JPH1164449A - 2つの2進数の高速比較 - Google Patents

2つの2進数の高速比較

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JPH1164449A
JPH1164449A JP9208895A JP20889597A JPH1164449A JP H1164449 A JPH1164449 A JP H1164449A JP 9208895 A JP9208895 A JP 9208895A JP 20889597 A JP20889597 A JP 20889597A JP H1164449 A JPH1164449 A JP H1164449A
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JP
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JP9208895A
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English (en)
Inventor
Dean Adams Robert
ロバート・ディーン・アダムス
Conner John
ジョン・コナー
Stephan Cock Garrett
ガレット・ステファン・コック
Tarnuro Luigi Jr
ルイジ・ターンウロ、ジュニア
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所与の数、並びに前記所与の数のエンド・カ
ウント数に対する連続内での関係が知られている状況に
おいて、所定の連続的または一連の2進数のエンド・カ
ウントを決定する、テスト方法及び構造を提供する。 【解決手段】 この構造は、バイナリ・デジット出力を
生成する回路10と、前記所与の数、好適には順次数列
の最後から2番目の数の少なくとも一部を記憶する装置
14とを含む。連続2進数列が、回路10の出力として
生成される。出力される数が、記憶数の一部と比較16
される。記憶数が出力数と並ぶとき、レディ信号が出力
される。続くサイクルにおいて、レディ信号に続いて生
成される数がエンド・カウント数に相当するとき、制御
信号が生成される。更に、プログラマブルなエンド・カ
ウント数を考慮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、連続する数
の最後における目標数の迅速な決定に関し、特に一連の
数のカウントにおいてエンド・ポイントを決定するため
の、迅速な数の比較に関する。本発明は、より特定の態
様では、最終または目標アドレス、或いは類似のタイプ
の2進数の決定に関して、このアドレスまたは類似の数
が、増分または減分によりカウントされるか、或いは2
進形式で生成される、所定のまたは予め選択された数字
シーケンスの最後に存在する。
【0002】
【従来の技術】2進アドレスまたは他の2進数の比較が
必要となる、多くの分野が存在する。例えば、こうした
比較が、一連の数またはアドレスの最後またはエンド・
ポイントを示し、エンド・ポイントに達するときに、ア
ドレスまたは数比較信号が生成されて、これが特定タイ
プのアクションまたはタスクを開始するために通常使用
される。
【0003】本発明の特定の適応が使用される1つの環
境では、組み込み型自己テスト(BIST)状態マシン
が、半導体チップ上のメモリをテストするために使用さ
れる。メモリのテストでは、BISTマシンが一連のメ
モリ・アドレスを通過し、それらのアドレスにおいて、
データが様々なタイプのメモリに入力されたり、そこか
ら読出され、最終アドレスに達するまで、特定パターン
のデータがアドレス・シーケンスを通じて、読み書きさ
れる。最終アドレスに達するとき、新たなタスクまたは
新たなパターンが、同一のメモリ、またはテストされる
異なるメモリに対して生成される。従って、特定のタス
ク若しくはテスト、またはテスト・シーケンスの最後を
示すアドレスに達するとき、以前のシーケンスの間に実
行されたアクションとは異なるタイプのアクションを開
始する信号が生成されなければならない。
【0004】メモリをアドレス指定するために一般にカ
ウンタが使用され、通常、メモリのアドレス空間を通じ
て、順次増分または減分され、列(ビット)または行
(ワード)次元のいずれかが最速に変化する。アドレス
比較回路が通常提供され、アドレス・バスをモニタし、
BIST回路に、メモリのアドレス空間が尽きたとき、
またはプログラム済みの目標アドレスに達したときを知
らせる。アドレス比較(AC)信号のアサーションは、
例えばメモリに適用される次のテスト・パターンをセッ
トアップするなど、BIST回路内で、続く論理事象を
トリガする。AC信号がサイクルの早期に生成されるほ
ど、下流の論理が評価のために使用可能な時間が増え
る。メモリ・アドレス・フィールドは拡張し続けるの
で、比較動作は遅くなる。なぜなら、より多くの論理ス
テージが要求され、AC信号がサイクルの後の方でアサ
ートされるからである。また、システム・クロック・ス
ピードが増加し続けるので、より短いサイクルの終了ま
でに、前記下流の論理の評価を完了することが、より困
難となる。従って、アドレス幅またはシステム・クロッ
ク時間に関係しない、AC信号の早期生成が必要とな
る。
【0005】1つの従来技術(Dreibelbisらによる米国
特許第5173906号"Built-InSelf Test for Integ
rated Circuits")は、全てのアドレス・ビットを目標
アドレスと同時に比較し、同一サイクル内に、その比較
結果を下流論理に供給する。また、通常のメモリBIS
T動作の間に、アドレス・カウンタをアドレス0から開
始し、アドレス空間を通じて、メモリの最後のアドレス
に向けて増分するか、或いは最後のアドレスからアドレ
ス0に向けて減分する。しかしながら、特性付け(デバ
ッグ)のため、アドレス空間のサブセットを注視するこ
とが便利であり、このことが、プログラマブルな最大ア
ドレスが、従来のアドレス比較回路に組み込まれた理由
である。それ故、前記の従来のBIST実施例は、0か
らプログラム済み最大アドレスまで増分するか、プログ
ラム済み目標アドレスから、0まで減分することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は2つの問題
を有する。第1の問題は、あるアドレスと目標アドレス
とのリアルタイム比較が、比較を実行するために要求さ
れる時間量だけ、AC信号のアサーションを遅延し、こ
の遅延がアドレス・フィールドが広くなるほど、増加す
ることである。第2の問題は、BISTが第1パス・ハ
ードウェアをデバッグするために使用されるときに関わ
る。メモリのアドレス・デコード系に問題があることを
発見した後、可能であれば、アドレス指定可能なメモリ
部分をテストすることが望ましい。これにより、追加の
設計誤りまたはマスク欠陥が発見され得る。これは、第
1パス・ハードウェア内に存在したが、初期の欠陥機構
または設計誤りのために検出されなかった、第2のパス
・ハードウェア上の追加の問題を単に見い出すために、
遭遇する第1の問題を修正するより望ましい。例えば、
メモリの下位半分(000000乃至011111)に
対応するワードラインが、設計誤りまたは何らかの他の
故障機構により機能しない場合、ワードライン1000
00乃至111111上でメモリBISTを実行し、問
題をチェックしようとする。これは従来技術では可能で
