JPH1161677A - カレンダーロール - Google Patents

カレンダーロール

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JPH1161677A
JPH1161677A JP10174664A JP17466498A JPH1161677A JP H1161677 A JPH1161677 A JP H1161677A JP 10174664 A JP10174664 A JP 10174664A JP 17466498 A JP17466498 A JP 17466498A JP H1161677 A JPH1161677 A JP H1161677A
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JP
Japan
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roll
coating layer
calender roll
elastic
heated
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JP10174664A
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Timo Kiema
テイモ・キーマ
Kari Sipi
カリ・シピ
Timo Viitanen
テイモ・ピータネン
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Valmet Technologies Oy
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Valmet Paper Machinery Inc
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G1/00Calenders; Smoothing apparatus
    • D21G1/02Rolls; Their bearings
    • D21G1/0253Heating or cooling the rolls; Regulating the temperature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C15/00Calendering, pressing, ironing, glossing or glazing textile fabrics
    • D06C15/08Rollers therefor
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カレンダー方法または装置におい
て、加熱されるロールと対をなす弾性コーティング層を
有するロールが、前記加熱されるロールと同温度に加熱
できるようにしたカレンダーロールを提供する。 【解決手段】 マントル(4)と、このマントル上に形
成された弾性コーティング層(1)とを備えた、薄紙ま
たは厚紙のカレンダー処理に使用するためのカレンダー
ロールである。本発明では、前記弾性コーティング層
は、熱伝導性を有するものであるか、または熱伝導物質
を含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走行するウエブ
をカレンダー処理するカレンダー方法または装置で使用
されるカレンダーロールに関し、特に弾性コーティング
が施されているカレンダーロールに関する。
【0002】
【従来の技術】製紙工程において、製紙機械で製紙され
た直接の紙は、表面がざらざらの粗製状態のものであ
り、実用に供するために仕上げ処理される必要があり、
この仕上げ処理により、紙の表面が平滑になり、表面の
密度も緻密に仕上がる。この仕上げ処理のためには、平
滑化装置(例えば、カレンダー機械)と弾性ニップカレ
ンダー(例えば、ソフトカレンダーまたはスーパーカレ
ンダー)が一般に用いられている。平滑化装置として
は、ハードロールのみが使用され、該ハードロールによ
り処理される紙の境界面が平滑化され、その結果、紙の
面を形成する部分は、同一面となる。弾性ニップカレン
ダーにおけるソフトロールニップと称されるものにおい
ては、該ニップは、ハードロールと、弾性を有した弾性
ロールとが組合わされた一対のロールにより構成され
