JPH116313A - 仮設スタンド - Google Patents

仮設スタンド

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Publication number
JPH116313A
JPH116313A JP17295397A JP17295397A JPH116313A JP H116313 A JPH116313 A JP H116313A JP 17295397 A JP17295397 A JP 17295397A JP 17295397 A JP17295397 A JP 17295397A JP H116313 A JPH116313 A JP H116313A
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JP
Japan
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seat
roof
plate
tread
temporary stand
Prior art date
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Pending
Application number
JP17295397A
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English (en)
Inventor
Toshiji Kawai
利治 川井
Shusuke Wakabayashi
秀典 若林
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Nisso Industries Co Ltd
Original Assignee
Nisso Industries Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH116313A publication Critical patent/JPH116313A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ少ない組立部材を使用することに
よって座席板および踏板を堅固に組立および支持可能に
する。 【解決手段】 ベースフレーム1上の各座席用支柱4,
5,6間に架設され、前後方向に順に高さが変化する踏
板用横杆11,12と、複数のベースフレームの隣合う
ものどうしを連結する水平交差ブレス8と、隣合うベー
スフレーム上の座席用支柱どうしを連結する垂直交差ブ
レス9,10と、座席用支柱に連結された補助屋根支柱
28,30と、補助屋根支柱の上端に連結された屋根用
フレーム42に一体の屋根支柱42a,42bとを有
し、隣合うベースフレームの前部間および同一高さの対
向する踏板用横杆間に踏板14を架設し、隣合う座席取
付板17間に座席板19を架設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テニスコートや
野球グランド付近に設置されて、複数の観覧者が同時に
ゲームの観戦を行う場合等に利用される仮設スタンドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の仮設スタンドとして従来から種々
のものが提案されている。これらの仮設スタンドのう
ち、例えば特開平4−73174号公報に示すものは、
左右に長い座席を有し、その左右方向の両端部に脚部を
設け、各脚部の前脚の下端部を水平横杆に着脱自在な下
方開口溝形とし、各脚部の後脚の下端部をジョイント部
として長椅子を構成し、長椅子の前脚が水平横杆に着脱
自在に載置され、長椅子の後脚のジョイント部と着脱自
在に嵌合する円柱開口部をサイドフレームに設けたもの
からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
仮設スタンドを含む従来の多くの仮設スタンドは、多数
の長椅子を多段かつ複雑に組み付けた多数の水平横杆や
サイドフレームなどの上に組み上げて構成されるため、
組付作業の繁雑化,作業能率の悪化を免れ得ず、さらに
コストアップが避けられないという課題があった。
【0004】また、従来の仮設スタンドは屋根を持た
ず、雨天時の観戦には利用できないという不都合がある
ほか、仮に、この屋根を従来の仮設スタンドに組み付け
ようとすると、別途用意した屋根フレームや屋根板,波
板などを、取付孔を設けてボルト・ナット止めしたり、
あるいは溶接によって結合するという方法を採用しなけ
