JPH116750A - 空気流量測定装置 - Google Patents

空気流量測定装置

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JPH116750A
JPH116750A JP10164675A JP16467598A JPH116750A JP H116750 A JPH116750 A JP H116750A JP 10164675 A JP10164675 A JP 10164675A JP 16467598 A JP16467598 A JP 16467598A JP H116750 A JPH116750 A JP H116750A
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光圀 筒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上流の空気通路の形状による計測誤差を低減
し、高精度の空気流量測定装置を提供すること。 【解決手段】空気通路内に設けられ、前記空気通路を流
れる空気のうちの一部の空気が流れる副空気通路と、前
記副空気通路内に設けられた流量検出部と、を備えた空
気流量測定装置において、前記空気通路内の流れ方向に
異なる位置の空気を取り入れる前記副空気通路の入口を
備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱抵抗体式空気
流量測定装置に係り、特に自動車エンジンの吸入空気量
を検出し、燃料噴射量を制御するのに適する内燃機関用
の発熱抵抗体式空気流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発熱抵抗体式空気流量測定装置と
しては、例えば、特開平2−232524 号に記載されている
ように、副空気通路の入口部を凹み形とし、流量検出部
の下流で副空気通路が直角に曲がり主空気通路の壁面近
傍に出口合流部を形成し、空気流量測定装置の上流に生
じる偏流による空気流量測定装置の出力変化を低減した
ものがある。
【0003】しかし、上記構成では、副空気通路の流量
検出部上流の流速が遅い偏流による空気流量測定装置の
出力のマイナス誤差を低減することは可能であるが十分
とは言えず、また、副空気通路の流量検出部上流から主
空気通路の中心付近の流速が速くなるような偏流を生じ
るエアクリーナ等に対する配慮がなされておらず、この
ような場合に生じる空気流量測定装置の出力のプラス誤
差の低減が図られていない構造であった。
【0004】そのため、空気流量測定装置の上流管路及
びエアクリーナの形状が種々変化しても計測精度を十分
に維持可能なものとはなっていなく、ある特定のエアク
リーナ形状に対処したものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、特定
の上流管路形状に対してのみ計測精度を維持可能とした
ものであり、さらに多機種におよぶ自動車のエアクリー
ナやダクトの形状について、特に中心付近の流速が速く
なるような(例えば直管ダクト等)上流管路形状につい
ての考慮が十分と言えるものではなかった。
【0006】本発明の目的は、多種の上流形状の変化
(特に中心付近の流速が速くなるような上流形状)に対
しても、計測精度を十分維持することができる空気流量
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、特許請求の
範囲の欄記載の空気流量測定装置によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】まず作用について説明する。空気
流量測定装置の上流に取り付けられるエアクリーナやダ
クトは多種にわたり、各々異なった偏流を生じるが、大
別すると、全面にわたって流速がほぼ等しいもの,曲が
りダクト等によって生じる曲がりの内部の流速が遅く外
側が速くなる縞状の流速分布となるもの、また、長い直
管ダクト等によって生じる中心の流速が速く壁面近傍が
遅い山状の流速分布となるものといった3つのパターン
に大別できる。
【0009】全面の流速が等しい場合は、空気流量測定
装置はその流速分布中のどこを計測しても誤差を生じな
いが、縞状や山状の流速分布ではその計測位置によって
誤差を生じる。
【0010】本発明は、副空気通路の入口開口面をその
上流の流速低下が大きくならない位置、例えば上記縞状
の流速分布に対しては、縞状流速分布は壁面近傍では均