る。現在使用されている弾性ニップカレンダーの弾性を
有した弾性ロールは、紙ロールであって、帯状の紙が幾
重にも積層されたロールからなる。このようなロール
は、紙の平滑化に若干役立つが、主として、紙の面の光
沢化、即ち、紙ウエブの面を緻密に仕上げるためのもの
である。
【0003】この明細書の説明において使用するスーパ
ーカレンダーならびにソフトカレンダーという用語は、
公的なものではなく、例えば、ソフトカレンダーは、マ
ットカレンダーとも称されている。スーパーカレンダー
装置は、オフマシン装置であるが、ソフトカレンダー装
置は、オンマシン装置(1または2のニップ)またはオ
フマシン装置(4ニップ以下)のものである。ソフトカ
レンダー装置において、弾性ロールが紙ロールでなく
(この場合は、スーパーカレンダー装置)、該ロールが
ポリマーまたは均等物のロールであれば、該ロールの熱
の内部発生は、紙ロールにおける場合よりも劣り、マー
キングの受容性も低下する。純粋な形態において、ソフ
トカレンダー掛けは、最低の数のニップで、高温度(ス
ーパーカレンダーよりも遥かに高温)のオンライン処理
により行なわれる。現在、ソフトカレンダーは、製紙機
械またはコーティング機械のランニングスピードが遅
く、該機械が狭く、リニアロードまたは処理温度も最高
のものでないとき、マット品質の紙またはコート紙に対
し、マシンカレンダーの代りに使用される。原則とし
て、高光沢の紙は、スーパーカレンダーにより継続して
カレンダー掛けされる。
【0004】モジュールカレンダーは、この明細書に記
載されているように、スチールロールとソフトロールに
より構成された一または複数のニップ(即ち、モジュー
ル)からなるカレンダーを言う。
【0005】弾性ニップカレンダーの大部分は、スーパ
ーカレンダーと称されるもので、ソフトロールとハード
ロールが交互に位置する複数のロールからなる。そし
て、紙ウエブは、複数のロールニップを次々と通過す
る。このスーパーカレンダーに使用されるハードロール
は、主としてスチール及び/あるいは鋳鉄の金属ロール
であり、ソフトロールは、紙またはクロスによりロール
面が形成されたものである。
【0006】対をなすロールの一方の金属ロールは、通
常加熱されて、好結果を得るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記した紙のカレンダ
ー処理に付随する主な問題は、弾性ロールが高熱に耐え
ない点である。従来の技術においては、この問題を解決
するために、ロールのスチールコア部材の冷却を含め
て、弾性ロールの耐用時間を増やすため、アスベストや
セルローズのフィラーを用い、また、所謂耐熱ファイバ
ーを使用していた。例えば、米国特許第3,291,0
39号によれば、添加剤処理のセルローズ繊維のシート
複数枚を弾性ロールに用い、該弾性ロールの耐熱特性を
向上するようにしているが、このロールの耐熱温度は、
110〜140℃である。
【0008】また、米国特許第3,451,331号、
フィンランド特許出願第864020号では、加熱され
たハードなスチールロールを設けたカレンダー装置が使
用されている。
【0009】前記したスーパーカレンダー装置において
は、弾性ロールに接した紙の面の特性は、スチールロー
ルに接した紙の面よりも弱くなる。この理由の一つは、
前記ロールの面の特性の相違によるものであり、他の理
由は、スチールロールの面の温度が弾性ロールのそれよ
りも高い点にある。ソフトカレンダー掛けを行う場合、
より高温処理を行うことが試みられたが、紙の両面にお
ける特性の相違は、さらに顕著になった。このような紙
の両面の特性をなくすためには、ソフトカレンダー装置
では、ニップの数を同じにし、紙の両面が同じ数のスチ
ールロール処理を施されるようにしても、カウンターロ
ールの弾性ロールがなければ、カレンダー掛けしても高
品質の紙を得ることは不可能である。
【0010】スチールロールと弾性ロールとによるカレ
ンダー処理結果の相違と、一方の面に対する高温処理の
点は、スーパーカレンダーならびにソフトカレンダー処
理における問題点となっている。
【0011】したがって、従来の技術においては、この
問題を解決するために、ソフトカレンダー処理において
は、同じ数のニップが使用され、紙の両面は、高温のス
チールロールによる処理が同じ回数施されるようになっ
ている。
【0012】このように、従来の技術では、各ニップご
との高温処理が紙の片側だけとなるため、余計なニップ
