JPH1169331A - Dvd−ram応用会議システム - Google Patents

Dvd−ram応用会議システム

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JPH1169331A
JPH1169331A JP9226096A JP22609697A JPH1169331A JP H1169331 A JPH1169331 A JP H1169331A JP 9226096 A JP9226096 A JP 9226096A JP 22609697 A JP22609697 A JP 22609697A JP H1169331 A JPH1169331 A JP H1169331A
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dvd
ram
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JP9226096A
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English (en)
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Hirohisa Aihara
裕寿 相原
Shigeo Tsujioka
重夫 辻岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】会議議事録をリムーバブルで大容量なライタブ
ル機器により、高画質、高音質、リアルタイムに記録す
ることができるようにする。 【解決手段】大容量リムーバブルメディアのDVD−R
AM媒体5に記録した会議録画より、媒体5内に常備さ
れているアプリケーションにより、会議録を作成した
り、別会議向けの文書資料やプレゼン資料、及びオーサ
リングファイルを作成する。また垂れ流し的に記録した
会議録を、記録者が各自なりのキーワードによって編集
し、不要部分を削除して、再記録することにより、DV
D−RAM媒体5内のファイルサイズ、コンパクト化を
することができる。また会議内容の守秘化の為、会議録
の一部分を公開しないようにロックを掛け、別画面を表
示させたり、パスワードを設けて会議録公開対象者を選
定し会議録を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下、PC)を使用したPCテレビ会議システ
ム、あるいはパソコン会議システムに関し、特に、会議
記録をDVD−RAM(ディジタル・ビデオ・ディスク
を用いたRAM)等のライタブル機器にMPEG等のデ
ィジタルデータで記録する機能を有するDVD−RAM
応用会議システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPCテレビ会議システムあるいは
パソコン会議システムとしては、例えば特開平6−9
0448号公報に記載されているように、各局に識別I
Dを付加することにより、各局に必要な議事録のみを送
付でき、会議非参加局に対しても、会議議事録蓄積部に
識別IDと共に格納しておくことにより、後から引き出
せる様にすることが可能なシステムがある。また、特
開平7−202887号公報に記載のものでは、参加者
が会議室に集まることなく自席で会議に参加できるよう
な分散会議システムを構成し、複数のメディアの中から
特定のメディアを使用して、会議中の特定の参加者間で
の非公開連絡を行っている。更に、特開平5−327
707号公報に記載のものでは、会議端末間でコミュニ
ケーションを行うことができ、会議参加予定者の留守番
機能モードに対して、相互のコミュニケーションの為
に、主催者側が会議参加予定者のメディアに主催者側と
同じディレクトリ構造で会議録を格納させていた。ま
た、特開平7−203079号公報に記載のもので
は、その都度、会議に使用するメディア情報の種類によ
り、そのメディアに合った最適な記録部を選択できるよ
うなシステムがある。最後に、特開平7−38868
号公報に記載のものでは、通信相手の音声と画像を記録
し、通信時以外の時間にこれを再生して配布するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に記載の従来例では、次のような問題点がある。す
なわち、特開平6−90448号公報に記載のもので
は、会議議事録の全内容を掌握するのが主催者である
為、主催者の主観によって会議内容が削除されてしい、
その結果、非参加局にとって必要事項が欠落する心配が
あり、極めて問題であった。また会議内容を全体的に、
参加者なりに簡潔に振り返ることが不可能であるが、会
議録纏めから全容をつかむためには、主催者の会議録作
成/送付を待つ必要があった。また、特開平7−20
2887号公報に記載のものでは、会議端末毎の会議サ
ーバを設置する必要があり、会議サーバ内での画像、音
声、データに関する処理が必要となるが、非公開通信の
為に別メディアの準備が必要で、最終的な会議の記録が
不明確となるおそれがあった。また、特開平5−32
7707号公報に記載のものでは、留守番モードの参加
予定者側(留守録者)のシステム環境に迷惑が掛から
ず、かつ主催者側が作成したディレクトリのファイルが
格納される為には、留守録者側のメディアに容量の余裕
が必要であるが、そのための留守録者の意志は反映され
ず、基本的にはメディア会議システム専用のメディアの
装備が必要であった。次に、特開平7−203079
号公報に記載のものでは、メディア情報の種類に応じた
最適な自動記録を行うためには、特殊なアプリケーショ
ンプログラムと記録機構が必要であった。最後に、特
開平7−38868号公報に記載のものでは、画像や音
声の品質面での考慮が不十分であった。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、これら従
来の課題を解決し、会議内容及び会議議事録をリムーバ
ブルで大容量なライタブル機器を有したコンピュータシ
ステムで、高画質、高音質、リアルタイムで記録するこ
とが可能なDVD−RAM応用会議システムを提供する
ことにある。また、本発明の第2の目的は、会議内容が
記録されたリムーバブルメディアのみで文書編集および
プレゼン資料編集が可能であり、その編集機能は各々の
リムーバブルメディアに有り、主催者/参加者にかかわ
らずそれを使用できる様なDVD−RAM応用会議シス
テムを提供することにある。また、本発明の第3の目的
は、リムーバブルメディアの会議内容をコンパクト化す
るとともに、関係者内での守秘義務、関係者外への漏れ
防止が可能なDVD−RAM応用会議システムを提供す
ることにある。また、本発明の第4の目的は、会議非参
加者への会議内容記録、会議議事録の記録を徹底させる
ことが可能なDVD−RAM応用会議システムを提供す
ることにある。また、本発明の第5の目的は、コンピュ
ータシステムの通信手段数/回線数を増やすことなく、
かつ会議運用を疎外することなく、しかも他の参加者と
