JPH1163878A - 内面溝付伝熱管 - Google Patents

内面溝付伝熱管

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JPH1163878A
JPH1163878A JP22998597A JP22998597A JPH1163878A JP H1163878 A JPH1163878 A JP H1163878A JP 22998597 A JP22998597 A JP 22998597A JP 22998597 A JP22998597 A JP 22998597A JP H1163878 A JPH1163878 A JP H1163878A
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JP
Japan
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fin
heat transfer
height
fluid
refraction part
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Withdrawn
Application number
JP22998597A
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English (en)
Inventor
Takao Fukatami
崇夫 深民
Tetsuya Kouchi
哲哉 古内
Kokoro Kikuchi
心 菊地
俊▲緑▼ ▲すくも▼田
Toshitsuka Sukumoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換性能を高めつつ圧力損失を抑えること
ができる内面溝付伝熱管を提供する。 【解決手段】 金属管の内周面に、この内周面の周方向
に連続してジグザグに屈折して延びるフィン2が形成さ
れ、これらフィン2の屈折部2Aのうち少なくとも一部
では、フィンの高さH1が、屈折部2Aを除く部分のフ
ィンの高さH2の30〜90%にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属管の内面に、
熱交換効率を高めるためのフィンをジグザグ状に形成し
た内面溝付伝熱管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の内面溝付伝熱管は、空調装置や
冷却装置の熱交換器等において蒸発管または凝縮管とし
て主に使用されるもので、最近では内面の全面に亙って
螺旋状のフィンを形成した伝熱管が広く市販されてい
る。
【0003】現在主流となっている伝熱管は、引き抜き
または押し出し加工により得られたシームレス(継ぎ目
のない)管の内部に、外周面に螺旋溝が形成されたフロ
ーティングプラグを通すことにより、金属管の内周面の
全面に亙ってフィンを転造する方法により製造されてい
る。
【0004】このような螺旋状フィンを形成した内面溝
付伝熱管では、伝熱管の内部下側に溜まる熱媒液体が、
管内を流れる蒸気流に吹き流されて螺旋状フィンに沿っ
て巻き上げられ、管内周面の全面に広がる。この作用に
より、管内周面の全面がほぼ均一に濡れるから、熱媒液
体を気化するための蒸発管として使用した場合には、沸
騰の生じる領域の面積を増して沸騰効率を高めることが
できる。また、熱媒気体を液化するための凝縮管として
使用した場合には、フィン先端が液面から露出すること
により金属面と熱媒気体との接触効率を高め、凝縮効率
を高めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、螺旋状フィ
ンによる伝熱効率の向上効果は、さらに改善できる余地
のあることが判明している。そこで、本発明者らは、伝
熱管の製造に電縫加工法を適用することにより、伝熱管
の溝の展開形状を様々に変化させて多種類の内面溝付伝
熱管を作成し、これらの性能を比較する実験を行った。
その結果、伝熱管内面に周方向へジグザグに延びる多数
のフィンを形成した場合に、単純螺旋状などのフィンに
比して高い熱交換性能が得られることを見い出した。
