JPH1170161A - 経皮的医療装置の製造方法及びその装置 - Google Patents

経皮的医療装置の製造方法及びその装置

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JPH1170161A
JPH1170161A JP10187325A JP18732598A JPH1170161A JP H1170161 A JPH1170161 A JP H1170161A JP 10187325 A JP10187325 A JP 10187325A JP 18732598 A JP18732598 A JP 18732598A JP H1170161 A JPH1170161 A JP H1170161A
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methacrylate
felt
medical device
polymerizable monomer
monomer mixture
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Hugo Dr Haemmerle
ヘンメルレ フーゴ
Fritz Dr Schindler
シンドラー フリッツ
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Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療装置の身体中での又は身体上での固定を
可能にし、それにより身体進入箇所を介して身体内部へ
の感染を防止すること 【解決手段】 天然構造で存在する露出したコラーゲン
繊維を有する繊維含有材料が存在する経皮的医療装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経皮的医療装置並
びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】経皮的医療装置は、長時間にわたり体内
に残留する皮膚貫通型のインプラント、たとえば留置カ
テーテルである。
【0003】経皮的インプラントの例は、腹膜透析用の
カテーテル及び長時間−潅流治療のためのカテーテルで
ある。このようなインプラント及び他のインプラントを
長時間使用する際に、身体内がバクテリア又は他の微生
物に汚染される危険が生じ、多様な体の動きにより一時
的な引張力及び押圧力が、インプラントの皮膚通路に影
響を及ぼし、それにより皮膚通路/皮膚組織の界面での
周期的分離が生じ、微生物により体内が感染される。
【0004】文献からは、経皮的インプラントの固定、
及び経皮的装置、たとえば腹膜透析用のカテーテルにお
いて、マンシェット(英語でカフ(cuff))の使用下で
の感染の回避のための多様な提案は公知である。
【0005】マンシェットはカテーテルを取り巻く数ミ
リ〜数センチの長さの中空シリンダである。このマンシ
ェットは相応するバンドの張り付けもしくは装着により
単独で又は複数でカテーテルにもたらされる。マンシェ
ットの課題は、その外側の表面が身体組織と緊密に接触
し、こうしてカテーテルを固定し、かつカテーテル/身
体組織の界面への微生物の移入を阻止することである。
この目的を達成するために、マンシェットは米国特許第
5057075号明細書によるとその外側がダクロン
(Dacron)からなるか、身体親和性の材料又は身体細胞
が中に定着することができる多孔性材料(米国特許第5
308338号明細書、米国特許第5141499号明
細書)からなる。
【0006】皮膚貫通箇所を介して身体の微生物感染を
回避する付加的手段として、しばしばマンシェットを殺
菌性の物質と組み合わせて使用している。米国特許第5
308338号明細書はカテーテル中に延びる管を開示
しており、この管を通して殺菌性の液体をマンシェット
材料に提供することができる。
【0007】米国特許第5049140号明細書はマン
シェット材料中の抗菌性物質の使用を記載している。
【0008】経皮的カテーテルの適用との関連で固定及
び/又は感染防止を開示している他の特許明細書はたと
えば次のものである:米国特許第5098413号明細
書、米国特許第5057075号明細書、米国特許第4
772269号明細書、米国特許第4687471号明
細書及び米国特許第4623329号明細書。個々の適
用形に対してカテーテルの特定の幾何学的実施形態が優
先的に記載されている。
【0009】先行技術によるマンシェットの使用は、感
染現象の理由からカテーテルを交換しなければならない
時間を延長することができるが、長期間使用のための経
皮的装置の使用の場合に固定及び感染阻止の問題は十分
に解消されていない。特に身体組織が多孔性材料中に定
着することは、感染菌の進入を確実に阻止する持続的結
合を生じさせない。抗菌性物質及び/又は防腐性物質の
使用は、障害が起こりやすく取り扱いが困難な応急措置
