JPH1163804A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
- Publication number
- JPH1163804A JPH1163804A JP23200197A JP23200197A JPH1163804A JP H1163804 A JPH1163804 A JP H1163804A JP 23200197 A JP23200197 A JP 23200197A JP 23200197 A JP23200197 A JP 23200197A JP H1163804 A JPH1163804 A JP H1163804A
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- JP
- Japan
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- cooling
- storage
- heat
- cooking
- pipe
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 庫内用の冷却回路を利用でき、庫外であって
も温度むらを生じることなく安定した温度管理を実現で
きる冷却貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 本体1の天面部に大理石で構成される石
板4Bと、この石板4Bを収容する凹所を上部に設けた
断熱板4Aからなる調理作業台4 を有し、石板4Bの本
体1側に冷却パイプ4を布設して蒸発過程にある冷媒を
挿通することにより石板4Bを冷却する。
も温度むらを生じることなく安定した温度管理を実現で
きる冷却貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 本体1の天面部に大理石で構成される石
板4Bと、この石板4Bを収容する凹所を上部に設けた
断熱板4Aからなる調理作業台4 を有し、石板4Bの本
体1側に冷却パイプ4を布設して蒸発過程にある冷媒を
挿通することにより石板4Bを冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厨房等で使用される
冷却貯蔵庫に関し、特に、天面部に調理作業用の作業台
を備えた冷却貯蔵庫に関する。
冷却貯蔵庫に関し、特に、天面部に調理作業用の作業台
を備えた冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食店やホテル等の厨房で使用さ
れる冷却貯蔵庫として、天板を調理作業台として利用で
きるようにしたアンダーカウンタ型冷却貯蔵庫があり、
厨房における調理作業性、収容性、及び鮮度管理性を高
めている。
れる冷却貯蔵庫として、天板を調理作業台として利用で
きるようにしたアンダーカウンタ型冷却貯蔵庫があり、
厨房における調理作業性、収容性、及び鮮度管理性を高
めている。
【0003】調理では、旨みや食感を出すために材料の
高度な温度管理が必要となることがある。例えば、ピザ
生地やそば等を調理作業台上でこねるとき、余分な熱を
材料に与えないように手早く作業を行う必要がある。一
般に、厨房では複数の作業が並行して行われることが多
く、高い作業性と材料毎の適切な温度管理が要求され
る。
高度な温度管理が必要となることがある。例えば、ピザ
生地やそば等を調理作業台上でこねるとき、余分な熱を
材料に与えないように手早く作業を行う必要がある。一
般に、厨房では複数の作業が並行して行われることが多
く、高い作業性と材料毎の適切な温度管理が要求され
る。
【0004】上記した要求に応える冷却貯蔵庫として、
例えば、特開平7−332842号公報に開示されるも
のがある。この冷却貯蔵庫は、断熱箱状の本体の天板に
開口を形成し、熱伝導性に優れる材料によって形成され
た保冷容器を開口に装着して、利用頻度の高い野菜やソ
ース等の材料を収容し、庫内の冷気に基づいて保冷容器
を冷却することにより調理作業台での作業性を確保して
いる。
例えば、特開平7−332842号公報に開示されるも
のがある。この冷却貯蔵庫は、断熱箱状の本体の天板に
開口を形成し、熱伝導性に優れる材料によって形成され
た保冷容器を開口に装着して、利用頻度の高い野菜やソ
ース等の材料を収容し、庫内の冷気に基づいて保冷容器
を冷却することにより調理作業台での作業性を確保して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の冷却貯
蔵庫によると、熱伝導性に優れる保冷容器を冷気に当て
て冷却しているため、保冷容器に冷気が均一に当たらな
いときは部分的な温度むらが生じて収容される材料の鮮
度を低下させる恐れがある。また、庫内の冷気の循環に
よって温度が変動し易く、冷却部分の温度を一定に保つ