一流に対して流速が大きく変動するが、その中心付近の
流速は均一流の場合とほぼ等しくなる点に着目し、副空
気通路の入口開口面を主空気通路の中心を含む範囲に設
けることにより、主空気通路の中心付近の流れを流量検
出部へ流入する構造とし、空気流量測定装置の出力の大
幅なマイナス変化を防止している。
【0011】しかし、この構造では副空気通路の入口開
口面の上流の流速が速い場合、例えば上記山状の流速分
布のような場合流速の速い中心付近の流れを検出するこ
とになるため、空気流量測定装置はプラス誤差を生じる
ことになる。そこで本発明は、副空気通路の出口合流部
を入口開口面から離れた上流流速の遅い位置、例えば上
記山状流速分布は壁面付近の流速が遅くなる点に着目
し、副空気通路の出口合流部を主空気通路の壁面付近に
設け、その上流のブリッジ側面に突起を設けることなど
により、副空気通路の出口合流部がその上流の主流の流
速が遅いときに圧力降下が小さくなるような構造とする
ことによって、山状流速分布でのプラス誤差の低減を可
能としたものである。
【0012】さらに、多種多様なエアクリーナやダクト
の形状により生じる異なる偏流パターンに対応するため
には、各部流速の流量検出部の流量変動の影響度を部分
部分で調整可能とする必要がある。これに対して、出口
合流部の上流流速の影響度は例えば上記突起の大きさに
より調整可能である。また、入口開口面に段差を設ける
ことにより広範囲の空気を入口開口面各部で優先度を調
整し流量検出部へ取り込むことが可能となる。
【0013】上記のように副空気通路の入口開口面と出
口合流部の位置・大きさ及び出口合流部の上流の突起形
状を最適化することにより、空気流量測定装置の上流の
エアクリーナやダクトの形状が変化しても出力変化の小
さい空気流量測定装置を供給することが可能となる。
【0014】以下本発明の実施例を図1〜図32により
説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示す空気流量
測定装置の横断面であり、図2は、その上流側(左側)
から見た外観図である。また、図3は、図1のA−A断
面図である。
【0016】空気流量計のボディ3には、主空気通路
5,主空気通路を橋渡し状に横切るブリッジ体2とその
内部に空気流量を検出する発熱抵抗体7及び吸入空気温
度を検出する感温抵抗体8を備える副空気通路4が一体
形成されており、発熱抵抗体及び感温抵抗体は、支持部
材10を介し、駆動回路を内蔵するモジュール9と電気
的に接続されている。副空気通路4は、副空気通路入口
4aを有する主空気通路5と平行な縦通路と発熱抵抗体
の配置された流量検出部の下流で直角に曲がり出口合流
部4bまで伸びる横通路により構成されている。
【0017】副空気通路4の縦通路は主空気通路5の中
心より偏心した位置にあり、主空気通路5の中心付近ま
で副空気通路入口4aを伸ばし、その底面を傾斜面とし
て入口4aの開口面全域から流量検出部へ空気を取り込
む構造としている。
【0018】従って、空気流量測定装置に流入する空気
が副空気通路の縦通路の上流の流速が遅い偏流、例えば
縞状の流速分布を持つ偏流であっても、均一流とほぼ流
速の等しい主空気通路5の中心付近の流れを流量検出部
に取り込み計測出来るため、縞状の偏流による空気流量
測定装置の均一流の場合に対する出力変化を低減するこ
とが可能な構造としている。
【0019】また、副空気通路の出口合流部4bの上流
側のブリッジ体2の両側には、図3に示すように、突起
1が形成されている。この突起により主空気通路5の空
気の流れと副空気通路の空気の流れの合流部4bにおい
ては、ブリッジ体2の側面近傍の主空気通路5の空気の
流れがこの突起1に衝突するため副空気通路出口4b付
近では、主流の流速増加に従って大きくなる流れの剥離
がおこり、この付近で部分的に主流が圧力降下し、副空
気通路出口4bから主空気通路への吹き出し流が主空気
通路の流れに阻害されず、副空気通路の空気流量が増加
する。すなわち、突起1により副空気通路の出口4bの
上流の流速が速くなるに従い副空気通路の出口部では副
空気通路の空気流量を増加させるように作用する。
【0020】従って、空気流量測定装置に流入する空気
が山状の流速分布を持つ偏流に対して、均一流の場合と
比べて山状流速分布では、主空気通路5の壁面付近の流
速が遅いため、前記剥離が小さく副空気通路出口4bで
の圧力降下が均一流よりも小さいために副空気通路の空
気の流れが減少する方向に作用するため、副空気通路入