と見なすことができる。
【0010】他の技術分野から、コラーゲン含有の複合
材料がヒトの身体と良好に癒合する材料として公知であ
る(DE−PS36327316,DE−AN1952
9036.4)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底を成す課
題は、医療装置の身体中での又は身体上での固定を可能
にし、それにより身体進入箇所を介して身体内部への感
染を防止することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】意外にも、医療装置の表
面上に、天然構造で存在する露出したコラーゲン繊維を
有する繊維含有材料を有する経皮的医療装置が、経皮的
医療装置の皮膚貫通箇所を介して身体内部への微生物的
感染を著しい程度で防止することが見出された。
【0013】身体組織は、経皮的医療装置のコラーゲン
繊維と感染なしで及び拒否反応なしで癒合し、経皮的医
療装置の持続的ユニットを形成する。それにより感染菌
は体内への経路を遮断される。
【0014】従って、本発明の対象は、経皮的医療装置
の表面に天然構造で存在する露出したコラーゲン繊維を
有する繊維材料が存在することを特徴とする経皮的医療
装置である。
【0015】さらに、本発明の対象は、経皮的医療装置
の表面に天然構造で存在する露出したコラーゲン繊維を
有する繊維材料を設置することを特徴とする経皮的医療
装置の製造方法である。
【0016】本発明の有利な実施態様は、繊維含有材料
を、天然構造で存在するコラーゲン繊維からコラーゲン
フェルトを製造し、このフェルトを重合可能のモノマー
混合物で含浸し、含浸したフェルトの表面から作用する
重合阻害剤の存在でラジカル重合を実施し、こうして得
られたポリマーの完全には重合していない表面層を、コ
ラーゲン繊維を露出させるために、適当な溶剤を使用す
ることにより溶解させることにより製造し、引き続き、
こうして製造された繊維含有材料を経皮的医療装置の表
面に設置することにより得られる経皮的医療装置であ
る。
【0017】さらに、本発明は、繊維含有材料を、天然
構造で存在するコラーゲン繊維からコラーゲンフェルト
を製造し、このフェルトを重合可能のモノマー混合物で
含浸し、含浸したフェルトの表面から作用する重合阻害
剤の存在でラジカル重合を実施し、こうして得られたポ
リマーの完全には重合していない表面層を、コラーゲン
繊維を露出させるために、適当な溶剤を使用することに
より溶解させることにより製造し、引き続きこの繊維材
料を経皮的医療装置の表面に設置することを特徴とする
経皮的医療装置の製造方法に関する。
【0018】この繊維含有材料は、コラーゲン含有の複
合材料であり、その表面は、天然構造で存在する露出し
たコラーゲン繊維からなるフェルトになっている。この
コラーゲン/ポリマー複合材料の製造のために、まずド
イツ国特許出願(DE−AN)第19529034.4
号明細書(発明の名称:生体適合性複合材料及びその製
造方法)により、天然構造で存在する露出したコラーゲ
ン繊維からフェルトを製造し、引き続き重合可能なモノ
マー調製剤で含浸させる。このモノマー調製剤が重合開
始剤を含有していない場合、重合はたとえば放射線によ
り誘導して開始される。すべての場合に、この重合は表
面クエンチ(oberflaechengequencht)で実施されなけ
ればならない。このようにして、表面に十分に重合して
いない層を有するコラーゲン含有複合材料が得られる。
この層はコラーゲン繊維を露出させるために溶剤で溶か
される。クエンチパラメータ(Quenchparameter)の選
択によって、重合の間に硬化しない表面層の厚さ及び性
質が影響される。
【0019】本発明のもう一つの実施態様は、天然構造
で存在するコラーゲン繊維からコラーゲンフェルトを製
造し、このフェルトを重合可能のモノマー混合物で含浸
し、こうして含浸されたフェルトを経皮的医療装置の表
面に設置し、含浸したフェルトの表面から作用する重合
阻害剤の存在でラジカル重合を実施し、こうして得られ
たポリマーの完全には重合していない表面層を、コラー
ゲン繊維を露出させるために、適当な溶剤を使用するこ
とにより溶解させることにより、繊維含有材料を経皮的
医療装置の表面に設置する経皮的医療装置である。
【0020】繊維含有材料を経皮的医療装置に設置する
他に、これは経皮的医療装置の表面上に直接製造するこ
ともできる。
【0021】このような方法は、天然構造で存在するコ
ラーゲン繊維からコラーゲンフェルトを製造し、このフ
ェルトを重合可能のモノマー混合物で含浸し、こうして
含浸されたフェルトを経皮的医薬装置の表面に設置し、
含浸したフェルトの表面から作用する重合阻害剤の存在
でラジカル重合を実施し、こうして得られたポリマーの
完全には重合していない表面層を、コラーゲン繊維を露
出させるために、適当な溶剤を使用することにより溶解
させることにより、繊維含有材料を経皮的医療装置の表
