JPH1166377A - 加工円板体の判別装置 - Google Patents

加工円板体の判別装置

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JPH1166377A
JPH1166377A JP24739297A JP24739297A JPH1166377A JP H1166377 A JPH1166377 A JP H1166377A JP 24739297 A JP24739297 A JP 24739297A JP 24739297 A JP24739297 A JP 24739297A JP H1166377 A JPH1166377 A JP H1166377A
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JP
Japan
Prior art keywords
coin
disc
passage
light emitting
light receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP24739297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Suzuki
一美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Seiko Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Seiko Co Ltd filed Critical Asahi Seiko Co Ltd
Priority to JP24739297A priority Critical patent/JPH1166377A/ja
Publication of JPH1166377A publication Critical patent/JPH1166377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は従来技術の問題点を解決する目的から
開発されたものである。言い換えると本発明は光学技術
を使用して円板体が加工されているか否かを簡単に判別
する巨的から開発されたものである。 【解決手段】本発明は少なくとも、一個の円板体を起立
状態にして通過させるための通路手段と、この通路手段
の円板体が通過する通路の両サイドにそれぞれ配設され
ている複数個の発光手段と、これらの発光手段にそれぞ
れ隣接して配設されている複数個の受光手段と、を備え
ていることを特徴とした加工円板体の判別装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円板体が真性であるか否
かを判別するための装置に関する。とくに本発明は円板
体の大きさ並びに材質がほぼ同じであって加工されてい
るか否かを判別するための加工円板体の判別装置に関す
る。本発明は具体的には真正な500円コインと加工さ
れた500ウオン硬貨とを区別するための加工円板体の
判別装置に関する。
【従来の技術】近年、交通機関の発展に伴って国際間の
交流が盛んとなり特に隣国との交流が益々盛んになって
来ている。
【0002】たとえば日本国は隣国の韓国とは地理的に
は非常に近く位置しながら経済的な面においては依然と
して大き差違が残っている。具体的には韓国の通貨であ
る500ウオン硬貨と日本国の通貨である500円コイ
ンとは大きさ並びに材質がほぼ同じであるものの経済的
な価値が大きく異なっている。このことから近年、韓国
の500ウオン硬貨が穴加工されて日本国内に大量に使
用されて来ており経済的な混乱が生じている。
【0003】従来からコインなどの円板体を判別する装
置としては円板体自体の大きさである直径ならびに厚み
を検出すると共に円板体の材質を検出して真正であるか
否かを判別していた。こうした円板体の判別装置として
はメカニカルに円板体を検出するタイプあるいは電子的
に円板体を検出するタイプなど種々の装置があった。た
とえば米国特許第4.376,480号の明細書にはメ
カニカル・タイプのコイン判別装置が記載されており米
国特許第4,570,779号の明細書には電子式タイ
プのコイン判別装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述され
た従来技術のコイン判別装置には問題点があった。すな
わち円板体の大きさならびに材質が真正なコインとほぼ
同じである場合には同一の硬貨として判別されるという
欠点があった。具体的には従来、複数個の穴加工された
500ウオン硬貨は500円コインと区別できないとい
う問題点があった。本発明は上述した従来技術の問題点
を解決する目的から開発されたものである。言い換える
と本発明は光学技術を使用して円板体が加工されている
か否かを簡単に判別する目的から開発されたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は少なくとも、一
個の円板体を起立状態にして通過させるための通路手段
と、この通路手段の円板体が通過する通路の両サイドに
それぞれ配設されている複数個の発光手段と、これらの
発光手段にそれぞれ隣接して配設されている複数個の受
光手段と、を備えていることを特徴とした加工円板体の
判別装置である。また本発明は、前記複数個の発光手段
と前記複数個の受光手段とがそれぞれペアになって複数
個の反射形センサを形成していることを特徴とした判別
装置である。加えて本発明は、前記通路手段を通過する
