JPH1167636A - 電子ビーム描画装置及び一括図形露光法 - Google Patents

電子ビーム描画装置及び一括図形露光法

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JPH1167636A
JPH1167636A JP9222357A JP22235797A JPH1167636A JP H1167636 A JPH1167636 A JP H1167636A JP 9222357 A JP9222357 A JP 9222357A JP 22235797 A JP22235797 A JP 22235797A JP H1167636 A JPH1167636 A JP H1167636A
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electron beam
aperture
opening
pattern
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Ichiro Kagami
一郎 鏡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パターン密度が低い領域でも近接効果補正後の
実用露光量を減少させることができ、電子ビーム描画ス
ループットを向上させ得る一括図形露光法を提供する。 【解決手段】一括図形露光法は、矩形の開口部11が設
けられた第1アパーチャ10と、描画図形形状を有する
開口部が複数設けられた領域21A〜21Eを複数備え
た第2アパーチャ20とを具備した電子ビーム描画装置
を使用し、第1アパーチャ10の該開口部11を通過し
た電子ビームを、第2アパーチャ20の選択された領域
21A〜21Eにおける該開口部を通過させて電子線レ
ジストを露光する一括図形露光法であって、第2アパー
チャ20の選択された領域21A〜21Eにおいて、開
口部が設けられた部分以外の部分21a〜21eに、電
子線レジストが解像しない照射量の電子ビームを通過さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近接効果補正を含
み、しかも、電子ビーム描画スループットを向上させ得
る一括図形露光法、及び、係る一括図形露光法の実施に
適した電子ビーム描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体回路パターンの微細化に対応すべ
く、近年、フォトリソグラフィよりも解像性に優れた電
子線ビーム(EB)リソグラフィの検討が行われてい
る。ところで、電子線ビームリソグラフィの実用化にあ
たっての最大の問題点の1つは、電子ビーム描画スルー
プット(以下、単にスループットと呼ぶ場合がある)の
低さにある。スループットを向上させ得る1つの方法と
して、電子線レジスト感度の向上が挙げられ、近年、加
速電圧50kVにて実用感度10μC/cm2を切るよ
うな電子線レジストも出現している。
【0003】一方、メモリセルなどの繰り返し単位領域
を一括露光することにより、電子ビーム描画ショット数
を減少させ、スループットを格段に向上させる電子ビー
ム描画技術が知られている。このような電子ビーム描画
技術は、一括図形露光法、セルプロジェクション法ある
いはブロック露光法と呼ばれている。この一括図形露光
法の原理を、従来の可変成形ビーム法と共に、図8に示
す。可変成形ビーム法においては、図8の(A)に示す
ように、矩形の開口部111,121がそれぞれに設け
られた第1アパーチャ110及び第2アパーチャ120
を用いる。
【0004】一方、一括図形露光法においては、図8の
(B)に示すように、第2アパーチャ220の周辺部に
複数のセルアパーチャ領域が設けられ、中央部には開口
部が設けられている。第2アパーチャ220全体の模式
的な平面図を図9に示す。第1アパーチャ210を通過
した電子ビームは、図9において点線で囲まれた第2ア
パーチャのセルアパーチャ領域21A〜21Eに選択的
に入射する。各セルアパーチャ領域21A〜21Eは、
メモリセルにおけるパターンなどの繰り返し性の高いパ
ターンの描画を行うための領域である。セルアパーチャ
領域21A〜21Eのそれぞれには、描画図形形状を有
する開口部22A〜22Eが複数設けられている。ま
た、開口部22Fは、メモリ周辺部やランダムパターン
を描画するための矩形の開口部であり、従来の可変成形
ビーム法における第2アパーチャ120に設けられた矩
形の開口部121と同じ機能を有する。
【0005】電子線ビームリソグラフィの実用化にあた
っての他の最大の問題点は、近接効果補正である。近接
効果とは、電子ビームが基板を形成する物質内で散乱
