JPH1164209A - 耐候性試験装置および耐候性試験方法 - Google Patents
耐候性試験装置および耐候性試験方法Info
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- JPH1164209A JPH1164209A JP23080797A JP23080797A JPH1164209A JP H1164209 A JPH1164209 A JP H1164209A JP 23080797 A JP23080797 A JP 23080797A JP 23080797 A JP23080797 A JP 23080797A JP H1164209 A JPH1164209 A JP H1164209A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2以上の試験室内に同等の人工光を同時に照
射する。照射効率を向上する。 【解決手段】 紫外線照射部10の略中央にメタルハラ
イドランプ1を設置し、その両サイドに、人工光Rを一
方向に指向する反射板3−1,3−2を設ける。紫外線
照射部10の両サイドに、光導入窓5−1(5−2)
と,試験片S1(S2)を支持する試験片支持板6−1
(6−2)と,試験片の表面に水を吹き付ける表面スプ
レー7−1(7−2)と,試験片の裏面に水をスプレー
して結露を生じさせる裏面スプレー8−1(8−2)と
を具備した試験室4−1(4−2)を配置する。 【効果】 多彩な環境条件下での紫外線照射を1度に行
え、試験効率が高い。
射する。照射効率を向上する。 【解決手段】 紫外線照射部10の略中央にメタルハラ
イドランプ1を設置し、その両サイドに、人工光Rを一
方向に指向する反射板3−1,3−2を設ける。紫外線
照射部10の両サイドに、光導入窓5−1(5−2)
と,試験片S1(S2)を支持する試験片支持板6−1
(6−2)と,試験片の表面に水を吹き付ける表面スプ
レー7−1(7−2)と,試験片の裏面に水をスプレー
して結露を生じさせる裏面スプレー8−1(8−2)と
を具備した試験室4−1(4−2)を配置する。 【効果】 多彩な環境条件下での紫外線照射を1度に行
え、試験効率が高い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐候性試験装置お
よび耐候性試験方法に関し、さらに詳しくは、2以上の
試験室内に同等の人工光を同時に照射でき、しかも照射
効率が高い耐候性試験装置および当該耐候性試験装置を
用いた耐候性試験方法に関する。特に、プラスチック,
塗料,インキ,顔料,繊維などの耐候(光)性を試験す
るのに有用である。
よび耐候性試験方法に関し、さらに詳しくは、2以上の
試験室内に同等の人工光を同時に照射でき、しかも照射
効率が高い耐候性試験装置および当該耐候性試験装置を
用いた耐候性試験方法に関する。特に、プラスチック,
塗料,インキ,顔料,繊維などの耐候(光)性を試験す
るのに有用である。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の耐候性試験装置の一例を
示す断面図である。この耐候性試験装置500におい
て、シールド板Ba,Bc,Beにより区画された光源
室L内には、支持点Ocを支点として左右に揺動可能な
光源51が設置されている。図中、52は、前記光源5
1から放射された人工光(紫外線)Rを一方向に指向す
る反射板である。また、シールド板Bb,Bc,Bdに
より区画された試験室Q1内には、試験片S1を載置し
た載置台53−1が設置されている。シールド板Ba,
Bbにより区画された試験室Q2内には、試験片S2を
載置した載置台53−2が設置されている。シールド板
Bd,Beにより区画された試験室Q3内には、試験片
S3を載置した載置台53−3が設置されている。前記
試験室Q1,Q2,Q3内は、試験条件に適合した温度
や湿度に制御される。
示す断面図である。この耐候性試験装置500におい
て、シールド板Ba,Bc,Beにより区画された光源
室L内には、支持点Ocを支点として左右に揺動可能な
光源51が設置されている。図中、52は、前記光源5
1から放射された人工光(紫外線)Rを一方向に指向す
る反射板である。また、シールド板Bb,Bc,Bdに
より区画された試験室Q1内には、試験片S1を載置し
た載置台53−1が設置されている。シールド板Ba,
Bbにより区画された試験室Q2内には、試験片S2を
載置した載置台53−2が設置されている。シールド板
Bd,Beにより区画された試験室Q3内には、試験片
S3を載置した載置台53−3が設置されている。前記
試験室Q1,Q2,Q3内は、試験条件に適合した温度
や湿度に制御される。
【0003】次に、上記耐候性試験装500の動作につ
いて説明する。 (1)指向方向を試験室Q1に合せた光源51(実線で
示す)により、前記試験片S1に、一定時間(約8時