ればならず、組立作業性に一貫性がなく、作業能率が一
段と悪化するという課題があった。
【0005】また、上記のように仮設スタンドに屋根を
敷設した場合にあっても、風圧に対する対策が講じられ
ていないため、強風時には風にあおられて、仮設スタン
ドの全体が倒れて移動し破損したり、周辺の人や物に危
害を及ぼすなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような従来の課題を解決
するものであり、できるだけ少ない組立部材を使用する
ことによって、座席および踏板を堅個に組立および支持
できる簡素でローコストの仮設スタンドを得ることを目
的とする。
【0007】また、この発明は雨除けのシート屋根を有
し、これを簡単かつローコストに組み付けることができ
るとともに、そのシート屋根の分解を容易に実施できる
仮設スタンドを得ることを目的とする。
【0008】また、この発明は雨除け用のシート屋根を
設けた場合に、このシート屋根が風を受けてスタンド本
体が倒れて、変形または破損するのを未然に防止できる
仮設スタンドを得ることを目的とする。
【0009】また、この発明は踏板や座席板の連設によ
ってスタンド本体を横方向に増設できる仮設スタンドを
得ることを目的とする。
【0010】また、この発明は座席用支柱に対する補助
屋根支柱の固定を確実に行うことができる仮設スタンド
を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
請求項1の発明にかかる仮設スタンドは、前後方向に順
に高さが変化する複数本の座席用支柱を持ったベースフ
レームと、各座席用支柱間に架設され、前後方向に順に
高さが変化する踏板用横杆と、複数のベースフレームの
隣合うものどうしを連結する水平交差ブレスと、隣合う
ベースフレーム上の対応する座席用支柱どうしを連結す
る垂直交差ブレスと、各ベースフレーム上の前後の座席
用支柱に連結された補助屋根支柱と、補助屋根支柱の上
端に連結された屋根用フレームに一体の屋根支柱と、屋
根用補助支柱間に架設された手すりとを有し、隣合うベ
ースフレームの前部間および同一高さの対向する踏板用
横杆間に踏板を架設し、隣合う同一高さの対向する座席
用支柱間に座席板を架設したものである。
【0012】また、請求項2の発明にかかる仮設スタン
ドは、屋根用フレームにシート屋根を着脱可能に取り付
けたものである。
【0013】また、請求項3の発明にかかる仮設スタン
ドは、隣合うベースフレームの前部間に水平杆が架設さ
れ、この水平杆に1または複数のウエイトを吊持させる
ようにしたものである。
【0014】また、請求項4の発明にかかる仮設スタン
ドは、補助屋根支柱の上端部および屋根支柱の下端部
を、ソケット構造により、互いに着脱自在に連結したも
のである。
【0015】また、請求項5の発明にかかる仮設スタン
ドは、踏板を、各ベースフレームの前部および踏板用横
杆に連設され、かつ互いに左右方向に隣合う2つの踏板
端を共に支持する幅広の踏板取付板上に取り付けたもの
である。
【0016】また、請求項6の発明にかかる仮設スタン
ドは、各座席取付板を、各座席用支柱の上端に連設さ
れ、かつ互いに左右方向に隣合う2つの座席板端を共に
支持する幅広の座席取付板上に取り付けたものである。
【0017】また、請求項7の発明にかかる仮設スタン
ドは、屋根支柱の下端部に、座席取付板上に載置された
座席板を締結具を用いて挟圧保持する挟み板を連設した
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1および図2は組立途中の仮設
スタンドの要部を示す斜視図および全体の斜視図であ
る。同図において、1は一対のジャッキベース2に支持
された角棒状のベースフレームで、ここでは3本のベー
スフレーム1が並設されている。
【0019】これらの各ベースフレーム1には、これの
前部から後部に向って順に高い4本の座席用支柱3,
4,5,6が立設されている。また、隣合う各ベースフ
レーム1,1間には、前部に水平杆としての水平ブレス
7が、またこの水平ブレス7の後部に水平交差ブレス8
が、それぞれ架設されている。
【0020】また、互いに隣合う座席用支柱4,4間お
よび座席用支柱6,6間には、それぞれ垂直交差ブレス
9,10が架設されている。
【0021】さらに、座席用支柱4,5,6間には、ベ
ースフレーム1に対して後方へ順に高い踏板用横杆1
1,12が架設され、これらの踏板用横杆11,12お
よびベースフレーム1前部の前後各1箇所に幅広の踏板
取付板13が溶接などによって取り付けられている。