コミュニケーションすることが可能なDVD−RAM応
用会議システムを提供することにある。さらに、本発明
の第6の目的は、会議参加方法がコンピュータシステム
の回線速度によらず、安価なコンピュータシステムで会
議参加でき、参加者毎に記録ファイル作成/表示するこ
となく、複数の会議参加者を同時に記録、表示/非表示
させることができ、またPCテレビ会議システム/PC
テレビ会議アプリケーションを実行させる為に、ブータ
ブルな会議用リムーバブルメディアの使用により、会議
システムとして使用しない時の環境設定を変更すること
なく、会議終了後、直ちに会議と関係ないコンピュータ
システム/コンピュータアプリケーションを動作させる
ことができるDVD−RAM応用会議システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のDVD−RAM応用会議システムでは、会
議録を要約せず、そのままの形で大容量リムーバブルメ
ディアのDVD−RAMドライブに記録し、記録する際
にはMPEG1、MPEG2等の画像/音声圧縮方式を
用いることにより、長時間の記録を高画質で行い、音質
の面でもドルビーAC3,5.1ch等の方式を用い
て、高音質化/臨場感に務め、この画像/音(音声)を
リアルタイムに記録する。このリアルタイム性を維持す
るととともにシステムを安価にする為に、画像/音声の
エンコード/デコードを専用チップ/専用ボードのみで
行うことなく、コンピュータシステムのCPUにペンテ
ィアム・プロセッサ、200Mhz及びMMX対応を用
い、ソフトウェアにより安価に性能を発揮できるように
する。また、コンピュータシステムの負荷軽減の為、カ
メラ側に画像のエンコード機能を受持たせ、CPU側
は、他参加者のPCテレビ会議システムから送られてき
た画像/音声データのソフトデコードに専念することに
より行う。そして、記憶容量がCD−RAM(650M
B)の4倍(2.6GB)により、片面2時間(両面4
時間)の会議録をDVD−RAM媒体1枚に格納できる
リムーバブル、ライタブルメディアである為、会議録を
パッケージ単位で記録して、その管理を容易に行えるよ
うにした。
【0006】本発明においては、大容量リムーバブルメ
ディアのDVD−RAM媒体に記録した会議の一部始終
より、DVD−RAM媒体内に常備されているアプリケ
ーションにより会議録を作成したり、別会議向けの文書
資料やプレゼン資料、及びオーサリングファイルを作成
するものであり、PCテレビ会議を構成する全てのコン
ピュータシステムで作成/編集することができるように
する。但し、この編集作成/機能は、PCテレビ会議シ
ステムとDVD−RAMメディアと参加者が全て、一致
しないとできないようにすることにより、DVD−RA
Mメディアの一人歩きにより、他人に容易に編集されな
いようにしておく。また、本発明においては、垂れ流し
的に記録した会議録を、記録者が各自のキーワード(画
像(人物)/音声/単語等)によって編集し、不要部分
を削除して、再記録することにより、DVD−RAM媒
体内のファイルサイズに合わせ、これをコンパクト化す
るものであり、また会議内容の守秘化の為に、会議録の
一部分を公開しないようにロックを掛け、別画面を表示
させたり、パスワードを設けて会議録公開対象者を選定
して、会議録を表示するように編集する。さらに、本発
明においては、会議非参加者への会議内容記録、及び会
議録記録の徹底の為に、主催者が非参加者のシステムを
リモートコントロールするものであり、留守録をセット
している非参加者には、iniファイルに沿った箇所へ
の記録を行い、留守録のセットされてない非参加者に
は、ワークファイルを設け、更に記録した箇所を先のi
niファイルに書き込んでおき、非参加者に判別できる
ようにしておく。本発明のシステムは、基本的に、AT
MやLAN回線での接続で構成されているが、安価なシ
ステムで電話回線(DSVDモデム)での接続も可能で
あり、リモートチェックは電話回線についても行われる
ようにする。この電話回線による会議録は、データ転送
速度(28.8/33.6Kbps)が低速である為、
音声と会議提出資料のみが記録されるようにする。
【0007】本発明においては、会議全体とは別に、非
公開に参加者間での文書やデータのやりとりを可能とす
る為、会議アプリケーションが動作しているウインドウ
と別ウインドウで文書やデータの転送が可能となる。ま
た、本発明においては、PCテレビ会議アプリケーショ
ンにより、電話回線をATMやLAN回線と混在させて
動作させる。さらに本発明では、各会議参加者からの受
信(画像/音声)データを人数分受信して、1セットと
してDVD−RAMドライブにMPEG形式の圧縮デー
タで記録し、これを表示する際にデコードしてマルチ画
面表示をする。また、本発明においては、PCテレビ会
議システムに使われるコンピュータシステムが、PCテ
レビ会議システム専用ではなく、他の目的にも使われる
場合、PCテレビ会議システムアプリケーション起動の
為に、その都度コンピュータシステムの環境設定(起動
HDDのconfig.sysやautoexec.b
at等)を変える必要があり、また会議終了後、他の目
的に使う為には、元に戻して置かなければならないが、
会議録として使用するDVD−RAMドライブをブータ
ブルにすることにより、DVD−RAMドライブからの
環境設定がなされ、コンピュータシステムの環境設定を
変えずに、PCテレビ会議システムが起動でき、会議終
了後には、直ちに、他の目的の為のコンピュータシステ
ムとして使えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より順に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すP
Cテレビ会議システムの全体構成図である。図1に示す
各コンピュータシステムは、各コンピュータユニット本
体1にディスプレイ装置2とカメラ装置3とマイク装置
4とを備えており、また本発明の重要な構成要素である
ライタブル機器であるDVD−RAMドライブ5とPD
/MOドライブ6とを内蔵している。1つのLANシス
テムには、文字や数字をキー入力する為の装置7と、デ
ィスプレイ上のカーソルを制御する為の装置8とが接続
され、内蔵のLANボードによりLAN回線12に接続
されている。内蔵のLANボードの転送速度は、100
Mbps(100BASE TX、100VG−any
LAN)程度のものを使用し、これにより、MPEG2
対応(5〜10Mbps)により、数十回線分を確保し
ておく。また、出席者が他のLANシステムに在席して
いる場合には、先のLAN回線12はLAN間の通信の
為、B−ISDN(100〜155Mbps,ATM方
式)での通信回線11で接続され、通信帯域を確保す
る。ここで、本発明のPCテレビ会議システムで運用す
る場合のDVD−RAMドライブ5の仕様を、それに対
応するDVD−ROMドライブの仕様と比較して述べ
る。
【0009】DVD−ROMドライブは、記録容量4.