間)だけ人工光Rを照射する。 (2)前記光源51を左方向に傾けて指向方向を試験室
Q2に合わせ、当該光源51(一点鎖線で示す)によ
り、前記試験片S2に、一定時間(約8時間)だけ人工
光Rを照射する。 (3)前記光源51を右方向に傾けて指向方向を試験室
Q3に合わせ、当該光源51(二点鎖線で示す)によ
り、前記試験片S3に、一定時間(約8時間)だけ人工
光Rを照射する。 (4)前記光源51の指向方向を試験室Q1に合せる。
その後、規定の試験時間が経過するまで、上記(1)〜
(3)の処理を繰り返す。
いて説明する。 (1)指向方向を試験室Q1に合せた光源51(実線で
示す)により、前記試験片S1に、一定時間(約8時
間)だけ人工光Rを照射する。 (2)前記光源51を左方向に傾けて指向方向を試験室
Q2に合わせ、当該光源51(一点鎖線で示す)によ
り、前記試験片S2に、一定時間(約8時間)だけ人工
光Rを照射する。 (3)前記光源51を右方向に傾けて指向方向を試験室
Q3に合わせ、当該光源51(二点鎖線で示す)によ
り、前記試験片S3に、一定時間(約8時間)だけ人工
光Rを照射する。 (4)前記光源51の指向方向を試験室Q1に合せる。
その後、規定の試験時間が経過するまで、上記(1)〜
(3)の処理を繰り返す。
【0004】図9は、従来の耐候性試験装置の他例を示
す断面図である。この耐候性試験装置600において、
光発生装置60の下方は、外気と隔絶した上部試験室6
1と,中部試験室62と,下部試験室63とに区画され
ている。各試験室61,62,63には、試験条件に適
合した温度や湿度や空気成分となるように制御する空調
機64,65,66が接続されている。また、前記上部
試験室61と前記中部試験室62の間は、前記光発生装
置60からの人工光Rを透過するガラス窓67で仕切ら
れている。したがって、前記上部試験室61内の試験片
S1と,前記中部試験室62内の試験片S2には、人工
光Rが同時に照射され、劣化が加速される。これに対
し、前記下部試験室63内の試験片S3には、人工光R
が照射されない。
す断面図である。この耐候性試験装置600において、
光発生装置60の下方は、外気と隔絶した上部試験室6
1と,中部試験室62と,下部試験室63とに区画され
ている。各試験室61,62,63には、試験条件に適
合した温度や湿度や空気成分となるように制御する空調
機64,65,66が接続されている。また、前記上部
試験室61と前記中部試験室62の間は、前記光発生装
置60からの人工光Rを透過するガラス窓67で仕切ら
れている。したがって、前記上部試験室61内の試験片
S1と,前記中部試験室62内の試験片S2には、人工
光Rが同時に照射され、劣化が加速される。これに対
し、前記下部試験室63内の試験片S3には、人工光R
が照射されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の耐候性試験
装置500では、次の問題点がある。 (1)試験室Q1,Q2,Q3のいずれかを選択して人
工光Rを照射するので、試験片S1,S2,S3の複数
に対して同時に人工光Rを照射することができず、光を
劣化の主要因とした場合には、試験効率が悪い。 (2)照射時間を等しくするためには、試験室Q1,…
の個数により照射時間と非照射時間のデューティ比が制
限される(例えば試験室が3つの場合、デューティ比の
上限は1/3)ので、試験条件の設定上の制約が大き
い。 (3)実際の太陽光には含まれない紫外線波長域をカッ
トする紫外線カットフィルタ(図示は省略)の特性がソ
ーラリゼーション(solarization)現象により微妙に経
時変化すると、試験片S1,S2,S3への照射光の波
長分布が厳密な意味では異なってしまい、試験精度が低
下する。 (4)反射板52による反射光の一部(光源51の指向
方向とは逆向きに放射された人工光の反射光)が光源5
1に遮られるために照射ロス(例えば照射エネルギーの
10%程度)を生じ、照射効率が低い。
装置500では、次の問題点がある。 (1)試験室Q1,Q2,Q3のいずれかを選択して人
工光Rを照射するので、試験片S1,S2,S3の複数
に対して同時に人工光Rを照射することができず、光を
劣化の主要因とした場合には、試験効率が悪い。 (2)照射時間を等しくするためには、試験室Q1,…
の個数により照射時間と非照射時間のデューティ比が制
限される(例えば試験室が3つの場合、デューティ比の
上限は1/3)ので、試験条件の設定上の制約が大き
い。 (3)実際の太陽光には含まれない紫外線波長域をカッ
トする紫外線カットフィルタ(図示は省略)の特性がソ
ーラリゼーション(solarization)現象により微妙に経
時変化すると、試験片S1,S2,S3への照射光の波
長分布が厳密な意味では異なってしまい、試験精度が低
下する。 (4)反射板52による反射光の一部(光源51の指向
方向とは逆向きに放射された人工光の反射光)が光源5
1に遮られるために照射ロス(例えば照射エネルギーの
