JPH1159932A - 給紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
給紙搬送装置及び画像形成装置Info
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- JPH1159932A JPH1159932A JP9223668A JP22366897A JPH1159932A JP H1159932 A JPH1159932 A JP H1159932A JP 9223668 A JP9223668 A JP 9223668A JP 22366897 A JP22366897 A JP 22366897A JP H1159932 A JPH1159932 A JP H1159932A
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- JP
- Japan
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- roller
- sheet
- feeding
- guide
- paper
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- Pending
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分離給送手段及び搬送手段を有する給紙装置
において、搬送手段のコロ等の各部品の製作時の単品精
度の問題を、コロと他の部材の同時的位置調整により解
消すること。 【解決手段】 給紙ローラ24と分離手段13を具備す
る分離給送手段と、従動コロ22と該従動コロ方向に押
圧可能に駆動される搬送ローラ17を具備する左右の2
対の搬送手段と、給紙ローラの両側において給紙ローラ
駆動軸28に回転可能に支持され、固定部10aにより
回転止めされ、分離給送手段から送り出されたシートを
ガイドするとともに、従動コロを支持する1対のガイド
手段23とを有する給紙搬送装置において、1対のガイ
ド手段の少なくとも一方に、ガイド手段と固定部の相対
位置を調整する調整機構を設け、該調整機構によりガイ
ド手段を移動させると同時に前記コロのシート搬送方向
の位置を変位させる。
において、搬送手段のコロ等の各部品の製作時の単品精
度の問題を、コロと他の部材の同時的位置調整により解
消すること。 【解決手段】 給紙ローラ24と分離手段13を具備す
る分離給送手段と、従動コロ22と該従動コロ方向に押
圧可能に駆動される搬送ローラ17を具備する左右の2
対の搬送手段と、給紙ローラの両側において給紙ローラ
駆動軸28に回転可能に支持され、固定部10aにより
回転止めされ、分離給送手段から送り出されたシートを
ガイドするとともに、従動コロを支持する1対のガイド
手段23とを有する給紙搬送装置において、1対のガイ
ド手段の少なくとも一方に、ガイド手段と固定部の相対
位置を調整する調整機構を設け、該調整機構によりガイ
ド手段を移動させると同時に前記コロのシート搬送方向
の位置を変位させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザビームプリン
タ(以下、LBPと略す)、ファクシミリ、複写機など
の画像形成装置に関し、特にその画像形成部に原稿や記
録紙を供給するための給紙搬送装置を改良した画像形成
装置に関するものである。
タ(以下、LBPと略す)、ファクシミリ、複写機など
の画像形成装置に関し、特にその画像形成部に原稿や記
録紙を供給するための給紙搬送装置を改良した画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等におけるプリンタ等の
画像形成装置の使用頻度の増大にともない、画像形成装
置の小型軽量化の要望から小型LBPが考案されてきて
いる。このような構成の場合、中央ステー部材上に、給
紙搬送部、転写部、定着部、及びプロセスカートリッジ
等を近接させて搭載する事で記録媒体搬送路を短縮する
とともに、中央ステー部材下方に電装部をまとめて配置