7GB/面でデータ転送レート:4.692Mbps=
3.5Mbps(画像)+1.152Mbps(音声,
3言語分0.394*3Mbps)+0.04Mbps
(サブタイトル*4)、記録時間:135分/面であ
る。一方、DVD−RAMドライブ5は、記憶容量2.
6GB/面で記録時間120分/面を目標とすると、デ
ータ転送レート:2.8Mbps=2.406Mbps
(画像)+0.394Mbps(音声、Dolby A
C−3,5.1ch)、記録時間:123分/面であ
り、これが本発明のPCテレビ会議システムで運用され
る場合のDVD−RAMドライブ5に対する仕様とな
る。更に、本発明のPCテレビ会議システムでは、電話
網(DSVDモデム)10による接続も可能である。但
し、転送速度は、28.8/33.6Kbpsと低速で
ある為、DSVDモデム時、カメラ画像の送受信は無、
画像データは提出資料(文書/画像データ)のみ、音声
は10Kbps前後(8〜9.6Kbps)での会議接
続となる。モデムで接続されるコンピュータシステム
は、会議内容や会議録の為に、ライタブル機器は、DV
D−RAMドライブ5またはPD/MOドライブ6(6
50MB)が内蔵されている。上記のデータと音声の為
には、DVD−RAMドライブ5(2.6GB)程度の
容量は不要であり、また管理上の場合を検討すると、リ
ムーバブルな記録媒体が良いと考えられるため、PD/
MO(650MB)ドライブ6も搭載したコンピュータ
システムを接続している。但し、長期間にわたる会議開
催期間の内容をできるだけ少ない媒体数で保管する方が
優位となるので、データと音声だけであっても、DVD
−RAMドライブ5(2.6GB)の内蔵が主たるシス
テム構成となる。データと音声のみの主催者とDSVD
モデムシステム参加者間では、Proshare(イン
テルのAP)のようなデータ/音声同時通信アプリケー
ションを動作させている。他の参加者からのデータ/音
声は、主催者側が随時DSVDモデムシステム参加者間
に転送する。
【0010】次に、上記システム構成に基づいたシステ
ムの動作を説明する。図2は、本発明における1つのコ
ンピュータシステムの内部構成図である。カメラ装置3
およびマイク装置4からの入力が、Videoコーデッ
ク21、Audioコーデック22により、画像はMP
EG1/2形式、音声はドルビーAC−3,MPEGオ
ーディオ形式にそれぞれ変換され、画像/音声、及びシ
ステム識別の為のアドレスデータ23が符号化部24に
より符号化されて、網インターフェイス25を介し網
(回線)26に送られる。逆に、入力切替部27が、各
参加者のアドレスを連続切替することにより、網(回
線)26から他の各参加者システムの画像/音声データ
が送られてくる。送られてきたデータは、キャッシュメ
モリ35に貯えられた後、先の転送レート2.8Mbp
sにて、DVD−RAMドライブ5へ記録されるパター
ンと、データ識別部28により、文書等の資料データ4
3、画像データ29、音声データ30、アドレス識別部
37に分けられ、それぞれ画像デコーダ29、音声デコ
ーダ30によりデコードされた後、データポート31を
介して音声制御部32からスピーカ46に出力される
か、あるいは画像制御部33においてオーバレイ制御さ
れ、ディスプレイ2に出力される。
【0011】図3は、本発明のPCテレビ会議システム
における送信パケットデータの構成図である。DVD−
RAMドライブ5に記録される記録フォーマットは、図
3に示すようなパケット形式となっている。このパケッ
ト形式についてパケットNo.1を例にして説明する。
パケットNo.1での構成は、先づパケットヘッダ(H
EADER)があり、次に主催者Aのデータ(A.IP
1(識別子),A.AUDIO1,A.MPEG1)、
次に参加者Bのデータと続き、最後に参加者Fのデータ
で、エンドマーク(ENDMK)が送られて1パケット
が終了する。DVD−RAMドライブ5への記録は、こ
のパケット単位で行われる。このパケットデータ生成の
為に、各参加者のデータが入って来る毎に図2のキャッ
シュメモリ35にシリアルに貯えられる。各参加者毎の
データ構成は、図2の符号化部24により符号化され
て、送出されたものである。図4は、先の図1で説明し
た時の電話回線(DSVDモデム)10におけるリムー
バブルな記録媒体がPD/MOドライブ6(650M
B)を搭載した場合の構成を示している。すなわち、図
4では、図2のコンピュータシステムの構成と全く同じ
構成であって、単にDVD−RAMドライブ5の代りに
PD−MOドライブ6、つまりHDD−PDドライブ6
が接続されている点のみが異なっている。
【0012】図5は、図2における他のコンピュータシ
ステムの内部構成図である。MPEGのVideoとA
udioのコーデックに関し、Videoに対してはセ
レクトスイッチSW1、Audioに対してはセレクト
スイッチSW2により、コンピュータ部40のCPUに
よるソフトウェア・コーデックとVideoコーデック
21、Audioコーデック22によるハードウェア・
コーデックがセレクトできるようになっている。PCテ
レビ会議システムで、CPUによるソフトウェア・コー
デックを用いることにより、Videoコーデック2
1、又はAudioコーデック22のハードウェアをP
