JPH1173996A - 非水系二次電池 - Google Patents

非水系二次電池

Info

Publication number
JPH1173996A
JPH1173996A JP9232197A JP23219797A JPH1173996A JP H1173996 A JPH1173996 A JP H1173996A JP 9232197 A JP9232197 A JP 9232197A JP 23219797 A JP23219797 A JP 23219797A JP H1173996 A JPH1173996 A JP H1173996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
negative electrode
electrode
positive electrode
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9232197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Adachi
眞哉 足立
Yoshio Matsuda
良夫 松田
Takeji Nakae
武次 中江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP9232197A priority Critical patent/JPH1173996A/ja
Publication of JPH1173996A publication Critical patent/JPH1173996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高容量、高出力特性およびサイクル特性良好、
かつ安全性の高い電池を提供する。 【解決手段】正極と等電位の導電体と、負極と等電位の
導電体がセパレート物質を介して1周以上対向して捲回
積層し、かつ、該捲回電極体と電池缶との間、および/
または該電極等電位導電体とセパレート物質との間に導
電性のメッシュを間置していることを特徴とする非水系
二次電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水系二次電池に
関するものであり、高容量かつ安全性に優れた電池を提
供する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラやノート型パソコン
などのポータブル機器の普及に伴い、小型高容量の二次
電池に対する需要が高まっている。従来から使用されて
きた二次電池のほとんどはアルカリ電解液を用いたニッ
ケル−カドミウム電池、またはニッケル−水素電池であ
るが、電池電圧が約1.2Vと低く、エネルギー密度の
向上に課題がある。そこで、負極にリチウム金属を使用
したリチウム二次電池が開発されたが、リチウムデンド
ライトの発生による安全性の上で問題が生じ、本格的な
普及には至らなかった。その後、金属リチウム負極に代
わり、デンドライト発生が少ないと言われる炭素層間化
合物を負極として利用したリチウムイオン二次電池が開
発され、現在、携帯機器用二次電池として飛躍的に普及
しいてる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リチウムイオ
ン二次電池はリチウム金属二次電池と比べて安全性が格
段に向上したといえども、安全性の点でまだ技術が確立
されているわけではなく、特に電池容量が増加した電池
では安全性の確保が課題となっている。
【0004】安全性の確保(特に釘刺し試験や圧壊試験
などの破壊試験に合格)のために従来から適用されてい
る対策は、(1) 電極材や電解液などに工夫したものと、
(2)電池構成や安全装置などに工夫したものなどがある
(例えば、特開平5-326017号公報、特開平6-203827号公
報、特開平6-215749号公報、特開平6-325751号公報、特
開平6-333548号公報など)。(1) としては、正極活物質
に熱安定性が比較的高いLiMn24を用いたり、難燃
性の電解液を用いたり、またシャットダウン効果を有す
るセパレータなどが試みられている。(2) としては、圧
力破裂板、PTC素子、電流遮断弁などが試みられてい
る。
【0005】しかしながら、これらの対策だけでは、高
エネルギー密度かつ高出力特性に優れた電池の安全性を
確保することは困難であった。特に、高容量が期待され
るが安全性に問題があると言われているLiNiO2
正極活物質を用いる場合には事実上無理であった。
【0006】また、前記対策(2) に分類されるが、捲回
電極体の最外周部および/または最内周部に、正極等電
位露呈金属部分と負極露呈金属部分が、捲き電極体1周
以上の長さにわたって対向させた構成の電池が提案され
ている(特開平8-153542)。しかしながら、該公開特許
公報に記載の技術では、圧壊試験に対しては有効ではな
かった。
【0007】本発明は、これら従来技術の欠点を解消し
ようとするものであり、安全性に優れた二次電池を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、上
記課題を解決するために以下の構成を有する。