口4aが主空気通路5の中心を含む流れを取り込む形状
となっているために生じる空気流量測定装置の出力増加
を低減することが可能な構造としている。
【0021】本構造によれば、副空気通路4を形成する
ブリッジ体2,主空気通路5及び回路モジュールの取付
固定部等をボディ3としてプラスチックモールドあるい
は鋳造により一体成形が可能である。ただし、前記副空
気通路の横通路は、モールドあるいは鋳造では溝状に形
成され、その下端面にカバー6を固定することにより、
空気通路を完成し、また、出口合流部4bでは溝の側壁
を設けず、カバー6により下面をふさぎブリッジ体2の
側面方向へ開口した構造となる。
【0022】さらに、平板状突起1の端部上流側の角が
副空気通路出口合流部4bに生じる剥離渦の大きさに及
ぼす影響が大きく、その角をR無しにできればその突起
1の高さが小さくとも効果が大きくなることに着目し、
このR無しの角を型寿命を悪化すること無く設けるため
に、平板状突起の上流側の平面部で型分割している。ま
た、副空気通路の入口開口面の下部には、上下からの型
抜きではとれない厚肉部ができるが、本構造ではボディ
3の外壁方向へ肉盗み部11ができるため、モールドあ
るいは鋳造で厚肉部に生じるひけによる変形を防止でき
る。
【0023】また、副空気通路の出口合流部の上流に平
面部を設けて剥離渦を発生させる構造の一実施例を図4
〜図6に示す。
【0024】図4はその空気流量測定装置の一実施例の
横断面であり、図5はその上流側(左側)から見た外観
図、図6は図4のA−A断面図である。
【0025】図1〜図3に示した実施例と同様に、空気
流量測定装置のボディ3には主空気通路5と副空気通路
4が形成され、副空気通路の内部に発熱抵抗体7と感温
抵抗体8が配置された流量検出部がある。本実施例は、
副空気通路の入口部4aを主空気通路5の中心付近に設
け、副空気通路は流量検出部の下流で分岐し複数の出口
合流部4bを有する構造を例に説明する。副空気通路の
入口4aを主空気通路5の中心付近に設けることによ
り、前記縞状の流速分布を有する空気の流れが空気流量
測定装置の上流に生じたときの空気流量測定装置の出力
のマイナス側への変化は小さくなるが、前記山状流速分
布による空気流量測定装置の出力のプラス変化が大きく
なる。このプラス変化を低減するために、副空気通路4
は流量検出部の下流で略直角に曲がり、副空気通路の出
口合流部4bを主空気通路5の壁面近傍に配置し、その
上流に主空気通路の主流に垂直な平面部2aを設けてい
る。この平面部2aの上流の空気の流れは平面に当り平
面部の両端に分離して流れると共に、その流速が速いほ
ど大きな剥離渦をその平面に垂直な平面下流の両側の側
壁部に作る。従って、その側壁部に設けられた副空気通
路の出口合流部4bからの吹き出し流れは、その上流の
流速が速いほど大きな剥離渦が生じるため、相対的に副
空気通路からの吹き出し流れの主流による阻害度が減り
副空気通路を流れる空気流量を増加するように作用す
る。すなわち、前記山状流速分布においては、副空気通
路の入口上流が速く出口上流が遅くなるため、副空気通
路の出口側では副空気通路を流れる空気流量を低減する
ように作用し空気流量測定装置のプラス誤差を低減す
る。
【0026】図7は、ブリッジ体を回路モジュール9と
一体化し、主空気通路5の内部へ挿入する構成としたと
きの一実施例の横断面図で、図8はその上流側から見た
外観図、図9は図7のA−A断面図である。
【0027】本実施例では、副空気通路の入口開口面4
aを二カ所に設けそのうちひとつが主空気通路5の中心
を含む位置に開口しており、発熱抵抗体7の上流で合流
し、下流で直角方向に曲がる副空気通路4の構造を示
す。また、ボディ3は単純な筒形に回路モジュールの取
付固定部を設けたものとなる。
【0028】本実施例においては、突起1を三角形の断
面を有する形状とし出口合流部4bの上流側ブリッジ側
面に設けることにより、図1〜図3に示した実施例より
も安定した剥離渦領域が得られるようにしており、その
上流の偏流に対する効果としては、図3の突起、あるい
は、図6の平面部を設けた構造と同様の効果が得られ
る。
【0029】この場合にも図3の実施例と同様に、型分
割面を三角形の下流側底面とすることで、型寿命悪化無
しにひさし状突起1の端部を鋭角にでき、突起1の高さ
を最小化可能となる。
【0030】図10〜図12は本発明の剥離渦発生部の
形状の実施例として、図3,図6及び図9に示した形状
以外の代表的な3例を図1のA−A断面にて示したもの
である。
