JPH1173112A - 生花名札表示具 - Google Patents

生花名札表示具

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JPH1173112A
JPH1173112A JP24933397A JP24933397A JPH1173112A JP H1173112 A JPH1173112 A JP H1173112A JP 24933397 A JP24933397 A JP 24933397A JP 24933397 A JP24933397 A JP 24933397A JP H1173112 A JPH1173112 A JP H1173112A
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Shinji Maeda
眞治 前田
Shinobu Funabiki
忍 船曳
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FUNABIKI MACHIKO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、生花鉢に取付けられた生花名札の
順番を容易にしかも体裁良く差し換えることができる生
花名札表示具を提供する。 【解決手段】 名札支持脚2の上端に生花名札取付枠3
を一体に設けてなる生花名札表示具1であって、上記名
札支持脚2は生花名札取付枠3と一体の上部脚4と、こ
の上部脚4の下端に上端を着脱自在に連結可能な下部脚
5とに分割されているので、生花鉢7に下部脚5を取付
けた状態のまま、上部脚を把持して上部脚4を下部脚5
から生花名札取付枠3ととともに分離させて、容易に上
部脚4の順番を入れ換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生花鉢に立設して
生花の贈り主を表した生花名札を表示する生花名札表示
具に関する。
【0002】
【従来の技術】葬儀の際には故人の生前の付き合いに由
来して多くの生花が供えられる。これら生花は生前にお
ける故人との付き合いの度合いによりその生花の供えら
れる場所が決定され、通常、付き合いの深かった方から
の生花をより霊前に近い場所へ供える。
【0003】これら生花は通常葬儀業者が準備し、葬儀
業者が予め遺族から生花を頂いた方と故人との付き合い
の度合いを聞いてから、贈り主が表示された生花名札が
取り付けられた生花名札表示具を生花鉢に取付けて、こ
の生花名札が表示された生花鉢を所定順番で斎場にお供
えしている。
【0004】一方、葬儀は急なものであることから、現
場が混乱していたり、葬儀の直前になって生花が贈られ
たりすることがあり、予め決定されていた生花の順番が
大きく変更になることが度々ある。
【0005】かかる事態では、上記した様に生花は葬儀
業者が準備し生花は全て同一であることから、生花鉢か
ら生花名札表示具全体を取外し、生花名札表示具の順番
を入れ換えた上で再度生花鉢に生花名札表示具を差し換
えるといった方法で対応していた。
【0006】しかしながら、生花名札表示具は生花名札
の下端中央部に垂直に延びる一本の差し棒が固着されて
なるだけのものであることから、再度、生花名札表示具
を生花鉢へ体裁良く差し換えるには非常に手間のかかる
煩雑な作業を伴うものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生花
鉢に取付けられた生花名札の順番を容易にしかも体裁良
く差し換えることができる生花名札表示具を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載された生花名札表示具は、
名札支持脚の上端に生花名札取付枠を一体に設けてなる
生花名札表示具であって、上記名札支持脚は生花名札取
付枠と一体の上部脚と、この上部脚の下端に上端を着脱
自在に連結可能な下部脚とに分割されていることを特徴
とする。
【0009】請求項2に記載の生花名札表示具は、請求
項1に記載の生花名札表示具において、上記生花名札取
付枠は金属線材よりなる前面枠部と後面枠部とを前後に
小間隔を存して一体に連結してなり、この小隙間部に生
花名札を挿脱可能に挿入、配設できるように構成してい
ることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の生花名札表示具は、請求
項1又は請求項2に記載の生花名札表示具は、上記上部
脚及び下部脚は一定長さを有する2本の金属線材を左右