し、現像後の電子線レジストのパターン形状が歪む現象
である。近接効果を補正するための近接効果補正におい
ては、電子ビーム露光領域内の電子線レジストにおける
蓄積エネルギーが一定となるように、各描画ショットの
露光量を調整する。
【0006】近年のパターンの微細化の要求と共に、従
来の加速電圧20〜30kVの電子ビーム描画装置と比
較して加速電圧が高い、即ち、加速電圧が50kV程度
の電子ビーム描画装置が多く使用されるようになってき
ている。加速電圧が50kVの場合、前方散乱半径(β
f)が0.05μm以下、後方散乱半径(βb)が10μ
m程度と大きいため、前方散乱の影響を無視することに
より近接効果補正計算の簡略化が可能である。この方法
の1つは面積密度マップ法と呼ばれ、すでに実用化され
ている。例えば、F. Murai et al., J. Vac. Sci. Tech
nol. B10(1992)3072 を参照のこと。近接効果補正は、
基本的には、パターン密度の低い領域では露光量の補正
を大きくし、パターン密度の高い領域では露光量の補正
を小さくする。面積密度マップ法においては、先ず、電
子ビーム露光すべきパターンを数μmの単位マトリクス
に分割し、1つの単位マトリクス内を占めるパターンの
面積を面積率として計算し、隣接する単位マトリクス間
のパターン密度を平均化する処理を施す。次に、単位マ
トリクス毎の平均化された面積率(α’)に基づき、周
辺パターンからの後方散乱に起因する蓄積エネルギーU
を以下の式(1)に基づき計算し、設計寸法通りのパタ
ーンが電子線レジストに形成される露光量(電子ビーム
照射量)を設定する。尚、式(1)中、ηは後方散乱係
数であり、前方散乱で電子線レジスト中に蓄積されるエ
ネルギーの総和と後方散乱係数で電子線レジスト中に蓄
積されるエネルギーの総和の比である。 U(x)=η×α’ (1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】感度の高い電子線レジ
ストを用いた場合でも、パターン密度が50%程度と高
い場合と比較して、コンタクトホール層のパターンのよ
うにパターン密度が低い場合、近接効果に起因して近接
効果補正後の露光量が増大する結果、スループットが低
下する。具体例として、0.3μmのパターン幅及びパ
ターン間隔を有する線状パターン(ライン・アンド・ス
ペース・パターン)の模式図を図10に示す。尚、ライ
ンパターンを明確化するために、ラインパターンに斜線
を付した。また、0.3μm四角の設計ホールパターン
を、ホールパターンの中心から中心までの距離を1.5
μm(ホールパターンの縁部間の距離を1.2μm)と
して配列した場合の模式図を、図11に示す。尚、設計
ホールパターンを点線で示す。電子線レジストに蓄積さ
れるエネルギーは、T.H.P. Chang, J. Vac. Sci. Techn
ol. 12(1975) 1271 にて提案されたEID関数(Energy
Intensity Distribution Function)と呼ばれるガウス
関数から成る経験式である式(2)を基本的に用い、2
次元露光強度の計算から求めた。蓄積エネルギーの計算
は、各パターンの周辺に後方散乱半径(βb)以上の範
囲で同一の繰り返しパターンが配置されているとして行
っており、これらの周辺パターンからのエネルギーの寄
与(後方散乱電子の影響)が考慮されている。EID関
数における前方散乱半径(βf)を0.05μm、後方
散乱半径(βb)を10.0μm、後方散乱係数(η)
を0.8として計算を行った。
【0008】
【数1】
【0009】図10においては、露光量として10μC
/cm2を仮定しているが、基本的には面積密度マップ
法に基づくシミュレーション(以下においても同様であ
る)の結果、設計パターンと現像後の電子線レジストパ
ターンの線幅は一致している。一方、図11の場合、露
光量を10μC/cm2として電子ビーム描画を行った
とき、シミュレーション結果によれば、設計ホールパタ
ーン寸法0.3μmに対して、現像後の電子線レジスト
におけるホールパターン(図11には実線で示す)の寸
法は0.17μmと小さくなっている。図11の例の場
合において、もしも、設計ホールパターン寸法と現像後
の電子線レジストにおけるホールパターン寸法とを出来
る限り一致させようとすると、17μC/cm2の露光
量が必要となる。17μC/cm2の露光量で描画した
ときのシミュレーション結果を図12に示すが、設計ホ
ールパターン(図12には点線で示す)の寸法と現像後
の電子線レジストにおけるホールパターン(図12には
実線で示す)の寸法とは、概ね一致している。
【0010】次に、スループットの計算例を示す。実際
