JPH1165548A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH1165548A
JPH1165548A JP9229269A JP22926997A JPH1165548A JP H1165548 A JPH1165548 A JP H1165548A JP 9229269 A JP9229269 A JP 9229269A JP 22926997 A JP22926997 A JP 22926997A JP H1165548 A JPH1165548 A JP H1165548A
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JP9229269A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Michiyoshi
啓 道吉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクロール機能を有する画像表示装置におい
て回路規模の増大を抑えつつ表示データの遅延を小さく
する。 【解決手段】 水平計数値Hと水平表示位置データHP
との加算値である第1水平加算値SH1に水平オフセッ
トデータHOを加算して第2水平加算値を得、この上位
6ビットSH2[8:3]をアドレスAの一部として、
テーブルメモリ34から表示すべきキャラクタのコード
を読み出す。そのコードをアドレスAIの一部として画
像メモリ36から前記キャラクタの水平方向1ライン分
の画像データDhを読み出し、これを、第2水平加算値
の下位3ビットSH2[2:0]から生成されるロード
信号LDにより、水平オフセットデータHOに応じたタ
イミングでシフトレジスタ38に並列入力する。シフト
レジスタ38は、入力画像データをドットクロックCL
Kによりシリアルに出力し、このシリアル画像データを
用いて画像表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやビデオゲーム機などで使用される画像表示装置
に関するものであり、更に詳しくは、複数のドットから
成る表示シンボル(キャラクタ)を複数個並べた配列と
して構成される静止画像をラスタ走査方式により画面に
表示するキャラクタ表示装置等の画像表示装置であって
静止画像をスクロール表示する機能を有する画像表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字情報を表示する静止画像表示装置と
してのキャラクタ表示装置は、従来、表示すべき英数字
や、カタカナ、漢字等をコードデータとして予め記憶し
ておき、表示シンボルとしての各キャラクタの画像を構
成するドットデータを記憶するメモリを用いて、キャラ
クタのコードデータをドットデータ(表示ドットパター
ン)に変換して表示していた。このような方式により文
字情報以外に図形情報を表示させることも可能であり、
ゲーム機などではこのような方式により比較的簡単な図
形の表示が行われている。すなわち、表示すべき図形の
表示単位として所定種類の表示シンボルを用意してコー
ド化し、コードデータを表示対象の画像における表示シ
ンボルの配列に対応づけて記憶しておくとともに(以
下、このとき使用されるメモリを「テーブルメモリ」と
いう)、そのような各表示シンボルの画像を構成するド
ットのデータ(画像データ)を所定のメモリ(以下「シ
ンボル画像メモリ」という)に記憶させておくことによ
り、簡単な図形を静止画像として表示することができ
る。以下では、このような方式により文字情報や図形情
報を静止画像として表示する画像表示装置を対象として
説明する。
【0003】上記のような画像表示装置においてその画
面に表示対象の全てを表示できない場合には、表示対象
のうち画面に表示される部分を上下左右に移動させると
いう機能すなわち静止画像をスクロール表示する機能
(以下「スクロール機能」という)が必要となる。この
ようなスクロール機能を有する画像表示装置として、水
平方向に静止画像をスクロール表示することができるビ
デオ表示装置が特公昭63−32472号公報に開示さ
れている。このビデオ表示装置は、表示対象を構成する
表示シンボル(構成ブロック)を示すデータ(コードデ
ータ)をビデオ表示装置上の予定の位置に相当するアド
レスできる位置で記憶しているテーブルメモリと、各種
表示シンボルの図形ビデオデータ(画像データ)を記憶
しているシンボル画像メモリと、スクロール量を示すデ
ータを保持するラッチとを備え、スクロール量を指定す
るデータ(例えば8ビットデータ)を第1の部分(例え
ば8ビット中の5ビット)と第2の部分(例えば8ビッ
ト中の残り3ビット)との分けて、第1の部分と水平方
向カウンタ値より、表示すべき表示シンボルが格納され
ているテーブルメモリのアドレスを生成し、テーブルメ
モリから読み出されるデータよりシンボル画像メモリの
アドレスを指定する。これにより、表示シンボルの画像
データ(一ライン分のドットデータ)を読み出してシフ
トレジスタに入力する。そして図21に示すように、画
像データの入力されるシフトレジスタ101の各段の出
力から一つの出力をスクロール量のデータの第2の部分
に応じてマルチプレクサ103により選択し、選択した
出力を用いてラスタ走査方式により表示を行う。このよ
うなビデオ表示装置によれば、ラッチに保持されたスク
ロール量を変化させることにより、静止画像を水平方向
にドット単位でスクロール表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の画像表示装
置では、図21に示すように、シフトレジスタ101の
出力からマルチプレクサ103を介して得られる画像デ
ータ(以下「表示データ」という)を用いて画像表示を
行っており、またシフトレジスタ101におけるシフト
は表示ドットの周期で行われるため、表示のタイミング
に対して表示データがマルチプレクサ103を通過する
時間分だけ遅延することになる。カラー表示の場合に
は、通常、このシフトレジスタ103の出力が一旦カラ
ールックアップテーブルメモリのアドレスとなり、この
メモリの出力が原色信号すなわちRGBの各信号へ変換
される(以下、この変換を「カラー変換」という)。表
示の高精細化に伴い、このカラー変換の高速化が要求さ
れている。しかし、上記のマルチプレクサによる遅延は
この高速化の妨げとなる。
【0005】また、表示のカラー化や高精細化に伴っ
て、1度にシンボル画像メモリから読み出すデータ量を
多くしたり複数のシフトレジスタを設けたりするための
構成が必要となる。このため、上記従来の画像表示装置
の構成に基づいて表示のカラーかや高精細化を行うと、
マルチプレクサ103のビット数を多くしたり複数のマ
ルチプレクサを設けたりすることが必要となり、回路規
模の増大を招く。
【0006】さらに、上記従来の画像表示装置では、ス
クロール量を指定するデータを第1の部分と第2の部分
とに分けており、第2の部分(例えばスクロール量を示
すデータの下位3ビット)によってシフトレジスタ10
3の出力の選択を行っている。このため、表示装置の画
面のうち画像が実際に表示される領域(以下「表示画
面」という)のシフトを行う場合、シフトレジスタ10
3の段数に相当するドット数以下のシフトを行うことが
できない。したがって、表示画面をドット単位でシフト
させる場合には、上記従来の画像装置の構成は不適切で
ある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべくなされた
ものであり、その目的は、表示のカラー化および高精細
化による回路規模の増大を抑えつつ表示データの遅延を
小さくすることができ、また表示画面のドット単位のシ
フトを容易に実現できる画像表示装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、複数ドットから成る表示シンボルを複数
個並べた配列として構成される静止画像をラスタ走査方
式により画面に表示する画像表示装置において、前記静
止画像を構成する前記配列に対する水平方向のオフセッ
ト量を記憶する書き換え自在のオフセット記憶手段と、
前記画面に表示すべき表示シンボルを構成する水平方向
の複数ドットの画像データを並列に入力し、入力した画
像データを前記静止画像の表示のための走査に応じて直
列に出力する並列/直列変換手段と、並列/直列変換手
段への前記複数ドットの画像データの並列入力のタイミ
ングを水平方向の前記オフセット量に応じて変化させる
入力タイミング制御手段と、を備え、並列/直列変換手
段から直列に出力される画像データにより前記静止画像
を前記画面に表示することを特徴としている。上記構成
によれば、オフセット記憶手段に記憶されるオフセット
量を書き換えることにより、前記画面における表示を水
平方向にドット単位でスクロールさせることができる。
【0009】上記特徴を有する本発明に係る第1の画像
表示装置では、複数ドットから成る表示シンボルを複数
個並べた配列として構成される静止画像をラスタ走査方
式により画面に表示する画像表示装置において、前記静
止画像を構成する前記配列に含まれる各表示シンボルを
示すコードデータを該表示シンボルの前記配列における
位置に対応するアドレスで読み出し可能な格納場所に格
納することにより、前記配列を記憶している第1記憶手
段と、第1記憶手段に記憶された前記配列に対する水平
方向および垂直方向のオフセット量を記憶する書き換え
自在のオフセット記憶手段と、第1記憶手段からコード
データを読み出すためのアドレスとして、水平方向およ
び垂直方向の前記オフセット量を加味しつつ前記静止画
像の表示のための走査に応じたアドレスを順次生成して
第1記憶手段に供給するアドレス生成手段と、前記画面
に表示され得る各表示シンボルを構成するドットの値か
ら成る画像データを記憶しており、第1記憶手段からコ
ードデータが読み出されると、該コードデータで示され
る表示シンボルの画像データのうち垂直方向の前記オフ
セット量に応じた垂直方向位置における水平方向の複数
ドットの画像データを同時に出力する第2記憶手段と、
第2記憶手段から同時に出力される複数ドットの画像デ
ータを並列入力し、並列入力した画像データを前記静止
画像の表示のための走査に応じて直列出力する並列/直
列変換手段と、並列/直列変換手段への前記複数ドット
の画像データの並列入力のタイミングを水平方向の前記
オフセット量に応じて変化させる入力タイミング制御手
段と、を備え、並列/直列変換手段から直列に出力され
る画像データにより前記静止画像を前記画面に表示する
構成としている。上記構成によれば、オフセット記憶手
段に記憶されるオフセット量を書き換えることにより、
前記画面における表示を水平方向および垂直方向にドッ
ト単位でスクロールさせることができる。
【0010】本発明に係る第2の画像表示装置では、複
数ドットから成る表示シンボルを複数個並べた配列とし
て構成される静止画像をラスタ走査方式により画面に表
示する画像表示装置において、前記静止画像を構成する
前記配列に含まれる各表示シンボルを示すコードデータ
を該表示シンボルの前記配列における位置に対応するア
ドレスで読み出し可能な格納場所に格納することによ
り、前記配列を記憶している第1記憶手段と、第1記憶
手段に記憶された前記配列に対する水平方向および垂直
方向のオフセット量を記憶する書き換え自在のオフセッ
ト記憶手段と、第1記憶手段からコードデータを読み出
すためのアドレスとして、水平方向および垂直方向の前
記オフセット量を加味しつつ前記静止画像の表示のため
の走査に応じたアドレスを順次生成して第1記憶手段に
供給するアドレス生成手段と、前記画面に表示され得る
各表示シンボルを構成するドットの値から成る画像デー
タを記憶しており、第1記憶手段からコードデータが読
み出されると、該コードデータで示される表示シンボル
の画像データのうち垂直方向の前記オフセット量に応じ
た垂直方向位置における水平方向の複数ドットの画像デ
ータを同時に出力する第2記憶手段と、第2記憶手段か
ら同時に出力される複数ドットの画像データを取り込ん
で保持するラッチ手段と、ラッチ手段に保持されている