【0022】これらの踏板取付板13は、図3に示すよ
うに、左右に取付孔13aを持つ。なお、この図では、
踏板用横杆11に取り付けられた踏板取付板13を示し
てある。
【0023】従って、左右方向に隣合うベースフレーム
1および踏板用横杆11,12上の各踏板取付板13に
対し、互いに左右方向に連設しようとする2板の踏板1
4の右端部および左端部を載せ、さらに、これらの右端
部および左端部を踏板取付板13上で衝き合わせること
ができる。
【0024】そして、各踏板14の端部であって、この
踏板14下面の一部のチャネル片14cに設けた取付孔
14aおよび踏板取付板13上の取付孔13aに、図4
に示すようにボルト15を通し、チャネル片14bの下
面側からボルト15端にナット16をねじ込むことで、
各踏板14は踏板取付板13を介して、ベースフレーム
1上および踏板用横杆11,12上に、それぞれ右に連
続するように、堅固に固定される。
【0025】なお、踏板14はアルミの押出成形によっ
てチャネル状に形成され、各端面はこれにねじ止めされ
た塞板14bによって化粧されている。
【0026】また、座席用支柱3,5,6の上端には、
図5および図6に示すような幅広の座席取付板17が、
溶接などによって固定されている。この座席取付板17
は、上面の4隅に各一のすなわち、左右に2個ずつの金
属製の支持筒18が突設されている。
【0027】図2および図5,図6において、19は各
一の座席板で、これらは踏板14と略同様のアルミの押
出成形によるチャネル成形体をなし、各端面には化粧用
の塞板19bが取り付けられている。また、これらの各
座席板19の左右端部には2個ずつの取付孔19aが穿
設されている。
【0028】このため、互いに左右方向に連設しようと
する2枚の座席板19の右端部および左端部を、座席取
付板17上に載せて衝き合わせることができる。
【0029】そして、各座席板19端に設けられた各取
付孔19aおよびチャネル間に嵌まり込んだ支持筒18
内に、座席板19の上方からボルト20を挿通し、図6
に示すように反対側からナット21をそのボルト20端
にねじ込むことで、各座席板19を座席用支柱5,6上
に互いに左右方向に連続するごとく固定できる。
【0030】一方、座席用支柱4の上端には、図7に示
すような幅広の座席取付板22が溶接などによって固定
されている。この座席取付板22には、上面の4隅に、
各一の、すなわち左右に2個ずつの金属製の支持筒23
が突設されている。
【0031】また、図7において、24は左右方向に連
設される座席板で、これは図5に示す座席板19と同様
のチャネル状成形体をなし、各端面には化粧用の塞板2
5が取り付けられている。また、これらの各座席板24
の左右端部には2個ずつの取付孔24aが穿設されてい
る。
【0032】さらに、座席取付板22の中心部には支持
孔26が形成され、これが座席用支柱4の内部に連通し
ている。また、各座席板24の端面および塞板25に
は、半円状切欠27が形成されている。
【0033】そして、その半円状切欠27は、後述の補
助屋根支柱28端に取り付けられた上ソケットとしての
小径パイプ29の外径に略等しい内径を持つ。また、支
持孔26は小径パイプ29の外径より僅か大きい径を有
し、小径パイプ29は支持孔26内に挿入可能とされて
いる。
【0034】補助屋根支柱28の下端部には、座席取付
板22上に載せられて互いに隣接する各座席板24端を
同時に挟圧保持する挟み板30が溶接などによって固定
されている。
【0035】この挟み板30は座席取付板22と略等し
い寸法を持ち、各取付孔24aおよび各支持筒23に対
応する位置に、左右で2個ずつの取付孔31が穿設され
ている。
【0036】従って、互いに左右方向に連設しようとす
る2枚の座席板24の右端部および左端部を、座席取付
板22に載せて衝き合わせ、このとき、座席板24のチ
ャネル間に支持筒23を挿入させると、衝き合わせによ
って円形となった2つの半円状切欠27を、支持孔26
上に合致させることができる。
【0037】続いて、補助屋根支柱28下端に突出する
小径パイプ29を、各半円状切欠27を介して支持孔2
6および座席用支柱4内に挿入し、挟み板30を隣接す
る各座席板24上に載せ、締結具としての4本のボルト
32を挟み板30の上からこれの取付孔31,座席板2
4の取付孔24aおよび座席取付板22上の支持筒23
に通して、この座席取付板22の下面に突出させれば、
この突出部にナット33をねじ込むことができる。。
【0038】また、これに前後して、座席用支柱4内に