【0006】しかしながら、この種のジクザグ状のフィ
ンを形成した場合、各フィンの屈折部の谷側において、
金属管内を流れる流体が進行を妨害されてフィン頂部を
越える際に流体抵抗を生じるため、圧力損失が大きいと
いう問題があった。圧力損失の増大を緩和するため、ジ
グザグ状フィンの各屈折部に切れ目を形成し、これら切
れ目を通して流体を流すことも試みられたが、圧力損失
は幾分か減少するものの、熱交換効率が顕著に低下し、
ジグザグ状フィン本来の高い熱交換効率を得ることがで
きない問題を生じる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、熱交換性能を高めつつ、圧力損失を抑えることがで
きる内面溝付伝熱管を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る内面溝付伝熱管は、金属管の内周面
に、この内周面の周方向に連続してジグザグに屈折して
延びるフィンが形成され、これらフィンの屈折部のうち
少なくとも一部では、前記内周面からの前記フィンの高
さが、前記屈折部を除く部分の前記フィンの高さの30
〜90%にされていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1は、本発明に係る内面溝付伝熱管
の第1実施形態を示す部分展開した平面図である。この
内面溝付伝熱管1は、一般に銅,銅合金,アルミニウ
ム,アルミニウム合金等の金属で形成されており、その
内周面には、その周方向へ向けてジグザグに延びるフィ
ン2が多数平行に形成され、フィン2同士の間は一定幅
の溝部4とされている。
【0010】図2は金属管の管軸に垂直な断面図であ
り、この図2に示すように、内面溝付伝熱管1の内周面
には、管軸方向へ延びかつ内方へ突出した一本の溶接線
6が全長に亘って形成され、この溶接線6の両側にはそ
れぞれ一定幅の溝無し部分8が平行に形成されて、フィ
ン2がここで分断されている。これら溝無し部分8は、
板条材を電縫加工して管状にする際に、板条材の端面に
発生する溶接電流密度を均一化するために望ましいもの
である。溶接線6は、伝熱管1に拡管プラグを通しての
拡管加工を阻害しないように、フィン2の突出量より突
出量が小さい突条であることが好ましい。
【0011】この実施形態の内面溝付伝熱管1の内周面
は、図1に示すように、その周方向略90゜毎に4つの
帯状をなす略等幅の領域R1〜R4に区分され、いずれ
か1つの領域(この場合R1)から数えて奇数番の領域
R1,R3では、フィン2が伝熱管軸線に対して正の角
度αをなすように形成される一方、偶数番の領域R2,
R4では、フィン2が伝熱管軸線に対して負の角度βを
なすように形成されている。傾斜角度α,βの正負は逆
であってもよく、要はフィン2が全体としてジグザク状
になるように、所定の長さ毎に伝熱管軸線に対し交互に
逆方向へ傾斜していればよい。
【0012】なお、図1に示したフィン2では、同じ領
域内でフィン2が互いに平行になっているが、これらは
必ずしも平行でなくてもよく、フィン2毎に傾斜角度を
異ならせてもよいし、角度αとβが異なっていてもよ
い。領域R1〜R4の幅は等しくなくてもよく、互いに
異なっていてもよい。
【0013】この実施形態の主たる特徴は、各領域R1
〜R4間の境界線上に位置するフィン屈折部2Aおよび
フィン端部2B、すなわち図1および図2に示す領域E
1〜E5において、金属管内周面からのフィン2の高さ
が、フィン屈折部2Aおよびフィン端部2Bを除く部分
のフィン高さよりも小さくされていることにある。
【0014】図3は、フィン屈折部2Aを管軸方向から
見た断面図である。このフィン屈折部2Aにおいて、フ
ィン2の高さは、フィン屈折部2Aの両端縁から中心線
に向けて漸次減少し、各領域R1〜R4間の境界線と交
差する位置でフィン高さが最小にされている。各領域E
1〜E5におけるフィン高さの最小値H1は、屈折部2
Aおよびフィン端部2Bを除く部分におけるフィン高さ
H2の30〜90%にされており、特に50〜70%で
あることがさらに好ましい。最小値H1がフィン高さH
2の30%より小さいと、熱交換効率の減少が顕著とな
り、90%より大きいと圧力損失を十分に低減しにくく
なる。フィン端部2Bにおいても同様である。
