JPH1163150A - トルクコンバータ - Google Patents

トルクコンバータ

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JPH1163150A
JPH1163150A JP24336597A JP24336597A JPH1163150A JP H1163150 A JPH1163150 A JP H1163150A JP 24336597 A JP24336597 A JP 24336597A JP 24336597 A JP24336597 A JP 24336597A JP H1163150 A JPH1163150 A JP H1163150A
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oil hole
torque converter
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Nobuhiko Furuya
暢彦 古屋
Takeshi Yamamoto
毅 山本
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方向クラッチの潤滑油が減少していたため
に生じた、ロックアップクラッチの作動性、引き摺り性
の悪化が阻止することである。 【解決手段】 クラッチ収容部15に流れる潤滑油の流
路を、ベアリング背面油路Aからクラッチ収容部15に
連なる油孔23に流入する一方の流路F1と、タービン
ハブ8に形成されたハブ側油孔8Aから油孔23に流入
する他方の流路F2との2通りにし、一方の流路F1
を、ベアリング背面油路Aからベアリング収容部17の
周壁部とベアリング25との隙間ハを介して油孔23に
連なる流路で構成し、ベアリング背面油路Aを、ベアリ
ング収容部17のレース当接面17Aに形成した、周方
向に所定の間隔をおいて複数の油溝部22を形成して構
成し、油孔23を、ベアリング収容部17の内周側に、
油溝部22間に位置させて、ハブ側油孔8Aに対向させ
て設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクを変換して
伝達するためのトルクコンバータに係わり、特に、一方
向クラッチの潤滑油の通路構造を改良したトルクコンバ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に用いられているトルクコンバー
タは、高速運転時での動力エネルギーの伝達損失を低減
し、燃料消費量を改善するロックアップ機構を備えたも
のが多い。
【0003】このロックアップ機構を有するロックアッ
プクラッチ付のトルクコンバータは、ポンプハウジング
内のタービン羽根車とドライブプレート(ポンプハウジ
ングのフロントカバー)との間に、タービン羽根車を固
定しているタービンハブを介して被駆動軸(図示せず)
に連結されているロックアップクラッチが配設してあ
る。
【0004】このロックアップクラッチ付のトルクコン
バータは、自動車の高速運転時に、ロックアップクラッ
チがドライブプレートの内側に押し付けられ、その摩擦
力によって、ロックアップクラッチとポンプハウジング
とは係合して一体化する。その結果、駆動軸(図示せ
ず)と被駆動軸とは剛体的結合となり、そのため、動力
エネルギーの伝達効率が向上する。
【0005】このようなロックアップクラッチ付のトル
クコンバータにおいては、タービンハブには、ステータ
羽根車に対して相対回転自在に当接するベアリングが配
設してあり、また、このベアリングと共に、一方向クラ
ッチの潤滑油の通路構造が構成してある。
【0006】すなわち、図4に示すようにステータ羽根
車9のベース部13に形成したプレート部14の左側面
部に、環状の凹部から成るベアリング収容部17が形成
してあり、このベアリング収容部17の底面部である環
状のレース当接面17Aには、周方向に所定の間隔をお
いて複数の油溝部22が形成してあり、これらの油溝部
22はレース当接面17Aの半径方向に長く、ステータ
羽根車9の中心に対して放射状に配置してあり、油溝部
22の外端部はベアリング収容部17の外周壁部17a
に周方向に所定の間隔をおいて形成された外周側油溝部
21aに連なっており、油溝部22の内端部はベアリン
グ収容部17の内周壁部17bに周方向に所定の間隔を
おいて形成された内周側油溝部21bに連なり、ベアリ
ング背面油路A1を構成している。
【0007】また、ベアリング収容部17の内周側に
は、油溝部22の内端より位置させて、クラッチ収容部
15側に抜ける油孔23が設けてある。したがって、ス
テータ羽根車9のクラッチ収容部15に流れる流路は、
タービンハブとステータ羽根車9との間からベアリング
背面油路A1を介して油孔23に流入する流路になる。
このために、作動油は、流路から油孔23に流入して、
クラッチ収容部15に流れ込み、一方向クラッチ10の
潤滑に供される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のトルク