面に設置することにより実施される。
【0022】本発明の核は、経皮的医療装置の製造の際
の特別な材料の使用である。このコラーゲン/ポリマー
複合材料は、その表面に、天然構造で存在する露出した
コラーゲン繊維を有しており、この繊維がおそらく意外
に迅速で完全な治癒もしくはこの材料と身体組織たとえ
ば皮膚結合組織との癒合のために作用する。特別な箇所
でコラーゲン/ポリマー複合材料を例えばマンシェット
の形で含有する経皮的医療装置は、この材料を介して身
体組織と癒合し、それにより経皮的装置の身体上で又は
身体中で固定され、このコラーゲン/ポリマー複合材料
は経皮的装置の身体貫通箇所にある場合、微生物的感染
菌の身体内への移入が阻止される(図1参照)。
【0023】微細繊維のコラーゲンの使用 本発明による皮膚と癒合するインプラント材料の特性
は、インプラント表面から突出した遊離した、インプラ
ント材料中に固定されたコラーゲン繊維から生じる。こ
の繊維は500nmまで、有利に約200nmの直径を
有し、その構造において天然のコラーゲンに相当する。
従って、ヒト細胞により形成されるコラーゲン繊維は、
複合材料のコラーゲン繊維と良好に結合することがで
き、経皮的医療装置と身体組織との癒合が達成される。
【0024】通常の、市販されたコラーゲン試料は程度
に差があるがその天然構造の放棄させて著しく変性され
ている。
【0025】天然構造を有する微細繊維のコラーゲンの
製造のために次の方法が適用される:コラーゲン、例え
ばウシの尾の腱又はラットの尾の腱からのコラーゲンを
希酢酸中に溶かし、引き続き、透析及び遠心分離により
精製する。その後、このコラーゲン分枝を含有する遠心
分離した上澄液を取り、滅菌容器に移した。pH値及び
塩濃度の変化により、微細繊維のコラーゲンからなるフ
ェルト上のマットに組織化される。
【0026】コラーゲン/ポリマー複合材料の製造 コラーゲン含有複合材料の適用順序にとって決定的なの
は製造の際の表面の天然のコラーゲン繊維の露出であ
る。
【0027】これは本願明細書に記載された材料の場合
に、コラーゲンを硬化可能なモノマー、例えばメチルメ
タクリレート(MMA)で含浸し、引き続き、含浸した
コラーゲンマットの表面に作用する重合阻害剤の存在で
ラジカル重合(硬化)させ、引き続きコラーゲン/ポリ
マー複合材料の最上層をコラーゲン繊維が部分的に露出
させるために(露出したフェルト)除去することにより
達成される。
【0028】有利に、酸素により表面の重合反応が阻害
される原則に基づく方法が使用される。モノマー混合物
で含浸したコラーゲンマットは、この方法の場合、隔絶
した形ではなく、酸素の進入もしくは酸素含有ガス混合
物の進入のもとで十分に重合させる。重合反応が酸素に
より阻害されることができるため、試料の表面では十分
に硬化しない外側の層が残留し、この層は適当な溶剤、
例えばアセトンを用いて処理することにより除去され
る。この方法により、コラーゲン繊維の表面は露出させ
られる。この層の厚さは相応するパラメータ(酸素濃
度、硬化工程の時間、光線強度、溶剤)の選択により制
御することができる。
【0029】十分に効果可能なモノマーとして、単一
(ホモポリマー)又は他のモノマーとの組み合わせ(コ
ポリマー)において、ラジカル反応を介して重合する全
ての物質、例えばスチレン、ビニル化合物、無水マレイ
ン酸又はアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸
アルキルエステル(この場合アルキル基は1〜12個の
C原子を有することができる)を使用することができ
る。この構造は、直線状、分枝状、環式脂肪族、芳香族
又は置換芳香族であることができる。さらに、側鎖中に
窒素、硫黄又は酸素を有する複素環式モノマーも使用で
きる。このモノマーは単一成分として又はモノマー混合
物の形で、もしくはモノマーポリマー混合物の形で充填
剤を用いて又は充填剤なしで使用することができる。
【0030】重合可能のモノマー混合物はラジカル重合
可能のモノマー、有利にアクリレート、特に有利にメタ
クリレートを含有することができる。
【0031】重合可能のモノマー混合物は、さらに、次
のグループからなる1種以上の化合物を含有することが
できる:メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、シクロヘキ
シルメタクリレート、イソボルニルメタクリレート、テ
トラヒドロフルフリルメタクリレート、ベンジルメタク
リレート、モルホリノエチルメタクリレート、ジエチレ
ングリコール−ジメタクリレート、トリエチレングリコ
ール−ジメタクリレート、ジウレタンジメタクリレート
(トリメチルヘキサメチレンジイソシアネートと2モル
の2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの反応生成
物)、イソプロピリデン−ビス(2(3)−ヒドロキシ
−3(2)−(4−フェノキシ)−プロピルメタクリレ
