JPH1168435A - 受信用面状アンテナ装置 - Google Patents

受信用面状アンテナ装置

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JPH1168435A
JPH1168435A JP21684697A JP21684697A JPH1168435A JP H1168435 A JPH1168435 A JP H1168435A JP 21684697 A JP21684697 A JP 21684697A JP 21684697 A JP21684697 A JP 21684697A JP H1168435 A JPH1168435 A JP H1168435A
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JP
Japan
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box
antenna element
roof
feeding
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP21684697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takera
宏 武良
Takahiro Mizoguchi
高宏 溝口
Kensuke Ishida
謙介 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の屋根面に屋根材を二重に施工するよう
な場合でも、受信用面状アンテナ装置を屋根材と共に容
易に施工できるようにする。 【解決手段】 屋根材39の下面側にアンテナ素子3が
一体に設けられ、アンテナ素子3の給電点8部分に給電
ボックス13が下方突出状に設けられ、アンテナ素子3
の給電点8と受信機側に接続されるケーブル27とを、
給電ボックス13内で接続するようにした受信用面状ア
ンテナ装置において、前記給電ボックス13の下方突出
量が小になるように、給電ボックス13が偏平状に形成
され、前記ケーブル27が給電ボックス13から屋根材
39と略平行に取り出されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ素子を屋
根材に一体に組み込んだ受信用面状アンテナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築物の外観上の体裁を損ねたり風雨等
の外的な要因によって損傷や電波障害を生じさせたりす
る恐れがないようにするために、TV受信用のアンテナ
素子を、屋根材に一体に組み込んだ受信用面状アンテナ
装置が提案されている。この種の従来の受信用面状アン
テナ装置は、例えば図13及び図14に示すように屋根
材51の下面側に、2枚のアンテナシート52間に配置
したアンテナ素子53を一体に設けると共に、アンテナ
素子53の給電点部分に給電ボックス55を下方突出状
に設け、アンテナ素子53の給電点と受信機側に接続さ
れる同軸ケーブル56とを給電ボックス55内で接続す
るようにしたものがあり、受信用面状アンテナ装置の給
電ボックス55は、下方に細長く突出した有底円筒状に
形成され、給電ボックス55の底部にネジ軸58が挿通
され、ネジ軸58に螺合するナット59,60によって
ネジ軸58が給電ボックス55の底部に締め付け固定さ
れている。このネジ軸58に、前記同軸ケーブル56の
コネクタ63を着脱自在に取り付けることにより、アン
テナ素子53の一対の給電点が、給電ボックス55内の
トランス65及びネジ軸58に内嵌した電線を介して同
軸ケーブル56に接続されるようになっている(例えば
特開平9−116320)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
受信用面状アンテナ装置の給電ボックス55は、下方に
細長く突出した有円筒状に形成されており、給電ボック
ス55の下方突出量が大であり、しかも受信機側に接続
される同軸ケーブル56を給電ボックス55から下方に
取り出すようになっていたため、例えば図12に示すよ
うに建物の屋根面に屋根材を二重に施工するような場
合、給電ボックス55及び同軸ケーブル56が邪魔にな
り、施工が困難になるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、建物の屋根
面に屋根材を二重に施工するような場合でも、受信用面
状アンテナ装置を屋根材と共に容易に施工できるように
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第1の技術的手段は、屋根材39の下
面側にアンテナ素子3が一体に設けられ、アンテナ素子
