JPH1166165A - 医療施設システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、施設利用者に対して快適な
環境を確保することができる医療施設システムを提供す
ることにある。 【解決手段】 医療施設において構築されるシステムで
あって、複数の施設利用者によって携帯され、夫々異な
る所定の無線信号を発信する複数のＩＤユニットと、施
設内に張り巡らされ、上記各ＩＤユニットから発信され
る無線信号を受信する受信網と、上記受信網による受信
に基づいて施設利用者の所在を検出すると共に、施設利
用者の利用に供する室における施設利用者の存在、及び
該室に存在する施設利用者を算出する所在管理手段と、
上記所在管理手段にて算出された該室における施設利用
者の存在、及び該室に存在する施設利用者、並びに施設
利用者の健康状態に関する情報に基づいて該室の環境を
自動調節する環境制御手段と、を含むことを特徴とする
医療施設システム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は医療施設において構
築されるシステム、更に詳細には施設利用者に対して快
適な環境と情報を確保するための医療施設システムに関
する。

【０００２】

【従来の技術】近年、例えば病院等に医療施設において
は、入院患者、外来患者等の施設利用者の健康状態に関
する情報（カルテ情報）を蓄積し、必要に応じて簡易に
検索照会するための電子カルテ機能、診療報酬請求や健
康保険請求等の事務を効率良く処理するための医事会計
機能を備えるシステムが採用されつつある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムは、主として医療施設における業務管
理の効率化を図ったものにすぎず、入院患者や外来患者
等の施設利用者に対する直接的な便宜を図るものではな
い。

【０００４】本発明は、上記従来の技術の欠点に着目
し、これを解決せんとしたものであり、その目的は、施
設利用者に対して快適な環境を確保することができる医
療施設システムを提供することにある。

【０００５】本発明の他の目的は、上記目的に加え、施
設利用者が医療一般に関する情報を簡便に入手すること
ができる医療施設システムを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨とするところは、医
療施設において構築されるシステムであって、複数の施
設利用者によって携帯され、夫々異なる所定の無線信号
を発信する複数のＩＤユニットと、施設内に張り巡らさ
れ、上記各ＩＤユニットから発信される無線信号を受信
する受信網と、上記受信網による受信に基づいて各施設
利用者の所在を検出すると共に、施設利用者の利用に供
する室における施設利用者の有無、及び該室に所在する
施設利用者を算出する所在管理手段と、上記所在管理手
段にて算出された施設利用者の有無、及び該室に所在す
る施設利用者、並びに施設利用者の健康状態に関する情
報に基づいて室内環境を自動調節する環境制御手段と、
を含むことを特徴とする医療施設システムにある。

【０００７】この態様によれば、入院患者等の施設利用
者によって携帯されるＩＤユニットから送信された無線
信号を受信網によって受信し、この受信に基づいて、各
施設利用者の所在を検出すると共に、施設利用者の利用
に供する室における施設利用者の有無、及び該室に所在
する施設利用者を算出し、更にこの算出された施設利用
者の有無、及び該室に所在する施設利用者、並びに施設
利用者の予め蓄積された健康状態に関する情報に基づい
て該室の環境を自動調節するようにしたので、施設利用
者の利用に供する室を最適な環境に維持することがで
き、延いては施設利用者に対して快適な環境を確保する
ことができる。特に該室の環境の自動調節を、該室にお
ける施設利用者の有無に基づいて行うようにしており、
施設全体の節電等に寄与することができる。

【０００８】尚、上記システムにおいては、その他、患
者に対する医療情報提供機能、施設利用サービスシステ
ムを更に付加する態様とすることも可能であり、施設利
用者の所在情報に基づき所在別の滞在時間がリアルタイ
ムに確認することができる機能を利用し、長時間滞在が
利用者の危険性がある室や、入室自体が危険である等の
判断システムを更に採用すれば、施設利用者に対する安
全を提供することもできる。

