JPH1170346A - 遠心分離機のドレン排出装置 - Google Patents

遠心分離機のドレン排出装置

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Publication number
JPH1170346A
JPH1170346A JP23404997A JP23404997A JPH1170346A JP H1170346 A JPH1170346 A JP H1170346A JP 23404997 A JP23404997 A JP 23404997A JP 23404997 A JP23404997 A JP 23404997A JP H1170346 A JPH1170346 A JP H1170346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
chamber
pinch lever
push rod
valve mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23404997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonobu Hachisu
清伸 蜂巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Seisakusho KK
Original Assignee
Kubota Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Seisakusho KK filed Critical Kubota Seisakusho KK
Priority to JP23404997A priority Critical patent/JPH1170346A/ja
Publication of JPH1170346A publication Critical patent/JPH1170346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバ内のドレンを排水するバルブの保
守を不要にする。バルブの原価を低減する。 【解決手段】 この発明のドレン排出装置は、ロータ3
を収容したチャンバ2のドレン排水口2aにバルブ機構
8を接続し、バルブ機構8を制御機構9によってチャン
バ蓋3の開閉に連動して開閉制御し、チャンバ内に温ま
ったドレンを排出する。バルブ機構8にはドレン排水口
2aに接続された可撓性のドレンチューブ8aと、ドレ
ンチューブの外周を押圧または押圧解放させて、流路を
閉塞または開放させるピンチレバー21と、ドレンチュ
ーブの中間を収納するU字溝部22と、ピンチレバーを
押圧状態に偏倚させる第1コイルばね23とが設けられ
る。ピンチレバー21はU字溝部内にその開放面側より
係合して、ドレンチューブ8aを押圧または押圧解放さ
せるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】遠心分離機のドレン排出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍機付き遠心分離機を運転する場合、
チャンバ蓋の開閉回数が多いとチャンバ内に結露に伴う
水滴が溜まる。このドレンを放置すると、回転部のベア
リングに侵入し錆を発生させる原因と成る。また、ロー
タの回転時にドレンがチャンバ内に発生する空気のうず
によって水滴状になり、モータの風損を著しく増大させ
るなどの不具合生じる。
【0003】そのため従来では、チャンバ内のドレン排
水口にチューブを接続し、該チューブの一端を床面近く
まで延ばしておく。一方、チャンバの内側からドレン排
水口にドレン栓を詰めておき、ドレン排出時に人為的に
これを抜き差しする。或いは高級機などでは電磁ソレノ
イドバルブをドレンチューブの間に装備して対応してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では以下の
ような問題がある。 従来のチャンバ内のドレン栓を人為的に抜き差しす
る方法では手間がかかり面倒である。 従来の電磁ソレノイドバルブは、バルブ内の排水経
路が細く、複雑になっているため、ごみ等がつまり易
く、保守に手間が掛かる。
【0005】 従来の電磁ソレノイドバルブは高価で
ある。 この発明はこれらの問題を解決して、ドレン排水処理を
自動化すると共に、保守が不要で、安価なバルブ機構を
実現しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明は、ロータを収容したチャンバの
ドレン排水口にバルブ機構を接続し、そのバルブ機構を
制御機構によってチャンバ蓋の開閉に連動して開閉制御
し、チャンバ内に溜まったドレンを排出する遠心分離機
のドレン排出装置に関する。請求項1では特に、バルブ
機構に、ドレン排水口に接続された可撓性のドレンチュ
ーブと、そのドレンチューブの外周を押圧または押圧解
放させて、流路を閉塞または開放させるピンチレバーと