3の給電点8部分に給電ボックス13が下方突出状に設
けられ、アンテナ素子3の給電点8と受信機側に接続さ
れるケーブル27とを、給電ボックス13内で接続する
ようにした受信用面状アンテナ装置において、前記給電
ボックス13の下方突出量が小になるように、給電ボッ
クス13が偏平状に形成され、前記ケーブル27が給電
ボックス13から屋根材39と略平行に取り出されてい
る点にある。
【0006】第2の技術的手段は、前記給電ボックス1
3の下方突出量が、15mm以内に形成されている点に
ある。従って、屋根材39の下面側にアンテナ素子3が
一体に設けられ面状アンテナ装置の給電ボックス13の
下方突出量が極力少なくなり、しかもケーブル27が給
電ボックス13から屋根材39と略平行に取り出されて
いるため、建物の屋根面に屋根材を二重に施工するよう
な場合でも、給電ボックス13及びケーブル27がほと
んど邪魔にならず、このため受信用面状アンテナ装置を
屋根材と共に容易に施工できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に従って説明する。図1及び図3〜図5において、1は
面状のアンテナ本体で、プラスチックフィルムにより構
成した二枚のアンテナシート2と、該アンテナシート2
間に配置したTV受信用のアンテナ素子3とを備える。
アンテナ素子3は、一方のアンテナシート2の表面に導
電性塗料の塗布又は導電性金属箔等の導体の貼り付けに
よって施され、該一方のアンテナシート2に、アンテナ
素子3をサンドイッチ状に挟むように他方のアンテナシ
ート2を重合して、アンテナシート2同士を互いに接着
剤等により接着している。
【0008】前記アンテナ素子3は一対の辺部5と他の
辺部6と一対の辺部5の一端から内方突出された一対の
給電辺部7とを有する。一対の給電辺部7の対向端部に
一対の給電点8が設置されている。なお、アンテナ素子
3の一対の辺部5に屈曲部11が介在されている。この
屈曲部11は、屈曲部11を直線状に延ばした直線状の
辺部に近似した特性を有しており、アンテナ素子3の長
い直線状の辺部に置換可能である。従って、一対の辺部
5に屈曲部11を介在することによって、アンテナ素子
3の対向する一対の辺部5を短く形成して、アンテナ素
子3全体の大きさを短縮することが可能になっている。
【0009】前記アンテナシート2の給電点8部分に
は、プラスチック等により構成された給電ボックス13
が設けられている。図1、図2及び図6〜図10におい
て、前記給電ボックス13は、ボックス本体14と蓋体
15とを備える。ボックス本体14は、円形の底壁16
と底壁16から起立した起立壁17とを有し、起立壁1
7内に、一対の端子溝19、隔壁20、一対の雌ねじ部
21が設けられている。起立壁17より外方の底壁16
に一対の雌ねじ部21と、他の3個の雌ねじ部22とが
設けられている。
【0010】ボックス本体14の底壁16と挟持板26
との間で、一対のアンテナシート2を挟持し、挟持板2
6をボックス本体14の雌ねじ部21に螺合するビス等
によって締め付けることによって、ボックス本体14乃
至給電ボックス13は、アンテナシート2の給電点18
部分に下方突出状に取り付けられている。起立壁17内
の一対の端子溝19に夫々端子金具23が嵌合保持さ
れ、端子金具23の接触片23aは、端子溝19からア
ンテナシート2側に外方突出されて、アンテナ素子3の
給電点8に接続されるようになっている。
【0011】起立壁17内の一対の雌ねじ部21と隔壁
20との間にトランス24が保持され、起立壁17の一
端部に、半割円筒状の保持部25が設けられ、受信機側
に接続される同軸ケーブル27が保持部25に挿通保持
されている。前記一対の端子金具23は、トランス2
4、一対の接続片28を介して同軸ケーブル27に夫々
接続されている。即ち、同軸ケーブル27は、図11に
示すように中心導体31と外部導体32と外被絶縁33
と中間絶縁34とを有し、同軸ケーブル27の端部にケ
ーブルスリーブ29が外部導体32と中間絶縁34との
間に挿入されると共に、環状のケーブルクランプ30が
外被絶縁33上に外嵌され、一方の端子金具23が、ト
ランス24及び一方の接続片28を介して同軸ケーブル
27の中心導体31に接続され、他方の端子金具23
が、トランス24、他方の接続片28及び円筒状のケー
ブルスリーブ29を介して同軸ケーブル27の外部導体
32に接続され、これにより、受信機側に接続される同
軸ケーブル27とアンテナ素子3の給電点8とを給電ボ
ックス13内で接続するようになっている。
【0012】蓋体15は、天壁36と、該天壁36の外
周部から突出した外周壁37と、ボックス本体14の保
持部25に対応する半割円筒状の保持部38とを有し、
ケース本体14にその起立壁17を塞ぐように配置さ
れ、蓋体15の取付孔35及びボックス本体14の雌ね