する事で本体全体を小型軽量化させている。
画像形成装置の使用頻度の増大にともない、画像形成装
置の小型軽量化の要望から小型LBPが考案されてきて
いる。このような構成の場合、中央ステー部材上に、給
紙搬送部、転写部、定着部、及びプロセスカートリッジ
等を近接させて搭載する事で記録媒体搬送路を短縮する
とともに、中央ステー部材下方に電装部をまとめて配置
する事で本体全体を小型軽量化させている。
【0003】従来の給紙搬送装置は、紙等のシート(以
下、紙と略すことが多い)を積載する中板、中板上の積
載紙を給送分離する分離給送部、分離給送部からの紙を
搬送する搬送ローラ対や搬送ガイド等から構成され、分
離給送部、搬送ローラ対、搬送ガイド等がそれぞれ装置
本体に別々に取り付けられ、各々を支持する支持部材等
の構成部品が多いので、上記構成のような小型軽量LB
Pを実現する上で大きな制約となっていた。
下、紙と略すことが多い)を積載する中板、中板上の積
載紙を給送分離する分離給送部、分離給送部からの紙を
搬送する搬送ローラ対や搬送ガイド等から構成され、分
離給送部、搬送ローラ対、搬送ガイド等がそれぞれ装置
本体に別々に取り付けられ、各々を支持する支持部材等
の構成部品が多いので、上記構成のような小型軽量LB
Pを実現する上で大きな制約となっていた。
【0004】そこで図6に示すように、摩擦分離部材1
3と搬送ローラ対17を用いて、両者を近接させた小型
給紙搬送装置が考案されている。本構成では、給紙ロー
ラ24の軸方向両側に設けられ給紙ローラ駆動軸28上
に回動可能に設けられたガイド部材51に、搬送ローラ
17に対向する従動コロ22を保持させ、ガイド部材5
1の先端部に設けられた溝部51aを本体フレーム50
に設けられた突き当て部50aに係止させて位置決めを
行うような構成とした。これにより搬送ローラ対向コロ
22を、搬送バネ19の圧に耐えられるような剛性を持
つ長軸で支持していた従来方式に比べて、部品点数が削
減され、図6に示すような小型軽量LBPが実現出来る
ようになった。
3と搬送ローラ対17を用いて、両者を近接させた小型
給紙搬送装置が考案されている。本構成では、給紙ロー
ラ24の軸方向両側に設けられ給紙ローラ駆動軸28上
に回動可能に設けられたガイド部材51に、搬送ローラ
17に対向する従動コロ22を保持させ、ガイド部材5
1の先端部に設けられた溝部51aを本体フレーム50
に設けられた突き当て部50aに係止させて位置決めを
行うような構成とした。これにより搬送ローラ対向コロ
22を、搬送バネ19の圧に耐えられるような剛性を持
つ長軸で支持していた従来方式に比べて、部品点数が削
減され、図6に示すような小型軽量LBPが実現出来る
ようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では搬送ローラ対向コロ22を保持しているガイド部
材51中心は給紙ローラ駆動軸28により正確に位置決
めされるが、搬送ローラ対向コロ22の取り付け位置
は、給紙ローラ駆動軸嵌合穴51bとコロ嵌合穴(不図
示)との平行度、ガイド部材51の本体フレーム50a
と係止するための溝部51aの寸法、本体フレームのガ
イド部材溝部51aと嵌合する突き当て部50aの寸法
など、複数の部品寸法により影響されている。そして、
これらの寸法が公差内でばらつき重なり合うので、特に
大量生産が行われる画像形成装置においては、左右で、
或いは本体ごとに対向コロ位置が微妙に異なる恐れがあ
る。
例では搬送ローラ対向コロ22を保持しているガイド部
材51中心は給紙ローラ駆動軸28により正確に位置決
めされるが、搬送ローラ対向コロ22の取り付け位置
は、給紙ローラ駆動軸嵌合穴51bとコロ嵌合穴(不図
示)との平行度、ガイド部材51の本体フレーム50a
と係止するための溝部51aの寸法、本体フレームのガ
イド部材溝部51aと嵌合する突き当て部50aの寸法
など、複数の部品寸法により影響されている。そして、
これらの寸法が公差内でばらつき重なり合うので、特に
大量生産が行われる画像形成装置においては、左右で、
或いは本体ごとに対向コロ位置が微妙に異なる恐れがあ
る。