のLSIを作製するための描画パターンの場合、パター
ン密度は必ずしも均一ではなく、様々なパターン密度が
混在している。そこで、前述の面積密度マップ法のよう
に、単位マトリクス毎の平均化された面積率(α’)に
基づき近接効果補正の計算を行うが、ここでは、図11
あるいは図12に示したパターン(パターン密度:4
%)が均一に存在する領域を仮定して計算する。露光量
10μC/cm2及び露光量17μC/cm2での露光時
間合計を、下記の表1に示す条件に基づき計算する。
尚、電子ビームを偏向した後の待ち時間(整定時間)は
ここでは考慮に入れていない。
【0011】
【表1】 総描画ショット数 :100000000(108回) 電子線レジスト上電流密度:10A/cm2
【0012】電子ビーム描画における1描画ショット当
たりの露光時間は、C(クーロン)=A(アンペア)×
秒 で表されるので、1描画ショット当たりの露光時間
は、露光量10μC/cm2では1μ秒、露光量17μ
C/cm2では1.7μ秒となる。従って、総描画ショ
ット数が108回のとき、露光量10μC/cm2の場合
に要する露光時間合計は100秒、露光量17μC/c
2の場合には170秒となる。即ち、同じ高感度電子
線レジストを用いても、パターン密度が低いほど近接効
果補正を考慮した実用露光量が増大し、スループットが
悪化する原因となっている。
【0013】従って、本発明の目的は、パターン密度が
低い領域でも近接効果補正後の実用露光量を減少させる
ことができ、電子ビーム描画スループットを向上させ得
る一括図形露光法、及び係る一括図形露光法の実施に適
した電子ビーム描画装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電子ビーム描画装置は、矩形の開口部が設
けられた第1アパーチャと、描画図形形状を有する開口
部が複数設けられた領域を複数備えた第2アパーチャと
を具備し、第1アパーチャの該開口部を通過した電子ビ
ームを、第2アパーチャの選択された領域における該開
口部を通過させて電子線レジストを露光する、一括図形
露光法用の電子ビーム描画装置であって、第2アパーチ
ャの前記領域のそれぞれにおいて、開口部が設けられた
部分以外の部分は、電子線レジストが解像しない照射量
の電子ビームを通過させることを特徴とする。
【0015】上記の目的を達成するための本発明の一括
図形露光法は、矩形の開口部が設けられた第1アパーチ
ャと、描画図形形状を有する開口部が複数設けられた領
域を複数備えた第2アパーチャとを具備した電子ビーム
描画装置を使用し、第1アパーチャの該開口部を通過し
た電子ビームを、第2アパーチャの選択された領域にお
ける該開口部を通過させて電子線レジストを露光する一
括図形露光法であって、第2アパーチャの選択された領
域において、開口部が設けられた部分以外の部分に、電
子線レジストが解像しない照射量の電子ビームを通過さ
せることを特徴とする。
【0016】本発明の電子ビーム描画装置あるいは一括
図形露光法においては、開口部が設けられた部分以外の
部分に電子線レジストが解像しない照射量の電子ビーム
を通過させるために、領域のそれぞれにおいて、開口部
が設けられた部分以外の部分には、電子ビーム描画装置
の解像度よりも細かい第2の開口部が設けられているこ
とが好ましい。あるいは又、開口部が設けられた部分以
外の部分に電子線レジストが解像しない照射量の電子ビ
ームを通過させるために、領域のそれぞれにおいて、開
口部が設けられた部分以外の部分における第2アパーチ
ャの厚さは、電子ビームの平均飛程距離よりも薄いこと
が好ましい。
【0017】本発明においては、第2アパーチャの領域
のそれぞれにおいて、開口部が設けられた部分以外の部
分は、電子線レジストが解像しない照射量の電子ビーム
を通過させるので、パターン密度が低いパターン領域に
おける電子線レジストの蓄積エネルギー量の増加を図る
ことができる結果、換言すれば、パターン密度が低いパ
ターン領域における見掛けのパターン密度を増加させる
ことができる結果、実用露光量を減少させることがで
き、電子ビーム描画スループットを向上させることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
【0019】(実施の形態1)実施の形態1における一
括図形露光法用の電子ビーム描画装置は、第1アパーチ
ャ10と、第2アパーチャ20を具備している。図1の
(B)に一括図形露光法の原理図を示すように、第1ア
パーチャ10には矩形の開口部11が設けられている。
また、第2アパーチャ20には、図1の(A)に模式的
な平面図を示すように、複数の領域(セルアパーチャ領
域21A〜21Eと呼ぶ)が備えられている。そして、
