JPH1172544A - 二次電池の残存容量の監視方法および監視装置 - Google Patents

二次電池の残存容量の監視方法および監視装置

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JPH1172544A
JPH1172544A JP10162319A JP16231998A JPH1172544A JP H1172544 A JPH1172544 A JP H1172544A JP 10162319 A JP10162319 A JP 10162319A JP 16231998 A JP16231998 A JP 16231998A JP H1172544 A JPH1172544 A JP H1172544A
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JP10162319A
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Katsuo Yamada
克夫 山田
Fumiaki Nakao
文昭 中尾
Toshikazu Urata
敏和 浦田
Tomoyuki Akatani
知行 赤谷
Tomotsugu Ota
智嗣 大田
Tetsuya Suzuki
徹也 鈴木
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
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FDK Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な演算処理を必要とせずに精度の良い残
存容量の検知を行う。 【解決手段】 充電放電電流iに基づいて行う二次電池
1の残存容量の監視方法である。二次電池1の充放電電
流iをそれぞれ単位電流に区切って逐次静電容量に換算
すると共に、換算された一定容量を積算して総充放電容
量を算出する。そして、算出した総充電容量と総放電容
量より二次電池1の残存容量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精度な残存容量
の検知が行える二次電池の残存容量の監視方法および監
視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電池の残存容量を算出する方
法として、電流積算法が知られており、特に、複数の二
次電池を収納した電池パックなどにおいては、収納した
二次電池を効率的に使用するため、上記方法により常時
電池の残存容量が監視されている。
【0003】図10は、上述の電流積算法による二次電
池の残存容量の算出方法を示すブロック図であって、二
次電池21と、二次電池21の充放電電流iを検出する
電流検出抵抗22と、前記二次電池21の残存容量を算
出するための演算処理部23で構成されている。なお、
この二次電池21の出力端子に充電装置若しくは負荷装
置24が接続される。
【0004】一般的に、電池の容量は電流と時間の積で
表すことができる。そこで、図示するように、充電装置
若しくは負荷装置24を接続した時の充放電電流iを電
流検出抵抗22により所定時間Δt毎に区切り電圧Vと
して検出し(サンプリング)、検出された電圧値を演算
処理部23(例えば、マイクロプロセッサ)にて電流値
に変換すると共に、この電流値を時間積算(図中、斜線
部分の面積:Σ(充放電電流i×時間Δt))すること
によって総静電容量が算出できる。
【0005】したがって、充電電流の時間積算で求めた
放電可能容量から放電電流の時間積算で求めた放電容量
を差し引くことにより、二次電池の残存容量を求めるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来方式では、電流検出抵抗22の電圧降下を逐次電
流値に換算すると共に、換算された電流値を時間Δt毎
に積算していくための高速演算処理を伴うことから、こ
れに対応できる高価なマイクロプロセッサが必要であ
り、そのためコスト高となった。
【0007】また、検出した電圧値を電流値にデジタル
変換する際に使用されるA/D変換器(図示しないが、
例えばマイクロプロセッサに内蔵)の性能によっては充
放電電流iの検出可能範囲が限定されることとなり、容
量算出のための演算処理の精度に限界が生じた。
