JPH1164364A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH1164364A
JPH1164364A JP24030197A JP24030197A JPH1164364A JP H1164364 A JPH1164364 A JP H1164364A JP 24030197 A JP24030197 A JP 24030197A JP 24030197 A JP24030197 A JP 24030197A JP H1164364 A JPH1164364 A JP H1164364A
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JP
Japan
Prior art keywords
acceleration sensor
acceleration
sensor
authentication information
eeprom
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24030197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Inaba
秀弘 稲葉
Shungo Fujii
俊五 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Fuji Ceramics Corp
Original Assignee
IHI Corp
Fuji Ceramics Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp, Fuji Ceramics Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH1164364A publication Critical patent/JPH1164364A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速度センサ内または計測器への接続用コネ
クタ内にEEPROMを載置しセンサ出力とともにセン
サ設置位置等の認証情報を監視可能とした加速度センサ
に関し、認証情報をメモリに予め情報入力したことから
設置位置情報等の認証情報の入手の誤りを防止した。 【解決手段】センサ内部に加速度検出用センサとともに
認証情報を記録したEEPROMを載置させ、これらか
らセンサ出力と、被振動位置等の認証情報を設備診断用
計測器に提供可能とした加速度センサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加速度センサに関
し、特にセンサの設置された位置その他のセンサ固有の
情報をセンサ出力とともに計測器側へ伝達させる加速度
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように各種測定データ
の収集、例えば、各家庭、会社における使用電気量の検
針が行われている。通常は検針員のデータ収集である。
また、加速度等の測定点での作業も大差ない。検査要員
が、探触棒式あるいは磁石吸着式の加速度センサと携帯
型計測器を所持し、各設備の巡回を行っている。加速度
センサは設備の各測定点に設置して測定するか、あるい
は、各測定点に定点設置し、これに計測器を接続し測定
していた。
【0003】これらの方法により収集される情報として
は、振動値のほか、いわゆる加速度センサの認証情報、
すなわち、各測定点の位置、加速度センサの仕様、例え
ば感度等の特性値、その日の測定条件、測定日時、測定
者名、故障の有無、その他の各種必要不可欠とされる情
報が含まれている。さらに、この情報はデータ用紙等に
記録され、必要によりデータ伝送されていた。また、計
測機器に記録され、コンピュータ等でのデータ処理等に
利用され、管理されている。
【0004】この収集のなかで、測定毎に変化するデー
タと認証情報とは自ずから性質を異にしている。前者は
測定点の出力変化に依存した生のデータであり、後者は
加速度センサ感度特性等固有のものと、位置等測定点に
より定まる記録が不可欠のいわゆる自己認証情報(以
下、認証情報という。広義のID情報ともいえるがこれ
に限定されない。)である。しかしながら、必ずしも固
定した情報のみではなく必要により書き換え可能な情報
が含まれる。
【0005】また、最近は測定点が遠隔地点、危険な環
境、目視等の困難な地点等への加速度センサの配備も多
く、今後さらに多岐にわたることが予想されている。し
たがって、この認証情報の収集には測定点における各種
情報入手の困難、情報記録上のミス、測定時間が多くか
かることによるコストアップ、正確な情報入手が不可能
といった多くの課題が生じてきている。前者のデータ収
集はそれなりのセンサと直接接続されたデータ伝送形式
で対処が可能となっているが、後者は適当な手段がなく
今日に至っている。これに対し、従来の測定点に設置、
配備される単独の加速度センサでは上記課題が残り、上
記認証情報の入手方法から生ずる誤りから致命的な被設
置設備、機器の破損、故障等が生じるおそれがあった。
【0006】さらに、設置される加速度センサ自体には
認証情報がないため、被設置設備、機器の定期的なメン
テナンスの実施、経時的な振動変化の監視といった時間
的な管理を充分行うことができなかった。これらは、位
置情報のほかに時間的な経緯情報を必要としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解消し、センサの位置、設置時期、センサ仕様、測定点
のその他の認証情報を記憶させることが可能なEEPR
OMを加速度センサ本体またはコネクタ内に載置させた
加速度センサを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサ内部に