【0031】図10は、代表的な従来品のブリッジ形状
を変えずに、副空気通路の出口合流部4bの上流に主流
の流れを阻害し剥離渦を発生させるための、棒状の障害
物2bを設けたものである。本実施例ではブリッジ体2
自体は従来品と同じ形状であり、ブリッジ壁面形状では
剥離渦は生じず流れはスムーズになるが、副空気通路の
出口合流部4bの上流のブリッジ近傍に主流の障害物と
なる棒体2bを配置することにより、その下流に剥離渦
が生じ副空気通路出口開口部上流が剥離渦発生域となる
ため、前記の実施例と同じ効果が得られる。本実施例で
は円形断面の障害物を示すが、より大きな剥離渦を発生
する板状あるいは三角形断面などの障害物もありえる。
【0032】図11は、図9に示した実施例の三角形の
突起の斜面を上流側と下流側の両方向に設けており、さ
らに本実施例では上流側の三角突起の斜面はブリッジ体
2の上面から長く取ったものを示す。上流下流の両方向
に斜面があるため、前記の各実施例と比べ発生する剥離
渦は小さくなるが、剥離渦が発生し始める上流流速が斜
面の形状により調整可能となる。
【0033】図12は、ブリッジ体2が副空気通路の出
口4bの上流部分では副空気通路の入口4aの開口面よ
り低くなっているときの一実施例である。本実施例では
ブリッジ体2の側壁に設けた突起と言うよりはむしろブ
リッジ体の上面が斜めになっていることにより流線方向
を変えてブリッジ側面の流れを阻害し剥離渦を発生して
いるもので、突起を付けた例とブリッジ体の上面を平面
化した例の中間的な実施例である。
【0034】さらに、副空気通路の入口及び出口の上流
流速の影響度を部分部分で調節可能とした空気流量測定
装置の実施例を図13から図21に示す。
【0035】図13は本発明の一実施例の横断面図であ
り、図14はその上流側から見た外観図で、図15は、
図13のA−A断面図である。流量計のボディ3は、主
空気通路5と副空気通路4を構成するとともに流量計の
回路モジュール9もこのボディ3へ固定される。流量検
出素子7は、副空気通路4の内部へ位置するように固定
され、回路モジュール9の回路と電気的に接続してい
る。また、本例では、発熱抵抗体7も感温抵抗体8と同
様副空気通路4の内部に固定されており、副空気通路4
は上記素子7,8の下流で直角に曲がり主空気通路5の
主流方向と垂直な面の直径方向へ伸びる角溝部をカバー
6で覆うことによって完成する構造を引用する。
【0036】副空気通路の入口部4aは、副空気通路の
下流部と同様に主空気通路5の直径方向に伸びる溝状で
あり、その底面を傾斜面としている。副空気通路の入口
開口面は流量検出部より離れた部分が上段に、流量検出
部の真上部分が下段になるように段差を設けその2段の
間を傾斜面で結んだ形状としている。
【0037】副空気通路の入口部4aをこのような開口
面に段差のある溝状としたことにより、整流格子12に
近い面に開口面がある流量検出部より離れた部分に整流
格子12により整流され主流方向への慣性力の大きい空
気が流入する。一方、整流格子から離れた開口面に達す
る空気の流れは主流方向への慣性力が減少しているため
通気抵抗の大きな副空気通路4へ流入せずに主空気通路
5へそれる流れが生じる。従って、副空気通路の開口面
を段差をつけずに同一平面上とした時には副空気通路の
流量検出部へ流入しにくかった流量検出部から離れた部
分の空気の流れが、入口開口面が上段にあるため副空気
通路内へ取り込み易くなり、結果的に主空気通路5の直
径方向の軸上の空気をより平均的に副空気通路の流量検
出部へ取り込み、流量検出することになるので、流量計
の上流に生じる偏流等による流量計の計測誤差の低減が
可能となる。さらに、前記のように副空気通路の出口合
流部4bの上流のブリッジ壁面に突起1を設け、出口上
流流速によっても副空気通路4へ流入する空気の流量を
調整可能としている。本実施例ではこの突起1の高さを
2段に変え出口も半分半分で上流流速による影響度を調
整可能としている。副空気通路の入口開口面の段差形状
によって流量検出部へ取り込む空気の優先度が可変とな
る例として図16に副空気通路の入口形状のみ異なる一
実施例の横断面図を示す。
【0038】この実施例では、流量検出部より最も離れ
た部分の副空気通路の入口開口面を最も上流に、その開
口面より下流に流量検出部の真上部分の開口面を設け、
その両端の開口面の中間部分をさらに下流にした副空気
通路の入口形状としている。従って、中間部分の空気の
流れは、最も流量検出部へ流入しにくく、入口両端の流
れを優先的に流量検出部へ取り込める形状としている。
