JPH1174615A - 窒化物半導体レーザ素子の製造方法 - Google Patents
窒化物半導体レーザ素子の製造方法Info
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- JPH1174615A JPH1174615A JP23234997A JP23234997A JPH1174615A JP H1174615 A JPH1174615 A JP H1174615A JP 23234997 A JP23234997 A JP 23234997A JP 23234997 A JP23234997 A JP 23234997A JP H1174615 A JPH1174615 A JP H1174615A
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Abstract
で、単一モードのレーザ光が得られる窒化物半導体レー
ザ素子の製造方法を提供することである。 【解決手段】 p側層4の一部をエッチングして基板1
の表面を露出させる第一の工程を行い、続いて、p側層
4の他の一部をn側層2が露出するまでエッチングし、
このエッチング端面に共振面201を形成する第二の工
程を行い、その後、共振面201間でウエハを分離する
第三の工程を行い、更に共振面201より突出したn側
層2及び基板1の突出部c及び突出部dの長さをレーザ
光を遮らないように調整する第四の工程を第一〜第三の
工程のいずれかの工程の際又は独立して行う。
Description
lYGa1-X-YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)よりなるレ
ーザ素子の製造方法に係り、特に共振面がエッチングに
より形成され、共振面から放射されるレーザ光のファー
フィールドパターンの良好な窒化物半導体レーザ素子の
製造方法に関する。
含む窒化物半導体層に共振面を形成し、活性層内で増幅
された大きな出力のコヒーレント光を共振面から放射す
るものがある。
レーザ素子として、波長が410nmの短波長のレーザ
光の連続発振の可能な窒化物半導体レーザ素子を提案し
ている。例えば、Appl.Lett.69(199
6)3034、Appl.Phys.Lett.69
(1996)4056などに記載されている。上記本発
明者等が提案した窒化物半導体レーザ素子は、短波長の
レーザ光を放射することができるので、光メモリーの高
密度化や大容量化にとって大変有用である。
面は、エッチングや劈開、又は劈開後に劈開面を研磨す
ること等により形成される。一般に、窒化物半導体の基
板はサファイアやスピネル等ほとんど劈開性のない材料
を用いているため、劈開により共振面を形成するのは困
難である。また、エッチングは劈開性の有無に関係なく
共振面を形成することができるので、劈開に比べ比較的
容易にしかも共振面を鏡面状に近い状態で形成し易い。
図1のように、基板1上に、n側窒化物半導体層(n側
層)2、活性層3、p側窒化物半導体層(p側層)4が
積層されている。このレーザウエハに、n電極を形成す
るためのn側層(例えばコンタクト層)をエッチングに
より露出させる際に、同時に共振面を形成している。
子のウエハのチップ状への分離は、ダイサーやスクライ
バー等の外力によってウエハを割る装置を用いて行われ
ているが、n側層の露出と同時に共振面を形成している
ので、外力によってカットするカット面にn側層が存在
しクラックが生じ易い。このクラックが窒化物半導体の
結晶性を損ねたり高度を低下させたり寿命を短くするた
め、クラック防止として図1のaに示すように共振面か
らカット面までの距離を長めに設けている。
aのように共振面からカット面までの距離を長めに設け
てあると、矢印bのように共振面から放射されるレーザ
光がこの部分に反射し、ファーフィールドパターンを乱
し、光メモリーの高密度化や大容量化に応用するのに必
要とされるレーザ光の単一モード化が十分満足いくもの
でないことがわかった。ファーフィールドパターンを良
好にするため、単に共振面からカット面までの距離を短
くしたのでは、ウエハを外力によってチップ状にカット
する際のクラックの防止が不十分となる。また、共振面
