JPH1166281A - 画像処理検査装置 - Google Patents

画像処理検査装置

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JPH1166281A
JPH1166281A JP9230089A JP23008997A JPH1166281A JP H1166281 A JPH1166281 A JP H1166281A JP 9230089 A JP9230089 A JP 9230089A JP 23008997 A JP23008997 A JP 23008997A JP H1166281 A JPH1166281 A JP H1166281A
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JP
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inspection
imaging
controller
image processing
program
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JP9230089A
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English (en)
Inventor
Toshiki Yamane
俊樹 山根
Yoshihiko Sugimoto
義彦 杉本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】TVカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明
の光量の調整などの検査環境の調整を簡便且つ正確に行
うことができる画像処理検査装置を提供する。 【解決手段】コントローラ1は、撮像装置としてのTV
カメラ3によって撮像して得た画像を画像データとして
画像処理メモリ4に格納する。CPU10は画像処理メ
モリ4に格納された画像データを第1の不揮発性メモリ
31に格納されているアプリケーションプログラムにし
たがって所定の画像処理を行い、インターフェース回路
8を通じて、数値演算結果あるいは判定結果などを出力
する。第1の不揮発性メモリ31と第2の不揮発性メモ
リ32とは交換可能となっており、第2の不揮発性メモ
リ32をコントローラ1に接続すると、検査環境を調整
するための機能を有するツールプログラムが起動され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として工場など
の生産ラインにおいて物体をTVカメラのような撮像装
置により撮像して得た画像データに基づいて物体の有
無、位置、形状などを検出したり良否判定をしたりする
画像処理検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像処理検査装置は、工場など
の生産ラインにおいて人の視覚に頼っていた製品などの
各種の目視検査を正確に高速かつ自動的に検査できる装
置として各所で使用されている。従来より提供されてい
る画像処理検査装置は図12に示すように構成されてお
り、コントローラ1’は、生産ライン上を流れてくる工
程途中の物品よりなる被検査物体T(以下、ターゲット
Tと称す)の画像を、センサ2などからの外部トリガ信
号が入力されたタイミングで撮像装置としてのTVカメ
ラ3から撮り込み、撮り込んだ画像に対して、位置補
正、面積測定、重心位置算出などの様々な画像処理を行
った後、得られた各々の結果を数値演算し、求まった値
から検査の合否を判定する論理演算を経て外部に結果を
出力する、といった一連の演算出力処理を行うことで、
物体の有無、位置、形状などの検査を行っている。
【0003】この種の検査の精度を高めるには、検査を
行うための検査環境の設定が重要である。ここで述べる
検査環境の設定とは、TVカメラ3の焦点の調整、照明
の光量の調整(撮像装置の露出補正)などがある。しか
しながら、これらの検査環境の調整は、ほとんど人間の
目と感覚に頼るものが多く、従来から手間暇がかかるも
のであった。
【0004】ところで、従来より、TVカメラ3から撮
り込まれた画像データを処理することで、上記のような
検査環境の調整を補助するツールをソフトウェアで構成
できることが知られている。TVカメラ3の焦点の調整
用ツールを図13及び図14を参照しながら説明する。
TVカメラ3から撮り込まれた画像は、画素ごとにコン
トローラ10’内の画像処理メモリに画像データとして
保存されている。一般に画素は濃淡値として例えば8ビ
ット(0〜255の値をとる)データにて保存される。
【0005】例えば、ターゲットTの画像を画像処理メ
モリに撮り込むことを考えると、撮像装置の焦点が合っ
た画像の場合は、ターゲットTの端(輪郭)がはっきり
区別できるが、焦点の合っていない画像の場合はその輪
郭がぼやける。画像データとして考えると、ディスプレ
イ装置6の画面6aの画像が図13(a)に示すように
焦点のあった画像の場合は、ターゲットT(「A」)の
エッジの部分では隣り合った画素の濃淡値の差が図13
(b)に示すように大きい(図13(b)に示した例で
は、濃淡値の差の最大値は0XFF(16進数)=25
5になる)が、ディスプレイ装置6の画面6aの画像が
図14(a)に示すように焦点の合っていない画像の場
