JPH116147A - 群杭の施工方法及び群杭構造並びに杭保持具 - Google Patents
群杭の施工方法及び群杭構造並びに杭保持具Info
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Abstract
用させ、信頼性の高くかつ大口径の現場造成杭を構築す
る。 【解決手段】所定の口径の杭穴26を掘削し、セメント
ミルクを注入し、杭穴26内下端部を生コンクリート化
する。中杭部3の下端に閉塞板4と浮力調節器9を設け
た既製コンクリート杭1を、1本づつ順にあるいは6本
をまとめて、杭穴26内に環状に沈設する(a)。既製
コンクリート杭1は、杭穴26内に穴壁27に沿って等
間隔環状に配置されるように、スペーサーを嵌装して沈
設する。既製コンクリート杭1は生じる浮力により、地
上での要する支持力を大幅に軽減でき、過剰浮力に対し
ては浮力調節器9を開き中空部3を開放する。セメント
ミル固化後に、杭穴26を外径とする一体の群杭構造
(コンクリート杭)34を構成する。
Description
横に並列した既製杭を支持杭として埋設する群杭の施工
方法、及びこの施工方法により形成される群杭構造並び
にこの施工方法に使用する杭保持具に関する。
杭では、所定口径の杭穴を掘削し、杭穴内に鉄筋篭を内
装し、コンクリートを打設して、支持杭を構築してい
た。また、既成杭(コンクリート、鋼管など)を深さに
応じて縦に連結することは一般に行なわれているが、複
数の既成杭を横に並列することはなされていなかった。
合、鉄筋篭や打設するコンクリートの性能に左右され、
現場の品質管理が繁雑であった。また、大口径(例えば
150cm以上)では、その口径の鉄筋篭を工場生産によ
り現場に搬送する場合には無駄が多く、現場で製造する
場合には品質管理が繁雑であると共に、天候に左右され
工期の遅れを伴う問題点があった。
00cm以上、長さ10m以上)の杭を施工する場合に
は、生産、搬送、埋設工事のいずれの場面でも大形、重
量超過となり、実施には危険と困難とが伴っていた。
内に、既成杭を略環状に並列して埋設するので、前記問
題点を解決した。
し、該杭穴内に、必要断面積分の複数の既成杭を平面略
環状に並列して、順にあるいは連結して一度に、埋設し
て前記杭穴内に一体の支持杭を構成することを特徴とし
た群杭の施工方法である。また、前記において、1本の
既製杭に、杭穴内周より小径の円板の周壁に保持部を形
成してなる杭保持具を固定し、該杭保持具を杭穴の略中
心に配置して、前記既製杭を所定位置に沈下し、他の既
製杭を前記杭保持具の保持部に係止させた状態で前記杭
穴の内壁に沿って沈下する群杭の施工方法である。ま
た、杭の埋設前、埋設中あるいは埋設後に、杭穴内に杭
周固定手段を投入して、群杭を構成する複数の既製杭を
構造的に一体化する群杭の施工方法である。また、既製
杭を下方に開口した中空部を有する構造とすると共に該
中空部を開閉自在として既製杭に生じる浮力を調節しな
がら既製杭を沈設する群杭の施工方法である。
内に、複数の既製杭を、前記杭穴の周壁の内周に沿って
平面略環状に並列して埋設すると共に、前記杭穴内壁と
既製杭の外壁との間に、杭周固定手段が充填されたこと
を特徴とする群杭構造である。
環状に保持して埋設する治具であって、杭穴内挿入でき
る円板状基体の少なくとも周囲に、埋設予定用の既製杭
を仮止めできるように、該既製杭の外周形状に沿った形
状の杭保持部を形成したことを特徴とする杭保持具であ
る。
ート系の既製杭、各種の鋼管系の既成杭など任意であ
る。
コンクリート、セメントモルタル、セメントミルク、杭
周固定液等のセメントを主成分とするものを指す。
られる支持杭の強度、剛性、構築現場の環境、施工性な
どによって、種々選択して使用する。一般に杭穴の周壁
に沿って環状に配置するが、杭穴内に敷き詰めることも
できる。
例を図1に示す。既製の杭1のφ300を12本
(a)、φ400を12本(b)、φ500杭を9本
(c)、φ600の杭を8本(d)、φ700の杭を7
本(e)、φ800の杭1を6本(f)、φ900の杭
1を5本夫々杭穴26の外周に沿って環状に配置した例
を示す。また、φ1000の杭1を4本(h)、φ12
00の杭1を3本(i)を杭穴26内に内装した例を夫
々示す。また、杭穴26内に、4本のφ900の杭1を