【０００９】本発明の他の要旨は、施設利用者の利用に
供する上記室に設置され、施設内におけるサービスに関
する情報の照会、及び照会された情報に基づくサービス
の申込が可能な端末を含むことを特徴とする上記医療施
設システムにある。

【００１０】この態様によれば、施設利用者の利用に供
する室に設置される端末によって、施設内におけるサー
ビスに関する情報の照会、及び照会された情報に基づく
サービスの申込を可能としたので、該室から簡易にサー
ビスを申し込むことができ、延いては施設利用者に対し
て快適な環境を確保することができる。

【００１１】尚、上記システムにおいては、その他、患
者の要求する医療施設として提供すべき情報を上記端末
から自由に確認することを可能にすると共に、従来の業
務管理の効率化を目的とした機能を備える態様とするこ
とも可能であり、各種サーバとの情報通信を可能にする
ことにより、医療施設利用者の利便性、施設運用の効率
化を図ることができる。

【００１２】本発明の更に他の要旨は、施設利用者の利
用に供する室に設置された上記端末において、医療一般
に関する情報が照会可能であることを特徴とする上記医
療施設システムにあり、この態様によれば、施設利用者
の利用に供する室に設置された上記端末を介して、施設
利用者に対し医療一般に関する情報を提供するようにし
たので、上記効果に加え、施設利用者が医療一般に関す
る情報を簡便に入手することができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】本発明の医療施設システムの構築
対象となる医療施設としては、病院のほか、老人保険施
設、特別養護老人ホーム、ケアハウス等を掲げることが
できる。

【００１４】入院患者や外来患者等の施設利用者によっ
て携帯されるＩＤユニットとしては、カードタイプ、リ
ストバンドタイプ、ペンタイプ、タイピンタイプ、ペン
ダントタイプ等の任意の形態のものを採用することがで
きる。また、このＩＤユニットには、赤外線方式等の無
線信号を発信する機構のほか、無線信号を受信する機構
を設けることもできる。

【００１５】上記ＩＤユニットから発信される無線信号
を受信するために施設内に張り巡らされる受信網は、例
えば施設内の通路のほか、施設利用者の利用に係る病
室、トイレ、ナースステーション、食堂等、あらゆる場
所において受信できるように上記通信方式に応じた複数
のセンサーが配置される。尚、無線信号を受信する機構
を設けるＩＤユニットの態様においては、上記受信網の
機能に加えて、ＩＤユニットに対して無線信号を送信す
る機能を兼ね備えた発受信網とすることも可能である。

【００１６】ＩＤユニットから発信される無線信号の内
容としては、各ＩＤユニットに応じた所定のＩＤ信号の
ほか、例えばナースコールのための緊急無線信号、ＩＤ
ユニットを携帯した患者の健康を管理するための等が掲
げられる。他方、ＩＤユニットにて受信する場合におけ
る無線信号の内容としては、例えば呼出し信号、診察開
始時刻までの残時間の信号等が掲げられる。これらの受
信は、チャイム等の音によって、或いはその音と共にＩ
Ｄユニットに備えられたディスプレイ装置にメッセージ
を表示することによって、そのＩＤユニットを携帯した
施設利用者、或いは医師、看護婦等に知らせることがで
きる。

