JPH1163356A - サービスティ継手 - Google Patents
サービスティ継手Info
- Publication number
- JPH1163356A JPH1163356A JP9230560A JP23056097A JPH1163356A JP H1163356 A JPH1163356 A JP H1163356A JP 9230560 A JP9230560 A JP 9230560A JP 23056097 A JP23056097 A JP 23056097A JP H1163356 A JPH1163356 A JP H1163356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- body part
- ring
- saddle
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】サドル部と、サドル部より突出する胴部と、
胴部の開口部端に捩込まれるキャップと、胴部より側方
に突出するスピゴットとよりなるサービスティ継手にお
いて、胴部の肉厚を耐圧性を損なわない範囲内で薄肉化
して樹脂材料を少なくし、かつ成形サイクルを短くして
生産性を向上させる。 【解決手段】キャップ14が捩込まれるネジ部16上に
oリングが装着される円周溝17を形成し、ネジ部下の
胴部13を、その肉厚が円周溝17の肉厚と同一となる
ように薄肉にする。
胴部の開口部端に捩込まれるキャップと、胴部より側方
に突出するスピゴットとよりなるサービスティ継手にお
いて、胴部の肉厚を耐圧性を損なわない範囲内で薄肉化
して樹脂材料を少なくし、かつ成形サイクルを短くして
生産性を向上させる。 【解決手段】キャップ14が捩込まれるネジ部16上に
oリングが装着される円周溝17を形成し、ネジ部下の
胴部13を、その肉厚が円周溝17の肉厚と同一となる
ように薄肉にする。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プラスチック管に
よるガス管、上下水道管、給湯管等の配管工事におい
て、本管より枝管を取出すのに用いられるサービスティ
継手に関する。
よるガス管、上下水道管、給湯管等の配管工事におい
て、本管より枝管を取出すのに用いられるサービスティ
継手に関する。
【0002】
【従来技術】この種のサービスティ継手は一般に、図1
に示すようにプラスチック製の本管1に融着接合される
サドル部2と、サドル部2より突設される胴部3と、胴
部3を通して本管1にドリルカッターにて穿孔後、胴部
端の開口を塞ぐために捩込まれるキャップ4と、胴部3
より側方に本管1と平行して突設され、枝管5が差込ま
れるスピゴット6よりなり、近年では、プラスチック管
との接合面に電熱線を埋設し、プラスチック管との融着
が電熱線への通電によって行われるエレクトロフュージ
ョンサービスティ継手も多用されるようになっている。
図1はこの種のサービスティ継手を示すもので、サドル
部2には、本管への接合面に埋設された電熱線に接続さ
れる端子を備えたターミナル7が一対突設されている。
に示すようにプラスチック製の本管1に融着接合される
サドル部2と、サドル部2より突設される胴部3と、胴
部3を通して本管1にドリルカッターにて穿孔後、胴部
端の開口を塞ぐために捩込まれるキャップ4と、胴部3
より側方に本管1と平行して突設され、枝管5が差込ま
れるスピゴット6よりなり、近年では、プラスチック管
との接合面に電熱線を埋設し、プラスチック管との融着
が電熱線への通電によって行われるエレクトロフュージ
ョンサービスティ継手も多用されるようになっている。
図1はこの種のサービスティ継手を示すもので、サドル
部2には、本管への接合面に埋設された電熱線に接続さ
れる端子を備えたターミナル7が一対突設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】成形品は、肉厚が大き
いと樹脂材料が多く必要となるばかりでなく、冷却に要
する時間が長くなり、成形サイクルが長くなる。図1に
示す従来の継手では、胴部3の肉厚は内圧に耐えられる
ようにするため、oリングが嵌まる円周溝8が形成され
る部分の最小肉厚部分を基準とし、該部での肉厚をt、
外径をDとすると、D/t=一定という設計を行ってお
り、図示するように溝部分以外の肉厚は溝部分の肉厚よ
り大きくなっている。
いと樹脂材料が多く必要となるばかりでなく、冷却に要
する時間が長くなり、成形サイクルが長くなる。図1に
示す従来の継手では、胴部3の肉厚は内圧に耐えられる
ようにするため、oリングが嵌まる円周溝8が形成され
る部分の最小肉厚部分を基準とし、該部での肉厚をt、
外径をDとすると、D/t=一定という設計を行ってお
り、図示するように溝部分以外の肉厚は溝部分の肉厚よ
り大きくなっている。
【0004】本発明は、胴部の肉厚を極力少なくして樹
脂材料を少なくすると共に、成形サイクルを短くして生
産性を上げることができるサービスティ継手を提供する
ことを目的とする。
脂材料を少なくすると共に、成形サイクルを短くして生
産性を上げることができるサービスティ継手を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明はそのため図2に示すよう
に、ネジ部16より下側の胴部13の肉厚をt1 、ネジ
部16の肉厚をTとしたとき、T>t1 ≧tとなるよう
にして薄肉化したことを特徴とする。ここでtは円周溝
17部分の肉厚を示す。すなわち本発明は、プラスチッ
ク管本管に融着接合されるサドル部と、サドル部より突
設される胴部と、胴部の開口端に捩込まれるキャップ
と、胴部より側方に本管と平行して突設され、枝管が差
込んで融着接合されるスピゴットよりなり、胴部外周に
はネジ部上にキャップとの間をシールするためのoリン
グが装着されるサービスティ継手において、ネジ部下の
胴部の肉厚t1 がネジ部の肉厚をT 、oリングが装着さ
れる円周溝部分の肉厚をtとすると、T>t1 ≧tとな
るように薄肉化したことを特徴とする。
に、ネジ部16より下側の胴部13の肉厚をt1 、ネジ
部16の肉厚をTとしたとき、T>t1 ≧tとなるよう
にして薄肉化したことを特徴とする。ここでtは円周溝
17部分の肉厚を示す。すなわち本発明は、プラスチッ
ク管本管に融着接合されるサドル部と、サドル部より突
設される胴部と、胴部の開口端に捩込まれるキャップ
と、胴部より側方に本管と平行して突設され、枝管が差