が設けられる。
【0007】(2)請求項2の発明では、前記(1)に
おいて、バルブ機構が、ドレンチューブの中間を収納す
るU字溝部と、ピンチレバーを押圧状態に偏倚させる第
1コイルばねとが設けられる。ピンチレバーは、U字溝
部内にその開放面側より係合して、ドレンチューブを押
圧または押圧解放させる。 (3)請求項3の発明では、前記(1)において、制御
機構に、プッシュロッドと、第2コイルばねと、ワイヤ
状またはチェン状の連結部材とが設けられる。第2コイ
ルばねは、プッシュロッドの外周に巻回され、チャンバ
蓋が開状態であるとき、自己の偏倚力によりプッシュロ
ッドを所定の方向にスライドさせ、そのプッシュロッド
に連結された連結部材を介して、ピンチレバーに外力を
加えて、押圧状態より押圧解放状態に変位させる。プッ
シュロッドは、チャンバ蓋を閉めると、そのチャンバ蓋
により押圧され、第2コイルばねの偏倚力に抗して所定
の方向と反対方向にスライドされ、ピンチレバーに加え
た外力を解除して、そのピンチレバーを押圧解放状態よ
り押圧状態にする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の遠心分離機のドレン排
出装置は、図1に示すようにロータ3を収容したチャン
バ2のドレン排水口2aにバルブ機構8を接続し、その
バルブ機構8を制御機構9によってチャンバ蓋3の開閉
に連動して開閉制御し、チャンバ内に溜まったドレンを
排出する装置である。
【0009】この発明では、バルブ機構8にドレン排水
口2aに接続された可撓性のドレンチューブ8aと、そ
のドレンチューブ8aの外周を押圧または押圧解放させ
て、流路を閉塞または開放させるピンチレバー21とを
設けている(請求項1)。ドレンチューブ8aとして
は、例えば弾力性のあるビニールチューブなどが用いら
れる。
【0010】図1の実施例では、バルブ機構8にドレン
チューブ8aの中間を収納するU字溝部22と、ピンチ
レバー21を押圧状態に偏倚させる第1コイルばね23
とが設けられる。ピンチレバー21は、U字溝部22内
にその開放面側より係合して、ドレンチューブ8aを押
圧または押圧解放させる(請求項2)。図1の例ではU
字溝部22は下端より直角に折り曲げ延長されてばね取
付脚22eが形成されている。図1Bはバルブ機構8の
閉状態を示し、図2は開状態を示している。ピンチレバ
ー21は中間で逆L形に折り曲げられ、その中間におい
てピン24によりU字溝部22に回動自在に取付けられ
る。ピンチレバー21の一端に押圧部21aが形成され
る。ピンチレバーの他端に第1コイルばね23の一端が
割ピン25により取付けられ、第1コイルばね23の他
端はばね調整ねじ26を介してU字溝部22に固定され
る。ピンチレバー21とU字溝部22の詳細を図3に示
す。
【0011】制御機構9には詳細を図4に示すように、
プッシュロッド31と、第2コイルばね32と、ワイヤ
状またはチェン状の連結部材(この例ではボールチェ
ン)33が設けられる。第2コイルばね32はプッシュ
ロッド31の外周に巻回され、チャンバ蓋3が開状態で
あるとき、自己の偏倚力によりプッシュロッド31を所
定の方向(この例では上方)にスライドさせ、プッシュ
ロッド31に連結された連結部材33を介して、ピンチ
レバー21に外力を加えて、即ちこの例ではピンチレバ
ー21の他端を第1コイルばね23の偏倚力に抗して上
方に引っ張って、ピンチレバー21をピン24の周りに
反時計方向に回動させ、ドレンチューブ8aに対する押
圧状態より押圧解放状態に変位させる。
【0012】プッシュロッド31はチャンバ蓋3を閉め
ると、チャンバ蓋3により押圧され、第2コイルばね3
2の偏倚力に抗して前記所定の方向と反対方向、即ちこ
の例では下方にスライドされ、その結果、ピンチレバー
21に加えた外力を解除してピンチレバー21を押圧解
放状態より押圧状態に制御する(請求項3)。図5に示
すのは、バルブ機構8の他の実施例であって、ドレンチ
ューブ8aを収容するU字溝が開放面を上にしてほぼ水
平に配されている。この例ではU字溝の一方の側板が上
方に延長され、その延長端に第1コイルばね23の他端
が直接取付けられている。図5A,Bはバルブの閉状態
を示し、図5Cは開状態を示している。ピンチレバー2
1とU字溝22の詳細を図6に示す。
【0013】
【発明の効果】 この発明では、ドレン蓋の開閉に応じて開閉制御さ
れるバルブ機構によってドレンの排出を自動化できる。 この発明で採用したバルブ機構は、可撓性のあるド
レンチューブの外周をピンチレバーで押圧または押圧解
放するようにしている。これによりバルブでの排水経路
は最も単純な直線状であると共に、チューブ内の流路の
断面積を必要に応じ大きなものを容易に選定できるの
で、ごみがつまる恐れはなく、保守の手間をはぶくこと
ができる。
【0014】 この発明で採用したバルブ機構は、従
来の電磁ソレノイドバルブに比較して極めて簡単な構造
であるため安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明のドレン排出装置を備えた遠心分