Cテレビ会議システムとは別のアプリケーションでのコ
ーデックに、同時に使用することができる。また、AV
Iファイル・コーデック(低品質のデータにエンコード
される)の場合は、高品質のデータを得るためにCPU
によるソフトウェアコーデックが使用される。
【0013】図6は、図5の他のコンピュータシステム
の内部構成図である。この場合には、図5と異なり、コ
ンピュータ部40から音声制御部32と画像制御部33
とにそれぞれ信号線が接続されており、コンピュータ部
40のソフトウェア・コーデックあるいはデコーダを用
いて符号化/復号化することにより、網26に直接送出
するか、またはスピーカ46、ディスプレイ2に出力し
ている。すなわち、VideoとAudioのデコード
が、画像デコーダ29、又は音声デコーダ30を介さ
ず、画像データ44および音声データ45からデータポ
ート31を介してコンピュータ部40に送られ、コンピ
ュータ部40のCPUによるソフトウェアでデコードさ
れる。これにより、PCテレビ会議システムで、CPU
によるソフトウェア・コーデック/デコードを行うこと
により、MPEGVideoコーデック21、又はAu
dioコーデック22、画像デコーダ29、又は音声デ
コーダ30のハードウェアをPCテレビ会議システムと
は別のアプリケーションでのコーデック/デコードに、
同時に使用することができる。
【0014】図7は、本発明の他の実施例を示すもの
で、画像と音声のエンコード部をカメラに内蔵した場合
のコンピュータシステムの内部構成図である。基本的な
画像/音声等に対するシーケンスは、先の図2〜図6に
示したものと同様であるが、PCテレビ会議システムの
カメラに、画像(MPEG/AVI)のエンコード機能
を内蔵させた点が異なっている。このようなインテリジ
ェントカメラ3を使用することにより、コンピュータシ
ステムのCPUへの負荷は格段に軽減される。また、軽
減された分だけ、図示されているようなMPEG Vi
deoコーデック21、又はAudioコーデック22
の他のアプリケーションへの流用、CPUによるソフト
ウェアデコードへの効率アップ化、及びここに示される
ようなPCテレビ会議のアプリケーションで、表示され
たウィンドウとは別ウィンドウでの参加者間との会話、
及びデータのやり取りへの動作の安定化等の効果が得ら
れる。また、カメラ3のインテリジェント化において、
本実施例では、画像のエンコード機能のみならず、内蔵
マイク4により音声も取り込んで、音声のドルビーAC
−3,MPEGオーディオ・エンコード機能をも有する
ことにより、ソフトウェア・コーデックを行うことや、
会議中に別ウィンドウを開くことにより、他の会議参加
者と会話やデータのやりとりが可能になる等の効果のみ
ならず、PCテレビ会議システムのコンピュータ自体の
性能(CPU性能、バス性能等)を、本実施例の未使用
時に比べ、数段レベルダウンでき、安価なコンピュータ
システムで、画像や音声やデータの送受信、及び記憶装
置DVD−RAM5への読み書きが可能となる。
【0015】次に、フローチャートによりシステムの動
作をアプリケーション側から説明する。図8は、本発明
の一実施例を示すPCテレビ会議システムのアプリケー
ションの主ルーチンのフローチャートである。コンピュ
ータシステムは、OS(Windows/NT等のオペ
レーティングシステム)が、既に動作しており、その状
態よりアイコンクリック等でアプリケーションを起動す
る(ステップ101)。次に、モードセレクトに入り
(ステップ102)、ユーザが主催者か参加者かを選択
することにより(ステップ103)、主催者モードまた
は参加者モードがセットされる(ステップ104,10
5,106)。その後、周辺チェックとして、Vide
o/Audio接続チェックに入り、カメラ3、マイク
4の接続状況を確認する(ステップ107)。Vide
o/Audio接続ともOKならば(ステップ10
8)、ディスプレイ2画面上にユーザの姿をオーバレイ
表示し(ステップ109)、主催者モードルーチン、又
は、参加者モードルーチンへ移る(ステップ111)。
Video/Audio接続がNGならば(ステップ1
08)、カメラ3の場合は“カメラが接続されていませ
ん。”、マイク4の場合は“マイクが接続されていませ
ん。”の画面表示をし(ステップ112)、ユーザのキ
ー入力待ちとなる(再度のチェック)(ステップ11
3)。ユーザのキー入力がなされると、Video/A
udio接続チェックをやり直す(ステップ107)。
やり直しを10回迄繰り返すことができ(ステップ11
4,115)、10回共、カメラ3、マイク4の両方が
接続OKにならなければ、“会議システムの起動に失敗
しました。”の画面表示後(ステップ116)、アプリ
ケーションは終了する。
【0016】図9は、Video/Audio接続チェ
ックに成功した後の主催者ユーザのコンピュータシステ
ムで動作する、主催者モードルーチン図である。主催者
モードルーチンでは、先づ参加予定者のデータベースが
loadされる(ステップ201)。データベースの中
身としては、名前/顔画像/E−MAIL/IPアドレ
ス/接続サーバ名/外線・内線の電話番号等が入ってい
る(ステップ202)。次に、通信網への接続に入り
