JPH1170936A - パッケージング容器の開栓装置 - Google Patents

パッケージング容器の開栓装置

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JPH1170936A
JPH1170936A JP10187291A JP18729198A JPH1170936A JP H1170936 A JPH1170936 A JP H1170936A JP 10187291 A JP10187291 A JP 10187291A JP 18729198 A JP18729198 A JP 18729198A JP H1170936 A JPH1170936 A JP H1170936A
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JP
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opening device
spout
packaging container
sealing
stop ridge
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JP10187291A
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Jackie Derving
デルビング ジャッキー
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Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Tetra Laval Holdings and Finance SA
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    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
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    • B65D77/30Opening or contents-removing devices added or incorporated during filling or closing of containers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料品などのパッケージング容器の開栓装置
であって、注ぎ口に残留した内容物が再閉栓時に飛散せ
ず、パッケージング容器の繰返される開閉に対して信頼
できる機能を発揮する開栓装置を提供する。 【解決手段】 本発明によるパッケージング容器の開栓
装置1は、開栓可能な注ぎ口5と、注ぎ口内に押込むこ
とのできるシール部分11および断面積が注ぎ口5の断
面積よりも大きい押圧部分10を有する蓋装置4とを含
んで成る。注ぎ口5の縁部7と機械的に協働する停止隆
起部14が押圧部分10に面するシール部分11の端部
に配置されており、再閉栓時に停止隆起部14が縁部7
の周囲の壁面3に当接するだけで、広い面積の押圧部分
10と壁面3とが接触されないために残留物の飛散が防
止される構造とされたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開栓可能な注ぎ口
を有する壁面と、注ぎ口内に押込むことのできるシール
部分とされた前端部および断面積が注ぎ口の断面積より
も大きい押圧部分とされた後端部を有する蓋装置とを備
えたパッケージング容器の開栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】或る種の消費品、例えばミルク、ジュー
スなどの液体食品、のパッケージング容器はしばしば可
撓性材料から製造され、この材料は所望の寸法形状を有
するパッケージング容器を形成するために折曲げられて
シールされる。このような性質を有する種類の周知のパ
ッケージング材料は、例えばプラスチック、ペーパーお
よびアルミニウム箔のような層を有する積層材で構成さ
れる。この分野ではまた全体をプラスチック材料で作ら
れた液体消費物品用のパッケージング容器を製造するこ
とも知られており、積層材とプラスチック材料との組合
わせもこの分野で周知であり、例えばテトラ・トップ
(登録商標)形式のパッケージである。このパッケージ
形式はペーパー/プラスチックの積層材で作られた管状
ケーシングを含み、このケーシングの一端が折曲げおよ
びシール加工されて実質的に平坦な底部を形成する。こ
のパッケージング容器の上端は射出モールド成形された
プラスチック材料、例えばポリエチレンで構成されてお
り、これは任意形式の開栓装置を備えた上部の設計を可
能にしている。開栓装置は容易に開けることができねば
ならず、開栓部分は所望形状の弱化線によってパッケー
ジング容器の上壁面から境界されて画定されるようにさ
れる。さらに、この開栓装置は再閉栓できねばならず、
したがって注ぎ口内に押込められてその注ぎ口の周縁に
対して実質的に密着されることのできる蓋装置として示
される。この蓋装置はパッケージング容器を再閉栓する
においてそのパッケージング容器の上壁面に当接される
突出フランジとして示される後部の押圧部分を備えてい
る。この形式の蓋装置は一般的であり、注ぎ口を囲む周
縁に対して押当てることにより、蓋装置が完全に注ぎ口
の中に押込められてパッケージング容器中に落下してし
まうのを防止する突出縁すなわちフランジを蓋装置が具
備するような、それ自体は周知の多数の異なる形式で具