からカット面までの距離を短くしてもウエハをカットす
る際に窒化物半導体にクラックが発生しないようにする
ために、共振面を形成する際にn側層を残さず基板まで
エッチングし、カット面のn側層を除去した後にウエハ
をカットすることが考えられる。しかし、共振面を形成
する際にn側層を残さず基板までエッチングすると、エ
ッチング深さが大きくなり、エッチング条件により共振
面が平滑にならずファーフィールドパターンが大きく乱
れ易くなる。また、n電極を形成するn側層の露出と同
時に共振面を形成し、その後に共振面側のn側層のみを
基板までエッチングすることが例えば特開平7−142
763号公報等に記載されているが、n側層はp側層に
比べて比較的厚膜に形成されているためにエッチング深
さが大きくなり、上記と同様エッチング条件により、不
要なエッチングが生じ共振面が十分な平滑にならずファ
ーフィールドパターンが乱れる傾向がある。
ファーフィールドパターンを十分に良好な単一モードと
することができず、光メモリーの高密度化や大容量化と
しての、レーザビーム径を小さくすることを必要とする
DVD光源や、単一モードの光を必要とする光通信分野
等への適用を十分満足させることができない。
ーフィールドパターンが良好で、単一モードのレーザ光
が得られる窒化物半導体レーザ素子の製造方法を提供す
ることである。
下(1)〜(3)の構成によって達成することができ
る。 (1) 基板1上に、少なくともn側層2、活性層3、
p側層4が順に積層されたウエハの、p側層4の一部5
01を基板1までエッチングして基板1の表面を露出さ
せる第一の工程を行い、続いて、p側層4の他の一部5
02をn側層2が露出するまでエッチングし、このエッ
チング端面に共振面201を形成する第二の工程を行
い、その後、共振面201間でウエハを分離する第三の
工程を行い、更に共振面201より突出したn側層2及
び基板1の突出部c及び突出部dの長さをレーザ光を遮
らないように調整する第四の工程を第一〜第三の工程の
いずれかの工程の際又は独立して行うことを特徴とする
窒化物半導体レーザ素子の製造方法。 (2) 前記n側層2の突出部cの長さが、3〜10μ
mであり、且つ前記基板1の突出部dの長さが、10〜
20μmであることを特徴とする前記(1)に記載の窒
化物半導体レーザ素子の製造方法。 (3) 前記n側層端面202に、不透光膜、凹凸の形
状、又は一定のパターン形状が形成されてなることを特
徴とする前記(1)又は(2)のいずれか1項に記載の
窒化物半導体レーザ素子の製造方法。
面を形成する前に、P側層の一部をエッチングし共振面
に垂直の平面となる基板を露出させるものであり、更に
共振面に垂直な平面の基板及びn側層の共振面からの各
突出部の長さをレーザ光が当たらないように調整するこ
とにより、共振面が平滑となり更にレーザ光が共振面に
垂直な平面のn側層及び基板の突出部等にぶつかり反射
することがない。従って、本発明は従来の問題点であっ
た反射光によるファーフィールドパターンを乱すことな
くレーザ光の単一化が可能となる。更に共振面に垂直な
平面のn側層の一部がレーザ光が当たらないようにエッ
チングで予め除去されているので、レーザ光のファーフ
ィールドパターンが乱れないと共に、ウエハをチップ状
に劈開する際のクラックの防止を可能にしている。
離する方法として、p側層の一部をn側層までエッチン
グしエッチング端面に共振面を形成した後n側層を更に
基板までエッチングすることが公開されている。例えば
特開平5−343742号、特開平7−142763号
各公報等に記載されている。しかしこれらの技術は、窒
化物半導体の結晶性を損ねることなくチップ状にカット
する点では優れた効果があるが、近年の光メモリーの高
密度化や大容量化等の要求によるレーザ光のファーフィ
ールドパターンの単一モード化においては十分満足でき
るものでない。これに対し、本発明は、エッチングの方
法を従来のそれとは相違し、共振面側の基板をエッチン
グして予め露出させておいてから、エッチングにより共
振面を形成することにより、本発明の顕著な効果を得る
ことができる。
明する。図2〜図5は、本発明の製造方法の各工程によ
る窒化物半導体の模式的断面図である。またこれらの図
