JPH116926A - 光ファイバブラッグ格子書き込みのための自動高精度波長制御装置及び方法 - Google Patents

光ファイバブラッグ格子書き込みのための自動高精度波長制御装置及び方法

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JPH116926A
JPH116926A JP10155970A JP15597098A JPH116926A JP H116926 A JPH116926 A JP H116926A JP 10155970 A JP10155970 A JP 10155970A JP 15597098 A JP15597098 A JP 15597098A JP H116926 A JPH116926 A JP H116926A
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    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
    • G02B6/02076Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings
    • G02B6/02123Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by the method of manufacture of the grating
    • G02B6/02152Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by the method of manufacture of the grating involving moving the fibre or a manufacturing element, stretching of the fibre
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    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
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    • G02B6/02133Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by the method of manufacture of the grating using beam interference

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の光ファイバブラッグ格子を形成する
ためのコンピュータ制御型の装置及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明の装置(10)は、紫外線ビーム(18)
を発生するためのレーザ(12)と、このビーム(18)を受け
取るためにレーザ(12)の下流に配置された回転可能なプ
リズム(32)と、このプリズム(32)により形成される高い
縞周波数の干渉像(86)を受け取るためにプリズム(32)の
底縁(84)付近に配置された光ファイバ(48)とを備えてい
る。プリズム(32)は、ファイバコアにおけるブラッグ波
長を変化させるために、ビーム(18)の入射角に対して予
め選択されたピボット点(36)の周りでプリズム(32)を回
転する回転段(14)に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ブラッグ
格子に係り、より詳細には、ブラッグの中心波長を正確
に制御して高品質の光ファイバブラッグ格子を形成する
装置及び方法に係る。
【0002】
【従来の技術】ほとんどの光ファイバブラッグ格子は、
ファイバのコアを強力な空間的に変調された紫外線(U
V)ビームに曝すことにより製造される。UV光は、光
ファイバのコア材料の屈折率の増加を誘起する。その
後、ファイバのコアに沿って放射された光は、空間的変
調周期(Λ)及び光の波長(λ)がブラッグ条件λB
2nΛを満足する場合だけ反射される。但し、nは、フ
ァイバコアの平均屈折率である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知技術によれば、光
ファイバブラッグ格子において反射波長の中心を正確に
位置決めするには、光学系の飽き飽きするほどの再整列
を必要とする。適切な縞間隔を有するホログラフ的な縞
パターンを形成するには、プリズム技術におけるプリズ
ム及び円柱状レンズや、開放ホログラフ技術におけるビ
ームスプリッタ、合成ミラー及び収束レンズのようなビ
ーム合成光学系を正確に位置設定することを必要とす