合は、図14(b)に示すようにターゲットT
(「A」)のエッジの部分では隣り合った画像の濃淡値
の差が小さくなる(図14(b)に示した例では、濃淡
値の差の最大値は0X42(16進数)=66にな
る)。したがって、隣りの画素(例えば、メモリアドレ
ス上の1つ前の画素)との濃淡値の差を画面6a全体あ
るいは一定領域において計算し、それらの差の中の最大
値を求めれば、その値が焦点の合い具合を示すパラメー
タとなる。要するに、次々に画像を撮り込み、この値を
最大値にするようにTVカメラ3のフォーカス調整つま
みを回転させて調整すると、焦点の一番あった画像が得
られる。
【0006】次に、従来の光量の調整用ツールについて
説明する。TVカメラ3から撮り込んだ画像の各部分で
の明るさが一定でない場合、濃淡画像データを白か黒か
の2値化データに変換して処理する2値化画像処理(例
えば、黒い部分の面積を求める処理)を行う場合、同じ
ターゲットTの面積値が視野内の位置によって異なって
しまうような場合がでてくる。そこで、外部からの照明
を、検査を行う視野に均等にあてることが必要になる。
しかしながら、例えば図15(a)に示すように画面6
aに表示された画像の明るさが緩やかに変化する場合
(図15(a)の左上端から右下端へ向かう矢印Bの向
きに緩やかに明るくなっている場合)には、肉眼で見て
も明るさの変化がわかりにくい。そこで、例えば図15
(b)に示すように画面6aを複数に分割し(図15
(b)では4つに分割し)、各分割画面6b1 ,6
2 ,6b3 ,6b4 ごとに画素の濃淡値の平均値を求
め明るさを均等に表示すると、光量の変化の具合が明確
になる。したって、各分割画面6b1 ,6b2 ,6
3 ,6b4 の表示を見て光量が検査範囲で均等になる
ように(つまり、各分割画面6b1 ,6b2 ,6b3
6b4の表示が同じになるように)、照明を調整すれば
よい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ツ
ールは画像処理検査装置自身とは別のコンピュータや測
定器などを用いて実現されているので、調整のための器
材や治具を検査場所に持ち込まなければならず、検査の
ために図12のように既にセッテイングされた状態で検
査環境の調整を簡便に行うことができないという不具合
があった。また、画像処理検査装置に接続されるTVカ
メラ3が上記コンピュータや上記測定器に接続できない
場合には正確な調整ができないという不具合があった。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、TVカメラなどの撮像装置の焦点の
調整、照明の光量の調整などの検査環境の調整を簡便且
つ正確に行うことができる画像処理検査装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、被検査物体を撮像する撮像装置
と、撮像装置からの画像データに基づいて被検知物体に
関する特定の性状を検出するコントローラとを備えた画
像処理検査装置であって、検査を実行するためのアプリ
ケーションプログラムと、検査を行うために撮像装置の
焦点合わせや光量合わせなどの検査環境を調整する機能
を有するツールプログラムとがコントローラに対して着
脱自在な別々の不揮発性メモリに保存されて成ることを
特徴とするものであり、ツールプログラムの保存された
不揮発性メモリをコントローラに取り付けてツールプロ
グラムを実行させることにより画像処理検査装置によっ
て検査環境の調整が行われるので、従来のような検査環
境を設定するためのコンピュータや測定器を別途に用意
することなしに人間の目と感覚に頼ることが多かったT
Vカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調
整などを簡便且つ正確に行うことができる。また、アプ
リケーションプログラムとツールプログラムとが別々の
不揮発性メモリに保存されコントローラに対して着脱自
在なので、不揮発性メモリの着脱によって容易にプログ
ラムの選択を行うことができる。
【0010】請求項2の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、ディスプレイ装置の画面上に表示されるア
プリケーションプログラムのメニュー画面においてツー
ルプログラムを選択実行させて検査環境を調整すること
を特徴とするものであり、ディスプレイ装置の画面上に
表示されるアプリケーションプログラムのメニュー画面
においてツールプログラムを選択実行させることによ
り、画像処理検査装置によって検査環境の調整が行われ
るので、従来のような検査環境を設定するためのコンピ
ュータや測定器を別途に用意することなしに人間の目と
感覚に頼ることが多かったTVカメラなどの撮像装置の
焦点の調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正確に行
うことができる。
【0011】請求項3の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、コントローラは、アプリケーションプログ
ラムとツールプログラムとを選択するための切替えスイ
ッチを備えて成ることを特徴とするものであり、切替え
スイッチを切り替えるだけの簡単な操作でツールプログ
ラムを選択実行させることができ、画像処理検査装置に
よって検査環境の調整が行われるので、従来のような検