【0008】さらには、放電時に接続される負荷装置2
4が間欠放電となるパルス負荷である場合、電流サンプ
リングの際のエイリアシングを防止して高精度な電流検
出を実現するため、パルス電流の周波数に応じたサンプ
リング周期(即ち、前記した時間Δt)を設定する必要
があり、そのため制御形態も複雑となった。
【0009】本発明は、安価で、且つ複雑な演算処理を
必要とせずに高精度な残存容量の検知を行える二次電池
の残存容量の監視方法および監視装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1に記載の
本発明では、充放電電流(i)に基づいて行う二次電池
(1)の残存容量の監視方法において、二次電池(1)
の充放電電流(i)をそれぞれ単位電流量に区切って逐
次静電容量に換算すると共に、換算された一定容量を積
算して総充放電容量を算出し、これら算出した総充放電
容量より電池の残存容量を算出することを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項2に記載の本発明では、一定
時間内における前記単位電流量の積算値より平均充放電
電流を算出し、当該平均充放電電流を基に前記残存容量
を残りの充放電時間に換算することを特徴としている。
【0012】また、請求項3に記載の本発明では、充放
電電流(i)に基づく二次電池(1)の残存容量の監視
装置(20)において、充放電電流(i)により発生し
た電流検出抵抗(5)の電圧降下(Vin)を入力とし
て、所定の時定数で積分出力(Vout)を発生する電
流積分回路部(2)と、この電流積分回路部(2)の積
分出力(Vout)を検知し、所定電圧で前記電流積分
回路部(2)をリセットするリセット回路部(3)と、
このリセット回路部(3)のリセット回数をカウント
し、そのカウント結果より求めた総充放電容量より電池
の残存容量を算出するカウンタ部(4)とで構成される
ことを特徴としている。
【0013】また、請求項4に記載の本発明では、前記
電流検出抵抗(5)を充放電電流(i)の供給側の電流
経路(15)に直列に設けたことを特徴としている。
【0014】また、請求項5に記載の本発明では、前記
カウンタ部(4)は、前記リセット回路部(3)の充電
時のリセット信号S1および放電時のリセット信号S2
を監視し、当該リセット信号(S1)とリセット信号
(S2)の発生が入れ替わった時、電池の充電開始ある
いは放電開始を認識することを特徴としている。
【0015】また、請求項6に記載の本発明では、前記
カウンタ部(4)は、前記リセット回路部(3)の充電
時のリセット信号S1および放電時のリセット信号S2
の発生を監視し、当該リセット信号(S1)あるいはリ
セット信号(S2)が所定時間発生しない時、電池の放
置状態を認識することを特徴としている。
【0016】さらに、請求項7に記載の本発明では、
前記カウンタ部(4)は、電池電圧が所定値以下に降下
した時、保存されている残存容量データをクリアするこ
とを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明に係る二
次電池の残存容量の監視装置を備えた電池パックの基本
構成を示すブロック図である。
【0018】まず、図1に基づいて電池パックの構成を
説明すれば、本電池パックは、素電池Bが複数個直列に
連結させた二次電池1と、この二次電池1の残存容量を
監視する監視装置20とを備えて成り、この監視装置2
0は電流積分回路部2、およびリセット回路部3、およ
びカウンタ部4より構成されている。
【0019】前記電流積分回路部2は、二次電池の充放
電電流をコンデンサの充放電によって容量に換算する
(即ち、積分する)回路であって、GND側の電流経路
16(あるいは、電源側の電流経路15)に直列に接続
された電流検出抵抗5と、前記した積分用のコンデンサ
7と、前記電流検出抵抗5の一端が入力端子に接続され
ると共に、この入力端子と出力端子の間に前記コンデン
サ7が接続された演算増幅器6(OPアンプ)とで構成
されている。なお、図中の8はOPアンプ6の出力基準
(バイアス電圧Vb)を設定するためのバイアス用電源
である。
【0020】前記リセット回路部3は、電流積分回路部
2の積分出力Vout、(即ち、コンデンサ7の電圧)
を監視し、所定の電圧に達した時、電流積分回路部2の
出力(即ち、コンデンサ7の充電容量)をリセットする
回路であって、OPアンプ6の出力電圧を検出する電圧
