流狭窄領域を形成して目的とする半導体
発光装置を得る。
【0008】上述の本発明構成による水素導入を行って
形成された電流狭窄領域は、効果的にドーパントの不活
性化すなわちパッシベーションがなされて、此処におけ
る電気抵抗が高められることから、実質的にこの領域に
おける通電の阻止がなされ、この電流狭窄領域が存在し
ない部分に選択的に電流通路を形成することができる。
すなわち、活性層の動作領域に電流の集中を行うことが
できる。
【0009】この水素によるパッシベーション化のメカ
ニズムは、現在、充分には解明されていないが、例えば
アクセプタとしてZnがドープされたInP、AlGa
InP等において、そのZnが、格子内のIII族サイ
ト、あるいは格子間に入って格子内のPと結合している
領域に原子状水素もしくはプロトンが割り込んで作用す
ることで、アクセプタの活性化を阻害するというモデル
が考えられている。
【0010】この水素パッシベーションは強力であり、
例えば1018cm-3程度のキャリア濃度の半導体層を、
水素パッシベーションによって1016cm-3以下にまで
減少させることができる。この水素原子パッシベーショ
ンを行うための原子状水素の発生は、半導体層のエピタ
キシャル成長後に、アルシン(AsH3 )、フォスフィ
ン(PH3 )、水素(H2 )のいずれかをフローさせた
状態で、そのエピタキシャル成長温度から室温付近まで
に降下することで短時間で容易に発生させることができ
るものであり、かつこれによって容易に水素パッシベー
ションを行うことができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による半導体発光装置およ
びその製造方法の実施の形態を説明する。本発明による
半導体発光装置、例えば半導体レーザー、半導体発光ダ
イオードとその製造方法においては、水素によるドーパ
ントの不活性化が顕著に生じる化合物半導体、例えばI
nP系、AlGaInP系、GaN系、AlGaN系等
のIII−V族化合物半導体、あるいはII−VI族化
合物半導体が用いられる。
【0012】図1を参照して本発明による半導体発光装
置の一例を説明する。この例においては、いわゆるダブ
ルヘテロ接合型半導体発光装置に適用した場合である。
また、この例においては、AlGaInP系の半導体レ
ーザーを構成した場合で、この場合、第1導電型例えば
n型の単結晶GaAs化合物半導体基体1上に、これと
同導電型、この例ではn型のGaAsによるバッファ層
10と、同様にこれと同導電型の(AlX Ga1-X Y
In1-Y Pによる第1クラッド層11と、ノンドープあ
るいは低不純物濃度の第1導電型もしくは第2導電型の
活性層2と、第2導電型この例ではp型の(AlX Ga
1-X Y In1-Y Pによる第2クラッド層12と、これ
と同導電型の高不純物濃度のGaAsによるキャップ層
3とが順次積層された構造とされる。そして、少なくと
も一方のクラッド層、例えば第2クラッド層12には、
電流狭窄領域14が形成された構成とする。この電流狭
窄領域14は、活性層2の、例えば図1の紙面と直交す
る方向に延びる中央のストライプ状の動作領域を挟んで
その両側上に形成する。この電流狭窄領域14は、水素
導入によってドーパントの不活性化がなされた領域、す
なわち水素パッシベーション領域によって構成される。
電流狭窄領域14は、活性層2に至ることのない深さに
選定することが望ましい。
【0013】キャップ層3上および化合物半導体基体1
の裏面には、それぞれ、オーミックに第1および第2電
極21および22が被着される。
【0014】次に、この構成による半導体発光装置の製
造方法の一例を説明する。先ず、図2に示すように、第
1導電型、この例においてはn型の、(100)面方位
もしくはこの(100)面から5°〜15°オフした面
を主面とするGaAs基板よりなる化合物半導体基体1
を用意する。この化合物半導体基体1の上記主面上に、
順次MOCVD(Metalorganic Chemical Vapor Deposi
tion: 有機金属気相成長)法によって、基体1と同導電
型のn型の厚さ例えば0.3μmのGaAsによるバッ
ファ層10と、更にこれと同導電型のn型の(AlX
1-X y In1-y Pによる厚さ例えば1μmの第1ク
ラッド層11と、ノンドープあるいは低不純物濃度の第
1導電型もしくは第2導電型の活性層2と、第2導電型
この例ではp型の(AlX Ga1-X y In1- y Pによ
る厚さ例えば1μmの第2クラッド層12と、これと同
導電型の高不純物濃度の厚さ例えば0.3μmのキャッ
プ層3と、更にこれの上に、水素パッシベーションのマ
スク効果を有する例えばn型のInGaPによる例えば
厚さ0.3μmの保護層6とを1回の連続エピタキシャ
ル成長によって形成して半導体基板41を構成する。こ
のときのエピタキシャル成長における基体温度は、例え
ば680℃とする。
【0015】(AlX Ga1-X y In1-y Pによる第
1および第2のクラッド層11は、GaAsによる半導
体基体1と良く格子整合する組成に選定される。例えば
その組成比x=0.7、y=0.5に選定される。
【0016】活性層2は、単層もしくは多重量子井戸