査環境を設定するためのコンピュータや測定器を別途に
用意することなしに人間の目と感覚に頼ることが多かっ
たTVカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光量
の調整などを簡便且つ正確に行うことができる。
【0012】請求項4の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、コントローラは、電源投入時には通常はア
プリケーションプログラムが起動され、コントラーラに
外部接続された操作デバイスによる特定の操作に応じて
ツールプログラムを起動させる選択実行手段を有するこ
とを特徴とするものであり、操作デバイスによる特定の
操作を行うことによりツールプログラムを選択実行させ
ることができ、画像処理検査装置によって検査環境の調
整が行われるので、人間の目と感覚に頼ることが多かっ
たTVカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光量
の調整などを簡便且つ正確に行うことができる。
【0013】請求項5の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、コントローラは、外部機器と通信するため
のシリアルインターフェース、パラレルインターフェー
ス等のインターフェースを有し、電源投入時には通常は
アプリケーションプログラムが起動され、外部機器から
の特定の通信コマンドを受信するとツールプログラムを
起動させる選択実行手段を有することを特徴とするもの
であり、外部機器から特定の通信コマンドを送信するこ
とによりツールプログラムを選択実行させることがで
き、画像処理検査装置によって検査環境の調整が行われ
るので、人間の目と感覚に頼ることが多かったTVカメ
ラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調整など
を簡便且つ正確に行うことができる。
【0014】請求項6の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、コントローラは、外
部機器と通信するためのシリアルインターフェース、パ
ラレルインターフェース等のインターフェースを有し、
電源投入時には通常はアプリケーションプログラムが起
動され、検査を行うために撮像装置の焦点合わせや光量
合わせ等の検査環境を調整する機能を有するツールプロ
グラムが外部機器からダウンロードされたときには、ダ
ウンロード完了後にツールプログラムを起動することを
を特徴とするものであり、外部機器からコントローラへ
ツールプログラムをダウンロードすることによりツール
プログラムを実行させることができ、画像処理検査装置
によって検査環境の調整が行われるので、人間の目と感
覚に頼ることが多かったTVカメラなどの撮像装置の焦
点の調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正確に行う
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1に本実施形態の画像処理検査装置の
回路ブロック図を示す。本実施形態の画像処理検査装置
におけるコントローラ1は、撮像装置としてのTVカメ
ラ3によって撮像して得た画像を画像データとして画像
処理メモリ4に格納するとともに、画像表示回路5を通
じてディスプレイ装置6に生(スルー)画像として表示
させる。なお、画像処理メモリ4に格納されているメモ
リ画像を表示する場合には、画像表示回路5においてT
Vカメラ3からの入力を選択せず、画像処理メモリ4の
内容を選択表示するようになっている。
【0016】CPU10は画像処理メモリ4に格納され
た画像データを、ターゲットを検知するセンサ2の検知
出力や操作デバイス(マンマシンインターフェース)と
してのキーパッド20のキー押下などによる外部トリガ
のタイミングで、第1の不揮発性メモリ31ないしは第
1の不揮発性メモリからコピーされたプログラムメモリ
7(RAM)にあるアプリケーションプログラムにした
がって所定の画像処理を行い、シリアルインターフェー
スやパラレルインターフェースなどからなるインターフ
ェース回路8を通じて、数値演算結果あるいは判定結果
などを出力する。すなわち、コントローラ1は、上記画
像データに基づいて物体の有無、位置、形状などの特定
の性状を検出し、数値演算結果あるいは合否判定結果な
どを出力する。
【0017】ここに、画像処理の手順(どのような種類
の画像処理をどの範囲で実行するか、処理結果はどのよ
うに演算して出力するか、など)は、アプリケーション
プログラム内で品種データとしてユーザが作成すること
ができる。該作成は上記キーパッド20により行うこと
ができる。なお、キーパッド20はインターフェース回
路8に接続されている。また、操作デバイスはキーパッ
ド20に限定するものではなく、例えばキーボードやマ
ウスなどでもよい。
【0018】ところで、本実施形態の画像処理検査装置
は、図2に示すように、コントローラ本体100にソケ
ット101が設けてあり、ソケット101を介してコン
トローラ本体100に着脱自在(本実施形態ではカセッ
ト式になっている)な上記第1の不揮発性メモリ31及
び後述の第2の不揮発性メモリ32を備えており、通常
は、第1の不揮発性メモリ31がコントローラ本体10
0に設置され、必要に応じて第1の不揮発性メモリ31