ことが難しいという問題がある。また、これは調理作業
台の全体を均一に冷却するという要請を満たすものでは
ない。従って、本発明の目的は庫内用の冷却回路を利用
でき、庫外であっても温度むらを生じることなく安定し
た温度管理を実現できる冷却貯蔵庫を提供することにあ
る。
蔵庫によると、熱伝導性に優れる保冷容器を冷気に当て
て冷却しているため、保冷容器に冷気が均一に当たらな
いときは部分的な温度むらが生じて収容される材料の鮮
度を低下させる恐れがある。また、庫内の冷気の循環に
よって温度が変動し易く、冷却部分の温度を一定に保つ
ことが難しいという問題がある。また、これは調理作業
台の全体を均一に冷却するという要請を満たすものでは
ない。従って、本発明の目的は庫内用の冷却回路を利用
でき、庫外であっても温度むらを生じることなく安定し
た温度管理を実現できる冷却貯蔵庫を提供することにあ
る。
【0006】本発明の他の目的は、天面部に設けられた
調理作業台の全体を均一に冷却する冷却貯蔵庫を提供す
ることにある。
調理作業台の全体を均一に冷却する冷却貯蔵庫を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、断熱箱体にて形成された貯蔵庫を冷却する蒸
発器と、前記蒸発器に接続され、冷凍サイクルを構成す
る圧縮器、及び凝縮器とを備える冷却貯蔵庫において、
前記貯蔵室外であって、所定の位置に設けられた蓄熱性
の調理作業台と、前記調理作業台に熱交換的に配置され
るとともに、前記蒸発器及び圧縮器の間に設けられた冷
却パイプを有する冷却貯蔵庫を提供する。
するため、断熱箱体にて形成された貯蔵庫を冷却する蒸
発器と、前記蒸発器に接続され、冷凍サイクルを構成す
る圧縮器、及び凝縮器とを備える冷却貯蔵庫において、
前記貯蔵室外であって、所定の位置に設けられた蓄熱性
の調理作業台と、前記調理作業台に熱交換的に配置され
るとともに、前記蒸発器及び圧縮器の間に設けられた冷
却パイプを有する冷却貯蔵庫を提供する。
【0008】本発明の冷却貯蔵庫において、調理作業台
は、凹所を有し、断熱材にて形成された断熱基部と、断
熱基部の凹所に収容される大理石と、大理石及び断熱基
部の間に配置された冷却パイプを有する構成とすること
が好ましい。
は、凹所を有し、断熱材にて形成された断熱基部と、断
熱基部の凹所に収容される大理石と、大理石及び断熱基
部の間に配置された冷却パイプを有する構成とすること
が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の形態
における冷却貯蔵庫を図面を参照して詳細に説明する。
における冷却貯蔵庫を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
冷却貯蔵庫を示し、発泡ウレタン等の断熱材によって箱
状に形成される本体1と、本体1の前面に開閉自在に取
り付けられる断熱扉2,3と、本体1の上部に断熱基部
となる断熱板4Aを介して配置される大理石の石板4B
を有した調理作業台4と、本体1の4隅に取り付けられ
る台脚6と、本体1に隣接して設けられる機械室7と、
機械室7を開閉するための機械室扉8と、コンデンサ
(凝縮器)に空気を送るための通気口8Aと、温度等を
調節する操作部を備えた操作パネル8Bと、本体1の下
部に設けられて庫内の排水を庫外に排出するドレン口9
と、ドレン口9に接続された排水ホース9A、9Bを有
し、断熱扉2,3はドアハンドル2A、3Aを手前に引
くことによって開閉される。
冷却貯蔵庫を示し、発泡ウレタン等の断熱材によって箱
状に形成される本体1と、本体1の前面に開閉自在に取
り付けられる断熱扉2,3と、本体1の上部に断熱基部
となる断熱板4Aを介して配置される大理石の石板4B
を有した調理作業台4と、本体1の4隅に取り付けられ
る台脚6と、本体1に隣接して設けられる機械室7と、
機械室7を開閉するための機械室扉8と、コンデンサ
(凝縮器)に空気を送るための通気口8Aと、温度等を
調節する操作部を備えた操作パネル8Bと、本体1の下
部に設けられて庫内の排水を庫外に排出するドレン口9
と、ドレン口9に接続された排水ホース9A、9Bを有
し、断熱扉2,3はドアハンドル2A、3Aを手前に引
くことによって開閉される。
【0011】調理作業台4に用いられる大理石の石板4
Bは、加工に適した適度な固さと美観性を備えており、
近年では、キッチン等の素材として多く取り入れられて
いる。また、冷却することによって蓄冷し、その温度を
長時間にわたって保持する。
Bは、加工に適した適度な固さと美観性を備えており、
近年では、キッチン等の素材として多く取り入れられて
いる。また、冷却することによって蓄冷し、その温度を
長時間にわたって保持する。
【0012】図2は、冷却貯蔵庫の庫内を示し、説明を
容易にするために断熱扉2,3を図示省略している。庫