臨む小径パイプ29に設けられた取付孔34に、座席用
支柱4に形成された挿通孔35を介して止めねじ36を
ねじを通し、これにナット37をねじ込む。
【0039】こうすることによって、座席取付板22上
に、隣接する2つの座席板24と補助屋根支柱28と
を、簡単な作業にて堅固かつ確実に固定することができ
る。
【0040】また、座席用支柱6には、略L字形の補助
屋根支柱38の下端部が、図8に示すように取付ブラケ
ット39を介してボルト(またはねじ)40により固定
されている。41は補助屋根支柱38の下部に連設され
た補強杆で、これの端部は座席用支柱6の上部に同様の
取付ブラケット39を介してボルト40により取り付け
られている。
【0041】さらに、補助屋根支柱28,38の上端に
は、側方から見て略F字形をなす屋根用フレーム42の
2本の屋根支柱42a,42bの下端が連結されてい
る。なお、この屋根用フレーム42は上方から見て複数
のフレーム材を格子状に組み付けたものからなる。この
うち屋根支柱42bは屋根用フレーム42の中途にU字
状の補強枠部42cとともに、溶接などによって固定さ
れている。
【0042】図9は補助屋根支柱28と屋根支柱42b
との連結構造を示し、ここではソケット構造が採用され
ている。すなわち、パイプ状の屋根支柱42bには下端
部にこれよりも小径のソケットパイプ43がカシメ固定
され、このソケットパイプ43が、パイプ状の補助屋根
支柱28内に上端から挿入自在とされて、互いにソケッ
ト結合可能とされている。
【0043】また、補助屋根支柱28およびソケットパ
イプ43にはそれぞれ取付孔28a,43aが設けられ
ている。従って、ソケット結合によって補助屋根支柱2
8上端面に屋根支柱42b下端面が衝き当った位置で、
これらの取付孔28a,43aにねじ44を通し、これ
の端部にナット45をねじ込むことによって、補助屋根
支柱28上に屋根支柱42bを自由に抜けることなく、
堅固に固定できる。
【0044】なお、同様のソケット結合構造が、補助屋
根支柱38と屋根支柱42aとの結合部分にても採用さ
れており、ここではその重複する説明を省略する。
【0045】また、屋根用フレーム42の天部は各フレ
ーム間に、図8に示すように、屋根用ブレス47などが
架設され、これの上に屋根材、主に、シート屋根46が
張設される。
【0046】さらに、スタンドの左右端にある各一の補
助屋根支柱28と補助屋根支柱38との間には、スタン
ド前方に向って低く傾斜する複数本の側面用の手すり4
8が架設されている。また、隣接する補助屋根支柱38
間には背面用の手すり49が架設されている。なお、こ
れらの各手すり48,49は各支柱28,38にボルト
・ナットなどにより結合されている。
【0047】また、この発明では、スタンド前方の上記
のような水平ブレス7には、複数個のおもり50がリン
グ状のワイヤ51などによって吊持されている。このお
もり50は、コンクリートを角塊状に固めたブロックな
どからなり、それぞれが水平ブレス7に吊持する作業が
容易となる重さを持ち、全体として、シート屋根46が
風にあおられてスタンドごと倒れるのを防止する重さを
持つように、その使用個数が選択される。
【0048】かかる構成になる仮設スタンドは、次のよ
うにして組み立てられる。まず、ジャッキベース2を整
備した敷地に設けたコンクリートブロックやコンクリー
ト床上に配置して、複数のベースフレーム1を水平に立
ち上げる。
【0049】続いて、各ベースフレーム1間に水平ブレ
ス7および水平交差ブレス8を架設するとともに、各メ
インフレーム1上の座席用支柱4,4間および座席用支
柱6,6間に垂直交差ブレス9,10を架設する。な
お、これらの架設のための結着はボルト・ナットなどの
周知の締結手段にて実施される。なお、この段階で、ジ
ャッキベース2によるベースフレーム1の高さ調整を行
う。
【0050】次にベースフレーム1上および踏板用横杆
11,12上の各踏板取付板13に踏板14を取り付け
る。この踏板14の取り付けおよび連設は、図3および
図4について説明した手順に従って行えばよい。
【0051】続いて、各座席用支柱3,5,6および座
席用支柱4上の各座席取付板17,22上に座席板1
9,24を図5,図6および図7について説明した手順
にて組み付け、この後、各座席用支柱4上に補助屋根支
柱28を連結し、後方の各座席用支柱6に補助屋根支柱
38を連結する。
【0052】次に、屋根用フレーム42を上方に持ち上
げて、これの各屋根支柱42a,42bのソケットパイ
プ43を、各補助屋根支柱28,38の上端に挿し込
み、図9に示すように、これらをねじ44およびナット