を第2の不揮発性メモリ32に交換することができるよ
うになっている。なお、各不揮発性メモリ31,32と
しては例えばフラッシュROMやメモリカード(ICカ
ード)等を用いればよい。ここに、第2の不揮発性メモ
リ32には、例えばTVカメラ3の焦点合わせや光量合
わせなどの検査環境を調整する機能を有するツールプロ
グラムが格納されている。
【0019】したがって、本実施形態では、通常は、電
源が投入されると、第1の不揮発性メモリ31に保存さ
れているアプリケーションプログラムが起動する。検査
を行う前に検査環境の設定を行う場合には、一旦電源を
オフにしてアプリケーションプログラムの格納された第
1の不揮発性メモリ31を取り外し、代わりに上記ツー
ルプログラムの格納されている第2の不揮発性メモリ3
2を取り付けて電源を投入しツールプログラムを起動さ
せればよい。そして、検査環境の調整が終わった後は、
第2の不揮発性メモリ32を取り外して第1の不揮発性
メモリ31を取り付けてアプリケーションプログラムを
再起動して、所望の検査を行わせればよい。
【0020】しかして、本実施形態では、ツールプログ
ラムの保存された第2の不揮発性メモリ32をコントロ
ーラ本体100に取り付けてツールプログラムを実行さ
せることにより画像処理検査装置によって検査環境の調
整が行われるので、従来のような検査環境を設定するた
めのコンピュータや測定器を別途に用意することなしに
人間の目と感覚に頼ることが多かったTVカメラ3の焦
点の調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正確に行う
ことができる。また、アプリケーションプログラムとツ
ールプログラムとが別々の不揮発性メモリ31,32に
保存されコントローラ本体100に対して着脱自在なの
で、不揮発性メモリ31,32の着脱によって容易にプ
ログラムの選択を行うことができる。
【0021】(実施形態2)図3に本実施形態の画像処
理検査装置の回路ブロック図を示す。本実施形態の基本
構成は実施形態1と略同じであり、上述のアプリケーシ
ョンプログラムと上述のツールプログラムとが同一の不
揮発性メモリ33に格納され該不揮発性メモリ33がコ
ントローラ100に内蔵されている点が相違する。ま
た、本実施形態では、ツールプログラムはアプリケーシ
ョンプログラムの一部(サブルーチン)として呼び出さ
れるようになっている。
【0022】本実施形態では、電源を投入すると、アプ
リケーションプログラムが起動し、図5(a)に示すデ
ィスプレイ装置6の画面6aに、例えば、図5(b)に
示すように「各種チェッカの設定」、「数値演算式の設
定」、「判定演算式の設定」、「品種データの設定」、
「I/Oの設定」、「環境の設定」などの項目を有する
選択メニューが表示される。
【0023】ところで、キーパッド20は、図4に示す
ように、ディスプレイ装置6の画面6aに表示されるカ
ーソルを移動させるための上キー21a、下キー21
b、左キー21c、右キー21dや、検査をスタートさ
せるための検査スタートキー22aや、確定キー23
(エンターキー)や、中止キー22b(エスケープキ
ー)などを備えており、これらのキー操作によって上記
項目の選択ができるようになっている。以下、上記項目
のうち本発明の要旨に関係のある項目についてのみ説明
する。
【0024】キーパッド20を操作することによって
「環境の設定」を選択すると、ディスプレイ装置6の画
面6aには、例えば図6に示すように「カメラの設
定」、「検査スタートの設定」、「環境調整プログラム
の起動」などの項目を有するメニューが表示される。な
お、「カメラの設定」には、フレーム撮り込み、電子シ
ャッタ使用、ランダムカメラなどの種類がある。また、
検査スタートの設定には一回のみ検査を行う、繰り返し
検査を行う、電源起動時自動繰り返しなどの種類があ
る。
【0025】図6の画面6aにおいて、キーパッド20
を操作することによって「環境調整ツールの起動」を選
択すると、画面6aには、例えば図7に示すように、
「カメラの焦点の調整」、「光量の調整」などの項目を
有するメニューが表示される。キーパッド20により目
的のメニューを選択確定すると、各環境調整のツールプ
ログラムに移行する。つまり、「カメラの焦点の調整」
を選択すると、ツールプログラムに従ってTVカメラ3
の焦点の調整が行われ、「光量の調整」を選択すると照
明の光量の調整が行われる。また、ツールプログラムの
実行終了後は、例えばツールプログラムの選択の画面
(図7の画面)に戻ればよい。以上のようにしてアプリ
ケーションプログラムと環境調整用のツールプログラム
を適宜選択できる。
【0026】しかして、本実施形態では、ディスプレイ
装置6の画面6a上に表示されるアプリケーションプロ
グラムのメニュー画面においてツールプログラムを選択
実行させることにより、画像処理検査装置によって検査
環境の調整が行われるので、従来のような検査環境を設
定するためのコンピュータや測定器を別途に用意するこ
となしに人間の目と感覚に頼ることが多かったTVカメ
ラ3などの撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調整な
どを簡便且つ正確に行うことができる。
【0027】(実施形態3)図8(a)に本実施形態の
画像処理検査装置の回路ブロック図を示す。本実施形態
の基本構成は実施形態2と略同じであるが、本実施形態
においてはコントローラ1が、実行するプログラムを選