【0009】「少なくとも正極、負極とをセパレート物
質を介して捲回積層した電極体と、非水系電解液、電池
缶を備える非水系二次電池において、該電極体の正極と
等電位の導電体と負極と等電位の導電体がセパレート物
質を介して1周以上対向して捲回積層されており、か
つ、該電極体と電池缶との間、および/または該正極等
電位導電体とセパレート物質との間、および/または該
負極等電位体とセパレート物質との間に、導電性のメッ
シュを間置していることを特徴とする非水系二次電
池」。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は二次電池、なかでも非水
系二次電池であるリチウム金属二次電池、さらにはリチ
ウムイオン二次電池として好ましく用いられる。電池形
態も、角型、円筒型、カード型、コイン型など、特に制
限はない。
【0011】電池の安全性は、一般に電池エネルギーが
増加するほど、低下する傾向にあるので、高エネルギー
電池、例えば高エネルギーを有するリチウムイオン二次
電池では、リチウム金属負極を使用していないとはい
え、安全性確保技術が重要な課題となっている。本発明
は、このような高エネルギー電池の安全対策として特に
有効である。
【0012】通常、電池缶外部から電池缶が変形するよ
うな物理的な衝撃があった場合(釘刺し試験や圧壊試験
など)、例えば正極や負極が変形することによってセパ
レーターが破損し、正極材と負極材または各々の集電体
同士が接触(電気的短絡)する。この短絡部分に、短絡
電流が集中し、ジュール熱が発生、温度上昇に伴い、負
極および/または正極と電解液との反応や充電状態の正
極活物質の分解による活性酸素の放出などにより、最終
的には破裂・発火に至る。本発明においては「正極と等
電位の導電体と、負極と等電位の導電体がセパレート物
質を介して1周以上対向して捲回積層されていること」
という構成にすることによって、該初期短絡部分での発
熱を、充電状態の不安定な活物質のないところで発生さ
せることができるため、充電状態の正極活物質の分解を
抑制することができ、電池の破裂・発火の程度を軽減、
防止できるのではないかと推測している。
【0013】特に、該導電体対向部分が捲回電極体の最
外周部にある場合は、電池缶外への放熱が容易であり、
釘刺し試験のように最外周で初期の短絡が起こる場合
に、有効であると考えられる。また、該導電体対向部分
が捲回電極体の最内周部にある場合は、圧壊試験のよう
に捲回半径の小さい最内周部で初期短絡が起きやすい場
合に、有効であると考えられる。従って、これらを併用
することによって、釘刺し試験および圧壊試験にさらに
有効な電池を作製することができるので好ましい。さら
に、電池缶を正極または負極との等電位導電体としても
よい。また、電池缶外に電池缶と異なる極性の外部電極
を設け、セパレート物質を介して電池缶に捲回してもよ
い。具体的には、例えば、電池缶を金属製筒に挿入し
(両者が接触しないようにセパレート物質を介して)、
該金属製筒を電池缶の正極端子と接続する。この方が、
安全装置として全ての電池に適用させることが可能であ
り、汎用性、互換性に優れている場合もある。
【0014】しかしながら、該導電体対向部分があるの
みでは、実際に圧壊試験したところ、破裂・発火に至る
場合が多かった。特に、LiCoO2系で高容量の電池
の場合や、LiNiO2系の場合は顕著であった。そこ
で、本発明者らは鋭意検討した結果、さらに容易に短絡
するように工夫する事で、圧壊試験に合格することを見
出した。即ち、該捲回電極体と電池缶との間、および/
または該正極等電位導電体とセパレート物質との間、お
よび/または該負極等電位体とセパレート物質との間
に、導電性のメッシュを間置することにより、容易に短
絡する。
【0015】ここで、導電性のメッシュとしては導電性
が有れば特に制限はないが、電気伝導度が102Ω-1
cm-1以上であることが好ましい。具体的には、加工
性、コスト的な観点から銅、ステンレス、ニッケル、例
えばニッケルメッキした鉄などの金属製メッシュが好ま
しい。特に、電池缶が負極で、かつ、電池缶と導電性メ
ッシュが直接接触する場合は、耐食性の点から銅メッシ
ュが好ましい。メッシュの孔の間隔、形状、メッシュの
厚み、材質(硬さ、純度、製法など)などは、適宜選択
して使用することができる。例えば、メッシュの間隔が
広く、厚い場合は、圧壊試験時に容易に正極等電位導電
体と負極等電位導電体を接触させて短絡を発生させるの
で、圧壊試験に合格するが、通常の充放電時(特に初
回)に、正極と負極が膨張する際に短絡してしまい、電
池としての使用ができなくなってしまう可能性がある。
そこで、上述のメッシュの特性は、通常の充放電では短
絡せず、圧壊試験のような電池缶の変形を伴う物理的な
衝撃時には速やかに短絡するように適宜選択する。この
ようなメッシュ特性得るためには、上述のメッシュの孔
の間隔、形状、メッシュの厚みを適宜選択すればよい。
【0016】また、これらを併用することも通常の使用
時の短絡防止のために有効である。
【0017】上述の構成は、瞬時的なエネルギー消費に
効果的であるだけではなく、例えば釘刺し試験で捲回電
極体に釘が刺さり続けた場合でも、最外周部および/ま
たは最内周部の上記正・負極と等電位の導電体同士の短