これは、偏流による流速変化率の比較的大きな主空気通
路の中心付近の流れを流量検出部へ流入しにくくし、両
端の2点の流れを平均的に取り込むことにより偏流によ
る出力誤差の低減を図ったものである。
【0039】これらの例の副空気通路の入口形状は、鋳
造あるいはプラスチックモールドによりボディ3へ一体
に形成できるため従来品よりコストアップとなることは
なく、従来品同様副空気通路4を曲がり通路とし副空気
通路の出口部を側面に設けることができるため、動脈流
下における出力誤差や、バックファイヤや汚損による経
時変化に優れた形状を維持可能である。
【0040】さらに、図17には、主空気通路5は吸気
系の一部とし、副空気通路4を回路モジュール9と一体
とし、吸気系へ挿入することによって流量計として機能
する構造の横断面図を示す。
【0041】主空気通路5となる吸気系の一部分には整
流格子12が配置され、その下流に副空気通路4を吸気
系へ挿入するための穴と、回路モジュール9の固定面が
設けられている。この穴へ副空気通路4と回路モジュー
ル9を一体化した流量計を固定する。このような構造の
流量計においても、副空気通路の入口開口面4aを段差
形状とし、流量検出部の下流の副空気通路を直角曲がり
管路とすることが可能である。
【0042】前記実施例よりさらに広範囲の空気を流量
検出部へ流入する形状とした実施例の横断面図を図18
に、その上流側から見た外観図を図19に示す。
【0043】本例においても、前記の例と同じく主空気
通路5と副空気通路4はボディ3に一体に形成され、流
量検出素子7は副空気通路中に固定され回路モジュール
9の回路と電気的に接続しているが、副空気通路の流量
検出部は主空気通路5の中心軸上に配置されている。
【0044】副空気通路の入口部4aは、流量検出部か
ら4方向に伸びる傾斜溝状に形成され、副空気通路の入
口開口面が各方向の端部で上流、主空気通路中心付近で
下流となるよう段差が設けられている。従って、本来、
主空気通路中心付近の流れが流量検出部へ最も流入し易
いが、流量検出部より離れた4点の流れも、主空気通路
中心付近より開口面の段差という観点からは、優先的に
流量検出部へ流入することになるため、副空気通路の入
口部4の全面から、より平均的に流量検出部へ空気を取
り込めるようにしている。
【0045】また、本例においては整流格子を設けてい
ないが、メッシュあるいはハニカムといった整流格子を
用いるとさらに偏流による出力誤差の低減が図れる。
【0046】前記整流格子をさらに有効的に活用した一
実施例の横断面図を図20に、その上流側から見た外観
図を図21に示す。
【0047】副空気通路の入口部4aは、これまでの実
施例と同様に主空気通路2の直径方向に軸上に形成され
た溝形状となっており、その入口開口面は主空気通路5
の中心付近が上流側へ持ち上げられ整流格子12に近接
した段差形状となっている。一方、整流格子12は、主
空気通路5の中心付近で副空気通路4の入口開口面の上
段に当たる部分が空気が通過しないようにマスクされて
いる。従って、上流側から見た副空気通路4の入口開口
面は、溝状の入口部4aの端部2点となるため、流量検
出部へ流入する流れはこの2点からの流れとなる。すな
わち、本実施例によれば、副空気通路の入口形状と整流
格子のマスク部の形状により、任意に多点の流れを選択
的に流量検出部へ流入することが可能となるため、偏流
に対して最適な取り込み位置での計測が可能となる。例
えば、図18及び図19に示した実施例に、主空気通路
5の中心付近をマスクした整流格子を設ければ4点取込
形の副空気通路となる。
【0048】本実施例では、副空気通路の入口形状と整
流格子のマスク以外は従来品と同様の構造とすることが
できるため、前記の各性能を維持可能であり、さらに、
偏流による出力誤差の低減が図れる。また、副空気通路
の入口形状は鋳造あるいはプラスチックモールドにより
ボディと一体に形成できるためコストアップとはならな
い。さらに、整流格子はプラスチックモールドあるいは
プレスによる打抜きにて製作することにより、追加部品
無しにマスク部を設けることができるため、従来のハニ
カムやメッシュよりも低価格とすることも可能である。
【0049】副空気通路の入口開口面に段差を設けた他
の実施例について、図22〜図24により説明する。図
22は一実施例の横断面であり、図23はその上流側か
ら見た外観図である。また、図24も一実施例の横断面
図であり、その上流側から見た外観図は図23とほぼ同
一である。