45によりねじ止めする。
【0053】また、隣り合う各補助屋根支柱28,38
間に手すり48,49を連設し、さらに、屋根用フレー
ム42に屋根用ブレス47を取り付けた後、シート屋根
46を屋根ブレス47および屋根用フレーム42上に張
設する。
【0054】そして、最後に水平ブレス7に複数のおも
り50をワイヤ51などにより吊持させて、仮設スタン
ドが完成する。
【0055】従って、かかる仮設スタンドはパイプ材な
どを用いて簡単な構成に組み上げられるため、組付作業
の能率が良く、しかも組付コストが安くなる。また、こ
の仮設スタンドは屋根を持つため、雨を避けることがで
き、従って、雨中で継続される競技を傘を広げずに観戦
できる。
【0056】また、一般に、シート屋根は大面積で風を
受けるため、このシート屋根が風にあおられて仮設スタ
ンドが移動したり、倒れたりする場合があるが、この発
明では、スタンド前部の水平ブレス7に複数のおもり5
0を取り付けることで、かかる不具合を解消できること
となる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、前後方向に順に高さが変化する複数本の座席用支柱
を持ったベースフレームと、各座席用支柱間に架設さ
れ、前後方向に順に高さが変化する踏板用横杆と、複数
のベースフレームの隣合うものどうしを連結する水平交
差ブレスと、隣合うベースフレーム上の対応する座席用
支柱どうしを連結する垂直交差ブレスと、各ベースフレ
ーム上の前後の座席用支柱に連結された補助屋根支柱
と、補助屋根支柱の上端に連結された屋根用フレームに
一体の屋根支柱と、屋根用補助支柱間に架設された手す
りとを有し、隣合うベースフレームの前部間および同一
高さの対向する踏板用横杆間に踏板を架設し、隣合う同
一高さの対向する座席用支柱間に、座席板を架設するよ
うに構成したので、できるだけ少ない組立部材を使用す
ることによって座席および踏板を堅固に組み立ておよび
支持できるとともに、組立コストを大幅に低減できると
いう効果が得られる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、屋根用フ
レームにシート屋根を着脱可能に取り付けるように構成
したので、簡単かつローコストの構成にて、スタンド上
に雨が降りかかるのを防止できる。また、必要に応じ
て、色や材質の異なるものに交換することも容易とな
る。
【0059】また、請求項3の発明によれば、隣合うベ
ースフレームの前部間に水平杆が架設され、水平杆に1
または複数のウエイトを吊持させるように構成したの
で、スタンド前部を地上に安定に保持でき、従って、シ
ート屋根が風にあおられるようなことがあっても、スタ
ンドの移動や倒れを未然に防止できるという効果が得ら
れる。
【0060】また、請求項4の発明によれば、補助屋根
支柱の上端部および屋根支柱の下端部を、ソケット構造
により互いに着脱自在に連結するように構成したので、
補助屋根支柱に対する屋根支柱の組み立てを着脱自在に
行えるとともに、組み立て後は屋根フレーム等を含む重
量を、屋根支柱を介して安全かつ安定に支持できるとい
う効果が得られる。
【0061】また、請求項5の発明によれば、踏板を、
各ベースフレームおの前部および踏板用横杆に連設さ
れ、かつ互いに左右方向に隣合う2つの踏板端を共に支
持する幅広の踏板取付板上に取り付けるように構成した
ので、各踏板を各座席板に合わせて、スタンド前部から
後方へ徐々に高くするように、着脱自在に固定でき、さ
らに、座席数増加のために、スタンドの横方向への延長
にも容易に対応できるという効果が得られる。
【0062】また、請求項6の発明によれば、各座席取
付板を、各座席用支柱の上端に連設され、かつ互いに左
右方向に隣合う2つの座席板端を共に支持する幅広の座
席取付板上に取り付けるように構成したので、各座席板
を各踏板に合わせてスタンドの横方向に、着脱自在に連
設でき、これにより座席増設のためにスタンドの横方向
への延長に容易に対応できるという効果が得られる。
【0063】また、請求項7の発明によれば、屋根支柱
の下端部に、座席取付板上に載置された座席板を締結具
を用いて挟圧保持する挟み板を連設するように構成した
ので、補助屋根支柱に対して屋根支柱を連結保持する際
に、座席板の座席取付板上への固定の際に、その固定を
挟み板を利用して、さらに、堅固なものとすることがで
き、加えて屋根支柱の起立状態を安定化できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による組立途中の仮設