比較器10および電圧比較器11と、コンデンサ7に並
列に接続されて、これら電圧比較器10、11から出力
されるリセット信号S1あるいはリセット信号S2の何
れかにて作動する双方向スイッチ9とで構成されてい
る。
【0021】前記カウンタ部4は、前記リセット回路部
3から出力するリセット信号S1ならびにリセット信号
2の数をカウントし、そのカウント結果(即ち、総充電
容量と総放電容量)の増減によって二次電池1の残存容
量を算出する回路であって、前記電圧比較器10からの
リセット信号S1をカウントする充電カウント手段12
および前記電圧比較器11からのリセット信号S2をカ
ウントする放電カウント手段13と、これらのカウント
結果に基づいての残存容量を算出する演算処理手段14
とを有する、例えばマイクロプロセッサ(以後、マイコ
ンと呼ぶ)で構成されている。
【0022】また、図2の電池パックの基本構成を示す
ブロック図では、図1において前記電流検出抵抗5がG
ND側(即ち、充放電電流iの戻り側)の電流経路16
に直列に接続されているのに対し、前記電流検出抵抗5
が電源側(即ち、充放電電流iの供給側)の電流経路1
5に接続されている点が相違するだけである。
【0023】次に、電流積分回路部2、およびリセット
回路部3、およびカウンタ部4の各々の動作について説
明する。
【0024】まず、前記電流積分回路部2について説明
すれば、上記構成の電流積分回路部2は、充放電電流i
によって電流検出抵抗5に発生する電圧降下の向き(即
ち、電流の方向)と、大きさ(即ち、電流の大きさ)を
反映した積分出力Voutを発生させることができる。
【0025】図3に示す電流積分回路において、上記積
分出力Vout、即ちコンデンサ7の電圧は式1で示さ
れる。
【式1】Vout=1/CR×∫Vin・dt C:コンデンサ7の静電容量 R:積分定数用の抵抗 Vin:電流検出抵抗5における電圧降下 t:コンデンサが充電、若しくは放電される時間
【0026】したがって、コンデンサ7の出力電圧Vo
utの範囲を適宜設定すれば、電圧降下Vin(換言す
れば、二次電池1の充放電電流i)によって変化するの
はコンデンサ7の充放電時間tのみとなる積分回路を構
成することができる。
【0027】図4に上記した電流積分回路の動作を示
す。図4(a)〜(c)は、それぞれ充放電電流i(即
ち、Vin)の向きと大きさに対する積分出力(Vou
t)を示すものであって、(a)は充電電流をAとした
時の充電時の積分出力、(b)は充電電流を2Aとした
時の充電時の積分出力、そして(c)は放電電流をAと
した時の放電時の積分出力である。
【0028】本図によれば、コンデンサ7の充電(又は
放電)時間tは充放電電流iの大きさに応じて変化し
(例えば、充放電電流が2倍になると充放電時間は1/
2になる)、この時コンデンサ7に蓄えられる静電容量
は常に一定である。即ち、本構成によって充放電電流i
を静電容量に換算(積分)することができる。
【0029】次に、前記リセット回路部3の動作を説明
すれば、前記電圧比較器10は二次電池1の充電時の積
分出力Voutを監視するものであって、その検知電圧
はバイアス電源8によって設定された出力基準となるバ
イアス電圧Vbよりプラス側の所定電圧VcHに設定さ
れている。また、前記電圧比較器11は二次電池1の放
電時の積分出力Voutを監視するものであって、その
検知電圧は前記バイアス電圧Vbよりマイナス側の所定
電圧VcLに設定されている。
【0030】図5はリセット回路部3の動作を示すタイ
ミングチャートである。図示するように、二次電池1の
充電が開始されると、積分出力Vout、即ちコンデン
サ7の電圧は充電電流iの向きと大きさに応じた所定の
時定数で出力基準Vbから上昇する。出力電圧がVcH
に達すると、電圧比較器10が作動し、その出力がLか
らHに反転してリセット信号S1が出力され、双方向ス
イッチ9をオン状態にする。双方向スイッチ9のオンに
よってコンデンサ7は短絡状態とされ、前記OPアンプ
6が電圧フォロア形態をとるため、その出力Voutは
出力基準Vbまで変化(降下)する。この短絡動作によ
って出力Voutが電圧比較器10の動作設定電圧以下
に低下すると、リセット信号S1はHからLに反転し、
双方向スイッチ9はオフ状態に復帰する。この際、検知
電圧レベル付近における電圧比較器10作動時の出力チ
ャッタを防止するため、コンデンサ7の電圧Voutが