コンバータにあっては、作動油は、流路から油孔23に
流入して、クラッチ収容部15に流れ込み、一方向クラ
ッチ10の潤滑に供されるだけであるために、このステ
ータ羽根車9のクラッチ収容部15に流れる潤滑油(作
動油)は減少を余儀なくされていた。このために、ロッ
クアップクラッチ50の作動性、引き摺り性の悪化、ト
ルクコンバータ内の油温度の上昇が生じるという問題点
があった。
【0009】また、ベアリング収容部17の内周側に形
成されて、クラッチ収容部15側に抜ける油孔23は、
油溝部22内に位置させて設けてあって、油溝部22に
油孔23が重なっているために、応力集中が生じ、ステ
ータ羽根車9の剛性、強度を維持することができず、こ
のために、クラッチ収容部15に一方向クラッチ10を
圧入する際に、割れ等が生じるという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、一方向クラ
ッチの潤滑油が減少していたために生じた、ロックアッ
プクラッチの作動性、引き摺り性の悪化を阻止し、ま
た、トルクコンバータ内の油温度の上昇を抑えることが
できるトルクコンバータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係るトルクコンバータは、ステ
ータ羽根車のベース部の内周部にプレート部を設けて、
前記ベース部の内周部と前記プレート部とによりクラッ
チ収容部を構成し、このクラッチ収容部に一方向クラッ
チを収容し、前記クラッチ収容部とは前記プレート部を
挟んだ反対側に形成したベアリング収容部に、前記ステ
ータ羽根車に作用するスラスト荷重を受けるベアリング
を収容したトルクコンバータにおいて、前記クラッチ収
容部に流れる潤滑油の流路を、タービンハブと前記ステ
ータ羽根車との間からベアリング背面油路を経て前記ベ
アリング収容部の周壁部と前記ベアリングとの隙間を介
して前記クラッチ収容部に連なる油孔に流入する一方の
流路と、前記タービンハブに形成されたハブ側油孔から
前記油孔に流入する他方の流路との2通りにしたことを
特徴とする。
【0012】かかる構成により、作動油は、一方の流路
から油孔に流入する一方、タービンハブの前面側を流れ
る作動油が、他方の流路を経て油孔に流入するために、
ステータ羽根車のクラッチ収容部に流れる潤滑油(作動
油)は減少することがない。このために、潤滑油が減少
していたために生じた、ロックアップクラッチの作動
性、引き摺り性の悪化を阻止し、トルクコンバータ内の
油温度の上昇を抑えることができる。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係るトルクコンバータは、請求項1に記載
のトルクコンバータにおいて、前記ベアリング背面油路
を、前記ベアリング収容部のレース当接面に、周方向に
所定の間隔をおいて複数の油溝部を、前記ステータ羽根
車の中心に対して放射状に配置して形成し、前記油溝部
の外端部を前記ベアリング収容部の外周壁部に形成され
た外周側油溝部に連らねると共に、前記油溝部の内端部
を前記ベアリング収容部の内周壁部に形成された内周側
油溝部に連らねて構成し、前記油孔を、前記ベアリング
収容部の内周側に、前記油溝部間に位置させて、前記ハ
ブ側油孔に対向させて設けた。
【0014】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果を奏し得るばかりか、ベアリング収容部の
内周側に形成されて、クラッチ収容部側に抜ける油孔
は、隣り合う油溝部間に位置させて設けてあり、油溝部
に油孔が重なることがないために、応力集中が無く、ス
テータ羽根車の剛性、強度を維持することができる。こ
のために、クラッチ収容部に一方向クラッチを圧入する
際に、割れ等が生じることがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るトルクコンバ
ータの一部省略した断面図、図2の(1)は同トルクコ
ンバータのステータ羽根車、ベアリング構造及び一方向
クラッチ部分の一部省略した断面図、図2の(2)は
(1)のX方向からの矢視図である。
【0016】トルクコンバータ1は、エンジン等の動力
源の出力軸(図示せず)に連結されたドライブプレート
3を備えており、このドライブプレート3に、ポンプ羽
根車4を有するポンプハウジング5が連結してある。こ
れらドライブプレート3とポンプハウジング5とで形成
される空間6内には作動油が充填されている。そして、
空間6内には、ポンプ羽根車4に対向するようにしてタ
ービン羽根車7が配設してあり、このタービン羽根車7
は、例えば、自動変速機等の被駆動側の入力軸(図示せ
ず)にスプライン結合されているタービンハブ8にリベ
ット2により連結してある。このタービンハブ8には、
周方向に所定の間隔をおいて、このタービンハブ8の表
裏を貫通する複数のハブ側油孔8Aが形成してある。
【0017】また、ポンプハウジング5内のタービン羽
根車7とドライブプレート3との間には、タービンハブ
8を介して被駆動軸(図示せず)に連結されているロッ