択するための切替えスイッチSWを備えている。本実施
形態では、図8(b)に示すようにコントローラ本体1
00に設けられた切替えスイッチSWの操作部90を接
点a側に切り替えた状態(図8(c)参照)で電源が投
入されると、不揮発性メモリ33に格納されたアプリケ
ーションプログラムが起動され、一方、上記操作部を接
点b側に切り替えた状態(図8(d)参照)で電源が投
入されると、各環境調整用のツールプログラムが起動さ
れる。したがって、実施形態2のように選択メニューの
「環境調整ツールの起動」は不要になる。環境調整ツー
ルが起動した後は、実施形態2と同様に、「カメラの焦
点の調整」、「光量の調整」などの項目を適宜選択確定
すればよい。
【0028】しかして、本実施形態では、切替えスイッ
チSWを切り替えるだけの簡単な操作でツールプログラ
ムを選択的に起動させることができ、画像処理検査装置
によって検査環境の調整が行われるから、従来のような
検査環境を設定するためのコンピュータや測定器を別途
に用意することなしに人間の目と感覚に頼ることが多か
ったTVカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光
量の調整などを簡便且つ正確に行うことができる (実施形態4)本実施形態の基本構成は実施形態2と同
じであって、以下に説明する動作が相違する。本実施形
態では、図9に示すように、電源が投入(オン)された
ときにキーパッド20の状態に応じて起動するプログラ
ムを変更するようにしてある点に特徴がある。
【0029】本実施形態では、電源がオンされるとキー
パッド20の状態が読み取られ、キーパッド20のいず
れのキーも押さなかった場合には(S3)、アプリケー
ションプログラムが起動される(S4)。これに対し、
キーパッド20の特定のキーを押しながら電源を投入し
た場合には(S3)、検査環境を調整するためのツール
プログラムが起動される(S6)。すなわち、本実施形
態では、キーパッド20の特定のキーを押すか押さない
かで起動するプログラムを選択することができる。ここ
で、「特定のキーを押す」とは、単一のキーの押下でも
いが、ユーザが間違って押すことで検査環境調整用のツ
ールプログラムが容易に起動することを防ぐために(検
査環境調整用のツールプログラムは検査をする前に使用
されるもので、常時使用されるものでないから)、キー
パッド20の複数のキーを同時に(例えば図4における
上キー21a」と下キー21bとを同時に)押しながら
電源を入れた場合に、検査環境調整用のツールプログラ
ムが立ち上がるようにすればよい。検査環境調整ツール
プログラムが起動した後は、実施形態2と同様に、「カ
メラの焦点の調整」、「光量の調整」などの項目を適宜
選択確定すればよい。
【0030】しかして、本実施形態では、操作デバイス
としてのキーパッド20による特定の操作を行うことに
よりツールプログラムを選択実行させることができ、画
像処理検査装置によって検査環境の調整が行われるか
ら、人間の目と感覚に頼ることが多かったTVカメラ3
などの撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調整などを
簡便且つ正確に行うことができる (実施形態5)図10(a)に本実施形態の画像処理検
査装置の回路ブロック図を示す。本実施形態の基本構成
は実施形態3と略同じであり、コントローラ1が、イン
ターフェース回路8を介して、インターフェースケーブ
ル41(図10(b)参照)により外部の制御機器40
(例えばプログラマブルコントローラやパーソナルコン
ピュータ等)と接続されている点が相違する。インター
フェース回路8は、シリアルインターフェースやパラレ
ルインターフェースを有し、シリアル通信、パラレル通
信等、特に限定するものではない。
【0031】本実施形態では、通常は、電源を投入する
と、アプリケーションプログラムが起動する。これに対
し、画像処理検査装置が検査を行っていないアイドルの
状態において、外部の制御機器40から特定の通信コマ
ンドを送り、コントローラ1のCPU10がインターフ
ェース回路8を介して上記通信コマンドを受信すると、
検査環境調整用のツールプログラムが起動する。すなわ
ち、制御機器40からの通信により起動するプログラム
を選択することができる。ここで、外部の制御機器40
から送信される特定のコマンドは、例えば一般の通信に
使われるコマンド(例えばシリアル通信でアスキーコー
ドで文字列を送るコマンド)ようなものではなく、制御
コード等を組み合わせて特別なプロトコルを設定し、間
違って一般の通信で送信されないようにしている。検査
環境調整ツールプログラムが起動した後は、実施形態2
と同様に、「カメラの焦点の調整」、「光量の調整」な
どの項目を適宜選択確定すればよい。
【0032】なお、再びアプリケーションプログラムに
戻るには、電源を入れなおすか、外部の制御機器40か
ら別の特定のコマンドを送って、アプリケーションプロ
グラムを再起動することができる。しかして、本実施形
態では、外部機器40から特定の通信コマンドを送信す
ることによりツールプログラムを選択実行させることが
でき、画像処理検査装置によって検査環境の調整が行わ
れるから、人間の目と感覚に頼ることが多かったTVカ
メラ3などの撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調整