現されている。しかしながらこの形式の蓋装置に固有の
欠点は、注ぎ口を通して注いだ内容物が残留し得ること
であり、そのような場合には注ぎ口の縁部に沿って残留
した残留物は、パッケージング容器の再閉栓において蓋
装置が或る速さで注ぎ口の周縁およびこの周縁上に存在
する残留内容物に接触されたときに、蓋装置のフランジ
によって片側に押しやられることである。この結果、残
留内容物がパッケージの上壁面上に押出され、また蓋装
置の急激な封止によってパッケージング容器の周囲へ残
留内容物が飛散することすら引き起こして、運の悪い場
合には消費者の衣服や付近の他物品を汚すことになりか
ねない。この問題は、スナップ操作で再閉栓される形式
の蓋装置、すなわち、例えば蓋装置の注ぎ口の部分を超
えて完全な再閉栓位置に移動されねばならないシーリン
グリップを有する蓋装置において特に強調される。シー
リングリップが注ぎ口の縁部すなわち最も狭い領域を通
過するときには或る程度の押圧力が必要であり、シーリ
ングリップの通過後にはこの押圧力が注ぎ口の周囲を延
在するパッケージング容器の壁面に対して蓋装置のフラ
ンジを比較的高速度で打当て、これによって壁面上に存
在する内容物が飛沫となってパッケージング容器から強
力に飛び散る。この問題は本特許出願においては上述し
た形式のパッケージング容器に関連して基本的に説明す
るが、勿論のことながら、同様の開栓/閉栓装置を使用
したあらゆる形式の再閉栓可能なパッケージで生じる。
それ故に、この分野においては上述で概略的に説明した
問題を解消するか少なくとも大幅に低減すると共に、パ
ッケージング容器の開口領域から残留内容物が飛散する
可能性を生じることなく部分消費されたパッケージング
容器の再閉栓を可能にした開栓装置の実現が一般に要求
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の一
つの目的は、飛散や他の類似の不都合を生じるリスクを
伴わずに液体内容物のパッケージング容器を再閉栓でき
るようにする形式の再閉栓可能な形式の開栓装置を実現
することである。
【0004】本発明の他の目的は、上述した形式のパッ
ケージング容器のために特に意図され、そのパッケージ
ング容器を再閉栓するときに内容物が飛散する、すなわ
ち飛沫となって振りかかるリスクを簡単、経済的且つ信
頼できる方法で低減する開栓装置を実現することであ
る。
【0005】本発明のさらに他の目的は、上述した形式
のパッケージング容器のための開栓装置であって、パッ
ケージング容器の上壁面に一体的に射出成形された開栓
装置を含んでなるパッケージング容器の再閉栓におい
て、飛散するリスクを防止する開栓装置を実現すること
である。
【0006】本発明のさらに他の目的は、パッケージン
グ容器を繰返し開閉した場合であっても、信頼できる機
能を発揮するパッケージング容器のための開栓装置を実
現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらのおよび他の目的
は、開栓可能な注ぎ口を有する壁面と、注ぎ口内に押込
むことのできるシール部分とされた前端部および断面積
が注ぎ口の断面積よりも大きい押圧部分(若しくは圧縮
部分)とされた後端部を有する蓋装置とを備えたパッケ
ージング容器の開栓装置が、押圧部分に面するシール部
分の端部に、注ぎ口の縁部と機械的に協働する停止(若
しくは抑止)隆起部を配置されるという特徴を与えられ
た本発明によって達成される。
【0008】本発明による開栓装置の好ましい実施例
は、添付の従属請求項に記載された特徴を有する。
【0009】本発明によれば、注ぎ口の周縁と機械的に
協働する停止隆起部とされた機械的な動きの制止手段を
備えた開栓装置の蓋装置を設計することにより、その蓋
装置を再閉栓する時に押圧部分若しくは圧縮部分の突出
縁が高速度で注ぎ口周辺の壁面に打ち当てられることが
防止され、このことは注ぎ口の周縁領域において壁面が
材料内容物で覆われている場合であっても、飛散を生じ
る、すなわち飛沫となって振りかかるのを防止する。こ
の他にこれまで知られている開栓装置に対してその押圧
部分のフランジに沿って多数の停止隆起部を分散して備
えることによって、上述した欠点を簡潔な方法で防止で
き、これは特に射出モールド成形された開栓装置および
上壁面を具備した上述のパッケージング形式の場合に、
複雑さの度合いをまったく増大させることなく、また非
常に僅かな増加費用でもって、実施することができる。
【0010】本発明による開栓装置の一つの好ましい実
施例が特に添付図面を参照して以下に非常に詳細に説明
され、図面は本発明を理解するために欠くことのできな
い詳細部のみ示している。
【0011】
【発明の実施の形態】ワイヤーハーネスによる開栓装置
1は、本明細書においてはテトラ・トップ(登録商標)
を冠し、またペーパー/プラスチック積層材で作られた
ケーシングと、射出モールド成形したプラスチック(ポ
リエチレン)製の上壁面3とを含んで成るパッケージン
グ容器2に関連して説明され、図示される。上壁面3は
本発明による開栓装置を含んでおり、さらに正確に言え
ば蓋装置4と準備されている注ぎ口5とを含む。注ぎ口
5はプラスチック材料に形成された弱化線6(図2)で
定められており、この弱化線は開栓装置を開栓した後に
注ぎ口5の縁部7を形成する。既に説明したように、壁
面3、これにより開栓装置1もまた、熱可塑性材料の射
出成形によって製造され、それ故に或る程度可撓性で弾
性変形可能で、また延性である。この結果、壁面3の一
部として蓋装置4を設計することが可能となり、蓋装置
4は開栓後にその材料が撓み可能となるので図1に示す