【００１７】施設利用者の健康状態に関する情報や、施
設内におけるサービスに関する情報等は、市販されてい
るデータベースソフト等の記憶手段に記憶させておくこ
とができ、ネットワーク化した任意のシステムからアク
セスが可能である。施設利用者の健康状態に関する具体
的な支援情報としては、例えば持病、脈拍、血圧、体
温、使用薬剤暦、病歴、必要な施設環境条件等を掲げる
ことができ、また施設内におけるサービスに関する具体
的な情報としては、例えば施設利用者の利用に供する室
への新聞、雑誌、飲料水等の宅配サービス、施設利用に
関するインフォメーション等を掲げることができる。上
記記憶手段には、上記情報のほか、医療一般に関する情
報や、施設運営管理に関する情報等を記憶させておくこ
ともでき、必要に応じて利用することにより、医療施設
において施設利用者に対して簡易に医療情報の提供をす
ることができ、事務処理の効率化を図ることができる。
医療一般に関する具体的な情報としては、例えば医薬品
名及びその効能情報、入院患者の検査、診察、リハビリ
テーション等のスケジュール管理、外来患者の予約・再
診管理、電子カルテ情報、担当医師のスケジュール等を
掲げることができ、施設運営管理に関する情報として
は、例えば施設内の物流管理情報等を掲げることができ
る。

【００１８】上記所在管理手段にて算出された室におけ
る施設利用者の存在、及び該室に存在する施設利用者、
並びに予めデータベース等の上記記憶手段に記憶された
施設利用者の健康状態に関する情報に基づいて、施設利
用者の利用に供する室（病室等）の環境を自動調節する
環境制御手段においては、例えば所定の病室に誰かが存
在するか否か、誰かが存在する場合にあってはその者は
誰か、更にその者の健康状態の変化に基づいて室内の環
境が調節される。その調節に係る具体的な環境要素とし
ては、窓の開閉、照明による調光、空調による温度及び
湿度等を掲げることができる。

【００１９】尚、所在管理手段における処理や、環境制
御手段における処理等は、任意のソフトウェアによって
実現することができ、必要に応じて所定サーバにおいて
処理する共通プロトコルを採用した分散処理型のＬＡＮ
（Local Area Network）として構成することが可能であ
る。

【００２０】

【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
ここで図１は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。

【００２１】例えば病院において構築される図１に示す
本発明に係る医療施設システムは、複数の施設利用者
（例えば入院患者）によって携帯され、夫々異なる所定
の無線信号（例えば超音波信号）を発信する複数のＩＤ
ユニット１１，１２と、施設内に張り巡らされ、上記各
ＩＤユニット１１，１２から発信される無線信号を受信
する受信網２１と、受信網２１による受信に基づいて各
施設利用者の所在を検出すると共に、施設利用者の利用
に供する室９（例えば病室）における施設利用者の存
在、及び該室９に存在する施設利用者を算出する所在管
理サーバ３１と、所在管理サーバ３１により算出された
施設利用者の利用に供する室９における施設利用者の存
在、及び該室９に存在する施設利用者、並びに該施設利
用者の健康状態に関する情報に基づいて該室９の環境を
自動調節するために該室９に設置されたインターフェー
スボックス４１と、施設内におけるサービスに関する情
報の照会、及び照会される情報に基づくサービスの申込
をするための端末５１と、を含む共通プロトコルを採用
した分散処理型のＬＡＮ（Local Area Network）として
構成されており、後述する各種のサーバ３２〜３８が別
途準備されている。

【００２２】また、このシステムにおいては、上記端末
５１のほか、ナースステーション端末５２、受付端末５
３、診察室端末５４、及び検査室端末５５が設けられて
おり、各端末５１〜５５においては、各情報の新規入
力、更新、削除、検索、照会、出力等の機能操作を可能
としている。尚、各サーバにおける機能操作や秘密情報
等については、必要に応じて端末利用者毎に或いは端末
毎に、アクセス可能な許容範囲を予め設定しておくこと
が望ましい。