環状に配置し、中心にφ500の杭1を1本配置した例
(j)、4本のφ1000の杭1の間隙に、夫々φ40
0の杭1を合計5本配置した例(k)、φ1200の杭
1とφ500の杭1を3本づつ配置した例(l)を示
す。
メントミルク等の杭周固定手段を撹拌形成する。杭穴上
方に、必要断面積分の複数の中空部を有する既製杭を、
杭保持具により平面略環状に並列して吊下げる。複数の
既製杭を、まとめて又は1本づつ順に、杭穴内に沈下さ
せる。既製杭の中空部は閉塞板により閉塞され、杭穴内
で既製杭には浮力が生じ、既製杭を保持する各種器材の
必要支持力を削減できる。また、浮力が過大に作用した
場合には、浮力調整器により既製杭の中空部内にセメン
トミルクを取りいれる。杭穴内に既製杭が沈設され、セ
メントミルクが固化したなら、複数の既製杭の周囲にセ
メントミルクが満たされた群杭構造を構築できる。この
群杭構造は既製杭を鉄筋篭に代わる構造材とした現場造
成杭と同等以上の支持力を発揮できる。
やセメントミルクにより一体に形成され、鉄筋篭を使用
せず、既製杭を構造体とし、杭穴内を軸径とする現場造
成杭を構成することができる。
定に保つことができ、横方向に並べた群杭を一体に保持
して取扱でき、所定間隔に保って埋設できる。
杭に生じる浮力を調節できる。
る。ここでは、径3000mmの杭穴に径800mmの6本
の既成コンクリート杭を埋設する実施例について説明す
る(図(f))。
であって、中空部の下端は閉塞板4で密閉され、閉塞板
4の上面に浮力調節器9が設けられている(図2
(a))。前記浮力調節器9は、閉塞板4の貫通孔8を
開閉する弁を有し、該弁は、前記既製コンクリート杭1
に自重以上の浮力が発生している場合に、自動により、
あるいは手動により開放できるように設定されている。
また、前記閉塞板4は、円形の弾性板5の上面に、該弾
性板5より小径で、放射状の切欠部7、7を形成した金
属製の補強板6とから形成されている(図2(b))。
また、前記閉塞板4は既製コンクリート杭1から着脱自
在に取付けられ、閉塞板4の上面に、閉塞板4を中空部
3を通して既製コンクリート杭1の上方まで引き上げる
為の操作ワイヤー10が取付けられている。
杭吊り用の吊突起11が形成され、該吊突起11は軸部
12と上端支持部13とから構成される(図4
(b))。また、前記補強板6の材質は、金属に限ら
ず、所定の強度を有すれば硬質合成樹脂などを使用する
こともできる。
は、杭穴径より十分小径の外径を有する円板16の周縁
部に杭の配置に応じて、使用する杭を保持できる部分円
状の切欠(杭収容部)17,17を形成してある。ま
た、切欠17、17の内で、1本目の既製コンクリート
杭1aを保持する第一切欠17aには、該杭1aを固定
できるバンド18が取付けられている。
と位置に応じて放射状の切欠22、22を形成して構成
してあり、該切欠22の底23が、配置される既製コン
クリート杭1の中心位置にほぼ一致させてある。前記切
欠22は、既製コンクリート杭1の前記吊突起11の軸
部12は挿通できるが上端支持部13は通過できない幅
で形成され、前記吊突起11を係止できるようになって
いる。前記スペーサー15と杭吊下具20とを杭1に取
付けた状態で、保持される各杭1は埋設予定の群杭の状
態で保持される。
る。
深さの「3分の2」乃至「4分の3」程度を掘削をして
残土を排土する(図8(b))。続いて、穴壁練り付け
具30を有する掘削ロッド29で(図8(a))、残り
の設定した穴底28まで地中を掘削して杭穴26を形成
すると共に、穴壁28に泥土を練り付け、杭穴壁28を
整える。ここで、砂質の地盤等では、必要ならば、杭穴
26内に地上部より砂利等の骨材を投入する。
注入し、杭穴26内を撹拌して、杭穴26内下端部の泥
土を生コンクリート化して、杭穴26内の下端側3分の
1程度までをセメントミルク領域とする。
き抜く。
していない)の支持ワイヤー24に、スペーサー15を
嵌装した第一杭(1本目の杭)1aを縦吊り状態で、杭
吊下具20に係止支持する。この際、スペーサー15の
第一切欠17aに、第一杭1aを嵌挿して、ベルト18
で第一杭1aとスペーサー15とを固定してある。ま
た、スペーサー15が杭穴26の上方で、杭穴26の中
心に位置するように設定する。
も、中間部をスペーサ15の切欠17に嵌挿して、上端