前記複数ドットの画像データを並列入力し、並列入力し
た画像データを前記静止画像の表示のための走査に応じ
て直列出力する並列/直列変換手段と、並列/直列変換
手段への前記複数ドットの画像データの並列入力のタイ
ミングを水平方向の前記オフセット量に応じて変化させ
る入力タイミング制御手段と、を備え、並列/直列変換
手段から直列に出力される画像データにより前記静止画
像を前記画面に表示する構成としている。上記構成にお
いても、オフセット記憶手段に記憶されるオフセット量
を書き換えることにより、前記画面における表示を水平
方向および垂直方向にドット単位でスクロールさせるこ
とができる。
【0011】上記第1または第2の画像表示装置におい
て、画面上における前記静止画像の表示位置をシフトで
きるようにするには、前記画面上における前記静止画像
の水平方向および垂直方向の表示位置を記憶する書き換
え自在の表示位置記憶手段を備え、前記アドレス生成手
段は、前記第1記憶手段からコードデータを読み出すた
めのアドレスとして、水平方向および垂直方向の前記表
示位置および前記オフセット量を加味しつつ前記静止画
像の表示のための走査に応じたアドレスを順次生成して
第1記憶手段に供給し、前記第2記憶手段は、前記第1
記憶手段からコードデータが読み出されると、該コード
データで示される表示シンボルの画像データのうち垂直
方向の前記表示位置および前記オフセット量に応じた垂
直方向位置における水平方向の複数ドットの画像データ
を同時に出力し、前記入力タイミング制御手段は、前記
並列/直列変換手段の前記並列入力のタイミングを水平
方向の前記表示位置および前記オフセット量に応じて変
化させる、という構成にすればよい。
【0012】また、上記第2の画像表示装置において、
表示内容の変更等のために外部のCPU等からも第1記
憶手段にアクセスできるようにするために、前記アドレ
ス生成手段が前記第1記憶手段にアドレスを供給する代
わりに、前記アドレス生成手段によって生成されるアド
レスと外部から供給されるアドレスのうちから選択した
アドレスを前記第1記憶手段に供給するアドレス選択手
段であって、選択すべきアドレスを、前記第2記憶手段
から同時に出力される複数ドットの画像データに対応す
る表示シンボルの水平方向の走査に要する各期間内で切
り替えるアドレス選択手段を備える構成とするの好まし
い。このような構成によれば、第1記憶手段に対し、画
像表示のためのアクセスと外部のCPU等からのアクセ
スとを時分割で交互に行うことができる。
【0013】さらに、上記第2の画像表示装置におい
て、2画面の合成画面を表示する場合等、複数画面分の
画像データを用いて表示を行いたい場合には、前記アド
レス生成手段は、前記第1記憶手段からコードデータを
読み出すためのアドレスとして複数種類のアドレスを生
成し、前記第2記憶手段から同時に出力される複数ドッ
トの画像データに対応する表示シンボルの水平方向の走
査に要する各期間内で前記複数種類のアドレスを順次選
択して、選択したアドレスを前記第1記憶手段に供給
し、前記ラッチ手段は、前記第2記憶手段から同時に出
力される複数ドットの画像データを取り込んで保持する
ラッチ回路を、前記アドレス生成手段によって生成され
るアドレスの各種類に対応して複数個有し、各ラッチ回
路は、前記複数ドットの画像データを、該ラッチ回路に
対応するアドレスが前記第1記憶手段に供給されるタイ
ミングに応じて取り込み、前記並列/直列変換手段は、
前記アドレス生成手段によって生成されるアドレスの各
種類に対応する並列/直列変換回路を有し、各並列/直
列変換回路は、該直列/並列変換回路に対応するラッチ
回路に保持されている複数ドットの画像データを並列入
力して、並列入力した画像データを前記静止画像の表示
のための走査に応じて直列出力し、前記入力タイミング
制御手段は、各並列/直列変換回路への前記複数ドット
のデータの並列入力のタイミングを水平方向の前記オフ
セット量に応じて変化させ、各並列/直列変換回路から
直列出力される各画像データを用いて前記画面に表示を
行う構成とすればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、水平方向のドット単位
のスクロールのためのオフセット量に応じたタイミング
で並列/直列変換手段(例えばシフトレジスタ)に画像
データが並列入力されるため、従来とは異なり、ドット
単位の水平方向スクロールのためのマルチプレクサ等の
回路をシフトレジスタの出力側に設ける必要はない。こ
のため、並列/直列変換手段(シフトレジスタ)の出力
から表示データの出力まで(表示画像に直接対応するデ
ータの出力まで)の遅延が小さくなり、必要な回路量も
抑えられる。したがって、後段にカラー化のためのカラ
ールックアップテーブル等を設ける際のタイミング上の
マージンが大きくなり、また、表示のカラー化や多階調
化、高精細化に伴う回路規模の増大を抑えることができ
る。
【0015】さらに本発明によれば、上記第1または第
2の画像表示装置において、前記画面上における前記静
止画像の水平方向および垂直方向の表示位置を記憶する
書き換え自在の表示位置記憶手段を備え、オフセット量
に加えて表示位置記憶手段に記憶されたデータをも考慮
して、第1記憶手段のアドレスの生成や、第2記憶手段
からの画像データの出力、並列/直列変換手段の並列入
力のタイミングの決定を行うことにより、水平方向およ
び垂直方向の表示位置のシフト量を反映させたタイミン
グで表示データを出力することができる。したがって、
表示画面のドット単位でのシフトも容易に実現できる。
【0016】さらにまた、本発明によれば、上記第2の
画像表示装置のようにラッチ手段を設けた構成の場合に
は、第1記憶手段からコードデータが読み出されると、
そのコードデータに対応する画像データが第2記憶手段
から読み出されるが、この画像データは一旦ラッチ手段
に保持される。このため、第1記憶手段の内容の書き換
え等のために外部のCPUと本画像表示装置の表示コン
トローラ部とが交互に第1記憶手段にアクセスする場合
等(第1記憶手段に対し2箇所以上から交互にアクセス
される場合)において、アクセス期間の切替をスクロー
ルのためのオフセット量と独立に行えるようになる。そ
の結果、第1記憶手段に対する交互アクセスの制御が容
易となる。また、上記第2の画像表示装置のようなラッ
チ手段を有する構成によれば、複数画面分の画像データ
を時分割的に読み出す場合にも、アクセス期間の切替の
制御が容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ本
発明の各種実施形態について説明する。以下に述べるい
ずれの実施形態も、画面に所定サイズのキャラクタを複
数表示するキャラクタ表示装置、すなわちキャラクタの
配列としての静止画像をラスタ走査方式により画面に表
示する表示装置であり、表示装置の画面のうち静止画像
が実際に表示される領域(表示画面)の位置を水平方向
および垂直方向それぞれにドット単位で変える機能を有
するとともに、表示画面に表示された画像全体を水平方
向および垂直方向それぞれにドット単位でスクロールさ
せる機能を有している。
【0018】<1. 実施形態1>まず、本発明の一実
施形態(以下「実施形態1」という)であるキャラクタ
表示装置について説明する。このキャラクタ表示装置
は、図2に示すように、水平方向256ドット、垂直方
向256ドットで構成される表示画面(水平走査線25
6本分に相当する画面)上に、8ドット×8ドットで構
成される表示シンボルとしてのキャラクタをラスタ走査
方式により複数表示する。
【0019】<1.1 実施形態1の構成>図1は、本
実施形態のキャラクタ表示装置の要部の回路構成を示す
ブロック回路図である。このキャラクタ表示装置は、水
平カウンタ14、水平表示位置レジスタ12、水平オフ
セットレジスタ10、垂直カウンタ20、垂直表示位置
レジスタ18、垂直オフセットレジスタ16、第1水平
加算器22、第2水平加算器26、第1垂直加算器2
4、第2垂直加算器28、テーブルメモリ34、画像メ
モリ36、シフトレジスタ38、ANDゲート40、ロ
ードタイミング生成回路32、および表示タイミング生
成回路30を備え、ドットクロックCLKに基づいて動
作して表示データ信号Ddispを出力し、この表示データ
信号Ddispにより表示画面上に複数のキャラクタから成
る静止画像を表示する(図2参照)。なお、ここでドッ
トクロックCLKとは、画面への表示のためのドットと
1対1に対応するパルスを有するクロックをいい(した
がってドットクロックCLKの周期は1ドット分の表示
期間に対応する)、図示しない所定の発振回路により生
成される。
【0020】上記構成において、水平カウンタ14は、
ドットクロックCLKをカウントし、水平帰線期間を含
む1水平期間における位置に対応するカウント値すなわ
ち表示装置の画面における水平方向の位置を示すカウン
ト値(以下「水平計数値」という)Hを出力する。また
水平カウンタ14は、そのカウントが1周する毎に1個
のパルスを生成する。垂直カウンタ20は、このパルス
をカウントし、垂直帰線期間を含む1画面表示期間(1
フレーム)における1水平期間を単位とする位置に対応
するカウント値、すなわち表示装置の画面における垂直
方向の位置を示すカウント値(以下「垂直計数値」とい
う)Vを出力する。
【0021】水平表示位置レジスタ12は、表示装置の
画面における表示画面の水平方向の位置を指定するデー
タ(以下「水平表示位置データ」という)HPを保持
し、垂直表示位置レジスタ18は、表示装置の画面にお
ける表示画面の垂直方向の位置を指定するデータ(以下
「垂直表示位置データ」という)VPを保持する。水平
表示位置データHPおよび垂直表示位置データVPは、
本表示装置に接続されるCPU(中央処理装置)によ
り、それぞれのレジスタ12、18に設定される。
【0022】本実施形態では、図5に示すように、上記
水平表示位置レジスタ12および垂直表示位置レジスタ
18は、それぞれ、ビット0〜4の5ビットから成るレ
ジスタであり、ビット4を符号ビットとして9ビットに
符号拡張されて出力される。これらのレジスタ12、1
8に保持される水平表示位置データHPおよび垂直位置
データVPと表示画面のシフト量との関係を、図6に示
す。図7は、表示画面のシフト方向を示す図である。図
7(a)に示すように、水平表示位置データHPが正の
値の場合は左方向にシフトされ、負の値の場合は右方向
にシフトされる。また、垂直表示位置データVPが正の
値の場合は上方向にシフトされ、負の値の場合は下方向
にシフトされる。したがって、水平表示位置データHP
が正の値であって垂直表示位置データVPが負の値の場
合は、図7(b)に示すように表示画面がシフトされ
る。
【0023】水平オフセットレジスタ10は、表示画面
におけるキャラクタの表示の水平方向のスクロール量を
指定するデータ(以下「水平オフセットデータ」とい
う)HOを保持し、垂直オフセットレジスタ16は、表
示画面におけるキャラクタの表示の垂直方向のスクロー
ル量を指定するデータ(以下「垂直オフセットデータ」
という)VOを保持する。本実施形態では、図8に示す
ように、これらのオフセットレジスタ10、16は、い
ずれも、符号付きの9ビットデータを保持するレジスタ
である。
【0024】第1水平加算器22は、水平計数値Hと水
平表示位置データHPとを加算してその加算値を第1水
平加算値SH1(9ビットデータ)として出力し、第2
水平加算器26は、第1水平加算値SH1と水平オフセ
ットデータHOとを加算してその加算値を第2水平加算
値SH2(9ビットデータ)として出力する。また、第
1垂直加算器24は、垂直計数値Vと垂直表示位置デー
タVPとを加算してその加算値を第1垂直加算値SV1
として出力し、第2垂直加算器26は、第1垂直加算値
SV1と垂直オフセットデータVOとを加算してその加
算値を第2垂直加算値SV2として出力する。
【0025】表示タイミング生成回路30は、水平計数
値Hおよび垂直計数値Vより水平同期信号Hsyncおよび
垂直同期信号Vsyncを生成するとともに、第1水平加算
値SH1および第1垂直加算値SV1より表示期間を示