に一定間隔を存して並設した左右脚体からなり、上部脚
の左右脚体の上端を上記生花名札取付枠の下端中央部に
一体に固着している一方、下部脚の左右脚体の上端部に
上部脚の左右脚体の下端部を挿脱可能に挿入、支持させ
る小径筒体を一体に固着していることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の生花名札表示具は、請求
項1乃至請求項3に記載の生花名札表示具において、上
記下部脚の下端から上方に適宜間隔を存した部分に金属
線材からなる挟持部材の上端を固着するとともにこの挟
持部材と下部脚の下端部との対向面に下端が開放した挿
込口に形成されている隙間を設け、下部脚の下端部と上
記挟持部材との弾性力によって生花鉢の周壁部を挟持さ
せるように構成していることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の生花名札表示具は、請求
項4に記載の生花名札表示具において、上記挟持部材に
この挟持部材と下部脚の下端部との対向面によって挟持
された生花鉢の上端開口縁に当接、受止される上部水平
杆を一体に設けていることを特徴とする
【0013】
【作用】生花名札表示具は、生花名札取付枠と一体の上
部脚と、この上部脚とは別体の下部脚とから構成してい
るので、取り扱いが容易であるばかりでなく、不使用時
においては分離状態にしてコンパクトに保管しておくこ
とができる。そして、使用に際しては、先ず、生花名札
取付枠の下端に固着している上部脚とは別体の下部脚を
生花鉢に取付けた後、生花名札が取付けられた生花名札
取付枠と一体の上記上部脚の下端を上記下部脚の上端に
連結させる。この際、複数の生花鉢に夫々下部脚を取付
けて、下部脚を生花鉢から立設させた状態としておき、
しかる後、生花名札を装着している生花名札取付枠と一
体の上部脚を所定の下部脚に順次、連結、一体化させる
ものである。
【0014】上記下部脚を生花鉢に強固に取付けるため
に、請求項4に記載したように、上記下部脚の下端から
上方に適宜間隔を存した部分に金属線材からなる挟持部
材の上端を固着するとともにこの挟持部材と下部脚の下
端部との対向面に下端が開放した挿込口に形成されてい
る生花鉢挟持用隙間を設け、下部脚の下端部と上記挟持
部材との弾性力によって生花鉢を挟持するように構成し
ている場合には、上記下端の挿込口を通じて上記生花鉢
挟持用隙間に生花鉢の周壁面を挿入し、下部脚の下端部
と挟持部材との弾性力によって生花鉢を挟持する。
【0015】そして、請求項5に記載したように、上記
挟持部材にこの挟持部材と下部脚の下端部との対向面に
よって挟持された生花鉢の上端開口縁に当接、受止させ
る上部水平杆を一体に設けている場合には、上記挟持部
材と下部脚の下端部との対向面によって生花鉢を挟持す
る際、上記挟持部材の上部水平杆が生花鉢の上端開口縁
に当接、受止されるまで生花鉢を上記生花鉢挟持用隙間
に挿入することによって、下部脚がその上端縁を一定高
さに揃えた状態で生花鉢に立設状態で取付けられる。
【0016】又、請求項2に記載した発明によれば、上
記生花名札取付枠を金属線材よりなる前面枠部と後面枠
部とを前後に小間隔を存して一体に連結してなり、この
小隙間部に生花名札を挿脱可能に挿入、配設できるよう
に構成しているので、これらの前後面枠部間に贈り主が
表面に記載された生花名札の挿入、配設が簡単に行える
とともに、生花名札の周縁部が前後面枠部によって挟持
されて常に確実且つ安定した表示が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の生花名札表示具を図面を
参照しながら説明する。生花名札表示具1は名札支持脚
2の上端に生花名札取付枠3を一体に設けてなり、この
名札支持脚2は上部脚4と下部脚5とに分割されてい
る。
【0018】上記生花名札取付枠3は、図1及び図2に
示したように、正面略縦長長方形状の金属線材からなる
前後面枠部32、32を前後方向に上記生花名札Aを挿入可
能な隙間を存して重ね合わせた状態で、これらの前後面
枠部32、32の両側面間を、側面細幅状縦長長方形状の側
枠材31、31によって固定されてなり、この前後面枠部3
2、32の対向面間には生花名札Aが挿入、配設される生
花名札配設隙間33が形成されている。なお、前後面枠部
32、32の上端対向面間には上記生花名札配設隙間33に通
じた上方に開口した生花名札Aの挿入口34が形成されて
いる。
【0019】上記前後面枠部32、32は上記生花名札Aと