ない。なぜなら、最小アドレスがアドレス0(0000
00)にハードコード化されるからである。従来技術で
は、BISTは000000から111111へとカウ
ント・アップする。その結果、BISTは、ワードライ
ン000000乃至011111において、既知の故障
を検出することになる。これらの既知の故障を無視する
ためには、外部テスタ・コードが各BISTパターンに
対して変更されなければならない(外部テスタはBIS
T故障フラグをモニタする)。このコード変更は数日を
要し得る。また、別の製品の初期ハードウェアは、その
アドレス空間の第3の4分区間内でのみ、アドレス指定
可能である。このことは、この製品に固有の外部テスタ
・コードの変更を要求する。この問題に対する単純且つ
迅速な解決は、メモリBIST回路へのプログラマブル
な最小アドレスの組み込みである。プログラマブルな最
大及び最小アドレスの両方により、BISTがアドレス
空間の任意のサブセット上で実行可能になり、それによ
り、故障を認識済みのメモリの領域を回避し、コード変
更によるダウン時間を回避することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】所定の連続的または一連
の2進数のエンド・カウントを決定する、テスト方法及
び構造が提供される。そこでは所与の数、並びにその所
与の数のエンド・カウント数に対する連続内での関係が
知られている。本構造は、バイナリ・デジット出力を生
成する回路、及び前記所与の数の少なくとも一部を記憶
する装置を含み、その一部は連続内の全ての先行する数
に対して、固有である。連続2進数が回路の出力として
生成され、その数が前記記憶された数の一部と比較され
る。前記記憶された数がカウンタ出力と並ぶとき、レデ
ィ信号が出力される。続くサイクルにおいて、前記レデ
ィ信号に続いて生成される数が、エンド・カウント数に
相当するとき、制御信号が生成される。本発明はまた、
プログラマブルなエンド・カウント数を考慮する。
【0008】
【発明の実施の形態】図を詳細に参照する前に、本発明
が様々な状況にどのように適用され、また一連の数にお
いて、最終比較のために必要な時間をどのように低減す
るかに関する理解を容易にするために、本発明の概念面
の簡単な説明をすることにする。
【0009】生成された2進数が、所与の所定の、及び
予め選択された目標数に並ぶか否かを決定する際、従来
の実施例では、生成される数の各バイナリ・デジット
が、予想される目標数の各バイナリ・デジットと比較さ
れ、比較の発生時に比較信号が生成される。従来は、比
較が実行される各サイクルにおいて、生成される2進数
の各桁が、目標2進数の各桁と比較される。周知のよう
に、比較されるバイナリ・デジットの数が多いほど、比
較に要する時間は長くなる。すなわち、6桁の2進数を
別の6桁の2進数と比較するために要する時間は、2つ
の1桁の2進数の1つの桁を比較するのに要する時間に
比較して、多大に長い。なぜなら、複数桁の数を比較す
る論理は、1つの比較信号を生成するために、一連の比
較の実行を要求するからである。すなわち、一連の2ビ
ット比較が実行され、全ての個々の桁の比較が存在する
ときのみ、これらの比較がカスケードされ、出力信号が
提供される。従って、比較されるバイナリ・デジットの
数の増加は、カスケードされる比較の数を増加させ、比
較のために要求される時間を増加する。上述のように、
多くの例では、この比較が非常に迅速に、またクロック
・サイクルの間に、早期に実行されることが望ましい。
それにより、比較信号が十分に早く生成され、比較信号
によりどのような機能が開始されようと、サイクルの残
りの間にそれを実行する十分な時間が確保される。また
アドレスがクロック・サイクル内でそれ程遅れないため
に、アドレス比較信号に応答して実行される論理が、ク
ロック境界を跨いで、余分なクロック・サイクルを要求
するようなことがない。
【0010】メモリのテストを含む多くの例では、アド
レスまたは数の比較はランダムには実行されず、連続2
進数のシーケンス、または生成アドレスなどの他の既知
の数のシーケンスの最後に実行される。本発明は、前サ
イクルの間に、シーケンス若しくは連続内の既知の前の
数または前の数の一部に関して、比較を見い出すことに
より、目標数が続くサイクルにおいて生成されることを
予想する。カウンタが、連続的に増分または減分される
2進数を生成する例では、これらが次のように使用され
る。すなわち、最後の数またはアドレスの生成が、前サ
イクルまたは前カウントにおいて予想され、最後の数の
次の後続サイクルまたは最終カウントに達するとき、ア
クチュエーション信号をイネーブルするか、単一ビット
比較を実行することにより、信号が生成される。これは
複数ビット比較と比べて、非常に迅速に実行され、エン
ド・ポイント、若しくは最終または目標の数またはアド
レスに達したことが、信号で知らされる。エンド・ポイ
ントの判断が、最終クロック・サイクルの間に非常に早
期に完了され、アドレスまたは数の比較の指示に続き、
如何なるタスクが実行されなければなかろうと、クロッ
ク・サイクル時間の大部分がその処理に当てられる。例
えば、BISTテスタでは、これは所与のメモリ上で次
のテスト・シーケンスに移行したり、異なるメモリ上で
のテストや、適切なこうした他のタスクへの移行を含み
得る。従って、本発明は本質的に、最後の数に達する以
前のサイクルにおいて、複数ビット比較を実行し、この
情報をラッチするなどして記憶する。次に、最後の数
(1との実施例では次の続く2進数)に達するとき、比
較が迅速に行われ、アドレス比較信号が、クロック・サ
イクルの早期に生成される。別の実施例では、連続内の
最後から2番目の完全な数が、比較数としてロードさ
れ、比較の実行時に、こうした比較がラッチに記憶され
る。目標数を表す次の続くカウント時に、ラッチの出力
に基づき、AC信号が生成され、この最終クロック・サ
イクルにおいて、イネーブル信号が活動化される。従っ
て、この最終クロック・サイクルにおいて、非常に多く
の桁を有する数の比較が要求されない。
【0011】上述の機能を実行する論理回路が、図1に
示される。その基本的で単純な形式では、ビット・カウ
ンタ10が状態マシン12の一部として提供され、これ
は2進数を出力でき、ビット単位で増分または減分でき
る。また、最後から2番目(目標より1つ前)の数がプ
ログラムされる連鎖走査(scan chain)ラッチ14が提
供される。ビット・カウンタ10及びラッチ14からの
ビットが、ビット比較論理回路16に入力され、そこで
各々のビットが比較される。比較論理回路16は、プロ
グラム済みの最後から2番目の数の全てのビットが、カ
ウンタ10の出力と並ぶと、ラッチ18にアクティブ・
ロウのレディ出力信号を提供する。ラッチ18からの出
力は、NORゲート22への1入力として提供される。
状態マシンからのカウント許可(EC)信号が、NOR
ゲート22への他の入力として提供される。EC信号は
また、状態マシン12内で、カウンタ10のクロックを
ゲートするためにも使用される。ECがハイの時、カウ
ンタは禁止され、現アドレスをその出力上で保持する。
ECがアクティブ・ロウに遷移するとき、カウンタ10
が刻時され、その次のアドレスに増分または減分でき
る。親出願"BIST Tester for Multiple Memories"で
は、EC信号の周波数がテスト・パターンに依存した。
ECが毎サイクル、2サイクル毎、4サイクル毎、また
は8サイクル毎に、アクティブ・ロウに遷移できた。従
って、カウンタの出力は、最大8サイクルの間、同一カ