絡部分の抵抗が最も小さいと予測され、該短絡部分に短
絡電流が集中するので、安全性がより高いと考えられ
る。
【0018】セパレート物質3の材質としては、電池缶
5と負極集電体8、正極集電体9、さらには負極等電位
導電体12、正極等電位導電体13の電気的絶縁性を保
つことができ、正極と負極が対向する部分はイオンが容
易に通過できる孔を有していれば特に限定されることな
く用いることができる。具体的には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、テフロン、ポリエチレン
グリコール(分子量1000以上)などの重合体やこれ
らの積層品(例えば、ポリプロピレン/ポリエチレン/
ポリプロピレンなど)、フッ素含有ゴム、シリコン、ク
ロロプレンゴムなどの各種ゴム類、不織布、紙類、ガラ
スなどからなるシート状物、塗膜(例えば、特願平8-25
4329に記載されている電極表面に湿式凝固法などで直接
形成した被覆微多孔膜など)、ビーズ状物などが挙げら
れる。また、これらを併用することも通常の使用時の短
絡防止のために有効である。
【0019】セパレート物質3の厚みは特に制限はな
く、作製する電池の大きさ、セパレート物質として使用
される材料などにより決められるが、電池容量の高容量
化の観点から10〜100μm程度が好適である。
【0020】図1に本発明の構成に関する実施態様の一
例を示す。負極および正極の最外周の電極シートの端部
に両面活物質層未塗工部分を捲回電極体最外周1周分設
けることで、負極1および正極2と等電位の導電体(負
極等電位導電体12、正極等電位導電体13)を捲回電
極体の最外周に各々電気絶縁性のセパレート物質3を介
して1周設けた。さらに、該セパレート物質3を介し
て、その周りを導電性メッシュ14が1周捲回された構
造になっている。
【0021】電池缶が変形したり、釘などが刺さって
も、先に電池缶(負極と等電位)と正極等電位導電体1
3が短絡する。また、正極だけでなく負極も同様にして
巻くことによって、より低抵抗で導電体同士が短絡する
ためにより効果的に安全性が向上する。最内周部の場合
は、逆に正極集電体の正極活物質を塗工していない部分
を巻き取り前半にもっていき、その集電体のみの部分
と、セパレーターで少なくとも1周以上巻き、それ以外
は通常公知の方法で電池を作製する。正極だけでなく負
極も同様にして巻くことによって、より低抵抗で短絡す
るためにより効果的に安全性が向上するのは、最外周に
導電体対向部を設ける場合と同様である。また、電池缶
を正極と等電位になるように接続しても、上記におい
て、正極と負極を逆にすれば同様の効果が得られる。導
電性メッシュの取り付け方法は、上述のように、負極
1、正極2、セパレート物質3を積層して巻き込んだ捲
回電極体としたあと、さらにその周りに捲回してもよい
し、最外周の電極等電位体と一緒に巻き込んでも良い。
さらに、該導電体のもう一方の導電体に対向していない
方の面に活物質層が設けられていてもよい。
【0022】本発明においては、正極、負極において、
活物質とともに導電体を用いることが好ましいが、導電
体としては、導電性が有れば特に制限はなく、金属材
料、炭素質材料などが挙げられる。特にアルミニウム、
銅、ニッケル、ステンレス、鉄などの金属材料が加工
性、コスト的な観点から好ましい。導電体は、集電体に
別途電気的に接続しても良いし、集電体に活物質層の未
塗工部分を設けて集電体の一部を導電体としても良い。
【0023】また、電池缶外にセパレート物質3を介し
て電池缶と異なる極性の導電性メッシュを捲回しても良
いし(この場合、電池缶内は従来の構成でも良い)、電
池自身に本発明の安全機構を施していなくても、複数の
電池を直列および/または並列に接続された電池パック
として、全体または一部をセパレート物質で覆い、電池
缶と異なる極性に接続している導電体を積層しても、本
発明と同様の安全機構が有効に働く状態なら何ら差し支
えなく、本発明と同様の安全機構を施す種々の工夫が可
能である。
【0024】本発明において負極活物質としては、特に
限定されるものではないが、炭素質材料が好ましく用い
られ、中でも、炭素繊維、黒鉛粉末が好ましく用いられ
る。炭素体としては、特に限定されるものではなく、一
般に有機物を焼成したものや黒鉛などが用いられる。炭
素体の形態としては、粉末状または繊維状の炭素体を粉
末化したものが好ましく用いられる。粉末状の炭素とし
ては、天然黒鉛、人造黒鉛、フリュードコークスなどの
コークス、石炭もしくは石油などのピッチ、メソカーボ
ンマイクロビーズなどの焼成体、ポリアクリロニトリル
(PAN)またはその共重合体、セルロース、ポリビニ
ルアルコール、リグニン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリイミド、フェノール樹脂、フルフリルアルコー
ルなどの樹脂焼成体が挙げられる。繊維状の炭素体とし
ては、PANまたはその共重合体から得られるPAN系
炭素繊維、石炭もしくは石油などのピッチから得られる
ピッチ系炭素繊維、セルロースから得られるセルロース
系炭素繊維、低分子有機物の気体から得られる気相成長
炭素繊維などが挙げられるが、その他に、上述のポリビ
