JPH1171295A - 紫外線皮膚免疫機能低下防止用免疫賦活剤 - Google Patents

紫外線皮膚免疫機能低下防止用免疫賦活剤

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JPH1171295A
JPH1171295A JP10092472A JP9247298A JPH1171295A JP H1171295 A JPH1171295 A JP H1171295A JP 10092472 A JP10092472 A JP 10092472A JP 9247298 A JP9247298 A JP 9247298A JP H1171295 A JPH1171295 A JP H1171295A
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extract
immunoactivator
skin
scutellariae radix
phase
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JP10092472A
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Masato Hatao
正人 畑尾
Kenji Yamaguchi
賢志 山口
Masako Naganuma
雅子 長沼
Ichiro Iwai
一郎 岩井
Eiichiro Yagi
栄一郎 八木
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線による皮膚免疫機能低下を防止するこ
とができる皮膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫機能低下改
善・防止剤を提供すること。 【構成】 紫外線皮膚免疫機能低下防止用皮膚免疫賦活
剤若しくは紫外線皮膚免疫機能低下改善・防止剤であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外線による皮膚の
免疫機能低下を外用により防止するための皮膚免疫賦活
剤もしくは紫外線皮膚免疫機能低下改善・防止外用剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚は生体の最外層に位置する臓器であ
り、物理的、化学的及び生物学的侵襲を最も強く、直接
的に被る器官であるが、近年、皮膚は最もよく発達した
免疫臓器であることが明らかとなってきた。
【0003】皮膚は、表皮の角化細胞、ランゲルハンス
細胞、真皮の樹状細胞、血管内皮細胞、マクロファージ
等から構成されているが、ランゲルハンス細胞は抗原処
理、抗原提示能力によって皮膚免疫機能の中心的な役割
を演じているとされ、外部からの異物としての抗原の進
入に対し、すみやかに接触して処理し、リンパ節へ移動
してT細胞にそれを提示し、以後の一連の免疫応答反応
が始まると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、紫外線自体の発
癌性に加えて紫外線により皮膚免疫反応が低下する為に
発癌を助長する可能性が指摘されるようになってきた。
サンスクリーン等の日焼け止め化粧料によって紫外線を
防御することが紫外線発癌の防止に極めて重要である
が、サンスクリーンを日常的に用いない季節でも日々紫
外線を浴び続けることによって免疫抑制作用が現れる可
能性もあり、発癌以外の生体への様々な悪影響も心配さ
れる。
【0005】また、加齢によっても皮膚免疫機能が低下
するように、紫外線以外の様々な原因で皮膚免疫機能が
低下することが知られている。
【0006】以上の理由から、日常的に用いることがで
きる皮膚免疫賦活作用もしくは皮膚免疫機能低下の改善
・防止作用を有する薬剤の開発が急務となっていた。
【0007】しかしながら、様々な原因による皮膚免疫
機能低下の相互関係に関する詳細な解明はなされておら
ず、例えば、加齢による皮膚免疫機能低下作用を抑制す
る物質が他の原因による皮膚免疫機能低下作用を抑制す
ることができるという保証は全くない。
【0008】また、従来、加齢すなわち老化による皮膚
免疫機能低下防止に関する研究に比べ、紫外線による皮
膚免疫機能低下防止に関する研究は必ずしも十分にはな
されていない。
【0009】一方、オウゴン抽出物については、その一
成分であるバイカレンが細胞賦活作用を有することにつ
いては知られているが(例えば、特開昭64−5087
7号公報参照)、紫外線による皮膚免疫機能低下を抑制
することが出来るか否かについては全く研究されていな
かった。
【0010】そこで、本発明者らは、特に紫外線による
皮膚免疫抑制作用に対する防止効果を種々の物質につい
て調べた結果、オウゴン抽出物が、紫外線による免疫機
能低下作用を防止することができるという新たな知見を
見い出し、この知見に基づき本発明を完成するに至っ
た。
【0011】オウゴン抽出物の紫外線による免疫低下作
用を抑制する免疫賦活作用及び免疫機能低下改善・防止
作用等に関する報告はこれまでになく、本発明はオウゴ
ン抽出物が紫外線による免疫機能の低下を、極めて顕著
に改善・防止することが出来るという当業者に予測不可
能な新たな効果を見出した結果完成された発明である。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、オ
ウゴン抽出物を含有することを特徴とする紫外線皮膚免
疫機能低下防止用免疫賦活剤を提供するものである。
【0013】また、本発明は、オウゴン抽出物を含有す
ることを特徴とする紫外線皮膚免疫機能低下改善・防止
剤を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0015】本発明の皮膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫
機能低下改善・防止剤に用いるオウゴン抽出物とは、シ
ソ科植物であるコガネバナの根であるオウゴンの有機溶
媒抽出物であり、具体的には、例えば、オウゴン乾燥粉
末または非乾燥オウゴンの裁断物を、メタノール、エタ
ノール、1,3−ブチレングリコール等のアルコール
で、30〜70℃の加温下、1〜10時間攪拌抽出し、
もしくは室温で1日〜20日間抽出し、濾過し、濾液を
濃縮し、この濃縮液を精製水と攪拌して析出する黄色粉
末を乾燥して使用することが出来る。本発明において、
オウゴン抽出物は、上記濃縮液の段階でも使用すること
ができるし、乾燥物の段階でも使用することが出来る。
【0016】本発明の皮膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫
機能低下改善・防止剤におけるオウゴン抽出物の配合量
は、皮膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫機能低下改善・防
止剤全量中、乾燥物として0.0005〜10.0重量
%、好ましくは0.001〜5.0重量%である。0.