る。これは、光ファイバブラッグ格子の製造を時間のか
かるものにすると共に、大規模な商業的実施を不可能に
する。従って、ブラッグの中心波長を正確に制御して光
ファイバブラッグ格子を定常的に製造する装置及び方法
を提供する技術が要望される。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記及び他の目的は、高
品質の光ファイバブラッグ格子を製造するためのコンピ
ュータ制御型の装置及び方法によって達成される。好ま
しくは、この装置は、紫外線ビームを発生するレーザ
と、ビームを受け取るためにレーザの下流に配置された
回転可能なプリズムと、このプリズムにより形成される
高い縞周波数の干渉像を受け取るためにプリズムの底縁
の付近に配置された光ファイバとを備えている。プリズ
ムは、ファイバコアにおいてブラッグ波長を変化させる
ためにビームの入射角に対して予め選択されたピボット
点のまわりでプリズムを回転させる回転段に接続され
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の効果及び目的がいかに達
成されるかを明らかにするために、添付図面を参照して
本発明の特定の実施形態について詳細に説明する。これ
らの図面は、本発明の好ましい実施形態を単に例示する
ものに過ぎず、本発明をこれに限定するものではないこ
とを理解されたい。
【0006】添付図面の図1は、光ファイバブラッグ格
子を形成するための本発明の装置を参照番号10で一般
的に示している。この装置10は、一般に、レーザ12
と、回転段14と、遠フィールドカメラ16とを備えて
いる。レーザ12は、紫外線ビーム18を発生するのに
適した市場で入手できる連続波(CW)レーザであるの
が好ましい。レーザ12は、倍周波数出力を発生するよ
うにレーザキャビティ内にベータ−硼酸バリウム(BB
O)結晶を含むアルゴンイオンレーザであるのが更に好
ましい。例えば、レーザ12は、長いコヒレンス長さ及
び高いビーム品質をもつ244nm波長の100mW
CWビーム18を発生することができる。チューブ19
は、ビーム18を包囲し、外気流が波頭歪を生じるのを
防止するのに使用される。
【0007】半波長プレート20は、ビーム18の偏光
を90°回転するためにレーザ12と光学的に通信す
る。ビーム18の極性の回転は、以下に述べる正しい高
周波数の縞パターンを形成するために必要とされる。ガ
リレイ望遠鏡22は、ビーム18を受け取るために半波
長プレート20の下流に配置される。ガリレイ望遠鏡2
2は、ビーム拡張のための負のレンズ24と、レーザ1
2から中心ビームを分離するためのアパーチャー26
と、ビームを所望の直径にコリメートするための正のレ
ンズ28とを含む。ここでは、1.6cm直径のビーム
が使用されるのが好ましい。ビーム18から線焦点を形
成するためにガリレイ望遠鏡22に対して受光関係で円
柱状レンズ30が配置される。焦点距離15cmの円柱
状レンズがこの目的に特に良く適していると分かった。
【0008】プリズム32は、円柱状レンズ30から線
焦点を受け取るように回転段14に接続される。プリズ
ム32は、UVグレードの溶融シリカで作られた2イン
チ型のプリズムであるのが好ましい。回転段14は、ビ
ーム18の入射角に対してプリズム32を正確に回転す
るためにナノコントローラ34と通信する。プリズム3
2を回転することによりブラッグ波長を変化させること
ができる。プラスチック包囲体35は、波頭歪を最小に
するために光学系を収容する。図2を参照すれば、プリ
ズム32が回転するところのピボット点36は、プリズ
ム32が格子間隔を変えるために回転されたときに線焦
点とファイバコアの適切な整列を確保する。以下に詳細
に述べるように、光ファイバブラッグ格子の自動的な製
造は、ピボット点36を適切に選択することにより改善
される。適切な選択により、ピボット点36は、新たな
ブラッグ波長へ切り換わるときにプリズム32を並進移
動する必要性を軽減する。
【0009】再び図1を参照すれば、ナノコントローラ
34は、コンピュータ即ち中央処理ユニット(CPU)
38と、モニタ40と、キーボード42とを含む。又、
CPU38は、専用キーボード46を含むビーム診断シ
ステム44とも通信する。以下に詳細に述べるように、
ナノコントローラ34は、プリズム32の角度を調整す
るための駆動信号を供給する。この調整は、CPU38
により制御される。光ファイバ48は、ファイバ取付部
50によりプリズム32に隣接して固定される。図3a
−3cから明らかなように、ファイバ48は、3軸並進
移動段52に張力で保持され、3軸並進移動段52は、
1ミクロンの調整分解能を有するのが好ましい。この調
整レベルが好ましい理由は、ファイバ48のコア直径が
2ないし5ミクロン程度に小さいからである。最終並進