ニルアルコール、リグニン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリイミド、フェノール樹脂、フルフリルアルコー
ルなどを焼成して得られる炭素繊維でも構わない。
【0025】これらの中で、炭素体が用いられる電極お
よび電池の特性に応じて、その特性を満たす炭素体が適
宜選択される。上記炭素体の中で、アルカリ金属塩を含
む非水電解液を用いた二次電池の負極に使用する場合に
は、PAN系炭素体、ピッチ系炭素体、気相成長炭素体
が好ましい。特に、アルカリ金属イオン、特にリチウム
イオンのドーピングが良好であるという点で、PAN系
炭素体が好ましく用いられる。粉末状炭素体の粒径は、
好ましくは0.1〜100μmが用いられ、さらに好まし
くは1〜50μmである。炭素繊維の直径は、それぞれ
の形態を採り易いように決められるべきであるが、好ま
しくは1〜1000μmが用いられ、さらに好ましくは1〜20
μmであり、特に好ましくは3〜15μmである。ま
た、異なった粒径の炭素繊維を数種類用いることも好ま
しいものである。炭素繊維の繊維長は、平均長さが1m
m以下、より好ましくは50μm以下、さらに好ましく
は8〜30μmが用いられる。また、下限としては繊維
直径に対する繊維長さの比率(アスペクト比)が1以上
が好ましい。1mmを越えると、スラリー化してシート
状の電極を形成する場合に塗工性が悪くなり、また電極
とした場合には正負極間の短絡が発生しやすくなる傾向
がある。アスペクト比が1未満になると粉末化の際に、
繊維方向に開裂して活性な炭素面が露出するため、サイ
クル特性が悪くなる。繊維の平均長は、例えば、SEM
等の顕微鏡観察によって、20個以上の炭素体の繊維方
向の長さを測定することにより、求められる。炭素繊維
を1mm以下に切断または粉砕するには、種々の微粉砕
機を使用することができる。
【0026】また、サイクル特性と容量性能のバランス
の点で、黒鉛粉末と炭素繊維、非晶性炭素粉末と炭素繊
維を適宜混合した系も好ましい。
【0027】さらに、炭素体以外にも、例えば特開平7
―235293に示されるような周期律表IV−Bおよび
/またはV−B族半金属(Ge、Sn、Pb、Sb、B
i)またはIn、Zn、Mgから選ばれた金属酸化物や
ポリアセンなどの化合物なども負極活物質として用いら
れる。
【0028】本発明の負極には、集電効果を高めるため
に銅、ステンレスなどの金属を集電体として用いること
が可能である。この金属集電体としては、箔状、繊維
状、メッシュ状などとくに限定されるものではないが、
例えば、箔状の金属集電体を用いる場合、金属箔上にス
ラリを塗布することによってシート状電極が作製され
る。シート状電極には集電効果をさらに高めるため、導
電剤として、アセチレンブラック、ケッチェンブラッ
ク、ファーネスブラックなどのカーボンブラックを添加
することも好ましい。さらに、導電性向上を目的として
炭素粉末、金属粉末などの導電性粉末を添加してもよ
い。また、結着剤としては熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
のいずれであってもよく、特に限定するものではない。
また、溶液やエマルジョンなどの状態で使用することも
可能である。添加量としては、通常電極材中に0.01
〜40wt%で使用される。具体的には、各種エポキシ
樹脂、セルロース樹脂、有フッ素ポリおよびコポリマ、
アクリル樹脂、有機クロル系樹脂、ポリアミド、ポリイ
ミド、ポリカーボネート等が挙げられる。なかでも、ポ
リフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、六
フッ化プロピレンポリマおよびコポリマが結着力、化学
的安定性、塗工性などの点で優れるため、好ましい。
【0029】本発明正極に使用される正極活物質として
は、人造あるいは天然の黒鉛粉末、フッ化カーボン、金
属酸化物などの無機化合物、有機高分子化合物などが好
ましく用いられる。この場合、金属酸化物などの無機化
合物を正極として用いる場合は、カチオンのドープと脱
ドープを利用して充放電反応が生じる。有機高分子化合
物を用いた場合には、アニオンのドープと脱ドープによ
り充放電反応が生じる。このように、物質により様々な
充放電反応様式を採るものであり、これらは必要とされ
る電池の正極特性に応じて適宜選択されるものである。
具体的には、アルカリ金属を含む遷移金属酸化物や遷移
金属カルコゲンなどの無機化合物、ポリアセチレン、ポ
リパラフェニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアニ
リン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの共役系高分
子、ジスルフィド結合を有する架橋高分子、塩化チオニ
ルなど、通常の二次電池において用いられる正極活物質
を挙げることができる。これらの中で、リチウム塩を含
む非水電解液を用いた二次電池の場合には、コバルト、
マンガン、ニッケル、モリブデン、バナジウム、クロ
ム、鉄、銅、チタンなどの遷移金属酸化物や遷移金属カ
ルコゲンが好ましく用いられる。特に、LixCoO2
(0<x≦1.0)、LixNiO2(0<x≦1.