す信号(以下「表示期間信号」という)DISPを生成
する。ここで、表示期間信号DISPは、表示画面が表
示される期間(図7において表示画面内を走査している
期間)で「H」レベル(Highレベル)となってそれ
以外の期間で「L」レベル(Lowレベル)となる信号
である。
【0026】テーブルメモリ34は、表示画面の各キャ
ラクタ位置にどの種類のキャラクタを表示するかを指定
するためのメモリ、すなわち表示画面におけるキャラク
タの配列を指定するためのメモリである。テーブルメモ
リ34には、CPU(図示せず)等により、各キャラク
タの表示位置に対応するアドレスを用いて各キャラクタ
のコードが書き込まれている。各キャラクタは1バイト
のコードで表され、テーブルメモリ34は、図3に示す
ように、表示画面に対するメモリ容量1024バイト
(256ドット×256ドット=32キャラクタ×32
キャラクタ)に対し、水平方向および垂直方向にそれぞ
れ2倍のメモリ容量4096バイト(64キャラクタ×
64キャラクタ)を持っている。このようなテーブルメ
モリから画面に表示すべきキャラクタのコードを読み出
すためのアドレスとしては、図1に示すように、ともに
9ビットデータである第2水平加算値SH2および第2
垂直加算値VHのそれぞれの上位6ビットから成る12
ビットのアドレスAが使用される。
【0027】画像メモリ36は、図3に示すように、画
面に表示され得る各種類のキャラクターの画像データを
記憶している。すなわち、図形としてのキャラクタを示
す8ドット×8ドットの画像データをキャラクタの各種
類について記憶している。この画像データは、11ビッ
トのアドレスAIを画像メモリ36に供給することによ
り読み出すことができる。このとき、11ビットのアド
レスAIのうちの上位8ビットAI[10:3]で画面
に表示され得る各種類のキャラクタのうちの一つが指定
され、指定されたキャラクタの画像データ(8ドット×
8ドットのデータ)のうちの垂直方向(上下方向)の位
置が11ビットのアドレスのうちの下位3ビットで指定
される。本実施形態では、図1に示すように、この11
ビットのアドレスAIのうち、上位8ビット(以下「上
位アドレス」という)AI[10:3]としてテーブル
メモリ34から読み出されるコードが使用され、下位3
ビット(以下「下位アドレス」という)AI[2:0]
として第2垂直加算値の下位3ビットSV2[2:0]
が使用される。これにより、テーブルメモリ34から出
力されるコードで示されるキャラクタの画像データのう
ち第2垂直加算値の下位3ビットSV2[2:0]で指
定される垂直方向の位置における水平方向の8ドット
(8ビット)の画像データ(以下「水平キャラクタ画像
データ」という)Dhが、画像メモリ36から同時に読
み出される。
【0028】ロードタイミング生成回路32は、シフト
レジスタ38で使用されるロード信号LDを、第2水平
加算値の下位3ビットSH2[2:0]に基づいて生成
する。具体的には、第2水平加算値の下位3ビットSH
2[2:0]が「7」のとき「H」レベルとなり、SH
2[2:0]が「7」以外のとき「L」レベルとなる信
号をロード信号LDとして生成する。
【0029】シフトレジスタ38は、上記ロード信号L
Dにより、画像メモリ36から読み出される8ビットの
水平キャラクタ画像データDhをロードする(並列に入
力する)とともに、ロードされたデータDhをドットク
ロックにより1ドットずつ順次出力する。すなわち、シ
フトレジスタ38は、8ビットのパラレルデータである
水平キャラクタ画像データDhをシリアルデータに変換
する並列/直列変換手段として機能する。なお、このシ
フトレジスタ38は、ロード信号LDが「H」レベルの
ときに8ビットの水平キャラクタ画像データDhを取り
込み、取り込んだ8ビットのデータDhをロード信号が
「L」レベル(Lowレベル)のときに1ビットずつ順
次出力していく(以下、1ビットずつ出力される画像デ
ータの信号を「シリアル画像信号」といい、符号「Dh
s」で示すものとする)。
【0030】シフトレジスタ40から出力されるシリア
ル画像信号Dhsは、ANDゲート40に入力される。A
NDゲート40には、タイミング生成回路30で生成さ
れた表示期間信号DISPも入力される。そして、シリ
アル画像信号Dhsの信号と表示期間信号DISPとの論
理積の信号が、表示データ信号DdispとしてANDゲー
ト40から出力される。この表示データ信号Ddisp用い
て、タイミング生成回路30で生成された水平同期信号
Hsyncおよび垂直同期信号Vsyncに基づくラスタ走査を
行うことにより、本表示装置の画面にキャラクタが表示
される。
【0031】<1.2 実施形態1の動作>次に、上記
のように構成される本実施形態のキャラクタ表示装置の
動作につき、図9〜図11に示すタイミングチャートを
参照しつつ説明する。以下の説明では、水平カウンタ1
4は、水平表示位置データHPが「0」のときにおい
て、図2に示すように、表示画面における水平方向の1
ドット目が表示されるとき水平計数値Hとして「008
h」(後尾の「h」は16進数表示であることを示すも
のとする)を出力し、表示画面における水平方向の25
6ドット目が表示されるとき「107h」を出力するよ
うに動作するものとする。また、垂直カウンタ20は、
垂直表示位置データが「0」のときにおいて、図2に示
すように、表示画面における垂直方向の1ドット目に位
置する水平のラインが表示されるとき垂直計数値Vとし
て「000h」を出力し、表示画面における垂直方向の
256ドット目に位置する水平のラインが表示されると
き「0FFh」を出力するように動作するものとする。
したがって、表示期間信号DISPは、水平カウンタ1
4から出力される水平計数値Hが「008h〜107
h」の間で、かつ、垂直カウンタ20から出力される垂
直計数値Vが「000h〜0FFh」の間のときに、
「H」レベルとなり、それ以外のときに「L」レベルと
なる。
【0032】また以下の説明において、図3に示すよう
にテーブルメモリ34には、アドレス「00h」から順
にキャラクタのコード「41h」、「42h」、「43
h」、「44h」、・・・が格納されているものとし、
図4に示すように画像メモリ36には、これらのコード
に対応する画像データとして、それぞれアルファベット
「A」、「B」、「C」、「D」、・・・を示す8ドッ
ト×8ドット画像データが格納されているものとする。
【0033】なお以下では、垂直計数値Vを「000
h」、垂直オフセットデータVOを「000h」、垂直
表示位置データVPを「0」として、水平方向表示位置
のシフトや水平方向スクロールを行う場合の本実施形態
の動作を説明する。垂直計数値V、垂直オフセットデー
タVO、および垂直表示位置データHPが他の値をとる
場合の動作については、図1に示した本表示装置におけ
る要部の回路構成、図2に示した表示画面、図3および
図4に示したメモリの内容、並びに図5〜図7に示した
表示画面のシフトなどから明らかであるので、その説明
を省略する。
【0034】<1.2.1 実施形態1の動作例1>水平
オフセットデータHOが「000h」、水平表示位置デ
ータHPが「0」の場合の動作を、図9に示すタイミン
グチャートを参照しつつ説明する。図9に示すように、
第1水平加算値SH1および第2水平加算値SH2は共
に水平計数値Hと等しくなり、ドットクロックCLKの
パルスの水平カウンタ14への入力に伴って変化する第
2水平加算値の上位6ビットSH2[8:3]により、
テーブルメモリ34へのアドレスAは、図9(f)に示
すタイミングで「000h」から順に増加していく。こ
れに応じてテーブルメモリ34からそれぞれコード「4
1h」、「42h」、「43h」、「44h」、・・・
が順に出力され、これらのコードは画像メモリ36にそ
の上位アドレスAI[10:3]として入力される。上
述のように垂直計数値Vを「000h」、垂直オフセッ
トデータVOを「000h」、垂直表示位置データHP
を「0」としているため、この間、画像メモリ36の下
位アドレスAI[2:0]は、「0h」である。したが
って、テーブルメモリ34から出力される上記コードに
対応するアルファベット「A」、「B」、「C」、
「D」、・・・の1ライン目の8ドットの画像データで
ある水平キャラクタ画像データDhが順に画像メモリ3
6から出力される。一方、シフトレジスタ38に供給さ
れるロード信号LDは、第2水平加算値の下位3ビット
SH2[2:0]が「7」のとき「H」レベルとなり
(図9(e))、この「H」レベルの期間において、ア
ルファベット「A」、「B」、「C」、「D」、・・・
の1ライン目の水平キャラクタ画像データDhが順次シ
フトレジスタ38に取り込まれ、取り込まれたそれぞれ
の水平キャラクタ画像データDhが、ドットクロックC
LKに同期して1ビットずつ順次出力されていく(図9
(h))。
【0035】例えば、第2水平加算値SH2が「000
h〜0007h」である期間には、テーブルメモリ34
における「000h」番地に格納されたコード「41
h」が読み出され(図9(f))、これに対応するアル
ファベット「A」の1ライン目の水平キャラクタ画像デ
ータDhが画像メモリ36から出力される。そして、第
2水平加算値SH2が「0007h」のときに、「A」
の1ライン目の水平キャラクタ画像データDhがシフト
レジスタ38が取り込まれ(図9(e))、第2水平加
算値SH2が「0008h〜00Fh」である期間に、
「A」の1ライン目の水平キャラクタ画像データDhの
各ビットA0、A1、A2、・・・、A7が1ビットず
つ順にシフトレジスタ38からシリアル画像信号Dhsと
して出力される(図9(h))。
【0036】上記のようにしてシフトレジスタ38から
出力されるシリアル画像信号Dhsは、ANDゲート40
に入力され、そのシリアル画像信号Dhsと表示期間信号
DISPとの論理積の信号として表示データ信号Ddisp
が生成される。既述のように表示期間信号DISPは、
水平表示位置データHPおよび垂直表示位置データVP
が「0」のときは、水平計数値Hが「008h〜107
h」の間でかつ垂直計数値Vが「000h〜0FFh」
の間のときに「H」レベルとなる。したがって、表示デ
ータ信号Ddispは図9(i)に示すようになる。
【0037】<1.2.2 実施形態1の動作例2>次
に、水平オフセットデータHOが「000h」、水平表
示位置データHPが「+3」の場合の動作を、図10に
示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。図10
に示すように、第1水平加算値SH1および第2水平加
算値SH2が共に水平計数値Hに3を加算した値「H+
3」となり、第2水平加算値の上位6ビットSH2
[8:3]により、テーブルメモリ34へのアドレスA
は、図10(f)に示すタイミングで順に増加してい
く。これにより、図9に示した動作例1に比べ、表示す
べきキャラクタのコードがテーブルメモリ34から3ド
ット分早く読み出され(図10(f))、そのコードに
対応する水平キャラクタ画像データDhも画像メモリ3
6から3ドット分早く読み出される。また、シフトレジ
スタ38のロード信号LDも、第2水平加算値の下位3
ビットSH2[2:0]より、動作例1の場合よりも3
ドット分進んだ信号として生成され(図10(e))、
その結果、水平キャラクタ画像データDhが3ドット分
早くシフトレジスタ38に取り込まれ、シフトレジスタ
38からのシリアル画像信号Dhsの出力も3ドット分早
くなる(図10(h))。さらに表示期間信号DISP
は、既述のように第1水平加算値SH1と第1垂直加算
値SV1より生成される信号であって、第1水平加算値
SH1が「008h〜107h」(かつ第1垂直加算値
SV1が「000h〜0FFh」)である期間において
「H」レベルとなる。よって、本動作例では、表示デー
タ信号Ddispが図10(i)に示すようになる。これ
は、図9に示した動作例1の場合よりも、表示が3ドッ
ト分早く始まり(図10(i))、表示画面が左方向へ
3ドット分シフトすることを示すものである(図7参
照)。
【0038】<1.2.3 実施形態1の動作例3>次