部を杭吊下具20の切欠22に係止して、以下順に6本
の既製コンクリート杭1、1を同様にスペーサー15、
杭吊下具20に嵌挿して並列して、群杭の形を作る。以
上のようにして、並列した既製コンクリート杭1、1を
杭吊下具20に連結した支持ワイヤー24で1本にまと
め上方で、杭支持装置に支持されている。
い)を作動して、6本の既製コンクリート杭1、1をま
とめて杭穴26内に沈設する。沈設しながら、杭穴上部
からあふれる泥土を処理する。この際、中空部が閉塞板
で密閉され、既製コンクリート杭1、1に浮力が作用し
ているので、既製コンクリート杭1、1の支持は、杭支
持装置に、6本の既製コンクリート杭の全重量を保持す
るほどの支持力は必要としない。
に生じる浮力が過大となり、既製コンクリート杭1の下
降が不可能になったならば、浮力調節器9の弁を開放し
て、杭1の下端から中空部3内にセメントミルク(ある
いは泥水)を導き入れ、既製コンクリート杭1の重量を
増して既製コンクリート杭1の沈下を図る。とりわけ、
比較的大径の既製コンクリート杭を使用する場合等、外
周容積に比して、中空部の容積が大きいので、浮力が大
きくなり、自重のみによっても杭の沈設ができない事態
となるので、有効である。
打ち継ぐ場合には、束ねた既製コンクリートの上端部を
杭穴26近傍の地上36で、油圧ジャッキー32で一旦
保持して(図5)、杭吊下具20を取り外す。この際、
既製コンクリート杭1を保持する油圧ジャッキー32
は、既製コンクリート杭1、1に浮力が生じているの
で、小さな耐力のもので足りる。
装して、かつ上端を杭吊下具20に係止した第一杭1a
をまず、既設の第一杭1aに連結する。続いて、同様
に、第二杭以降を順に、スペーサー15に係止し、既設
杭1の上端に連結すると共に、杭吊下具20に係止し、
同様に沈下させる(図7)。
至った段階で、6本の既製コンクリート杭1、1の杭周
壁2、2相互の間及び既製コンクリート杭1の杭周壁2
と杭穴壁27との間にセメントミルクが満たされ、セメ
ントミルク固化後に、杭穴内に、杭穴26の内径を外径
とする一体の群杭構造(コンクリート杭)34を構成す
る(図9(a)(b))。この場合、既製コンクリート
杭1、1が鉄筋篭に代わる一種の構造体として作用す
る。
1、1の埋設完了後セメントミルクの固化前に、必要な
らば、地上からワイヤー10を引くことにより、閉塞板
4と共に浮力調節器9を回収できる。即ち、閉塞板4は
円形の弾性板5と切欠部7、7を設けた補強板6とから
構成するので、変形して中空部3を通過して、容易に地
上に回収できる。また、閉塞板4の回収により、杭1下
端からセメントミルクが中空部3内に入り杭1下端部は
更に強固に一体化する。また、閉塞板4を回収しない場
合であっても、浮力調節器9の弁を開れば、同様に中空
部3にセメントミルクを導入できる。
敷地内又は近隣の水槽内に溜め置きし、沈殿した泥土を
廃棄物として場外排出されていた。しかし、この発明で
は、泥土を各既製コンクリート杭1、1の中空部3内に
戻すことができるので、廃棄物として処理すべき泥土の
量を大幅に削減できる。
リル25で一部を掘削して残りを掘削ロッド29で杭穴
26を掘削する例を示したが、杭穴26の掘削は、従来
の他の各種工法の単独あるいは複数の工法の組み合わせ
で行なうこともできる(図示していない)。要は、所定
口径の杭穴26が形成されればよい。
用することが望ましいが、省略して通常の各種既製コン
クリート杭を使用することもできる。
杭吊下具20を使用したが、6本の既製コンクリート杭
を、所定間隔を保って、杭穴内の所定位置に沈設できれ
ば、他の構造のものを使用することもできる。
ート杭1の6本を、まとめて杭穴26内に沈設させた
が、1本づつあるいは2〜3本づつ沈設させることもで
きる(図示していない)。
1先端部の構築の他の実施例を説明する。即ち以下の
〜の各例を適宜選択して採用することができる。
に既製コンクリート杭1、1を定着させる(図6
(a))。即ち、撹拌治具、練り付け治具、及び排土を
促進させる部材(例えば螺旋状羽根など)を取付けた掘
削ロッド29により、掘削時に杭穴26内に残って沈降
した砂礫にセメントミルクを混合して、砂礫を含んだコ
ンクリートを生成して、沈降した砂礫の天端に既製コン
クリート杭1、1を定着させる。