は、ウエハの特定の一単位を示したものである。図2
は、基板1上に、n側窒化物半導体層(n側層)2(コ
ンタクト層、光ガイド層及び光閉じこめ層等の積層構造
を有する)、活性層3、p側窒化物半導体層(p側層)
4(コンタクト層、光ガイド層及び光閉じこめ層等の積
層構造を有する)が積層されている窒化物半導体の模式
的断面図である。この図2の窒化物半導体が本発明の製
造方法における第一〜第四の工程を経ていく過程を図2
〜5を用いて説明する。
は、p側層4の一部501を基板1までエッチングし、
基板1の表面を露出させる。この際、基板1の表面がエ
ッチング条件等によりわずかに侵食されていてもよい。
その後に、第二の工程において、図3で示したp側層4
の他の一部502をn側層2が露出するまでエッチング
し、エッチング端面に共振面201を形成する。エッチ
ングによって共振面201が形成された窒化物半導体を
図4に示す。続いて、第三の工程において、図4で示さ
れる窒化物半導体のウエハを分離する。分離する方法と
しては、特に限定されず、例えば窒化物半導体が形成さ
れていない側の基板1を研磨した後、劈開する。
反対側の端面は、レーザ光の放射面でないので、レーザ
光の単一化を考慮する必要がなく、共振面201等が形
成されていなくてもよい。また、第二の工程で、p側層
4の他の一部502をエッチングして露出させるn側層
2としては、窒化物半導体を構成するn側層であればい
ずれでもよく、例えばn電極を形成するコンタクト層等
と同一面を露出させると、共振面の形成と電極形成面と
を同時に形成できるので、エッチング工程が簡素化でき
る。
させた後に、第二の工程で共振面201を形成すると共
振面201が平滑な面となる。このことは、本発明の製
造方法により、エッチングの条件やエッチングの順序等
による共振面201への不要な侵食等を防止できるため
と考えられる。また、第三の工程で、ウエハをチップ状
に分割する際、クラック防止のために基板1のカット面
203上部のn側層2をエッチングにより除去する必要
がなくなり製造の工程が簡素化できる。
から突出しているn側層2の突出部c及び基板1の突出
部dの各長さは、活性層3から放射される角度θのレー
ザ光を遮らないように調整されている。このように調整
することによって、レーザ光が突出部c及びdにぶつか
り反射して、ファーフィールドパターンが乱れるのを防
止でき、レーザ光の単一モード化が可能となる。また、
第四の工程は、第一〜第三のいずれかの工程の際に行わ
れてもよいが、n側層の突出部cの形成はp側層の他の
一部502をエッチングする際にエッチング幅を調整し
て行われるのが好ましい。また、基板1の突出部dの形
成は、p側層の一部501をエッチングする際にエッチ
ング幅を調整して行っても、あるいは第三の工程でウエ
ハを分割した後にカット面203(図5に図示)を研磨
して調整してもよい。
の各長さがエッチングによって調節される場合、フォト
リソグラフィー技術を用いて、好ましい各突出部の長さ
となるような形状を有するフォトマスクを作製し、その
フォトマスクをあわせ露光し現像した後エッチングして
501又は502の部分を除去して、n側層2や基板1
を露出させると共に各突出部の長さを調整する。
突出部c及び基板1の突出部dの各長さは、窒化物半導
体レーザ素子の種類によりレーザ光の放射角度や窒化物
半導体層の膜厚が異なるため、窒化物半導体ごとにフォ
トリソグラフィー技術におけるフォトマスクの形状や研
磨の程度を変更することで、種々の窒化物半導体レーザ
素子に適するように適宜調整される。また、同一の組成
の窒化物半導体素子であっても形成する際の反応条件に
より、レーザ光の放射角度などが変化するため、突出部
の長さを調整する必要が生じる場合がある。具体的に、
n側層2の突出部cの好ましい長さは、3〜10μm、
より好ましくは3〜5μm、最も好ましくは1〜3μm
である。また、基板1の突出部dの好ましい長さは、1
0〜20μm、より好ましくは10〜15μm、最も好
ましくは5〜10μmである。突出部c及びdの長さが
これらの範囲であると、レーザ光が共振面201から突
出しているn側層2及び基板1に当たって反射すること