0005重量%未満であると、紫外線による免疫機能低
下改善・防止効果が十分に発揮されず、10.0重量%
を超えると製剤化が難しいので好ましくない。また、
5.0重量%以上配合してもさほど大きな効果の向上は
みられない。
【0017】本発明の皮膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫
機能低下改善・防止剤は、上記必須成分以外に、通常化
粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例え
ば、美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸
収剤、抗炎症剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、
粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必
要に応じて適宜配合することができる。
【0018】本発明の皮膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫
機能低下改善・防止剤は、例えば、軟膏、クリーム、乳
液、ローション、パック、浴用剤等の皮膚外用剤の形態
として利用でき、その剤型は特に問わない。本発明の皮
膚免疫賦活剤若しくは皮膚免疫機能低下改善・防止剤
は、紫外線による免疫低下機能を防止するための免疫賦
活化粧料若しくは皮膚免疫機能改善・防止化粧料として
の利用価値が高い。
【0019】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。尚、本発明はこれにより限定されるものではな
い。配合量は重量%である。
【0020】オウゴン抽出物の免疫賦活作用及び紫外線
による免疫機能低下改善・防止作用を、UV照射による
ランゲルハンス細胞における細胞間接着分子−1(IC
AM−1)発現抑制に対する防御効果から検討した。
【0021】「オウゴン抽出物」以下の実施例に用いた
オウゴン抽出物は、コガネバナ(Scutellaria baicalen
sis Georgi)の根の周皮を除いた細切物に水を加え、5
0℃に加熱後、さらにエタノールを加えて、5時間抽出
した後、濾過し、濾液の溶媒を留去した濃縮物を使用し
た。
【0022】「試験方法及び結果:UV照射によるラン
ゲルハンス細胞における細胞間接着分子−1(ICAM
−1)発現抑制に対する防御効果 」ヒト皮膚の表皮を
0.5%トリプシン処理して得られるランゲルハンス細
胞にUVA(5J/cm2、BLBランプ)を照射した
後、RPMI1640/10%FBSで、37℃で24
時間、CO2インキュベーター内で培養した。培養後、
FITC標識した抗MHCクラスII抗体(ファーミゼン
製)とPE標識した抗ICAM−1抗体(ファーミゼン
製)で処理してフローサイトメーター(XL:Epix
社)で3×104個の細胞について解析し、MHCクラ
スII抗原を発現しているランゲルハンス細胞のICAM
−1発現強度を測定した。この結果を図1に示す。図1
の縦軸はICAM−1発現率(%)、横軸はオウゴン抽
出物添加の有無(終濃度:重量%)を示している。図1
から、オウゴン抽出物を添加すると、UVAによるラン
ゲルハンス細胞における細胞間接着分子−1(ICAM
−1)発現抑制作用が明らかに防御されていることが分
かる。
【0023】以下に、オウゴン抽出物を、外用により紫
外線による免疫機能低下防止を目的とする皮膚免疫賦活
作用剤若しくは皮膚免疫機能防止・改善剤として利用し
た実施例を示す。
【0024】 「実施例1 クリーム」 (処方) ステアリン酸 5.0 重量% ステアリルアルコール 4.0 イソプロピルミリステート 18.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0 プロピレングリコール 10.0 オウゴン抽出物 0.01 パラアミノ安息香酸 0.5 苛性カリ 0.2 2−エチルヘキシルパラメトキシ桂皮酸 3.0 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールとオウゴ
ン抽出物と苛性カリを加え溶解し、加熱して70℃に保
つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保
つ(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加え終わっ
てからしばらくその温度に保ち反応を起こさせる。その
後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら
30℃まで冷却する。
【0025】 「実施例2 クリーム」 (処方) ステアリン酸 2.0 重量% ステアリルアルコール 7.0 水添ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2−オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25モル)セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 2−エチルヘキシルパラメトキシ桂皮酸 10.0 オウゴン抽出物 0.05 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱
融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備
乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくか
きまぜながら30℃まで冷却する。
【0026】 「実施例3 クリーム」 (処方) 固形パラフィン 5.0 重量% ミツロウ 10.0 ワセリン 15.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタン モノラウリン酸エステル 2.0 石けん粉末 0.1 2−エチルヘキシルパラメトキシ桂皮酸 3.0 硼砂 0.2 オウゴン抽出物 0.05 アスコルビン酸 2.0 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水に石けん粉末と硼砂を加え、加熱
溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱
融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相をかきまぜ
ながら徐々に加え反応を行う。反応終了後、ホモミキサ
ーで均一に乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃ま
で冷却する。
【0027】 「実施例4 乳液」 (処方) ステアリン酸 2.5 重量% セチルアルコール 1.5 ワセリン 5.0 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 トリエタノールアミン 1.0 カルボキシビニルポリマー 0.05 (商品名:カーボポール941,B.F.Goodrich Chemical company) オウゴン抽出物 0.01 パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 1.0 アルブチン 3.5 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマ
ーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチ
レングリコール1500とトリエタノールアミンを加
え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混
合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を
加え予備乳化を行い、A相を加えホモミキサーで均一乳
化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
【0028】 「実施例5 乳液」 (処方) マイクロクリスタリンワックス 1.0 重量% 密ロウ 2.0 ラノリン 20.0 流動パラフィン 10.0 パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 3.0 2−エチルヘキシルパラメトキシ桂皮酸 4.0 スクワラン 5.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタン モノオレイン酸エステル 1.0 プロピレングリコール 7.0 オウゴン抽出物 10.0 アスコルビン酸リン酸マグネシウム 3.0 エチルパラベン 0.3 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールを加え、
加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し、加
熱融解して70℃に保つ(油相)。油相をかきまぜなが
らこれに水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化
する。乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
【0029】 「実施例6 ゼリー」 (処方) 95%エチルアルコール 10.0 重量% ジプロピレングリコール 15.0 ポリオキシエチレン(50モル)オレイル アルコールエーテル 2.0 カルボキシビニルポリマー 1.0 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 苛性ソーダ 0.15 L−アルギニン 0.1 パラメトキシケイ皮酸イソプロピル 0.1 酸化チタン 5.0 オウゴン抽出物 7.0 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン スルホン酸ナトリウム 0.05 エチレンジアミンテトラアセテート・3ナトリウム・2水 0.05 メチルパラベン 0.2 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にカーボポール940を均一に溶
解し、一方、95%エタノールにオウゴン抽出物、ポリ
オキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテ
ルを溶解し、水相に添加する。次いで、その他の成分を
加えたのち苛性ソーダ、L−アルギニンで中和させ増粘
する。
【0030】 「実施例7 美容液」 (処方) (A相) エチルアルコール(95%) 10.0 重量% ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0 パントテニールエチルエーテル 0.1 オウゴン抽出物 1.5 メチルパラベン 0.15 (B相) 水酸化カリウム 0.1 (C相) グリセリン 5.0 ジプロピレングリコール 10.0 カルボキシビニルポリマー 0.2 (商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company) 精製水 残余 (製法)A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA
相を加えて可溶化する。次いでB相を加えたのち容器に
充填を行う。
【0031】 「実施例8 パック」 (処方) (A相) ジプロピレングリコール 5.0 重量% ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0 (B相) オウゴン抽出物 0.01 オリーブ油 5.0 酢酸トコフェロール 0.2 エチルパラベン 0.2 香料 0.2 (C相) ポリビニルアルコール 13.0 (ケン化度90、重合度2,000) エタノール 7.0 精製水 残余 (製法)A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A
相にB相を加えて可溶化する。次いでこれをC相に加え
たのち容器に充填を行う。
【0032】 「実施例9 固形ファンデーション」 (処方) タルク 43.1 重量% カオリン 15.0 セリサイト 10.0 亜鉛華 7.0 二酸化チタン 3.8 黄色酸化鉄 2.9 黒色酸化鉄 0.2 スクワラン 8.0 イソステアリン酸 4.0 モノオレイン酸POEソルビタン 3.0 オクタン酸イソセチル 2.0 オウゴン抽出物 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 (製法)タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで
十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチル
の油性成分、オウゴン抽出物、防腐剤、香料を加え良く
混練した後、容器に充填、成型する。
【0033】 「実施例10 乳化型ファンデーション(クリームタイプ)」 (処方) (粉体部) 二酸化チタン 10.3 重量% セリサイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 ベンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (水相) 精製水 50.0 1,3−ブチレングルコール 4.5 オウゴン抽出物 1.5 アスコルビン酸グルコシド 1.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 防腐剤 適量 香料 適量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を添加してホモミキサー処理する。更に加熱混合した油
相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料
を添加して室温まで冷却する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、外用により紫外線によ
る皮膚免疫機能低下を防止する優れた皮膚免疫賦活剤若
しくは皮膚免疫機能改善・防止剤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】UV照射によるランゲルハンス細胞の細胞間接
着分子ICAM−1発現の抑制とオウゴン抽出物の防御
効果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 一郎 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 八木 栄一郎 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オウゴン抽出物を含有することを特徴と
    する紫外線皮膚免疫機能低下防止用免疫賦活剤。
  2. 【請求項2】 オウゴン抽出物を含有することを特徴と
    する紫外線皮膚免疫機能低下改善・防止剤。
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