JPH1172616A - カラーフィルタ用感放射線性組成物 - Google Patents

カラーフィルタ用感放射線性組成物

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JPH1172616A
JPH1172616A JP24485597A JP24485597A JPH1172616A JP H1172616 A JPH1172616 A JP H1172616A JP 24485597 A JP24485597 A JP 24485597A JP 24485597 A JP24485597 A JP 24485597A JP H1172616 A JPH1172616 A JP H1172616A
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義寛 清水
Hiroaki Nemoto
宏明 根本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素アレイを形成する際の塗布均一性、感
度、現像性、パターン形状等が優れており、しかも放射
線に対する透明性、彩度と明度のバランス等に優れた画
素アレイを形成することができるカラーフィルタ用感放
射線性組成物を提供する。 【解決手段】 カラーフィルタ用感放射線性組成物は、
(A)C.I.ピグメントイエロー138で代表されるキノ
フタロン系顔料を含有する着色剤、(B)バインダーポ
リマー、(C)多官能性モノマーおよび(D)光重合開
始剤を含有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー液晶表示装
置、カラー撮像管素子等に用いられるカラーフィルタの
製造に使用されるカラーフィルタ用感放射線性組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置、カラー撮像管素子
等に用いられるカラーフィルタは、感光性樹脂の塗膜に
フォトマスクを介し放射線を照射して、放射線照射部を
硬化させ、その後現像処理を行なって、塗膜の放射線未
照射部を除去してパターンを形成したのち、染色する方
法(染色法)や、感光性樹脂に着色剤を分散した組成物
を用いて、前記と同様に塗膜形成、放射線照射および現
像処理を行うフォトリソグラフィー法等の方法により製
造されており、これらのカラーフィルタの着色剤には、
赤、緑および青の3原色のほか、特にカラー撮像管の場
合、シアン、マゼンタおよび黄の補色の組み合わせも使
用されている。そして、近年におけるカラー液晶表示装
置、カラー撮像管素子等の高品質化および用途の拡大を
反映して、カラーフィルタに用いられる着色剤には、放
射線に対する透明性、彩度と明度のバランス、樹脂成分
への分散性のほか、画素アレイを形成する際の塗布均一
性、現像液に対する溶解性や、感放射線性組成物として
の感度、パターン形状等が厳しく要求されている。しか
しながら、カラーフィルタに使用される着色剤の種類は
多岐を極めており、前記諸特性のバランスに優れた適切
な着色剤あるいはその組み合わせを見出すことは極めて
困難であるのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、画素
アレイを形成する際の塗布均一性、感度、現像性、パタ
ーン形状等が優れており、しかも放射線に対する透明
性、彩度と明度のバランス等に優れた画素アレイを形成
することができるカラーフィルタ用感放射線性組成物を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、(A)
着色剤、(B)アルカリ可溶性樹脂、(C)多官能性モ
ノマーおよび(D)光重合開始剤を含有するカラーフィ
ルタ用感放射線性組成物において、前記(A)成分が下
記一般式(1)で表されるキノフタロン系顔料から選ば
れる少なくとも1種を含有することを特徴とするカラー
フィルタ用感放射線性組成物、からなる。
【0005】
【化1】
【0006】〔一般式(1)において、X1 はハロゲン
原子を示し、X1 が複数存在するとき、各X1 は相互に
同一でも異なってもよく、nは0〜4の整数であり、Y
は1個以上の芳香環を有する炭素数6〜20の1価の基
を示す。〕
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。(A)着色剤 本発明における着色剤は、前記一般式(1)で表される
キノフタロン系顔料(以下、「キノフタロン系顔料
(1)」という。)から選ばれる少なくとも1種を含有
することを特徴とする。一般式(1)において、X1
ハロゲン原子としては、例えば、ふっ素原子、塩素原
子、臭素原子、よう素原子等を挙げることができ、特に
塩素原子が好ましい。また、Yの1個以上の芳香環を有
する炭素数6〜20の1価の基としては、例えば、下記
一般式(2)で表される基(以下、「芳香族基(2)」
という。)
【0008】
【化2】
【0009】〔一般式(2)において、X2 はハロゲン
原子を示し、X2 が複数存在するとき、各X2 は相互に
同一でも異なってもよく、aは0〜4の整数であ
る。〕、下記一般式(3)で表される基
【0010】
【化3】
【0011】〔一般式(3)において、Zは単結合また
は2価の結合基を示し、X3 はハロゲン原子を示し、X
3 が複数存在するとき、各X3 は相互に同一でも異なっ
てもよく、bは0〜5の整数である。〕のほか、4−ビ
フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−ア
ントラニル基、2−アントラニル基、9−アントラニル
基、9−フェナントリル基や、これらの基のハロゲン置
換体等を挙げることができる。一般式(2)におけるX
2 および一般式(3)におけるX3 のハロゲン原子とし
ては、例えば、ふっ素原子、塩素原子、臭素原子、よう
素原子等を挙げることができ、特に塩素原子が好まし
い。また、一般式(3)において、Zの2価の結合基と
しては、例えば、−(CH2)i −( 但し、iは1〜5の
整数である。)、−C(CH3)2 −、−O−、−S−、
−CO−、−SO2 −、−COO−、−N(R1)(R2)
−(但し、R1 およびR2 は相互に同一でも異なっても
よく、水素原子または炭素数1〜10のアルキル基を示
す。)、−NHCO−等を挙げることができる。一般式
(1)におけるYとしては、芳香族基(2)が好まし
く、さらに好ましくはX2 が塩素原子であり、nが1〜
4の整数である芳香族基(2)であり、特に、下記式
(4)で表される基が好ましい。
【0012】
【化4】
【0013】キノフタロン系顔料(1)の具体例として
は、下記構造式(5)で表されるカラーインデックス番
号でC.I.ピグメントイエロー138のほか、下記構造式
(6)〜(83)で表される顔料等を挙げることができ
る。但し、各構造式はケト−エノール互変異性体のうち
ケト体で代表させて示す。本発明におけるキノフタロン
系顔料(1)としては、特にC.I.ピグメントイエロー1
38が好ましい。
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】
【化12】
【0021】
【化13】
【0022】
【化14】
【0023】
【化15】
【0024】
【化16】
【0025】
【化17】
【0026】
【化18】
【0027】
【化19】
【0028】
【化20】
【0029】
【化21】
【0030】
【化22】
【0031】
【化23】
【0032】
【化24】
【0033】
【化25】
【0034】
【化26】
【0035】
【化27】
【0036】
【化28】
【0037】
【化29】
【0038】
【化30】
【0039】
【化31】
【0040】
【化32】
【0041】
【化33】
【0042】
【化34】
【0043】
【化35】
【0044】
【化36】
【0045】
【化37】
【0046】
【化38】
【0047】
【化39】
【0048】
【化40】
【0049】
【化41】
【0050】
【化42】
【0051】
【化43】
【0052】
【化44】
【0053】
【化45】
【0054】
【化46】
【0055】
【化47】
【0056】
【化48】
【0057】
【化49】
【0058】
【化50】
【0059】
【化51】
【0060】
【化52】
【0061】
【化53】
【0062】
【化54】
【0063】
【化55】
【0064】
【化56】
【0065】
【化57】
【0066】
【化58】
【0067】
【化59】
【0068】
【化60】
【0069】
【化61】
【0070】
【化62】
【0071】
【化63】
【0072】
【化64】
【0073】
【化65】
【0074】
【化66】
【0075】
【化67】
【0076】
【化68】
【0077】
【化69】
【0078】
【化70】
【0079】
【化71】
【0080】
【化72】
【0081】
【化73】
【0082】
【化74】
【0083】
【化75】
【0084】
【化76】
【0085】
【化77】
【0086】
【化78】
【0087】
【化79】
【0088】
【化80】
【0089】
【化81】
【0090】
【化82】
【0091】
【化83】
【0092】本発明においては、場合により、キノフタ
ロン系顔料(1)と共に、他の着色剤を併用することが
できる。前記他の着色剤は、色調が特に限定されるもの
ではなく、また有機着色剤でも無機着色剤でもよい。前
記有機着色剤としては、染料、有機顔料、天然色素等を
挙げることができ、また前記無機着色剤としては、無機
顔料のほか、体質顔料と呼ばれる無機塩等を挙げること
ができるが、発色性が高く、且つ耐熱性の高い着色剤、
特に耐熱分解性の高い着色剤が好ましく、通常有機着色