を必要とし、紙の損失も多い。
【0013】この発明は、前記の問題点を解決するため
に、カレンダー方法または装置において、加熱されるロ
ールと対をなす弾性コーティング層を有するロールが、
前記加熱されるロールと同温度に加熱できるようにした
カレンダーロールを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、マントルと、このマントル上に形成された弾性コ
ーティング層とを備えた、薄紙または厚紙のカレンダー
処理に使用するためのカレンダーロールであって、前記
弾性コーティング層は、熱伝導性を有するものである
か、または熱伝導物質を含むものであることを特徴とす
るカレンダーロールで達成できる。
【0015】この発明の好ましい実施の形態によれば、
前記弾性コーティング層は、高温に加熱されるものであ
る。また、前記弾性コーティング層は、内側の熱絶縁層
および外側の熱伝導層を有するように構成できる。前記
熱伝導性は、例えば金属性である。一例として前記熱伝
導層は、粒状、糸状、またはフィルム状の熱伝導物質を
含む複合混合物である。また、前記熱絶縁層は、細胞状
プラスチック型の物質、および/または、セラミック複
合型の物質からなる。更に、前記熱伝導層は、結合剤コ
ーティング層と熱伝導物質の組み合わせである。この場
合、前記結合剤コーティング層は、ポリイミド、ポリア
ミド−イミド、およびポリエーテル−(エーテル)−ケ
トン、または金属−セラミックのプラスチック複合体で
ある。また、前記熱伝導物質は、カーボン、金属、また
は複合混合物である。前記マントルは、セラミック−金
属複合体またはプラスチック複合体である。
【0016】この発明のカレンダーロールの用法は、以
下に示すカレンダー方法または装置の中で説明される。
【0017】カレンダー方法は、各対をなすロールにお
ける一方のロールまたは双方のロールに弾性コーティン
グ層を形成し、高温になり易いようにする。
【0018】この発明によるロールは、各対をなすロー
ルにおける一方のロールまたは双方のロールの弾性コー
テイング層を熱伝導の良好なもの、または、熱伝導特性
にすぐれた素材を含ませ、高温に加熱されやすくしてい
る。
【0019】この発明のロールは、ソフトカレンダー、
スーパーカレンダー、さらには、製紙機械のプレス部分
などにおけるロールとして使用できる。
【0020】カレンダー方法においては、各ロール対の
ハードロールと弾性ロール、または、弾性ロール同志
は、内側から、外側のみからまたは内外両側から加熱で
きる。
【0021】前記ロール面への加熱が外部側からのみ行
われる場合、加熱される面またはコーティング層は、ロ
ール内部と熱絶縁されており、これによって、熱エネル
ギーのロール内部への伝導を防ぎ、熱損失がないように
なっている。また、ロール内部からの加熱手段による場
合には、前記熱絶縁手段は、不要である。
【0022】一般的なスチールロールをカウンターロー
ルとして使用する場合には、そのスチールマントルとロ
ール内部とを熱絶縁することが好ましい。これは、該マ
ントルのボアの内部に加熱手段を設けるためであり、ま
た、内部に加熱手段を設けない場合でも、外側の加熱源
エネルギーがロール内部に伝わり、熱損失することを防
ぐためである。
【0023】前記ロールによる加熱手段としては、外部
からの誘導加熱手段によるロール面の耐熱または熱伝導
材料のコーティング層またはライニングが発熱する放射
または伝導手段により、処理すべき紙の面を加熱する。
誘導加熱手段に加えて、例えば、加熱された別個のスチ
ールロールを前記ロールのコーティング層またはライニ
ング面に接触させて、これを加熱する手段、赤外線、短
波またはレーザー放射などの手段による加熱手段、さら
には、ロール内部をホットな油または熱水を循環させて
ロールを加熱する手段などが採用でき、これらのロール
の加熱手段は、加熱すべきロール面の素材により適宜定
まる。このような加熱システムは、それ単独で、また
は、種々組合わされて操作され、カレンダー処理工程に
要求される熱容量のマグニチュードと関連する。
【0024】スチールロールのコーティングには、従来
知られている材料が使用できる。
【0025】結合剤のコーティングには、耐高温のポリ
マー、例えば、ポリアミド−イミド、ポリエーテル−
(エーテル)−ケトンなどのポリマー、さらには、例え
ば、最適な弾力度と硬度特性、高温に耐え、カレンダー
処理工程に適するように修正できる機会的ならびに技術