ート)及び/又はメタクリル酸。
【0032】さらに、重合可能なモノマーは次のグルー
プからなる1種以上の化合物を含有することができる:
スチレン、α−メチルスチレン、スチレンスルホン酸、
ビニル化合物及び/又は無水マレイン酸。
【0033】ビニル化合物は、エチレン、プロピレン又
はブチレン、さらに塩化ビニル又はブタジエンであるこ
とができる。モノマー混合物の他の成分は溶剤及び/又
は充填剤もしくは重合開始剤であることができる。
【0034】重合開始剤として、特にアゾニトリル、ア
ルキル過酸化物、アシル過酸化物、過酸化水素、ペルオ
キソケトン、過酸エステル及びペルオキソカーボネー
ト、ペルオキソジスルフェート、過硫酸塩並びに全ての
常用の光開始剤を使用することができる。
【0035】この重合開始は同様に、熱的又は電磁的放
射線、例えばUV線又はγ線により行うことができる。
【0036】重合しない層をコラーゲン複合材料の表面
上に製造するために、この重合は酸素の存在で又は酸素
含有ガスの存在で実施される。このように製造された十
分に重合していない層は適当な溶剤、例えばアセトン、
メチルエチルケトン、アセトニトリル又はTHFを用い
て溶解される。
【0037】この方法により得られた材料を経皮的医療
装置の表面上に本発明により設置する多様な方法が存在
する:なお可塑性の材料、つまりモノマー及びコラーゲ
ンの混合物を医療装置上に設置し、引き続き表面クエン
チ硬化を行い、十分に重合していない表面を除去する、
例えば型の壁室中でコラーゲンフェルトの含浸により中
空シリンダを製造する。高粘度モノマー/コラーゲン材
料を、次いで型から取り出し、ピンに刺して、酸素中又
は酸素含有ガス混合物で表面クエンチして重合させる。
十分に重合していない外側の層を溶剤を用いて溶解させ
た後に、このように、平滑な内側層と露出したコラーゲ
ン繊維を有する外側層とを有するポリマー/コラーゲン
複合材料からなる中空シリンダが得られる。多様な型を
選択することにより、多様な寸法の中空シリンダを製造
することができる。有利に、0.2〜7cmの長さ、
0.5〜2cmの外径、0.2〜1.5cmの内径を有
する型を使用するのが有利である。
【0038】この方法又は他の方法により製造された外
側に露出したコラーゲン繊維を有する中空シリンダは、
多様な実施態様において経皮的インプラントの固体に使
用される、例えば:カテーテル上にかぶせ、かつ所望の
箇所で環張力により、生体適合性の接着剤、例えばヒス
トアクリル接着剤の使用により又は他の方法で固定され
るマンシェット、カテーテル中で差込接続を介して接合
されるサックとして皮膚中に垂直に固定され、かつ皮膚
組織が定着する時間が2〜3週間かかるサックとして。
その後、カテーテルはサックを通して押し込まれ、カテ
ーテルとサックの内壁との間のリング状の間隙はシリコ
ーン油又は他の適当な材料で密封される。
【0039】経皮的医療装置におけるコラーゲン/ポリ
マー複合材料の本発明の適用の際の定着工程を支援する
ために、経皮的装置の表面をその適用の直前に、抗生物
質、組織成長促進物質及び/又は他の作用物質を含有す
るゲルを塗布することができる。このゲルの準備のため
に、作用物質の水溶液又は懸濁液が用意され、次いでこ
れはゲル形成物質の添加により硬化される。
【0040】ゲルの内容物質 抗生物質 抗生物質はゲル形成の際に、拡散損失を考慮しながら、
敗血症を数日間にわたり阻害する量で使用される。特に
適した抗生物質は、ペニシリン、ストレプトマイシン並
びに他の特に親油性の抗生物質である。
【0041】成長因子 十分な量の市販の上皮細胞成長因子又は他の因子、例え
ば線維芽細胞成長因子又は血小板由来成長因子が添加さ
れる。遅延効果を達成するために、成長因子と一緒にデ
キストラン又はリン酸カルシウムを添加するのも有利で
ある(EP−PS530458、JP−PS63105
765)。
【0042】ゲルの形成 作用物質を含有する水溶液又は水性懸濁液は多様な方法
でゲルの形に変えることができる: フィブリノーゲン、トロンビン及びアプロチニンの添加 Parson-Wingerter及びSaltzmanによるコラーゲン(Biot
echnol. Prog. 9, P.600 - 607/1993)の添加 コラーゲン及びリン酸カルシウムからの混合物の添加 アルギン酸ナトリウムの添加及び引き続くCaCl2
添加によるゲル形成の誘発。
【0043】
【実施例】次の例は本発明を詳説する。
【0044】18個の円筒形の試験体(直径:4mm、
長さ15mm)を3匹のオスのラットに背面に2列で頭
部から尾部へ皮下にインプラントした。
【0045】この18個の試験体は、次の成分からなっ
ていた: 3×ポリメチルメタクリレート(PMMA) 6×PMMA/コラーゲン複合材料、コラーゲン繊維は
横方向に架橋していない 6×PMMA/コラーゲン複合材料、コラーゲン繊維は
グルタルジアルデヒドと架橋している 3×ポリテトラフルオロエチレン コラーゲン含有の試験体は次のように製造した:天然構