ウントを保持することができる。状態マシン12はま
た、ゲートされたカウンタ・クロックを、ラッチ18の
データ捕獲クロックとして提供する。従って、ラッチ1
8は、プログラム済みの最後から2番目の数と、アドレ
ス・バス上に存在するカウントとの比較結果を、現カウ
ントにおける最終サイクルまで捕獲しない。その時点
で、ECがアクティブ・ロウに遷移し、カウンタのクロ
ックがアサートされる。次のサイクルの開始時に、カウ
ンタ10はその次のアドレスを出力し、ラッチ18がち
ょうど捕獲した値を出力する。NORゲート22への両
入力がロウのとき、これはプログラム済みの最後から2
番目のアドレスと、以前のカウントとの比較が成功し、
目標カウントにおける最終サイクルであることを示す。
その結果、NORゲート22の出力が、アクティブ・ハ
イとなる。ここでビット比較回路16において、最後か
ら2番目のアドレスにおける広いアドレス・ビットの比
較が、目標アドレスにおける最終サイクルでのNORゲ
ート22の遅延に比較して、システム・サイクルの相当
な部分を占めることを認識すべきである。この動作が、
図3及び表1に関する議論において、より明らかとなろ
う。
【0012】図2は、本発明がメモリをテストするため
にどのように使用されるかを示す図1に類似の回路図で
あり、そこでは列アドレス及び行アドレスの両者を、時
に独立に、また時にお互いの関数として、比較すること
が必要である。図2から分かるように、図1に示される
回路に類似の2つの回路が、列アドレス・ビット及び行
アドレス・ビットの比較を提供するように組み合わされ
る。列アドレス・ビット・カウンタ10a及び行アドレ
ス・ビット・カウンタ10bが、状態マシン12内に提
供される。目標列アドレスに対して、最後から2番目の
数を構成する列アドレスが、プログラマブル連鎖走査ラ
ッチ14aに記憶され、目標行アドレスに対して、最後
から2番目の数を構成する行アドレスが、プログラマブ
ル連鎖走査ラッチ14bに記憶される。ビット比較回路
16aにおいて、カウンタ10aからのビットが、連鎖
走査ラッチ14aに記憶されるビットと比較される。列
アドレス比較回路16aは、その比較結果をラッチ18
aに出力し、その出力すなわちビット比較(BITCM
PN)が、NORゲート22への1入力として出力され
る。類似の比較が、連鎖走査ラッチ14bに記憶される
最後から2番目の行アドレス、並びに比較回路16b内
の行アドレス・カウンタ10bの出力から構成され、そ
の出力がラッチ18bにラッチされる。ラッチ18bの
出力すなわちワード比較(WDCMPN)は、NORゲ
ート22への1入力として提供される。BITCMPN
及びWDCMPNは、それぞれ列アドレス・カウンタ1
0a及び行アドレス・カウンタ10b内の論理にも供給
される。これらの信号は、カウンタがそれぞれの目標ア
ドレスに達した後に、それらをそれぞれの開始アドレス
にリセットするために、ECと一緒に使用される。ラッ
チ18a及び18bの両方が、アクティブ・ロウ比較を
出力するとき、これは行及び列アドレスの両者の最後か
ら2番目の数の比較が存在することを示し、アクティブ
・ロウのカウント許可信号が、NORゲート22に入力
され、NORゲート22がアクティブ・ハイのアドレス
比較信号を出力し、これが列アドレス及び行アドレスの
両者の目標アドレスにおける最終サイクルを示す。EC
信号はNORゲートATへの第3の入力として、目標数
における最終サイクルまで、AC信号がアクティブ・ハ
イに遷移することを阻止する。例えば、ECが4サイク
ル毎にアクティブ・ロウになる場合、カウンタは4サイ
クルの間、同一のアドレス上に留まる。NORゲート2
2への他の2つの入力(BITCMPN及びWDCMP
N)が、目標アドレスにおける4サイクル全てにおい
て、アクティブ・ロウの間、ECは目標アドレスにおけ
る第4サイクルの開始まで、アクティブ・ロウに遷移せ
ず、その結果、目標アドレスの最終サイクルの間に、A
Cがアクティブ・ハイとなる。EC信号はまた、列カウ
ンタ10aクロック(BITCLK)、及び列カウンタ
10bクロック(WORDCLK)のアサーションをゲ
ートするために、状態マシン12により内部的に使用さ
れる。状態マシンは、BITCLKをデータ捕獲クロッ
クとしてラッチ18aに提供し、WORDCLKをデー
タ捕獲クロックとして、ラッチ18bに提供する。
【0013】この回路は、列アドレス・カウンタ10a
または行アドレス・カウンタ10bのいずれかのカウン
トが、最後の数に達し、そこで保持されるようにプログ
ラムされ得る。従って、比較を示す信号を出力し、他の
回路が比較に達するまで待機し、次にNORゲート22
から出力比較信号を生成する。これは特定タイプのメモ
リ・テストで要求される比較モードである。或いは、同
一クロック・サイクルにおいて、列アドレス及び行アド
レスの両方の比較が存在するまで、カウンタがカウント
をリセット及び継続するようにプログラムされ得る。こ
れもまた、特定タイプのメモリ・テストで要求される。
【0014】2つの2進アドレスの比較において注意す
べき最も重要な点は、最終カウントに達する以前のカウ
ント時に、全てのビットに対して、時間を費やす比較が
発生することであり、そのことが、最終カウントにおけ
る最終クロック・サイクルにおいて、非常に迅速なアド
レス比較信号の生成を可能にし、それにより、アドレス
比較信号の生成時に、たとえどのようなタスクの実行が
必要とされようと、クロック・サイクル時間の大部分が
その実行のために残されることである。
【0015】アドレス比較器と一緒に使用される典型的
なアドレス・カウンタの動作については、Dreibelbisら
による米国特許第5173906号、"Built-In Self T
estfor Integrated Circuits"で詳述されている。アド
レス・カウンタ/アドレス比較器の動作の概要が、本発
明の理解を支援するために、表1に示される。しかしな
がら、比較器回路が、他のタイプのカウンタまたは数発
生器(すなわちマイクロプロセッサ)と共にも、使用さ
れ得る点に注意されたい。
【表1】
【0016】表1は、例えば4列×16行構成のメモリ
をアドレス指定するために使用される典型的なカウンタ
の動作を示す。使用されるアドレス・カウンタは、実際
には2つのカウンタであり、一方は列アドレス指定用で
あり、他方は行アドレス指定用である。信号BITCL
Kは、列カウンタを現列アドレスから、次の列アドレス
に増分または減分するために使用され、信号WORDC
LKは、行カウンタに対して同一の機能を実行する。B
ITCLK及びWORDCLKは、テスト・パターンに
依存する制御論理(この場合、メモリBIST状態マシ
ン)から導出され、EC信号によりゲートされる。メモ
リの開始アドレスは、列0及び行0である。表1は、列
次元がより速く変化(増分)されることを示している。
すなわち、列カウンタが0から3まで増分する間、行カ
ウンタは同一の行に保持される。(もちろん、アドレス
・カウンタにおいて、行次元がより速く変化するように
作用してもよい。)表1の上部では、BITCLKはア
スタリスクにより示されるように、2サイクル毎にのみ
アサートされる。なぜなら、ECが2サイクル毎にアク
ティブ・ロウに遷移するからである。従って、アドレス
空間の現スイープの間、カウンタは2サイクル間、各ア
ドレスに留まる。この動作モードは、例えばアドレス位
置を第1サイクルで書込み、次のメモリ位置に進む以前
に、データを第2サイクルで読出すために使用され得
る。列アドレス3、行アドレス0における第1サイクル