的特性を有する金属−セラミック複合体などが含まれ
る。熱伝導材料は、例えば、粒状、繊維状、フィルム状
のカーボンまたは金属、あるいは、複合混合体からな
り、これらは、良好な熱伝導特性を備え、結合剤と結合
できるものである。熱絶縁材料としては、例えば、高絶
縁特性をもつ細胞質状プラスチックまたは他の材料(例
えば、セラミック複合体など)であり、充填ロール技術
によるロールの場合は、充填材料自体が熱絶縁体を構成
する。
【0026】ロールは、一般的な手段で製造される。
【0027】カレンダー処理は、紙ウエブが通過する二
つのロールの間のニップ処理による一般的なカレンダー
処理として行われる。したがって、従来のの方法との根
本的差異は、弾性ロールの相手方のロールがスチールロ
ールである場合、このスチールロールのロール面と同じ
高温度(約200℃、必要に応じて約300℃)まで前
記弾性ロールのロール面(コーティング面またはライニ
ング面)が加熱される点である。
【0028】スチールロールを加熱するには、内部側か
ら加熱できるが、ロールマントルがスチール製の場合、
外側からも加熱できる。さらに、ロールマントルがスチ
ール製の場合、ロール面とマントルの間に熱絶縁部材を
介在させて、スチールロールのロール面を外側から加熱
する手段も採用される。また、マントルが高強度の複合
材で作られ、熱絶縁作用を有するものであれば、ロール
面を形成する層は、最適な特性を有し、外側からの加熱
が行われる。
【0029】この発明においては、加熱される弾性ロー
ルに設けられる熱伝導コーティング層は、これを内部側
からも、また、外部側からも加熱することができる。前
記コーティング層が金属化されている場合、該コーティ
ング層の下側には、弾性熱絶縁層が形成され、該コーテ
ィング層は、外部からのみ加熱される。さらに、ロール
が従来技術による充填方式で製造され、ロール面が金属
化されている場合は、外部から加熱される。
【0030】さらに、ロールのマントルが超高強度の複
合材で製造されている場合は、加熱される層は、最適の
弾性特性を有し、外部側から加熱される層は、外部側か
ら加熱される。従来技術の解決において、弾性コーティ
ングまたはライニングおよびスチールの軸方向にプレス
されたシートマトリックスのコーティングが用いられ
る。
【0031】この発明の最も有利な実施態様の一つは、
シングルニップ・カレンダー(例えば、モジュールカレ
ンダー)への適用であり、最適な解決策は、紙の両面に
おけるカレンダー処理を最適に行える点で、以下の通り
である。
【0032】スチールロール: 例 (熱伝導性の)特別な硬度を持つセラミック−メタ
リック複合材または最適な硬度値を有するプラスチック
複合コーティング;ロールマントルである熱絶縁の特別
の強度をもつ複合材加熱が誘導手段または前記の外部熱
源の手段により行われるもの。
【0033】弾性ロール: 最適な弾性特性を有する加熱可能なコーティング;ロー
ルマントルである熱絶縁の特別の強度をもつ複合材加熱
が誘導手段または前記の外部熱源の手段により行われる
もの。
【0034】また、他の実施態様においては、シングル
ニップ・カレンダーのほかに、オンラインの状態で、一
つ、または、それ以上のニップを後続させ、高品質の光
沢を得る。
【0035】この発明においては、カレンダー行程は、
スチールロールと加熱可能な弾性ロールとの組み合わせ
で最適に行うことができる。そして、前記したコーティ
ング材料と加熱手段は、加工目的とする紙の特性に応じ
て種々選択して採用される。つぎに、この発明を図示の
実施例により詳細に説明する。
【0036】
【発明の実施の形態】
実施例1 図1に示すように、この発明に係る弾性ロールのマント
ル2は、スチールで作られ、該マントルの面に、結合剤
ーに分散させた金属粒子をコーティングしたコーティン
グ層1に対し、内外両側から加熱Lする。前記コーティ
ング層を形成するものは、均質な金属−ポリマー混合物
であり、該コーティング層は、全面的に熱伝導性であっ
て、加熱が内外両側から行われ、熱絶縁体の介在を要し
ない。
【0037】実施例2 図2は、この発明の弾性ロールの他の例を示す断面図で
ある。この弾性ロールは、金属コーティング層1a、熱
絶縁層3,スチールマントル2aを備えた他のロールに
よって外部から加熱Lされる。図2において、本発明に
係る加熱可能な弾性ロールは、金属コーティング層1と
ロールのスチール軸4との間に、熱絶縁層として作用す
る充填層5が介在している。