に、水平オフセットデータHOが「003h」、水平表
示位置データHPが「+3」の場合の動作を、図11に
示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。図11
に示すように、第1水平加算値SH1は、水平計数値H
に3を加算した値「H+3」となり、第2水平加算値S
H2は、第1水平加算値SH1に3を加算した値「SH
1+3」となり、第2水平加算値の上位6ビットSH2
[8:3]により、テーブルメモリ34へのアドレスA
は、図11(f)に示すタイミングで順に増加してい
く。これに応じてテーブルメモリ34からそれぞれコー
ド「41h」、「42h」、「43h」、「44h」、
・・・が順に出力され、これらのコードに対応するアル
ファベット「A」、「B」、「C」、「D」、・・・の
1ライン目の水平キャラクタ画像データDh(8ビット
データ)が順に画像メモリ36から出力される。このと
き本動作例では、上記のように第2水平加算値SH2が
水平オフセットデータHOの値「3」だけ大きいため、
図10に示した動作例2に比べ、表示すべきキャラクタ
のコードがテーブルメモリ34から3ドット分早く読み
出され、そのコードに対応する水平キャラクタ画像デー
タDhも画像メモリ36から3ドット分早く読み出され
る(図11(h))。また、第2水平加算値の下位3ビ
ットSH2[2:0]が「7」となるタイミングも、前
記動作例2の場合に比べ3ドット分早くなるため、ロー
ド信号LDも3ドット分早く「H」レベルとなる(図1
1(e))。その結果、水平キャラクタ画像データDh
が3ドット分早くシフトレジスタ38に取り込まれ、シ
フトレジスタ38からのシリアル画像信号Dhsの出力も
3ドット分早くなる(図11(h))。しかし、表示期
間信号DISPが「H」レベルとなる期間は、水平オフ
セットデータHOの値に関係なく常に第1水平加算値S
H1が「008h」となる時点から始まるため(図11
(g))、表示データ信号Ddispは図11(i)に示す
ようになり、アルファベット「A」の1ライン目のドッ
トのうちの4ドット目(水平キャラクタ画像データDhs
の4ビット目のデータ「A3」)から表示が開始され
る。このようにして本動作例では、表示全体が3ドット
だけ左方向にスクロールされることになる。
【0039】以上の動作例からわかるように本実施形態
によれば、水平オフセットレジスタ10に設定される水
平オフセットデータの下位3ビットに応じた値を有する
第2水平加算値の下位3ビットSH2[2:0]に基づ
いてシフトレジスタ38へのロードのタイミングが決定
され、これにより、表示をドット単位で水平方向にスク
ロールさせることが可能となる。
【0040】<1.3 テーブルメモリの書き換えのた
めの構成>ところで、表示内容の変更(表示の書き換
え)は、本表示装置に接続されたCPUがテーブルメモ
リ34にアクセスしてそこに記憶されているコードのデ
ータを書き換えることにより行われる。図1に示したブ
ロック回路図では省略されているが、実際には図12に
示すように、CPUから供給されるアドレスAcpuと図
1の回路において生成されるアドレスAとの2種類のア
ドレスのうち一方を選択信号SELに基づいて選択する
セレクタ50が設けられており、セレクタ50により選
択されたアドレスがテーブルメモリ34に供給される。
また、CPUから供給されるアドレスを選択してテーブ
ルメモリ34のデータを書き換えるときに使用するデー
タ線として、CPUとテーブルメモリ34との間には書
き込み用のデータ線が設けられている。
【0041】上記CPUによる表示の書き換えの速度を
向上させるために、テーブルメモリ34へのアクセスを
CPUと表示コントローラが交互に行うサイクルスチー
ル方式が採用される場合が多い。本実施形態では、例え
ば、第2水平加算値の下位3ビットSH2[2:0]が
「0〜3」のときにCPUがアクセスを行い、SH2
[2:0]が「4〜7」のときに図1に示した回路にお
ける表示コントローラに相当する部分(以下「表示コン
トローラ部」という)がアクセスを行うようにすること
により、上記のようなサイクルスチールを実現すること
ができる。具体的には、図12に示したセレクタ50の
選択信号として、第2水平加算値の3番目のビットSH
2[2]を示す信号を使用し、SH2[2]が「0」の
ときにCPUの供給するアドレスAcpuを選択し、SH
2[2]が「1」のときに表示コントローラ部の供給す
るアドレスAを選択するようにすればよい。
【0042】<2. 実施形態2>上記実施形態1で
は、シフトレジスタ38のロードタイミングが水平オフ
セットデータHOによって変化するため(図11)、テ
ーブルメモリ34へのアクセスをCPUと表示コントロ
ーラ部が交互に行うサイクルスチール方式を採用する場
合、CPUによるアクセス期間と表示コントローラ部に
よるアクセス期間との切替タイミングを水平オフセット
データHO(スクロール量)によって変えなければなら
ず、その結果、CPUがウェイトサイクルを挿入しなけ
ればならないことがある。そこで、本発明の第2の実施
形態(以下「実施形態2」という)として、ラッチの追
加により、これらのアクセス期間の切替タイミングがス
クロール量によって変化しないようにしたキャラクタ表
示装置について説明する。なお、このキャラクタ表示装
置も、上記実施形態1と同様、水平方向256ドット、
垂直方向256ドットで構成される表示画面上に、8ド
ット×8ドットで構成される表示シンボルとしてのキャ
ラクタをラスタ走査方式により複数表示する。
【0043】<2.1 実施形態2の構成>図13は、
本実施形態のキャラクタ表示装置の要部の回路構成を示
すブロック回路図である。図13に示す本実施形態の要
部の回路構成のうち、図1に示した上記実施形態1の要
部の回路構成と同一の部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。以下、上記実施形態1の構成との相
違点を中心に本実施形態の構成について説明する。
【0044】本実施形態では、図13に示すように、画
像メモリ36とシフトレジスタ38との間にラッチ10
6が設けられていると共に、ラッチ106におけるラッ
チタイミングを制御するゲート信号Gを生成するラッチ
タイミング生成回路104が設けられている。ラッチ1
06は、画像メモリ36から読み出される水平キャラク
タ画像データDhをゲート信号Gが「H」レベルのとき
に取り込んでゲート信号Gの立ち下がりで保持し、ゲー
ト信号Gが「L」レベルの期間はその保持状態が継続
し、保持されている値がシフトレジスタ38に入力され
る。なおゲート信号Gが「H」レベルの期間は、ラッチ
106に入力されている水平キャラクタ画像データDh
がラッチ106からそのまま出力される(すなわち、こ
こで使用されているラッチ106はいわゆる「スルーラ
ッチ」である)。ラッチタイミング生成回路104は、
ラッチ106で使用されるゲート信号Gを第1水平加算
値の下位3ビットSH1[2:0]より生成する。具体
的には、第1水平加算値の下位3ビットSH1[2:
0]が「111」(2進数)のとき「H」レベルとなっ
てそれ以外のとき「L」レベルとなる信号をゲート信号
Gとして生成する。
【0045】本実施形態のロードタイミング生成回路1
32は、上記実施形態1と異なり、第1水平加算値の下
位3ビットSH1[2:0]および水平オフセットデー
タの下位3ビットHO[2:0]を入力とし、SH1
[2:0]の各ビットとHO[2:0]の各ビットの反
転値とがそれぞれ等しいとき、つまり、SH1[2]=
〜HO[2]かつSH1[1]=〜HO[1]かつSH
1[0]=〜HO[0]のときに「H」レベルとなり、
それ以外のときに「L」レベルとなる信号をロード信号
LDとして生成する。ただし、ここでの「〜」は論理否
定を示す演算子である。
【0046】また本実施形態では、水平オフセットの下
位3ビットHO[2:0]を入力し、キャリー信号Cを
生成するキャリー生成回路102を備えており、HO
[2:0]が「0」のときC=「0」となり、それ以外
のときC=「1」となる。
【0047】さらに本実施形態における第2水平加算器
126は、上記実施形態1の第2水平加算器26と異な
り、第1水平加算値の上位6ビットSH1[8:3]と
水平オフセットデータの上位6ビットHO[8:3]と
を上記キャリー信号Cを用いて加算し、その加算値を6
ビットから成る第2水平加算値SH2として出力する。
そして、テーブルメモリ34に供給されるアドレスとし
ては、第2水平加算器126から出力される6ビットの
第2水平加算値SH2と第2垂直加算器28から出力さ
れる第2垂直加算値の上位6ビットSV2[8:3]と
から成る12ビットのアドレスAが使用される。ここ
で、第2水平加算値SH2がアドレスAの下位6ビッ
ト、第2垂直加算値の上位6ビットSV2[8:3]が
アドレスAの上位6ビットとなる。
【0048】<2.2 実施形態2の動作>次に、上記
のように構成される本実施形態のキャラクタ表示装置の
動作につき、図13および図14に示すタイミングチャ
ートを参照しつつ説明する。以下の説明では、水平カウ
ンタ14、垂直カウンタ20および表示期間信号DIS
Pの動作や、テーブルメモリ34および画像メモリ36
の記憶内容は、上記実施形態1の場合と同様である。ま
た、垂直計数値Vを「000h」、垂直オフセットデー
タVOを「000h」、垂直表示位置データVPを
「0」として説明することも同様である。
【0049】<2.2.1 実施形態2の動作例1>水平
オフセットデータHOが「000h」、水平表示位置デ
ータHPが「0」の場合の動作を、図14に示すタイミ
ングチャートを参照しつつ説明する。この場合、キャリ
ー信号Cは「0」であって、第2水平加算値SH2は、
図14(d)に示すようになり、この第2水平加算値S
H2がテーブルメモリ34へのアドレスAとして、アド
レス「000h」から順に増加していく。これに応じて
テーブルメモリ34からそれぞれコード「41h」、
「42h」、「43h」、「44h」、・・・が順に出
力され、これらのコードに対応するアルファベット
「A」、「B」、「C」、「D」、・・・の1ライン目
の水平キャラクタ画像データDh(8ビットデータ)が
順に画像メモリ36から出力される。
【0050】画像メモリ36から出力される水平キャラ
クタ画像データDhは、ラッチ106に入力される。こ
こで、ラッチ106は、ゲート信号Gにより入力データ
をラッチするスルーラッチであり、ゲート信号Gは、第
1水平加算値の下位3ビットSH1[2:0]が「7」
のとき「H」レベルとなる(図14(e))。また、シ
フトレジスタ38のロード信号LDは、SH1[2]=
〜HO[2]かつSH1[1]=〜HO[1]かつSH
1[0]=〜HO[0]のときに「H」レベルとなり
(ここでの「〜」は論理否定を示す演算子)、本動作例
ではHO[2:0]=「0」であるため図14(f)に
示すようになる。したがって、アルファベット「A」、
「B」、「C」、「D」、・・・の1ライン目の水平キ
ャラクタ画像データが、第1水平加算値SH1が「7」
となる時点以降において順次シフトレジスタに取り込ま
れ、第1水平加算値SH1が「8」となる時点以降にお
いて、取り込まれたそれぞれの水平キャラクタ画像デー
タDhが、ドットクロックCLKに同期して1ビットず
つ順次出力されていく(図14(h))。よって、表示
データ信号Ddispは図14(i)に示すようになる。
【0051】<2.2.2 実施形態2の動作例2>次
に、水平オフセットデータHOが「003h」、水平表
示位置データHPが「+3」の場合の動作を、図15に
示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。この場
合、表示期間信号DISPが「H」レベル(アクティ
ブ)となるタイミングは、前記実施形態1の動作例2の
場合(図10)と同様、上記動作例1の場合(図14)
に比べ、3ドット分早く始まり(図15(g))、これ
により表示画面が左方向へ3ドット分シフトする。ま
た、第2水平加算値SH2は、第1水平加算値の上位6
ビットSH1[8:3]に水平オフセットデータの上位