第1アパーチャ10の開口部11を通過した電子ビーム
を、第2アパーチャ20の選択された領域(セルアパー
チャ領域21A〜21Eのいずれか1つ)における開口
部(開口部22A〜22Eのいずれか)を通過させて電
子線レジストを露光する。この電子ビーム描画装置にお
いては、第2アパーチャ20の領域(セルアパーチャ領
域21A〜21E)のそれぞれにおいて、開口部22A
〜22Eが設けられた部分以外の部分21a〜21e
は、電子線レジストが解像しない照射量の電子ビームを
通過させる。尚、図1の(A)においては、部分21a
〜21eを明確化するために、部分21a〜21eに斜
線を付した。
【0020】実施の形態1においては、第2アパーチャ
20の領域(セルアパーチャ領域21A〜21E)のそ
れぞれにおいて開口部22A〜22Eが設けられた部分
以外の部分21a〜21eは電子線レジストが解像しな
い照射量の電子ビームを通過させるために、領域21A
〜21Eのそれぞれにおいて、開口部22A〜22Eが
設けられた部分以外の部分21a〜21eには、電子ビ
ーム描画装置の解像度よりも細かい(小さい)第2の開
口部が設けられている。尚、第2アパーチャ20を除
き、実施の形態1の電子ビーム描画装置としては、公知
の電子ビーム描画装置を用いることができるので、電子
ビーム描画装置それ自体の詳細な説明は省略する。
【0021】実施の形態1における一括図形露光法は、
矩形の開口部11が設けられた第1アパーチャ10と、
描画図形形状を有する開口部22A〜22Eが複数設け
られた領域を複数(セルアパーチャ領域21A〜21
E)備えた第2アパーチャ20とを具備した電子ビーム
描画装置を使用し、第1アパーチャ10の開口部11を
通過した電子ビームを、第2アパーチャ20の選択され
た領域(セルアパーチャ領域21A〜21Eのいずれか
1つ)における開口部(開口部22A〜22Eのいずれ
か)を通過させて電子線レジストを露光する一括図形露
光法である。そして、第2アパーチャ20の選択された
領域(セルアパーチャ領域21A〜21Eのいずれか1
つ)において、開口部22A〜22Eが設けられた部分
以外の部分21a〜21eに、電子線レジストが解像し
ない照射量の電子ビームを通過させる。尚、第2アパー
チャ20の選択された領域(セルアパーチャ領域21A
〜21Eのいずれか1つ)において開口部22A〜22
Eが設けられた部分以外の部分21a〜21eに電子線
レジストが解像しない照射量の電子ビームを通過させる
ために、領域21A〜21Eのそれぞれにおいて、開口
部22A〜22Eが設けられた部分以外の部分21a〜
21eには、電子ビーム描画装置の解像度よりも細かい
第2の開口部が設けられている。
【0022】実施の形態1における第2アパーチャ20
全体の模式的な平面図を図1の(A)に示す。この第1
アパーチャ20の中央部には、通常の可変成形ビームを
成形するための矩形の開口部22Fが設けられている。
また、第2アパーチャ20の周辺部に備えられた複数の
領域であるセルアパーチャ領域21A〜21Eのそれぞ
れは、メモリセルにおけるパターンなどの繰り返し性の
高いパターンの描画を行うための領域である。図1の
(B)に示すように、第1アパーチャ10に設けられた
矩形の開口部11を通過した電子ビームは、図1の
(A)において点線で囲まれた第2アパーチャの領域で
あるセルアパーチャ領域21A〜21Eに選択的に入射
する。
【0023】セルアパーチャ領域21A〜21Eのそれ
ぞれには、描画図形形状を有する開口部22A〜22E
が複数設けられている。しかも、セルアパーチャ領域2
1A〜21Eの開口部22A〜22Eが設けられた部分
以外の部分21a〜21eには、電子ビーム描画装置の
解像度よりも細かい(小さい)第2の開口部が複数設け
られている。第2の開口部を設けることによって、パタ
ーン密度が低いパターン領域における電子線レジストの
蓄積エネルギー量の増加を図ることができる結果、換言
すれば、各セルアパーチャ領域21A〜21Eにおける
パターン密度が見掛け上増加する結果、設計パターンを
電子線レジストに形成するための実用露光量が低減し、
スループットが向上する。
【0024】図1に示した例えばセルアパーチャ領域2
1Aの一部分を拡大した模式的な平面図を図2に示す。
このようなセルアパーチャ領域21Aを設けることによ
って、スループットがどの程度向上するかを、以下、計
算する。尚、図2において、点線で囲まれた部分が、開
口部が設けられた部分以外の部分21aである。
【0025】描画図形形状(ホールパターン)を有する
開口部22Aの大きさを、一辺0.3μmの正方形とし
た。また、開口部22Aの中心から、隣接する開口部2
2Aの中心までの距離を1.5μm(開口部22Aの縁