【0038】実施例3 図3に示す、この発明の弾性ロールの例においては、ロ
ールの熱伝導コーティング層1bとスチールマントル2
との間に熱絶縁層3aが介在し、加熱Lは、外部側から
のみ行われる。
【0039】実施例4 図4に示す、この発明の弾性ロールの例においては、ロ
ールの熱伝導コーティング層1cの内側に特別な強度を
備えた複合材からなり、熱絶縁層を構成するマントル2
aが位置し、加熱Lは、外部側から行われる。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、カレンダー方法また
は装置において、加熱されるロールと対をなす弾性コー
ティング層を有するロールが、前記加熱されるロールと
同温度に加熱できるようにしたカレンダーロールを実現
できるので、カレンダー掛けされる紙の両面は、均等な
品質の状態に仕上がり、カレンダー処理により得られる
紙の品質を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る弾性ロールの第1の構成を断
面で示し、さらに該ロールに対する加熱作用を示した説
明図である。
【図2】 この発明に係る弾性ロールの第2の構成を断
面で示し、さらに該ロールに対する加熱作用を示した説
明図である。
【図3】 この発明に係る弾性ロールの第3の構成を断
面で示し、さらに該ロールに対する加熱作用を示した説
明図である。
【図4】 この発明に係る弾性ロールの第4の構成を断
面で示し、さらに該ロールに対する加熱作用を示した説
明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c・・・コーティング層 2,2a・・・マントル 3,3a・・・熱絶縁層 4・・・スチール軸 5・・・充填層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テイモ・ピータネン フィンランド国 05400 ヨケラ、ケロン ソタジャンテイ 7

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マントルと、このマントル上に形成され
    た弾性コーティング層とを備えた、薄紙または厚紙のカ
    レンダー処理に使用するためのカレンダーロールであっ
    て、 前記弾性コーティング層は、熱伝導性を有するものであ
    るか、または熱伝導物質を含むものであることを特徴と
    するカレンダーロール。
  2. 【請求項2】 前記弾性コーティング層は、高温に加熱
    されるものであることを特徴とする請求項1のカレンダ
    ーロール。
  3. 【請求項3】 前記弾性コーティング層は、内側の熱絶
    縁層および外側の熱伝導層を有することを特徴とする請
    求項1のカレンダーロール。
  4. 【請求項4】 前記熱伝導性は、金属性であることを特
    徴とする請求項1のカレンダーロール。
  5. 【請求項5】 前記熱伝導層は、粒状、糸状、またはフ
    ィルム状の熱伝導物質を含む複合混合物であることを特
    徴とする請求項3のカレンダーロール。
  6. 【請求項6】 前記熱絶縁層は、細胞状プラスチック型
    の物質、および/または、セラミック複合型の物質から
    なることを特徴とする請求項3のカレンダーロール。
  7. 【請求項7】 前記熱伝導層は、結合剤コーティング層
    と熱伝導物質の組み合わせであることを特徴とする請求
    項3〜5のいずれかのカレンダーロール。
  8. 【請求項8】 前記結合剤コーティング層は、ポリイミ
    ド、ポリアミド−イミド、およびポリエーテル−(エー
    テル)−ケトン、または金属−セラミックのプラスチッ
    ク複合体であることを特徴とする請求項7のカレンダー
    ロール。
  9. 【請求項9】 前記熱伝導物質は、カーボン、金属、ま
    たは複合混合物であることを特徴とする請求項5のカレ
    ンダーロール。
  10. 【請求項10】 前記マントルは、セラミック−金属複
    合体またはプラスチック複合体であることを特徴とする
    請求項1のカレンダーロール。
JP10174664A 1988-11-11 1998-06-22 カレンダーロール Pending JPH1161677A (ja)

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