【００２３】更に、このシステムにおいては、医療に必
要な医薬品、物品等の在庫、搬送等を管理運営するため
の院内物流サーバ３２、施設利用者の健康状態に関する
情報を管理し、各端末からの要求に応じて情報の検索、
照会等の処理をするための電子カルテサーバ３３、施設
の利用方法、医師、看護婦等の情報を施設利用者に提供
するための院内情報サーバ３４、患者に関する情報を施
設内の任意の端末からリアルタイムでの確認を可能に
し、看護能力を向上するための看護支援サーバ３５、施
設内におけるサービスの一種である新聞、雑誌、飲料水
等の宅配サービスに関する情報を管理し、各端末からの
要求に応じて情報の検索、照会等のほか、そのサービス
の申込の処理をするための宅配サービスサーバ３６、利
用する医薬品に関する情報を医師、看護婦、患者等に提
供するための薬剤情報サーバ３７、及び入院患者或いは
外来患者の検査、診察、リハビリテーション等のスケジ
ュール管理をするための予約再診サーバ３８を、図１に
示すように別途準備しているが、これに限定されること
なく、患者の病院給食オーダリングをサービスするため
のサーバ、病院内従事者の作業スケジュールを調整する
ためのサーバ等を更に準備することも可能であり、各サ
ーバには必要な情報を蓄積したデータベースが備えられ
ている。

【００２４】上記各ＩＤユニット１１，１２から発信さ
れる無線信号は、予め時分割設定された基準周期に従っ
て順次自動的に発信されるようになっている。また各Ｉ
Ｄユニット１１，１２には、必要に応じて緊急無線信号
を発信するためのナースコール機能が備えられている。

【００２５】各ＩＤユニット１１，１２から発信される
無線信号を受信するための受信網２１は、施設内の通路
のほか、施設利用者の利用に供する病室、トイレ、ナー
スステーション、食堂等のあらゆる場所に複数の受信セ
ンサー２１ａを配置するように張り巡らされている。こ
の受信網２１にて受信された無線信号は、各受信センサ
ー２１ａにて電気信号に変換され、ナースステーション
端末５２を介して所在管理サーバ３１に伝送される。

【００２６】所在管理サーバ３１においては、上記受信
網２１による受信に基づいて、即ちナースステーション
端末５２を介して伝送された受信網２１における受信無
線信号に基づいて各施設利用者の所在を検出すると共
に、施設利用者の利用に供する室９（例えば病室）にお
ける施設利用者の存在、及び該室９に存在する施設利用
者を算出する。この算出された室９（例えば病室）にお
ける施設利用者の存在、及び該室９に存在する施設利用
者に関する情報は、電子カルテサーバ３３において管理
される該室９に存在する施設利用者の健康状態に関する
情報と共に、室９の端末５１に伝送される。

【００２７】端末５１に伝送された上記各情報は更にイ
ンターフェイスボックス４１に転送され、この転送され
た情報に基づいてインターフェイスボックス４１によっ
て該室の環境が自動制御される。インターフェイスボッ
クス４１には、これによって自動制御される窓の開閉、
照明、及び空調等の具体的な環境要素の各調節機構４１
ａ〜４１ｃが制御可能に接続されており、また自動制御
の基準値を得るために、室内における現在の室温、湿
度、空調機による風速等を検知するための各種のセンサ
ー４１ｄが接続されている。施設利用者の利用に供する
室９に設置される端末５１、及び他の端末５２〜５５に
おいては、上記各要素が任意に調節できるようになって
いるほか、上述した各サーバにアクセスできるようにな
っている。尚、上述したように、各サーバにおける機能
操作や秘密情報等については、必要に応じて端末利用者
毎に或いは端末毎に、アクセス可能な許容範囲が予め設
定されている。

【００２８】以上の実施態様においては、無線信号を発
信するＩＤユニット１１，１２と、該ＩＤユニット１
１，１２から発信される無線信号を受信する受信網２１
とからなる通信手段としたが、上記ＩＤユニット１１，
１２には無線信号を受信する機能を更に備えることがで
き、また上記受信網２１は、その受信する機能の加え
て、無線信号を発信する機能を更に備える発受信網とす
ることもできる。こうすることによって、医師、看護婦
等の医療提供者が、ＩＤユニット１１，１２に対して呼
出し信号、診察開始時刻までの残時間の信号等をその内
容とする無線信号を発信することができるといった効果
が得られる。