【0050】これらの実施例では、流量検出素子7とし
て長い棒状、あるいは板状のものを引用し、空気温度検
出素子,流量検出部下流の副空気通路形状、及び整流格
子については説明より省略する。また、副空気通路の断
面形状をだ円形とし、縮流管路として図示しているが、
断面形状は円形,角形多種考えられ、縮流管路も条件と
なるものではない。
【0051】図22の実施例では、副空気通路4の入口
開口面に段差を設け、段差の境界にて副空気通路を分割
する分割壁13が設けられている。この分割壁13は流
量検出素子7の上流で無くなり一通路となる。流量検出
素子7は、分割壁13に対してほぼ垂直な方向に長く、
分割された各副空気通路の入口から流入する空気を計測
可能な位置に配置される。
【0052】本実施例は、広い面積の空気の流速分布を
できるだけ平坦な状態で長い流量検出素子にて計測する
ことにより、流量検出素子の部分のばらつきによる性能
劣化の低減を図っている。すなわち、流量検出素子の計
測面積を広くすることにより、上流の偏流による流量計
の出力誤差の低減が図れるが、反面、流量検出素子の部
分部分のばらつきによる各種性能劣化が心配となる。例
えば、流量検出素子自体は均一であっても、その支持部
近辺と支持部から離れた部分では流量検出量に差が出
る。この流量検出素子の全面に当たる空気の流速が均一
であれば、部分部分の差は問題とはならないが、上流の
偏流により広い計測面の流速は部分部分で異なることに
なるため、単純に計測面積を広げただけでは十分とは言
えない。これは、検出制度のみでなく、流量変化時の応
答性や流量検出素子への異物の付着による経時変化等へ
も影響する。
【0053】これらを対策するために、副空気通路の開
口面積を広くし、開口面に段差を設けることにより、流
量検出素子に当る空気の流速分布をできるだけ平坦にす
ることができる。例えば、図22の実施例は、流量計の
上流の偏流が、図22の主空気通路5の回路モジュール
9に近い方(上方)で速く、反対側(下方)で遅い場合
に有効な副空気通路4の形状を示したものである。この
場合、副空気通路4が無い場合、あるいは副空気通路の
入口開口面に段差が無く分割されていない場合は、偏流
により流量検出素子7の上方に速い流速が当り、下側に
遅い流速が当るため、前記の性能劣化が心配となる。し
かし、本実施例のように、副空気通路4の入口開口面に
段差を設け分割したことにより、流速の遅い下側の流れ
が優先的に副空気通路内に流入するため、流量検出素子
の上側と下側に当る空気の流速の差が低減できるため前
記の性能劣化の低減が可能となる。
【0054】また、図24に示す実施例は、最も一般的
な主空気通路5の中心付近の流速が速く、外周方向程遅
くなる偏流に対応したもので、中心付近の副空気通路4
の入口開口面を下流側へ下げたものである。これによっ
て、中心付近はその両端よりも副空気通路4へ流入しに
くくなるため、結果的には流量検出素子7へ当る空気の
流速分布は平坦に近付く。
【0055】これらの実施例は整流格子を設けた方がさ
らに効果が上がる。また、副空気通路の分割壁13の無
いものも考えられる。
【0056】図25は副空気通路4の入口開口面に段差
が無い実施例である。流量計の上流管路が曲がっている
と主流の方向は矢印14のようになり、長い流量検出素
子7を副空気通路無しで配置した場合や、副空気通路4
を設けてもその入口部に分割壁13が無い場合は、流量
検出素子7の先端側の流速が速く回路モジュール側が遅
くなる。
【0057】これに対し、図25の実施例のように副空
気通路4の入口部に分割壁13を設けると、矢印15に
示すように副空気通路3の内部の流れが大きく変わり、
流量検出素子7に当る流速の先端側と根本側の差を小さ
くできるため、流量検出素子7の全面で均一に近づいた
計測ができ、長い検出素子を用いることによる性能劣化
の低減が可能となる。
【0058】最後に、本発明のポイントを、代表的なエ
アクリーナにより生じる偏流を示す図26〜図31を用
いて説明する。
【0059】図26は、エアフィルタを内部に配したエ
アクリーナハウジング16と曲がり管路となっているダ
クト17により構成された上流吸気系と、ダクト17の
下流に取り付けられた空気流量測定装置の一例を示して
いる。
【0060】図27は、図26に示した吸気系により空
気流量測定装置の上流に生じる偏流を説明する模式図で
ある。
【0061】また、図28は、図26の吸気系の下流、
すなわち空気流量測定装置の上流に生じた偏流の流速分
布の実測データで、数値が大きいほど流速の速い領域と