込んで融着接合されるスピゴットよりなり、胴部外周に
はネジ部上にキャップとの間をシールするためのoリン
グが装着されるサービスティ継手において、ネジ部下の
胴部の肉厚t1 がネジ部の肉厚をT 、oリングが装着さ
れる円周溝部分の肉厚をtとすると、T>t1 ≧tとな
るように薄肉化したことを特徴とする。
【0006】本発明によると、薄肉化することにより使
用される樹脂材料が少なくてすみ、冷却に要する時間も
短くなるため、成形サイクルも少なくなる。本発明にお
いて、ネジ部を薄肉化しないのは、oリング溝部での肉
厚が小さくなるため、D/t=一定の設計を外れないよ
うにするためである。
用される樹脂材料が少なくてすみ、冷却に要する時間も
短くなるため、成形サイクルも少なくなる。本発明にお
いて、ネジ部を薄肉化しないのは、oリング溝部での肉
厚が小さくなるため、D/t=一定の設計を外れないよ
うにするためである。
【0007】本発明が対象とするサービスティ継手は、
プラスチック管との融着が電気融着によって行われるエ
レクトロフュージョンサービスティ継手、プラスチック
管との接合面をヒ−タによって加熱溶融するサービステ
ィ継手を含むものとする。
プラスチック管との融着が電気融着によって行われるエ
レクトロフュージョンサービスティ継手、プラスチック
管との接合面をヒ−タによって加熱溶融するサービステ
ィ継手を含むものとする。
【0008】
【発明の実施の形態】図3及び図4は、本発明に係わる
エレクトロフュージョンサービスティ継手について示す
もので、プラスチック管11に融着接合されるサドル部
12と、サドル部12より突設する胴部13と、胴部1
3の開口端に捩込まれるキャップ14と、胴部13より
側方にプラスチック管11と平行して突設されるスピゴ
ット15とよりなり、胴部13にはキャップ14が捩込
まれるネジ部16が形成されると共に、その上側にoリ
ング(図示しない)が装着される円周溝17が形成さ
れ、ネジ部下側の胴部13は薄肉化され、円周溝17の
肉厚と同じ肉厚に形成されている。図中、18はターミ
ナルである。
エレクトロフュージョンサービスティ継手について示す
もので、プラスチック管11に融着接合されるサドル部
12と、サドル部12より突設する胴部13と、胴部1
3の開口端に捩込まれるキャップ14と、胴部13より
側方にプラスチック管11と平行して突設されるスピゴ
ット15とよりなり、胴部13にはキャップ14が捩込
まれるネジ部16が形成されると共に、その上側にoリ
ング(図示しない)が装着される円周溝17が形成さ
れ、ネジ部下側の胴部13は薄肉化され、円周溝17の
肉厚と同じ肉厚に形成されている。図中、18はターミ
ナルである。
【0009】
【発明の効果】本発明のサービスティ継手によると、胴
部の肉厚が耐圧性を損なわない範囲内で薄肉化されるた
め樹脂材料が少なくてすむうえ、成形サイクルを短くで
きるため生産性を向上させることができる。
部の肉厚が耐圧性を損なわない範囲内で薄肉化されるた
め樹脂材料が少なくてすむうえ、成形サイクルを短くで
きるため生産性を向上させることができる。
【図1】従来のサービスティ継手の部分断面正面図。
【図2】本発明に係わるサービスティ継手の要部の拡大
断面図。
断面図。
【図3】本発明に係わるサービスティ継手の部分断面正
面図。
面図。
【図4】図3に示すサービスティ継手の側面図。
11・・プラスチック管 12・・サドル部 13・・胴部 14・・キャップ 15・・スピゴット 16・・ネジ部 17・・円周溝
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチック管本管に融着接合されるサド
ル部と、サドル部より突設される胴部と、胴部の開口端
に捩込まれるキャップと、胴部より側方に本管と平行し
て突設され、枝管が差込んで融着接合されるスピゴット
よりなり、胴部外周にはネジ部上にキャップとの間をシ
ールするためのoリングが装着されるサービスティ継手
において、ネジ部下の胴部の肉厚t1 がネジ部の肉厚を
T 、oリングが装着される円周溝部分の肉厚をtとす
ると、T>t1 ≧tとなるように薄肉化したことを特徴
とするサービスティ継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230560A JPH1163356A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | サービスティ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230560A JPH1163356A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | サービスティ継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1163356A true JPH1163356A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16909676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230560A Pending JPH1163356A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | サービスティ継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1163356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103542214A (zh) * | 2012-07-13 | 2014-01-29 | 中国石油天然气集团公司管材研究所 | 大口径高强度油气输送管道用热拔制三通壁厚计算方法 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9230560A patent/JPH1163356A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103542214A (zh) * | 2012-07-13 | 2014-01-29 | 中国石油天然气集团公司管材研究所 | 大口径高强度油气输送管道用热拔制三通壁厚计算方法 |
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