移動段54は、ファイバ48の一端56を上下に移動
し、プリズム32の2つの経路からの線焦点がファイバ
コアと一致するよう確保する。2つの線焦点により形成
される単一スリット回折パターンをファイバコアからず
れて回折するように調整することにより最終的な調整が
与えられる。
【0010】ファイバ48に加えられる張力は、ファイ
バ取付部50に取り付けられたゲージ58に表示される
値を監視することによりセットされる。ファイバ48に
加えられる特定に張力に対して波長のシフトが実現され
る。波長の位置決め設定を行うときには、この既知の量
が考慮される。2インチの溶融シリカプリズム32の1
チップがカットされて1インチの面を形成することに注
意されたい。これは、張力のもとでのファイバ48の垂
下を最小にする。又、ここで図1も参照すれば、ナノコ
ントローラ34は、駆動信号をナノドライブ100へ送
信し、該ナノドライブは、プリズム32の角度を調整す
るように回転ドライブ104のモーメントアーム102
を移動する。ナノドライブ100は、CPU38により
制御され、マイクロラジアン角度の間隔を与えるように
ナノドライブ100をステップさせる。プリズム32の
特定の角度は、以下に述べるようにブラッグ波長に必要
な角度にセットされる。
【0011】図1から明らかなように、光ファイバ48
は、発光ダイオード(LED)60と光学スペクトル分
析器62との間に延びる。このように、プリズム32を
介して光ファイバ48により受け取られる放射は、LE
D60で観察できる。又、格子が形成されている間に送
信スペクトルを分析器62で監視して、ブラッグ格子の
波長及び反射率を確認することができる。このように、
所望の反射率を得ることができる。第1及び第2のミラ
ー64及び66は、プリズム32と光学的に連通し、そ
こからの放射を受け取り及び反射する。第1及び第2の
ミラー64及び66は、この放射を遠フィールドカメラ
16へ向ける。好ましくは、この遠フィールドカメラ1
6は、遠フィールドレンズ68と、UV感知の電荷結合
デバイス(CCD)カメラ70とを含む。このCCDカ
メラ70は、整列中にプリズムの角度をセットするのに
使用される。CCDカメラ70からの像は、ビーム診断
システム44に入力され、このシステムは、所定の角度
を得るための駆動情報をナノコントローラ34に与え
る。
【0012】遠フィールドレンズ68は、カメラ70に
放射を収束するために1mの焦点距離を有するのが好ま
しい。従って、遠フィールドカメラ16は、調整なしに
18.5nmの同調範囲を感知する。更に、カメラ70
を移動することにより更に大きな捕獲範囲を得ることが
できる。これは、調整の前に所望の波長を決定すること
により校正を失わずに達成されるのが好ましい。図5及
び5を参照すれば、プリズム32は、1300nmのブ
ラッグ格子を書き込むのに適した第1位置と、1550
nmのブラッグ格子を書き込むのに適した第2位置とで
示されている。これらの波長は、通信業界で特に関心の
あるものである。しかしながら、本発明は、他の波長範
囲内のブラッグ格子を書き込むのにも適していることに
注意されたい。更に、ここに述べる特定の波長は、波長
の領域を表し、それ故、ここに示された特定の波長に制
限されないことを理解されたい。上記のように、プリズ
ム32は、これを予め選択されたピボット点36の周り
で回転することにより新たなブラッグ波長位置へ移動す
ることができる。しかしながら、ピボット点36が適切
に選択されない場合には、最適な整列を維持するように
プリズム32を並進移動しなければならない。
【0013】図4に示すように、プリズム32は、15
50nmのブラッグ格子を書き込むのに適した位置にあ
る。明らかなように、UV書き込みビームの中心軸72
は、プリズム32の傾斜面74に入射する。プリズム3
2の傾斜面74に対するUVビーム18の入射角θの特
定の関係は、次の数1の式で表される。
【数1】 但し、n0=ブラッグ波長におけるファイバコアの屈折
率、 n=UV波長(244nm)におけるプリズムの屈折
率、 θ=入射角、 λuv=UV光の波長、そして λB=ブラッグ波長、 である。
【0014】ここに示す実施形態では、UVビーム18
は、プリズム32に入るときに屈折し、中心軸72は、
プリズム32の頂点76へと移動する。ビーム18の左
部分78は、内部全反射によりプリズム32の側面80
から反射し、一方、ビーム18の右部分82は、プリズ
ム32の底縁84へと直進する。底縁84において、ビ
ーム18の右部分82は、ビーム18の左部分78に重
畳し、ブラッグ格子の書き込みに必要な高い縞周波数の
干渉像86を形成する。ビーム18の中心軸72がプリ
ズム32の頂点76に交差しないときには、ビームの重
畳が非対称となることが明らかである。即ち、ビーム1
8の左部分78又は右部分82が、ビーム18の他の半