出力基準Vbに降下するまで電圧比較器10のリセット
信号S1がH状態を維持するように電圧比較器10のオ
ン/オフ動作にヒステリシス特性を持たせている(例え
ば、後述する図8および図9の実施形態に示すように、
電圧比較器IC2、IC3に抵抗R3、R4による帰還
回路を形成する)。この間、もう一方の電圧比較器11
の出力はLに維持されているため、双方向スイッチ9の
動作(即ち、コンデンサ7の短絡動作)に影響はない。
【0031】次に、二次電池1の放電が開始されると、
積分出力Voutは放電電流iに応じた所定の時定数で
出力基準Vbから降下する。電圧がVcLに達すると、
電圧比較器11が作動してその出力をLからHに反転さ
せてリセット信号S2を出力し、双方向スイッチ9をオ
ン状態にする。双方向スイッチ9のオンにより、前記し
た充電時の場合と同様にコンデンサ7は短絡状態とな
り、積分出力Voutは出力基準Vbに変化(上昇)す
る。積分出力Voutが出力基準Vbに上昇すると電圧
比較器11の出力はHからLに反転し、双方向スイッチ
7はオフ状態に復帰する。この間、前記電圧比較器10
の出力はLに維持されているため、コンデンサ7の短絡
動作に何ら影響しない。また、電圧比較器11も電圧比
較器10と同様に出力特性にヒステリシスをもたせるこ
とで、電圧比較器11作動の出力チャッタを防止してい
る。
【0032】なお、双方向スイッチ9によるコンデンサ
7の短絡時間t2(即ち、リセット時間)は、コンデン
サ7の充放電時間t1に対して十分小さくなるように設
定されているため(例えば、充放電時間t1を約1秒に
設定した場合のリセット時間t2は数マイクロ秒であ
る)、リセットによる容量の算出誤差は完全に無視でき
るものである。
【0033】さらに、前記カウンタ部4の動作を説明す
れば、 図6は上記カウンタ部4の動作を示すタイミン
グチャートである。図示するように、二次電池1の充電
時は電圧比較器10からのリセット信号S1が発生し、
充電カウント手段12はこのリセット信号S1をカウン
トする。リセット信号S1が発生するのは、前記電流積
分回路部2のコンデンサ7に一定容量が充電された時な
ので、演算処理手段14は残存容量(例えば、図示しな
い容量カウンタに保存されている現充電カウント数)に
一定容量(充電カウント手段12のカウント値)を加算
して残存容量を算出する。
【0034】一方、二次電池1の放電が開始されると、
電圧比較器11からのリセット信号S2が発生し、放電
カウント手段13はこのリセット信号S2をカウントす
る。この時、充電カウント手段12のカウント値はクリ
アされる。
【0035】充電時と同様、リセット信号S2が発生す
るのは、コンデンサ7より一定容量が放電された時なの
で、演算処理手段14は容量カウンタの現残存容量から
一定容量(放電カウント手段13のカウント値)を減算
して残存容量を算出する。
【0036】再度、二次電池1の充電が開始されると、
充電カウント手段12は電圧比較器10からのリセット
信号S1を受けてカウント0からカウントアップ動作を
開始する。同時に、前記放電カウンタ手段13のカウン
ト値はクリアされる。
【0037】また、二次電池の電圧が所定値以下(放電
下限電圧以下)に降下した時、すなわち負荷への電力供
給が停止された時、保存されている残存容量データを0
にすることにより、従来問題となっていた環境温度や充
放電サイクル等に起因する算出残存容量の蓄積誤差を無
くすことができる。
【0038】係る制御は、従来装置に内蔵の保護回路I
C(過充電・過放電防止回路)からの検出出力を利用
し、これを前記カウンタ部4のマイコンが検知すること
により処理・実効されるものである。
【0039】図10,図11はその一実施形態を示す回
路図と動作タイムチャートである。図中、16は二次電
池1の電圧をセルB単位で監視する保護IC、17は前
記保護ICの過放電検出出力UVにより放電電流を遮断
する過放電防止スイッチ、18は過充電検出出力OVに
より充電電流を遮断する過充電防止スイッチである。ま
た、カウンタ部4は、充電カウント手段12,放電カウ
ント手段13,演算処理手段14を備えたマイコンによ
り構成されており、その演算処理部14に算出した残存
容量データを保存するための容量カウンタ(図示せず)
を有している。
【0040】図10は、前記保護IC16からのパワー
フェイル出力PF(放電下限電圧検出信号)を利用した
例、図11は、過放電検出出力UVを利用した例であっ