して示したものである。
【0062】同様に、図29に直管ダクト17を有する
吸気系と、図30にその吸気系により生じる偏流の模式
図、また、図31にその流速分布の実測データを示す。
【0063】発熱抵抗体式空気流量測定装置は、小さな
流量検出素子で全空気流量を代表的に計測しているた
め、図27及び図30に示すように、流量検出素子7の
配置位置により異なる流速を代表値として計測すること
になり、これが偏流による出力変化の原因となる。この
対策として、流量検出素子を多数配置するあるいは非常
に大きな流量検出素子を用いることが考えられるが、コ
ストの増加や生産性の悪化、さらに、他性能へ悪影響を
及ぼすという問題を持っている。
【0064】本発明は、上記の問題を持たずに空気通路
構造により、偏流による出力変化を低減したもので、副
空気通路の入口と出口の上流の流速差により流量検出部
の空気流量を調整する方法(出口上流の突起)、また、
広範囲の空気を部分部分で優先度を調整して流量検出部
へ取り込む方法(入口開口面の段差)を見出したもので
ある。単純に主空気通路の広範囲の空気を縮流路により
流量検出部へ導く、あるいは、多点の空気を合流する通
路構成では、圧力損失が非常に大きくなるため実用化で
きない。そこで、本発明は、従来より設けられている前
記ブリッジ体の部分だけで、最も偏流による影響度を低
減する空気通路構造を開発したものである。
【0065】図28及び図31から判るように、主空気
通路の主流に垂直な断面の中心線上の空気を最適に平均
化できれば、偏流の影響は大幅に低減できることに着目
し、ブリッジ体の上面に傾斜底面を有する溝状の副空気
通路入口を設けることが第一の対策であった。しかし、
この方法では、傾斜底面の角度を大きくしなければ入口
全面からの空気取り込みは達成できず、空気流量測定装
置の全長を長く取らなくてはならず、装着性やコスト面
のみならず他性能への悪影響を与える。
【0066】従って、入口開口面は上記の影響を持たな
い範囲に留め、その開口面に段差を設け開口面の各部か
らの空気取り込み量を調整可能とした。また、入口と出
口の位置を上流流速の大きく異なる点に位置(中心線に
対して対称な2点や中心と壁面付近)すれば、入口上流
流速が速ければ出口上流流速が遅くなり、入口側が遅け
れば出口側が速くなることを利用し、出口の上流に突起
などの主流を阻害する形状を設け、流量検出部の空気流
量を出入口で相殺するように作用する構成とした。
【0067】図32は、本発明のエンジン制御システム
図である。空気流量測定装置101で吸入空気量を検出
し、その検出された吸入空気量に対応した信号がコント
ロールユニット102に入力される。コントロールユニ
ット102は検出された吸入空気量に基づいて燃料噴射
量と燃料噴射時期を演算し、インジェクタ105に出力
する。103は吸入空気量をコントロールするスロット
ルボディである。
【0068】空気流量測定装置101でシステムの構造
自体に影響されない吸入空気量が検出されるため、シス
テム全体としても精度が向上する。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、主空気通路の主流に垂
直な断面の各部から優先度を調整して副空気通路の流量
検出部へ空気を取り込むことが出きるため、流量検出部
上流の形状に出力が影響されない空気流量測定装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である空気流量測定装置の横
断面図。
【図2】図1の実施例の上流側から見た外観図。
【図3】図1の実施例のA−A断面図である。
【図4】本発明の一実施例である空気流量測定装置の横
断面図。
【図5】図4の実施例の上流側から見た外観図。
【図6】図4の実施例のA−A断面図である。
【図7】本発明の一実施例である空気流量測定装置の横
断面図。
【図8】図7の実施例の上流側から見た外観図。
【図9】図7の実施例のA−A断面図である。
【図10】図1〜図9以外の実施例を図1のA−A断面
図で示したもの。
【図11】図1〜図10以外の実施例を図1のA−A断
面図で示したもの。
【図12】図1〜図11以外の実施例を図1のA−A断
面図で示したもの。
【図13】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図。
【図14】図13の実施例の上流側から見た外観図。
【図15】図13の実施例のA−A断面図。