10%程度)を生じ、照射効率が低い。
【0006】また、上記従来の耐候性試験装置600で
は、上部試験室61と,中部試験室62とで、光発生装
置60からの距離が異なると共に、中部試験室62内へ
の入射光がガラス窓67により減衰するから、上部試験
室61内の試験片S1と,中部試験室62内の試験片S
2に照射される人工光Rの強度を完全に一致させること
が難しく、試験精度が低下しがちである。
は、上部試験室61と,中部試験室62とで、光発生装
置60からの距離が異なると共に、中部試験室62内へ
の入射光がガラス窓67により減衰するから、上部試験
室61内の試験片S1と,中部試験室62内の試験片S
2に照射される人工光Rの強度を完全に一致させること
が難しく、試験精度が低下しがちである。
【0007】そこで、本発明の目的は、2以上の試験室
内に同等の人工光を同時に照射でき、しかも照射効率が
高い耐候性試験装置および当該耐候性試験装置を用いた
耐候性試験方法を提供することにある。
内に同等の人工光を同時に照射でき、しかも照射効率が
高い耐候性試験装置および当該耐候性試験装置を用いた
耐候性試験方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、紫外線を含む人工光を放射し且つ位置および光放射
方向が不変の固定光源と、その固定光源を挟むか又は取
り囲む態様で配置され且つ独立した環境条件を設定可能
な2以上の試験室と、前記人工光を各試験室内に導く反
射板とを具備したことを特徴とする耐候性試験装置を提
供する。上記第1の観点による耐候性試験装置では、固
定光源を挟むか又は取り囲む態様で2以上の試験室を配
置するので、次の作用を奏する。 (1)各試験室のすべてに人工光を同時に照射できるの
で、試験効率を向上できる。 (2)試験室の数にかかわらず照射時間と非照射時間の
デューティ比を自由に設定でき、試験条件設定の自由度
を向上できる。 (3)紫外線カットフィルタの特性が経時変化しても、
各試験室内への照射光の波長分布を常に一致させること
ができ、試験精度を向上できる。 (4)各試験室が固定光源から見て異なる方向に配置さ
れているから、反射板による反射光のすべてを各試験室
に指向でき、照射効率を向上できる。 (5)各試験室と固定光源との距離をすべて等しくでき
るので、各試験室内への照射強度を容易に一致させるこ
とができ、試験精度を向上できる。
は、紫外線を含む人工光を放射し且つ位置および光放射
方向が不変の固定光源と、その固定光源を挟むか又は取
り囲む態様で配置され且つ独立した環境条件を設定可能
な2以上の試験室と、前記人工光を各試験室内に導く反
射板とを具備したことを特徴とする耐候性試験装置を提
供する。上記第1の観点による耐候性試験装置では、固
定光源を挟むか又は取り囲む態様で2以上の試験室を配
置するので、次の作用を奏する。 (1)各試験室のすべてに人工光を同時に照射できるの
で、試験効率を向上できる。 (2)試験室の数にかかわらず照射時間と非照射時間の
デューティ比を自由に設定でき、試験条件設定の自由度
を向上できる。 (3)紫外線カットフィルタの特性が経時変化しても、
各試験室内への照射光の波長分布を常に一致させること
ができ、試験精度を向上できる。 (4)各試験室が固定光源から見て異なる方向に配置さ
れているから、反射板による反射光のすべてを各試験室
に指向でき、照射効率を向上できる。 (5)各試験室と固定光源との距離をすべて等しくでき
るので、各試験室内への照射強度を容易に一致させるこ
とができ、試験精度を向上できる。
【0009】第2の観点では、本発明は、上記構成の耐
候性試験装置の各試験室内に試験片を収容し、前記試験
室ごとに異なる環境条件下で当該試験片に前記人工光を
照射し、当該照射により各試験片に生じた変化の違いに
基づいて劣化要因を判定することを特徴とする耐候性試
験方法を提供する。上記第2の観点による耐候性試験方
法では、試験室ごとに異なる環境条件を設定するので、
当該環境条件に応じた変化が各試験片に生じる。したが
って、各試験片に生じた変化の違いを解析することによ
り、環境条件の差異が劣化の進行に与えた影響を評価す
ることができ、劣化要因を容易に判定することが出来
る。
候性試験装置の各試験室内に試験片を収容し、前記試験
室ごとに異なる環境条件下で当該試験片に前記人工光を
照射し、当該照射により各試験片に生じた変化の違いに
基づいて劣化要因を判定することを特徴とする耐候性試
験方法を提供する。上記第2の観点による耐候性試験方
法では、試験室ごとに異なる環境条件を設定するので、
当該環境条件に応じた変化が各試験片に生じる。したが
って、各試験片に生じた変化の違いを解析することによ
り、環境条件の差異が劣化の進行に与えた影響を評価す
ることができ、劣化要因を容易に判定することが出来