内10には本体1を補強するセンターピラー11と、冷
媒の蒸発に基づいて発生する冷気によって庫内10を冷
却する冷却器12と、庫内10の高さ方向に所定の段数
で配置される網棚13を有している。冷却器12は、冷
気吹き出し口12Aから冷気を送出し、庫内10を循環
した冷気を冷気吸い込み口12Bから吸引する。また、
断熱板4Aと石板4Bとの間には冷却器12より供給さ
れる冷媒を循環させる冷却パイプ14が埋設されてい
る。
容易にするために断熱扉2,3を図示省略している。庫
内10には本体1を補強するセンターピラー11と、冷
媒の蒸発に基づいて発生する冷気によって庫内10を冷
却する冷却器12と、庫内10の高さ方向に所定の段数
で配置される網棚13を有している。冷却器12は、冷
気吹き出し口12Aから冷気を送出し、庫内10を循環
した冷気を冷気吸い込み口12Bから吸引する。また、
断熱板4Aと石板4Bとの間には冷却器12より供給さ
れる冷媒を循環させる冷却パイプ14が埋設されてい
る。
【0013】図3は、図2に示す冷却貯蔵庫のC−C部
における切断図を示し、断熱板4Aと石板4Bとの間に
布設される冷却パイプ14は、石板4Bの長辺方向に所
定の回数で折り返すように構成されている。
における切断図を示し、断熱板4Aと石板4Bとの間に
布設される冷却パイプ14は、石板4Bの長辺方向に所
定の回数で折り返すように構成されている。
【0014】図4は、図1に示す冷却貯蔵庫のA−A部
における切断図を示し、機械室7には、冷媒を凝縮させ
るコンデンサ15と、モータ16の回転に基づいて機械
室7の外部からコンデンサ15に外気を導入するファン
17と、冷却器12、コンデンサ15、及び冷却パイプ
14(図示せず)に冷媒を循環させるコンプレッサ18
が収容されている。
における切断図を示し、機械室7には、冷媒を凝縮させ
るコンデンサ15と、モータ16の回転に基づいて機械
室7の外部からコンデンサ15に外気を導入するファン
17と、冷却器12、コンデンサ15、及び冷却パイプ
14(図示せず)に冷媒を循環させるコンプレッサ18
が収容されている。
【0015】図5は、図1に示す冷却貯蔵庫のB−B部
における切断図を示し、断熱板4Aは、本体1への伝熱
損失が生じないように底面部に所定の厚みを有し、上部
に凹所を設けることによって断熱基部を構成している。
調理作業台4の組み立ては、冷却パイプ14を装着する
際に生じる間隙を発泡ウレタン等の断熱材で充填した
後、石板4Bを断熱板4Aの凹所に収容して一体化す
る。
における切断図を示し、断熱板4Aは、本体1への伝熱
損失が生じないように底面部に所定の厚みを有し、上部
に凹所を設けることによって断熱基部を構成している。
調理作業台4の組み立ては、冷却パイプ14を装着する
際に生じる間隙を発泡ウレタン等の断熱材で充填した
後、石板4Bを断熱板4Aの凹所に収容して一体化す
る。
【0016】冷却器12は、冷気吹き出し口12Aから
冷気を送出し、冷気吸い込み口12Bから冷気を回収す
る。回収された冷気は、冷却器12内の蒸発器を通過す
ることによって冷媒の温度に応じた低温の冷気となり、
冷気吹き出し口12Aから送出される。このような動作
を繰り返すことによって庫内10を所定の低温に冷却す
る。また、冷却運転によって発生し、冷却器12の周囲
に溜まった水分は、冷却器12の下部に設けられるドレ
ン口(図示せず)から排水ホース9Aを介してドレン口
9に排水し、ドレン口9から排水ホース9Bを介して外
部に放流する。
冷気を送出し、冷気吸い込み口12Bから冷気を回収す
る。回収された冷気は、冷却器12内の蒸発器を通過す
ることによって冷媒の温度に応じた低温の冷気となり、
冷気吹き出し口12Aから送出される。このような動作
を繰り返すことによって庫内10を所定の低温に冷却す
る。また、冷却運転によって発生し、冷却器12の周囲
に溜まった水分は、冷却器12の下部に設けられるドレ
ン口(図示せず)から排水ホース9Aを介してドレン口
9に排水し、ドレン口9から排水ホース9Bを介して外
部に放流する。
【0017】図6は、本発明の実施の形態における冷却
貯蔵庫の冷却回路を示し、コンプレッサ18、コンデン
サ15、蒸発器(庫内)22、及び冷却パイプ14を配
管19a〜19fで接続して冷却回路を形成しており、
コンデンサ15と蒸発器22の間には冷媒に混入するゴ
ミや水分を除去するディハイドレータ20と、コンデン
サ15で凝縮された高圧液冷媒の温度と沸点を下げるキ
ャピラリチューブ21が配管19b〜19dを介して接
続されている。
貯蔵庫の冷却回路を示し、コンプレッサ18、コンデン
サ15、蒸発器(庫内)22、及び冷却パイプ14を配
管19a〜19fで接続して冷却回路を形成しており、
コンデンサ15と蒸発器22の間には冷媒に混入するゴ
ミや水分を除去するディハイドレータ20と、コンデン
サ15で凝縮された高圧液冷媒の温度と沸点を下げるキ