部分82、78と同じ空間的な広がりをもたなくなる。
ブラッグ波長を変更するように最適なピボット点36の
周りでプリズム32を回転することにより対称的な重畳
が確保される。プリズム32の並進移動は、不適切なピ
ボット点36の周りで回転が行われる場合にUV書き込
みビーム18の左部分78及び右部分82の対称的な重
畳を達成するために必要とされる。
【0015】図5は、1300nmのブラッグ格子を書
き込むためにビーム経路に対して配置されたプリズム3
2aを示す。明らかなように、UV書き込みビーム18
の中心軸72は、プリズム32aの斜面74aに入射す
る。更に、ビーム18の左部分78は、プリズム32a
の側面80aで反射し、そしてプリズム32aの底縁8
4aにおいてビーム18の右部分82と重畳し、必要と
される高い縞周波数の干渉像86を形成する。
【0016】図6を参照すれば、図4のプリズム32及
び光線路が図5のプリズム32a及び光線路に重畳され
て、UVビーム18が共通になっている。又、この図
は、1300nm及び1550nmの両方においてブラ
ッグ格子を書き込むためにプリズム32が回転されると
ころのピボット点36も示している。これを達成するた
めに、プリズム32の角88a、88b、88cが、他
のプリズム32aの対応する角90a、90b、90c
にグラフ的に接続されている。各接続線の垂直2等分線
92a、92b、92cは、プリズム32の内部に向か
って延びる。3つの垂直2等分線92a、92b、92
cの交点94が、最適なピボット点36を位置決めす
る。垂直2等分線92aが図7に詳細に示されている。
【0017】プリズム32は、1300nmのブラッグ
格子の位置又は1550nmのブラッグ格子の位置に選
択的に位置設定するようにピボット点36の周りで回転
される。UVビーム18に沿った軸方向位置は、2つの
位置に対するプリズム32内の経路長さの差が受け入れ
られて、ビーム18の円柱状焦点がプリズム32の底縁
84のすぐ外側に留まるように選択される。これは、ビ
ーム18の円柱状焦点が光ファイバ48(図1)のコア
に接触するよう確保する。
【0018】図8には、円柱状レンズ30及びプリズム
32が詳細に示されている。線焦点をファイバ48と適
切に整列するように確保するために、円柱状レンズ30
をビーム18に対して回転することが必要である。これ
を行うために、円柱状レンズ30は、ビーム18に対し
て非直角となるよう回転され、線焦点をプリズム32の
斜面74に平行にすると共に、ファイバ48に一致させ
るようにする。これはプリズム32の底縁84に適切に
整合された干渉を確保し、ファイバ48のコアに高い空
間周波数の干渉像86を生じさせると共に、光ファイバ
ブラッグ格子を形成するのに必要な空間的に変調された
UV光線を形成する。
【0019】図9及び10を参照すれば、適切な干渉を
確保するための円筒状レンズ30の正確な角度は、光線
追跡図により決定される。図9には、1315nmのブ
ラッグ波長に対するプリズム32及び円柱状レンズ30
の角度が示されている。同様に、1546nmのブラッ
グ波長に対するプリズム32及び円柱状レンズ30の角
度が図10に示されている。しかしながら、UVビーム
18の左部分78及び右部分82の重畳を最適化するた
めに、円柱状レンズ30の回転により、回転段14(図
1)を既知の僅かな量だけ並進移動させる必要があるこ
とに注意されたい。
【0020】図6ないし10に示すように、ピボット点
36の周りでのプリズム32の回転は、1550nm及
び1300nmの領域においてブラッグ格子を書き込み
するときに有効である。しかしながら、しかしながら、
円柱状レンズ30が1300nmから1550nmへ波
長領域を変化するときに光学角度に回転された場合に
は、プリズム32をUVビーム18の方向に垂直に並進
移動することにより重畳を最適なものにしなければなら
ない。しかしながら、実際には、1300nmと155
0nmの格子を書き込むための理想的な位置間の中間で
ある円筒状レンズ30の妥協位置が選択される。このよ
うに、1300nmから1550nmへの全領域にわた
り並進移動が要求されるのではない。円筒状レンズ30
の妥協位置は、プリズム方法に典型的な鋭い半ガウスプ
ロファイルを柔軟にするという効果を追加する。この柔
軟なプロファイルは、優れたサイドローブ抑制を生じ
る。
【0021】従って、図11に示すように、プリズム3
2のピボット点36は、ある波長領域から別の波長領域
へ、例えば、1300nmから1500nmへ変更する
ときに有効に保持される。従って、ブラッグの中心波長
の正確な制御に伴い高品質のブラッグ格子を日常的に製
造することができる。更に、異なる波長で書き込むため
に公知システムに必要とされた装置要素の飽き飽きする
ような再整列は軽減される。以上の説明から、当業者で
あれば、本発明の広範な技術が種々の形態で実施できる