クアップクラッチ50が配設してある。更に、ポンプ羽
根車4とタービン羽根車7との間には、ステータ羽根車
9が配設してある。そして、このステータ羽根車9は一
方向クラッチ10を介して変速機のハウジングに固定さ
れたステータ軸(図示せず)に一方向にのみ回転可能に
支持されている。
【0018】すなわち、ステータ羽根車9は、図2の
(1)、(2)に示すようにリング状の基部12の外周
部に多数のステータ羽根13を形成して構成してある
が、この基部12にはクラッチ収容部15とベアリング
収容部17とが設けてある。
【0019】クラッチ収容部15は、リング状のベース
部13の内周側に一方に寄せてプレート部14を形成し
て構成してあり、このベース部13の内周面部13bと
プレート部14の右側面部14bとは直角を成してお
り、この右側面部14bが突当て面になされている。ま
た、プレート部14の内周側には、一方向クラッチ10
のインナーレース40が嵌合するインナーレース嵌合部
11が形成してある。
【0020】また、ベアリング収容部17は、プレート
部14の左側面部14a側に位置した環状の凹部から構
成してあり、このベアリング収容部17の底面部である
環状のレース当接面17Aには、周方向に所定の間隔を
おいて複数の油溝部22が形成してあり、これらの油溝
部22はレース当接面17Aの半径方向に長く、ステー
タ羽根車9の中心に対して放射状に配置してあり、油溝
部22の外端部はベアリング収容部17の外周壁部17
aに周方向に所定の間隔をおいて形成された外周側油溝
部21aに連なっており、油溝部22の内端部はベアリ
ング収容部17の内周壁部17bに周方向に所定の間隔
をおいて形成された内周側油溝部21bに連なってい
る。
【0021】また、ベアリング収容部17の内周側に
は、隣り合う油溝部22間の中央に位置させて、クラッ
チ収容部15側に抜ける油孔23が設けてあり、これら
の油孔23は、ベアリング収容部17の内周壁部17b
に周方向に所定の間隔をおいて形成された油導溝24に
連なっている。これらの油導溝24は、タービンハブ8
に形成されたハブ側油孔8Aに対向している。
【0022】そして、ベアリング収容部17の内周壁部
17bはベアリング受け部に成されており、また、ベア
リング収容部17の外周方には、周方向に所定の間隔を
おいて複数の係合溝(一方の係合部)18が形成してあ
る。また、ベース部13の内周面部13bの右寄りには
リング状の係止溝16が形成してある。
【0023】一方向クラッチ10は、インナーレース4
0とスプラグ(クラッチ部)41とアウターレース42
とから構成してあり、この一方向クラッチ10は、その
アウターレース42をクラッチ収容部15に圧入し、ま
た、インナーレース40をインナーレース嵌合部11に
嵌合してステータ羽根車9の基部12に組み込まれてお
り、一方向クラッチ10の右側には、インナーレース4
0に嵌合してクラッチ部13を右側より保持するリング
状の保持部材20が配置してある。
【0024】そして、保持部材20にはベアリング受け
部20Aが形成してあり、この保持部材20は、その外
周端部20bが、ベース部13の内周面部13bの係止
溝16に係止されたスナップリング16Aにより押えら
れて右方向への倒れを阻止されている。
【0025】そして、ベアリング収容部17には左のベ
アリング25が、保持部材20に形成されたベアリング
受け部23には右のベアリング26がそれぞれ設けてあ
る。
【0026】ベアリング収容部17に左のベアリング2
5が設けられた状態では、ステータ側レース27の面
が、ベアリング収容部17の底面部である環状のレース
当接面17Aに当接し、ステータ側レース27の保持部
27Bがベアリング受け部に当接し、ステータ側レース
27の複数の係合突起部31がベース部13の内周面部
13bの複数の係合溝18に係合している。また、左の
ベアリング25のタービン側レース29は、タービンハ
ブ8の右端面に形成された受け面に当接している。
【0027】この場合、油溝部22は、その内端部が内
周側油溝部21bに連なり、その外端部が外周側油溝部
21aに連なっていて、ベアリング背面油路Aを構成す
る。そして、このベアリング背面油路Aの入口側は外周
側油溝部21aになり、ベアリング背面油路Aの出口側
は内周側油溝部21bとなり、この出口側は、ベアリン
グ収容部17の外周壁部17bとステータ側レース27
の保持部27Bとの間隙ハ及び油導溝24を介して油孔
23に連なっている。
【0028】したがって、ステータ羽根車9のクラッチ
収容部15に流れる流路は、図3に示すようにタービン
ハブ8とステータ羽根車9との間からベアリング背面油
路A、間隙ハ及び油導溝24を介して油孔23に流入す
る一方の流路F1と、また、タービンハブ8の前面側を
流れる油が、ハブ側油孔8Aから油導溝24に入り、油
孔23に流入する他方の流路F2との2通りになる。
【0029】したがって、エンジンの駆動によりドライ
ブプレート3を介してポンプ羽根車4が回転して作動油
を流動させてタービン羽根車7を回転駆動し、ステータ
羽根車9によりトルクを変換して被駆動軸を駆動し、ま