略同一形状に形成されており、上記生花名札配設隙間33
に配設された生花名札Aの四方縁部を挟持状態で支持す
る。そして、この前後面枠部32、32の両側部には、夫々
内側方へ台形状に屈曲させることによって、前後面枠部
32、32間の生花名札配設隙間33に挿入、配設される生花
名札Aの両側縁部をより確実に支持するための生花名札
支持片32a 、32a が形成されている。
【0020】上記生花名札取付枠3の前後面枠部32、32
の下端縁中央部には、上記名札支持脚2の上部脚4を構
成する左右脚体41、41上端が固着されている。即ち、上
記左右脚体41、41は夫々一定長さを有する一本の直線状
の金属線材の上端部を後方に向かって直角に屈曲してあ
り、この屈曲部41a 、41a の先端面を後面枠部32の後周
面に略合致させて屈曲部41a 、41a が前後面枠部32、32
間に横架した状態で、左右脚体41、41の夫々の屈曲部41
a 、41a の上周面を上記前後面枠部32、32の下端縁中央
部に左右方向に所定間隔を存して固着してなる。この前
後面枠部32、32間に横架された屈曲部41a 、41a は前後
面枠部32、32の対向面によって形成された生花名札配設
隙間33に挿入、配設される生花名札Aの下端縁を受止す
る。なお、左右脚体41、41の下端部間には左右脚体41、
41の間隔を一定に保持するための補強杆41b が架設され
ている。
【0021】次に、上記名札支持脚2の下部脚5は、図
3及び図4に示したように、一定長さを有し且つ並設さ
れた棒状の金属線材からなる左右脚体51、51によって構
成されており、この左右脚体51、51の下部には挟持部材
6が一体に設けられており、下部脚5の下端部と上記挟
持部材6との対向面によって生花鉢7を挟持する生花鉢
挟持用隙間8が形成されている。
【0022】上記下部脚5は、同一長さを有する2本の
左右脚体51、51の下端同士を連結杆51a によって連結し
てなり、左右脚体51、51間の間隔を、上記上部脚4の左
右脚体41、41間の間隔に等しくしている。
【0023】そして、上記左右脚体51、51はその上端部
から下方の所定部分においてその上部を所定角度前方に
屈曲しているとともに、上記左右脚体51、51の上部間に
は、この左右脚体51、51間の距離を一定に保持するため
に、上記連結杆51a の長さに等しい長さの補強杆51b が
架設されている。
【0024】上記下部脚5の左右脚体51、51の夫々上端
部には小径筒体52、52がその中空部の下半部に下部脚5
の左右脚体51、51の上端部が挿入された状態で一体に固
着されている。上記小径筒体52、52の中空部の上半部は
上記上部脚4の左右脚体41、41の脚体挿入孔52a 、52a
に形成されているとともに、上記下部脚5の左右脚部5
1、51の上端面は、小径筒体52、52の脚体挿入孔52a 、5
2a 内に挿入された上部脚4の左右脚体41、41の下端面
を受止する受止面に構成されている。
【0025】なお、上記上部脚4の左右脚体41、41の下
端部間に固着した補強杆41b を小径筒体52、52の上端に
当接、受止させるようにしておいてもよい。
【0026】上記挟持部材6は、図3に示したように、
一本の金属線材を逆二等辺三角形状に屈曲形成してな
り、その上端縁から下方に所定間隔を存した部分で前方
に所定角度屈曲してなる。そして、この挟持部材6の上
部水平杆61の前周面を、挟持部材6の下端が下部脚5の
下端連結杆51a よりも上方に位置させた状態で、下部脚
5の左右脚体51、51の後周面に架設状態で固着してお
り、挟持部材6の前面と下部脚5の下端部後面との間
を、挟持部材の下端と下部脚5の下端間を生花鉢7の上
端開口縁71の挿込口81に形成した生花鉢挟持用隙間8と
している。
【0027】又、上記挟持部材6の上部水平杆61の両側
端部は、下部脚5の左右脚体51、51から外側方に突出さ
せてあり、この突出部61a 、61a を生花鉢7の上端開口
縁71の後部上端面両側部に当接、受止させることによっ
て、下部脚5を生花鉢7に対して揺動することなく、安
定した状態で垂直上方に立設させるように構成してい
る。
【0028】次に、上記生花名札表示具1の使用方法を
説明する。先ず、下部脚5を水平状態にして挟持部材6
から突出している下端部を生花鉢7の上端開口縁71上面
に当接させることにより、挿込口81を該開口縁71の外周
端に対向させる。この状態から、下部脚5の左右脚体5
1、51を生花鉢7の上端開口縁71上で摺動させて挿込口8
1を開口縁71に挿入する。
【0029】しかる後、図5に示すように、この挿入部