(ステップ203)、“システム接続中”の画面表示が
なされ(ステップ204)、構内LANのサーバや外部
LANのサーバへの接続を開始する。接続後、出席予定
者データベースの先頭者よりアクセスを開始する(ステ
ップ205)。この時より会議開始迄、主催者側から一
方的ではあるが、“会議名:XXXX、会議時間:YY
時〜ZZ時”と“参加者確認中”等の文字データ/テロ
ップを各参加予定者に送信し続ける(ステップ20
6)。先のデータベースを基に、一人一人の参加予定者
ユーザのPCテレビ会議コンピュータシステムと接続
し、画像が送られてきているか確認する(ステップ20
9)。画像が送られてきていない場合は、後回し格納エ
リアに登録No.をスタックし(ステップ210)、後
回しフラグセットして(ステップ211)、次の参加予
定者をチェックする(ステップ207,208)。画像
が送られてきている場合は、図10のルーチンaの処理
をする(ステップ209)。
【0017】図10、図11、図12は、主催者モード
ルーチンでの内部ルーチンを示す各フローチャートであ
る。図9において、参加予定者全員の確認終了後(ステ
ップ208)、後回しフラグのチェックをし(ステップ
213)、フラグが立って無ければ、全員をマルチ画面
表示する(ステップ219)。後回しフラグが立ってい
れば、後回し格納エリアより、登録No.ロードし(ス
テップ215)、参加者への接続をし(ステップ21
6)、再度、画像が送られてきているかを確認する(ス
テップ217)。画像有ならば、図10のルーチンaへ
移る。一方、画像が無ならば、TELNET(LANで
使用されるコマンド)のような機能で、留守録モードに
入っているかを確認する(ステップ218)。留守録モ
ードであれば、図11のルーチンeへ、留守録モードで
無ければ、図11のルーチンe’の処理をする。ここ
で、図9の参加者より画像が送られてきている場合の処
理ルーチンa、bを、図10(a),(b)により説明
する。ルーチンaでは、画像データを主催者が目視し、
顔画像データと比較し、参加予定者であるか確認する
(ステップ301)。参加予定者であれば、次の参加予
定者をチェックする(ステップ302)。一方、参加予
定者でないならば、ルーチンbの処理をする。ルーチン
bに移ると、主催者のディスプレイ2の画面には、参加
者が表示され、参加者のディスプレイ2の画面には、主
催者が表示され、また、音声も双方向により、参加者と
の名前、参加理由等を確認し(ステップ401)、デー
タベースへの追加/更新(名前/顔画像/E−MAIL
/IPアドレス/接続サーバ名/外線・内線の電話番
号)をする(ステップ402)。
【0018】次に、図11(a),(b)の留守録モー
ド確認結果に対する処理ルーチンe,e’について説明
する。参加予定者が留守録モードをセットしておいた場
合のルーチンeでは、参加予定者のコンピュータシステ
ムより、RUSUROKU.INIファイル(イニシャ
ル・データファイル)を主催者がダウンロードし(ステ
ップ501)、会議録データのDVD−RAMへの格納
ディレクトリ/格納モード情報入手する(ステップ50
2)。参加者PCテレビ会議システムのアプリケーショ
ンを起動させ、RUSUROKU.INIファイルの内
容に従い、定刻よりDVD−RAMドライブ5への格納
を開始する(ステップ503)。ルーチンe’は、図9
のフローにおいて、LANシステムのチェックモード
(標準モード)で留守録セットされてないと判断された
場合の処理である。先づ、参加予定者のPCコンピュー
タシステムにモデム接続確認をする(ステップ60
1)。接続が確認された場合は、ルーチンeの処理をす
る(ステップ603)。但し、この時、DVD−RAM
ドライブ5に格納されるのは、DSVDモデム(28.
8/33.6Kbps)にて、カメラ画像の送受信:
無、画像データ:提出資料(文書/グラフィックデー
タ)のみ(転送レート:19.2〜25.6Kbp
s)、音声データ:10Kbps前後(8〜9.6Kb
ps)での内容となる。一方、モデム接続が確認されな
い場合は(ステップ602)、再接続を10回迄繰り返
すことができ(ステップ605)、接続を確認されない
毎にWakeup on機能動作(予備電源で立上げ
る)を実施し(ステップ607)、参加予定者のPCコ
ンピュータシステムの起動を促しながら、接続確認をす
る(ステップ601)。その際、10回共、接続OKに
ならない時は、欠席と判定して図12のルーチンfの処
理をする(ステップ606)。
【0019】図12のルーチンfでは、参加予定者が留
守録モードをセットしてない場合の処理を行うものであ
る。参加予定者のコンピュータシステムのDVD−RA
Mドライブ5内に、TVWORKディレクトリを作成す
る(ステップ701)。すなわち、強制的に参加者に参
加させ、通知漏れをしないために、参加者名簿を作成し
ておく。次に、DVD−RAMドライブ5への格納モー
ドを標準モード(MPEG2モード)に設定すると同時
に、格納先をTVWORKディレクトリ、格納モードを
標準モード(MPEG2モード)にしたこと等をRUS
UROKU.INIを主催者が作成する(ステップ70
2)。次に、参加者PCテレビ会議システムのアプリケ
ーションを起動させ、今、作成したRUSUROKU.