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0011】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかる耐候性試験装
置を示す断面図である。この耐候性試験装置100にお
いて、紫外線照射部10の略中央には、紫外線を放射す
るランプ1が設置され、そのランプ1の外周には、地表
に到達する太陽光に含まれない295nm以下の波長の
紫外線を遮断する紫外線カットフィルタ2が取り付けら
れている。前記ランプ1は、例えば、メタルハライドラ
ンプやキセノンアークランプである。前記紫外線カット
フィルタ2の材料は、例えば、酸化銅を含んだ燐酸系ガ
ラスや,低融点軟質ガラスである。また、前記紫外線カ
ットフィルタ2の種類として、前記材料製フィルタと水
フィルタとの組合わせ品や多層膜干渉フィルタ等を用い
てもよい。なお、前記ランプ1および前記紫外線カット
フィルタ2は、外部へ引き出しスライド可能であり、メ
ンテナンス作業を容易に行うことが出来る。前記ランプ
1の両サイドには、当該ランプを焦点とする放物線状の
反射面を有し、当該反射面で反射した平行光線を人工光
Rとして出射する反射板3−1,3−2が設けられてい
る。
置を示す断面図である。この耐候性試験装置100にお
いて、紫外線照射部10の略中央には、紫外線を放射す
るランプ1が設置され、そのランプ1の外周には、地表
に到達する太陽光に含まれない295nm以下の波長の
紫外線を遮断する紫外線カットフィルタ2が取り付けら
れている。前記ランプ1は、例えば、メタルハライドラ
ンプやキセノンアークランプである。前記紫外線カット
フィルタ2の材料は、例えば、酸化銅を含んだ燐酸系ガ
ラスや,低融点軟質ガラスである。また、前記紫外線カ
ットフィルタ2の種類として、前記材料製フィルタと水
フィルタとの組合わせ品や多層膜干渉フィルタ等を用い
てもよい。なお、前記ランプ1および前記紫外線カット
フィルタ2は、外部へ引き出しスライド可能であり、メ
ンテナンス作業を容易に行うことが出来る。前記ランプ
1の両サイドには、当該ランプを焦点とする放物線状の
反射面を有し、当該反射面で反射した平行光線を人工光
Rとして出射する反射板3−1,3−2が設けられてい
る。
【0012】図2は、前記紫外線照射部10の内部を拡
大して示す説明図である。反射板3−1,3−2は、反
射面の曲率を調整する多数の曲率調整ネジ31により外
側から圧接されている。曲率調整は、例えば、前記反射
板3−1,3−2から出射された紫外線の強度分布を紫
外線強度計(例えばウシオ電機製,ユニメータUIT−
101)により実測し、紫外線が規定強度(例えば45
mW/平方センチメートル )で均等に照射されるように、曲率
調整ネジ31を回すことにより行う。
大して示す説明図である。反射板3−1,3−2は、反
射面の曲率を調整する多数の曲率調整ネジ31により外
側から圧接されている。曲率調整は、例えば、前記反射
板3−1,3−2から出射された紫外線の強度分布を紫
外線強度計(例えばウシオ電機製,ユニメータUIT−
101)により実測し、紫外線が規定強度(例えば45
mW/平方センチメートル )で均等に照射されるように、曲率
調整ネジ31を回すことにより行う。
【0013】図1に戻り、前記紫外線照射部10の両サ
イドには、試験室4−1と,4−2とが配置されてい
る。前記試験室4−1の光入射側には、前記人工光Rを
透過する光導入窓5−1が取り付けられている。前記光
導入窓5−1の材料は、例えば、石英ガラスである。前
記試験室4−1の奥側には、試験片S1を支持する試験
片支持板6−1が設置されている。前記試験片支持板6
−1は、外部へ引き出しスライド可能であり、前記試験
片S1の載置や取出しを容易に行うことが出来る。前記
試験室4−1の光入射側には、前記試験片S1の表面に
水を吹き付け、劣化層に表面更新作用や水分の影響を与
える表面スプレー7−1が取り付けられている。前記試
験片支持板6−1の背面には、前記試験片S1の裏面に
水をスプレーして冷却し、前記試験片S1に結露を生じ
させる裏面スプレー8−1が取り付けられている。前記
裏面スプレー8−1の代りに、電子冷却や水ジャケット
冷却の機構を採用してもよい。なお、前記試験室4−1
内の温度は、インバータ方式外気導入またはクローズド
システム(図示せず)により調整される。前記試験室4
−2は、前記試験室4−1と同じ構成である。
イドには、試験室4−1と,4−2とが配置されてい
る。前記試験室4−1の光入射側には、前記人工光Rを
透過する光導入窓5−1が取り付けられている。前記光
導入窓5−1の材料は、例えば、石英ガラスである。前
記試験室4−1の奥側には、試験片S1を支持する試験
片支持板6−1が設置されている。前記試験片支持板6
−1は、外部へ引き出しスライド可能であり、前記試験
片S1の載置や取出しを容易に行うことが出来る。前記
試験室4−1の光入射側には、前記試験片S1の表面に
水を吹き付け、劣化層に表面更新作用や水分の影響を与
える表面スプレー7−1が取り付けられている。前記試