スタンドを示す斜視図である。
【図2】図1に示す仮設スタンドの全体斜視図である。
【図3】図2における踏板の取付構造を示す分解斜視図
である。
【図4】図2における踏板の取付構造を示す断面図であ
る。
【図5】図2における座席板の取付構造を示す分解斜視
図である。
【図6】図2における座席板の取付構造を示す断面図で
ある。
【図7】図2における他の座席板の取付構造を示す分解
斜視図である。
【図8】図2に示す仮設スタンドの側面図である。
【図9】図1における補助屋根支柱と屋根支柱との連結
構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 3,4,5,6 座席用支柱 7 水平ブレス(水平杆) 8 水平交差ブレス 9,10 垂直交差ブレス 11,12 踏板用横杆 13 踏板取付板 14 踏板 17,22 座席取付板 19,24 座席板 28,38 補助屋根支柱 30 挟み板 42 屋根用フレーム 43 ソケットパイプ(ソケット構造) 46 シート屋根

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に順に高さが変化する複数本の
    座席用支柱を持ったベースフレームと、各座席用支柱間
    に架設され、前後方向に順に高さが変化する踏板用横杆
    と、複数のベースフレームの隣合うものどうしを連結す
    る水平交差ブレスと、隣合うベースフレーム上の対応す
    る座席用支柱どうしを連結する垂直交差ブレスと、各ベ
    ースフレーム上の前後の座席用支柱に連結された補助屋
    根支柱と、補助屋根支柱の上端に連結された屋根用フレ
    ームに一体の屋根支柱と、屋根用補助支柱間に架設され
    た手すりと、隣合うベースフレームの前部間および同一
    高さの対向する踏板用横杆間に架設された踏板と、隣合
    う同一高さの対向する座席用支柱間に架設された座席板
    とを備えたことを特徴とする仮設スタンド。
  2. 【請求項2】 屋根用フレームにはシート屋根が着脱可
    能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の
    仮設スタンド。
  3. 【請求項3】 隣合うベースフレームの前部間に水平杆
    が架設され、この水平杆には1または複数のウエイトが
    吊持されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設
    スタンド。
  4. 【請求項4】 補助屋根支柱の上端部および屋根支柱の
    下端部は、互いに着脱自在に連結可能なソケット構造と
    されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設スタ
    ンド。
  5. 【請求項5】 踏板が、各ベースフレームの前部および
    踏板用横杆に連設され、かつ互いに左右方向に隣合う2
    つの踏板端を共に支持する幅広の踏板取付板上に取り付
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の仮設ス
    タンド。
  6. 【請求項6】 各座席板が、各座席用支柱の上端に連設
    され、かつ互いに左右方向に隣合う2つの座席板端を共
    に支持する幅広の座席取付板上に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の仮設スタンド。
  7. 【請求項7】 屋根支柱の下端部には、座席取付板上に
    載置された座席板を締結具を用いて挟圧保持する挟み板
    が連設されていることを特徴とする請求項1に記載の仮
    設スタンド。
JP17295397A 1997-06-13 1997-06-13 仮設スタンド Pending JPH116313A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111236709A (zh) * 2020-03-04 2020-06-05 贵州电网有限责任公司 一种应用于综合能源系统的集装箱式监控站

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111236709A (zh) * 2020-03-04 2020-06-05 贵州电网有限责任公司 一种应用于综合能源系统的集装箱式监控站

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