【0015】各領域E2〜E4の幅Eは、管内周の10
〜50%であることが好ましい。%10未満であると十
分に圧力損失を低下させることが難しく、50%より大
きいと熱交換効率を低減させるためである。また、領域
E1およびE5の周方向の幅は、領域E2〜E4の周方
向の幅Eの1/2以下でよい。
【0016】なお、この実施形態では、フィン2の領域
E1〜E5においてフィン高さが相対的に小さくされて
いるが、フィン高さを局部的に低くするのは、フィン端
部2Bを除くフィン屈折部2Aのみ、すなわち領域E2
〜E4のみであってもよい。この実施形態では、溝無し
部分8の存在によってフィン端部2B同士が連結されて
おらず、フィン端部2Bの圧力損失に与える影響は比較
的小さいからである。
【0017】フィン高さを局部的に低くする理由は、フ
ィン2の屈折部2Aを谷側から乗り越える流体の流れを
容易化するためであるから、図1中上方から下方へ流体
が流れる場合にはE1,E3およびE5のみ(E3のみ
でもよい)に形成し、図2中下方から上方へ流体が流れ
る場合にはE2およびE4のみに形成されていてもよ
い。また、各領域E1〜E5にある全てのフィン屈折部
を低くする代わりに、例えば、管軸方向に沿って1つお
きのフィン屈折部のみを低くしてもよい。
【0018】この実施形態では、領域E1〜E5におけ
る金属管の肉厚は、これらの部分を除く部分に対応した
箇所での金属管の肉厚と等しくされている。これによ
り、領域E1〜E5における金属管壁の剛性が他の部分
における金属管壁の剛性と同一であるから、拡管が均一
に行える利点を有する。ただし本発明はこの構成には限
定されず、図4に示すように、領域E1〜E5における
金属管の肉厚を、これらの部分を除く部分に対応した箇
所での金属管の肉厚より大きくしてもよい。この場合に
は、フィン2の頂点位置を、伝熱管1の外周面と平行な
円筒面に揃えやすいため、フィン2に対する拡管プラグ
の当たり具合が均一になる利点を有する。
【0019】フィン2の管軸に対する傾斜角度α,βの
絶対値は制限されないが、一般には8〜30゜であるこ
とが好ましく、より好ましくは10〜25゜とされる。
前記絶対値が30゜を越えるとフィン2が流れに対して
垂直に近くなり、流れを遮って圧力損失が大きくなるた
め好ましくない。また、前記絶対値が8゜未満である
と、フィン2が流れに対して平行に近くなり、フィン2
による乱流発生効果が低下する。
【0020】フィン2の断面形状は、三角形状、二等辺
三角形状、頂角が丸く面取りされた三角形状、半円状、
円弧状、台形状、面取りされた台形状などいかなる形状
であってもよいが、この実施形態では、図2および図3
に示すように、頂角が丸く面取りされた二等辺三角形状
とされている。
【0021】フィン2の管軸方向ピッチ(図1中P)お
よび高さH2は、本発明では限定されないが、一般的な
内面溝付伝熱管の場合、フィン2のピッチPが好ましく
は0.1〜0.6mm、さらに好ましくは0.3〜0.
45mmとされる。また、フィン高さH2は、好ましく
は0.10〜0.50mm、さらに好ましくは0.15
〜0.30mmとされる。
【0022】上記のように従来よりもピッチが狭く、背
の高いフィン形状を採用した場合には、フィン2による
乱流発生効果が良好であり、内面溝付伝熱管1の熱交換
効率が向上できることが本発明者らの実験から明らかに
なっている。また、このように細く高いフィン2によれ
ば、内面溝付伝熱管1の内面が熱媒液体で覆われた際に
も、フィン2の先端部における排液性が良好になるか
ら、凝縮管として使用した場合にフィン2の先端金属面
が熱媒気体と直接接触しやすく、良好な凝縮性能を得る
こともできる。その一方、背の高いフィン形状を採った
場合には、フィン屈折部における圧力損失が大きいか
ら、本発明の効果が顕著となる。
【0023】フィン2の両側面のなす角度(頂角)は本
発明では限定されないが、好ましくは10〜30゜であ
り、さらに好ましくは15〜25゜とされる。このよう
にフィン2の頂角が小さい場合には、フィン2の側面が
管内周面から垂直に近い角度で起立するため、フィン2
により流体の流れを撹乱して乱流を引き起こす効果が増
す。それにも拘わらず、フィン高さの低い領域E1〜E
5を形成したことにより、圧力損失の増大を防ぐことが