では、アドレス比較器出力、すなわちビット比較(BI
TCMPN)が、アクティブ・ロウに遷移する。BIT
CMPNのロウへの遷移は、制御論理及び列カウンタ
に、列目標アドレスに達したこと、並びに、列カウンタ
が次の刻時において、その開始アドレスにリセットされ
るべきことを知らせる。列アドレス3、行アドレス0に
おける第2サイクルでは、BITCMPNが再度アクテ
ィブ・ロウであり、BITCLK及びWORDCLKの
両方がアサートされ、それにより列カウンタを0にリセ
ットし、行カウンタを1に進める。アドレス・カウンタ
は、列アドレス0、行アドレス15における第1サイク
ルまで、このように増分し続け、その時点で、アドレス
比較器出力すなわちワード比較(WDCMPN)が、ア
クティブ・ロウに遷移する。WDCMPNのロウへの遷
移は、制御論理及び行カウンタに、行目標アドレスに達
したこと、並びに、行カウンタが次の刻時において、そ
の開始アドレスにリセットされるべきことを知らせる。
アドレス・カウンタが目標アドレス(列3、行15)に
向かって進むとき、アドレス比較器はWDCMPNをロ
ウに保持し続ける。目標アドレスでの両サイクルの間、
アドレス比較回路はBITCMPN及びWDCMPNの
両方を、アクティブ・ロウに駆動する。目標アドレスに
おける第2サイクルにおいて、ECがアクティブ・ロウ
に遷移し、それによりACをアクティブ・ハイに遷移さ
せ、BITCLK及びWORDCLKの両方がアサート
され、アドレス・カウンタが次のサイクルの開始時に、
開始アドレス(列0、行0)にリセットされる。表1の
下部では、BITCLKが毎サイクルごとにアサートさ
れ、それによりカウンタがアドレス空間の次のスイープ
の間、1サイクルだけ、あるアドレスに留まる。
【0017】表1は幾つかのポイントを強調する。これ
はカウンタが1サイクル以上、同一のアドレスに留まる
こと、BITCLK及びWORDCLKの機能、列(B
ITCMPN=0)、行(WDCMPN=0)、及びア
ドレス(AC=1)の時、比較が発生すること、並びに
EC信号のゲート作用を示す。
【0018】図3を参照すると、メモリをアドレス指定
する5ビット列アドレス及び6ビット行アドレスを比較
する、アドレス比較機能の特定の回路例が示され、これ
は本発明に従い、表1に示される機能を実行する。更
に、この回路は、増分及び減分時の両方においてエンド
・ポイントを検出するために、プログラマブルな数を有
する。この回路の機能は、実質的に図2に示されるそれ
と同一である。列アドレス回路がボックス30内に示さ
れ、行アドレス回路がボックス32内に示される。列ア
ドレス回路は、カウントの増分に対応して、最後から2
番目の数を記憶するプログラマブルな連鎖走査ラッチL
A、LB、LC、LD及びLE、並びにカウントの減分
に対応して、最後から2番目の数を記憶する連鎖走査ラ
ッチGA、GB、GC、GD及びGEを含む。行アドレ
ス回路は、カウントの増分に対応して、最後から2番目
の数を記憶するプログラマブルな連鎖走査ラッチLG、
LH、LI、LJ、LK及びLL、並びにカウントの減
分に対応して、最後から2番目の数を記憶する連鎖走査
ラッチGG、GH、GI、GJ、GK及びGLを含む。
連鎖走査ラッチLA乃至LL及びGA乃至GLの出力
は、マルチプレクサAA、AB、AC、AD、AE、A
F、AG、AH、AI、AJ、AK及びALに、それぞ
れ配布される。マルチプレクサAA乃至ALからの出力
は、それぞれ2入力マルチプレクサCA、CB、CC、
CD、CE、CF、CG、CH、CI、CJ、CK及び
CLの選択部分に配布される。マルチプレクサCA、C
B、CC、CD及びCEの出力は、動的ORゲートAP
への入力として配布される。ORゲートAPの出力は、
ラッチLNに配布され、その出力はNORゲートATへ
の1入力として配布される。NORゲートATの出力
は、列アドレス及び行アドレスの両方の目標アドレスの
比較を示すアドレス比較信号である。マルチプレクサC
G、CH、CI、CJ、CK及びCLからの出力は、動
的ORゲートAQへの入力として提供され、その出力
は、ラッチLOへの1入力として提供される。ラッチL
Oの出力は、NORゲートATへの1入力として提供さ
れる。状態マシン12からのカウント許可(EC)信号
は、NORゲートATへの第3の入力である。ビット・
クロック(BITCLK)は、ラッチLNに捕獲クロッ
クを提供し、ワード・クロック(WORDCLK)は、
ラッチLOに捕獲クロックを提供する。カウント許可信
号はゲートATに信号を提供し、その出力はアドレス比
較(AC)信号となる。
【0019】図3の数比較器の動作について、最初にカ
ウンタなどからの順次2進数に関連して述べ、次に非順
次2進入力に関連する動作について述べることにする。
【0020】図3に図式的に示される比較器では、プロ
グラマブル・ラッチLA乃至LLの真出力が、マルチプ
レクサAA乃至ALの上側の入力をそれぞれ駆動する。
プログラマブル・ラッチGA乃至GLのセットは、それ
らの真出力により、マルチプレクサAA乃至ALの下側
の入力を駆動する。上昇/下降(A/D)信号が、マル
チプレクサAA乃至ALの選択ピンに接続され、マルチ
プレクサAA乃至ALの出力が、マルチプレクサCA乃
至CLのそれぞれの選択ピンを駆動する。ラッチLA乃
至LLは、A/D=0(すなわち上昇)の間に比較され
る、プログラム済みのカウントを保持する。走査可能ラ
ッチLA乃至LEは、5ビットの最後から2番目の列カ
ウントを保持し、走査可能ラッチLG乃至LLは、6ビ
ットの最後から2番目の行カウントを保持する。ラッチ
GA乃至GLは、A/D=1(すなわち下降)の間に比
較される、第2のプログラム済みカウントを保持する。
走査可能ラッチGA乃至GEは、5ビットの最後から2
番目の列カウントを保持し、走査可能ラッチGG乃至G
Lは、6ビットの最後から2番目の行カウントを保持す
る。
【0021】動的論理アドレス・カウンタは、5ビット
の列アドレスSTBAE(0:4)及び6ビットの行ア
ドレスSTWAE(0:5)を、真(T)/補数(C)
対として生成し、これらは各サイクルの一部の間に、ロ
ウに予め充電される。5ビットの列アドレスは、5つの
マルチプレクサCA乃至CEに接続され、最下位列アド
レス(STBAE0)T/C対が、マルチプレクサCA
に接続され、再上位列アドレス(STBAE4)T/C
対が、マルチプレクサCEに接続される。6ビットの行
アドレスは、6つのマルチプレクサCG乃至CLに接続
され、最下位行アドレス(STWAE0)T/C対が、
マルチプレクサCGに接続され、再上位行アドレス(S
TWAE5)T/C対が、マルチプレクサCLに接続さ
れる。
【0022】マルチプレクサCA乃至CLは、それらの
選択ピンの値に依存して、T(真)またはC(補数)ア
ドレス信号のいずれかを通過させる。所与のマルチプレ
クサAA乃至ALの出力が、対応するマルチプレクサC
A乃至CL上の選択ポートをロウに駆動するとき、図の
上側の入力に接続される真のアドレス信号が、マルチプ
レクサのCA乃至CL出力に伝送される。例えば、ラッ
チLAが論理0を含み、A/Dが0の場合、マルチプレ
クサAAのロウ出力により、マルチプレクサCAは、列
カウンタの最下位アドレス・ビット(STBAE0T)
のTアドレス信号を、ORゲートAPへ入力として渡
す。従って、マルチプレクサCAは、列カウンタの最下
位ビットと、プログラム済みカウントの最下位ビットと
の間で、受動XOR機能を実行する。マルチプレクサC
A乃至CEの出力は、動的論理ORゲートAPに入力を