0)、またはこれらの金属元素の一部をアルカリ土類金
属元素および/または遷移金属元素で置換したリチウム
複合酸化物(例えば特開平9−17430)や、Lix
MnO2(0<x≦1.0)、LixMn24(0<x
≦1.3)などが好ましく用いられる。
【0030】本発明に用いられる正極には、負極同様に
集電効果を高めるためにアルミ、ニッケル、ステンレ
ス、チタンなどの金属を集電体として用いることが可能
である。また、負極同様に導電剤として、アセチレンブ
ラック、ケッチェンブラックなどのカーボンブラックを
添加することも好ましく、さらに、導電性向上を目的と
して炭素粉末、金属粉末などの導電性粉末を添加しても
良い。また、結着剤は負極と同様のものが使用される。
【0031】これら正・負極の製造方法は特に限定され
ないが、上述の集電体上に、結着材、活物質、導電剤な
どを有機溶剤あるいは水等で、混練しペーストにしたも
のを塗布、乾燥し、プレス加工してシート状に成形す
る。ペースト化に用いる溶剤および固形分濃度は特に限
定されないが、使用する樹脂、塗布方法、乾燥条件など
を考慮し、適宜定められるものである。また、ペースト
中には、塗布性向上のための界面活性剤、消泡剤、分散
剤、紫外線吸収剤、保存安定性を向上するための安定剤
など、各種添加剤を加えることができる。
【0032】本発明に用いられる電解液としては、特に
限定されることなく従来の電解液が用いられ、例えば酸
あるいはアルカリ水溶液、または非水溶媒などが挙げら
れる。この中で、上述のアルカリ金属塩を含む非水電解
液からなる二次電池の電解液としては、プロピレンカー
ボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、γ
-ブチロラクトン(BL)、N-メチルピロリドン(NM
P)、アセトニトリル(AN)、N,N−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルフォキシド、テトラヒドロフラ
ン(THF)、1,3−ジオキソラン、ギ酸メチル、ス
ルホラン、オキサゾリドン、塩化チオニル、1,2−ジ
メトキシエタン(DME)、ジメチルカーボネート(D
MC)、ジエチレンカーボネート(DEC)、ジメチル
イミダゾリジノン等や、これらの誘導体や2種以上の混
合物などが好ましく用いられる。電解液に含まれる電解
質としては、アルカリ金属、特にリチウムのハロゲン化
物、過塩素酸塩、チオシアン塩、ホウフッ化塩、リンフ
ッ化塩、砒素フッ化塩、アルミニウムフッ化塩、トリフ
ルオロメチル硫酸塩などが好ましく用いられる。本発明
の電極を用いた二次電池の用途としては、軽量かつ高容
量で高エネルギー密度の特徴を利用して、ビデオカメ
ラ、パソコン、ワープロ、ラジカセ、携帯電話、ハンデ
ィターミナル、CDプレーヤー、MDプレーヤー、電気
髭剃り、液晶テレビ、玩具などの携帯用小型電子機器、
電気自動車等などの携帯用小型電子機器に広く利用可能
である。
【0033】
【実施例】本発明の具体的実施態様を以下に実施例をも
って述べるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0034】実施例1 (1)正極の作製 市販の炭酸リチウム(Li2CO3)と塩基性炭酸コバル
ト(2CoCO3・3Co(OH)2)をモル比でLi/
Co=1/1となるように秤量、ジルコニア製ボールミ
ルで湿式混合(粉砕溶媒にエタノール使用)後、大気中
900℃で20時間熱処理してLiCoO2を合成し
た。これを上記ボールミルで粉砕して、正極活物質であ
るLiCoO2粉末を得た。
【0035】この正極活物質を91重量%、ポリフッ化
ビニリデン(以下PVDFという、呉羽化学(株)製 KF
ポリマー#1100)を6重量%、アセチレンブラック
(“デンカブラック”、電気化学(株)製)を3重量%
秤量し、同量のNMPを加え、混練してペーストにした。
このペーストを、厚さ20μmのアルミ箔上の片面に、
単位面積当たりの正極活物質重量が200g/m2 にな
るように塗布し、100℃で15分乾燥後、もう一方の
面にも塗布し、100℃で30分乾燥し、さらに200
℃で15分乾燥しLiCoO2使用シート状電極を作製
した。このシート状電極を、線圧約100kg/cmで
ローラープレスしてアルミ集電体に圧着した後、スリッ
トし、総厚み190μmの正極を得た。ここで、正極最
外周の電極シートの端部に両面活物質層未塗工部分を捲
回電極体最外周1周分設けることで、正極と等電位の導