前記円板体の面中央に対向する位置に前記反射形センサ
を配設すると共に当該円板体の面縁近くに対向する位置
に前記反射形センサを配設したことを特徴とする判別装
置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を其の実施について
添付の図面を参照しつつ説明する。図1は本発明による
一実施例の要部を概略的に示した正面図である。図2は
図1の実施例に組み込まれた電子回路の一部を示したブ
ロック回路図である。図3は図2の動作を説明するため
の信号波形図である。図4も図2の動作を説明するため
の信号波形図である。図1に示される大きな矩形のもの
は500円コインを選別するための本実施例であるセレ
クタ11である。
【0007】このセレクタ11は縦形の箱状からなり頂
部の左側にはコインの投入口12が開口されている。当
該セレクタ11の上方内部にはコイン1,2,3の通路
13が斜めに形成されており左側の投入口12からのコ
インが右側に転動される。図1の右側に転動されたコイ
ンはセレクタ11内の右サイド中央の開口14を介在し
て落下される。開口14を落下するコイン4が真正な場
合には通路に突出された斜めのゲート15によって再び
左側に転動される。
【0008】左側に転動されたコイン5は開口を介在し
て落下され下方の金庫(図示略)内に収納される。開口
14を落下するコイン4が偽物である場合には斜めのゲ
ート15が没入されて当該コインは更に落下する。さら
に落下したコイン6はシュート(図示略)を介在してセ
レクタ11の外に返却される。図1上方中央の21は第
1の発光部であり23は第1の受光部であって此等は第
1の反射形センサ25を構成している。
【0009】この第1の反射形センサ25に対向して第
2の反射形センサ26(図2を参照)がコインの通路1
3を間にして取り付けられている。なお此の第2反射形
センサ26は第2の発光部22と第2の受光部24とか
ら構成されている。また第1ならびに第2の反射形セン
サ25,26は転動されるコイン2の面中央を検出する
ように通路13に配置されている。上述のことからコイ
ン2が通路13に存在する時には図2に示されるように
第1発光部21からの光は反射されて第1受光部23に
入り第2発光部22からの光も反射されて第2受光部2
4に入ることになる。
【0010】またコイン2が通路13に存在しない時に
は第1発光部21からの光は第2受光部24に入り第2
発光部22からの光は第1受光部23に入ることにな
る。したがってコイン2の面縁ならびにコイン2の表裏
面中央の大きな変化のみが検出されることになる。図1
上方右側の31は第3の発光部であり33は第3の受光
部であって此等は第3の反射形センサ35を構成してい
る。この第3反射形センサ35に対向して第4の反射形
センサ36(図2を参照)がコインの通路13を間にし
て取り付けられている。
【0011】なお此の第4反射形センサ36は第4の発
光部32と第4の受光部34とから構成されている。ま
た第3ならびに第4の反射形センサ35,36は転動さ
れるコイン3の面縁近くを検出するように通路13に配
置されている。上述のことからコイン3が通路13に存
在する時には図2に示されるように第3発光部31から
の光は反射されて第3受光部33に入り第4発光部32
からの光も反射されて第4受光部34に入ることにな
る。
【0012】またコイン3が通路13に存在しない時に
は第3発光部31からの光は第4受光部34に入り第4
発光部32からの光は第3受光部33に入ることにな
る。したがってコイン3の面縁ならびにコイン3の表裏
面の大きな変化のみが検出されることになる。第1なら
びに第3の反射形センサ25,35は第1のセンサ回路
41に接続されており第1センサ回路41は第1のコン
パレータ43に接続されている。なお45は第1の調節
器であり第1コンパレータ43に接続されて所望の標準
レベルを設定する。
【0013】第2ならびに第4の反射形センサ26,3
6は第2のセンサ回路42に接続されおり第2センサ回
路42は第2のコンパレータ44に接続されている。ま
た46は第2の調節器であり第2コンパレータ44に接
続されて所望の標準レベルを設定する。第1ならびに第
2のコンパレータ45,46はワイアード・オアの論理
和回路47に接続されている。
【0014】
【実施例】上述の構成からなる本実施例のセレクタ11
は投入口12に真正な500円コインを投入すると傾斜
する通路13に沿ってコイン1〜3は転動されつつ下降
することになる。転動しつつ下降するコイン1〜3は第
1から第4の反射形センサ25,26,35.36によ
って検出される。第1から第4の反射形センサ25,2
6,35,36によって検出された信号51,52が図
3に示されている。
【0015】なお図3の縦軸方向は電圧Vを示し横軸方
向は時間Tを示している。図3の信号51,52は真正
な500円コインの主として表裏面の凹凸変化の一部を
示している。信号51の鋭い小さい山55は真正な50
0円コインの面縁が検出されたことが示され信号51の
鋭い大きな山54は真正な500円コインの面の凹凸が
検出されたことが示されている。信号52の波形には僅
かな変化が見られるのみである。これは真正な500円
コインの平坦面のみが検出されたとみられる。
【0016】第1ならびに第2のコンパレータ43,4
4の各出力による論理和の信号53が図3の下部に示さ
れている。信号53には大きな山54に対応した一個の
パルス56のみが検出されている。これは真正な500
円コインを検出した時に出来るだけパルス56が発生し
ないように調節器45,46によって標準レベルを調整