て、何れの場合も、これらの検出出力PF,UVが前記
マイコンの割込端子INTに入力され、これにより発生
する割込処理において、前記容量カウンタに保存されて
いる残存容量データが0にクリアされる。
【0041】以上が各部の詳細な動作説明であって、図
7にこれらにより構成される本監視装置20の一連の動
作を示した。
【0042】このように、コンデンサ7の充電(又は、
放電)時間は充電(放電)電流iに応じて変化し、コン
デンサ7に蓄えられる電荷量は常に一定である。従っ
て、コンデンサ7が充電(又は放電)された回数をカウ
ントすることにより、二次電池1の残存容量を容易に且
つ正確に算出することができる。
【0043】しかも、上記リセット信号数のカウントは
単純なバイナリカウント処理であって、特別な高速演算
処理は必要としないため、従来方式のような高価なマイ
クロプロセッサは不要である。
【0044】また、接続する負荷装置がパルス負荷であ
っても、コンデンサ7の充電(又は放電)時間が変化す
るだけでこの負荷形態が何ら容量監視制御に影響するこ
とは無く、従来方式のようなエイリアシング防止のため
の複雑な制御は必要ない。
【0045】また、積分定数(図3の抵抗Rおよびコン
デンサ7)、あるいはコンデンサ7の出力検知範囲はア
ナログ的に調整できるため、設定する単位積分量をより
細かなものにすることで、より高精度の容量監視が実現
できる。
【0046】また、図2の実施形態のように電流積分回
路部2の電流検出抵抗5を電源側の電流経路15に設け
た構成とすると、図1の実施形態のように電流検出抵抗
5をGND側の電流経路16に設けた場合に生ずるよう
な電流検出抵抗5の電圧降下によるグランドレベルの変
動を極力抑制することができ、よって、電池パックのG
NDレベルを確実に0Vに固定できるようになる。従っ
て、上記構成であれば、電池パックと負荷装置の間でデ
ータ授受を行う場合などのノイズマージンを大幅に改善
でき、安定したデータ授受動作を実現することができ
る。
【0047】図8および図9は本電池パックの具体的な
電子回路の一実施形態を示すものであって、図8は図1
に対応した電子回路図、図9は図2に対応した電子回路
図である。何れの場合も、二次電池1、電流積分回路部
2、リセット回路部3、カウンタ部4で構成されてお
り、R1は電流検出抵抗、IC1はOPアンプ、C1は
積分用のコンデンサ、Q1は双方向スイッチとしてのF
ETトランジスタ、IC2およびIC3は電圧比較器を
構成するコンパレータである。
【0048】ところで、既述したように、積分回路部2
より発生する1回のリセット信号で二次電池1に供給ま
たは取り出される電荷の量(すなわち、単位充放電電流
量)は常に一定であるから、所定時間内に発生した充電
時のリセット信号S1または放電時のリセット信号S2
の回数をカウントすることにより、負荷の変動に関係な
く二次電池1に供給された(または取り出された)電荷
の量が算出できる。
【0049】したがって、この所定時間内に発生したカ
ウント回数から次式2を用いて充放時の平均電電流を算
出することができる。
【式2】平均電流(A)=積分定数/(所定カウント時
間)×(リセット信号のカウント数)
【0050】尚、ここで、積分定数とは、前記電流積分
回路部2の前記コンデンサ7の容量Cと前記電流検出抵
抗5の抵抗値Rと前記コンデンサ7の出力電圧Vout
から求められる定数である。
【0051】したがって、前記演算処理部14にて算出
した残存容量は上式2で算出した平均電流を使用して残
りの充電時間もしくは残りの放電時間(すなわち、電池
の充放電可能時間)に換算・表示することが可能とな
る。
【0052】上記方法は、負荷電流を抵抗により電圧変
換し、そのA/D変換値より平均電流値を算出していた
従来技術に比べ、高価なA/D変換器を必要とせず安価
なマイクロプロセッサで実現できる点と、パルス負荷の
ように負荷変動の多い使用目的においても十分精度の高
い容量算出が可能である点で優れている。
【0053】図13のフローチャートに基づいて上記し
た残り充放電時間の算出処理の一実施形態を説明する。
この処理は前記カウンタ部4を構成するマイコンにより
実行されるものである。
【0054】本実施形態では、上記算出処理が所定時間
(例えば、本実施形態では6秒間)のインターバル・タ
イマ割込にて発生するものとする。そして、この間、図
12(a)、(b)に示す別の処理ルーチンにおいて、
ぞれぞれ、リセット信号S1,S2を割込要因IRQ