ことが明らかであろう。それ故、本発明を特定の実施形
態について説明したが、添付図面、それを参照した説
明、及び特許請求の範囲から、他の変更や修正が当業者
に明らかであろうから、本発明は、上記の説明に限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラッグの中心波長を正確に制御して光ファイ
バブラッグ格子を製造するための本発明による装置の概
略上面図である。
【図2】図1の2−2線に沿ったプリズム及び回転段の
詳細な図である。
【図3a】図1の光ファイバ取付部及び回転段を示す図
である。
【図3b】図1の光ファイバ取付部及び回転段を示す図
である。
【図3c】図1の光ファイバ取付部及び回転段を示す図
である。
【図4】本発明により1550nmのブラッグ格子を書
き込むためのプリズム及びビーム経路を示す図である。
【図5】本発明により1300nmのブラッグ格子を書
き込むためのプリズム及びビーム経路を示す図である。
【図6】図4のプリズム及びビーム経路を図5のプリズ
ム及びビーム経路に重畳した図であって、一致するUV
ビーム中心経路及び最適なピボット点を含む図である。
【図7】図6の7−7線に沿った垂直2等分線を詳細に
示す図である。
【図8】高周波数の干渉像を形成するように重畳する入
射UVビームの多数の線及び経路を示す図である。
【図9】1500nmブラッグ波長に対する円柱状レン
ズの角度及びそれに対応するプリズムの角度を示す図で
ある。
【図10】1300nmブラッグ波長に対する円柱状レ
ンズの角度及びそれに対応するプリズムの角度を示す図
である。
【図11】図示された入射角度に対する最適なプリズム
ピボット点を示す図である。
【符号の説明】
10 光ファイバブラッグ格子を形成する装置 12 レーザ 14 回転段 16 遠フィールドカメラ 18 紫外線ビーム 20 半波長プレート 22 ガリレイ望遠鏡 24 負のレンズ 26 アパーチャー 28 正のレンズ 30 円柱状レンズ 32 プリズム 34 ナノコントローラ 36 ピボット点 38 CPU 40 モニタ 42 キーボード 44 ビーム診断システム 48 光ファイバ 50 ファイバ取付部 54 最終的な並進移動段 60 LED 62 光学スペクトル分析器 64、66 ミラー 68 遠フィールドレンズ 70 CCDカメラ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある範囲のブラッグ波長にわたり光ファ
    イバブラッグ格子を書き込むための装置において、 紫外線ビームを発生するレーザと、 上記ビームがプリズムの斜面に入射するように上記レー
    ザの下流に配置されたプリズムと、 上記ビームの線焦点を上記プリズムの斜面に平行に整列
    するように上記レーザと上記プリズムとの間に介在され
    た円柱状レンズと、 上記プリズムに接続され、上記ビームの入射角に対して
    予め選択されたピボット点のまわりで上記プリズムを回
    転し、上記範囲内で上記ブラッグ波長を変化させるため
    の回転段と、 上記プリズムの底縁付近に配置され、上記ビームから上
    記プリズムにより形成された高い縞周波数の干渉像をコ
    ア部分で受け取るための光ファイバとを備え、上記高い
    縞周波数の干渉像が上記ブラッグ格子をそこに書き込む
    ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記入射角を監視するために上記プリズ
    ムと光学的に連通する遠フィールドカメラを更に備えた
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記プリズムの上記底縁付近に上記ファ
    イバを固定するためのファイバ取付部を更に備え、この
    ファイバ取付部は、上記線焦点に対して上記コアの位置
    を調整するための3軸並進移動段を含む請求項1に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 上記ビームの偏光を90°回転するため
    に上記レーザと上記円柱状レンズとの間に介在された半
    波長プレートを更に備えた請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記ビームの直径を所定サイズに変更す
    るために上記レーザと上記円柱状レンズとの間に介在さ
    れたガリレイ望遠鏡を更に備えた請求項1に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 上記ブラッグ格子が形成される間に上記
    コアの波長及び反射率を監視するために上記光ファイバ
    の第1端に接続された光学スペクトル分析ダイオードを