電体(集電体のアルミ箔)も捲回電極体の最外周に1周
設けた。
【0036】(2)負極の作製 負極活物質として短繊維状炭素繊維(“トレカ”ミルド
ファイバー:MLD-30、東レ(株)製)を85重量%、P
VDF(前述)を10重量%、アセチレンブラック(前
述)を5重量%、各々量りとり、約1.4倍のNMPを
加え、混練してペーストにした。このペーストを、厚さ
17μmの銅箔上の片面に 塗布し、100℃で15分
乾燥後、もう一方の面には若干目付量(単位面積当たり
の活物質量)を減少して塗布し、100℃で30分乾燥
し、さらに200℃で15分、窒素気流中で乾燥し短繊
維状炭素繊維使用シート状電極を作製した。このシート
状電極を線圧約100kg/cmでローラープレスして
銅箔集電体に圧着した後、スリットし、厚み200μm
の電池用電極を得た。ここで、負極最外周の電極シート
の端部に両面活物質層未塗工部分を捲回電極体最外周1
周分設けることで、負極と等電位の導電体(集電体の銅
箔)も捲回電極体の最外周に1周設けた (3)電解液 PCとDMCとの等容量混合溶媒中、LiPF6を1モ
ル/リットルの割合で溶解したものを作製した。
【0037】(4)電池作製 負極1および正極2をセパレーター3(ポリエチレン
製、厚み25μm:三菱化学製)とともに巻き込み、そ
の上下に絶縁体4を設置した状態で電池缶5に収納して
なるものである。
【0038】電池缶5には電池蓋7が封口ガスケット6
を介してかしめることによって取り付けられ、それぞれ
負極リード10、正極リード11を介して負極1と正極
2と電気的に接続され、電池として機能するように構成
されている。
【0039】この様な非水電解液系二次電池を以下のよ
うにして作製した。上記負極1および正極2の集電体部
分に、予め、ニッケル製負極リ−ド10、アルミニウム
製正極リ−ド11を溶接した。この負極1、正極2の集
電体部分に従来のセパレーター3を使用した後、負極1
と正極2を積層しながらスパイラル状に巻き込み、外径
約17mmの捲回電極体を得た。この捲回電極体の周り
にセパレーター3を介して銅メッシュ14(20メッシ
ュ)を1周捲回した。
【0040】この様にして作製した捲回電極体の上下両
端面に絶縁板4を配置した後、電池缶5に挿入し、正極
リ−ド11を電池蓋に、負極リ−ド10を電池缶5に溶
接した。この電池缶5に、アルゴン雰囲気のグローブボ
ックス内で電解液を注入した。 アスファルトで表面を
塗布した絶縁封口ガスケット6を介して電池缶5をかし
めることによって電池蓋7を固定し、電池内に気密性を
保持させ18650サイズの円筒型非水電解液系二次電
池を 7個組み立てた。
【0041】これらの電池のうち1個を、充電終止電圧
4.2V、充電電流1Aの条件で3時間定電流/定電圧
充電を行った後、放電終止電圧2.75V、放電電流
0.2Aの条件で定電流放電して初期容量を求めた。次
に、同様の充電を行い、充電後に放電終止電圧3.0
V、放電電流2.0Aの高出力条件で定電流放電する充
放電サイクルを300回繰り返し、充放電サイクルした
300回目の放電容量と同1回目の放電容量を比較し
て、次式で表される容量保持率を求めた。
【0042】容量保持率(%)={(300回目の放電容量)/
(1回目の放電容量)}×100 重量エネルギー密度と体積エネルギー密度、容量保持
率、および次式で表される高出力保持率の評価結果を表
1に示した。
【0043】高出力保持率(%)={(2.0A放電時の容
量)/(0.2A放電時の電池容量)×100 また、残り6個については、充電終止電圧4.2V、充
電電流1Aの条件で3時間定電流/定電圧充電を行った
後、安全性試験(圧壊試験、釘刺し試験)を各々3個ず
つ行った。その結果も表1に示した。
【0044】安全性試験(圧壊試験、釘刺し試験)は、
いずれも社団法人日本蓄電池工業会標準化委員会発行の
「リチウムイオン二次電池の安全性評価ガイドライン」
に従って実施した。
【0045】実施例2 正極活物質に、下記の活物質を用いた以外は実施例1と
同様の方法で行った。水酸化リチウム(Li(O
H))、水酸化ニッケル(Ni(OH)2)、水酸化ス
トロンチウム・8水塩(Sr(OH)2 ・8H2O)、
水酸化コバルト(Co(OH)2)を酸化物換算でLi
0.98Sr0.002Ni0.90Co0.102となるように秤量
し、650℃で16時間保持し予備焼成した。室温まで
冷却した後、再び自動乳鉢で30分間粉砕し、二次粒子
の凝集を解砕した。そして、予備焼成と同様の雰囲気下
で、750℃で8時間保持して本焼成し、室温まで冷却