(MQW)構造によって構成することができる。この場
合、井戸層は、例えばGaInP層によって、障壁層
は、例えばAlGaInP層によって構成することがで
きる。
【0017】上述の各n型もしくはp型の各半導体層、
例えば第1および第2導電型の第1および第2クラッド
層におけるn型ドーパントは、例えばSeもしくはSi
等を用いることができ、p型ドーパントは、例えばZn
を用いることができる。
【0018】次に、保護層6に対してフォトリソグラフ
ィによるパターンエッチングを行って図3に示すよう
に、目的とする半導体発光装置における動作領域、すな
わちストライプ状の光共振器の形成部上に相当する部分
を、図3において紙面と直交する方向に延長するストラ
イプ状に残してエッチング除去する。
【0019】そして、この保護層6をマスクとして、キ
ャップ層5を有する側から、第2クラッド層12に水素
導入を行う。この水素導入は、例えばアニール炉中でA
sH3 を流しながら、上述したエピタキシャル成長温度
の680℃より低い例えば600℃の温度で2分間のア
ニールを行う。このようにすると、クラッド層12の、
保護層6の形成がなされていない部分に対応する部分に
おいて、選択的に水素パッシベーションがなされて、キ
ャリア濃度が低下した高抵抗化された電流狭窄領域14
が形成される。すなわち、この場合、保護層6のパター
ンに対応するストライプ部を、電流通路7として残し
て、その両側の第2クラッド層12に選択的に、電流狭
窄領域14が形成される。この電流狭窄領域14の深さ
は、これが活性層2から例えば0.3μm離間するよう
に形成する。この場合、保護層6が第2クラッド層12
を構成材料(AlX Ga1-X y In1-y P中のアクセ
プタのZnが、原子状水素による不活性化を防止する役
割をなし、これにより保護層6が形成された部分下にお
いては、水素パッシベーションが回避されて、電流狭窄
領域14が選択的に形成される。そして、この場合、キ
ャップ層3においては、これが水素によるドーパントの
不活性化が顕著に生じる化合物半導体材料でないことか
ら、水素パッシベーションを無視することができる。
【0020】このように水素によるパッシベーション処
理を行って後に、半導体基板41を、アニール炉から取
り出して、例えばHCl:H22 を3:2で混合した
エッチャントによって、n型のInGaPにる保護層6
をエッチング除去する。
【0021】そして、図1に示すように、GaAsキャ
ップ層3および上n型GaAs半導体基体1の裏面にそ
れぞれ第1および第2電極21および22をオーミック
に被着する。第1電極21は、例えばTi、Pt、Au
の各金属層を順次積層した多層構造電極によって構成す
ることができ、第2電極22は、例えばAuGe、およ
びNiの各金属層を順次積層した多層構造電極によって
構成することができる。
【0022】このようにして、水素パッシベーションに
よって、キャリアが不活性化されて高抵抗化された電流
狭窄領域14を有する半導体発光素子、例えば半導体レ
ーザを構成することができる。この半導体発光素子は、
共通の半導体基板に、複数個同時に形成することができ
るものであり、この場合、例えば各半導体発光素子に関
して半導体基板41を、分断することによって、複数の
半導体発光装置、あるいはこの半導体発光素子が形成さ
れた半導体集積回路を同時に得ることができる。そし
て、この分断においては、通常のように、ストライプ部
を横切る方向の切断面は、劈開によって形成することに
よって光共振器端面を、平滑性にすぐれた面として形成
することができる。
【0023】このようにして構成された半導体発光装置
は、水素パッシベーションによって高抵抗化された電流
狭窄領域14によって、電流通路の制限がなされ、活性
層3に対するキャリアの注入を、その動作領域に効果的
に集中することができることから、しきい値電流Ith
低減化がはかられるとともに、この電流狭窄領域14の
形成は、単に、AsH3 、PH3 等の水素を含む原料ガ
スを供給して、各半導体層のエピタキシャル成長温度よ
り低い温度における短時間のアニールによる原子状水素
の導入によって行うことができるので、その製造方法
は、簡略化され、また、従来におけるようにイオン注入
等によって形成する場合におけるイオン注入に伴うダメ
ージによって、半導体発光装置の基本的特性の低下、不
安定性を回避することができる。
【0024】また、本発明方法によるときは、1回の連
続エピタキシャル成長によって形成することができるこ
とから、その製造工程は、きわめて簡略化される。
【0025】上述した例では、保護層6が、InGaP
によって構成した場合であるが、この保護層6として
は、AlGaInPや、GaAsを用いることができる
(例えば培風館発行、赤崎勇編著、「III−V族化合
物半導体」12章参照)。
【0026】尚、本発明は、上述した数値例に限られる
ものではなく、本発明の技術思想の範囲において種々の
変更を行うことができる。例えば、アニール時間や、ア
ニール温度の選定、また、保護層6のストライプ幅、厚
さ等の選定によって、電流狭窄領域14の大きさを制御
できる。また、例えば上述した例では、アニール炉にお