などを簡便且つ正確に行うことができる (実施形態6)図11(a)に本実施形態の画像処理検
査装置の回路ブロック図を示す。本実施形態の基本構成
は実施形態5と略同じであって、コントローラ1はイン
ターフェース回路8を介して、RS−232C51(図
11(b)参照)により外部の制御機器であるパーソナ
ルコンピュータ50と接続されている。
【0033】本実施形態では、通常は、電源を投入する
と、アプリケーションプログラムが起動する。これに対
し、画像処理検査装置が検査を行っていないアイドル状
態の場合(レディ状態:つまり次の検査スタート信号を
待っている状態)、パーソナルコンピュータ50から特
定の通信コマンドを送り(コマンドのプロトコルについ
ては実施形態5のように一般の通信と混同しないような
通信コマンドにすることが望ましい)、コントローラ1
のCPU10がインターフェース回路8を介してこの通
信コマンドを受信すると、コントローラ1はパーソナル
コンピュータ50からダウンロードされる検査環境調整
用のツールプログラムを受信する準備を行う。
【0034】また、実施形態3のように、コントローラ
1に、実行するプログラムを選択するための切替えスイ
ッチSWを設け、例えば切替えスイッチSWをa側の状
態にして電源を投入すると、アプリケーションプログラ
ムが起動し、b側の状態にして電源を投入したときに、
パーソナルコンピュータ50から上記ツールプログラム
をダウンロードする準備を行う。
【0035】ツールプログラムがダウンロードされた後
は、自動的にないしは、特定の通信コマンドを受信した
ときに、ツールプログラムを実行開始する。したがっ
て、実施形態2乃至実施形態5のようにコントローラ1
内の不揮発性メモリ33に検査環境調整用のツールプロ
グラムを保存しておく必要がなくなる。また、ツールプ
ログラムは、プログラムメモリ7(RAM)上にダウン
ロードされるので、ツールプログラムは電源を入れなお
すと消えるから、必要なときのみプログラムメモリ7上
に存在することになり、ツールプログラム用の余分なメ
モリが不要となる(一般にアプリケーションプログラム
のほうがサイズが大きいので、アプリケーションプログ
ラムが動作するためのメモリがあればツールプログラム
は該メモリ上で実行できる)。検査環境調整ツールプロ
グラムが起動した後は、実施形態2と同様に、「カメラ
の焦点の調整」、「光量の調整」などの項目を適宜選択
確定すればよい。
【0036】しかして、本実施形態では、外部機器とし
てのパーソナルコンピュータ50からコントローラ1へ
ツールプログラムをダウンロードすることによりツール
プログラムを実行させることができ、画像処理検査装置
によって検査環境の調整が行われるから、人間の目と感
覚に頼ることが多かったTVカメラ3などの撮像装置の
焦点の調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正確に行
うことができる。
【0037】なお、上記各実施形態では、検査環境を調
整するツールソフトウェアは、TVカメラ3の焦点の調
整、照明の光量の調整の2種類についてのみ述べたが、
この他にも、例えば画像データの全画素に対してのヒス
トグラム表示など、さまざまなツールソフトウェアが考
えられる。本発明は、これらのツールソフトウェアにも
同様にあてはまることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、被検査物体を撮像す
る撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被
検知物体に関する特定の性状を検出するコントローラと
を備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するた
めのアプリケーションプログラムと、検査を行うために
撮像装置の焦点合わせや光量合わせなどの検査環境を調
整する機能を有するツールプログラムとがコントローラ
に対して着脱自在な別々の不揮発性メモリに保存されて
いるので、ツールプログラムの保存された不揮発性メモ
リをコントローラに取り付けてツールプログラムを実行
させることにより画像処理検査装置によって検査環境の
調整が行われるから、従来のような検査環境を設定する
ためのコンピュータや測定器を別途に用意することなし
に人間の目と感覚に頼ることが多かったTVカメラなど
の撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調整などを簡便
且つ正確に行うことができるという効果がある。また、
アプリケーションプログラムとツールプログラムとが別
々の不揮発性メモリに保存されコントローラに対して着
脱自在なので、不揮発性メモリの着脱によって容易にプ
ログラムの選択を行うことができるという効果がある。
【0039】請求項2の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、ディスプレイ装置の画面上に表示されるア
プリケーションプログラムのメニュー画面においてツー
ルプログラムを選択実行させて検査環境を調整するの
で、ディスプレイ装置の画面上に表示されるアプリケー
ションプログラムのメニュー画面においてツールプログ
ラムを選択実行させることにより、画像処理検査装置に
よって検査環境の調整が行われるから、従来のような検
査環境を設定するためのコンピュータや測定器を別途に
用意することなしに人間の目と感覚に頼ることが多かっ
たTVカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光量
の調整などを簡便且つ正確に行うことができるという効
果がある。
【0040】請求項3の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、コントローラは、アプリケーションプログ
ラムとツールプログラムとを選択するための切替えスイ
ッチを備えているので、切替えスイッチを切り替えるだ
けの簡単な操作でツールプログラムを選択実行させるこ
とができ、画像処理検査装置によって検査環境の調整が
行われるから、従来のような検査環境を設定するための
コンピュータや測定器を別途に用意することなしに人間
の目と感覚に頼ることが多かったTVカメラなどの撮像
装置の焦点の調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正
確に行うことができるという効果がある。
【0041】請求項4の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、コントローラは、電源投入時には通常はア
プリケーションプログラムが起動され、コントラーラに
外部接続された操作デバイスによる特定の操作に応じて
ツールプログラムを起動させる選択実行手段を有するの
で、操作デバイスによる特定の操作を行うことによりツ
ールプログラムを選択実行させることができ、画像処理
検査装置によって検査環境の調整が行われるから、人間
の目と感覚に頼ることが多かったTVカメラなどの撮像
装置の焦点の調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正
確に行うことができるという効果がある。
【0042】請求項5の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、検査を実行するため
のアプリケーションプログラムと、検査を行うために撮
像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環境を調整す
る機能を有するツールプログラムとがコントローラ本体
に内蔵され、コントローラは、外部機器と通信するため
のシリアルインターフェース、パラレルインターフェー
ス等のインターフェースを有し、電源投入時には通常は
アプリケーションプログラムが起動され、外部機器から
の特定の通信コマンドを受信するとツールプログラムを
起動させる選択実行手段を有するので、外部機器から特
定の通信コマンドを送信することによりツールプログラ
ムを選択実行させることができ、画像処理検査装置によ
って検査環境の調整が行われるから、人間の目と感覚に
頼ることが多かったTVカメラなどの撮像装置の焦点の
調整、照明の光量の調整などを簡便且つ正確に行うこと
ができるという効果がある。
【0043】請求項6の発明は、被検査物体を撮像する
撮像装置と、撮像装置からの画像データに基づいて被検
知物体に関する特定の性状を検出するコントローラとを
備えた画像処理検査装置であって、コントローラは、外
部機器と通信するためのシリアルインターフェース、パ
ラレルインターフェース等のインターフェースを有し、
電源投入時には通常はアプリケーションプログラムが起
動され、検査を行うために撮像装置の焦点合わせや光量
合わせ等の検査環境を調整する機能を有するツールプロ
グラムが外部機器からダウンロードされたときには、ダ
ウンロード完了後にツールプログラムを起動するので、
外部機器からコントローラへツールプログラムをダウン
ロードすることによりツールプログラムを実行させるこ
とができ、画像処理検査装置によって検査環境の調整が
行われるから、人間の目と感覚に頼ることが多かったT
Vカメラなどの撮像装置の焦点の調整、照明の光量の調
整などを簡便且つ正確に行うことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路ブロック図である。
【図2】同上の要部説明図である。
【図3】実施形態2を示す回路ブロック図である。
【図4】同上に用いるキーパッドの説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の他の動作説明図である。
【図7】同上の別の動作説明図である。
【図8】実施形態3を示し、(a)は回路ブロック図、
(b)はコントローラの説明図、(c)はコントローラ
の要部説明図、(d)はコントローラの要部説明図であ
る。
【図9】実施形態4の動作説明図である。
【図10】実施形態5を示し、(a)は回路ブロック
図、(b)はコントローラと制御機器との接続状態の説
明図である。
【図11】実施形態6を示し、(a)は回路ブロック
図、(b)はコントローラと制御機器との接続状態の説
明図である。
【図12】従来例の概略説明図である。
【図13】TVカメラの焦点合わせのツールプログラム
の動作説明図である。
【図14】TVカメラの焦点合わせのツールプログラム
の動作説明図である。
【図15】光量調整のツールプログラムの動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 コントローラ 2 センサ 3 TVカメラ 6 ディスプレイ装置 20 キーパッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物体を撮像する撮像装置と、撮像