がないので、良好なファーフィールドパターンが得られ
る。また、基板1のカット面203上部のn側層2が除
去されているのでウエハをチップ状に割る際、クラック
の発生を防止するのに好ましい。更に、反射を良好に防
止するために、上記各突出部の長さの調節に加えて、活
性層から共振面に垂直な平面のn型層までの膜厚(図5
のeの膜厚)が1.5〜3.0μm、より好ましくは
1.6〜1.8μmの範囲であると好ましい。但し、上
記の各突出部の長さ及び図5のeの膜厚の具体的な値
は、一例を示したに過ぎず、本発明はこれに限定されな
い。
3から散乱してn側層端面202から放射される不必要
な光が、レーザ光のファーフィールドパターンを乱さな
いように制御できるように構成されていることが好まし
い。このように散乱した光の制御が可能な構成になって
いると、活性層3から一部の散乱した光が、n側層2内
を導波しn側層端面202から 仮に放射されたとして
も、活性層3から放射されるレーザ光のファーフィール
ドパターンを乱すことがなく単一モード化を良好にす
る。
する構成とは、少なくともファーフィールドパターンを
乱さないように構成されていれば特に限定されないが、
具体的にはn側層端面202に不透光膜を形成し光の放
射を防止する構成、及び光の進行を散乱させ直接レーザ
光に交差しないように又は交差する光の強度を和らげる
ように、n側層端面202を粗して凹凸を設けたり、パ
ターンを設ける等の構成が挙げられる。またこれらの構
成を2種類以上n側層端面202に設けてもよい。上記
不透光膜の具体例としては、Si、Au、Ti、Cr等
の少なくとも1種以上から構成される膜が挙げられる。
またこれらの不透光膜をn側層端面202に形成する方
法としては、スパッタ、蒸着等である。またn側層端面
202を粗したりパターンの形状の具体例は、例えば図
6の(a)ギザギザ、(b)波型、(c)V溝等の形状
が挙げられる。図6はn側層端面202の形状を示した
素子の概略図である。また、粗したり、パターンを形成
する方法は、共振面を形成する際に、フォトマスクの転
写パターンをn側層端面202が上記構成となるように
作成し、n側層2を露出させると共にn側層端面202
の形状を形成することが好ましい。n側層端面202に
光の制御機能を設ける工程は、第一の工程の後に行うの
が好ましいが、特に限定されない。
グする方法には、ウエットエッチング、ドライエッチン
グ等の方法があり、共振面となるような平滑な面を形成
するには、好ましくはドライエッチングを用いる。ドラ
イエッチングには、例えば反応性イオンエッチング(R
IE)、反応性イオンビームエッチング(RIBE)、
電子サイクロトロンエッチング(ECR)、イオンビー
ムエッチング等の装置があり、いずれもエッチングガス
を適宜選択することにより、窒化物半導体をエッチング
して共振面を形成することができる。例えば、本出願人
が先に出願した特開平8−17803号公報記載の窒化
物半導体の具体的なエッチング手段を用いることができ
る。
構造を有する場合には、上記のようなエッチング方法を
用い共振面を形成した後、上記エッチング方法によりリ
ッジ構造を形成することが好ましい。共振面を形成した
後にリッジ構造を形成すると共振面がより平滑になる。
スピネル、SiC、ZnO、MgO、Si等の窒化物半
導体を成長させるために提案されている基板を用いるこ
とができる。
極等は特に限定されず、いずれの層構成及び形状等を有
していてもよい。
に限定されない。
いて行い、サファイア基板上に下記の層構成を形成し
た。2インチφのサファイア基板の上に、n型GaNよ
りなるn型コンタクト層と、n型AlGaNよりなるn
型光閉じこめ層と、n型AlGaNよりなる光ガイド層
と、InGaNよりなる活性層と、p型AlGaNより
なる光ガイド層と、p型AlGaNよりなるp型光閉じ
こめ層と、p型GaNよりなるp型コンタクト層とを積
層したウエハを作製する。
半導体の最上層に、第三の工程で共振面201間の中間
が突出部dの長さが20μmとなるような形状のマスク
を形成し、SiCl4ガス、Cl2ガスを用いてRIE
(反応性イオンエッチング)を行い、p側層4の一部
(図1の501)をエッチングして基板1を露出させ