離機の原理的な正面図、BはAのバルブ機構8の閉状態
を示す正面図。
【図2】A及びBはそれぞれ図1のバルブ機構8の開状
態を示す正面図及び側面図。
【図3】図2のピンチレバー21とU字溝部22の斜視
図。
【図4】図1の制御機構9の詳細を示す断面図。
【図5】この発明のバルブ機構の他の例を示す図で、A
及びCはそれぞれU字溝部22の一方の側板を取り除い
て示した閉状態及び開状態の正面図、Bは閉状態の側面
図。
【図6】図5のピンチレバー21及びU字溝部22の詳
細を示す斜視図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータを収容したチャンバのドレン排水
    口にバルブ機構を接続し、そのバルブ機構を制御機構に
    よってチャンバ蓋の開閉に連動して開閉制御し、チャン
    バ内に溜まったドレンを排出する遠心分離機のドレン排
    出装置であって、 前記バルブ機構が、前記ドレン排水口に接続された可撓
    性のドレンチューブと、そのドレンチューブの外周を押
    圧または押圧解放させて、流路を閉塞または開放させる
    ピンチレバーとを有することを特徴とする遠心分離機の
    ドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記バルブ機構が、
    前記ドレンチューブの中間を収納するU字溝部と、前記
    ピンチレバーを押圧状態に偏倚させる第1コイルばねと
    を有し、 前記ピンチレバーは、前記U字溝部内にその開放面側よ
    り係合して、前記ドレンチューブを押圧または押圧解放
    させることを特徴とする遠心分離機のドレン排出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記制御機構がプッ
    シュロッドと、第2コイルばねと、ワイヤ状またはチェ
    ン状の連結部材とを有し、 前記第2コイルばねは、前記プッシュロッドの外周に巻
    回され、チャンバ蓋が開状態であるとき、自己の偏倚力
    によりプッシュロッドを所定の方向にスライドさせ、そ
    のプッシュロッドに連結された前記連結部材を介して、
    前記ピンチレバーに外力を加えて、押圧状態より押圧解
    放状態に変位させ、 前記プッシュロッドは、前記チャンバ蓋を閉めると、そ
    のチャンバ蓋により押圧され、前記第2コイルばねの偏
    倚力に抗して前記所定の方向と反対方向にスライドさ
    れ、前記ピンチレバーに加えた外力を解除して、そのピ
    ンチレバーを押圧解放状態より押圧状態にすることを特
    徴とする遠心分離機のドレン排出装置。
JP23404997A 1997-08-29 1997-08-29 遠心分離機のドレン排出装置 Pending JPH1170346A (ja)

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JP23404997A JPH1170346A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 遠心分離機のドレン排出装置

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JP23404997A JPH1170346A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 遠心分離機のドレン排出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1170346A true JPH1170346A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16964778

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23404997A Pending JPH1170346A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 遠心分離機のドレン排出装置

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JP (1) JPH1170346A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104959A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Hitachi Koki Co Ltd 遠心分離機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104959A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Hitachi Koki Co Ltd 遠心分離機

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