加速度検出用センサとともに認証情報を記録したEEP
ROMを載置させ、これらからセンサ出力と、被振動位
置等の認証情報を設備診断用計測器に提供可能とした加
速度センサにより提供される。
【0009】また、前記EEPROMが設備診断用計測
器に接続可能なコネクタ内に載置された場合に、前記セ
ンサ内に加速度センサ以外の他のセンサを載置した場合
に効果的に提供される。さらに、前記EEPROMに加
速度センサ感度校正値を情報としてメモリした前記加速
度センサにより提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】 【実施例】
実施例1 実施例について図面を参照して説明すると、図1は本発
明の加速度センサ及び計測器のブロック図である。圧電
体等を使用した加速度センサ1は加速度検出部2、電気
的消去可能形リードオンリーメモリ(EEPROMとい
う)3からなる。これらのへ接続用ケーブル、計測器と
の接続用コネクタ、適宜測定部位への図示されない装着
用アダプタ等からなる。加速度センサの感度としては通
常50mV/Gが使用される。実施例では、EEPRO
Mとして旭化成マイクロシステム社製AK93C46を
使用した。電気的に記憶情報の消去・再書き込みが可能
な不揮発性メモリで後述する装置により書き込まれた各
種情報が記憶されている。
【0011】加速度センサ出力は各々ケーブルにより接
続されコネクタ4を介して設備診断用計測器(以下計測
器)5に入力される。計測器5は加速度計測、表示部6
及び制御部7からなる。加速度センサ1は被振動面へ直
接、あるいは適宜装着用アダプタ等を介して装着してお
く。計測担当者等の検査員は巡回し加速度センサ1を計
測器5にコネクタ4を介して接続する。被振動面からの
出力は計測器5の計測、表示部に入力され、振動値出力
の表示を行う。
【0012】EEPROM3からは予め記憶された情報
を同様に計測器5の制御部7に伝える。これらの認証情
報としては、加速度センサの製造番号、設置されている
被振動面の取付位置等の情報、設置場所の情報、ユーザ
ー情報、感度等の加速度センサ仕様情報、ID番号、そ
の他、使用開始時期、定期点検時期等のメンテナンス情
報等各種の認証情報が記憶されている。制御部7はEE
PROM3からの認証情報を受けとる。また、制御部7
はEEPROM3に対し認証情報の書き込み、再書き込
みを行う。加速度センサの測定情報とともにこれらの認
証情報は常時または測定完了後図示しないホストコンピ
ュータへ出力される。
【0013】EEPROM3のほか読み出し専用メモリ
(ROM)の使用も考えられるが、被振動面の位置、取
付方法、その他の改廃、補修、変更された認証情報には
対応しきれない。このため、必要の都度、電気的に記憶
情報の消去・再書き込みが可能な不揮発性メモリの使用
を選択した。また、コンピュータ用マザーボード等に使
用されているディップスイッチの使用も考えられる。し
かしながら、接点信号で記憶する記憶容量はせいぜい8
ないし16ビットで用途が限定され、被振動面の位置、
振動の大きさ等によっては使用不可能な場合もあり、使
用が限定され適当ではなかった。
【0014】実施例2 図2は本発明の他の実施例で加速度センサ及び計測器の
ブロック図でコネクタ内にEEPROMが載置された点
で実施例1と相違する。圧電体等を使用した加速度セン
サ1は加速度検出部2からなる。加速度センサ1は接続
用ケーブルを介してコネクタ4、計測器5に接続され
る。EEPROM3からの出力はコネクタを介して、計
測器5へと接続され、制御部7に認証情報データが入出
力される。前記実施例と同様に、検査員は巡回し加速度
センサ1を計測器5にコネクタ4を介して接続する。加
速度センサは被振動面から出力を計測、表示部に入力
し、振動値出力の表示を行う。
【0015】コネクタ4内でのEEPROM3の使用
は、被振動面の動作環境に対してより効果が期待され
る。これはEEPROMの耐熱面への影響がないため、
加速度センサ自体は高温あるいは低温環境下での使用が
可能となる。その他、例えば、高振動といったEEPR
OM自体が耐えられない厳しい環境下での使用も可能と
なる。また、被振動面の位置、取付方法、その他のEE
PROMの認証情報の変更の面でも作業場を選ばず容易
に実施が可能となる。
【0016】実施例3、4 図3は実施例3、図4は実施例4の各ブロック図であ
る。加速度センサ出力に加えて、他の測定用センサを加
えた例である。実施例3ないし4では温度センサ8を使
用して説明するがこれらに限定されない。その出力は加
速度計測・表示部6により計測、出力表示される。実施
例3は前記実施例1と同様にEEPROMが加速度セン
サ内に載置された例である。
【0017】同様に実施例4はEEPROMが実施例2
と同じくコネクタ内に載置された例である。次に、EE
PROMの認証情報データの書き込み及び消去について
は通常のメモリーICと変わらない。認証情報データの
量によりメモリ容量の選択が必要で、本発明では、例え
ば加速度センサの位置情報のみで16ビット程度、他の
認証情報データの記憶を考え1kビット程度のものが使
用可能である。また、一般にEEPROMセル自体の書
換可能回数は本発明での使用上問題とはならない。
【0018】実施例5 EEPROMの各種認証情報の具体的実施例について説
明する。ここでは、EEPROMについての機能が拡張
された例で、予め認証情報データに各種の付加価値情報
を追加した加速度センサを提供する。以下の付加価値情
報は任意に1または複数の使用が可能でそれらのいずれ
も本発明の範囲として要求される。
【0019】第一の選択は、加速度センサ感度情報がE
EPROM3に認証情報データとして追加メモリされて
いる。これによれば、感度と振動値との変換係数がメモ
りされる。加速度センサの出力感度のバラツキは一般に