提供する。ORゲートAPへの全ての入力が0のとき、
BITCLKのハイへの遷移時に、そのアクティブ・ロ
ウ出力PBCN(Penultimate Bits Compare Not)が、
ラッチLNにロードされる。ラッチLNはこの捕獲信号
を、次のサイクルの開始時に、ノードBITCMPNを
介して、NORゲートATへ入力として提供する。マル
チプレクサCG乃至CLの出力は、動的論理ORゲート
AQへの入力を提供する。ORゲートAQの出力、すな
わちPWCN(Penultimate Word Compare Not)信号
が、WORDCLKのハイへの遷移時に、ラッチLOに
ロードされる。ラッチLOはこの捕獲信号を、次のサイ
クルの開始時に、ノードWDCMPNを介して、NOR
ゲートATへ入力として提供する。WDCMPN、BI
TCMPN、及びECが0の時、NORゲートATの出
力において、アドレス比較(AC)信号が生成される。
【0023】アドレス・カウンタ内で使用されるラッチ
(図示せず)は、動的L1L2L4タイプのラッチであ
る。ラッチのL2部分は、走査動作の間にだけ使用され
る。ラッチのL4部分は、真及び補数信号を生成する2
つの動的論理ドライバを含む。BITCLKまたはWO
RDCLKがアサートされるとき、データがラッチのL
1部分に捕獲される。BITCLK及びWORDCLK
は、サイクルの一部に対してだけ、ハイのパルスを生成
する。BITCLK及びWORDCLKがロウに遷移し
た後、リセット・クロックがロウのパルスを生じ、L4
の両方のT/C出力をリセットする(強制的にロウにす
る)。発信クロック(Pクロック)が次にハイのパルス
を生じ、L1内のデータがL4に渡され、その結果、ラ
ッチの出力の1つが、ハイに駆動される。L4に渡され
たデータが"1"の場合、真出力がハイにアサートされ、
補数出力はロウを維持する。L4に"0"がロードされる
場合には、反対の作用が発生する。BITCLKのアサ
ーションは、実際に、次のアドレスを列カウンタのラッ
チのL1部分にロードする。新たな列アドレスは、BI
TCLKがロウに遷移した後、リセット・クロックがロ
ウのパルスを生じ、Pクロックがアサートされるまで、
アドレス・バス上で使用可能にならない。WORDCL
Kは、データを行カウンタのラッチにロードするため
に、同様に使用される。
【0024】図3のアドレス比較器内のラッチLO及び
LNは、静的なL1L2L4ラッチである。BITCL
KがデータをラッチLNにロードし、WORDCLKが
データをラッチLOにロードする。Pクロックのアサー
ションは、ラッチLN及びLOの内容を使用可能にす
る。これらの静的な論理ラッチは、リセットCLKを受
信せず、それらの出力はリセットされない。
【0025】図3の数比較器は、アドレス・カウンタか
ら現アドレスを入力として受信し、A/D=0のとき、
その入力を第1のプログラム済みの数と比較する。この
プログラム済みの数は、所望の目標数に先行する数に等
しい。例えば、A/D=0のとき、目標数が7(001
11)の場合、プログラム済みの数は6(00110)
である。カウンタが最後から2番目のアドレスに達する
とき、現カウントのビットと第1のプログラム済みの数
とが並び(合致)、この結果がラッチされる。カウンタ
が次に進むときに、目標カウントに達し、前のカウント
からのラッチ済みの比較を用いて、アドレス比較(A
C)信号が即座に生成される。
【表2】
【0026】表2は、開始数2(00010)から目標
数7(00111)に進む列カウンタを示す。この例で
は、行アドレスがその目標アドレスに保持され、WDC
MPNがアクティブ・ロウに保持されているものと仮定
する。走査可能ラッチLE乃至LAには、最後から2番
目の数6(00110)がロードされる。その結果、ア
ドレス信号STBAE(4T、3T、2C、1C、0
T)が、マルチプレクサCE乃至CAを通じて渡され
る。この条件は、アドレス6においてだけ、比較の発生
を可能にする。列アドレス2乃至5では、ORゲートA
Pの出力(PBCN)がハイである。なぜなら、これら
のカウントでは、5つのアドレス・ビットが、プログラ
ム済みのカウントの5ビットに合致しないからである。
列アドレス5の第2サイクルにおいて、BITCLKが
アサートされ、ラッチLNがORゲートAPのハイ出力
を捕獲する。次のサイクルでは、列カウンタがアドレス
・バス上に6を出力する。同時に、ラッチLNがノード
BITCMPN上に論理1を出力し、これはアドレス・
バス上の列アドレスとの比較が発生しないことを意味す
る。しかしながら、列アドレス6では、現列アドレスと
プログラム済みカウントとの間の比較(合致)が発生
し、このことがORゲートAPへの全ての入力をロウに
し、PBCNをアクティブ・ロウに遷移させる。列アド
レス6での第2サイクルの間に、BITCLKがアサー
トされるとき、ラッチLNがロウのPBCN信号を捕獲
する。次のサイクルでは、列アドレス・カウンタがアド
レス・バス上にアドレス7を駆動し、ラッチLNがその
真出力を介して、アクティブ・ロウのBITCMPNを
NORゲートATの1入力に提供する。BITCMPN
のロウへの遷移は、制御論理及び列カウンタに、列目標
アドレスに達したことを知らせる。この例では、行アド
レスもその目標アドレスにあると仮定しているので、W
DCMPNもロウであり、ECがアクティブ・ロウに遷
移するとき、NORゲートATの出力のアドレス比較
(AC=1)が、アドレス7における第2サイクルとな
る。アドレス7では、ノードPBCNが非アクティブ・
ハイとなり、アドレス7の第2サイクルにおいて、BI
TCLKがハイのパルスを生成するとき、この出力がラ
ッチLNに捕獲される。その結果、比較に続くカウント
において、BITCMPNが非アクティブ・ハイに遷移
する。
【0027】目標数に達した後、カウンタは開始数にリ
セットされ、再度目標数に向けて進むか、カウンタの方
向が反転され、第2の目標数に向けてカウント・ダウン
する。カウント・ダウン(A/D=1)時には、現アド
レスが第2のプログラム済み数(すなわち、ラッチGA
乃至GLに記憶される数)と比較され、この値は、第2
の目標アドレスの前の数に等しい。
【0028】表2の下半分は、アドレス・バス上のカウ
ントを、ラッチGA乃至GEに記憶される第2のプログ
ラム済みカウントに対してチェックする、比較器回路を
示す。数発生器がアドレス7から、第2の列目標数に向
けてカウント・ダウンする。アドレス2に達したことを
検出することが望まれる場合、ラッチGE乃至GAがア
ドレス3(00011)にプログラムされる。これによ
り、アドレスSTBAE(4T、3T、2T、1C、0
C)が、マルチプレクサCE乃至CAを通じて渡され、
アドレス3における比較が生じる(PBCNがアクティ
ブ・ロウに遷移する)。アドレス3での第2サイクルに
おいて、BITCLKがアサートされるとき、ロウのP
BCNがラッチLNにロードされる。次のサイクルで、
ラッチLNがノードBITCMPNをロウに駆動し、続
くサイクルで、ECがアクティブ・ロウに遷移し、AC
がアサートされる。
【0029】カウンタが毎サイクルごとに増分または減
分されない場合には、ラッチLN及びLOを、それぞれ
BITCLK及びWORDCLKにより刻時することが
重要である。例えば、ラッチLNが毎サイクルごとに刻
時され、カウンタが2サイクルごとに増分される場合、
表2のアドレス6の第1サイクルにおいて、ラッチLN
がアクティブ・ロウのPBCNを捕獲し、意図した目標
アドレス7の代わりに、次のサイクルすなわちアドレス
6の第2サイクルで、BITCMPNをロウに遷移させ