6ビットHO[8:3]を加算した値であるが、この場
合、水平オフセットレジスタの上位6ビットHO[8:
3]は「00h」であり、キャリー信号Cは「1」であ
る。このため、第2水平加算値SH2により、テーブル
メモリ34へのアドレスAが、動作例1の場合に比べ、
第1水平加算値SH1に対して8ドット分早く「000
h」となる(図15(d))(水平オフセットデータの
下位3ビットHO[2:0]が「0」以外のとき即ち
「1〜7」のとき、アドレスAが8ドット分早く「00
0h」となる)。このようにキャリー信号Cによりアド
レスAの生成を調整しているのは、ラッチ106として
スルーラッチを使用した場合、このようなキャリー信号
CによるアドレスAの調整がなければ、HO[2:0]
が「0」か否かによってシフトレジスタ38へのロード
の対象となるキャラクタがずれるからである。
【0052】上記のようなタイミングで変化するアドレ
スAに応じて、テーブルメモリ34からそれぞれコード
「41h」、「42h」、「43h」、「44h」、・
・・が順に出力され、これらのコードに対応するアルフ
ァベット「A」、「B」、「C」、「D」、・・・の1
ライン目の水平キャラクタ画像データDh(8ビットデ
ータ)が順に画像メモリ36から出力される。そして、
画像メモリ36から出力される水平キャラクタ画像デー
タDhは、一旦ラッチ106により保持され、その後シ
フトレジスタ38にロードされる。ここでシフトレジス
タ38のロード信号LDは、SH1[2]=〜HO
[2]かつSH1[1]=〜HO[1]かつSH1
[0]=〜HO[0]のときに「H」レベルとなる信号
であり(ここでの「〜」は論理否定を示す演算子)(S
H1[2:0]+HO[2:0]が「7」のときに
「H」レベルとなる信号と考えてもよい)、本動作例で
はHO[2:0]=「3」であるため、水平オフセット
データHOが「0」である動作例1の場合に比べ、アル
ファベット「A」、「B」、「C」、「D」、・・・の
1ライン目の水平キャラクタ画像データDhが3ドット
分早くシフトレジスタ38に順次取り込まれる(図15
(f))。したがって、シフトレジスタ38からのシリ
アル画像信号Dhsの出力も3ドット分早くなる(図15
(h))。しかし、表示期間信号DISPが「H」レベ
ルとなる期間は、水平オフセットデータHOの値に関係
なく第1水平加算値SH1が「008h」となる時点か
ら始まるため、表示データ信号Ddispは図15(i)に
示すようになり、アルファベット「A」の1ライン目の
ドットのうちの4ドット目(水平キャラクタ画像データ
Dhsの4ビット目のデータ「A3」)から表示が開始さ
れる。このようにして本動作例では、表示全体が3ドッ
トだけ左方向にスクロールされることになる。
【0053】以上の動作例からわかるように本実施形態
によれば、実施形態1と同様、表示をドット単位で水平
方向にスクロールさせることができる。
【0054】<2.3 テーブルメモリの書き換えのた
めの構成>本実施形態においても、前記実施形態1と同
様、表示の書き換え速度を速くする等の理由により、テ
ーブルメモリ34へのアクセスをCPUと表示コントロ
ーラ部とが交互に行うサイクルスチール方式(図12参
照)の実現が望まれる。このためには本実施形態の場
合、第1水平加算値SH1[2:0]が「0〜3」のと
きにCPUがアクセスを行い、SH1[2:0]が「4
〜7」のときに表示コントローラ部がアクセスを行うよ
うにすればよい。
【0055】前記実施形態1では、CPUと表示コント
ローラ部との間でのテーブルメモリ34へのアクセス期
間の切替タイミングが、水平オフセットデータHOの値
(スクロール量)によって変化する。しかし、本実施形
態では、画像メモリ36とシフトレジスタ38との間に
ラッチ106が挿入され、テーブルメモリ34のアドレ
スAを構成するデータを出力する第2水平加算器126
には水平オフセットデータの下位3ビットHO[2:
0]が入力されない(図13)。これにより、上記のよ
うなアクセス期間の振り分けが可能となり、アクセス期
間の切替タイミングが水平オフセットデータHOに無関
係となる(図15)。その結果、テーブルメモリ34へ
の交互アクセスの制御が容易となる。
【0056】なお、ラッチ106として、前記実施形態
1で使用されているスルーラッチの代わりにマスタスレ
ーブ型のフリップフロップを用いてもよく、この場合に
は、キャリー生成回路102が不要となる。しかし、マ
スタスレーブ型のフリップフロップを使用すると、スル
ーラッチの場合に比べて回路量が増大する。これに対
し、本実施形態では、HO[2:0]が「0」か否かに
よってキャリー信号Cの生成を制御してタイミング調整
を行うことでスルーラッチの使用を可能としている。こ
のため、多数のラッチを必要とするカラー化の場合に本
実施形態は特に有利である。
【0057】<3. 実施形態3>上記実施形態2の説
明において、図12に示す構成によりテーブルメモリ3
4へのアクセスをCPUと表示コントローラ部とが交互
に行うことが述べられているが、2画面分の画像データ
を交互に読み出すという構成も同様の考え方に基づき実
現可能である。以下、このような構成のキャラクタ表示
装置を本発明の第3の実施形態(以下「実施形態3」と
いう)として説明する。
【0058】<3.1 実施形態3の構成>図16は、
本実施形態のキャラクタ表示装置の要部の回路構成を示
すブロック回路図である。このキャラクタ表示装置は、
水平および垂直オフセットレジスタを2個ずつ用意して
2種類のオフセットデータを設定できるようになってお
り、この2種類のオフセットデータのそれぞれに対する
画像データを同時に読み出して即ち2画面分の画像を同
時に読み出して(厳密には同時ではなく時分割で読み出
す)、読み出した2画面分の画像データにより所定の方
法で画面合成を行い、合成画面の表示データ信号を生成
する。
【0059】図16に示す構成では、2種類のオフセッ
トデータを設定するために、第1水平オフセットレジス
タ10a、第2水平オフセットレジスタ10b、第1垂
直オフセットレジスタ12a、第2垂直オフセットレジ
スタ12bが設けられている。そして、第1水平オフセ
ットレジスタ10aに設定された第1水平オフセットデ
ータHO1と第2水平オフセットレジスタ10bに設定
された第2水平オフセットデータHO2のうちいずれか
一方を選択するために水平セレクタ152が設けられ、
選択したデータを水平オフセットデータHOとしてい
る。同様に、第1垂直オフセットレジスタ16aに設定
された第1垂直オフセットデータVO1と第2垂直オフ
セットレジスタ10bに設定された第2垂直オフセット
データVO2のうちいずれか一方を選択するために垂直
セレクタ154が設けられ、選択したデータを垂直オフ
セットデータVOとしている。また、2種類のオフセッ
トデータに対応して、第1ラッチ106aと第2ラッチ
106bが設けられるとともに、第1シフトレジスタ3
8aと第2シフトレジスタ38bが設けられている。そ
して、2個のラッチ106a、106bにゲート信号G
1、G2をそれぞれ供給するラッチタイミング生成回路
204が設けられ、2個のシフトレジスタ38a、38
bにロード信号LD1、LD2をそれぞれ供給するロー
ドタイミング生成回路232が設けられている。さら
に、この構成では、第1シフトレジスタ38aからの出
力信号Dhs1と第2シフトレジスタ38bからの出力信
号Dhs2とを用いて画面合成を行って合成画面の画像信
号を生成する画面合成回路160が設けられ、ここで生
成された画像信号と表示期間信号DISPとの論理積の
信号として表示データ信号Ddispが生成される。
【0060】なお、図16に示した構成では、水平表示
位置レジスタおよび垂直表示位置レジスタが省略されて
おり、それに伴って、水平加算器および垂直加算器は、
それぞれ符号122、124で示される加算器の1種類
ずつのみとなっている。また、表示タイミング生成回路
130は、水平計数値Hおよび垂直計数値Vより表示期
間信号DISPを生成する。さらに本実施形態において
も、実施形態2と同様、水平オフセットの下位3ビット
HO[2:0]に基づきキャリー信号Cを生成するキャ
リー生成回路202が設けられており、このキャリー信
号Cは水平加算器122に入力される。しかし実施形態
2とは異なり、本実施形態におけるキャリー信号Cが
「H」レベル(論理値「1」)となる条件は、後述のよ
うに、水平セレクタ152で第1水平オフセットデータ
HO1が選択されているか第2水平オフセットデータH
O2が選択されているかにより相違する。その他の構成
は、上記実施形態2の構成(図13)と同様であるの
で、同一部分に同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0061】前記実施形態2では、図12に示すセレク
タ50により、テーブルメモリ34に対しCPUと表示
コントローラ部とが交互にアクセスするようになってい
たが、本実施形態では、これに代えて、水平セレクタ1
52により水平オフセットデータHOを第1水平オフセ
ットデータHO1と第2水平オフセットデータHO2と
の間で切り替えるとともに、垂直セレクタ154により
垂直オフセットデータVOを第1垂直オフセットデータ
VO1と第2垂直オフセットデータVO2との間で切り
替えることで、テーブルメモリ34に対し、2種類のオ
フセットに対応するアドレスでのアクセスが交互に行わ
れるようになっている。
【0062】すなわち本実施形態において、水平セレク
タ152および垂直セレクタ154は、水平計数値の下
位3ビットH[2:0]に基づいて動作し、H[2:
0]=「0〜3」のとき第1水平オフセットデータHO
1および第1垂直オフセットデータVO1をそれぞれ選
択し、H[2:0]=「4〜7」のとき第2水平オフセ
ットデータHO2および第2垂直オフセットデータVO
2をそれぞれ選択する。これに対応して、ラッチタイミ
ング生成回路204は、水平計数値の下位3ビットH
[2:0]に基づき、H[2:0]の値が「3」のとき
「H」レベルとなってそれ以外のとき「L」レベルとな
る信号として第1ゲート信号G1を生成し、H[2:
0]の値が「7」のとき「H」レベルとなってそれ以外
のとき「L」レベルとなる信号として第2ゲート信号G
2を生成する。また、ロードタイミング生成回路232
は、水平計数値の下位3ビットH[2:0]および第1
水平オフセットデータの下位3ビットHO1[2:0]
に基づき、H[2]=〜HO1[2]かつH[1]=〜
HO1[1]かつH[0]=〜HO1[0]のときに
「H」レベルとなり、それ以外のときに「L」レベルと
なる信号を第1ロード信号LD1として生成するととも
に、水平計数値の下位3ビットH[2:0]および第2
水平オフセットデータの下位3ビットHO2[2:0]
に基づき、H[2]=〜HO2[2]かつH[1]=〜
HO2[1]かつH[0]=〜HO2[0]のときに
「H」レベルとなり、それ以外のときに「L」レベルと
なる信号を第2ロード信号LD2として生成する(ここ
での「〜」は論理否定を示す演算子)。さらに、キャリ
ー生成回路202は、水平セレクタ152で第1水平オ
フセットデータHO1が選択されている期間では、水平
オフセットデータの下位2ビットHO[2:0]=HO
1[2:0]の値が「5〜7」の場合に「H」レベル
(論理値「1」)となって「0〜4」の場合に「L」レ
ベル(論理値「0」)となり、第2水平オフセットデー
タHO2が選択されている期間では、水平オフセットデ
ータの下位2ビットHO[2:0]=HO2[2:0]
の値が「1〜7」の場合に「H」レベル(論理値
「1」)となって「0」の場合に「L」レベル(論理値
「0」)となる信号として、キャリー信号Cを生成す
る。
【0063】<3.2 実施形態3の動作>次に、上記
のように構成される本実施形態のキャラクタ表示装置の
動作につき、図17〜図20に示すタイミングチャート
を参照しつつ説明する。以下の説明では、水平カウンタ
14および垂直カウンタ20の動作や、テーブルメモリ
34および画像メモリ36の記憶内容は、上記実施形態
1の場合と同様である。また、垂直計数値Vを「000
h」、第1および第2垂直オフセットデータVO1およ