を支点として下部脚5を上方に起立、回動させると、挟
持部材6の下端と下部脚5の下端とが生花鉢7の上端開
口縁71により互いに離間する方向に押し拡げられ、生花
鉢挟持用隙間8が大きくなるとともに、この状態から下
部脚5を上記挟持部材6の上部水平杆61の突出部61a、6
1a が生花鉢7の上端開口縁71の後部上端面両側部上に
当接するまで下方に押し込めば、左右脚体51、51の下端
部の後面と挟持部材6の前面とによって生花鉢7の周壁
から上端開口縁71にかかる部分を弾性的に挟持して、下
部脚5が生花鉢7に立設状態で固定される(図6参
照)。
【0030】一方、上記生花名札取付枠3の前後面枠3
2、32間に形成された生花名札配設隙間33にその上端に
形成された生花名札Aの挿入口34を通じて、表面に生花
の贈り主が表示された生花名札Aを挿入し、生花名札配
設隙間33に生花名札Aを配設する(図7参照)。この状
態においては、生花名札Aは前後面枠部32、32間の両側
縁を閉止している側枠材31、31により左右方向の妄動を
規制されて側方に抜け出るおそれはない。こうして、生
花名札Aが取り付けられた生花名札取付枠3と一体の上
部脚4の左右脚体41、41の下端部を、その先端面が下部
脚5の左右脚体51、51の上端面に当接受止するまで又は
上部脚4の補強杆41b が下部脚5の小径筒体52の上端に
当接受止するまで、上記下部脚5の小径筒体52の脚体挿
入孔52a 、52a に挿入し、上部脚4と下部脚5とを連結
して名札支持脚2を構成する(図8参照)。
【0031】この上部脚4と下部脚5との連結状態にお
いて、下部脚5の左右脚体51、51をその上端から下方に
所定間隔を存した部分においてその上部を前方へ屈曲さ
せていることから、下部脚4の下部が生花鉢7の側面に
沿った傾斜状態となっているにもかかわらず、この下部
脚5の上方に連結された上部脚4は略垂直状態に保持さ
れる。従って、上部脚4の上部に一体に設けられた生花
名札取付枠21に配設された生花名札Aは前方から見て略
垂直状態に保持されており、生花名札Aは前方から見て
認識しやすくしかも体裁良く生花鉢7上方に保持され
る。
【0032】そして、このようにして生花名札表示具1
が取り付けられた生花鉢7は、図9に示したように、斎
場の所定位置に一定間隔毎に載置される。これら生花鉢
7に取付けられた夫々の下部脚5は、上記したように、
挟持部材6の上部水平杆61の突出部61a 、61a が生花鉢
7の上端開口縁71の上面に当接、受止されるまで生花鉢
7の周壁に沿って押込まれている。従って、これら下部
脚5はその左右脚体51、51が前方からみて垂直に起立し
た状態で夫々の生花鉢7に取付けられているとともに、
これら下部脚5の上端縁の高さは全て同一の高さに揃え
られている。よって、これら整然且つ同一高さに揃えら
れた夫々の下部脚5の上端に上記上部脚4を夫々連結す
れば、上部脚4の左右脚体41、41も垂直に起立した状態
で保持される。そして、上部脚4の上部に一体に設けら
れた生花名札取付枠21に配設された生花名札Aも、傾斜
することなく垂直状態でしかも同一高さに揃えられた状
態で生花鉢7の上方に整然と保持される。
【0033】一方、上記したように、葬儀では突然生花
鉢7の贈り主の順番、即ち、生花名札Aの順番を入れ換
えることがある。かかる場合は、図9に示したように、
入れ換えたい生花名札Aが配設されている生花名札取付
枠3の下部に一体に固着されている上部脚4を把持し上
方へ引き抜くことによって、生花鉢7から立設している
下部脚5を残したまま上部脚4を生花名札取付枠3とと
もに下部脚5から分離させる。
【0034】しかる後、引き抜いた上部脚4を入れ換え
た上で、上部脚4の左右脚体41、41の下端部を、その下
端面が下部脚5の左右脚体51、51の上端面に当接、受止
されるまで又は上部脚4の補強杆41b が下部脚5の小径
筒体52の上端に当接受止するまで、所望の下部脚5の小
径筒体52、52の脚体挿入孔52a 、52a 内に挿入して、上
部脚4と下部脚5とを連結することによって容易に生花
名札Aの順番を入れ換えることができる。しかも、上部
脚4の左右脚体41、41の下端部は、その下端面が下部脚
5の左右脚体51、51の上端面に当接、受止されるまで又
は上部脚4の補強杆41b が下部脚5の小径筒体52の上端
に当接受止するまで、小径筒体52、52の脚体挿入孔52a
、52a に挿入されることから、上部脚4と下部脚5と
が連結されて構成された名札支持脚2の高さは常に一定
に保持される。よって、名札支持脚2(上部脚4)の上