造で存在するコラーゲンを、メチルメタクリレート−モ
ノマー混合物(DE−AN19529036.4参照)
を用いて含浸し、引き続き桶状の硬化型中で340nm
の最大放射線を有するハロゲンランプ下で10分間で硬
化させた。この硬化はあらかじめ酸素でパージされてい
る乾燥器中で実施される。その後、この試験体を十分に
硬化していない表面層を溶解させるために、10分間運
動させながらアセトン中に浸漬した。横方向架橋した
(quervernetzt)コラーゲンを有する試験体の製造のた
めに、天然構造で存在するコラーゲンを、モノマー混合
物で含浸させる前に、グルタルジアルデヒドで固定し
た。
【0046】硬化の間に酸素を桶状の硬化型中で上側に
置かれた試験体表面の一部に単に流入させたため、引き
続くアセトン処理の際に露出したコラーゲン繊維はその
部分表面(全表面積のちょうど50%)上に生じた。
【0047】全ての試験体は拒否反応なしで及び炎症を
起こさずに皮膚組織中で癒合した。しかしながら、28
日後に行った測定において殺したラットの皮膚組織から
このインプラントを取り出すために必要な引張力は明ら
かに異なっていた。
【0048】
【表1】
【0049】コラーゲン含有複合材料の場合に試験体を
引き抜くために適用された力は、試験体と皮膚組織との
良好な結合を示し、特に露出したコラーゲン繊維は試験
体の全表面積のちょうど50%が露出されていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による経皮的医療装置を皮膚に適用した
際の断面図。
【符号の説明】
15 カテーテル、 16 コラーゲン/プラスチック
複合材料からなるマンシェット、 17 癒合領域

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然構造で存在する露出したコラーゲン
    繊維を有する繊維含有材料が表面に存在することを特徴
    とする経皮的医療装置。
  2. 【請求項2】 天然構造で存在するコラーゲン繊維から
    コラーゲンフェルトを製造し、このフェルトを重合可能
    のモノマー混合物で含浸し、含浸したフェルトの表面に
    作用する重合阻害剤の存在でラジカル重合を実施し、こ
    うして得られたポリマーの完全には重合していない表面
    層を、コラーゲン繊維を露出させるために、適当な溶剤
    を使用することにより溶解させることにより繊維含有材
    料を製造し、及び引き続き、こうして製造された繊維含
    有材料を経皮的医療装置の表面に設置することにより得
    られる、請求項1記載の経皮的医療装置。
  3. 【請求項3】 天然構造で存在するコラーゲン繊維から
    コラーゲンフェルトを製造し、このフェルトを重合可能
    のモノマー混合物で含浸し、こうして含浸されたフェル
    トを経皮的医療装置の表面に設置し、含浸したフェルト
    の表面に作用する重合阻害剤の存在でラジカル重合を実
    施し、こうして得られたポリマーの完全には重合してい
    ない表面層を、コラーゲン繊維を露出させるために、適
    当な溶剤を使用することにより溶解させることにより、
    繊維含有材料を経皮的医療装置の表面に設置することに
    より得られる、請求項1記載の経皮的医療装置。
  4. 【請求項4】 重合可能のモノマー混合物がラジカル重
    合可能のモノマーを含有する、請求項1から3までのい
    ずれか1項記載の経皮的医療装置。
  5. 【請求項5】 重合可能のモノマー混合物がアクリレー
    トを含有する、請求項1から4までのいずれか1項記載
    の経皮的医療装置。
  6. 【請求項6】 重合可能のモノマー混合物がメタクリレ
    ートを含有する、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の経皮的医療装置。
  7. 【請求項7】 重合可能のモノマー混合物が、次のグル
    ープ:メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
    n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレー
    ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシ
    ルメタクリレート、イソボルニルメタクリレート、テト
    ラヒドロフルフリルメタクリレート、ベンジルメタクリ
    レート、モルホリノエチルメタクリレート、ジエチレン
    グリコール−ジメタクリレート、トリエチレングリコー
    ル−ジメタクリレート、ジウレタンジメタクリレート
    (トリメチルヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒ
    ドロキシエチルメタクリレート2モルとからなる反応生
    成物)、イソプロピリデン−ビス(2(3)−ヒドロキ
    シ−3(2)−(4−フェノキシ)−プロピルメタクリ
    レート)及び/又はメタクリル酸からなる1種以上の化
    合物を含有する、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の経皮的医療装置。
  8. 【請求項8】 重合可能のモノマー混合物が、次のグル
    ープ:スチレン、α−メチルスチレン、スチレンスルホ
    ン酸、ビニル化合物及び/又は無水マレイン酸からなる
    1種以上の化合物を含有する、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の経皮的医療装置。
  9. 【請求項9】 天然構造で存在する露出したコラーゲン
    繊維を有する繊維含有材料を表面に設置することを特徴
    とする、経皮的医療装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 天然構造で存在するコラーゲン繊維か
    らコラーゲンフェルトを製造し、このフェルトを重合可
    能のモノマー混合物で含浸し、含浸したフェルトの表面
    に作用する重合阻害剤の存在でラジカル重合を実施し、
    こうして得られたポリマーの完全には重合していない表
    面層を、コラーゲン繊維を露出させるために、適当な溶
    剤を使用することにより溶解させることにより、繊維含
    有材料を製造し、引き続きこの繊維材料を経皮的医療装
    置の表面に設置する、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 天然構造で存在するコラーゲン繊維か
    らコラーゲンフェルトを製造し、このフェルトを重合可
    能のモノマー混合物で含浸し、こうして含浸されたフェ
    ルトを経皮的医療装置の表面に設置し、含浸したフェル
    トの表面に作用する重合阻害剤の存在でラジカル重合を
    実施し、こうして得られたポリマーの完全には重合して
    いない表面層を、コラーゲン繊維を露出させるために、
    適当な溶剤を使用することにより溶解させることによ
    り、繊維含有材料を経皮的医療装置の表面に設置する、
    請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 重合可能のモノマー混合物がラジカル
    重合可能のモノマーを含有する、請求項9から11まで
    のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 重合可能のモノマー混合物がアクリレ
    ートを含有する、請求項9から11までのいずれか1項
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 重合可能のモノマー混合物がメタクリ
    レートを含有する、請求項9から11までのいずれか1
    項記載の方法。
  15. 【請求項15】 重合可能のモノマー混合物が、次のグ
    ループ:メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
    ト、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレ
    ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、シクロヘキ
    シルメタクリレート、イソボルニルメタクリレート、テ
    トラヒドロフルフリルメタクリレート、ベンジルメタク
    リレート、モルホリノエチルメタクリレート、ジエチレ
    ングリコール−ジメタクリレート、トリエチレングリコ
    ール−ジメタクリレート、ジウレタンジメタクリレート
    (トリメチルヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒ
    ドロキシエチルメタクリレート2モルとからなる反応生
    成物)、イソプロピリデン−ビス(2(3)−ヒドロキ
    シ−3(2)−(4−フェノキシ)−プロピルメタクリ
    レート)及び/又はメタクリル酸からなる1種以上の化
    合物を含有する、請求項9から11までのいずれか1項
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 重合可能のモノマー混合物が、次のグ
    ループ:スチレン、α−メチルスチレン、スチレンスル
    ホン酸、ビニル化合物及び/又は無水マレイン酸からな
    る1種以上の化合物を含有する、請求項9から11まで
    のいずれか1項記載の方法。
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