位置へ折曲げられることができ、その後に再び下方へ向
けて折曲げられて以下にさらに詳細に説明されるように
注ぎ口5の再閉栓に使用できる。図1はまた蓋装置4が
一体のグリップ部材8も含んでいる状態を示しており、
グリップ部材8はパッケージング容器の壁面3から上方
へ延在し、これにより消費者が掴めるようにされる。パ
ッケージング容器の内容物の一部を注ぎ出した後、その
縁部7に沿って壁面3上にパッケージング容器の内容物
の残留物9が残される状態も示されている。
【0012】図2から特に明白となるように蓋装置4は
実質的に平坦な後部すなわち上方の押圧部分若しくは圧
縮部分10を含み、その下側を前部シール部分11が実
質的に垂直下方、すなわち壁面3と平行に延在されてい
る押圧部分10の壁面に対して実質的に90゜の角度で
延在している。シール部分11は図3から特に明白とな
るように実質的に管状であり、外側シーリングリップ1
2を含み、このシーリングリップ12はシール部分11
の下縁より僅かに上方に位置されていて、弱化線6に沿
って蓋装置4をパッケージング容器の壁面3に連結して
いる。弱化線6は蓋装置4の全体のまわりを延在される
か、図1に示されるように前端に沿って延在されること
ができ、この場合には蓋装置4の後端部はヒンジと同様
な方法で壁面3と一体化される。シール部分11におい
てシーリングリップ12の下側に位置する部分は下方へ
向かって緩やかにテーパーを付形される一方、シーリン
グリップ12の上方に位置するシール部分11の部分は
実質的に垂直方向に延在する。シール部分11は注ぎ口
5の面積と実質的に等しいか、または僅かに大きい面積
を有するのに対して、押圧部分10はフランジ13を備
えて大きい面積を有しており、その下部に多数の停止隆
起部若しくは抑止隆起部14が位置される。停止隆起部
はしたがって押圧部分10に面するシール部分11の端
部に配置され、シール部分11および押圧部分10の両
方に連結されるのが好ましい。停止隆起部は蓋装置すな
わちシール部分11の周縁に沿って、または内容物がそ
の上を流れてパッケージング容器から注ぎ出されるよう
に作用する開栓装置1の部分に少なくとも沿って配置さ
れる。意図した機能を遂行するために、停止隆起部は比
較的小さな表面積を有するものでなければならず、また
停止隆起部は約3mmの最大幅を有するべきことが実際
に立証された。製造工学的な理由で、0.5mmより狭
い停止隆起部を設計することは射出モールド成形に関連
して実用的でなく、これはまた停止隆起部が可撓性プラ
スチック材料で作られた場合に開栓装置の再閉栓機能を
遂行するのに十分な機械的強度を有するべき下限を本質
的に定める。同じ理由で、停止隆起部の高さも0.5〜
3mmの範囲であるのが好ましい。パッケージング容器
の上壁面と一体化された開栓装置の射出モールド成形
は、図2から明白となるように上部に蓋装置を備えた開
栓装置を射出モールド成形することを可能にし、これに
おいてシール部分11の下端は弱化線6によって壁面3
に連結される。開栓装置が開栓され、その材料が弱化線
6に沿って引き裂かれたならば、開栓装置はパッケージ
ング容器を再閉栓するときにパッケージング容器の内方
へさらに押込められる、すなわち停止隆起部14が壁面
3に押当てられてシーリングリップ12が縁部7の下部
(図3)に当接されるようになるまで押込められる。こ
の結果、パッケージング容器の壁厚は、すなわち縁部7
の高さはシーリングリップ12と押圧部分10から離れ
る方向へ面する停止隆起部14の表面との間隔距離を定
め、またこの距離はパッケージング容器の壁厚と等しい
か、僅かに小さくなければならない。
【0013】本発明による開栓装置を備えたパッケージ
ング容器が消費者により開栓され、所望量の内容物がパ
ッケージング容器の注ぎ口5を経て注ぎ出されたときに
は、少なくともある種の内容物の場合(基本的に例えば
サワーミルクやクリームのように粘性の大きい内容物)
には、或る量の残留内容物9が注ぎ口5の縁部7に沿っ
て壁面3上に常に残される。パッケージング容器が再閉
栓されたとき、すなわちこれにおいて蓋装置4が下方へ
向けて折曲げ、すなわち押圧されたとき、シーリングリ
ップ12の下側に配置されたシール部分11の一部は縁
部7と出合い、その材料が可撓性であるために注ぎ口5
の内方へ押込められる。蓋装置4の押圧部分10を引き
続き押圧することで停止隆起部14の下端が注ぎ口5の
周囲に位置する壁面3に当接するまで縁部7を超えてシ
ーリングリップ12を移動させる。停止隆起部の前部作
用面はフランジ13の下面から数mmの距離に位置して
いるので、残留内容物9は停止隆起部14が位置される
狭い範囲を除いて図1および図3に示す状態のままに残
されることができる。この結果、フランジ13の下側面
は壁面3の上側面に対して強く押圧されることがないの
で、開栓装置の再閉栓に関連して内容物が飛散する、す
なわち飛沫となって振りかかるリスクは解消される。停
止隆起部14の作用面からシーリングリップ12までの
距離を縁部7の高さに関連して適当に定めることで、フ
ランジ13の下面と壁面3との間に接触が生じないにも
拘わらずに、再閉栓が或る程度の液密を形成するのが保
証され、実際の試験ではこの設計および構造は再閉栓の
気密性に関して完全に適切な結果を与えることが立証さ
れた。
【0014】従来技術の構造の明らかなように小さな変
更、すなわち停止隆起部14を付与しその作用面である
下部とシーリングリップ12との間隔距離を適当に定め
る結果、飛散を生じさせない再閉栓が可能となるのであ
り、これにおいてはさらに多くのまたは高価な射出モー
ルド成形工具の再構成は必要とされない。材料消費は変