下端部で礫質が不足する場合には、地上(杭穴上部)か
ら骨材を投入して、杭穴底部のコンクリート内の骨材比
率を調節し、該骨材層38上に既製コンクリート杭を定
着させる(図6(b))。
リート杭の中空部(図示していない)に取り込んで、既
製コンクリート杭1の下端部を沈降した砂礫層37の内
部にある程度挿入して該部に定着させる(図6
(c))。ここで、挿入量は、地盤や求められる支持力
にもよるが、杭穴26の穴径程度とする。
と仮定した場合には、砂礫は杭の強度発現に考慮されな
いので、砂礫の総てをコンクリート杭の中空部(図示し
ていない)に取り込んで、既製コンクリート杭1の先端
を支持地盤上(杭穴底28)に定着させる(図6
(d))。
クリート杭)の軸部の構築の他の実施例を説明する。即
ち、下記の〜のいずれかの方法で行なうことができ
る。〜のいずれを採用するかは、構築現場の土質、
掘削する工法、求める支持力などにより適宜選択して行
なう。
ー管を配置して、沈設した既製コンクリート杭1、1の
周壁2、2間、既製コンクリート杭1の周壁2と杭穴壁
27との間に生コンクリートを充填投入する。この場
合、既製コンクリート杭1の中空ぶ3は任意であり、中
空部3の底を閉鎖して中空部3内は中空のまま、あるい
は沈設時に浮力調整した場合には中空部3内に泥水等が
入っている。
すべてセメントミルク状にして固化させる。この場合
も、既製コンクリート杭1の中空部3は任意であり、中
空部3の底を閉鎖して中空部3内は中空のまま、あるい
は沈設時に浮力調整した場合には中空部3内に泥水等が
入っている。
えば、杭穴底から穴径程度の高さまで)セメントミルク
を注入する。次に、杭穴26内にトレミー管を配置し
て、杭穴底28から骨材(砕石や砂など)を投入しなが
ら、トレミー管を引き上げる。この場合も、既製コンク
リート杭1、1の中空部3はと同様に任意である。 杭穴26掘削後、杭穴26内にセメントミルクを、
杭穴底28から所定量(セメントミルクと骨材類で杭穴
26の穴内が充填される量程度)注入する。次に、地上
36から杭穴26内に骨材(砕石や砂など)を投入し
て、沈設した既製コンクリート杭1、1の周壁2、2
間、既製コンクリート杭1の周壁2と杭穴壁27の周囲
をセメントミルクと骨材との混合物で満たす。この場合
も、既製コンクリート杭1、1の中空部3はと同
様に任意である。
ー管と考え、既製コンクリート杭1の中空部3内に地上
36から生コンクリートを投入して、既製コンクリート
杭1の下端から杭穴26内に生コンクリートを充填す
る。この場合には、中空部内3は生コンクリートで満た
される。
れれば、杭穴26内に杭周固定液程度のセメントミルク
を投入して、沈設した既製コンクリート杭1、1の周壁
2、2間、既製コンクリート杭1の周壁2と杭穴壁27
の周囲を、このセメントミルクで満たすこともできる。
杭穴内のコンクリートやセメントミルク等の杭周固定手
段により、杭穴内に信頼性の高い現場造成杭を構成でき
る効果がある。また、使用する既製杭の軸径や埋設本
数、杭穴の深さなどに対応して種々選択でき、現場での
作業を大幅削減して、効率良く施工でき、かつ求める支
持力を発揮できる現場造成杭を構築できる効果がある。
ば、既製杭に浮力を発生させ、既製杭の全長分の重量を
支える必要がなく、各種器材を小形化できる。
構成を表す平面図である。
で、(a)は下端部の概略した縦断面図、(b)は使用
する浮力調節具の閉塞板の平面図である。
は平面図、(b)は第一杭を連結した状態の一部平面
図、(c)は同じく第二杭を連結した状態の一部平面図
である。
概略した平面図、(b)は概略した正面図である。
を説明する概略した縦段断面図である。
面図である。
した正面図、(b)は同じく概略したアースオーガーの
正面図である。
(b)は(a)のA−A線断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 1つの所定杭穴を掘削し、該杭穴内に、
必要断面積分の複数の既成杭を平面略環状に並列して、
順にあるいは連結して一度に、埋設して前記杭穴内に一
体の支持杭を構成することを特徴とした群杭の施工方
法。 - 【請求項2】 1本の既製杭に、杭穴内周より小径の円
板の周壁に保持部を形成してなる杭保持具を固定し、該
杭保持具を杭穴の略中心に配置して、前記既製杭を所定