0,IRQ1とする割込処理により、充電時あるいは放
電時のフラグセット・リセット処理(充電フラグおよび
放電フラグ)に加え、前記カウンタ部4の動作で述べた
充電カウント手段12および放電カウント手段13によ
るリセット信号S1,S2のカウント処理と、これらカ
ウント結果に基づく容量カウンタの加減処理が実行され
ている。
【0055】前記した6秒間毎のタイマ割込が発生する
と、まず、ステップ11で割込要因をクリアし(例え
ば、割込タイマをリセットする)、ステップ12でフラ
グにより充放電の状態が判定される。充電フラグがオン
であれば、ステップ13で別ルーチンで算出された充電
カウンタ値に基づき、式2により6秒間積算された単位
充電電流量から平均充電電流値が算出される。但し、本
実施形態では、算出式に用いる積分乗数値を360とし
た。次に、ステップ14で上記算出の平均充電電流値と
容量カウンタの残存容量値より記述の算出式に基づいて
残りの充電時間が算出される。
【0056】一方、ステップ15で放電フラグのオンが
確認されると、ステップ16で放電カウンタ値が参照さ
れて、式2により平均放電電流値が算出される。次に、
ステップ17で算出した平均放電電流値と容量カウンタ
の残存容量値より、記述の算出式により、残りの放電時
間が算出される。
【0057】また、平均電流を監視することにより、上
述の残りの充放電時間の算出の他、電池パックの充・放
電状態、換言すれば、放置状態を検知することも可能で
ある。
【0058】従来は、負荷装置や充電器が接続されてい
ることを検出するため、電池パックに接続端子を設け、
この接続端子より検出される電圧変化より接続の有無を
検出していたのに対し、本実施形態ではこのような外部
信号によらず、電池パック内蔵の容量監視装置20で発
生する前記リセット信号S1,S2より負荷の接続を検
知する構成であり、従来ような接続端子や検出回路は不
要であるから、電池パックの状態検知が安価に且つ容易
に実現できる。
【0059】以下、図14のフローチャートに基づき、
その一実施形態を説明する。係る処理も、またカウンタ
部4を構成するマイコンにより実行されるものである。
【0060】本処理は、前記残りの充放電時間の算出処
理と同様に、例えば6秒毎に発生するタイマ割込要因に
て発生し、逐次実行されるものとする。この間、図12
(a)、(b)に示す別の処理ルーチンにおいて、充放
電時のフラグセット・リセット処理、リセット信号S
1,S2のカウント処理、これらカウント結果による容
量カウンタの加減処理が逐次実行されている。
【0061】タイマ割込が発生すると、まず、ステップ
21で割込要因がクリアされ、ステップ22で充電カウ
ンタの値がチェックされる。もし、電池パックに充電器
が接続されて充電中であれば、図12(a)のタイマ割
込処理1にて充電カウンタが更新されていて充電カウン
タは0でないからタイマ割込処理1を抜ける。また、充
電カウンタ値が0であれば充電中でないと判断され、ス
テップ23で放電カウンタの値がチェックされる。この
時、負荷装置が接続されて放電中であれば、図12
(b)のタイマ処理2にて放電カウンタが更新されてい
て充電カウンタ値は0とならないから、タイマ割込処理
2を抜ける。放電カウンタ値が0であれば、電池パック
は充電中でも放電中でもない放置された状態にあると判
断され、ステップ24で放置時間を監視する放置カウン
タを更新する。この放置状態が所定時間を越えても解消
されない場合、余分な電力消費を防止するため、マイコ
ンはステップ26にてスリープモード(低消費モード)
に移行する。
【0062】また、図12の割込処理において、割込要
因が入れ替わった時を検出することで、充電と放電の開
始時期を認識することも可能である。
【0063】すなわち、割込要因がIRQ0からIRQ
1に変わった時、放電開始と判断でき、また、割込要因
がIRQ1からIRQ0に変わった時、充電開始と判断
することができる。
【0064】上記方法は、従来のように充電器や負荷装
置間で充放電信号の授受を行う必要はなく、内部の容量
監視装置20より発生する信号を利用して行うため、検
出回路や信号授受用の端子等を設ける必要はない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、二次電池の残存容量は充放電電流を一
定容量に換算し、その積算値より算出するようにしたの
で、従来のような複雑で且つ高速の演算処理が不要とな