剤が使用され、特に有機顔料が好ましい。前記有機顔料
の具体例としては、カラーインデックスで下記番号が付
されている化合物を挙げることができる。C.I.ピグメン
トイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピ
グメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー17、
C.I.ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー
24、C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイ
エロー55、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメ
ントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー109、C.
I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー
139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメン
トイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.
I.ピグメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロー
166、C.I.ピグメントイエロー168;C.I.ピグメン
トオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピ
グメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレンジ61、
C.I.ピグメントオレンジ71;C.I.ピグメントレッド
9、C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド
122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメント
レッド149、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグ
メントレッド176、C.I.ピグメントレッド177、C.
I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド20
9、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッ
ド224、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメン
トレッド254;C.I.ピグメントバイオレット19、ピ
グメントバイオレット23、ピグメントバイオレット2
9;C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー
60、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメント
ブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6;C.I.
ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36;
C.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラウン
25;C.I.ピグメントブラック1、ピグメントブラック
7。また、前記無機着色剤としては、例えば、酸化チタ
ン、硫酸バリウム、亜鉛華、硫酸鉛、黄色鉛、亜鉛黄、
べんがら(赤色酸化鉄(III))、カドミウム赤、群青、紺
青、酸化クロム緑、コバルト緑、アンバー、チタンブラ
ック、合成鉄黒、カーボンブラック等を挙げることがで
きる。これらの他の着色剤は、単独でまたは2種以上を
混合して使用することができる。他の着色剤の使用量
は、全着色剤100重量部に対して、通常、99重量部
以下、好ましくは90重量部以下である。この場合、他
の着色剤の使用量が99重量部を超えると、彩度と明度
のバランスをとりつつ、良好な塗布性、感度、現像性等
を確保することが困難となる傾向がある。
【0093】本発明における着色剤は、所望により、分
散剤とともに使用することができる。このような分散剤
としては、例えば、カチオン系、アニオン系、ノニオン
系、両性、シリコーン系、フッ素系等の界面活性剤を挙
げることができる。前記界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;
ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル等のポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル類;ポリエチレングリ
コールジラウレート、ポリエチレングリコールジステア
レート等のポリエチレングリコールジエステル類;ソル
ビタン脂肪酸エステル類;脂肪酸変性ポリエステル類;
3級アミン変性ポリウレタン類;ポリエチレンイミン類
のほか、以下商品名で、KP(信越化学工業製)、ポリ
フロー(共栄社油脂化学工業製)、エフトップ(トーケ
ムプロダクツ製)、メガファック(大日本インキ化学工
業製)、フロラード(住友スリーエム製)、アサヒガー
ド、サーフロン(旭硝子製)等を挙げることができる。
これらの界面活性剤は、単独でまたは2種以上を混合し
て使用することができる。界面活性剤の使用量は、着色
剤100重量部に対して、通常、150重量部以下、好
ましくは0〜100重量部である。
【0094】(B)アルカリ可溶性樹脂 本発明におけるアルカリ可溶性樹脂としては、着色剤に
対してバインダーとして作用し、かつカラーフィルタ製
造時の現像処理工程において用いられるアルカリ現像液
に可溶性である限り、適宜のポリマーを使用することが
できる。このようなアルカリ可溶性樹脂としては、例え
ば、カルボキシル基、フェノール性水酸基等の酸性官能
基を含有するポリマーを挙げることができる。アルカリ
可溶性樹脂のうち、カルボキシル基含有アルカリ可溶性
樹脂としては、例えば、1個以上のカルボキシル基を有
するエチレン性不飽和モノマー(以下、単に「カルボキ
シル基含有不飽和モノマー」という。)の(共)重合体
を挙げることができ、前記カルボキシル基含有不飽和モ
ノマーの(共)重合体としては、特にカルボキシル基含
有不飽和モノマーと他の共重合可能なエチレン性不飽和
モノマー(以下、単に「他の不飽和モノマー」とい
う。)とからなるモノマー混合物の共重合体(以下、単
に「カルボキシル基含有共重合体(b)」という。)が
好ましい。前記カルボキシル基含有不飽和モノマーとし
ては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、α−クロルアクリル酸、エタクリル酸、けい皮酸等
の不飽和モノカルボン酸類;マレイン酸、無水マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコ
ン酸、無水シトラコン酸、メサコン酸等の不飽和ジカル
ボン酸(無水物)類;3価以上の不飽和多価カルボン酸
(無水物)類等を挙げることができる。これらのカルボ
キシル基含有不飽和モノマーは、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。また、前記他の不飽
和モノマーとしては、例えば、スチレン、α−メチルス
チレン、o−ビニルトルエン、m−ビニルトルエン、p
−ビニルトルエン、o−クロルスチレン、m−クロルス
チレン、p−クロルスチレン、p−メトキシスチレン等
の芳香族ビニル化合物;メチルアクリレート、メチルメ
タクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレ
ート、n−プロピルアクリレート、i−プロピルアクリ
レート、n−プロピルメタクリレート、i−プロピルメ
タクリレート、n−ブチルアクリレート、i−ブチルア
クリレート、sec−ブチルアクリレート、t−ブチル
アクリレート、n−ブチルメタクリレート、i−ブチル
メタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−
ブチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ベンジル
アクリレート、ベンジルメタクリレート等の不飽和カル
ボン酸エステル類;2−アミノエチルアクリレート、2
−アミノエチルメタクリレート、2−アミノプロピルア
クリレート、2−アミノプロピルメタクリレート、3−
アミノプロピルアクリレート、3−アミノプロピルメタ
クリレート等の不飽和カルボン酸アミノアルキルエステ
ル類;グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ
ート等の不飽和カルボン酸グリシジルエステル類;酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビ
ニル等のカルボン酸ビニルエステル類;ビニルメチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル、アリルグリシジルエー
テル、メタリルグリシジルエーテル等の不飽和エーテル
類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロ
ロアクリロニトリル、シアン化ビニリデン等のシアン化
ビニル化合物;アクリルアミド、メタクリルアミド、α