端に一体に設けられた生花名札取付枠3も常に一定高さ
に保持され、生花名札Aを一定高さで表示させることが
できる。
【0035】なお、上記上部脚4を下部脚5から引き抜
いて分離させる場合、下部脚5はその下端部と挟持部材
6との間の弾性力によって生花鉢7に強固に取付けられ
ているので、上部脚4を下部脚5から上方へ引抜く際
に、下部脚5も同時に生花鉢7から外れてしまったり、
下部脚5ががたつき傾斜した状態となるといった不測の
事態は生じず、下部脚5は常に左右脚体51、51を垂直状
態に保持した状態で整然と取付けられている。従って、
次にこの下部脚5に上部脚4を連結させた場合にあって
も、上部脚4の左右脚体41、41を確実に垂直状態で連結
させることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の生花名札表示具は、名札支持脚
の上端に生花名札取付枠を一体に設けてなる生花名札表
示具であって、上記名札支持脚は生花名札取付枠と一体
の上部脚と、この上部脚の下端と上端を着脱自在に連結
可能な下部脚とに分割されていることを特徴とするの
で、既に所定順番で配置された生花名札の順番を変更し
たい場合にあっても、生花鉢に下部脚を取付けた状態の
まま、所望の生花名札を保持した生花名札取付枠を上端
に一体に設けてなる上部脚を把持して上部脚を下部脚か
ら生花名札取付枠ととともに分離させて、上部脚の順番
を入れ換えた上で、生花鉢に取付けられた所望の下部脚
に上部脚を連結させるといった簡単な作業によって行う
ことができる。
【0037】又、請求項2に記載の発明によれば、上記
生花名札取付枠の構造を、上記生花名札取付枠は金属線
材よりなる前面枠部と後面枠部とを前後に小間隔を存し
て一体に連結してなり、この小隙間部に生花名札を挿脱
可能に挿入、配設するように構成しているので、生花名
札を小隙間部に挿入するといった簡便な作業で生花名札
取付枠に生花名札を取付けることができる。
【0038】更に、請求項3に記載の発明によれば、上
記上部脚及び下部脚は一定長さを有する2本の金属線材
を左右に一定間隔を存して並設した左右脚体からなり、
上部脚の左右脚体の上端を上記生花名札取付枠の下端中
央部に一体に固着している一方、下部脚の左右脚体の上
端部に上部脚の左右脚体の下端部を挿脱可能に挿入、支
持させる小径筒体を一体に固着しているので、上部脚と
下部脚とを連結させるには上部脚の左右脚体の下端部を
下部脚の上端部に固着した小径筒体の中空部内に挿入す
ればよい一方、上部脚と下部脚とを分離するには上部脚
を把持し上方へ引き抜けばよく、上下脚の連結、分離を
簡便な方法で確実に行うことができる。
【0039】又、請求項4に記載の発明によれば、上記
下部脚の下端から上方に適宜間隔を存した部分に金属線
材からなる挟持部材の上端を固着するとともにこの挟持
部材と下部脚の下端部との対向面に下端が開放した挿込
口に形成されている隙間を設け、下部脚の下端部と上記
挟持部材との弾性力によって生花鉢を挟持するように構
成しているので、挟持部材と下部脚の下端部との対向面
に形成された上記生花鉢挟持用隙間に生花鉢を挟持させ
るといった簡便な方法で直ちに下部脚を生花鉢に強固に
取付けることができる。従って、生花鉢に生花名札表示
具を取付けた後に生花鉢に衝撃が加わった場合にあって
も下部脚の立設状態が崩れて傾斜状態となったりするこ
となく整然とその立設状態を保持する。しかも、生花鉢
に生花名札表示具を取付けた後、生花名札の順番を入れ
換えるために上部脚を下部脚から分離する際に下部脚に
衝撃が加えられた場合にあっても同様に下部脚は生花鉢
に強固に取付けられているので、下部脚の立設状態が崩
れたりすることはない。
【0040】最後に、請求項5に記載の発明によれば、
上記挟持部材にこの挟持部材と下部脚の下端部との対向
面によって挟持された生花鉢の上端開口縁に当接、受止
させる上部水平杆を一体に設けている場合には、上記挟
持部材と下部脚の下端部との対向面によって生花鉢を挟
持する際、上記挟持部材の上部水平杆が生花鉢の上端開
口縁に当接、受止されるまで生花鉢を上記生花鉢挟持用
隙間に挿入することによって、下部脚がその上端縁を一
定高さに揃えた状態で生花鉢に立設状態で取付けること
ができる。従って、予め複数の生花鉢に夫々取付けられ
た下部脚の上端部に、生花名札が取付けられた生花名札
取付枠と一体の上記上部脚の下端を夫々連結させた場
合、下部脚の上端縁が一定高さに揃えられていることか
ら、その上端部に連結された上部脚、更には、その上部