じ部22を利用してビス等によりボックス本体14に締
め付け固定されている。
【0013】前記アンテナ素子3、2枚のアンテナシー
ト2及び給電ボックス13等によってアンテナ本体1が
構成され、このアンテナ本体1は、図1に示すように挟
持板26、一方のアンテナシート2等を介して接着剤又
は両面接着テープ等により屋根材39の下側表面に貼り
付けられ、これによりアンテナ素子3が屋根材39に一
体に組み込まれて、屋根材39の下面側にアンテナ素子
3が一体に設けられている。
【0014】前記ボックス本体14と蓋体15とを有す
る給電ボックス13は、その下方突出量が小になるよう
に偏平状に形成され、屋根材39の横幅が910mm程
度で屋根材39の厚みが5mm程度であるのに対して、
給電ボックス13の下方突出量は15mm以内に形成さ
れている。また、前記同軸ケーブル27は、受信用面状
アンテナ装置を屋根に配置したとき屋根面の上側に向け
て配線されるように、給電ボックス13から屋根材39
と略平行に取り出されるようになっている。
【0015】屋根材39の下面側にアンテナ素子3が一
体に設けられ受信用面状アンテナ装置は、図12に示す
ように、建物の屋根面に屋根材を二重に施工するような
場合でも、他の屋根材40と共に容易に施工できる。即
ち、屋根の野地板41上に配置されている屋根材40の
上に、さらに防水シート42を配置し、この防水シート
42上に、他の屋根材40と共に受信用面状アンテナ装
置を、給電ボックス13や同軸ケーブル27が殆ど邪魔
になるようなこともなく簡単にしかも防水上の問題もな
く能率よく配置することができる。
【0016】なお、前記実施の形態では、アンテナ素子
3を2枚のアンテナシート2間に配置し、これらを屋根
材39に貼る付けているが、これに代え、屋根材39の
表面に、導電性塗料の塗布又は導電性テープ等の導体の
貼り付けによって直接アンテナ素子3を形成するように
してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、建物の屋根面に屋根材
を二重に施工するような場合でも、受信用面状アンテナ
装置を給電ボックス13や同軸ケーブル27が殆ど邪魔
になるようなこともなく容易に配置でき、屋根の防水性
を損なう恐れもなく能率よく施工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す側断面図である。
【図2】同アンテナ装置の蓋体を取り外した状態の底面
図である。
【図3】同アンテナ装置の側面図である。
【図4】同アンテナ装置の背面図である。
【図5】同アンテナ素子及びアンテナシートの背面図で
ある。
【図6】同ボックス本体の底面図である。
【図7】同図6のA−A線断面図である。
【図8】同図6のB−B線断面図である。
【図9】同給電ボックスの蓋体の平面図である。
【図10】同図9のC−C線断面図である。
【図11】同同軸ケーブルの断面図である。
【図12】アンテナ装置を屋根に設置した状態の側断面
図である。
【図13】従来のアンテナ装置を屋根に設置した状態の
側断面図である。
【図14】従来のアンテナ装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 アンテナ本体 3 アンテナ素子 8 給電点 13 給電ボックス 27 同軸ケーブル 39 屋根材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根材(39)の下面側にアンテナ素子
    (3)が一体に設けられ、アンテナ素子(3)の給電点
    (8)部分に給電ボックス(13)が下方突出状に設け
    られ、アンテナ素子(3)の給電点(8)と受信機側に
    接続されるケーブル(27)とを、給電ボックス(1
    3)内で接続するようにした受信用面状アンテナ装置に
    おいて、 前記給電ボックス(13)の下方突出量が小になるよう
    に、給電ボックス(13)が偏平状に形成され、前記ケ
    ーブル(27)が給電ボックス(13)から屋根材(3
    9)と略平行に取り出されていることを特徴とする受信
    用面状アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記給電ボックス(13)の下方突出量
    が、15mm以内に形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の受信用面状アンテナ装置。
JP21684697A 1997-08-11 1997-08-11 受信用面状アンテナ装置 Pending JPH1168435A (ja)

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