INIに従いDVD−RAMへの記録を開始する(ステ
ップ703)。また図11の中でも述べたが、DSVD
モデム接続による参加者のコンピュータシステムのDV
D−RAMドライブ5への格納内容は、提出資料のデー
タと音声のみである。ここまで、図9から図12迄の説
明は、主催者モードにおけるルーチン図である。
【0020】図13は、Video/Audio接続チ
ェックに成功した後の参加者ユーザのコンピュータシス
テムで動作する、参加者モードルーチンのフローチャー
トである。PCテレビ会議システムのアプリケーション
は、通信網への接続を開始し(ステップ801)、ディ
スプレイ2の画面上に、“システム接続中”の表示をし
(ステップ802)、接続後、主催者側からの送信デー
タ、“会議名:XXXX、会議時間:YY時〜ZZ時”
と“参加者確認中”等の文字データ/テロップを表示す
る(ステップ803)。テロップの表示中は、参加者
は、基本的に何をやっていても良いが、参加者自身が参
加予定者として登録済みの者か、あるいは代理のものか
で、会議開催までの参加者の対応は違ってくる。すなわ
ち、参加者自身が参加予定者であれば、カメラ3の前に
いて何事か行っていれば、主催者はカメラ3の画像より
参加者本人を判断し(ステップ806)、参加者チェッ
ク完了となる。しかし、参加者自身が代理である場合等
は、主催者との画像/音声による確認が必要となる為、
自分の確認終了待ちをする必要がある(ステップ80
7)。主催者による参加者の確認が終了すると、主催者
を含め、参加者自身を除いてのマルチ画面、及びDVD
−RAMドライブ5への格納開始となる(ステップ80
8)。
【0021】図14は、カメラに対するエンコード機能
の設定ルーチンを示すフローチャートである。本ルーチ
ンは、図7で示したカメラ’における動画に対する機能
設定部に対応するものである。ユーザは、カメラ3’
で、MPEGエンコードを行うか否かを選択する(ステ
ップ901)。2.MPEG機能無を選ぶと(ステップ
902)、AVI/Indio Video形式のエン
コード機能がセットされる(ステップ908)。一方、
1.MPEG機能有を選ぶと、次は、MPEG2エンコ
ードかMPEG1エンコードかを選択する(ステップ9
03)。次に、主催者か否かの判断が入り(ステップ9
05)、主催者ならば、画像は、MPEG2エンコード
機能がセット(ステップ906),音声は、Dolby
AC−3,5.1chデジタルサラウンド機能が、強制
的にセットされる(ステップ907)。よって、主催者
のカメラには、必ず、MPEG2エンコード機能を有し
なければならない。主催者でない場合は、2.MPEG
1エンコードを選ぶと、画像はMPEG1エンコード機
能がセットされ(ステップ909),音声は、MPEG
AUDIO機能がセットされる(ステップ910)。
また、1.MPEG2エンコードを選ぶと、画像/音声
は、それぞれ上記の主催者の設定と同じになる。以後、
上記の設定に基づき、画像/音声取り込みをし(ステッ
プ911)、データエンコード開始(ステップ91
2)、エンコードデータをPCテレビ会議システムのP
Cへ転送する(ステップ913)。このルーチンの中
で、“主催者か否かの判断”をし、主催者にMPEG2
を義務づけたのは、少なくとも、主催者は会議内容の全
容について管理対象者となるべきと考えた為であり、参
加者にMPEGの選択余裕をあたえたのは、MPEG2
データのエンコード回路、及び、ボードが高価である
為、カメラのMPEG機能としては、MPEG2をオプ
ション設定とし、MPEG1を標準搭載するものとして
設定した為である。
【0022】図15は、別ウィンドウにより他の参加者
と会話ができる方法を取り入れたPCテレビ会議システ
ムのアプリケーションの動作状態図である。ディスプレ
イ2上には、自分を除く、会議参加者が一つのウィンド
ウ内にマルチ表示されている。その横のD部のウィンド
ウでは、会議参加者の一人、図では下の段の中央の参加
者と話者の内容について、文書レベルでの通信中であ
り、文書はテキスト文書や作図データも可であり、会話
もしている。但し、ユーザの画像は、会議の運用で使わ
れている為、使用できない。D部ウィンドウでの別アプ
リケーションは、本PCテレビ会議システムのアプリケ
ーションとは全く関係なく、市販のLAN系双方向通信
ソフトである。このD部ウィンドウでの別アプリケーシ
ョンは、PCテレビ会議の流れを妨げず、他に何等の影
響も無く動作する。
【0023】図16は、画像表示と音声取込機能を取り
入れた大容量ライタブル機器、DVD−RAMドライブ
5からの起動モードを設定する為のルーチンのフローチ
ャートである。PCテレビ会議システムのパワーオン時
(ステップ1001)、メモリーチェックや周辺チェッ
ク中にC−MOS設定の割り込み可になった時、CTR
L+ALT+DELETEキー押下し(ステップ100
2)、C−MOSのセットアップを実施する(ステップ
1003)。リムーバブルドライブ:ブータブルにセッ
トし(ステップ1004)、ESCキーを押下すること
により(ステップ1005)、C−MOSデータのセー
ブを行い(ステップ1006)、再起動をかけ、DVD
−RAMドライブ5からのシステム起動(ステップ10
09)、OS(Windows 95/NT)の起動と
なる。その後、DVD−RAM5内のバッチプログラム
/スタートアップにより、テレビ会議システムアプリケ
ーションが起動し(ステップ1011)、テレビ会議シ
ステムの初期設定、メインルーチンへの処理と移行する
(ステップ1012)。以降の図では、本発明の中で、
会議終了後等における編集機能について説明する。
【0024】図17は、DVD−RAMドライブに記録
したデータをDVD−RAM媒体内のアプリケーション
でプレゼン資料やホームページの作成をする為のルーチ
ンを示すフローチャートである。会議録(音声+デー
タ、各参加者分)データに対し(ステップ1101)、
作成書類形式の選択を行う(ステップ1102)。各書
類形式を選択すると、次に、実際に作成するツールの形
式を選択する(ステップ1103)。画像の使用の選択
をし(ステップ1107)、画像を使用しない場合は、
図3で示した各パケットデータの各参加者の分から(A
〜F).Idn,(A〜F).AUDIOnの部分のみ
を取り出し(ステップ1111)、更に、(A〜F).