る。
【0030】比較器回路は2つの方法により、従来技術
に勝る性能的利点を達成する。第1に、これは目標カウ
ントに先行するカウントにおいて、全ビット比較を実行
し、その結果をラッチする。このことは、全システム・
サイクルが、長いビット比較の完了を可能にする。目標
アドレスにおいて、前のカウントからのラッチ済みの結
果が、迅速にアドレス比較信号を生成するために使用さ
れる。第2に、比較器回路が、XORゲートにおいて発
生する能動比較とは対象的に、受動比較を実行する。X
ORゲートでは、ゲートの出力がその入力の変化に応答
して、多少の遅延の後に、論理レベルをスイッチする。
本発明は単に、ラッチされたプログラム済みカウントを
用いて、動的ORゲート入力への現アドレスにより、2
つの経路のいずれが、パス・ゲート・マルチプレクサC
A乃至CLを通じて選択されるかを決定する。この経路
は、"静的"または"DC"である。なぜなら、これは一般
に、AD信号がスイッチされるまで変化しないからであ
る。ORゲートへの任意の入力がハイの場合、ORゲー
ト出力がハイに遷移し、比較誤りを知らせる。
【0031】最後に、アドレス・フィールドが拡張する
場合、増加したアドレス・バスの幅を収容するように、
比較器回路の基本構造が繰り返される(すなわち、第1
ステージのORゲートの出力が、第2ステージのORゲ
ートに供給されるなど)。例えば、図4には、32ビッ
ト幅のアドレス比較器の一部が示され、その入力B0乃
至B31が、マルチプレクサC0乃至C31に提供され
る。第1ステージは、8つの4入力ORゲートOR1乃
至OR8を含む。第2ステージは、2つの4入力ORゲ
ートOR9及びOR10を含み、各ORゲートは、第1
ステージ内の4つのORゲートから入力を受信する。最
終ステージに相当する第3ステージは、1つの2入力O
RゲートOR11を含み、これはその入力をORゲート
OR9及びOR10の出力から受け取る。そして、OR
ゲート11の出力は、ラッチLNへの入力を提供する。
【0032】本発明が、順次数における目標数を検出す
るのに有用であることに加えて、以下の条件が満足され
る場合、比較器が一連の非順次の2進数において、所望
の目標数を検出することができる(AC=1)。 1.目標数の直前の数が知れており、最後から2番目の
数が、アドレス比較回路内の適切な記憶ラッチにプログ
ラムされる。 2.最後から2番目の数が、数のシーケンス内の別の場
所に存在しない。 3.数のシーケンスが単調に増加または減少する必要が
ない。
【0033】チップ面積が問題の場合、最後から2番目
の数の記憶用に使用されるラッチの数は、半分に低減さ
れ得る。比較回路は、アドレス空間を上昇している間
は、目標アドレスで停止し、アドレス空間を下降してい
る間には、反転目標アドレスで停止するように、変更さ
れ得る。この実施例では、A/D信号の状態が切り替わ
るときに、アドレス入力と比較されるプログラム済み数
を反転する特定の回路が存在する。これは単に、図3の
ラッチ・ゲートGA乃至GLを除去することにより、達
成され得る。ラッチLA乃至LLは、マルチプレクサA
A乃至ALへの上側の入力を真出力により駆動し、下側
のマルチプレクサ入力を、それらの補数出力により駆動
する。この実施例の部分図が、図5に示される。この比
較器の実施例の動作を説明するために、後述の議論は、
5ビット列カウンタと共に使用される比較器回路の5ビ
ット列の側に注目する。列カウンタが00000から、
目標アドレスの11111に進んだことを検出するため
に、ラッチLA乃至LEに最後から2番目の数(111
10)をロードする。カウンタが増分するとき、A/D
はロウであるので、ラッチLA乃至LEの非反転出力
が、マルチプレクサAA乃至AEを通じて渡され、マル
チプレクサCA乃至CE上の選択ピンを駆動する。この
状態は、STBAE0TがマルチプレクサCAを通じて
渡され、STBAE(1:4)Cが、マルチプレクサC
B乃至CEを通じて渡されることを可能にする。従っ
て、アドレス11110において、ORゲートAPへの
入力が全てロウとなり、ノードPBCNがロウに遷移す
ることを可能にする(表3)。
【表3】
【0034】カウント11111において、ラッチLN
の出力がロウに遷移し、列カウント比較BITCMPN
=0を生じる。表3の例を続けると、A/D信号が列カ
ウント比較に続くサイクルの始めに、状態を切り替え
る。0から1へのA/D切り替えにより、ラッチLA乃
至LEの反転出力がマルチプレクサAA乃至AEを通過
し、その結果、マルチプレクサCB乃至CE上の選択ピ
ンがハイに駆動され、マルチプレクサCA上の選択ピン
がロウに駆動される。これにより、STBAE0Cがマ
ルチプレクサCAを通過し、アドレスSTBAE(1:
4)TがマルチプレクサCB乃至CEを通過する。アド
レス00001では、ORゲートAPへの入力が全てロ
ウとなり、ノードPBCNがロウへ遷移する(表3の下
部)。ラッチLNの出力がロウに遷移し、列カウント比
較BITCMPN=0を生じる。
【0035】1セットのラッチを用いる図5の実施例
は、次の制限を有する。 1.カウンタが、開始数とその反転との間の範囲内で動
作するように制限される。5ビット・カウンタの例を用
いると、有効範囲は0(00000)乃至31(111
11)、1(00001)乃至30(11110)、2
(00010)乃至29(11101)などを含む。例
えば0(00000)乃至4(00100)の範囲で
は、動作できない。なぜなら、ラッチLE乃至LAが3
(00011)にプログラムされ、これはA/D=0の
時に、アドレス4における比較を可能にするからであ
る。しかしながら、A/D=1の時には、反転プログラ
ム済み数(11100)が、マルチプレクサCE乃至C
Aの選択ピンに供給される。この条件の下では、比較が
アドレス26において生成され、これは明らかに、意図
する動作範囲外となる。 2.この方法を非順次数と共に用いるために、A/D=
0の間の最後から2番目の数と、A/D=1の間の最後
から2番目の数とが、正に反対である必要がある。
【0036】図3の実施例では、図5の場合の2倍の数
の記憶ラッチが使用されるが、これは小チップ面積に反
して、互いに独立の2つのプログラマブルなエンド・ポ
イントを可能にする。
【0037】本発明の技法は、シーケンス内の最後の2
つの数が知られている場合に、マイクロプロセッサ、並
びにエンド・ポイントまたは分岐ポイントを検出する他
の回路に使用され得る。マイクロプロセッサが、マルチ
プレクサCA乃至CL上の選択ポートを直接制御するこ
とにより、図3のラッチLA乃至LL及びGA乃至G
L、更にマルチプレクサAA乃至ALを排除する。図4
に示されるような32ビット幅の数の比較に関わるこう
した実施例は、次のようである。マイクロプロセッサ
が、マルチプレクサC0乃至C31上の選択ポート(B
0乃至B31)を、最後から2番目の数に等しい値によ
り駆動する。数発生器がアドレス・バスを介して、T/
C入力(STBAE(0:31))をマルチプレクサC
0乃至C31に供給する。数のシーケンスが最後から2
番目の数に達するとき、PBCNがロウに遷移し、生成
された数が次にNGCLKにより刻時されるとき、ラッ
チLNにロードされる。その結果、次のサイクルにおい
て、P CLKがアサートされるとき、目標数において
アドレス比較が発生する。この実施例では、数発生器が
毎サイクルごとに刻時され(NGCLKが毎サイクルご
とにアサートされる)、従って、アドレス比較信号がラ
ッチLN出力から直接生成される。これ以外の場合に