    更に備えた請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記ビームに対して上記プリズムを正確
    に回転するために上記回転段に作動的に接続されたナノ
    コントローラを更に備えた請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記ピボット点は、1550nmのブラ
    ッグ格子を書き込むための第1の向きと、1300nm
    のブラッグ格子を書き込むための第2の向きとの間で上
    記プリズムを回転するところの位置に配置される請求項
    1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記レーザは、更に、倍周波数出力を発
    生するためのベータ−硼酸バリウム結晶を含むアルゴン
    イオンレーザである請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記ビームは、更に、244nm波長
    の100mW連続波ビームである請求項1に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 上記プリズムは、更に、1インチ面を
    形成するように1つのチップが除去された2インチ型の
    溶融シリカプリズムである請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記円柱状レンズは、更に、焦点距離
    が15cmの円柱状レンズである請求項1に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 上記遠フィールドカメラは、更に、 焦点距離が1メータの遠フィールドレンズと、 上記遠フィールドレンズにより収束された放射を受け取
    るための紫外線感知の電荷結合デバイスと、を備えた請
    求項2に記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記ファイバ取付部は、更に、上記線
    焦点を上記ファイバのコアに整列するために上記ファイ
    バの一端を上記プリズムに対して垂直に移動する最終的
    な並進移動段を含む請求項3に記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記ファイバ取付部は、更に、上記フ
    ァイバに付与される張力に基づいて上記ブラッグ波長を
    シフトするためのテンション部材を含む請求項3に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 上記ガリレイ望遠鏡は、更に、 上記ビームの直径を拡大するためのビーム拡散器と、 上記ビームを所定の直径に維持するためのコリメートレ
    ンズと、を含む請求項5に記載の装置。
  17. 【請求項17】 上記予め選択された直径は、1.6c
    mに等しい請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 上記ナノコントローラは、更に、ビー
    ム診断システムに作動的に接続されたコンピュータを含
    む請求項7に記載の装置。
  19. 【請求項19】 ある範囲のブラッグ波長にわたり光フ
    ァイバブラッグ格子を書き込むための方法において、 紫外線ビームを発生するレーザを選択し、 上記ビームがプリズムの斜面に入射するように上記レー
    ザの下流にプリズムを配置し、 上記ビームの線焦点を上記プリズムの斜面に平行に整列
    するように上記レーザと上記プリズムとの間に円柱状レ
    ンズを介在し、 上記ビームの入射角に対して予め選択されたピボット点
    の周りで上記プリズムを回転して上記範囲内で上記ブラ
    ッグ波長を変化させるために上記プリズムに回転段を接
    続し、 上記ビームから上記プリズムにより形成された高い縞周
    波数の干渉像をコア部分で受け取るように上記プリズム
    の底縁付近に光ファイバを固定し、上記の高い縞周波数
    の干渉像は、上記ブラッグ格子をそこに書き込み、そし
    て上記線焦点を上記ファイバの上記コア部分に整列する
    ように上記プリズムに対して放射受け取り関係で遠フィ
    ールドカメラを配置する、という段階を含むことを特徴
    とする方法。
  20. 【請求項20】 上記プリズムの上記底縁付近に上記フ
    ァイバを固定するためのファイバ取付部を更に設け、該
    ファイバ取付部は、上記線焦点に対して上記コアの位置
    を調整するための3軸並進移動段を含む請求項19に記
    載の方法。
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