−クロロアクリルアミド、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシエチル)メ
タクリルアミド、マレイミド等の不飽和アミド類;N−
シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、
N−o−ヒドロキシフェニルマレイミド、N−m−ヒド
ロキシフェニルマレイミド、N−p−ヒドロキシフェニ
ルマレイミド、N−o−メチルフェニルマレイミド、N
−m−メチルフェニルマレイミド、N−p−メチルフェ
ニルマレイミド、N−o−メトキシフェニルマレイミ
ド、N−m−メトキシフェニルマレイミド、N−p−メ
トキシフェニルマレイミド等のN−(置換)シクロヘキ
シルマレイミドまたはN−(置換)フェニルマレイミド
類;1,3−ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等
の脂肪族共役ジエン類;ポリスチレン、ポリメチルアク
リレート、ポリメチルメタクリレート、ポリn−ブチル
アクリレート、ポリn−ブチルメタクリレート、ポリシ
リコーン等の重合体分子鎖の末端にモノアクリロイル基
あるいはモノメタクリロイル基を有するマクロモノマー
類等を挙げることができる。これらの他の不飽和モノマ
ーは、単独でまたは2種以上を混合して使用することが
できる。
【0095】カルボキシル基含有共重合体(b)として
は、アクリル酸および/またはメタクリル酸とメチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ベンジルア
クリレート、ベンジルメタクリレート、スチレン、ポリ
スチレンマクロモノマーおよびポリメチルメタクリレー
トマクロモノマーの群から選ばれる少なくとも1種の他
の不飽和モノマーとの共重合体が好ましい。好ましいカ
ルボキシル基含有共重合体(b)の具体例としては、ア
クリル酸/ベンジルアクリレート共重合体、アクリル酸
/スチレン/ベンジルアクリレート共重合体、アクリル
酸/スチレン/メチルアクリレート共重合体、アクリル
酸/ベンジルアクリレート/ポリスチレンマクロモノマ
ー共重合体、アクリル酸/ベンジルアクリレート/ポリ
メチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、アクリ
ル酸/メチルアクリレート/ポリスチレンマクロモノマ
ー共重合体、アクリル酸/メチルアクリレート/ポリメ
チルメタクリレートマクロモノマー共重合体、アクリル
酸/ベンジルメタクリレート共重合体、アクリル酸/ス
チレン/ベンジルメタクリレート共重合体、アクリル酸
/スチレン/メチルメタクリレート共重合体、アクリル
酸/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノ
マー共重合体、アクリル酸/ベンジルメタクリレート/
ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、ア
クリル酸/メチルメタクリレート/ポリスチレンマクロ
モノマー共重合体、アクリル酸/メチルメタクリレート
/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、
アクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベ
ンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共
重合体、アクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート/ベンジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレ
ートマクロモノマー共重合体等のアクリル酸共重合体;
メタクリル酸/ベンジルアクリレート共重合体、メタク
リル酸/スチレン/ベンジルアクリレート共重合体、メ
タクリル酸/スチレン/メチルアクリレート共重合体、
メタクリル酸/ベンジルアクリレート/ポリスチレンマ
クロモノマー共重合体、メタクリル酸/ベンジルアクリ
レート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共重
合体、メタクリル酸/メチルアクリレート/ポリスチレ
ンマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/メチルアク
リレート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共
重合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート共重合
体、メタクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレート
共重合体、メタクリル酸/スチレン/メチルメタクリレ
ート共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート
/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メタクリル酸
/ベンジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレート
マクロモノマー共重合体、メタクリル酸/メチルメタク
リレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メタ
クリル酸/メチルメタクリレート/ポリメチルメタクリ
レートマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレー
ト/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メタクリル
酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメ
タクリレート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマ
ー共重合体、メタクリル酸/スチレン/ベンジルメタク
リレート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリ
ル酸/スチレン/フェニルメタクリレート/N−フェニ
ルマレイミド共重合体、メタクリル酸/スチレン/ベン
ジルメタクリレート/N−フェニルマレイミド/ポリス
チレンマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/スチレ
ン/ベンジルメタクリレート/N−フェニルマレイミド
/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、
メタクリル酸/スチレン/フェニルメタクリレート/N
−フェニルマレイミド/ポリスチレンマクロモノマー共
重合体、メタクリル酸/スチレン/フェニルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド/ポリメチルメタクリレ
ートマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/スチレン
/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタ
クリレート/N−フェニルマレイミド/ポリスチレンマ
クロモノマー共重合体、メタクリル酸/スチレン/2−
ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド/ポリメチルメタクリレ
ートマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/スチレン
/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/フェニルメタ
クリレート/N−フェニルマレイミド/ポリスチレンマ
クロモノマー共重合体、メタクリル酸/スチレン/2−
ヒドロキシエチルメタクリレート/フェニルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド/ポリメチルメタクリレ
ートマクロモノマー共重合体等のメタクリル酸共重合体
等を挙げることができる。
【0096】これらのカルボキシル基含有共重合体
(b)のうち、特にメタクリル酸/ベンジルメタクリレ
ート共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート
/スチレン共重合体、メタクリル酸/メチルメタクリレ
ート/スチレン共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタ
クリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メ
タクリル酸/ベンジルメタクリレート/ポリメチルメタ
クリレートマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/メ
チルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重
合体、メタクリル酸/メチルメタクリレート/ポリメチ
ルメタクリレートマクロモノマー共重合体、メタクリル
酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメ
タクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、
メタクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/
ベンジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレートマ
クロモノマー共重合体が好ましい。
【0097】カルボキシル基含有共重合体(b)におけ
るカルボキシル基含有不飽和モノマーの共重合割合は、
通常、5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%で
ある。この場合、カルボキシル基含有不飽和モノマーの
共重合割合が5重量%未満では、得られる感放射線性組
成物のアルカリ現像液に対する溶解性が低下する傾向が
あり、また50重量%を超えると、アルカリ現像液によ
る現像時に、形成された画素の基板からの脱落や画素表
面の膜荒れを来たしやすくなる傾向がある。特にカルボ
キシル基含有不飽和モノマーを前記特定の共重合割合で
含有するカルボキシル基含有共重合体(b)は、アルカ
リ現像液に対して優れた溶解性を有するものであり、当
該共重合体をバインダーとして用いた感放射線性組成物
は、アルカリ現像液による現像後に未溶解物が残存する
ことが極めて少なく、基板上の画素を形成する部分以外
の領域における地汚れ、膜残り等が発生し難く、しかも
該組成物から得られる画素は、アルカリ現像液に過剰に
溶解することがなく、基板に対して、優れた密着性を有
し、基板から脱落するおそれもないものとなる。カルボ
キシル基含有共重合体(b)のゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC;溶出溶媒テトラヒドロフラ
ン)で測定したポリスチレン換算重量平均分子量(以
下、単に「重量平均分子量」という。)は、好ましくは
3,000〜300,000、さらに好ましくは5,0
00〜100,000である。
【0098】また、アルカリ可溶性のポリエステル樹脂
を、アルカリ可溶性樹脂として使用することもできる。
このようなポリエステル樹脂としては、特に比較的低分
子量のポリ乳酸が好ましい。前記ポリ乳酸の重量平均分
子量は、通常、3,000〜300,000、好ましく
は5,000〜100,000である。また、フェノー
ル性水酸基含有アルカリ可溶性樹脂としては、例えば、
フェノール性水酸基含有ビニル芳香族化合物の(共)重
合体、フェノールノボラック樹脂等を挙げることができ
る。前記フェノール性水酸基含有ビニル芳香族化合物と
しては、例えば、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロ
キシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキ
シ−α−メチルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチル
スチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン等を挙
げることができる。これらのフェノール性水酸基含有ビ
ニル芳香族化合物は、単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。前記フェノール性水酸基含有ビ
ニル芳香族化合物は、場合により1種以上の他の共重合
可能なエチレン性不飽和モノマー、例えば前記他の不飽
和モノマーと共重合させることができる。また、前記フ
ェノールノボラック樹脂に使用されるフェノール類とし
ては、例えば、o−クレゾール、m−クレゾール、p−
クレゾール、2,3−キシレノール、2,4−キシレノ
ール、2,5−キシレノール、3,4−キシレノール、
3,5−キシレノール、 2,3,5−トリメチルフェ
ノール、3,4,5−トリメチルフェノール等を挙げる
ことができ、またアルデヒド類としては、例えば、ホル
ムアルデヒド、トリオキサン、パラホルムアルデヒド、
ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデ
ヒド、フェニルアセトアルデヒド、グリオキサール、グ
ルタルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソフタル
アルデヒド等を挙げることができる。これらのフェノー
ル類およびアルデヒド類は、それぞれ単独でまたは2種
以上を混合して使用することができる。フェノール性水
酸基含有ビニル芳香族化合物の(共)重合体の重量平均
分子量は、好ましくは1,000〜150,000、さ
らに好ましくは3,000〜100,000である。ま
た、フェノールノボラック樹脂の重量平均分子量は、好
ましくは1,000〜150,000、さらに好ましく
は1,500〜80,000である。
【0099】本発明におけるアルカリ可溶性樹脂の使用
量は、(A)着色剤100重量部に対して、通常、10
〜1000重量部、好ましくは20〜500重量部であ
る。この場合、アルカリ可溶性樹脂の使用量が10重量
部未満では、例えば、アルカリ現像性が低下したり、画
素が形成される部分以外の領域での地汚れや膜残りが発
生するおそれがあり、一方1000重量部を超えると、
相対的に着色剤濃度が低下するため、薄膜として目的と
する色濃度を達成することが困難となる場合がある。
【0100】(C)多官能性モノマー 本発明における多官能性モノマーは、重合可能なエチレ
ン性不飽和結合を2個以上有するモノマーからなる。こ
のような多官能性モノマーとしては、例えば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール等のアルキレングリ
コールのジアクリレートまたはジメタクリレート類;ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の
ポリアルキレングリコールのジアクリレートまたはジメ
タクリレート類;グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等
の3価以上の多価アルコールのポリアクリレートまたは
ポリメタクリレート類;ポリエステル、エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂、アルキド樹脂、シリコーン樹脂、スピラ
ン樹脂等のオリゴアクリレートまたはオリゴメタクリレ
ート類;両末端ヒドロキシポリブタジエン、両末端ヒド
ロキシポリイソプレン、両末端ヒドロキシポリカプロラ
クトン等の両末端ヒドロキシル化重合体のジアクリレー
トまたはジメタクリレート類や、トリスアクリロイルオ
キシエチルフォスフェート、トリスメタクリロイルオキ
シエチルフォスフェート等を挙げることができる。これ
らの多官能性モノマーのうち、3価以上の多価アルコー
ルのポリアクリレートまたはポリメタクリレート類が好
ましく、具体的にはトリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールペンタメタクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサメタクリレート等を挙げることがで
き、特にトリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサアクリレートが、画素強度が高く、画素
表面の平滑性に優れ、かつ画素が形成される部分以外の
領域での地汚れ、膜残り等を発生し難い点で好ましい。
前記多官能性モノマーは、単独でまたは2種以上を混合
して使用することができる。本発明における多官能性モ
ノマーの使用量は、(B)アルカリ可溶性樹脂100重
量部に対して、通常、5〜500重量部、好ましくは2
0〜300重量部である。この場合、多官能性モノマー
の使用量が5重量部未満では、画素強度あるいは画素表
面の平滑性が不十分となる傾向があり、一方500重量
部を超えると、例えば、アルカリ現像性が低下したり、
画素が形成される部分以外の領域での地汚れや膜残りが
発生しやすくなる傾向がある。
【0101】(D)光重合開始剤 本発明における光重合開始剤は、可視光線、紫外線、遠
紫外線、電子線、X線等の放射線の照射により、前記
(C)多官能性モノマーの重合を開始しうる活性種を発
生することができる化合物からなる。このような光重合
開始剤としては、下記式(84)、式(85)または式
(86)で表される主要骨格を少なくとも1種有するビ
イミダゾール系化合物のほか、ベンゾイン系化合物、ア
セトフェノン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、α−
ジケトン系化合物、多核キノン系化合物、キサントン系
化合物、ジアゾ系化合物、トリアジン系化合物等を挙げ
ることができ、これらのうちビイミダゾール系化合物が
好ましい。
【0102】
【化84】
【0103】前記ビイミダゾール系化合物の具体例とし
ては、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,
4’,5,5’──トラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’──ト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキ
シカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−
ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−フェノキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビ
イミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリクロ
ロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−
メトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾ
ール、2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシ
カルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカル
ボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,
2’−ビス(2−シアノフェニル)−4,4’,5.
5’−テトラキス(4−メトキシカルボニルフェニル)
−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−シ
アノフェニル)−4,4’,5.5’−テトラキス(4
−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダ
ゾール、2,2’−ビス(2−シアノフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカルボニ
ルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−
ビス(2−メチルフェニル)−4,4’,5,5’−テ
トラキス(4−メトキシカルボニルフェニル)−1,
2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−メチルフ
ェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エト
キシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2−メチルフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカルボニ
ルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−
ビス(2−エチルフェニル)−4,4’,5,5’−テ
トラキス(4−メトキシカルボニルフェニル)−1,
2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−エチルフ
ェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エト
キシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2−エチルフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカルボニ
ルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−
ビス(2−フェニルフェニル)−4,4’,5,5’−
テトラキス(4−メトキシカルボニルフェニル)−1,
2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−フェニル
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エ
トキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2−フェニルフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカルボニ
ルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
【0104】2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリ
クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−
ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,
4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ
フェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリブロモフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−シアノフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジシアノフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリシアノ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−メチ
ルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−
ジメチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェ
ニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリメチルフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−エチルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジエチルフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリエチル
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−フェ
ニルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル
−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4
−ジフェニルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ
フェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリフェニルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール
等を挙げることができる。
【0105】これらのビイミダゾール系化合物のうち、
特に2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジクロロ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−
ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェ
ニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリクロロフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾールおよ
び2,2’−ビス(2,4,6−トリブロモフェニル)
−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビ
イミダゾールが好ましい。前記ビイミダゾール系化合物
は、溶剤に対する溶解性に優れ、未溶解物、析出物等の
異物を生じることがなく、しかも感度が高く、少ないエ
ネルギー量の放射線照射により硬化反応を十分進行させ
るとともに、コントラストが高く、放射線未照射部で硬
化反応が生じることがないため、放射線照射後の塗膜
は、現像液に対して不溶性の硬化部分と、現像液に対し
て高い溶解性を有する未硬化部分とに明確に区分され、
パターンの欠落、欠損やアンダーカットのない優れたカ
ラーフィルタを形成することができる。
【0106】また、前記ベンゾイン系化合物としては、
例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、メチル−2−ベン
ゾイルベンゾエート等を挙げることができる。前記アセ
トフェノン系化合物としては、例えば、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−
(4−i−プロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケ
トン、2,2−ジメトキシアセトフェノン、2,2−ジ
エトキシアセトフェノン、2−メチル−(4−メチルチ
オフェニル)−2−モルフォリノ−1−プロパン−1−
オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−
モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、1−ヒドロ
キシシクロヘキシルフェニルケトン、4−アジドアセト
フェノン、4−アジドベンザルアセトフェノン等を挙げ
ることができる。前記ベンゾフェノン系化合物として
は、例えば、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン、3,3−ジメチル−4−メト
キシベンゾフェノン等を挙げることができる。前記α−
ジケトン系化合物としては、例えば、ジアセチル、ジベ
ンゾイル、メチルベンゾイルホルメート等を挙げること
ができる。前記多核キノン系化合物としては、例えば、
アントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−t−
ブチルアントラキノン、1,4−ナフトキノン等を挙げ
ることができる。前記キサントン系化合物としては、例
えば、キサントン、チオキサントン、2,4−ジエチル
チオキサントン、2−クロロチオキサントン等を挙げる
ことができる。前記ジアゾ系化合物としては、例えば、