したためである。図4には此れに対して片面に複数個の
穴加工された500ウオン硬貨をセレクタ11に投入し
た場合の信号波形が示されている。なお図4の縦軸方向
も電圧Vを示し横軸方向も時間Tを示している。
【0017】図4上部の信号51の波形は500円コイ
ンの場合とほぼ同様になっている。この信号51は50
0ウオン硬貨の穴加工されなかった面が検出されたため
である。図4の信号51の鋭い小さい山55は500ウ
オン硬貨の面縁が検出されたことが示され鋭い大きな山
54は500ウオン硬貨の面の凹凸が検出されたことが
示されている。500ウオン硬貨の穴加工された面が検
出された場合の波形が図4中央の信号52に示されてい
る。穴加工された窪みの影響によって多数の鋭い大きな
山54が現れている。
【0018】そして第1ならびに第2のコンパレータ4
3,44の各出力による論理和の信号53が図4の下部
に示されている。多数の山54に対応して多数のパルス
56が検出されている。したがって図3ならびに図4の
パルス56を計数することによって500円コインと穴
加工された500ウオン硬貨とを簡単に判別できること
になる。なおコイン1,2,3の通路13を傾斜した場
合を例示したがコインを自重落下するように垂直方向の
通路であっても良いことは勿論である。
【0019】また実施例ではコインの面中央を反射形セ
ンサによって検出すると共にコインの面縁近くも反射形
センサで検出するようにしたが更に反射形センサの個数
を増加すると判別精度が向上することは勿論である。ま
た逆にコインの面中央を検出するための反射形センサを
省略してコインの面縁近くを検出する反射形センサのみ
にしても良いことは勿論である。
【発明の効果】以上のように本発明によると大きさ並び
に材質によっては円板体を判別出来ない場合でも簡単な
構成を付加することによって判別出来ることになる。具
体的には本発明によると複数個の穴加工された500ウ
オン硬貨と500円コインと簡単に判別出来るという大
きな効果が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による一実施例の要部を概略的に
示した正面図である。
【図2】図2は図1の実施例に組み込まれた電子回路の
一部を示したブロック回路図である。
【図3】図3は図2の動作を説明するための信号波形図
である。
【図4】図4も図2の動作を説明するための信号波形図
である。
【符号の説明】
円板体・・・ 1,2,3,4,5,6:コイン、 通路手段・・・ 12:投入口、 13:通路、 発光手段・・・ 21,22,31,32:発光部、 受光手段・・・ 23,24,33,34:受光部、 25,26,35,36:反射形センサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、一個の円板体を起立状態に
    して通過させるための通路手段と、この通路手段の円板
    体が通過する通路の両サイドにそれぞれ配設されている
    複数個の発光手段と、これらの発光手段にそれぞれ隣接
    して配設されている複数個の受光手段と、を備えている
    ことを特徴とした加工円板体の判別装置。
  2. 【請求項2】請求項1の記載において、前記複数個の発
    光手段と前記複数個の受光手段とがそれぞれペアになっ
    て複数個の反射形センサを形成していることを特徴とし
    た判別装置。
  3. 【請求項3】請求項2の記載において、前記通路手段を
    通過する前記円板体の面中央に対向する位置に前記反射
    形センサを配設すると共に当該円板体の面縁近くに対向
    する位置に前記反射形センサを配設したことを特徴とす
    る判別装置。
JP24739297A 1997-08-11 1997-08-11 加工円板体の判別装置 Pending JPH1166377A (ja)

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JP24739297A JPH1166377A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 加工円板体の判別装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6761257B2 (en) 1999-02-10 2004-07-13 Scan Coin Industries Ab Coin discriminating device, coin handling apparatus including such a device, and coin discriminating method
JP2011056048A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Omron Corp 投入メダル検知方法、投入メダル検知装置、投入メダル選別装置及び遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6761257B2 (en) 1999-02-10 2004-07-13 Scan Coin Industries Ab Coin discriminating device, coin handling apparatus including such a device, and coin discriminating method
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