り、しかも、パルス負荷にも確実に対応できるので、高
精度な残存容量の監視が実現できる。
【0066】また、請求項2に記載の本発明によれば、
所定時間内における単位電流量の積算値より平均充放電
電流を算出し、これを基に前記残存容量を残りの充放電
時間に換算するようにしたので、例えば、パルス負荷の
ように負荷変動が多い使用目的であっても、残りの充放
電時間を正確に算出できる。
【0067】また、請求項3に記載の本発明では、残存
容量の監視装置は充放電電流を一定容量に積分する電流
積分回路部と、一定容量で積分出力をリセットするリセ
ット回路部と、リセットの際のリセット信号数をカウン
トするカウンタ部とで構成したから、残存容量の算出は
上記リセット信号を単にカウントするための安価なマイ
クロプロセッサの使用によって実現でき、コストダウン
が可能となる。
【0068】また、パルス負荷の場合はコンデンサの充
放電時間が変化するだけで容量監視の制御形態に何ら影
響することは無く、従来方式のようなエイリアシング防
止のための複雑な制御は必要ない。従って、パルス負荷
への対応は極めて容易であり、高精度の容量監視が可能
となる。
【0069】しかも、本構成であれば、上記電流積分回
路の時定数やその出力範囲をアナログ的に調整できるた
め、設定する単位積分量をより細かなものにすること
で、より高精度の容量監視が簡単に実現できる。
【0070】また、請求項4に記載の本発明によれば、
充放電電流を検知する電流検出抵抗を電流供給側経路に
設けることにより、充放電電流によるグランドレベルの
変動を無くすことができる。その結果、電池パックと負
荷装置のと間でデータ授受を行う際のノイズマージンが
大幅に改善され、安定したデータ授受動作を行うことが
できるようになる。
【0071】また、請求項5に記載の本発明によれば、
前記リセット回路部の充電時のリセット信号S1および
放電時のリセット信号S2を監視し、これらリセット信
号の発生が入れ替わった時、電池の充放電の開始を認識
するように構成したので、従来のように充電器や負荷装
置間で充放電信号を授受する必要はなく、そのための検
出回路や信号授受用の端子が不要となり回路構成を簡略
化できるため、コストダウンが可能となる。
【0072】また、請求項6に記載の本発明によれば、
前記リセット回路部の充電時のリセット信号および放電
時のリセット信号の発生を監視し、これらリセット信号
が所定時間発生しない時、電池の放置状態を認識するよ
うに構成したので、従来のような状態検知のための接続
端子や検出回路(例えば、電圧変化を検知するためのA
/D変換器等)が不要となり回路構成を簡略化できるた
め、コストダウンが可能となる。また、電池放置状態が
確認されたとき、マイコンを低消費モードに移行するこ
とによって電池放置時の電力消費を削減でき、電池エネ
ルギーの有効活用が可能となる。
【0073】さらに、請求項7に記載の本発明では、電
池電圧が所定値以下に降下した時、保存されている残存
容量データをクリアするように構成したので、従来問題
となっていた環境温度や充放電サイクル等に起因する残
存容量の蓄積誤差を無くすことができる。しかも、従来
より内蔵の過放電防止回路の検知出力を利用することで
本発明のために新たな回路を追加することなく、上記電
池電圧の低下を検知できるからコストアップにならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二次電池の残存容量の監視装置を
備えた電池パックの基本構成を示すブロック図である。
【図2】同、図1とは別の電池パックの基本構成を示す
ブロック図である。
【図3】電流積分回路を示す図である。
【図4】電流積分回路の動作を示す図である。
【図5】リセット回路部の動作を示す図である。
【図6】カウンタ部の動作を示す図である。
【図7】本発明に係る二次電池の残存容量の監視装置の
一連の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】図1の基本構成に対応した具体的な電子回路の
一実施形態である。
【図9】図2の基本構成に対応した具体的な電子回路の
一実施形態である。
【図10】電池パック内蔵の保護回路とマイクロプロセ
ッサとの接続を示す回路図とその動作を示すタイムチャ
ートである。
【図11】電池パック内蔵の保護回路とマイクロプロセ
ッサとの接続を示す図10とは別の回路図とその動作を
示すタイムチャートである。