上下約20%程度である。これらを予めデータ化し、E
EPROMにメモリとして記憶させておく。この結果、
電圧信号の値から直ちに振動値に変換され、データ換算
を要しない。これにより、加速度センサ測定出力である
電圧信号の値から直ちに振動値に変換される。
【0020】第二の手段は、加速度センサ等からの出力
レベル監視用である。振動測定される装置固有の監視レ
ベルはEEPROMに予めメモリされる。このしきい値
を越えると警報が発せられる。しきい値はまた制御部7
からの制御信号で容易に変更が可能である。なお、この
警報手段の実施は実施例2、実施例4のようにコネクタ
内にEEPROM3が載置された場合に限定されないが
使用環境により適宜選択することが適当である。このよ
うな環境では例えば被振動面の破損、急変といった不測
事態を過去の記録データとの照合を必要とせずに警報す
ることも可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明による加速度セ
ンサによれば、認証情報の取扱に操作が迅速、簡単に行
うことができ、構造も簡単、保守が容易等の加速度セン
サを提供できる。具体的な効果としては、EEPROM
を使用したため外部より容易に認証情報の入力、変更が
可能であり、かつ記憶容量も相当大きくとれる。EEP
ROMが設備診断用計測器に接続可能なコネクタ内に載
置した場合は、EEPROMの使用可能温度領域を越え
た高温、低温下での使用が可能となる。センサ内に加速
度センサ以外の他のセンサを載置した場合は、加速度出
力とともに温度その他のセンサ検出出力も測定可能とな
る。
【0022】このように加速度センサを予め測定点に設
置しておき、これに加速度センサ自体のいわゆる自己認
証情報を専用の計測器を接続するだけで何らその情報を
入力や記録することなく獲得できる加速度センサを提供
できる。さらに、加速度センサの感度特性をEEPRO
Mに予め入力することも可能なため、検出信号からの振
動値変換が自動的に実施できる。このほか、被振動位置
の振動状態に合わせて、感度の異なる加速度センサを載
置した場合でも振動値変換が自動的に実施できる。さら
にまた、EEPROMに警報用しきい値を記憶しておく
ことにより、これを越えると速やかに警報することが可
能となる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加速度センサ及び計測器のブロック図
【図2】他の実施例で加速度センサ、コネクタ及び計測
器のブロック図
【図3】実施例3の加速度センサに他のセンサを追加し
た計測器のブロック図
【図4】実施例4の加速度センサに他のセンサを追加し
た計測器のブロック図
【符号の説明】
1 加速度センサ 2 加速度検出部 3 EEPROM 4 コネクタ 5 計測器 6 加速度計測・表示部 7 制御部 8 温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサ内部に加速度検出用センサとともに
    認証情報を記録したEEPROMを載置させ、これらか
    らセンサ出力と、被振動位置等の認証情報を設備診断用
    計測器に提供可能とした加速度センサ。
  2. 【請求項2】前記EEPROMが設備診断用計測器に接
    続可能なコネクタ内に載置された請求項1記載の加速度
    センサ。
  3. 【請求項3】前記センサ内に加速度センサ以外の他のセ
    ンサを載置した請求項1または2記載の加速度センサ。
  4. 【請求項4】前記EEPROMに加速度センサ感度校正
    値を情報としてメモリした請求項1及び3のいずれか記
    載の加速度センサ。
JP24030197A 1997-08-22 1997-08-22 加速度センサ Withdrawn JPH1164364A (ja)

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JP24030197A JPH1164364A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 加速度センサ

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JP24030197A JPH1164364A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 加速度センサ

Publications (1)

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JPH1164364A true JPH1164364A (ja) 1999-03-05

Family

ID=17057436

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JP24030197A Withdrawn JPH1164364A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 加速度センサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202588A (ja) * 1999-03-29 2001-07-27 Toshiba Corp 制御システム
JP2003524948A (ja) * 1999-09-28 2003-08-19 マリンクロッド・インコーポレイテッド センサに関するデータの電子署名を有するセンサ
JP2011018348A (ja) * 1999-03-29 2011-01-27 Toshiba Corp 制御システム

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Effective date: 20041102