AUDIOnをチェックして、ブランクでない(発言内
容有)の部分とそれに対応した発言者名を一度、テキス
ト文書化した後、各ツール形式への文書化が行われ、ユ
ーザが指定するDVD−RAMドライブ5内のディレク
トリに格納される(ステップ1113,1114)。画
像の使用を選択すると、次に、必要な画像の選択をする
かどうかの選択に入る。画像の選択をしなければ、音声
内容に適した(発言内容有部)画像の代表Iフレームが
自動選択される(ステップ1109)。代表Iフレーム
は、発言が数フレーム間続いた場合、ほぼ、中央のフレ
ームとなる。
【0025】画像の選択をする場合(ステップ110
8)、複数の必要な画像を画像一覧(各パケットをペー
ジャでめくりながら、画像確認)からの選択か、動画中
からの取り込み(画面選択)をして選択する(ステップ
1110)。この後は、画像に対応した音声を文書化し
(ステップ1111)、選択した画像と連結し(ステッ
プ1112)、ユーザが指定するDVD−RAMドライ
ブ5内のディレクトリに格納される(ステップ111
3,1114)。また例えば、本プレゼン資料やホーム
ページの作成アプリケーションを動作させる時、選択画
面で、1.ワープロ/作表(ステップ1103)、1.
WORD(ステップ1104),画像使用する?(ステ
ップ1107)Y、画像選択する?(ステップ110
8)Nを選択することが、分かっている場合は、アプリ
ケーションの起動時に、オプションスイッチ −1 −1
−Y−Nをつけて、起動することにより、完全自動で
資料作成が行われる。この資料作成でのPC作業時、3
2MBのRAMをRAM−DISKとして、数枚使用す
ることにより、選択画像の一時待避やワーク領域として
の利用で作成効率をアップしている。このRAMは、今
回、PCの拡張RAMソケットにあるが、DVD−RA
Mドライブ5ユニットの内部で持つことが望ましい。
【0026】図18は、本発明におけるDVD−RAM
ドライブに記録した画像データをDVD−RAM媒体内
のアプリケーションで静止画編集、動画編集する為のル
ーチンを示すフローチャートである。会議録(音声+デ
ータ、各参加者分)データに対し(ステップ120
1)、変換先データ種類の選択、動画モード/静止画モ
ードのどちらかを選択する(ステップ1202)。1.
動画モードの選択をすると(ステップ1203)、次
に、実際に作成する動画形式を選択する(ステップ12
05)。対応の動画形式は、本PCテレビ会議システム
の画像に使用のMPEG1/2,AVI形式の他、Qu
ick Time for WindowsのMOV形式
やPCのビデオキャプチャ時、良く使われるMotio
n Jpeg形式等があり、変換した会議録動画は、本
PCテレビ会議システムとは関係ないユーザやPCでも
閲覧することができる。また、2.静止画モードを選択
すると(ステップ1204)、JPEG/TIFF/B
MP(DIB)/PIC/PICT(for Mac)
の対応静止画を選択できる(ステップ1206)。各項
目選択後、DVD−RAM媒体内データのパケットの画
像部のみ取り出しては、変換元データ(32MBのRA
M×n枚)へセットし(ステップ1207)、転送して
変換作業を行い(ステップ1208)、ユーザ指定のD
VD−RAMドライブ5内のディレクトリに格納する
(ステップ1209,1210)。また例えば、本画像
変換アプリケーションを動作させる時、選択画面で、
1.動画モード(ステップ1203)、2.MOV形式
(ステップ1205)を選択することが分かっている場
合は、アプリケーションの起動時に、オプションスイッ
チ −1 −Y−2をつけて、起動することにより、完全
自動に資料作成が行われる。今回も、図16で述べたよ
うに、変換作業時に32MBのRAMをRAM−DIS
Kとして使用しているが、動画変換の場合、情報量/変
換回数/変換頻度が多くなる為、データのやり取りが外
部バスクロック(66Mhz等)でネックになることの
無いように、少なくとも、DVD−RAMドライブ5ユ
ニット内部で持つことが望ましい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PCテレビ会議を行うことにより、会議内容および会議
議事録をリムーバブルで大容量なライタブル機器を備え
たコンピュータシステムにおいて、高画質、高音質、リ
アルタイムにより記録することができる。また、上記の
リムーバブルメディアのみで文書の編集、プレゼン資料
の編集を主催者/参加者のいずれも使用することがで
き、かつ会議非参加者への会議議事録の記録を完全に行
うことができ、しかも関係者外への漏れ防止を行うこと
ができる。さらに、加者者毎に記録ファイルを作成/表
示することなく、複数の会議参加者を同時に記録、表示
/非表示を区別して行うことができる。また、会議中
に、他の非参加者との通信も任意に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すPCテレビ会議システ
ムの全体構成図である。
【図2】本発明を取り入れた個々のPC構成図である。
【図3】本発明のPCテレビ会議システムで使用される
送信パケットデータの構成図である。
【図4】本発明を取り入れた個々のPC構成図(1)で
ある。
【図5】本発明を取り入れた個々のPC構成図(2)で
ある。
【図6】本発明を取り入れた個々のPC構成図(3)で
ある。
【図7】本発明を取り入れた個々のPC構成図(4)で
ある。
【図8】PC上動作アプリケーション初期動作のmai
nルーチンのフローチャートである。
【図9】PC上動作アプリケーション初期動作の主催者
モードルーチンのフローチャートである。
【図10】図9におけるルーチンa,bのフローチャー
トである。
【図11】図9におけるルーチンe,e’のフローチャ
ートである。
【図12】図11で使用されているルーチンfのフロー
チャートである。
【図13】本発明における参加者モードルーチンのフロ
ーチャートである。
【図14】本発明におけるカメラ機能/動画パターン決
定ルーチンのフローチャートである。
【図15】本発明におけるシステム動作時モニターの状
態図である。
【図16】DVD−RAMドライブのブータブル、C−
MOS設定ルーチンのフローチャートである。
【図17】DVD−RAM内データの文書/プレゼン資
料作成ルーチンのフローチヤートである。
【図18】DVD−RAM内画像データの変換設定ルー