験片支持板6−1の背面には、前記試験片S1の裏面に
水をスプレーして冷却し、前記試験片S1に結露を生じ
させる裏面スプレー8−1が取り付けられている。前記
裏面スプレー8−1の代りに、電子冷却や水ジャケット
冷却の機構を採用してもよい。なお、前記試験室4−1
内の温度は、インバータ方式外気導入またはクローズド
システム(図示せず)により調整される。前記試験室4
−2は、前記試験室4−1と同じ構成である。
【0014】次に、この耐候性試験装置100を用いた
耐候性試験の手順について説明する。まず、試験片支持
板6−1を外部へ引き出して試験片S1を載置し、試験
室4−1内に収容する。また、試験片支持板6−2を外
部へ引き出して試験片S2を載置し、試験室4−2内に
収容する。
耐候性試験の手順について説明する。まず、試験片支持
板6−1を外部へ引き出して試験片S1を載置し、試験
室4−1内に収容する。また、試験片支持板6−2を外
部へ引き出して試験片S2を載置し、試験室4−2内に
収容する。
【0015】次に、耐候性試験装置100を規定の運転
サイクルで運転する。運転サイクルは、例えば、次の
(1)〜(4)のいずれかである。 (1)図3に示すように、試験室4−1および試験室4
−2内に、運転開始から運転終了まで、人工光Rを連続
して照射する。すなわち、全時間が照射(Light)の運
転サイクルである。運転開始から運転終了までの運転時
間Taは、例えば200時間である。そして、前記試験
室4−2においては、規定の光照射時間t1(例えば1
時間)が経過するごとに、表面スプレー7−2により、
試験片S2の表面に規定の表面スプレー時間t2(例え
ば30秒)だけ水を吹き付ける。なお、運転時間中、前
記試験室4−1および試験室4−2内は、等しい温度
(例えばブラックパネル温度;63℃)および湿度(例
えば50%RH)に維持されている。 (2)図4に示すように、試験室4−1および試験室4
−2内に、運転開始から運転終了まで、人工光Rを連続
して照射する。そして、前記試験室4−1においては、
前記光照射時間t1が経過するごとに、表面スプレー7
−1により、試験片S1の表面に前記表面スプレー時間
t2だけ所定のpH値a1(例えばpH値=1)に調製
した水を吹き付ける。また、前記試験室4−2において
は、表面スプレー7−2により、前記試験室4−1と同
じタイミングで、試験片S2の表面に所定のpH値a2
(≠a1,例えばpH値=4)に調製した水を吹き付け
る。なお、運転時間中、前記試験室4−1および試験室
4−2内は、等しい温度および湿度に維持されている。 (3)図5に示すように、試験室4−1および試験室4
−2内に、運転開始から運転終了まで、人工光Rを連続
して照射する。運転時間中、前記試験室4−1内は、所
定の温度b1(例えば40℃)に維持され、前記試験室
4−2内は所定の温度b2(≠b1,例えば60℃)に
維持されている。 (4)運転開始から運転終了まで、人工光Rを規定の光
照射時間t3(例えば8時間)だけ照射した後、規定の
光照射休止時間t4(例えば4時間)だけ休止するサイ
クルを繰り返す。この場合、運転開始から運転終了まで
の運転時間Taは、例えば240時間(=12時間×2
0サイクル)である。これにより、図6に示すように、
試験室4−1の運転サイクルは、Light(照射)− Da
rk(暗黒)の繰り返しとなる。また、試験室4−2にお
いては、前記光照射休止時間t4の間、試験片S2の裏
面に水をスプレーして冷却し、試験片S2に結露を生じ
させる。したがって、試験室4−2の運転サイクルは、
Light(照射)−Dew(結露)の繰り返しとなる。な
お、運転時間中(照射時間中)、前記試験室4−1およ
び試験室4−2内は、等しい温度(例えばブラックパネ
ル温度;63℃)および湿度(例えば50%RH)に維
持されている。
サイクルで運転する。運転サイクルは、例えば、次の
(1)〜(4)のいずれかである。 (1)図3に示すように、試験室4−1および試験室4
−2内に、運転開始から運転終了まで、人工光Rを連続
して照射する。すなわち、全時間が照射(Light)の運
転サイクルである。運転開始から運転終了までの運転時
間Taは、例えば200時間である。そして、前記試験
室4−2においては、規定の光照射時間t1(例えば1
時間)が経過するごとに、表面スプレー7−2により、
試験片S2の表面に規定の表面スプレー時間t2(例え
ば30秒)だけ水を吹き付ける。なお、運転時間中、前
記試験室4−1および試験室4−2内は、等しい温度
(例えばブラックパネル温度;63℃)および湿度(例
えば50%RH)に維持されている。 (2)図4に示すように、試験室4−1および試験室4
−2内に、運転開始から運転終了まで、人工光Rを連続
して照射する。そして、前記試験室4−1においては、
前記光照射時間t1が経過するごとに、表面スプレー7
−1により、試験片S1の表面に前記表面スプレー時間