る。次にマスク除去後に、第二の工程で、p側層4の他
の一部(図1の502)を除去するために、ウエハの窒
化物半導体の最上層に、突出部cの長さが5μmとなる
ようにマスクを形成して再度RIEを行い、電極を形成
すべきn型コンタクト層を露出させると同時に、露出さ
せた基板1の平面と垂直となる窒化物半導体層表面に共
振面201を形成する。マスク除去後、露出したn型コ
ンタクト層にn電極、最上層のp型コンタクト層にp電
極を、互いに平行なストライプ形状でそれぞれ形成す
る。
μmの厚さまでラッピング(研磨)した後、ストライプ
状の電極に垂直な方向でバー状に劈開する。劈開後、p
電極に平行な方向でバーを切断してレーザチップとし
た。
を、ヒートシンクにフェースアップの状態で設置して実
際に発振させたところ、共振面から出るレーザ光のファ
ーフィールドパターンは基板水平方向に対して上下対称
であって、レーザ光の反射による干渉が現れていない形
状であり、レーザ光が基板によって遮られておらず、ビ
ーム中心が基板に対して水平であることを示した。
形成する際に、n側層端面202が図6(a)のギザギ
ザのパターンとなるようなフォトマスクの転写パターン
を作成し、n側層2を露出させると共にn側層端面20
2の形状を形成する以外は実施例1と同様にしてレーザ
チップを作製した。その結果、n側層端面202から散
乱した光がレーザ光に交差することを防止できるのでフ
ァーフィールドパターンがより良好となった。
面202にSiよりなる不透光膜をスパッタにて形成す
る以外は実施例1と同様にしてレーザチップを作製し
た。その結果、n側層端面202から散乱した光が放出
するのを防止できファーフィールドパターンがより良好
となった。
を形成し、共振面に垂直な平面のn側層の突出部及び基
板の突出部の長さを特定の長さに調整することで、共振
面が良好な平滑面となりファーフィールドパターンが良
好となる。更に本発明は、基板をカットする前にカット
面上部のn側層が除去されているのでクラックの防止も
良好となる。
る。
窒化物半導体の模式的断面図である。
窒化物半導体の模式的断面図である。
窒化物半導体の模式的断面図である。
実施形態の窒化物半導体素子の模式的断面図である。
の一実施の形態を示した窒化物半導体の概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基板1上に、少なくともn側層2、活性
層3、p側層4が順に積層されたウエハの、p側層4の
一部501を基板1までエッチングして基板1の表面を
露出させる第一の工程を行い、続いて、p側層4の他の
一部502をn側層2が露出するまでエッチングし、こ
のエッチング端面に共振面201を形成する第二の工程
を行い、その後、共振面201間でウエハを分離する第
三の工程を行い、更に共振面201より突出したn側層
2及び基板1の突出部c及び突出部dの長さをレーザ光
を遮らないように調整する第四の工程を第一〜第三の工
程のいずれかの工程の際又は独立して行うことを特徴と
する窒化物半導体レーザ素子の製造方法。 - 【請求項2】 前記n側層2の突出部cの長さが、3〜
10μmであり、且つ前記基板1の突出部dの長さが、
10〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載
の窒化物半導体レーザ素子の製造方法。 - 【請求項3】 前記n側層端面202に、不透光膜、凹
凸の形状、又は一定のパターン形状が形成されてなるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の窒化物
半導体レーザ素子の製造方法。
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JP23234997A JP3327179B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 窒化物半導体レーザ素子の製造方法 |
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-
1997
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