は、ラッチLNにより駆動される1入力、及びカウント
許可信号により駆動される他の入力を有するNORゲー
トが、AC信号を生成するために使用される。この実施
例を用いる場合、新たなエンド・ポイントまたは分岐ポ
イントが発生するとき、マイクロプロセッサがB0乃至
B31入力をオンザフライ式に、動的に変更することが
できる。この場合の重要な点は、マイクロプロセッサか
らの入力(B0乃至B31)が、アドレス・バス入力S
TBAE(0:31)の到来以前に、安定しているべき
ことである。このことは、マルチプレクサC0乃至C3
1を通じる適切な経路のセットアップを保証し、それに
より比較が発生するスピードを向上させ、動的ORゲー
ト出力の不発を阻止する。
【0038】本発明は、一連の数が知れており、最後か
ら2番目の数が目標数の直前に発生する事実、並びに数
発生器が増分/減分されるまで、ラッチLN及びLOが
刻時されない事実に頼るものである。また、ビットの比
較がラッチされるので、次のカウントが目標数であるか
否かに関わらず、比較が次のカウントにおいて発生す
る。目標においては、リアルタイム・チェックは存在し
ない。従って、連続内の数が知られていることが保証さ
れなければならない。
【0039】別の実施例では、一連の連続数の場合に、
クロック・パルスを用いてアドレス比較信号をトリガす
る代わりに、最下位ビットがラッチに記憶され、これが
カウンタ出力の最下位ビットと比較され、次に以前の最
後から2番目の数の比較結果と否定論理積(NAND)
される。これは、2進数の連続数列では、最後から2番
目の数の最下位ビットが、常に最後の数または目標数と
異なり、その目標数が常に最後から2番目の数の後に続
くことによる。
【0040】以上、本発明の好適な実施例について述べ
てきた。しかしながら、上述の説明を鑑み、本発明はこ
こで述べられた特定の実施例に限られるものではなく、
本発明の趣旨から逸脱すること無しに、様々な再編成、
変更及び代替例が可能であることが理解されよう。
【0041】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0042】(1)連続クロック・サイクルにおいて生
成される、所定の連続2進数列のエンド・カウントを決
定する方法であって、所与の数、並びに前記所与の数の
前記数列内での前記エンド・カウント数との関係が知ら
れているものにおいて、バイナリ・デジット出力を有す
る回路を提供するステップと、前記数列内の所与の数の
少なくとも一部を、記憶装置に記憶するステップであっ
て、前記所与の数が前記数列内の先行する全ての数に対
して固有であり、前記エンド・カウント数に対して既知
の順次関係を有する、前記記憶ステップと、連続サイク
ルにおいて、前記連続2進数列を前記回路の出力として
生成するステップと、前記回路出力から生成される各2
進数を、前記記憶されている数の一部と比較し、前記記
憶数が前記回路により出力される前記数と並ぶとき、レ
ディ信号を出力するステップと、前記レディ信号に続い
て生成される数が前記数列内のエンド・カウント数に相
当するサイクルにおいて、制御信号を生成するステップ
と、を含む、方法。 (2)前記所与の数の前記部分が最後から2番目の数の
少なくとも一部である、前記(1)記載の方法。 (3)前記記憶数が前記最後から2番目の数である、前
記(2)記載の方法。 (4)前記所与の数の前記部分が前記エンド・カウント
数のビットを構成する、前記(1)記載の方法。 (5)前記数が既知のシーケンスで増分される、前記
(1)記載の方法。 (6)前記数が既知のシーケンスで減分される、前記
(1)記載の方法。 (7)前記数が所与の第1のエンド・カウント数に増分
され、第2のエンド・カウント数に減分される、前記
(1)記載の方法。 (8)前記カウントの減分のための前記エンド・カウン
ト数がハードコード化され、前記カウントの増分の前記
エンド・カウント数が、選択的にプログラマブルであ
る、前記(7)記載の方法。 (9)前記第1及び第2のエンド・カウント数が各々選
択的にプログラマブルである、前記(7)記載の方法。 (10)各々がエンド・カウントを有する2つの連続2
進数列が存在し、前記両方の数列がそれぞれの前記エン
ド・カウントに達することに応答して、前記制御信号が
生成される、前記(1)記載の方法。 (11)前記両方の数列が同一クロック・サイクルの間
に、それぞれの前記エンド・カウントに達するときに、
前記制御信号が生成される、前記(8)記載の方法。 (12)連続クロック・サイクルにおいて生成される、
所定の連続2進数列のエンド・カウントを決定する方法
であって、バイナリ・デジット出力を有するカウンタを
提供するステップと、前記エンド・カウント数を記憶装
置に記憶するステップと、前記カウンタ出力の最上位ビ
ットを、前記記憶されているエンド・カウント2進数の
最上位ビットと比較し、前記最終バイナリ・デジットの
最上位ビットの全てが、前記カウンタ出力の最上位ビッ
トの全てと並ぶとき、レディ信号を出力するステップ
と、前記レディ信号に続く数の最下位ビットがカウント
されるとき、制御信号を生成するステップと、を含む、
方法。 (13)前記記憶数の最下位ビットと前記カウンタ出力
とを比較し、前記レディ信号が生成された後に、前記最
下位ビットの比較により、前記制御信号を生成する、前
記(12)記載の方法。 (14)連続クロック・サイクルにおいて生成される、
所定の連続2進数列のエンド・カウントを決定するテス
ト回路であって、所与の数、並びに前記所与の数の前記
数列内での前記エンド・カウント数との関係が知られて
いるものにおいて、前記所定の連続2進数列のバイナリ
・デジット出力を有する2進数生成回路と、前記数列内
の所与の数の少なくとも一部を記憶する記憶装置であっ
て、前記所与の数が前記数列内の先行する全ての数に対
して固有であり、前記エンド・カウント数に対して既知
の順次関係を有する、前記記憶装置と、前記回路出力か
ら生成される各2進数の少なくとも一部を、前記記憶数
の前記一部と比較する比較器と、前記記憶数が前記回路
により出力される前記数と並ぶとき、レディ信号を出力
し、前記レディ信号に続いて生成される数が、前記数列
内の前記エンド・カウント数に相当するサイクルにおい
て、制御信号を生成する論理回路と、を含む、テスト回
路。 (15)前記2進数生成回路がカウンタを含む、前記
(14)記載のテスト回路。 (16)前記論理回路が、前記2進数生成回路により生
成される前記数の最上位ビットを比較する論理と、前記
記憶数の最下位ビットを生成し、該ビットを前記2進数
生成回路により生成される前記数と比較し、前記制御信
号を生成する論理とを含む、前記(14)記載のテスト
回路。 (17)前記記憶装置が前記数列の最後から2番目の数
の少なくとも一部を記憶する、前記(14)記載のテス
ト回路。 (18)前記最後から2番目の数全体が前記記憶装置に
記憶される、前記(17)記載のテスト回路。 (19)前記2進数を既知のシーケンスにおいて増分す
る回路を含む、前記(14)記載のテスト回路。 (20)前記2進数を既知のシーケンスにおいて減分す
る回路を含む、前記(14)記載のテスト回路。 (21)増分数のセット及び減分数のセットを生成する
回路を含み、前記所与の数の前記少なくとも一部の各々
を、前記増分数及び前記減分数に関して記憶する第1及
び第2の記憶装置が存在する、前記(14)記載のテス
ト回路。 (22)前記所与の数を増分カウントに関して、選択的
にプログラムする回路と、前記所与の数の前記一部を、
減分カウントに関して、ハードコード化する回路とを含