びVO2を共に「000h」として説明することも同様
である。なお、表示期間信号DISPは、水平計数値H
が「008h〜107h」で、かつ、垂直計数値Vが
「000h〜0FFh」のときに、「H」レベルとな
り、それ以外のときに「L」となる。
【0064】<3.2.1 実施形態3の動作例1>第1
水平オフセットデータHO1が「000h」、第2水平
オフセットデータHO2が「000h」の場合における
本実施形態のキャラクタ表示装置の動作を図17に示す
タイミングチャートを参照しつつ説明する。この場合、
キャリー信号Cは全期間において「0」であり、テーブ
ルメモリ34へのアドレスAに対応する水平加算値SH
は、図17(c)に示すようになる。このように変化す
る水平加算値SHに伴ってテーブルメモリ34へのアド
レスAも変化し、テーブルメモリ34からコード「41
h」、「42h」、「43h」、「44h」、・・・が
順に出力され、これらのコードに対応するアルファベッ
ト「A」、「B」、「C」、「D」、・・・の1ライン
目の水平キャラクタ画像データDh(8ビットデータ)
が順に画像メモリ36から出力される。このとき、水平
セレクタ152および垂直セレクタ154の動作に基づ
き、水平計数値の下位3ビットH[2:0]=「0〜
3」の期間では、第1水平および垂直オフセットデータ
HO1、VO1に対応する水平キャラクタ画像データD
hが出力され、H[2:0]=「4〜7」の期間では、
第2水平および垂直オフセットデータHO2、VO2に
対応する水平キャラクタ画像データDhが出力される。
【0065】本実施形態では、ゲート信号G1、G2は
図17(d)(e)に示すようになり、これらにより、
第1ラッチ106aは、第1水平および垂直オフセット
データHO1、VO1に応じて画像メモリから読み出さ
れる水平キャラクタ画像データDhをラッチし、第2ラ
ッチ106bは、第2水平および垂直オフセットデータ
HO2、VO2に応じて画像メモリから読み出される水
平キャラクタ画像データDhをラッチする。
【0066】本動作例では第1および第2水平オフセッ
トデータHO1、HO2が共に「000h」であるた
め、ロード信号LD1、LD2は、図17(f)(g)
に示すように、水平加算値の下位3ビットSH[2:
0]の値が「7」のときに「H」レベルとなる。これら
のロード信号LD1、LD2により、ラッチ106a、
106bにそれぞれラッチされている水平キャラクタ画
像データ(8ビットデータ)がシフトレジスタ38a、
38bにそれぞれロードされる。そして図17(h)
(i)に示すように、これらの水平キャラクタ画像デー
タは、水平加算値SHが「8」となる時点以降において
ドットクロックCLKに同期して1ビットずつシフトレ
ジスタ38a、38bからそれぞれシリアル画像データ
Dhs1、Dhs2として出力される。これらのシリアル画像
データDhs1、Dhs2は、画面合成回路160に入力さ
れ、そこで、両シリアル画像信号Dhs1、Dhs2に対応す
る2つの画面が合成される。画面合成の具体的な方法と
しては周知の種々の方法を用いることができる。
【0067】上記のような画面合成回路160によって
得られる合成画面に対応する画像信号はANDゲート4
0に入力され、その画像信号と表示期間信号DISP
(図17(j))との論理積の信号として表示データ信
号Ddispが生成される。
【0068】<3.2.2 実施形態3の動作例2>次
に、第1水平オフセットデータHO1が「003h」、
第2水平オフセットデータHO2が「000h」の場合
における本実施形態のキャラクタ表示装置の動作を図1
8に示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。こ
の場合もキャリー信号Cは全期間において「0」であ
り、前記動作例1の場合と同様にして、第1水平および
垂直オフセットデータHO1、VO1に応じて画像メモ
リから読み出される水平キャラクタ画像データDhが第
1ラッチ106aにラッチされ(図18(d))、第2
水平および垂直オフセットデータHO2、VO2に応じ
て画像メモリから読み出される水平キャラクタ画像デー
タDhが第2ラッチ106bにラッチされる(図18
(e))。そして第2ラッチ106bに保持されている
水平キャラクタ画像データがロード信号LD2によりシ
フトレジスタ38bにロードされ、前記動作例1と同様
に、水平加算値SHが「8」となる時点以降において1
ビットずつシリアル画像データDhs2として出力される
(図18(g))。
【0069】しかし、第1水平オフセットデータHO1
は「3」であるため、ロード信号LD1は、図18
(f)に示すように、水平計数値の下位3ビットH
[2:0]の値が「4」のとき「H」レベルとなる(ロ
ード信号LD1は、H[2]=〜HO1[2]かつH
[1]=〜HO1[1]かつH[0]=〜HO1[0]
のときに「H」レベルに成る信号として生成される)。
一方、表示期間信号DISPは、水平計数値Hが「00
8h〜107h」(かつ垂直計数値Vが「000h〜0
FFh」)のとき「H」レベルとなる。したがって、ラ
ッチ106aに保持されている水平キャラクタ画像デー
タDhは、3ドット分だけ早くシフトレジスタ38aに
ロードされ、表示期間信号DISPが立ち上がる時点よ
りも3ドット分早くシフトレジスタ38aからシリアル
画像信号Dhs1が出力される。よって、画面合成回路1
60によって得られる合成画面に対応する画像信号と表
示期間信号DISP(図18(j))との論理積の信号
として得られる表示データ信号Ddispのうち、シリアル
画像信号Dhs1に相当する部分による表示は、3ドット
だけ左方向にスクロールされることになる。
【0070】<3.2.3 実施形態3の動作例3>次
に、第1水平オフセットデータHO1が「004h」、
第2水平オフセットデータHO2が「003h」の場合
における本実施形態のキャラクタ表示装置の動作を図1
9に示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。こ
の場合、水平セレクタ152で第1水平オフセットデー
タHO1が選択されている期間(H[2:0]=「0〜
3」の期間)では、キャリー信号Cは「0」であって、
テーブルメモリ34に入力されるアドレスAは前記動作
例1および2と同様のタイミングで変化する。しかし、
第2水平オフセットデータHO2が「003h」である
ため、第2水平オフセットデータHO2が選択されてい
る期間(H[2:0]=「4〜7」の期間)では、キャ
リー信号Cが「1」となり、その結果、テーブルメモリ
34に入力されるアドレスAが前記動作例1および2よ
りも1サイクル分早く変化する(図19(c))。一
方、ロード信号LD1、LD2が「H」レベルとなるタ
イミングは、前記動作例1の場合よりも、それぞれ第1
および第2水平オフセットデータHO1、HO2の分だ
け早くなる(図19(f)(g))。したがって、ラッ
チ106aに保持されている水平キャラクタ画像データ
(8ビットデータ)は、ロード信号LD1により、4ド
ット分だけ早くシフトレジスタ38aにロードされ、表
示期間信号DISPが立ち上がる時点よりも4ドット分
早くシフトレジスタ38aからシリアル画像信号Dhs1
として出力される(図19(h))。また、ラッチ10
6bに保持されている水平キャラクタ画像データ(8ビ
ットデータ)は、ロード信号LD2により、3ドット分
だけ早くシフトレジスタ38bにロードされ、表示期間
信号DISPが立ち上がる時点よりも3ドット分早くシ
フトレジスタ38bからシリアル画像信号Dhs2として
出力される(図19(i))。
【0071】ところで、ラッチ106bはスルーラッチ
であるため(ラッチ106aも同様)、ロード信号LD
2が「H」レベルとなるタイミングが早くなると、画像
メモリ36から1サイクルだけ早く読み出された画像デ
ータがシフトレジスタ38bにロードされる。しかし本
動作例の場合、水平セレクタ152で第2水平オフセッ
トデータHO2が選択されている期間(H[2:0]=
「4〜7」の期間)では、キャリー信号Cが「1」とな
って、テーブルメモリ34に入力されるアドレスAが1
サイクル分早く変化する(図19(c))。このため、
シフトレジスタ38bから出力されるシリアル画像信号
Dhs2も、シフトレジスタ38aから出力されるシリア
ル画像データDhs1と同様に表示期間信号DISPが立
ち上がる時点が基準時点となり、シリアル画像信号Dhs
2は、この基準時点よりも第2水平オフセットデータH
O2に相当する3ドット分だけ早く出力される(図19
(i))。
【0072】このようにして得られるシリアル画像信号
Dhs1、Dhs2は画面合成回路16に入力され、そこで生
成される合成画面に対応する画像信号と表示期間信号D
ISP(図19(j))との論理積の信号として表示デ
ータ信号Ddispが得られる。この表示データ信号Ddisp
のうち、シリアル画像信号Dhs1に相当する部分による
表示は4ドットだけ左方向にスクロールされ、シリアル
画像信号Dhs2に相当する部分による表示は3ドットだ
け左方向にスクロールされる。
【0073】<3.2.4 実施形態3の動作例4>次
に、第1水平オフセットデータHO1が「005h」、
第2水平オフセットデータHO2が「003h」の場合
における本実施形態のキャラクタ表示装置の動作を図2
0に示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。こ
の場合、キャリー信号Cは、水平セレクタ152で第2
水平オフセットデータHO2が選択されている期間(H
[2:0]=「4〜7」の期間)のみならず第1水平オ
フセットデータHO1が選択されている期間(H[2:
0]=「0〜3」の期間)においても「1」となる。し
たがって、テーブルメモリ34に入力されるアドレスA
は、第2オフセットデータHO2が選択される期間のみ
ならず第1オフセットデータHO1が選択される期間に
おいても、1サイクル分だけ早く変化する(図20
(c))。一方、ロード信号LD1、LD2が「H」レ
ベルとなるタイミングは、前記動作例1の場合に比べ、
それぞれ第1および第2水平オフセットデータHO1、
HO2の分だけ早くなる(図20(f)(g))。した
がって、ラッチ106aに保持されている水平キャラク
タ画像データ(8ビットデータ)は、ロード信号LD1
により、5ドット分だけ早くシフトレジスタ38aにロ
ードされ、5ドット分早くシフトレジスタ38aからシ
リアル画像信号Dhs1として出力される(図20
(h))。また、ラッチ106bに保持されている水平
キャラクタ画像データ(8ビットデータ)は、ロード信
号LD2により、3ドット分だけ早くシフトレジスタ3
8bにロードされ、3ドット分早くシフトレジスタ38
bからシリアル画像信号Dhs2として出力される(図2
0(i))。
【0074】ところで、本動作例では、第1水平オフセ
ットデータHO1が「5」であるため、ゲート信号G1
によるラッチ動作のサイクルにおける1つだけ早いサイ
クルにおいてロード信号LD1が「H」レベルとなり、
その結果、画像メモリ36から1サイクルだけ早く読み
出された画像データがシフトレジスタ38aにロードさ
れる。しかし、キャリー信号Cが「1」であるため、テ
ーブルメモリ34に入力されるアドレスAが1サイクル
分早く変化する(図20(c))。このため、1サイク
ルだけ早く読み出された画像データがシフトレジスタ3
8aにロードされても、シリアル画像データDhs1は、
表示期間信号DISPが立ち上がる時点を基準時点とし
て、第1水平オフセットデータHO1に相当する5ドッ
ト分だけ早く出力される(図20(h))。なお、シリ
アル画像信号Dhs2は、前記動作例3の場合と同様、表
示期間信号DISPが立ち上がる時点を基準時点とし
て、第2水平オフセットデータHO2に相当する3ドッ
ト分だけ早く出力される(図20(i))。
【0075】このようにして得られるシリアル画像信号
Dhs1、Dhs2は画面合成回路16に入力され、そこで生
成される合成画面に対応する画像信号と表示期間信号D
ISP(図20(j))との論理積の信号として表示デ
ータ信号Ddispが得られる。この表示データ信号Ddisp