部間の距離を1.2μm)として配列した。ここで、大
きさや距離の値は電子線レジスト上での値であり、第2
アパーチャ20上での値ではない。通常、電子ビーム描
画装置においては、第2アパーチャの像を1/25〜1
/100倍に縮小する仕様となっている。従って、例え
ば1/25倍縮小率の電子ビーム描画装置を使用する場
合、電子線レジスト上の設計パターン値が0.3μmで
あっても、第2アパーチャ20上の値は7.5μmとな
る。以下においても、大きさや長さ、距離の表示は電子
線レジスト上での値で表現する。
【0026】図2に示すように、セルアパーチャ領域2
1Aにおける開口部22Aが設けられた部分以外の部分
21aには、電子ビーム描画装置の解像度よりも細かい
(小さい)第2の開口部23Aが複数設けられている。
これらの開口部23Aは、一辺0.05μmの正方形で
あり、4つの開口部22Aで囲まれたセルアパーチャ領
域21Aの部分21aには、12×12=144個の開
口部23Aが配列されている。図2に一点鎖線で示す繰
り返しパターンの領域21A’が電子線レジスト上に均
一に描画される場合、繰り返しパターンの領域21A’
が無限に繰り返されると仮定すると、開口部22Aと第
2の開口部23Aを合計した開口部の平均密度(平均開
口率)は17.8%となる。
【0027】図10に示したように、パターン密度50
%における近接効果補正を考慮した最適露光量が10μ
C/cm2であると仮定する。図12のように、微細な
第2の開口部23Aを配置しない場合には、設計ホール
パターン寸法と現像後の電子線レジストにおけるホール
パターン寸法とを出来る限り一致させようとすると、前
述のとおり、17μC/cm2の露光量が必要となる。
【0028】一方、図2に示した場合において、シミュ
レーションによりEID関数に基づく2次元露光強度の
計算を行うと、0.3μmの設計ホールパターンの寸法
と現像後の電子線レジストにおけるホールパターン寸法
とを出来る限り一致させようとすると、14μC/cm
2の露光量が必要であった。勿論、実際のLSIパター
ンの場合には、パターン密度は必ずしも均一でなく様々
なパターン密度が混在しているが、ここでは、パターン
が均一に存在する領域を計算すると、図12に示した例
と図2に示した実施の形態1の例におけるスループット
の差は以下のとおりとなる。尚、スループットを表1に
示した条件に基づき計算した。また、電子ビームを偏向
した後の待ち時間(整定時間)はここでは考慮に入れて
いない。
【0029】先に説明したとおり、電子ビーム描画にお
ける1描画ショット当たりの露光時間は、C(クーロ
ン)=A(アンペア)×秒 で表されるので、1描画シ
ョット当たりの露光時間は、露光量14μC/cm2
は1.4μ秒となる。従って、総描画ショット数が10
8回のとき、露光量14μC/cm2の場合に要する露光
時間合計は140秒となる。即ち、図12に示した例と
比較して、図2に示した実施の形態1におけるスループ
ットは30秒、向上している。実際に、図2に示した電
子ビーム描画パターンを用いて露光量14μC/cm2
で電子線レジストを露光し現像したときのシミュレーシ
ョン結果を図3に示すが、現像後の電子線レジストには
設計値通りの0.3μmのホールパターンが形成されて
おり、しかも、図2に示した微細な開口部23Aは解像
していなかった。
【0030】尚、セルアパーチャ領域21B〜21Eの
それぞれにおいても、開口部22B〜22Eが設けられ
た部分以外の部分21b〜21eに、電子ビーム描画装
置の解像度よりも細かい第2の開口部が設けられてい
る。この第2の開口部は、実質的には、第2の開口部2
3Aと同様とすればよい。
【0031】(実施の形態2)実施の形態2の電子ビー
ム描画装置においては、第2アパーチャ20の領域(セ
ルアパーチャ領域21A〜21E)のそれぞれにおいて
開口部22A〜22Eが設けられた部分以外の部分21
a〜21eに電子線レジストが解像しない照射量の電子
ビームを通過させるために、領域(セルアパーチャ領域
21A〜21E)のそれぞれにおいて、開口部22A〜
22Eが設けられた部分以外の部分21a〜21eにお
ける第2アパーチャの厚さを、電子ビームの平均飛程距
離よりも薄くした。
【0032】第2アパーチャ20Aは、X線マスクと類
似の方法でシリコン・プロセスにより作製することがで
きる。以下、図4を参照して、実施の形態2における第
2アパーチャ20Aの作製方法を説明する。
【0033】先ず、図4の(A)の模式的な一部端面図
に示すように、Si/SiO2/Si構造を有する基板
を準備する。即ち、シリコン基板30の表面に公知の方
法で厚さ約1μmのSiO2層31を成膜し、このSi
2層31の上に公知の方法で厚さ数μmのシリコン層