    装置からの画像データに基づいて被検知物体に関する特
    定の性状を検出するコントローラとを備えた画像処理検
    査装置であって、検査を実行するためのアプリケーショ
    ンプログラムと、検査を行うために撮像装置の焦点合わ
    せや光量合わせなどの検査環境を調整する機能を有する
    ツールプログラムとがコントローラに対して着脱自在な
    別々の不揮発性メモリに保存されて成ることを特徴とす
    る画像処理検査装置。
  2. 【請求項2】 被検査物体を撮像する撮像装置と、撮像
    装置からの画像データに基づいて被検知物体に関する特
    定の性状を検出するコントローラとを備えた画像処理検
    査装置であって、検査を実行するためのアプリケーショ
    ンプログラムと、検査を行うために撮像装置の焦点合わ
    せや光量合わせ等の検査環境を調整する機能を有するツ
    ールプログラムとがコントローラ本体に内蔵され、ディ
    スプレイ装置の画面上に表示されるアプリケーションプ
    ログラムのメニュー画面においてツールプログラムを選
    択実行させて検査環境を調整することを特徴とする画像
    処理検査装置。
  3. 【請求項3】 被検査物体を撮像する撮像装置と、撮像
    装置からの画像データに基づいて被検知物体に関する特
    定の性状を検出するコントローラとを備えた画像処理検
    査装置であって、検査を実行するためのアプリケーショ
    ンプログラムと、検査を行うために撮像装置の焦点合わ
    せや光量合わせ等の検査環境を調整する機能を有するツ
    ールプログラムとがコントローラ本体に内蔵され、コン
    トローラは、アプリケーションプログラムとツールプロ
    グラムとを選択するための切替えスイッチを備えて成る
    ことを特徴とする画像処理検査装置。
  4. 【請求項4】 被検査物体を撮像する撮像装置と、撮像
    装置からの画像データに基づいて被検知物体に関する特
    定の性状を検出するコントローラとを備えた画像処理検
    査装置であって、検査を実行するためのアプリケーショ
    ンプログラムと、検査を行うために撮像装置の焦点合わ
    せや光量合わせ等の検査環境を調整する機能を有するツ
    ールプログラムとがコントローラ本体に内蔵され、コン
    トローラは、電源投入時には通常はアプリケーションプ
    ログラムが起動され、コントラーラに外部接続された操
    作デバイスによる特定の操作に応じてツールプログラム
    を起動させる選択実行手段を有することを特徴とする画
    像処理検査装置。
  5. 【請求項5】 被検査物体を撮像する撮像装置と、撮像
    装置からの画像データに基づいて被検知物体に関する特
    定の性状を検出するコントローラとを備えた画像処理検
    査装置であって、検査を実行するためのアプリケーショ
    ンプログラムと、検査を行うために撮像装置の焦点合わ
    せや光量合わせ等の検査環境を調整する機能を有するツ
    ールプログラムとがコントローラ本体に内蔵され、コン
    トローラは、外部機器と通信するためのシリアルインタ
    ーフェース、パラレルインターフェース等のインターフ
    ェースを有し、電源投入時には通常はアプリケーション
    プログラムが起動され、外部機器からの特定の通信コマ
    ンドを受信するとツールプログラムを起動させる選択実
    行手段を有することを特徴とする画像処理検査装置。
  6. 【請求項6】 被検査物体を撮像する撮像装置と、撮像
    装置からの画像データに基づいて被検知物体に関する特
    定の性状を検出するコントローラとを備えた画像処理検
    査装置であって、コントローラは、外部機器と通信する
    ためのシリアルインターフェース、パラレルインターフ
    ェース等のインターフェースを有し、電源投入時には通
    常はアプリケーションプログラムが起動され、検査を行
    うために撮像装置の焦点合わせや光量合わせ等の検査環
    境を調整する機能を有するツールプログラムが外部機器
    からダウンロードされたときには、ダウンロード完了後
    にツールプログラムを起動することをを特徴とする画像
    処理検査装置。
JP9230089A 1997-08-26 1997-08-26 画像処理検査装置 Pending JPH1166281A (ja)

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JP9230089A JPH1166281A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 画像処理検査装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003019162A1 (en) * 2001-08-31 2003-03-06 Matsushita Electric Works, Ltd. Image processing and inspection system
CN100451816C (zh) * 1999-12-24 2009-01-14 奥林巴斯光学工业株式会社 照相机及其制造方法

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