いてアニールを行った場合であるが、例えばエピタキシ
ャル成長に用いた例えばMOCVD装置において行うこ
ともできる。また、上述した例では、第1導電型がn型
で、第2導電型がp型としたが、第1導電型がp型で、
第2導電型がn型とすることもできる。また、その構造
においても、例えば活性層と第1および第2のクラッド
層間にそれぞれ第1および第2導電型のガイド層が配置
されたSCH(Separate Confinement Heterostructure)
構造の半導体発光装置等、種々の構造の半導体発光装置
に適用することができる。
【0027】また、各化合物半導体層のエピタキシャル
成長は、MOCVD法によらず、MBE(Molecular Be
am Epitaxy: 分子線エピタキシー)法等によって形成す
ることもできるなど、種々の変形変更を採ることができ
る。
【0028】また、前述したように、本発明は、AlG
aInP系半導体発光装置に限られるものではなく、水
素によるドーパントの不活性化が顕著に生じる化合物半
導体、例えばInP系、AlGaInP系、GaN系、
AlGaN系等のIII−V族化合物半導体、あるいは
II−VI族化合物半導体による半導体発光装置に適用
することができる。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、水素
パッシベーションによって高抵抗化された電流狭窄領域
によって、電流通路の制限を行って、電流すなわちキャ
リアの注入を、その動作領域に効果的に集中するように
したことから、しきい値電流Ithの低減化がはかられ
る。そして、この電流狭窄領域の形成は、単に、AsH
3 、PH3 等の水素を含む原料ガスを供給して、各半導
体層のエピタキシャル成長温度より低い温度における短
時間のアニールによる原子状水素の導入によって行うこ
とができるので、その製造方法は、簡略化される。ま
た、電流狭窄領域の形成を、従来におけるようにイオン
注入等によって形成する場合におけるイオン注入に伴う
ダメージによって、半導体発光装置の基本的特性の低
下、不安定性を回避できることから、すぐれた特性を有
する半導体発光装置を、安定して高い信頼性をもって製
造することができ、歩留りの向上がはかられ、さらに、
本発明方法によるときは、1回の連続エピタキシャル成
長によって形成することができることから、その製造工
程は、きわめて簡略化されることから、良品の製造効率
が高められ、コストの低減化が図られるなど、工業的に
多くの利益をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体発光装置の一例の概略断面
図である。
【図2】本発明による半導体発光装置製造方法の一例の
一工程の概略断面図である。
【図3】本発明による半導体発光装置製造方法の一例の
一工程の概略断面図である。
【図4】従来の半導体発光装置の一例の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・化合物半導体基体、2・・・活性層、3・・・
キャップ層、4・・・電流狭窄層、5・・・メサ溝、6
・・・保護層、11・・・第1クラッド層、12・・・
第2クラッド層、21・・・第1電極、22・・・第2
電極、41・・・半導体基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物半導体基体上に、 少なくとも第1導電型の第1クラッド層と、活性層と、
    第2導電型の第2クラッド層と、一方の電極がオーミッ
    クコンタクトされるキャップ層とが形成され、 上記第1および第2クラッド層の少なくとも一方に、上
    記活性層の動作領域に選択的に通電を行う電流狭窄領域
    が形成され、 該電流狭窄領域は、水素導入がなされてドーパントの不
    活性化がなされた領域によって構成されたことを特徴と
    する半導体発光装置。
  2. 【請求項2】 化合物半導体基体上に、少なくとも第1
    導電型の第1クラッド層と、活性層と、第2導電型の第
    2クラッド層と、一方の電極がオーミックコンタクトさ
    れるキャップ層とをエピタキシャル成長するエピタキシ
    ャル成長工程と、 上記第1および第2クラッド層の少なくとも一方の、上
    記活性層の動作領域を挟んでその両側に対応する位置
    に、水素によるパッシベーション処理を選択的に行って
    電流狭窄領域を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体発光装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021057557A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 Dowaエレクトロニクス株式会社 点光源型発光ダイオード及びその製造方法
WO2022065683A1 (ko) * 2020-09-23 2022-03-31 삼성전자주식회사 마이크로 led 및 이를 구비한 디스플레이 모듈

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