脚の上端に一体に設けられた生花名札取付枠も一定高さ
に揃えられた状態で夫々の生花鉢に立設状態で取り付け
られる。よって、複数の生花鉢に取り付けられた夫々の
生花名札表示具の生花名札取付枠に配設された生花名札
は全て一定高さに揃えられた状態で生花鉢の上方に整然
と配設される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生花名札表示具の生花名札取付枠が上
端に取付けられた上部脚の一例を示す正面図である。
【図2】図1に示した上部脚の側面図である。
【図3】本発明の生花名札表示具の下部脚の一例を示す
正面図である。
【図4】図3に示した下部脚の側面図である。
【図5】生花鉢の上部開口縁を下部脚の下端面と挟持部
材の間に形成された生花鉢挟持用隙間内に挿入している
状態を示した斜視図である。
【図6】下部脚を生花鉢に取付けた状態を示す一部断面
側面図である。
【図7】生花名札取付枠に生花名札を挿入する手順を示
した斜視図である。
【図8】生花名札表示具を生花鉢に取付けた状態を示す
一部断面側面図である。
【図9】一列に載置された生花鉢に取り付けられた生花
名札表示具の生花名札取付枠を取り替える際の手順を示
した正面図である。
【符号の説明】
1 生花名札表示具 2 名札支持脚 3 生花名札取付枠 31 側枠材 32 前後面枠部 4 上部脚 41 左右脚体 5 下部脚 51 左右脚体 52 小径筒体 6 挟持部材 61 上部水平杆 7 生花鉢 71 生花鉢の上端開口縁 8 生花鉢挟持用の隙間 81 挿込口 A 生花名札

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名札支持脚の上端に生花名札取付枠を一
    体に設けてなる生花名札表示具であって、上記名札支持
    脚は生花名札取付枠と一体の上部脚と、この上部脚の下
    端に上端を着脱自在に連結可能な下部脚とに分割されて
    いることを特徴とする生花名札表示具。
  2. 【請求項2】 上記生花名札取付枠は金属線材よりなる
    前面枠部と後面枠部とを前後に小間隔を存して一体に連
    結してなり、この小隙間部に生花名札を挿脱可能に挿
    入、配設できるように構成していることを特徴とする請
    求項1に記載の生花名札表示具。
  3. 【請求項3】 上記上部脚及び下部脚は一定長さを有す
    る2本の金属線材を左右に一定間隔を存して並設した左
    右脚体からなり、上部脚の左右脚体の上端を上記生花名
    札取付枠の下端中央部に一体に固着している一方、下部
    脚の左右脚体の上端部に上部脚の左右脚体の下端部を挿
    脱可能に挿入、支持させる小径筒体を一体に固着してい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生花
    名札表示具。
  4. 【請求項4】 上記下部脚の下端から上方に適宜間隔を
    存した部分に金属線材からなる挟持部材の上端を固着す
    るとともにこの挟持部材と下部脚の下端部との対向面に
    下端が開放した挿込口に形成されている隙間を設け、下
    部脚の下端部と上記挟持部材との弾性力によって生花鉢
    の周壁部を挟持させるように構成していることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3に記載の生花名札表示具。
  5. 【請求項5】 上記挟持部材にこの挟持部材と下部脚の
    下端部との対向面によって挟持された生花鉢の上端開口
    縁に当接、受止させる上部水平杆を一体に設けているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の生花名札表示具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007190267A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Hanatomo:Kk 生花容器
JP2007190268A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Hanatomo:Kk 生花容器
CN104217661A (zh) * 2013-06-01 2014-12-17 昆山市奔新精密模具有限公司 一种新型的组合式插地板

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