可能である。また、このようにフィン2の頂角が小さい
場合には、凝縮管として使用した際に個々のフィン2の
先端部が露出する傾向が高く、熱媒気体と金属面との接
触面積を増して、高い凝縮効率を得ることができる。
【0024】内面溝付伝熱管1の外径、肉厚、長さ等の
寸法は限定されず、従来から使用されているいかなる寸
法の伝熱管にも本発明は適用可能である。内面溝付伝熱
管1の材質としては一般に銅または銅合金が使用される
が、本発明はそれに限定されることなく、アルミニウ
ム、アルミニウム合金を始めとする各種金属も使用可能
である。さらに、前記実施形態では、内面溝付伝熱管1
の断面形状が円形であるが、本発明は断面円形に限ら
ず、必要に応じて断面楕円形や偏平管状等としてもよ
い。さらに、内面溝付伝熱管1の内部に純水やアルコー
ル、フロン、混合溶媒などの作動液を減圧下で封入して
管の両端を閉じ、ヒートパイプとして使用することも有
効である。
【0025】上記構成からなる内面溝付伝熱管1によれ
ば、内周面の周方向に連続してジグザグに屈折して延び
るフィン2が形成され、そのフィン屈折部2Aでは、内
周面からのフィンの高さH1が、屈折部2Aを除く部分
のフィン高さH2の30〜90%にされているから、伝
熱管1内を流れる流体がフィン屈折部2Aに集中して流
れ込んだ際にも、流体はフィン屈折部2Aを乗り越える
ことができ、フィン屈折部2Aで高い流体抵抗を発生す
ることがない。しかも、フィン屈折部に切り込みを形成
する構成などに比べて、フィン屈折部2Aを流体が乗り
越えて流れることにより効果的な流体の撹拌が行われる
ので、ジグザグ形状のフィン本来の高い熱交換効率を損
なうことが少ない。よって、熱交換効率を高めつつ圧力
損失を低減するという、従来は両立し難かった効果をバ
ランスよく奏することが可能である。
【0026】なお、前記内面溝付伝熱管1を製造するに
は、例えば、図5に示すような溝加工装置を使用して金
属条材の片面にフィン2、溝部4、および溝無し部分8
を転造した後、この金属条材を周知の電縫加工装置によ
り管状に丸め、突き合わせた両側縁を溶接すればよい。
この溶接により伝熱管1の内面に溶接線6が形成され
る。
【0027】図5の溝加工装置は、軸部20に一対のフ
ランジ22を介して各2個の溝付ロール24A,24B
を固定した溝形成ロールと、この溝形成ロールと対向し
て配置され、軸部30に一対のフランジ32を介して固
定された溝無しロール34とを具備し、溝付ロール24
A,24Bおよび溝無しロール34の間に金属条材を通
すことにより、フィン2を形成する。
【0028】溝付ロール24A,24Bの外周面には、
フィン2を転造するためのフィン形成溝26が平行かつ
螺旋状に形成され、これらフィン形成溝26は、各溝付
ロール24A,24Bの境界面を境として面対称になる
ように位置決めされている。また、溝付ロール24A,
24Bの両端部28は、両端に向かうにつれわずかに外
径が小さくなるように面取りされ、これにより、図4に
示すような断面形状を有する領域E1〜E5が形成され
るようになっている。なお、図3に示すような断面形状
を得るには、面取部28を形成する代わりに、溝付ロー
ル24A,24Bの両端部においてフィン形成溝26の
深さを小さくすればよい。
【0029】また、他の製造方法としては、図6に示す
ように、溝付ロール24A,24Bに面取部28を形成
する代わりに、溝無しロール34の外周面に浅い断面V
字状等の凹部36を全周に亘って形成し、これら凹部3
6によって溝付ロール24A,24Bの境界部における
圧下率を低減して、フィン2の高さを減少させてもよ
い。この場合にも図4に示すような断面形状が得られ
る。
【0030】さらに、他の製造方法としては、領域E1
〜E5と対応する箇所において予め全長に亘って薄肉化
された金属条材を使用し、面取部28を有しない溝付ロ
ール24A,24B、および凹部36を有しない溝無し
ロール34により転造を行い、薄肉部での圧下率のみを
抑制して、領域E1〜E5におけるフィン2の高さを小
さくしてもよい。
【0031】なお、前記実施形態では、内面溝付伝熱管
1の内面を周方向に4つの領域R1〜R4に分けてフィ
ン屈折数を4としていたが、周方向に2つまたは6つの