【0006】例えば図7に示すように、本体フレーム5
0の突き当て部50aが軸28に関し左右(以下、単に
左右という)で△だけずれている場合、ガイド手段51
は軸28を中心に回転した位置で位置決めされるので、
搬送手段の左右ニップ位置NL ,NR はXだけ左右で異
なってしまう。このように対向コロ22の位置が左右で
異なり、搬送ローラニップ位置が左右で異なるので、左
右ニップ位置を結ぶ線が紙送り方向に対して傾き、その
部分での紙送りが傾き、結果として印字された文字、罫
線などが紙に対して傾くおそれがあった。
0の突き当て部50aが軸28に関し左右(以下、単に
左右という)で△だけずれている場合、ガイド手段51
は軸28を中心に回転した位置で位置決めされるので、
搬送手段の左右ニップ位置NL ,NR はXだけ左右で異
なってしまう。このように対向コロ22の位置が左右で
異なり、搬送ローラニップ位置が左右で異なるので、左
右ニップ位置を結ぶ線が紙送り方向に対して傾き、その
部分での紙送りが傾き、結果として印字された文字、罫
線などが紙に対して傾くおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給紙搬送装
置は、給紙ローラと分離手段を具備し、積載されている
シートを分離給送するための分離給送手段と、従動コロ
と該従動コロ方向に押圧可能に駆動される搬送ローラを
具備し、前記分離給送手段から送られてきたシートを搬
送するための左右の2対の搬送手段と、前記給紙ローラ
の両側において給紙ローラ駆動軸に回転可能に支持さ
れ、固定部により回転止めされて位置決めされ、前記分
離給送手段から送り出されたシートをガイドするととも
に、前記従動コロを支持する1対のガイド手段とを有す
る給紙搬送装置において、前記1対のガイド手段の少な
くとも一方に、前記ガイド手段と固定部の相対位置を調
整することで前記コロのシート搬送方向の位置を変位さ
せるための調整機構を設けたことを特徴とする。
置は、給紙ローラと分離手段を具備し、積載されている
シートを分離給送するための分離給送手段と、従動コロ
と該従動コロ方向に押圧可能に駆動される搬送ローラを
具備し、前記分離給送手段から送られてきたシートを搬
送するための左右の2対の搬送手段と、前記給紙ローラ
の両側において給紙ローラ駆動軸に回転可能に支持さ
れ、固定部により回転止めされて位置決めされ、前記分
離給送手段から送り出されたシートをガイドするととも
に、前記従動コロを支持する1対のガイド手段とを有す
る給紙搬送装置において、前記1対のガイド手段の少な
くとも一方に、前記ガイド手段と固定部の相対位置を調
整することで前記コロのシート搬送方向の位置を変位さ
せるための調整機構を設けたことを特徴とする。
【0008】前記調整機構は、ネジ部材と、ネジ部材に
設けられた非ネジ部を回転可能に支持する支持部材と、
前記ガイド手段に設けられ、ネジ部材の雄ネジ部が貫通
可能な雌ネジ部とにより構成され、前記支持部材を前記
固定部に係止し、ネジ部材の回転運動を前記ガイド部材
の回転運動に変換させる機構とすることができる。
設けられた非ネジ部を回転可能に支持する支持部材と、
前記ガイド手段に設けられ、ネジ部材の雄ネジ部が貫通
可能な雌ネジ部とにより構成され、前記支持部材を前記
固定部に係止し、ネジ部材の回転運動を前記ガイド部材
の回転運動に変換させる機構とすることができる。
【0009】前記調整機構は、固定部に螺合されたネジ
部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記ネジ部材と当
接するための斜面とにより構成され、ネジ部材の回転運
動を前記ガイド部材の回転運動に変換させる機構とする
ことができる。
部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記ネジ部材と当
接するための斜面とにより構成され、ネジ部材の回転運
動を前記ガイド部材の回転運動に変換させる機構とする
ことができる。
【0010】前記固定部は本体フレームに設けられた突
き当て部とすることができる。
き当て部とすることができる。