4−ジアゾジフェニルアミン、4−ジアゾ−4’−メト
キシジフェニルアミン、4−ジアゾ−3−メトキシジフ
ェニルアミン等を挙げることができる。前記トリアジン
系化合物としては、例えば、2−(2’−フリルエチリ
デン)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリ
アジン、2−(3’,4’−ジメトキシスチリル)−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、
2−(4’−メトキシナフチル)−4,6−ビス(トリ
クロロメチル)−s−トリアジン、2−(2’−ブロモ
−4’−メチルフェニル)−4,6−ビス(トリクロロ
メチル)−s−トリアジン、2−(2’−チオフェニル
エチリデン)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s
−トリアジン等を挙げることができる。さらに、前記以
外の光重合開始剤として、4−アジドベンズアルデヒ
ド、アジドピレン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオ
キサイド、N−フェニルチオアクリドン、トリフェニル
ピリリウムパークロレート等を使用することもできる。
【0107】本発明において、光重合開始剤は、単独で
または2種以上を混合して使用することができる。本発
明における光重合開始剤の使用量は、(C)多官能性モ
ノマー100重量部に対して、通常、0.01〜200
重量部、好ましくは1〜120重量部、特に好ましくは
5〜100重量部である。この場合、光重合開始剤の使
用量が0.01重量部未満では、放射線照射による硬化
が不十分となり、パターンに欠落、欠損やアンダーカッ
トを生じるおそれがあり、一方200重量部を超える
と、形成されたパターンが現像時に基板から脱落しやす
く、またパターンが形成される部分以外の領域で地汚
れ、膜残り等を生じやすくなる。
【0108】さらに、本発明においては、前記光重合開
始剤と共に、増感剤、硬化促進剤、高分子光架橋・増感
剤等を併用することもできる。前記増感剤としては、例
えば、4−ジエチルアミノアセトフェノン、4−ジメチ
ルアミノプロピオフェノン、エチル−4−ジメチルアミ
ノベンゾエート、2−エチルヘキシル−1,4−ジメチ
ルアミノベンゾエート、2,5−ビス(4’−ジエチル
アミノベンザル)シクロヘキサノン、7−ジエチルアミ
ノ−3−(4−ジエチルアミノベンゾイル)クマリン、
4−(ジエチルアミノ)カルコン等を挙げることができ
る。これらの増感剤は、単独でまたは2種以上を混合し
て使用することができる。前記硬化促進剤としては、例
えば、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカ
プトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾ
ール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾ
ール、2−メルカプト−4,6−ジメチルアミノピリジ
ン等の連鎖移動剤を挙げることができる。これらの硬化
促進剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。また、前記高分子光架橋・増感剤は、放射
線の照射により架橋剤および/または増感剤として作用
しうる少なくとも1種の官能基を主鎖および/または側
鎖中に有する高分子化合物であり、その例としては、4
−アジドベンズアルデヒドとポリビニルアルコールとの
縮合物、4−アジドベンズアルデヒドとフェノールノボ
ラック樹脂との縮合物、4−アクリロイルフェニルシン
ナモイルエステルの単独重合体あるいは共重合体、1,
4−ポリブタジエン、1,2−ポリブタジエン等を挙げ
ることができる。これらの高分子光架橋・増感剤は、単
独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
本発明における増感剤、硬化促進剤および高分子光架橋
・増感剤の合計使用量は、光重合開始剤100重量部に
対して、通常、300重量部以下、好ましくは0〜20
0重量部、さらに好ましくは0〜100重量部である。
【0109】本発明においては、形成された画素が現像
時に基板から脱落し難く、画素強度および感度の点か
ら、光重合開始剤として、ビイミダゾール系化合物とベ
ンゾフェノン系化合物および/またはチアゾール系硬化
促進剤とを組み合わせて使用することもできる。本発明
において、光重合開始剤としてビイミダゾール系化合物
と他の成分とを併用する場合、他の成分の使用量は、光
重合開始剤全体の80重量%以下であることが好まし
い。本発明における特に好ましい光重合開始剤を、その
構成成分の組み合わせとして示すと、下記のものを挙げ
ることができる。即ち、2,2’−ビス(2−クロロフ
ェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エト
キシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール
/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、
2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニ
ル)−1,2’−ビイミダゾール/4,4’−ビス(ジ
エチルアミノ)ベンゾフェノン/2−ベンジル−2−ジ
メチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタ
ン−1−オン、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)
−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカル
ボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール/4,
4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン/1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2’−ビ
ス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール/4,4’−ビス(ジメチルアミノ)
ベンゾフェノン/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン/2−メルカプトベンゾチアゾール、2,2’
−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール/
4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、
2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェ
ノン/2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−
モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、2,2’−
ビス(2,4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール/
4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン/1
−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2’
−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾール/4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェ
ノン/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン/
2−メルカプトベンゾチアゾール。
【0110】溶剤 本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物には、溶剤
を配合することができる。前記溶剤としては、前記
(A)、(B)、(C)および(D)成分や、所望によ
り配合される他の添加剤成分を溶解または分散し、かつ
これらの成分と反応せず、適度の揮発性を有するもので
ある限り、適宜に選択して使用することができる。この
ような溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル等のグリコールエーテル類;エチレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエ
チルエーテルアセテート等のエチレングリコールモノア
ルキルエーテルアセテート類;ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノn−プロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノn−ブチルエーテル等の
ジエチレングリコールモノアルキルエーテル類;プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート等のプロ
ピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;
ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等の他