した後、再度自動乳鉢で粉砕して正極活物質粉末とし
た。この正極活物質を用いた本発明による電池の充放電
特性および安全性試験の評価結果を表1に示した。
【0046】実施例3 MLD−30を、窒素雰囲気下で4時間、1150℃で熱処
理した以外は、実施例2と同様の方法で行った。この電
池の充放電特性および安全性試験の評価結果を表1に示
した。
【0047】実施例4 負極活物質の75重量%に黒鉛粉末(KS−25、ロン
ザ(株)製)を、25重量%に実施例3に使用した熱処
理炭素繊維を使用し、ECとDMCとの等容量混合溶媒
中、LiPF6を1モル/リットルの割合で溶解した電
解液を用いた以外は、実施例2と同様の方法で行った。
この電池の充放電特性および安全性試験の評価結果を表
1に示した。
【0048】実施例5 PVDF(呉羽化学(株)製 KFポリマー#110
0)にNMPを加え、攪拌して完全に溶解したのち、真
空脱泡してPVDF15重量%含有NMP溶液を作製し
た。次に負極を該PVDFのNMP溶液に浸漬したの
ち、ディップ方式で引上げ、メタノ−ル溶液に20分間
浸し、その後60℃で20分乾燥した。電極材上および
負極と等電位の導電体(銅箔)に被覆した微多孔膜の厚
みは、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察した結果、1
2μmであった。こうして作製した負極を用いた以外は
実施例1と同様の方法で行った。この電池の充放電特性
および安全性試験の評価結果を表1に示した。
【0049】実施例6 負極活物質に黒鉛粉末(KS−25、ロンザ(株)製)
のみを用いた以外は、実施例2と同様の方法で行った。
この電池の充放電特性および安全性試験の評価結果を表
1に示した。
【0050】比較例1 銅メッシュを捲回電極体最外周に捲回しなかった以外は
実施例1と同様の方法で行った。この電池の充放電特性
および安全性試験の評価結果を表1に示した。
【0051】なお、表1の放電容量は、n=3の平均値
であり、一の位を四捨五入して表示した。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明によって、高容量、高出力特性お
よびサイクル特性良好、かつ安全性の高い電池が提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二次電池の一例を示す概略縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・負極 2・・・正極 3・・・セパレート物質 4・・・絶縁板 5・・・電池缶 6・・・封口ガスケット 7・・・電池蓋 8・・・負極集電体 9・・・正極集電体 10・・・負極リード 11・・・正極リード 12・・・負極等電位導電体 13・・・正極等電位導電体 14・・・導電性メッシュ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも正極、負極とをセパレート物質
    を介して捲回積層した電極体と、電池缶とを少なくとも
    備える非水系二次電池において、該電極体の正極と等電
    位の導電体と負極と等電位の導電体がセパレート物質を
    介して1周以上対向して捲回積層されており、かつ、該
    電極体と該電池缶との間、および/または該正極等電位
    導電体と該セパレート物質との間、および/または該負
    極等電位体と該セパレート物質との間に、導電性のメッ
    シュが間置されていることを特徴とする非水系二次電
    池。
  2. 【請求項2】該セパレート物質の少なくとも一部が、ポ
    リフッ化ビニリデンを主成分とすることを特徴とする請
    求項1記載の非水系二次電池。
  3. 【請求項3】該正極に、結着材および/または導電材が
    用いられていることを特徴とする請求項1または2記載
    の非水系二次電池。
  4. 【請求項4】該負極に、結着材および/または導電材が
    用いられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の非水系二次電池。
  5. 【請求項5】該正極の活物質として、リチウム複合酸化
    物を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の非水系二次電池。
  6. 【請求項6】該リチウム複合酸化物が、LiXCoO
    2(0<x≦1.0)、LiXNiO2(0<x≦1.