t2だけ所定のpH値a1(例えばpH値=1)に調製
した水を吹き付ける。また、前記試験室4−2において
は、表面スプレー7−2により、前記試験室4−1と同
じタイミングで、試験片S2の表面に所定のpH値a2
(≠a1,例えばpH値=4)に調製した水を吹き付け
る。なお、運転時間中、前記試験室4−1および試験室
4−2内は、等しい温度および湿度に維持されている。 (3)図5に示すように、試験室4−1および試験室4
−2内に、運転開始から運転終了まで、人工光Rを連続
して照射する。運転時間中、前記試験室4−1内は、所
定の温度b1(例えば40℃)に維持され、前記試験室
4−2内は所定の温度b2(≠b1,例えば60℃)に
維持されている。 (4)運転開始から運転終了まで、人工光Rを規定の光
照射時間t3(例えば8時間)だけ照射した後、規定の
光照射休止時間t4(例えば4時間)だけ休止するサイ
クルを繰り返す。この場合、運転開始から運転終了まで
の運転時間Taは、例えば240時間(=12時間×2
0サイクル)である。これにより、図6に示すように、
試験室4−1の運転サイクルは、Light(照射)− Da
rk(暗黒)の繰り返しとなる。また、試験室4−2にお
いては、前記光照射休止時間t4の間、試験片S2の裏
面に水をスプレーして冷却し、試験片S2に結露を生じ
させる。したがって、試験室4−2の運転サイクルは、
Light(照射)−Dew(結露)の繰り返しとなる。な
お、運転時間中(照射時間中)、前記試験室4−1およ
び試験室4−2内は、等しい温度(例えばブラックパネ
ル温度;63℃)および湿度(例えば50%RH)に維
持されている。
【0016】上記(1)〜(4)の運転時間が経過した
ら、試験片支持板6−1を外部へ引き出して試験片S1
を取り出す。また、試験片支持板6−2を外部へ引き出
して試験片S2を取り出す。次に、試験片S1と,試験
片S2の状態を解析し、両者に生じた変化の違いに基づ
いて劣化要因を判定する。前記解析には、例えば、表面
−界面物性解析装置(商品名サイカス,ダイプラ・ウィ
ンテス株式会社製)を用いる。すなわち、上記(1)の
場合、試験室4−1と,試験室4−2の環境条件の差異
は、表面スプレーの有無のみなので、水分が劣化に与え
る影響を容易に評価できる。上記(2)の場合、試験室
4−1と,試験室4−2の環境条件の差異は、表面スプ
レー水のpH値のみなので、水分のpH値の違いが劣化
に与える影響を容易に評価できる。上記(3)の場合、
試験室4−1と,試験室4−2の環境条件の差異は、試
験室内温度のみなので、温度の違いが劣化に与える影響
を容易に評価できる。上記(4)の場合、試験室4−1
と,試験室4−2の環境条件の差異は、裏面スプレーに
よる結露の有無のみなので、結露が劣化に与える影響を
容易に評価できる。
ら、試験片支持板6−1を外部へ引き出して試験片S1
を取り出す。また、試験片支持板6−2を外部へ引き出
して試験片S2を取り出す。次に、試験片S1と,試験
片S2の状態を解析し、両者に生じた変化の違いに基づ
いて劣化要因を判定する。前記解析には、例えば、表面
−界面物性解析装置(商品名サイカス,ダイプラ・ウィ
ンテス株式会社製)を用いる。すなわち、上記(1)の
場合、試験室4−1と,試験室4−2の環境条件の差異
は、表面スプレーの有無のみなので、水分が劣化に与え
る影響を容易に評価できる。上記(2)の場合、試験室
4−1と,試験室4−2の環境条件の差異は、表面スプ
レー水のpH値のみなので、水分のpH値の違いが劣化
に与える影響を容易に評価できる。上記(3)の場合、
試験室4−1と,試験室4−2の環境条件の差異は、試
験室内温度のみなので、温度の違いが劣化に与える影響
を容易に評価できる。上記(4)の場合、試験室4−1
と,試験室4−2の環境条件の差異は、裏面スプレーに
よる結露の有無のみなので、結露が劣化に与える影響を
容易に評価できる。
【0017】なお、上記(1)〜(4)に代えて、試験
室4−1と,試験室4−2の湿度に差異をつけ、湿度の
違いが劣化に与える影響を評価してもよい。また、試験
室4−1と,試験室4−2の一方の光導入窓5−1(ま
たは5−2)に紫外線減衰フィルムを貼付することで、
照射強度の違いが劣化に与える影響を評価してもよい。
室4−1と,試験室4−2の湿度に差異をつけ、湿度の
違いが劣化に与える影響を評価してもよい。また、試験
室4−1と,試験室4−2の一方の光導入窓5−1(ま
たは5−2)に紫外線減衰フィルムを貼付することで、
照射強度の違いが劣化に与える影響を評価してもよい。
【0018】以上の耐候性試験装置100によれば、ラ
ンプ1を挟んで試験室4−1,4−2を配置したので、
試験室4−1内の試験片S1と,試験室4−2内の試験
片S2に対し、同等の(または照射強度に差異を付け
た)人工光Rを同時に照射できる。また、試験室4−1
と,試験室4−2とに異なる環境条件を設定するので、
環境条件の差異が劣化の進行に与えた影響を評価するこ
とができ、劣化要因を容易に判定することが出来る。