ャピラリチューブ21が配管19b〜19dを介して接
続されている。
【0018】以下、本発明の冷却貯蔵庫の動作を説明す
る。操作パネル8Bを操作して冷却貯蔵庫をONにする
と、コンプレッサ18の運転が開始され、配管19aを
介して高圧気体の冷媒(以下、高圧ガス冷媒という)が
コンデンサ15に供給される。この高圧液冷媒は、コン
デンサ15を通過する空気と熱交換を行うことにより凝
縮して高圧液体の冷媒(以下、高圧液冷媒という)とな
る。
る。操作パネル8Bを操作して冷却貯蔵庫をONにする
と、コンプレッサ18の運転が開始され、配管19aを
介して高圧気体の冷媒(以下、高圧ガス冷媒という)が
コンデンサ15に供給される。この高圧液冷媒は、コン
デンサ15を通過する空気と熱交換を行うことにより凝
縮して高圧液体の冷媒(以下、高圧液冷媒という)とな
る。
【0019】高圧液冷媒は、配管19bを介してディハ
イドレータ20に挿通されることによってゴミや水分を
除去された後、配管19cに接続されたキャピラリチュ
ーブ21を通過する際に温度と沸点を下げられた低圧液
冷媒となる。この低圧液冷媒は、庫内10に配置された
冷却器12の蒸発器22に供給され、庫内10の空気の
温度差に基づいて蒸発する。この蒸発時に気化熱を奪う
ことによって冷気を発生させる。
イドレータ20に挿通されることによってゴミや水分を
除去された後、配管19cに接続されたキャピラリチュ
ーブ21を通過する際に温度と沸点を下げられた低圧液
冷媒となる。この低圧液冷媒は、庫内10に配置された
冷却器12の蒸発器22に供給され、庫内10の空気の
温度差に基づいて蒸発する。この蒸発時に気化熱を奪う
ことによって冷気を発生させる。
【0020】蒸発器22を通過した低圧液冷媒は、配管
19eを介して冷却パイプ14に供給され、冷却パイプ
14内で蒸発する際に石板4Bの熱を奪うことにより冷
却する。この冷却動作は、石板4Bに位置して設けられ
た冷却パイプ14の全域にわたって行われることによ
り、石板4Bを均一に冷却する。冷却された石板4Bは
蓄冷作用によって低温を保持する。
19eを介して冷却パイプ14に供給され、冷却パイプ
14内で蒸発する際に石板4Bの熱を奪うことにより冷
却する。この冷却動作は、石板4Bに位置して設けられ
た冷却パイプ14の全域にわたって行われることによ
り、石板4Bを均一に冷却する。冷却された石板4Bは
蓄冷作用によって低温を保持する。
【0021】上記した構成によると、庫内冷却用の冷媒
を調理作業台に設けられた冷却パイプに供給して冷却す
るようにしたため、庫内冷却用の冷却回路を利用でき、
コストアップを抑制するとともに調理作業台の効率の良
い冷却を行うことができる。また、石板の蓄熱性に基づ
いて調理作業台を長時間にわたって低温に保持できるこ
とから、温度管理に敏感な材料を調理する状況において
も優れた作業性を付与することができる。
を調理作業台に設けられた冷却パイプに供給して冷却す
るようにしたため、庫内冷却用の冷却回路を利用でき、
コストアップを抑制するとともに調理作業台の効率の良
い冷却を行うことができる。また、石板の蓄熱性に基づ
いて調理作業台を長時間にわたって低温に保持できるこ
とから、温度管理に敏感な材料を調理する状況において
も優れた作業性を付与することができる。
【0022】本実施の形態では、蓄熱性の材料として大
理石の石板を用いたが、他の石材を利用することもでき
る。また、石材以外の蓄熱性に優れる材料を使用するこ
ともできる。また、石板と断熱板との間に布設される冷
却パイプの布設パターンも、要求される温度条件等に基
づいて適切なパターンを選択することができる。
理石の石板を用いたが、他の石材を利用することもでき
る。また、石材以外の蓄熱性に優れる材料を使用するこ
ともできる。また、石板と断熱板との間に布設される冷
却パイプの布設パターンも、要求される温度条件等に基
づいて適切なパターンを選択することができる。
【0023】また、蓄熱性を利用して調理作業台を所定
の温度に暖める構成としても良い。この場合について
も、温度変動を抑制して安定した温度管理を実現するこ
とができる。
の温度に暖める構成としても良い。この場合について
も、温度変動を抑制して安定した温度管理を実現するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の冷却貯蔵庫
によると、以下の効果を奏することができる。請求項1
の構成では、蓄熱性の調理作業台を冷却する冷却パイプ
を設けて蒸発過程にある冷媒を供給するようにしたの
で、温度むらがなく、かつ、調理作業台の温度保持性を
高めることができる。また、請求項2の構成では、断熱
材に凹所を設けて形成される断熱基部と、この凹所に収
容される大理石で構成し、断熱材と平板状の大理石の間
に冷却パイプを配置するようにしたので、蓄冷性が向上