チンのフローチャートである。
【符号の説明】
1…コンピュータユニット本体、2…ディスプレイ装
置、3…画像用CCDカメラ、4…音声入力用のマイ
ク、5…ライタブル機器(DVD−RAMドライブ)、
6…ライタブル機器(PD/MOドライブ)、7…キー
ボード、8…マウス、10…通信網、11…ISDN回
線、12…LAN回線、9…音声/データのみのディス
プレイ装置、21…ビデオ・コーデック、22…オーデ
ィオ・コーデック、23…アドレスデータ(IP)、2
4…符号化部、25…網インターフェース部、26…
網、27…入力切替部、28…データ識別部、29…画像
デコーダ、30…音声デコーダ、31…データポート、
32…音声制御部、33…画像制御部、34…記憶装置
制御部、35…キャッシュメモリ、36…遅延回路、3
7…アドレス識別部、38…通信制御部、39…網信号
制御部、40…コンピュータ部、41…ビデオ入力部、
42…オーディオ入力部、43…資料データ、46…ス
ピーカ、41’…資料データ、44…画像データ、45…
音声データ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムを介して相互に接続された
    複数のコンピュータユニット本体と、各本体にそれぞれ
    取り付けられ、画像を表示するためのディスプレイ装置
    と、該画像を取込む機能を有する装置と、音声を取込む
    機能を有する装置と、文字や数字をキー入力するための
    装置と、前記ディスプレイ装置上のカーソルを制御する
    ための装置とを有するコンピュータシステムにおいて、 各コンピュータユニット相互間でPCテレビ会議が行わ
    れる際に、該PCテレビ会議の内容をディジタルに記録
    するための、該コンピュータユニット本体に内蔵された
    大容量ライタブル機器であるDVD−RAMドライブの
    DVD−RAM媒体と、 該DVD−RAM媒体に記録されたデータを、該DVD
    −RAM媒体内のアプリケーションにより、ホームペー
    ジ用に文書化したり、プレゼン用の資料を作成する手段
    と、 該DVD−RAM媒体内のアプリケーションにより、静
    止画/動画のいずれにも変換する手段とを具備すること
    を特徴とするDVD−RAM応用会議システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDVD−RAM応用会
    議システムにおいて、 前記PCテレビ会議は、B−I
    SDNやLAN等の通信網を介して相互接続されている
    コンピュータユニット本体間で行われ、 前記コンピュータシステムの任意の1台は、PCテレビ
    会議の主催者としてホストの機能を行い、該PCテレビ
    会議への参加予定者の実際の参加状況を確認し、非参加
    者のコンピュータシステムに対して、非参加者のDVD
    −RAMドライブにリアルタイムに記録することによ
    り、会議内容の通知および連絡を行い、また非参加者に
    は、二次的に電話回線による出欠確認、非参加者PCの
    起動および記録を行うことを特徴とするDVD−RAM
    応用会議システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のDVD−RAM応用会
    議システムにおいて、 前記PCテレビ会議に参加しているコンピュータシステ
    ムのカメラは、MPEG/AVI等のデータエンコード
    機能を有し、該コンピュータシステムはエンコード機能
    の有無を、およびMPEG時には、MPEG1またはM
    PEG2を、それぞれ選択し、MPEG1時には、MP
    EG AUDIOを、MPEG2時には、音声がドルビ
    AC−3,5,1chデジタルサウンドであることを特
    徴とするDVD−RAM応用会議システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のDVD−RAM応用会
    議システムにおいて、 前記PCテレビ会議を行う場合、複数の会議参加者が記
    録されると共に、ディスプレイ上にも同様に表示されて
    おり、特に任意の参加者のみをディスプレイ上に表示し
    たり、非表示にすることもでき、 また、該PCテレビ会議システムのブート機器が大容量
    ライタブル機器のDVD−RAMドライブであり、該会
    議の内容を該DVD−RAMドライブにデジタル記録す
    る際に、複数の会議参加者のデータを同時に記録し、 また、複数の会議参加者が記録されたデータを、パレン
    タルロック編集して記録することを特徴としたDVD−
    RAM応用会議システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のDVD−RAM応用会
    議システムにおいて、 前記PCテレビ会議がウィンドウズ上で展開されてお
    り、該PCテレビ会議中に、該会議を阻害したり、会議
    記録に影響することなく、別ウィンドウを開くことによ
    り、他のPCテレビ会議参加者と会話やデータのやりと
    りを行い、 また、前記PCテレビ会議の参加予定者が都合が悪くな
    った時には、該参加予定者が留守録をセットして、予め
    留守録用のINIファイルを作成しておくことにより、
    非参加者でもDVD−RAMの所望の場所に会議録を格
    納でき、 さらに、前記DVD−RAM媒体に記録されたデータ
    は、画像および音声から会議内容の一部に公開制限を設
    け、基本的にその個所を表示しないようにして、会議関
    係者外への情報漏れを防止し、パスワード入力により公
    開制限解除をして表示するよう編集/記録することを特
    徴とするDVD−RAM応用会議システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1564992A1 (en) * 2004-02-13 2005-08-17 Seiko Epson Corporation Method and system for recording videoconference data
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