【図12】リセット信号による割込処理を示すフローチ
ャートで、(a)は充電時の割込処理、(b)は放電時
の割込処理を示す。
【図13】電池の残り充放電時間を算出するフローチャ
ートである。
【図14】電池の放置状態を検出するフローチャートで
ある。
【図15】従来の電流積算法による二次電池の残存容量
の積算方法を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 二次電池 2 電流積分回路部 3 リセット回路部 4 カウンタ部 5 電流検出抵抗 15 電流経路 20 残存容量の監視装置 i 充放電電流 S1,S2 リセット信号 Vin 電流検出抵抗の電圧降下 Vout 積分出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤谷 知行 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 大田 智嗣 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 鈴木 徹也 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 鈴木 一成 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充放電電流(i)に基づいて行う二次電池
    (1)の残存容量の監視方法において、 二次電池(1)の充放電電流(i)をそれぞれ単位電流
    量に区切って逐次静電容量に換算すると共に、換算され
    た一定容量を積算して総充放電容量を算出し、これら算
    出した総充放電容量より電池の残存容量を算出すること
    を特徴とする二次電池の残存容量の監視方法。
  2. 【請求項2】 所定時間内における前記単位電流量の積
    算値より平均充放電電流を算出し、当該平均充放電電流
    を基に前記残存容量を残りの充放電時間に換算すること
    を特徴とする請求項1に記載の二次電池の残存容量の監
    視方法。
  3. 【請求項3】 充放電電流(i)に基づく二次電池
    (1)の残存容量の監視装置(20)において、 充放電電流(i)により発生した電流検出抵抗(5)の
    電圧降下(Vin)を入力として、所定の時定数で積分
    出力(Vout)を発生する電流積分回路部(2)と、 この電流積分回路部(2)の積分出力(Vout)を検
    知し、所定電圧で前記電流積分回路部(2)をリセット
    するリセット回路部(3)と、 このリセット回路部(3)のリセット回数をカウント
    し、そのカウント結果より求めた総充放電容量より電池
    の残存容量を算出するカウンタ部(4)とで構成される
    ことを特徴とする二次電池の残存容量の監視装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出抵抗(5)を充放電電流
    (i)の供給側の電流経路(15)に直列に設けたこと
    を特徴とする請求項3に記載の二次電池の残存容量の監
    視装置。
  5. 【請求項5】 前記カウンタ部(4)は、前記リセット
    回路部(3)の充電時のリセット信号S1および放電時
    のリセット信号S2を監視し、当該リセット信号(S
    1)とリセット信号(S2)の発生が入れ替わった時、
    電池の充電開始あるいは放電開始を認識することを特徴
    とする請求項3、または請求項4の何れかに記載の二次
    電池の残存容量の監視装置。
  6. 【請求項6】 前記カウンタ部(4)は、前記リセット
    回路部(3)の充電時のリセット信号S1および放電時
    のリセット信号S2の発生を監視し、当該リセット信号
    (S1)あるいはリセット信号(S2)が所定時間発生
    しない時、電池の放置状態を認識することを特徴とする
    請求項3から請求項5までの何れかに記載の二次電池の
    残存容量の監視装置。
  7. 【請求項7】 前記カウンタ部(4)は、電池電圧が所
    定値以下に降下した時、保存されている残存容量データ
    をクリアすることを特徴とする請求項3から請求項6ま
    での何れかに記載の二次電池の残存容量の監視装置。
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