む、前記(21)記載のテスト回路。 (23)増分カウント及び減分カウントの各々に対し
て、前記所与の数の前記少なくとも一部を選択的にプロ
グラムする回路を含む、前記(21)記載のテスト回
路。 (24)各々が独立のエンド・カウントを有する2つの
独立の連続2進数列を生成し、前記両方の数列がそれら
のエンド・カウント数に達するとき、前記制御信号を生
成する回路を含む、前記(14)記載のテスト回路。 (25)前記回路が同一クロック・サイクルにおいて、
前記制御信号を生成する、前記(24)記載のテスト回
路。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す幾分図式的な回路図であ
る。
【図2】コンピュータ・メモリ内の行アドレス及び列ア
ドレスの両方の目標アドレスを検出するための、本発明
の実施例を示す、図1に類似の回路図である。
【図3】コンピュータ・メモリのテストにおいて、目標
行及び列アドレスを検出するための、図2の実施例の詳
細回路を示す図である。
【図4】32ビット幅アドレスの比較を示すカスケード
回路を示す図である。
【図5】構成要素の数が低減された本発明の実施例を示
す図である。
【符号の説明】
10 ビット・カウンタ 10a 列アドレス・ビット・カウンタ 10b 行アドレス・ビット・カウンタ 12 状態マシン 14、14a、14b 連鎖走査ラッチ 16 ビット比較論理回路 18 ラッチ 22 NORゲート 30 列アドレス回路 32 行アドレス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・コナー アメリカ合衆国05451、バーモント州バー リントン、ローリー・レーン 64 (72)発明者 ガレット・ステファン・コック アメリカ合衆国05464、バーモント州ジェ ファーソンビル、アール・アール1 ボッ クス52 (72)発明者 ルイジ・ターンウロ、ジュニア アメリカ合衆国05446、バーモント州コル チェスター、グレイ・バーチ・ドライブ 19ビィ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続クロック・サイクルにおいて生成され
    る、所定の連続2進数列のエンド・カウントを決定する
    方法であって、所与の数、並びに前記所与の数の前記数
    列内での前記エンド・カウント数との関係が知られてい
    るものにおいて、 バイナリ・デジット出力を有する回路を提供するステッ
    プと、 前記数列内の所与の数の少なくとも一部を、記憶装置に
    記憶するステップであって、前記所与の数が前記数列内
    の先行する全ての数に対して固有であり、前記エンド・
    カウント数に対して既知の順次関係を有する、前記記憶
    ステップと、 連続サイクルにおいて、前記連続2進数列を前記回路の
    出力として生成するステップと、 前記回路出力から生成される各2進数を、前記記憶され
    ている数の一部と比較し、前記記憶数が前記回路により
    出力される前記数と並ぶとき、レディ信号を出力するス
    テップと、 前記レディ信号に続いて生成される数が前記数列内のエ
    ンド・カウント数に相当するサイクルにおいて、制御信
    号を生成するステップと、 を含む、方法。
  2. 【請求項2】前記所与の数の前記部分が最後から2番目
    の数の少なくとも一部である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記記憶数が前記最後から2番目の数であ
    る、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記所与の数の前記部分が前記エンド・カ
    ウント数のビットを構成する、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】前記数が所与の第1のエンド・カウント数
    に増分され、第2のエンド・カウント数に減分される、
    請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2のエンド・カウント数が
    各々選択的にプログラマブルである、請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】連続クロック・サイクルにおいて生成され
    る、所定の連続2進数列のエンド・カウントを決定する
    方法であって、 バイナリ・デジット出力を有するカウンタを提供するス
    テップと、 前記エンド・カウント数を記憶装置に記憶するステップ
    と、 前記カウンタ出力の最上位ビットを、前記記憶されてい
    るエンド・カウント2進数の最上位ビットと比較し、前
    記最終バイナリ・デジットの最上位ビットの全てが、前
    記カウンタ出力の最上位ビットの全てと並ぶとき、レデ
    ィ信号を出力するステップと、 前記レディ信号に続く数の最下位ビットがカウントされ
    るとき、制御信号を生成するステップと、 を含む、方法。
  8. 【請求項8】前記記憶数の最下位ビットと前記カウンタ
    出力とを比較し、前記レディ信号が生成された後に、前
    記最下位ビットの比較により、前記制御信号を生成す
    る、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】連続クロック・サイクルにおいて生成され
    る、所定の連続2進数列のエンド・カウントを決定する
    テスト回路であって、所与の数、並びに前記所与の数の
    前記数列内での前記エンド・カウント数との関係が知ら
    れているものにおいて、 前記所定の連続2進数列のバイナリ・デジット出力を有
    する2進数生成回路と、 前記数列内の所与の数の少なくとも一部を記憶する記憶
    装置であって、前記所与の数が前記数列内の先行する全
    ての数に対して固有であり、前記エンド・カウント数に
    対して既知の順次関係を有する、前記記憶装置と、 前記回路出力から生成される各2進数の少なくとも一部
    を、前記記憶数の前記一部と比較する比較器と、 前記記憶数が前記回路により出力される前記数と並ぶと
    き、レディ信号を出力し、前記レディ信号に続いて生成
    される数が、前記数列内の前記エンド・カウント数に相
    当するサイクルにおいて、制御信号を生成する論理回路
    と、 を含む、テスト回路。
  10. 【請求項10】前記2進数生成回路がカウンタを含む、
    請求項9記載のテスト回路。
  11. 【請求項11】前記論理回路が、前記2進数生成回路に
    より生成される前記数の最上位ビットを比較する論理
    と、前記記憶数の最下位ビットを生成し、該ビットを前
    記2進数生成回路により生成される前記数と比較し、前
    記制御信号を生成する論理とを含む、請求項9記載のテ
    スト回路。
  12. 【請求項12】前記記憶装置が前記数列の最後から2番
    目の数の少なくとも一部を記憶する、請求項9記載のテ
    スト回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001273762A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Fujitsu Ltd 半導体集積回路

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