【図16】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図。
【図17】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図。
【図18】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図。
【図19】図18の実施例の上流側から見た外観図。
【図20】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図。
【図21】図20の実施例の上流側から見た外観図。
【図22】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図。
【図23】図22の実施例の上流側から見た外観図。
【図24】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図である。
【図25】本発明の一実施例である空気流量測定装置の
横断面図である。
【図26】吸気系の一例を示す図。
【図27】図26の吸気系により生じる偏流を示す模式
図。
【図28】図26の吸気系により生じる偏流の流速分布
実測データ。
【図29】吸気系の一例を示す図。
【図30】図29の吸気系により生じる偏流を示す模式
図。
【図31】図29の吸気系により生じる偏流の流速分布
実測データ。
【図32】本発明の一実施例であるエンジン制御システ
ム図。
【符号の説明】
1…突起、2…ブリッジ体、3…ボディ、4…副空気通
路、5…主空気通路、6…カバー、7…発熱抵抗体、8
…感温抵抗体、9…回路モジュール、10…支持部材、
11…肉盗み部、12…整流格子、13…分割壁、1
4,15…空気の流れの方向、16…エアクリーナハウ
ジング、17…ダクト、18…空気流量測定装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 千尋 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 筒井 光圀 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 加藤 幸夫 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気通路内に設けられ、前記空気通路を流
    れる空気のうちの一部の空気が流れる副空気通路と、 前記副空気通路内に設けられた流量検出部と、を備えた
    空気流量測定装置において、 前記空気通路内の流れ方向に異なる位置の空気を共に取
    り入れる前記副空気通路の入口を備えたことを特徴とす
    る空気流量測定装置。
  2. 【請求項2】空気通路内に設けられ、前記空気通路を流
    れる空気のうちの一部の空気が流れる副空気通路と、 前記副空気通路内に設けられた流量検出部と、を備えた
    空気流量測定装置において、 前記空気通路内を流れる空気を取り込む第1の開口面と
    前記第1の開口面よりも前記空気通路の出口側にあって
    前記空気通路を流れる空気を取り込む第2の開口面とを
    有する前記副空気通路の入口を備えたことを特徴とする
    空気流量測定装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1の開口面と第2の開口面とは、前記空気通路内
    の流れと垂直方向に離れて設けられることを特徴とする
    空気流量測定装置。
  4. 【請求項4】空気通路内に設けられ、前記空気通路を流
    れる空気のうちの一部の空気が流れる副空気通路と、 前記副空気通路内に設けられた流量検出部と、を備えた
    空気流量測定装置において、 前記副空気通路は、前記空気通路内の流れと垂直方向に
    離れて設けられた複数の開口面から取り込まれた空気が
    合流する合流部を備えたことを特徴とする空気流量測定
    装置。
  5. 【請求項5】空気通路内に設けられ、前記空気通路を流
    れる空気のうちの一部の空気が流れる副空気通路と、 前記副空気通路内に設けられた流量検出部と、を備えた
    空気流量測定装置において、 前記副空気通路は、前記空気通路の中心軸付近の空気と
    前記中心軸から偏心した位置の空気とを取り込み合流す
    る合流部を備えたことを特徴とする空気流量測定装置。
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