位置に沈下し、他の既製杭を前記杭保持具の保持部に係
止させた状態で前記杭穴の内壁に沿って沈下する請求項
1記載の群杭の施工方法。 - 【請求項3】 杭の埋設前、埋設中あるいは埋設後に、
杭穴内に杭周固定手段を投入して、群杭を構成する複数
の既製杭を構造的に一体化する請求項1記載の群杭の施
工方法。 - 【請求項4】 既製杭を下方に開口した中空部を有する
構造とすると共に該中空部を開閉自在として既製杭に生
じる浮力を調節しながら既製杭を沈設する請求項1に記
載の群杭の施工方法。 - 【請求項5】 所定口径の1つの杭穴内に、複数の既製
杭を、前記杭穴の周壁の内周に沿って平面略環状に並列
して埋設すると共に、前記杭穴内壁と既製杭の外壁との
間に、杭周固定手段が充填されたことを特徴とする群杭
構造。 - 【請求項6】 複数の既製杭を平面略環状に保持して埋
設する治具であって、杭穴内挿入できる円板状基体の少
なくとも周囲に、埋設予定用の既製杭を仮止めできるよ
うに、該既製杭の外周形状に沿った形状の杭保持部を形
成したことを特徴とする杭保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16156497A JP3890426B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 群杭の施工方法及び群杭構造並びに杭保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16156497A JP3890426B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 群杭の施工方法及び群杭構造並びに杭保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116147A true JPH116147A (ja) | 1999-01-12 |
JP3890426B2 JP3890426B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=15737519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16156497A Expired - Lifetime JP3890426B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 群杭の施工方法及び群杭構造並びに杭保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3890426B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100951334B1 (ko) | 2007-11-27 | 2010-04-08 | 송기용 | 소구경 말뚝을 이용한 다발식 대구경 말뚝 구조물 |
JP2010236311A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Mitani Sekisan Co Ltd | 杭基礎の施工方法及びその杭基礎 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16156497A patent/JP3890426B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100951334B1 (ko) | 2007-11-27 | 2010-04-08 | 송기용 | 소구경 말뚝을 이용한 다발식 대구경 말뚝 구조물 |
JP2010236311A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Mitani Sekisan Co Ltd | 杭基礎の施工方法及びその杭基礎 |
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---|---|
JP3890426B2 (ja) | 2007-03-07 |
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