ンプ1を挟んで試験室4−1,4−2を配置したので、
試験室4−1内の試験片S1と,試験室4−2内の試験
片S2に対し、同等の(または照射強度に差異を付け
た)人工光Rを同時に照射できる。また、試験室4−1
と,試験室4−2とに異なる環境条件を設定するので、
環境条件の差異が劣化の進行に与えた影響を評価するこ
とができ、劣化要因を容易に判定することが出来る。
【0019】−第2の実施形態− 図7は、本発明の第2の実施形態にかかる耐候性試験装
置を示す断面図である。この耐候性試験装置200は、
試験室4−1および試験片支持板6−1と,試験室4−
2および試験片支持板6−2を、鉛直方向に対して傾斜
角θだけ傾けると共に、反射板3−1,3−2の反射面
の放物線中心軸を水平方向に対して前記傾斜角θだけ傾
けた構成である。これにより、前記試験片S1,試験片
S2に人工光Rが垂直に照射される。以上の耐候性試験
装置200によれば、試験室4−1,4−2を鉛直方向
に対して傾けるので装置全体の横幅を低減でき、設置ス
ペースを低減できる。また、試験片支持板6−1,6−
2から試験片S1,S2が外れ落ちにくくなる。
置を示す断面図である。この耐候性試験装置200は、
試験室4−1および試験片支持板6−1と,試験室4−
2および試験片支持板6−2を、鉛直方向に対して傾斜
角θだけ傾けると共に、反射板3−1,3−2の反射面
の放物線中心軸を水平方向に対して前記傾斜角θだけ傾
けた構成である。これにより、前記試験片S1,試験片
S2に人工光Rが垂直に照射される。以上の耐候性試験
装置200によれば、試験室4−1,4−2を鉛直方向
に対して傾けるので装置全体の横幅を低減でき、設置ス
ペースを低減できる。また、試験片支持板6−1,6−
2から試験片S1,S2が外れ落ちにくくなる。
【0020】なお、上記第1,第2の実施形態では、ラ
ンプ1を挟んで2つの試験室4−1,4−2を配置した
が、ランプ1を取り囲む態様で3以上の試験室を配置し
てもよい。
ンプ1を挟んで2つの試験室4−1,4−2を配置した
が、ランプ1を取り囲む態様で3以上の試験室を配置し
てもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の耐候性試験装置によれば、固定
光源を挟むか又は取り囲む態様で配置された2以上の試
験室内に同等の人工光を同時に照射可能なので、多彩な
環境条件下での紫外線照射を1度に行うことができ、試
験効率を向上できる。また、本発明の耐候性試験方法に
よれば、試験室ごとに異なる環境条件下で試験片に人工
光を照射するので、各試験片に生じた変化の違いに基づ
いて、劣化の要因となった環境条件を判定することが出
来る。
光源を挟むか又は取り囲む態様で配置された2以上の試
験室内に同等の人工光を同時に照射可能なので、多彩な
環境条件下での紫外線照射を1度に行うことができ、試
験効率を向上できる。また、本発明の耐候性試験方法に
よれば、試験室ごとに異なる環境条件下で試験片に人工
光を照射するので、各試験片に生じた変化の違いに基づ
いて、劣化の要因となった環境条件を判定することが出
来る。
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる耐候性試験装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図2】図1の耐候性試験装置の紫外線照射部の内部を
拡大して示す説明図である。
拡大して示す説明図である。
【図3】図1の耐候性試験装置の運転サイクルの一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】図1の耐候性試験装置の運転サイクルの別の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】図1の耐候性試験装置の運転サイクルのさらに
別の例を示す説明図である。
別の例を示す説明図である。
【図6】図1の耐候性試験装置の運転サイクルのさらに
また別の例を示す説明図である。
また別の例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態にかかる耐候性試験装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図8】従来の耐候性試験装置の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来の耐候性試験装置の他例を示す断面図であ
る。
る。
100,200 耐候性試験装置 1 ランプ 2 紫外線カットフィルタ 3−1,3−2 反射板 4−1,4−2 試験室 5−1,5−2 光導入窓 6−1,6−2 試験片支持板 7−1,7−2 表面スプレー 8−1,8−2 裏面スプレー 31 曲率調整ネジ θ 傾斜角 R 人工光 S1,S2 試験片
Claims (2)