32を成膜する。尚、従来の第2アパーチャ210にお
いては、シリコン層32の厚さは、加速電圧50kV程
度の電子ビームを止めるために約20μmとしている
が、実施の形態2においては数μmとし、電子ビームの
平均飛程距離よりも薄くした。ここで、加速電圧50k
Vにおけるシリコン中の電子の平均飛程距離は、20μ
mである。
【0034】そして、シリコン層32上にレジスト33
を形成し、リソグラフィ技術に基づき、レジスト33を
パターニングする。この状態を、図4の(B)の模式的
な一部端面図に示す。
【0035】次に、このレジスト33をドライエッチン
グ用マスクとして、開口部22A〜22Fを形成するた
めにシリコン層32をドライエッチングした後、レジス
ト33を剥離する。この状態を、図4の(C)の模式的
な一部端面図に示す。尚、図4においては、便宜上、開
口部22Aのみを図示した。
【0036】その後、シリコン基板30の裏面のエッチ
ングを選択的に行うため、及び、開口部22A〜22F
の保護のために、全面に公知の方法で窒化シリコン膜3
4を形成した後、図4の(D)に模式的な一部端面図を
示すように、シリコン基板30の裏面上の窒化シリコン
膜34をパターニングする。次いで、図4の(E)に示
すように、シリコン基板30のエッチングをシリコン基
板30の裏面から行い、最後に、図4の(F)の模式的
な一部端面図に示すように、フッ素系ガスを用いたドラ
イエッチングあるいはフッ酸などを用いて窒化シリコン
膜34及び開口部22A〜22Fの底部に露出したSi
2層31を除去する。
【0037】図4の(F)に示すように、例えば描画図
形形状を有する複数の開口部22Aの下方のシリコン基
板30に形成された開口部24Aの大きさは開口部22
Aの大きさよりも大きい。シリコン基板30に形成され
た開口部24Aの領域が、セルアパーチャ領域21Aに
相当するが、開口部24Aの領域とセルアパーチャ領域
21Aとは厳密には一致していなくともよい。即ち、開
口部24Aの領域の大きさはセルアパーチャ領域21A
よりも大きくともよい。
【0038】図5及び図6に、実施の形態2における第
2アパーチャ20Aの模式的な平面図を示す。ここで、
図5は電子ビームが入射する側から第2アパーチャ20
Aを眺めた平面図であり、点線で囲まれた領域はセルア
パーチャ領域21A〜21Eであり、実線で囲まれた領
域は開口部22A〜22E及び開口部22Fである。一
方、図6は電子ビームが射出する側から第2アパーチャ
20Aを眺めた平面図であり、実線で囲まれた領域は、
開口部22A〜22E及び開口部22Fである。尚、シ
リコン基板30に形成された開口部24A〜24Eの領
域には、明確化のために斜線を付した。開口部22F
は、実施の形態1と同様に、メモリ周辺部やランダムパ
ターンを描画するための矩形の開口部であり、従来の可
変成形ビーム法の第2アパーチャ120に設けられた矩
形の開口部121と同じ機能を有する。
【0039】実施の形態2においては、第2アパーチャ
20Aのシリコン層32の厚さを数μmと薄くすること
により、セルアパーチャ領域21A〜21Eの開口部2
2A〜22Eが設けられた部分以外の部分21a〜21
e(シリコン基板30に設けられた開口部24A〜24
Eの上方のシリコン層32の部分)からも電子ビームが
電子線レジストに到達する結果、即ち、パターン密度が
低いパターン領域における電子線レジストの蓄積エネル
ギー量の増加を図ることができる結果、設計描画パター
ンを電子線レジストに形成するための実用露光量が低減
する。それ故、スループットが向上する。
【0040】実施の形態2においても、描画図形形状
(ホールパターン)を有する開口部22Aの大きさを、
一辺0.3μmの正方形とした。また、開口部22Aの
中心から、隣接する開口部22Aの中心までの距離を
1.5μm(開口部22Aの縁部間の距離を1.2μ
m)として配列した。シミュレーションによりEID関
数に基づく2次元露光強度の計算を行うと、0.3μm
の設計ホールパターン寸法と現像後の電子線レジストに
おけるホールパターン寸法とを出来る限り一致させよう
とすると、14μC/cm2の露光量が必要であった。
【0041】尚、実施の形態2においては、シリコン層
32を透過する電子量が開口部22A〜22Eを通過す
る電子量(14μC/cm2)の16.4%(2.3μ
C/cm2)になるように、シリコン層32の厚さを調
整した。
【0042】実際のLSIパターンの場合には、パター
ン密度は必ずしも均一でなく様々なパターン密度が混在
しているが、ここでは、パターンが均一に存在する領域
を計算すると、図12に示した例と比較して、実施の形
態2の例におけるスループットは、実施の形態1と同様