のうち、シリアル画像信号Dhs1に相当する部分による
表示は5ドットだけ左方向にスクロールされ、シリアル
画像信号Dhs2に相当する部分による表示は3ドットだ
け左方向にスクロールされる。
【0076】<3.2.5 実施形態3の変形例>以上の
ように本実施形態によれば、2画面の画像データを時分
割で交互に読み出し、2画面分の画像を用いて画像表示
を行うことができる。同様の考え方で、水平計数値の下
位3ビットH[2:0]=「0〜7」の期間(1キャラ
クタの1水平ライン分の期間)を更に細かく分割するこ
とにより3画面以上の画像データを時分割で読み出すこ
とも可能である。また、前記実施形態2と同様に、図1
2に示した回路により、テーブルメモリ34に対し、H
[2:0]=「0〜3」の期間はCPUがアクセスし、
H[2:0]=「4〜7」の期間は表示コントローラ部
がアクセスするようにしておき、H[2:0]=「4〜
7」の期間を更に分割してこの期間内で複数画面の画像
データを時分割により読み出すという構成も可能であ
る。
【0077】<4. その他>以上では本発明の実施形
態としてキャラクタ表示装置について説明したが、本発
明はキャラクタ表示装置に限定されるものではなく、キ
ャラクタに対応するような表示シンボルが複数種類用意
されていて表示シンボルの配列として構成される静止画
像をラスタ走査方式により画面に表示する画像表示装置
であれば本発明を適用することができる。したがって、
このような方式によるビデオゲーム機などの画像表示装
置についても本発明の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1であるキャラクタ表示装
置の要部の回路構成を示すブロック回路図。
【図2】 実施形態1における表示画面の構成を示す
図。
【図3】 実施形態1におけるテーブルメモリの内容を
示す図。
【図4】 実施形態1における画像メモリの内容を示す
図。
【図5】 実施形態1における水平表示位置レジスタお
よび垂直表示位置レジスタと両レジスタからの出力との
関係を示す図。
【図6】 実施形態1における水平表示位置レジスタお
よび垂直表示位置レジスタに保持されるデータと表示画
面のシフト量との関係を示す図。
【図7】 実施形態1における表示画面のシフト方向を
示す図。
【図8】 実施形態1における水平オフセットレジスタ
および垂直オフセットレジスタを示す図。
【図9】 実施形態1の動作例1(水平オフセットデー
タ「0」、水平表示位置データ「0」)を示すタイミン
グチャート。
【図10】 実施形態1の動作例2(水平オフセットデ
ータ「0」、水平表示位置データ「+3」)を示すタイ
ミングチャート。
【図11】 実施形態1の動作例3(水平オフセットデ
ータ「3」、水平表示位置データ「+3」)を示すタイ
ミングチャート。
【図12】 テーブルメモリに対しCPUと表示コント
ローラ部とが交互にアクセスするための構成を示すブロ
ック回路図。
【図13】 本発明の実施形態2であるキャラクタ表示
装置の要部の構成を示すブロック回路図。
【図14】 実施形態2の動作例1(水平オフセットデ
ータ「0」、水平表示位置データ「0」)を示すタイミ
ングチャート。
【図15】 実施形態2の動作例2(水平オフセットデ
ータ「3」、水平表示位置データ「+3」)を示すタイ
ミングチャート。
【図16】 本発明の実施形態3であるキャラクタ表示
装置の要部の構成を示すブロック回路図。
【図17】 実施形態3の動作例1(第1水平オフセッ
トデータ「0」、第2水平オフセットデータ「0」)を
示すタイミングチャート。
【図18】 実施形態3の動作例2(第1水平オフセッ
トデータ「3」、第2水平オフセットデータ「0」)を
示すタイミングチャート。
【図19】 実施形態3の動作例3(第1水平オフセッ
トデータ「4」、第2水平オフセットデータ「3」)を
示すタイミングチャート。
【図20】 実施形態3の動作例4(第1水平オフセッ
トデータ「5」、第2水平オフセットデータ「3」)を
示すタイミングチャート。
【図21】 従来の画像表示装置の要部の構成を示す
図。
【符号の説明】
10 …水平オフセットレジスタ 12 …水平表示位置レジスタ 14 …水平カウンタ 16 …垂直オフセットレジスタ 18 …垂直表示位置レジスタ 20 …垂直カウンタ 22 …第1水平加算器 24 …第1垂直加算器 26,126 …第2水平加算器 28 …第2垂直加算器 32 …ロードタイミング生成回路 34 …テーブルメモリ 36 …画像メモリ 38 …シフトレジスタ 50 …セレクタ 102,202…キャリー生成回路 104,204…ラッチタイミング生成回路 106 …ラッチ 122 …水平加算器 124 …垂直加算器 132,232…ロードタイミング生成回路 152 …水平セレクタ 154 …垂直セレクタ H …水平計数値 HO …水平オフセットデータ HO1 …第1水平オフセットデータ HO2 …第2水平オフセットデータ HP …水平表示位置データ SH1 …第1水平加算値 SH2 …第2水平加算値 V …垂直計数値 VO …垂直オフセットデータ VO1 …第1垂直オフセットデータ VO2 …第2垂直オフセットデータ VP …垂直表示位置データ SV1 …第1垂直加算値 SV2 …第2垂直加算値 G,G1,G1…ゲート信号 LD,LD1,LD2…ロード信号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ドットから成る表示シンボルを複数
    個並べた配列として構成される静止画像をラスタ走査方
    式により画面に表示する画像表示装置において、 前記静止画像を構成する前記配列に対する水平方向のオ
    フセット量を記憶する書き換え自在のオフセット記憶手
    段と、 前記画面に表示すべき表示シンボルを構成する水平方向
    の複数ドットの画像データを並列に入力し、入力した画
    像データを前記静止画像の表示のための走査に応じて直
    列に出力する並列/直列変換手段と、 並列/直列変換手段への前記複数ドットの画像データの
    並列入力のタイミングを水平方向の前記オフセット量に
    応じて変化させる入力タイミング制御手段と、を備え、
    並列/直列変換手段から直列に出力される画像データに
    より前記静止画像を前記画面に表示することを特徴とす
    る画像表示装置。
  2. 【請求項2】 複数ドットから成る表示シンボルを複数
    個並べた配列として構成される静止画像をラスタ走査方
    式により画面に表示する画像表示装置において、 前記静止画像を構成する前記配列に含まれる各表示シン
    ボルを示すコードデータを該表示シンボルの前記配列に
    おける位置に対応するアドレスで読み出し可能な格納場
    所に格納することにより、前記配列を記憶している第1
    記憶手段と、 第1記憶手段に記憶された前記配列に対する水平方向お
    よび垂直方向のオフセット量を記憶する書き換え自在の
    オフセット記憶手段と、 第1記憶手段からコードデータを読み出すためのアドレ
    スとして、水平方向および垂直方向の前記オフセット量
    を加味しつつ前記静止画像の表示のための走査に応じた
    アドレスを順次生成して第1記憶手段に供給するアドレ
    ス生成手段と、 前記画面に表示され得る各表示シンボルを構成するドッ
    トの値から成る画像データを記憶しており、第1記憶手
    段からコードデータが読み出されると、該コードデータ
    で示される表示シンボルの画像データのうち垂直方向の
    前記オフセット量に応じた垂直方向位置における水平方
    向の複数ドットの画像データを同時に出力する第2記憶
    手段と、 第2記憶手段から同時に出力される複数ドットの画像デ
    ータを並列入力し、並列入力した画像データを前記静止
    画像の表示のための走査に応じて直列出力する並列/直
    列変換手段と、 並列/直列変換手段への前記複数ドットの画像データの
    並列入力のタイミングを水平方向の前記オフセット量に
    応じて変化させる入力タイミング制御手段と、を備え、
    並列/直列変換手段から直列に出力される画像データに
    より前記静止画像を前記画面に表示することを特徴とす
    る画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像表示装置におい
    て、 前記画面の各ドットに対応するパルスを有するクロック
    信号であるドットクロックを生成するクロック生成手段
    と、該ドットクロックを計数することにより、前記画面
    における水平方向の位置を示す水平計数値および前記画
    面における垂直方向の位置を示す垂直計数値を出力する
    計数手段とを備え、 前記オフセット記憶手段は、前記画面のドットを単位と
    して前記オフセット量を表すオフセットデータを記憶
    し、 前記アドレス生成手段は、前記水平計数値と水平方向の
    前記オフセットデータとの加算値を第1加算値として出
    力する第1加算手段と、前記垂直計数値と垂直方向の前
    記オフセットデータとの加算値を第2加算値として出力
    する第2加算手段とを有し、第1加算値の所定の上位ビ
    ットと第2加算値の所定の上位ビットとから成るアドレ
    スを順次生成して前記第1記憶手段に供給することによ
    り、前記画面に表示すべき表示シンボルのコードデータ
    を前記第1記憶手段から順次読み出し、 前記第2記憶手段は、前記第1の記憶手段から読み出さ
    れるコードデータで示される表示シンボルの画像データ
    のうち、第2加算値における前記上位ビット以外の下位
    ビットによって示される値に応じた垂直方向位置におけ
    る水平方向の複数ドットの画像データを同時に出力し、 前記入力タイミング制御手段は、前記並列/直列変換手
    段の前記並列入力のタイミングを第1加算値における前
    記上位ビット以外の下位ビットで示される値に応じて変
    化させる、ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像表示装置におい
    て、 前記画面上における前記静止画像の水平方向および垂直
    方向の表示位置を記憶する書き換え自在の表示位置記憶
    手段を備え、 前記アドレス生成手段は、前記第1記憶手段からコード
    データを読み出すためのアドレスとして、水平方向およ
    び垂直方向の前記表示位置および前記オフセット量を加
    味しつつ前記静止画像の表示のための走査に応じたアド
    レスを順次生成して第1記憶手段に供給し、 前記第2記憶手段は、前記第1記憶手段からコードデー
    タが読み出されると、該コードデータで示される表示シ
    ンボルの画像データのうち垂直方向の前記表示位置およ
    び前記オフセット量に応じた垂直方向位置における水平
    方向の複数ドットの画像データを同時に出力し、 前記入力タイミング制御手段は、前記並列/直列変換手
    段の前記並列入力のタイミングを水平方向の前記表示位
    置および前記オフセット量に応じて変化させる、ことを
    特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像表示装置におい
    て、 前記画面の各ドットに対応するパルスを有するクロック
    信号であるドットクロックを計数することにより、前記
    画面における水平方向における位置を示す水平計数値お
    よび前記画面における垂直方向における位置を示す垂直
    計数値を出力する計数手段を備え、 前記オフセット記憶手段は、前記画面のドットを単位と
    して前記オフセット量を表すオフセットデータを記憶
    し、 前記表示位置記憶手段は、前記画面のドットを単位とし
    て前記表示位置を表す表示位置データを記憶し、 前記アドレス生成手段は、前記水平計数値と水平方向の
    前記表示位置データと水平方向の前記オフセットデータ
    との加算値を第3加算値として出力する第3加算手段