し、調理作業台を効率良く冷却することができる。
によると、以下の効果を奏することができる。請求項1
の構成では、蓄熱性の調理作業台を冷却する冷却パイプ
を設けて蒸発過程にある冷媒を供給するようにしたの
で、温度むらがなく、かつ、調理作業台の温度保持性を
高めることができる。また、請求項2の構成では、断熱
材に凹所を設けて形成される断熱基部と、この凹所に収
容される大理石で構成し、断熱材と平板状の大理石の間
に冷却パイプを配置するようにしたので、蓄冷性が向上
し、調理作業台を効率良く冷却することができる。
【図1】本発明の実施の形態における冷却貯蔵庫を示す
説明図。
説明図。
【図2】本発明の実施の形態における冷却貯蔵庫を示す
説明図。
説明図。
【図3】本発明の実施の形態における冷却パイプを示す
説明図。
説明図。
【図4】本発明の実施の形態における冷却貯蔵庫の断面
を示す説明図。
を示す説明図。
【図5】本発明の実施の形態における冷却貯蔵庫の断面
を示す説明図。
を示す説明図。
【図6】本発明の実施の形態における冷却貯蔵庫の冷却
回路を示す説明図。
回路を示す説明図。
1,本体 2,断熱扉 2A,ドアハンドル 3,断熱扉 3A,ドアハンドル 4,調理作業台 4A,断熱板 4B,石板 6,台脚 7,機械室 8,機械室扉 8A,通気口 8B,操作パネル 9,ドレン口 9A,9B、排水ホース 10,庫内 11,センターピラー 12,冷却器 12A,冷気吹き出し口 12B,冷気吸い込み口 13,網棚 14,冷却パイプ 15,コンデンサ 16,モータ 17,ファン 18,コンプレッサ 19a〜19f,配管 20,ディハイドレータ 21,キャピラリチューブ 22,蒸発器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 文夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 断熱箱体にて形成された貯蔵庫を冷却す
る蒸発器と、前記蒸発器に接続され、冷凍サイクルを構
成する圧縮器、及び凝縮器とを備える冷却貯蔵庫におい
て、前記貯蔵室外であって、所定の位置に設けられた蓄
熱性の調理作業台と、 前記調理作業台に熱交換的に配置されるとともに、前記
蒸発器及び圧縮器の間に設けられた冷却パイプを有する
ことを特徴とする冷蔵貯蔵庫。 - 【請求項2】前記調理作業台は、凹所を有し、断熱材に
て形成された断熱基部と、前記断熱基部の凹所に収容さ
れる大理石と、前記大理石及び断熱基部の間に配置され
た冷却パイプを有する構成の請求項第1項記載の冷却貯
蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23200197A JPH1163804A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23200197A JPH1163804A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1163804A true JPH1163804A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16932394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23200197A Pending JPH1163804A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1163804A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102305515A (zh) * | 2011-07-15 | 2012-01-04 | 张心原 | 一种组合厨具 |
CN115414210A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-12-02 | 青岛澳柯玛生物医疗有限公司 | 一种低温手术操作台、工作方法 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23200197A patent/JPH1163804A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102305515A (zh) * | 2011-07-15 | 2012-01-04 | 张心原 | 一种组合厨具 |
CN115414210A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-12-02 | 青岛澳柯玛生物医疗有限公司 | 一种低温手术操作台、工作方法 |
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