た、高速運転時に、ロックアップクラッチ50がドライ
ブプレート3の内側に押し付けられ、その摩擦力によっ
て、ロックアップクラッチ50とポンプハウジング5と
は係合して一体化する。その結果、駆動軸(図示せず)
と被駆動軸とは剛体的結合となり、そのため、動力エネ
ルギーの伝達効率を向上させるが、この場合に、作動油
は、一方の流路F1から油孔23にに流入する一方、タ
ービンハブ8の前面側を流れる油が、他方の流路F2を
経て油孔23に流入するために、このステータ羽根車9
のクラッチ収容部15に流れる潤滑油(作動油)は減少
することがない。このために、潤滑油が減少していたた
めに生じた、ロックアップクラッチ50の作動性、引き
摺り性の悪化、トルクコンバータ1内の油温度の上昇を
抑えることができる。
【0030】また、ベアリング収容部17の内周側に形
成されて、クラッチ収容部15側に抜ける油孔23は、
隣り合う油溝部22間の中央に位置させて設けてあり、
油溝部22に油孔23が重なることがないために、応力
集中が無く、ステータ羽根車9の剛性、強度を維持する
ことができる。このために、クラッチ収容部15に一方
向クラッチ10を圧入する際に、割れ等が生じることが
なくなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るトルクコンバータによれば、作動油は、一方の流路
から油孔に流入する一方、タービンハブの前面側を流れ
る作動油が、他方の流路を経て油孔に流入するために、
ステータ羽根車のクラッチ収容部に流れる潤滑油(作動
油)は減少することがない。このために、潤滑油が減少
していたために生じた、ロックアップクラッチの作動
性、引き摺り性の悪化、トルクコンバータ1内の油温度
の上昇を抑えることができる。
【0032】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係るトルクコンバータによれば、上記した
請求項1の発明の効果を奏し得るばかりか、ベアリング
収容部の内周側に形成されて、クラッチ収容部側に抜け
る油孔は、隣り合う油溝部間に位置させて設けてあり、
油溝部に油孔が重なることがないために、応力集中が無
く、ステータ羽根車の剛性、強度を維持することができ
る。このために、クラッチ収容部に一方向クラッチを圧
入する際に、割れ等が生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトルクコンバータの一部省略した
断面図である。
【図2】(1)は同トルクコンバータのステータ羽根
車、ベアリング構造及び一方向クラッチ部分の一部省略
した断面図である。(2)は(1)のX方向からの矢視
図である。
【図3】同トルクコンバータの流路構成の説明図であ
る。
【図4】(1)は従来のトルクコンバータのステータ羽
根車、ベアリング構造及び一方向クラッチ部分の一部省
略した断面図である。(2)は(1)のY方向からの矢
視図である。
【符号の説明】
8 タービンハブ 8A ハブ側油孔 15 クラッチ収容部 17 ベアリング収容部 22 油溝部 23 油孔 25 ベアリング ハ 隙間 A ベアリング背面油路 F1 一方の流路 F2 他方の流路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ羽根車のベース部の内周部にプ
    レート部を設けて、前記ベース部の内周部と前記プレー
    ト部とによりクラッチ収容部を構成し、このクラッチ収
    容部に一方向クラッチを収容し、前記クラッチ収容部と
    は前記プレート部を挟んだ反対側に形成したベアリング
    収容部に、前記ステータ羽根車に作用するスラスト荷重
    を受けるベアリングを収容したトルクコンバータにおい
    て、 前記クラッチ収容部に流れる潤滑油の流路を、タービン
    ハブと前記ステータ羽根車との間からベアリング背面油
    路を経て前記ベアリング収容部の周壁部と前記ベアリン
    グとの隙間を介して前記クラッチ収容部に連なる油孔に
    流入する一方の流路と、前記タービンハブに形成された
    ハブ側油孔から前記油孔に流入する他方の流路との2通
    りにしたことを特徴とするトルクコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記ベアリング背面油路を、前記ベアリ
    ング収容部のレース当接面に、周方向に所定の間隔をお
    いて複数の油溝部を、前記ステータ羽根車の中心に対し
    て放射状に配置して形成し、前記油溝部の外端部を前記
    ベアリング収容部の外周壁部に形成された外周側油溝部
    に連らねると共に、前記油溝部の内端部を前記ベアリン
    グ収容部の内周壁部に形成された内周側油溝部に連らね
    て構成し、 前記油孔を、前記ベアリング収容部の内周側に、前記油
    溝部間に位置させて、前記ハブ側油孔に対向させて設け
    た請求項1に記載のトルクコンバータ。
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