領域に分けてフィン屈折数を2または6としてもよく、
これらの場合にも第1実施形態と同様の効果が得られ
る。また、伝熱管の外径が大きい場合には、伝熱管の内
周面を8つ以上の領域に区画する(屈折数8とする)こ
とも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る内面
溝付伝熱管によれば、内周面の周方向に連続してジグザ
グに屈折して延びるフィンが形成され、そのフィン屈折
部の少なくとも一部では、内周面からのフィンの高さ
が、フィン屈折部以外の部分におけるフィン高さの30
〜90%にされているから、伝熱管内を流れる流体がフ
ィン屈折部の谷側に集中して流れ込んだ際にも、流体
は、低いフィン屈折部を容易に乗り越えて流れ、フィン
屈折部で高い流体抵抗を発生することがない。しかも、
フィン屈折部に切り込みを形成する構成などに比べて、
フィン屈折部を流体が乗り越えて流れることにより効果
的な流体の撹拌が行われるので、ジグザグ形状のフィン
本来の高い熱交換効率を損なうことが少ない。よって、
熱交換効率を高めつつ圧力損失を低減するという、従来
は両立し難かった効果をバランスよく奏することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る内面溝付伝熱管の一実施形態を
示す内面を一部展開した平面図である。
【図2】 同実施形態の断面図である。
【図3】 同実施形態のフィン屈折部を示す断面拡大図
である。
【図4】 同実施形態の変形例のフィン屈折部を示す断
面拡大図である。
【図5】 図4の実施形態を製造するための転造装置の
要部を示す正面図である。
【図6】 図4の実施形態を製造するための転造装置の
要部を示す正面図である。
【符号の説明】
1 内面溝付伝熱管 2 フィン 2A フィン屈折部 2B フィン端部 4 溝部 6 溶接線 8 溝無し部分 R1〜R4 区切られた領域 E1〜E5 フィン高さが小さくされた領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲すくも▼田 俊▲緑▼ 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の内周面に、この内周面の周方向
    に連続してジグザグに屈折して延びるフィンが形成さ
    れ、これらフィンの屈折部のうち少なくとも一部では、
    前記内周面からの前記フィンの高さが、前記屈折部を除
    く部分の前記フィンの高さの30〜90%にされている
    ことを特徴とする内面溝付伝熱管。
  2. 【請求項2】 前記フィン屈折部に対応する箇所におけ
    る金属管の肉厚は、前記フィン屈折部を除く部分に対応
    した箇所での金属管の肉厚と等しいことを特徴とする請
    求項1記載の内面溝付伝熱管。
  3. 【請求項3】 前記フィン屈折部に対応する箇所におけ
    る金属管の肉厚は、前記フィン屈折部を除く部分に対応
    した箇所での金属管の肉厚よりも大きいことを特徴とす
    る請求項1記載の内面溝付伝熱管。
  4. 【請求項4】 前記フィンの屈折数は、金属管の周方向
    に2,4,6のいずれかであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の内面溝付伝熱管。
JP22998597A 1997-08-26 1997-08-26 内面溝付伝熱管 Withdrawn JPH1163878A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075123A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Sumitomo Light Metal Ind Ltd アルミニウム製内面溝付伝熱管
CN106610243A (zh) * 2016-11-17 2017-05-03 浙江耐乐铜业有限公司 一种加强紊流式传热铜管
CN107990778A (zh) * 2017-12-26 2018-05-04 金龙精密铜管集团股份有限公司 高效内螺纹铜管

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