化されるが僅かであり、またいかなる複雑または費用の
掛かる要素は発生しない。他の形式の開栓装置におい
て、停止隆起部は他の手段によって実現できる。例えば
材料の付加、ワッシャの適用、ねじなどによって実現で
きるが、本発明の基本は同じである、すなわち2つの大
きな平坦面が再閉栓時に強く打当てられるのを防止する
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】開栓状態にある本発明による開栓装置を備えた
パッケージング容器の上部の斜視図。
【図2】未開栓状態にある図1の開栓装置の一部を示す
部分的断面図。
【図3】再閉栓状態にある図1の開栓装置の一部を示す
横断面図。
【符号の説明】
1 開栓装置 2 パッケージング容器 3 壁面 4 蓋装置 5 注ぎ口 6 弱化線 7 縁部 8 グリップ部材 9 残留内容物 10 押圧部分 11 シール部分 12 シーリングリップ 13 フランジ 14 停止隆起部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開栓可能な注ぎ口(5)を有する壁面
    (3)と、注ぎ口内に押込むことのできるシール部分
    (11)とされた前端部および断面積が注ぎ口(5)の
    断面積よりも大きい押圧部分(10)とされた後端部を
    有する蓋装置(4)とを備えたパッケージング容器の開
    栓装置(1)であって、注ぎ口(5)の縁部(7)と機
    械的に協働する停止隆起部(14)が押圧部分(10)
    に面するシール部分(11)の端部に配置されているこ
    とを特徴とする開栓装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された開栓装置であっ
    て、押圧部分(10)が突出フランジ(13)を有し、
    このフランジ(13)はシール部分(11)に面する側
    で停止隆起部(14)に連結されていることを特徴とす
    る開栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された開
    栓装置であって、停止隆起部(14)がシール部分(1
    1)の周辺に沿って分散されていることを特徴とする開
    栓装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか一
    項に記載された開栓装置であって、停止隆起部(14)
    が0.5〜3mmの高さであることを特徴とする開栓装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか一
    項に記載された開栓装置であって、停止隆起部(14)
    が0.5〜3mmの幅であることを特徴とする開栓装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか一
    項に記載された開栓装置であって、開栓装置(1)およ
    び壁面(3)が、注ぎ口(5)を定める弱化線(6)に
    よって個々に分離するユニットを構成することを特徴と
    する開栓装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された開栓装置であっ
    て、開栓装置(1)および壁面(3)が一体品として射
    出成形されていることを特徴とする開栓装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか一
    項に記載された開栓装置であって、シール部分(11)
    がシーリングリップ(12)を含み、このシーリングリ
    ップ(12)と押圧部分(10)から離れる側の停止隆
    起部(14)の端部との間隔距離がパッケージング容器
    (2)の壁厚に等しいか僅かに小さいことを特徴とする
    開栓装置。
JP10187291A 1997-07-04 1998-07-02 パッケージング容器の開栓装置 Withdrawn JPH1170936A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9702590-2 1997-07-04
SE9702590A SE509810C2 (sv) 1997-07-04 1997-07-04 Öppningsanordning för förpackningsbehållare

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1170936A true JPH1170936A (ja) 1999-03-16

Family

ID=20407643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10187291A Withdrawn JPH1170936A (ja) 1997-07-04 1998-07-02 パッケージング容器の開栓装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6003713A (ja)
EP (1) EP0894732A1 (ja)
JP (1) JPH1170936A (ja)
KR (1) KR100336585B1 (ja)
AU (1) AU736105B2 (ja)
BR (1) BR9802312A (ja)
CA (1) CA2239204A1 (ja)
RU (1) RU2188147C2 (ja)
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