に、30秒、向上している。また、実際に、図11に示
したと同様の電子ビーム描画パターンを用いて14μC
/cm2で露光したときのシミュレーション結果は図3
に示したと同様であり、現像後の電子線レジストには設
計値通りの0.3μmのホールパターンが形成されてい
た。
【0043】本発明の一括図形露光法を適用した半導体
装置の製造方法の概要を、以下、シリコン半導体基板等
の模式的な一部断面図である図7を参照して説明する。
尚、以下の説明においては、シリコン半導体基板40の
上に、例えばSiO2から成る絶縁層41を公知の方法
で形成した後、この絶縁層41上に例えばアルミニウム
系合金から成る配線材料層42を形成し(図7の(A)
参照)、係る配線材料層42をパターニングする工程を
例にとり説明を行うが、本発明の一括図形露光法を適用
した半導体装置の製造方法は、このような工程に限定さ
れるものではない。
【0044】先ず、配線材料層(基体)42の上に電子
線レジスト43を公知の方法で成膜する。そして、実施
の形態1又は実施の形態2にて説明した電子ビーム描画
装置を使用し、実施の形態1又は実施の形態2にて説明
した一括図形露光法にて、電子線レジスト43を露光
し、現像を行う。この状態を図7の(B)に示す。次い
で、パターニングされた電子線レジスト43をエッチン
グ用マスクとして用いて、配線材料層42をエッチング
した後、電子線レジスト43を除去する。こうして、図
7の(C)に示すような配線44を絶縁層41上に形成
することができる。
【0045】尚、本発明の一括図形露光法を適用して、
フォトリソグラフィ用のマスクを作製することもでき
る。
【0046】以上、発明の実施の形態に基づき本発明を
説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。発明の実施の形態にて説明した第2のアパーチャに
設けられた開口部の描画図形形状や個数、配置は例示で
あるし、領域(セルアパーチャ領域)の数や配置も例示
であり、適宜設計変更することができる。また、発明の
実施の形態1における微細な第2の開口部の大きさ、配
置状態や配置方法、数などは発明の実施の形態1に限定
されるものではなく、適宜変更することができる。ま
た、例えば、図2に示す場合においては、LSI設計パ
ターン(電子ビーム描画パターンであり、開口部22A
が相当する)と、電子ビーム描画装置の解像度よりも細
かい第2の開口部23Aを合計した開口部の密度(総開
口率)を20%としているが、開口部密度の値もこの値
に限定されるものではなく、近接効果補正を考慮した上
で最適露光量が得られるように、適宜決定すればよい。
更には、発明の実施の形態2における第2アパーチャ2
0Aのシリコン層32を通過する電子量も発明の実施の
形態2の値に限定されるものではなく、近接効果補正を
考慮した上で最適露光量が得られるように、適宜決定す
ればよい。総開口率を更に高くすれば、あるいは又、第
2アパーチャ20Aのシリコン層32を通過して電子線
レジストに到達する総電子量を多くすれば、スループッ
トは向上する。しかしながら、一般に開口率が高くなる
と、あるいは又、シリコン層32を通過する電子量が多
くなると、パターン形成のための蓄積エネルギーコント
ラストが低下し、プロセス裕度が低下する。また、総電
流量の増大によりクーロン効果の影響が無視できなくな
り、解像度の低下が生じる。従って、総開口率や総電子
量、換言すれば、第2の開口部の開口総面積やシリコン
層の厚さは、要求されるスループット、電子線レジスト
プロセス裕度、及びクーロン効果の影響を考慮して決定
する必要がある。
【0047】
【発明の効果】本発明においては、パターン密度が低い
パターン領域における電子線レジストの蓄積エネルギー
量の増加を図ることができる結果、換言すれば、パター
ン密度が低いパターン領域における見掛けのパターン密
度を増加させることができる結果、実用露光量を減少さ
せることができる。それ故、電子線ビーム(EB)リソ
グラフィにおける問題点であった電子ビーム描画スルー
プットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の電子ビーム描画装置にお
ける第2アパーチャ全体の模式的な平面図、及び、一括
図形露光法の原理図である。
【図2】図1に示したセルアパーチャ領域21Aの拡大
図である。
【図3】図2に示した電子ビーム描画パターンを用いて
14μC/cm2で露光したときのシミュレーション結
果を示す図である。
【図4】発明の実施の形態2における第2アパーチャの
作製方法を説明するための、シリコン基板等の模式的な
一部端面図である。
【図5】発明の実施の形態2における第2アパーチャの
模式的な平面図である。