    と、前記垂直計数値と垂直方向の前記表示位置データと
    垂直方向の前記オフセットデータとの加算値を第4加算
    値として出力する第4加算手段とを有し、第3加算値の
    所定の上位ビットと第4加算値の所定の上位ビットとか
    ら成るアドレスを順次生成して前記第1記憶手段に供給
    することにより、前記画面に表示すべき表示シンボルの
    コードデータを前記第1記憶手段から順次読み出し、 前記第2記憶手段は、前記第1の記憶手段から読み出さ
    れるコードデータで示される表示シンボルの画像データ
    のうち、第4加算値における前記上位ビット以外の下位
    ビットによって示される値に応じた垂直方向位置におけ
    る水平方向の複数ドットの画像データを同時に出力し、 前記入力タイミング制御手段は、前記並列/直列変換手
    段の前記並列入力のタイミングを第3加算値における前
    記上位ビット以外の下位ビットで示される値に応じて変
    化させる、ことを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一の請求項
    に記載の画像表示装置において、 前記並列/直列変換手段は、ロード信号によって前記複
    数ドットの画像データを並列入力し、並列入力した画像
    データを前記静止画像の前記画面への表示のための走査
    に応じたクロック信号によって直列に出力するシフトレ
    ジスタであり、 前記入力タイミング制御手段は、水平方向の前記オフセ
    ット量に基づき前記ロード信号を生成する、ことを特徴
    とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】 複数ドットから成る表示シンボルを複数
    個並べた配列として構成される静止画像をラスタ走査方
    式により画面に表示する画像表示装置において、 前記静止画像を構成する前記配列に含まれる各表示シン
    ボルを示すコードデータを該表示シンボルの前記配列に
    おける位置に対応するアドレスで読み出し可能な格納場
    所に格納することにより、前記配列を記憶している第1
    記憶手段と、 第1記憶手段に記憶された前記配列に対する水平方向お
    よび垂直方向のオフセット量を記憶する書き換え自在の
    オフセット記憶手段と、 第1記憶手段からコードデータを読み出すためのアドレ
    スとして、水平方向および垂直方向の前記オフセット量
    を加味しつつ前記静止画像の表示のための走査に応じた
    アドレスを順次生成して第1記憶手段に供給するアドレ
    ス生成手段と、 前記画面に表示され得る各表示シンボルを構成するドッ
    トの値から成る画像データを記憶しており、第1記憶手
    段からコードデータが読み出されると、該コードデータ
    で示される表示シンボルの画像データのうち垂直方向の
    前記オフセット量に応じた垂直方向位置における水平方
    向の複数ドットの画像データを同時に出力する第2記憶
    手段と、 第2記憶手段から同時に出力される複数ドットの画像デ
    ータを取り込んで保持するラッチ手段と、 ラッチ手段に保持されている前記複数ドットの画像デー
    タを並列入力し、並列入力した画像データを前記静止画
    像の表示のための走査に応じて直列出力する並列/直列
    変換手段と、 並列/直列変換手段への前記複数ドットの画像データの
    並列入力のタイミングを水平方向の前記オフセット量に
    応じて変化させる入力タイミング制御手段と、を備え、
    並列/直列変換手段から直列に出力される画像データに
    より前記静止画像を前記画面に表示することを特徴とす
    る画像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像表示装置におい
    て、 前記画面の各ドットに対応するパルスを有するクロック
    信号であるドットクロックを生成するクロック生成手段
    と、該ドットクロックを計数することにより、前記画面
    における水平方向の位置を示す水平計数値および前記画
    面における垂直方向の位置を示す垂直計数値を出力する
    計数手段とを備え、 前記オフセット記憶手段は、前記画面のドットを単位と
    して前記オフセット量を表すオフセットデータを記憶
    し、 前記アドレス生成手段は、前記水平計数値と水平方向の
    前記オフセットデータとを所定の下位ビットを切り捨て
    て加算することにより得られる加算値を第5加算値とし
    て出力する第5加算手段と、前記垂直計数値と垂直方向
    の前記オフセットデータとの加算値を第6加算値として
    出力する第6加算手段とを有し、第5加算値と第6加算
    値の所定の上位ビットとから成るアドレスを順次生成し
    て前記第1記憶手段に供給することにより、前記画面に
    表示すべき表示シンボルのコードデータを前記第1記憶
    手段から順次読み出し、 前記第2記憶手段は、前記第1の記憶手段から読み出さ
    れるコードデータで示される表示シンボルの画像データ
    のうち、第6加算値における前記上位ビット以外の下位
    ビットによって示される値に応じた垂直方向位置におけ
    る水平方向の複数ドットの画像データを同時に出力し、 前記入力タイミング制御手段は、前記並列/直列変換手
    段の前記並列入力のタイミングを水平方向の前記オフセ
    ットデータの前記下位ビットで示される値に応じて変化
    させる、ことを特徴とする画像表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の画像表示装置におい
    て、 前記画面上における前記静止画像の水平方向および垂直
    方向の表示位置を記憶する書き換え自在の表示位置記憶
    手段を備え、 前記アドレス生成手段は、前記第1記憶手段からコード
    データを読み出すためのアドレスとして、水平方向およ
    び垂直方向の前記表示位置および前記オフセット量を加
    味しつつ前記静止画像の表示のための走査に応じたアド
    レスを順次生成して第1記憶手段に供給し、 前記第2記憶手段は、前記第1記憶手段からコードデー
    タが読み出されると、該コードデータで示される表示シ
    ンボルの画像データのうち垂直方向の前記表示位置およ
    び前記オフセット量に応じた垂直方向位置における水平
    方向の複数ドットの画像データを同時に出力し、 前記入力タイミング制御手段は、前記並列/直列変換手
    段の前記並列入力のタイミングを水平方向の前記表示位
    置および前記オフセット量に応じて変化させる、ことを
    特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像表示装置におい
    て、 前記画面の各ドットに対応するパルスを有するクロック
    信号であるドットクロックを計数することにより、前記
    画面における水平方向における位置を示す水平計数値お
    よび前記画面における垂直方向における位置を示す垂直
    計数値を出力する計数手段を備え、 前記オフセット記憶手段は、前記画面のドットを単位と
    して前記オフセット量を表すオフセットデータを記憶
    し、 前記表示位置記憶手段は、前記画面のドットを単位とし
    て前記表示位置を表す表示位置データを記憶し、 前記アドレス生成手段は、前記水平計数値と水平方向の
    前記表示位置データとの加算値である水平加算値と水平
    方向の前記オフセットデータとを所定の下位ビットを切
    り捨てて加算することにより得られる加算値を第7加算
    値として出力する第7加算手段と、前記垂直計数値と垂
    直方向の前記表示位置データと垂直方向の前記オフセッ
    トデータとの加算値を第8加算値として出力する第8加
    算手段とを有し、第7加算値と第8加算値の所定の上位
    ビットとから成るアドレスを順次生成して前記第1記憶
    手段に供給することにより、前記画面に表示すべき表示
    シンボルのコードデータを前記第1記憶手段から順次読
    み出し、 前記第2記憶手段は、前記第1の記憶手段から読み出さ
    れるコードデータで示される表示シンボルの画像データ
    のうち、第8加算値における前記上位ビット以外の下位
    ビットによって示される値に応じた垂直方向位置におけ
    る水平方向の複数ドットの画像データを同時に出力し、 前記入力タイミング制御手段は、前記並列/直列変換手
    段の前記並列入力のタイミングを水平方向の前記オフセ
    ットデータの前記下位ビットおよび前記水平加算値の所
    定の下位ビットに基づいて変化させる、ことを特徴とす
    る画像表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし10のいずれか一の請
    求項に記載の画像表示装置において、 前記並列/直列変換手段は、ロード信号によって前記複
    数ドットの画像データを並列入力し、並列入力した画像
    データを前記静止画像の前記画面への表示のための走査
    に応じたクロック信号によって直列に出力するシフトレ
    ジスタであり、 前記入力タイミング制御手段は、水平方向の前記オフセ
    ット量に基づき前記ロード信号を生成する、ことを特徴
    とする画像表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の画像表示装置におい
    て、 前記アドレス生成手段が前記第1記憶手段にアドレスを
    供給する代わりに、前記アドレス生成手段によって生成
    されるアドレスと外部から供給されるアドレスのうちか
    ら選択したアドレスを前記第1記憶手段に供給するアド
    レス選択手段であって、選択すべきアドレスを、前記第
    2記憶手段から同時に出力される複数ドットの画像デー
    タに対応する表示シンボルの水平方向の走査に要する各
    期間内で切り替えるアドレス選択手段を備えることを特
    徴とする画像表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の画像表示装置におい
    て、 前記アドレス生成手段は、前記第1記憶手段からコード
    データを読み出すためのアドレスとして複数種類のアド
    レスを生成し、前記第2記憶手段から同時に出力される
    複数ドットの画像データに対応する表示シンボルの水平
    方向の走査に要する各期間内で前記複数種類のアドレス
    を順次選択して、選択したアドレスを前記第1記憶手段
    に供給し、 前記ラッチ手段は、前記第2記憶手段から同時に出力さ
    れる複数ドットの画像データを取り込んで保持するラッ
    チ回路を、前記アドレス生成手段によって生成されるア
    ドレスの各種類に対応して複数個有し、各ラッチ回路
    は、前記複数ドットの画像データを、該ラッチ回路に対
    応するアドレスが前記第1記憶手段に供給されるタイミ
    ングに応じて取り込み、 前記並列/直列変換手段は、前記アドレス生成手段によ
    って生成されるアドレスの各種類に対応する並列/直列
    変換回路を有し、各並列/直列変換回路は、該直列/並
    列変換回路に対応するラッチ回路に保持されている複数
    ドットの画像データを並列入力して、並列入力した画像
    データを前記静止画像の表示のための走査に応じて直列
    出力し、 前記入力タイミング制御手段は、各並列/直列変換回路
    への前記複数ドットのデータの並列入力のタイミングを
    水平方向の前記オフセット量に応じて変化させ、各並列
    /直列変換回路から直列出力される各画像データを用い
    て前記画面に表示を行うことを特徴とする画像表示装
    置。
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