    0)、またはこれらの金属元素の一部をアルカリ土類金
    属元素および/または遷移金属元素で置換したものであ
    ることを特徴とする請求項5記載の非水系二次電池。
  7. 【請求項7】該負極の活物質として、炭素質材料を用い
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の非
    水系二次電池。
  8. 【請求項8】該炭素質材料として、炭素繊維および/ま
    たは黒鉛粉末を用いることを特徴とする請求項7記載の
    非水系二次電池。
  9. 【請求項9】該炭素繊維が平均長30μm以下の短繊維
    状であることを特徴とする請求項8記載の非水系二次電
    池。
  10. 【請求項10】該非水系電解液がアルカリ金属塩電解質
    を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
    の非水系二次電池。
  11. 【請求項11】該アルカリ金属塩がリチウム塩であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の非水系二次電池。
JP9232197A 1997-08-28 1997-08-28 非水系二次電池 Pending JPH1173996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232197A JPH1173996A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 非水系二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232197A JPH1173996A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 非水系二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1173996A true JPH1173996A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16935521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9232197A Pending JPH1173996A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 非水系二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1173996A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164052A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Sony Corp 非水電解質電池
US7060388B2 (en) 2001-08-24 2006-06-13 Japan Storage Battery Co., Ltd. Nonaqueous electrolyte secondary battery
JP2013114940A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Gs Yuasa Corp 蓄電素子
JP2017098206A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 トヨタ自動車株式会社 電極体を有する二次電池

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164052A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Sony Corp 非水電解質電池
JP4734707B2 (ja) * 2000-11-27 2011-07-27 ソニー株式会社 非水電解質電池
US7060388B2 (en) 2001-08-24 2006-06-13 Japan Storage Battery Co., Ltd. Nonaqueous electrolyte secondary battery
JP2013114940A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Gs Yuasa Corp 蓄電素子
JP2017098206A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 トヨタ自動車株式会社 電極体を有する二次電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5882516B2 (ja) リチウム二次電池
US9214697B2 (en) Lithium secondary battery
US20170092922A1 (en) Non-aqueous electrolyte battery
EP2819219B1 (en) Bipolar electrode and bipolar lithium-ion secondary battery using same
US20070248884A1 (en) Negative electrode and secondary battery
KR20070100957A (ko) 리튬 이온 2차 배터리
JPH10214638A (ja) リチウム二次電池
JPH1186844A (ja) 電池用電極およびそれを用いた電池
JPH11260415A (ja) 非水電解液二次電池
JP2007179956A (ja) 負極およびそれを用いた電池
JP5160159B2 (ja) リチウム二次電池
US7651818B2 (en) Lithium ion secondary battery and charging method therefor
JP2005285633A (ja) 非水系二次電池及びその充電方法
JPH11102729A (ja) 非水溶媒系二次電池の製造方法
JPH09320568A (ja) 非水電解液系二次電池
JP4066462B2 (ja) 非水電解液系二次電池
JP2001283861A (ja) 電池用電極及び非水電解質電池
JP4120439B2 (ja) リチウムイオン2次電池
JP4403447B2 (ja) 非水系二次電池
US20210242489A1 (en) Negative electrode for lithium-ion secondary battery, and lithium-ion secondary battery
JP5050349B2 (ja) 負極およびそれを用いた電池
JP4085481B2 (ja) 電池
JPH1173996A (ja) 非水系二次電池
JP3794283B2 (ja) 非水電解質電池
JPH10247522A (ja) 非水電解液二次電池