のエーテル類;メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン等のケトン類;2
−ヒドロキシプロピオン酸メチル、2−ヒドロキシプロ
ピオン酸エチル等の乳酸アルキルエステル類;2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、3−メトキシ
プロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチ
ル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプ
ロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢
酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチ
ル、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、3−
メチル−3−メトキシブチルプロピオネート、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、ぎ酸n−アミル、酢酸i−アミル、酢
酸i−ブチル、プロピオン酸n−ブチル、酪酸i−プロ
ピル、酪酸エチル、酪酸n−ブチル、ピルビン酸メチ
ル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸n−プロピル、アセ
ト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、2−オキソブタン酸
エチル等の他のエステル類;トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類を挙げることができる。これらの溶剤
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。さらに、前記溶剤とともに、ベンジルエチルエー
テル、ジヘキシルエーテル、アセトニルアセトン、イソ
ホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オクタノール、
1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、
安息香酸エチル、しゅう酸ジエチル、マレイン酸ジエチ
ル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレ
ン、フェニルセロソルブアセテート等の高沸点溶剤を併
用することもできる。これらの高沸点溶剤は、単独でま
たは2種以上を混合して使用することができる。前記溶
剤のうち、溶解性、顔料分散性、塗布性等の観点から、
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プ
ロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、シクロヘキサノ
ン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、2−ヒドロキシ
プロピオン酸エチル、3−メチル−3−メトキシブチル
プロピオネート、3−メトキシプロピオン酸エチル、3
−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオ
ン酸エチル、酢酸n−ブチル、ぎ酸n−アミル、酢酸i
−アミル、酢酸i−ブチル、プロピオン酸n−ブチル、
酪酸i−プロピル、酪酸エチル、酪酸ブチル、ピルビン
酸エチル等が好ましく、また高沸点溶剤としてはγ−ブ
チロラクトン等が好ましい。本発明における溶剤の使用
量は、(B)アルカリ可溶性樹脂100重量部に対し
て、通常、100〜10000重量部、好ましくは50
0〜5000重量部である。
【0111】他の添加剤 さらに、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物
は、必要に応じて溶剤以外の種々の添加剤を含有するこ
ともできる。このような添加剤としては、例えば、硫酸
バリウム、炭酸カルシウム等の体質顔料;銅フタロシア
ニン誘導体等の青色顔料誘導体や黄色顔料誘導体等の分
散助剤;ガラス、アルミナ等の充填剤;ポリビニルアル
コール、ポリエチレングリコールモノアルキルエーテ
ル、ポリ(フロロアルキルアクリレート)等の高分子化
合物;ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、
アニオン系界面活性剤等の界面活性剤;ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス
(2−メトキシエトキシ)シラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン等の密着促進剤;2,2
−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,6−ジ−t−ブチルフェノール等の酸化防止
剤;2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキ
シフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、アルコ
キシベンゾフェノン等の紫外線吸収剤;ポリアクリル酸
ナトリウム等の凝集防止剤等を挙げることができる。
【0112】カラーフィルタの形成方法 次に、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物を用
いて、カラーフィルタを形成する方法について説明す
る。まず、透明基板の表面上の画素パターンを形成する
部分を区画するように遮光層を形成し、この基板上に、
(A)着色剤が分散された組成物を塗布したのち、プリ
ベークを行って溶剤を蒸発させ、塗膜を形成する。次い
で、この塗膜にフォトマスクを介して放射線を照射した
のち、アルカリ現像液で現像処理を行い、塗膜の放射線
未照射部を溶解除去することによって、着色された画素
が所定のパターンで配置された画素アレイを形成する。
その後、必要に応じて、他の色(例えば、赤、緑または
青)の着色剤が分散された各組成物を用い、上記と同様
にして、各組成物の塗布、プリベーク、放射線照射およ
び現像処理を行い、各色の画素アレイを同一基板上に順
次形成することにより、カラーフィルタを得る。カラー
フィルタを形成する際に使用される透明基板としては、
例えば、ガラス、シリコン、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイ
ミド等を挙げることができる。これらの透明基板には、
所望により、シランカップリング剤等による薬品処理、
プラズマ処理、イオンプレーティング、スパッタリン
グ、気相反応法、真空蒸着等の適宜の前処理を施してお
くこともできる。本発明のカラーフィルタ用感放射線性
組成物を透明基板に塗布する際には、回転塗布、流延塗
布、ロール塗布等の適宜の塗布法を採用することができ
る。塗布厚さは、乾燥後の膜厚として、通常、0.1〜
10μm、好ましくは0.2〜1.5μmである。カラ
ーフィルタを形成する際に使用される放射線としては、
可視光線、紫外線、遠紫外線、電子線、X線等を使用す
ることができるが、波長が190〜450nmの範囲に
ある放射線が好ましい。放射線の照射エネルギー量は、
好ましくは1〜1000mJ/cm2 である。また、前
記アルカリ現像液としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、コ
リン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−
ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]
−5−ノネン等の水溶液が好ましい。前記アルカリ現像
液には、例えばメタノール、エタノール等の水溶性有機
溶剤や界面活性剤等を適量添加することもできる。な
お、アルカリ現像後は、通常、水洗する。アルカリ現像
法としては、シャワー現像法、スプレー現像法、ディッ
プ(浸漬)現像法、パドル(液盛り)現像法等を適用す
ることができ、現像条件は、常温で5〜300秒が好ま
しい。このようにして形成されたカラーフィルタは、特
にカラー撮像管素子に好適に使用されるほか、カラー液
晶表示装置、カラーセンサー等にも有用である。
【0113】
【発明の実施の形態】本発明のカラーフィルタ用感放射
線性組成物は、(A)着色剤、(B)バインダーポリマ
ー、(C)多官能性モノマーおよび(D)光重合開始剤
を必須成分として含有するものであるが、特に好ましい
組成物を具体的に例示すると、下記(イ)〜(ヘ)のと
おりである。 (イ) (B)成分がカルボキシル基含有共重合体
(b)からなり、(D)成分が2,2’−ビス(2−ク
ロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4
−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダ
ゾールおよび2,2’−ビス(2−ブロモフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボ
ニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾールの群から選
ばれる1種以上を含有するカラーフィルタ用感放射線性
組成物。 (ロ) (B)成分がカルボキシル基含有共重合体
(b)からなり、(D)成分が2,2’−ビス(2,4
−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフ
ェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’−
テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’
−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾールおよび2,2’−ビス(2,4,6−トリブロモ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾールの群から選ばれる1種以上を
含有するカラーフィルタ用感放射線性組成物。 (ハ) (D)成分がさらに他の光重合開始剤、増感
剤、硬化促進剤および高分子光架橋・増感剤の群から選
ばれる1種以上の成分を含む前記(イ)または(ロ)の
カラーフィルタ用感放射線性組成物。 (ニ) (B)成分であるカルボキシル基含有共重合体
(b)が、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート共重
合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート/スチレ
ン共重合体、メタクリル酸/メチルメタクリレート/ス
チレン共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレー
ト/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メタクリル
酸/ベンジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレー
トマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/メチルメタ
クリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メ
タクリル酸/メチルメタクリレート/ポリメチルメタク
リレートマクロモノマー共重合体、メタクリル酸/2−
ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレ
ート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体およびメタ
クリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベン
ジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレートマクロ
モノマー共重合体の群から選ばれる少なくとも1種の共
重合体である前記(イ)、(ロ)または(ハ)のカラー
フィルタ用感放射線性組成物。 (ホ) (C)成分がトリメチロールプロパントリアク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート
およびジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの群
から選ばれる少なくとも1種の多価アクリレートである
前記(イ)、(ロ)、(ハ)または(ニ)のカラーフィ
ルタ用感放射線性組成物。 (ヘ) (A)成分がC.I.ピグメントイエロー138を
含有する前記(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)または
(ホ)のカラーフィルタ用感放射線性組成物。
【0114】以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形
態をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、これら
の実施例に何ら制約されるものではない。 比較例1 (A)成分としてC.I.ピグメントイエロー83とC.I.ピ
グメントグリーン36との17/83(重量比)混合物
80重量部、(B)成分としてメタクリル酸/ベンジル
メタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体
(共重合重量比=25/65/10、重量平均分子量=
55,000)50重量部、(C)成分としてジペンタ
エリスリトールペンタアクリレート40重量部、(D)
成分として2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニルビイミダゾール1
0重量部と4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフ
ェノン10重量部、および溶剤としてエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート800重量部を混合し
て組成物を調製した。次いで、表面にナトリウムイオン
の溶出を防止するシリカ(SiO2)膜が形成されたソーダガ
ラス製透明基板の表面上に、画素パターンを形成する部
分を区画するように遮光層を設けたのち、スピンコータ
ーを用いて前記感放射線性組成物を塗布し、90℃で2
分間プリベークを行なって、膜厚2.0μmの塗膜を形
成した。その後、基板を冷却したのち、高圧水銀ランプ
を用い、フォトマスクを介して、塗膜に波長365n
m、405nmおよび436nmの光を含む100mJ
/cm2 の紫外線を照射した。次いで、基板を25℃の
0.1重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水
溶液中に1分間浸漬して現像処理を行い、超純水で洗浄
し、風乾したのち、さらに180℃で30分間ポストベ
ークを行なって、各辺20μm×20μmの大きさの緑
色の画素パターンが形成された画素アレイを作製した。
このとき、プリベーク後の基板を目視にて観察したとこ
ろ、基板中央部に盛り上がりが見られ、塗布均一性が不
十分であった。また、得られた画素アレイを光学顕微鏡
で観察したところ、基板上のパターンが形成されていな
い領域に未溶解物の残存が認められた。さらに、画素ア
レイの放射線に対する透明性の指標として、カラーアナ
ライザー(東京電色(株)製TC−1800M)を用
い、C光源、2度視野にて、CIE表色系におけるY値
を測定したところ、Y=55と低い値であった。
【0115】
【実施例】
実施例1 (A)成分としてC.I.ピグメントイエロー138とC.I.
ピグメントグリーン36との48/52(重量比)混合
物80重量部、(B)成分としてメタクリル酸/ベンジ
ルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合
体(共重合重量比=25/65/10、重量平均分子量
=55,000)50重量部、(C)成分としてジペン
タエリスリトールペンタアクリレート40重量部、
(D)成分として2,2’−ビス(2−クロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニルビイミダゾ
ール10重量部と4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベ
ンゾフェノン10重量部、および溶剤としてエチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート800重量部を
混合して組成物を調製した。次いで、この組成物を用
い、比較例1と同様に処理して、緑色の画素パターンが
形成された画素アレイを作製した。但し、比較例1と同
じ色度(CIE表色系のxおよびy値)が得られるよう
に、膜厚を調整した。このとき、プリベーク後の基板を
目視にて観察したところ、基板中央部に盛り上がりが無
く、塗布均一性に優れていた。しかも、得られた画素ア
レイを光学顕微鏡で観察したところ、基板上のパターン
が形成されていない領域に未溶解物の残存が認められ
ず、現像性に優れており、またパターン形状も良好であ
った。さらに、画素アレイの放射線に対する透明性の指
標として、カラーアナライザー(東京電色(株)製TC
−1800M)を用い、C光源、2度視野にて、CIE
表色系におけるY値を測定したところ、Y=70と高い
値が得られた。また、得られた画素アレイは、彩度と明
度のバランスも良好であった。
【0116】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタ用組成物は、画
素アレイを形成する際の塗布均一性、現像性が優れ、か
つ感度、パターン形状等も良好であり、しかも放射線に
対する透明性、彩度と明度のバランス等に優れた画素ア
レイを形成することができる。
【化5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08F 2/50 C08F 2/50 C08L 101/00 C08L 101/00 C09D 4/06 C09D 4/06 (72)発明者 熊野 厚司 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)着色剤、(B)アルカリ可溶性樹
    脂、(C)多官能性モノマーおよび(D)光重合開始剤
    を含有するカラーフィルタ用感放射線性組成物におい
    て、前記(A)成分が下記一般式(1)で表されるキノ
    フタロン系顔料から選ばれる少なくとも1種を含有する
    ことを特徴とするカラーフィルタ用感放射線性組成物。 【化1】 〔一般式(1)において、X1 はハロゲン原子を示し、
    1 が複数存在するとき、各X1 は相互に同一でも異な
    ってもよく、nは0〜4の整数であり、Yは1個以上の
    芳香環を有する炭素数6〜20の1価の基を示す。〕
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