- 【請求項1】 紫外線を含む人工光を放射し且つ位置お
よび光放射方向が不変の固定光源と、その固定光源を挟
むか又は取り囲む態様で配置され且つ独立した環境条件
を設定可能な2以上の試験室と、前記人工光を各試験室
内に導く反射板とを具備したことを特徴とする耐候性試
験装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の耐候性試験装置の各試
験室内に試験片を収容し、前記試験室ごとに異なる環境
条件下で当該試験片に前記人工光を照射し、当該照射に
より各試験片に生じた変化の違いに基づいて劣化要因を
判定することを特徴とする耐候性試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23080797A JPH1164209A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 耐候性試験装置および耐候性試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23080797A JPH1164209A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 耐候性試験装置および耐候性試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1164209A true JPH1164209A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16913592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23080797A Pending JPH1164209A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 耐候性試験装置および耐候性試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1164209A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003028785A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Nisshinbo Ind Inc | 擬似太陽光照射装置 |
JP2007178570A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Ricoh Co Ltd | 感光体及びその製造方法 |
CN100405041C (zh) * | 2005-07-27 | 2008-07-23 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 渔用乙纶单丝加速老化测试方法 |
JP2018096734A (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-21 | 日本電信電話株式会社 | 促進耐候性試験方法及び促進耐候性試験装置 |
JP2019086318A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 株式会社テクノアーク | 光暴露方法及び光暴露装置 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23080797A patent/JPH1164209A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003028785A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Nisshinbo Ind Inc | 擬似太陽光照射装置 |
CN100405041C (zh) * | 2005-07-27 | 2008-07-23 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 渔用乙纶单丝加速老化测试方法 |
JP2007178570A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Ricoh Co Ltd | 感光体及びその製造方法 |
JP2018096734A (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-21 | 日本電信電話株式会社 | 促進耐候性試験方法及び促進耐候性試験装置 |
JP2019086318A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 株式会社テクノアーク | 光暴露方法及び光暴露装置 |
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