【図6】発明の実施の形態2における第2アパーチャの
模式的な底面図である。
【図7】本発明の一括図形露光法を適用した半導体装置
の製造方法の概要を説明するための、シリコン半導体基
板等の模式的な一部断面図である。
【図8】従来の可変成形ビーム法及び一括図形露光法の
原理を示す模式図である。
【図9】従来の一括図形露光法にて使用される第2アパ
ーチャ全体の模式的な平面図である。
【図10】ライン・アンド・スペース・パターンの模式
図である。
【図11】近接効果を説明するための所定の間隔で配列
された設計ホールパターン、及び現像後の電子線レジス
トにおけるホールパターンを示す模式図である。
【図12】近接効果を説明するための所定の間隔で配列
された設計ホールパターン、及び現像後の電子線レジス
トにおけるホールパターンを示す模式図である。
【符号の説明】
10・・・第1アパーチャ、11・・・矩形の開口部、
20,20A・・・第2アパーチャ、21A〜21E・
・・セルアパーチャ領域、21a〜21e・・・セルア
パーチャ領域の開口部が設けられた部分以外の部分、2
2A〜22F・・・開口部、23A・・・第2の開口
部、24A〜24E・・・シリコン基板に形成された開
口部、30・・・シリコン基板、31・・・SiO
2層、32・・・シリコン層、33・・・レジスト、3
4・・・窒化シリコン膜、40・・・シリコン半導体基
板、41・・・絶縁層、42・・・配線材料層、43・
・・電子線レジスト、44・・・配線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形の開口部が設けられた第1アパーチャ
    と、描画図形形状を有する開口部が複数設けられた領域
    を複数備えた第2アパーチャとを具備し、第1アパーチ
    ャの該開口部を通過した電子ビームを、第2アパーチャ
    の選択された領域における該開口部を通過させて電子線
    レジストを露光する、一括図形露光法用の電子ビーム描
    画装置であって、 第2アパーチャの前記領域のそれぞれにおいて、開口部
    が設けられた部分以外の部分は、電子線レジストが解像
    しない照射量の電子ビームを通過させることを特徴とす
    る電子ビーム描画装置。
  2. 【請求項2】前記領域のそれぞれにおいて、開口部が設
    けられた部分以外の部分には、電子ビーム描画装置の解
    像度よりも細かい第2の開口部が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の電子ビーム描画装置。
  3. 【請求項3】前記領域のそれぞれにおいて、開口部が設
    けられた部分以外の部分における第2アパーチャの厚さ
    は、電子ビームの平均飛程距離よりも薄いことを特徴と
    する請求項1に記載の電子ビーム描画装置。
  4. 【請求項4】矩形の開口部が設けられた第1アパーチャ
    と、描画図形形状を有する開口部が複数設けられた領域
    を複数備えた第2アパーチャとを具備した電子ビーム描
    画装置を使用し、第1アパーチャの該開口部を通過した
    電子ビームを、第2アパーチャの選択された領域におけ
    る該開口部を通過させて電子線レジストを露光する一括
    図形露光法であって、 第2アパーチャの選択された領域において、開口部が設
    けられた部分以外の部分に、電子線レジストが解像しな
    い照射量の電子ビームを通過させることを特徴とする一
    括図形露光法。
  5. 【請求項5】前記領域のそれぞれにおいて、開口部が設
    けられた部分以外の部分には、電子ビーム描画装置の解
    像度よりも細かい第2の開口部が設けられていることを
    特徴とする請求項4に記載の一括図形露光法。
  6. 【請求項6】前記領域のそれぞれにおいて、開口部が設
    けられた部分以外の部分における第2アパーチャの厚さ
    は、電子ビームの平均飛程距離よりも薄いことを特徴と
    する請求項4に記載の一括図形露光法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548532B1 (ko) * 1999-03-16 2006-02-02 주식회사 하이닉스반도체 스텐실 마스크 및 그 제조방법
US7329883B2 (en) 2000-03-21 2008-02-12 Hitachi, Ltd. Electron beam lithography device and drawing method using electron beams

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