【００２９】尚、受信網２１における受信センサー２１
ａや、室９や、各端末５１〜５５等は、図中（図１）に
おいて示す個数に限定されるものではなく、必要に応じ
て増減することができる。

【００３０】

【発明の効果】本発明の医療施設システムは、入院患者
等の施設利用者によって携帯されるＩＤユニットから送
信された無線信号を受信網によって受信し、この受信に
基づいて、各施設利用者の所在を検出すると共に、施設
利用者の利用に供する室における施設利用者の存在、及
び該室に存在する施設利用者を算出し、更にこの算出さ
れた施設利用者の存在、及び該室に存在する施設利用
者、並びに施設利用者の予め蓄積された健康状態に関す
る情報に基づいて該室の環境を自動調節する態様を採用
したので、施設利用者の利用に供する室を最適な環境に
維持することができ、延いては施設利用者に対して快適
な環境を確保することができる。特に該室の環境の自動
調節を、該室における施設利用者の有無に基づいて行う
ようにしており、施設全体の節電等に寄与することがで
きるといった顕著な効果を奏する。

【００３１】尚、施設利用者の所在情報に基づき各所に
おける滞在時間が把握でき、長時間滞在が利用者にとっ
て危険な室である場合、或いは入室自体が危険である場
合等に、施設管理者による利用者の安全確保が可能とな
る。

【００３２】本発明の他の医療施設システムは、施設利
用者の利用に供する室に設置される端末によって、施設
内におけるサービスに関する情報の照会、及び照会され
た情報に基づくサービスの申込を可能としたので、該室
から簡易にサービスを申し込むことができ、延いては施
設利用者に対して快適な環境を確保することができると
いった顕著な効果を奏する。

【００３３】本発明の更に他の医療施設システムは、施
設利用者の利用に供する室に設置された上記端末を介し
て、施設利用者に対し医療一般に関する情報を提供する
態様を採用したことにより、上記効果に加え、施設利用
者が医療一般に関する情報を簡便に入手することができ
るといった顕著な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【符号の説明】

９ 施設利用者の利用に供する室 １１，１２ ＩＤユニット ２１ 受信網 ３１〜３８ サーバ ４１ インターフェイスボックス ５１〜５５ 端末

フロントページの続き (72)発明者 野原 節雄 東京都港区北青山２−５−８ 株式会社間 組内 (72)発明者 多田 潔 東京都品川区南大井６丁目17番10号大森レ インボービル８階 株式会社アイオイ・シ ステム内 (72)発明者 吉川 孝道 東京都品川区南大井６丁目17番10号大森レ インボービル８階 株式会社アイオイ・シ ステム内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 医療施設において構築されるシステムで
   あって、 複数の施設利用者によって携帯され、夫々異なる所定の
   無線信号を発信する複数のＩＤユニットと、 施設内に張り巡らされ、上記各ＩＤユニットから発信さ
   れる無線信号を受信する受信網と、 上記受信網による受信に基づいて施設利用者の所在を検
   出すると共に、施設利用者の利用に供する室における施
   設利用者の存在、及び該室に存在する施設利用者を算出
   する所在管理手段と、 上記所在管理手段にて算出された該室における施設利用
   者の存在、及び該室に存在する施設利用者、並びに施設
   利用者の健康状態に関する情報に基づいて該室の環境を
   自動調節する環境制御手段と、を含むことを特徴とする
   医療施設システム。
2. 【請求項２】 施設利用者の利用に供する上記室に設置
   され、施設内におけるサービスに関する情報の照会、及
   び照会された情報に基づくサービスの申込が可能な端末
   を含むことを特徴とする請求項１に記載の医療施設シス
   テム。
3. 【請求項３】 施設利用者の利用に供する室に設置され
   た上記端末において、医療一般に関する情報が照会可能
   であることを特徴とする請求項２に記載の医療施設シス
   テム。