【0011】前記従動コロは、前記ガイド手段に形成さ
れた凹所に回動自在に軸支されることができる。
れた凹所に回動自在に軸支されることができる。
【0012】前記分離手段は、摩擦分離パッドと、該分
離パッドを給紙ローラに押圧する付勢手段を有すること
ができる。
離パッドを給紙ローラに押圧する付勢手段を有すること
ができる。
【0013】前記給紙ローラとガイド手段の間に給紙コ
ロを設けることができる。
ロを設けることができる。
【0014】本発明に係る画像形成装置は、上記給紙搬
送装置と、該給紙搬送装置により搬送されるシートに画
像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする。
送装置と、該給紙搬送装置により搬送されるシートに画
像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成によれば、コロの取り付け位置精度
を、コロ自体の位置を調整することで行ったり、各部品
の単品精度に依存していた従来方式に比べて、簡易的調
整機構を設けガイド部材位置を調整することで簡単にコ
ロ位置を調整出来、容易に量産時のバラツキを吸収する
事ができ、常に一定の紙送りが可能となる。
を、コロ自体の位置を調整することで行ったり、各部品
の単品精度に依存していた従来方式に比べて、簡易的調
整機構を設けガイド部材位置を調整することで簡単にコ
ロ位置を調整出来、容易に量産時のバラツキを吸収する
事ができ、常に一定の紙送りが可能となる。
【0016】また、各部品に対して過度の部品精度が要
求されずに済む、生産ロットの傾向に合わせて調整でき
るので突発的なトラブルを回避できる、更新型等の部品
バラツキで発生する問題に対する人的労力が削減でき
る、などの理由から結果的にはコストダウンにつながる
効果がある。
求されずに済む、生産ロットの傾向に合わせて調整でき
るので突発的なトラブルを回避できる、更新型等の部品
バラツキで発生する問題に対する人的労力が削減でき
る、などの理由から結果的にはコストダウンにつながる
効果がある。
【0017】
[実施形態1]次に本発明に係る一実施形態を図面を参
照して具体的に説明する。
照して具体的に説明する。
【0018】図1に、本発明に係る画像形成装置の一例
として、着脱式プロセスカートリッジを使用するレーザ
ビームプリンタMの概略構成を示す。
として、着脱式プロセスカートリッジを使用するレーザ
ビームプリンタMの概略構成を示す。
【0019】記録紙Pの搬送方向は、図における右側が
上流側、左側が下流側となる。シートである記録紙P
は、一般的な普通紙の他に、厚紙、封筒等の特殊紙、さ
らには紙以外のOHTフィルム等を使用できるが、本実
施形態では、一般的な普通紙を用いた場合について説明
する。
上流側、左側が下流側となる。シートである記録紙P
は、一般的な普通紙の他に、厚紙、封筒等の特殊紙、さ
らには紙以外のOHTフィルム等を使用できるが、本実
施形態では、一般的な普通紙を用いた場合について説明
する。
【0020】レーザビームプリンタMは、画像形成手段
であるプリンタ本体100(以下、単に本体100と略
す)の上流側に、略鉛直方向即ち縦方向に向けて画像形
成前の記録紙Pを支持するシート積載手段としての給紙
トレイ8を設け、本体100の下流側に画像形成後の記
録紙Pを縦方向に支持する排シート積載手段としての排
紙トレイ9を設ける。
であるプリンタ本体100(以下、単に本体100と略
す)の上流側に、略鉛直方向即ち縦方向に向けて画像形
成前の記録紙Pを支持するシート積載手段としての給紙
トレイ8を設け、本体100の下流側に画像形成後の記
録紙Pを縦方向に支持する排シート積載手段としての排
紙トレイ9を設ける。
【0021】そして、これら給紙トレイ下端部と排紙ト
レイ下端部とを本体100の右から左に向けて伸びる搬
送路Kで連結し、給紙搬送部12、プロセスカートリッ
ジ1、定着部6を可能な限り近接して配置する事で全体
として小型のU字型パス(以後縦U字パスという)を構
成している。プロセスカートリッジ1は、レーザユニッ
トのスキャナSからのレーザ光により静電潜像が形成さ
れる像担持体としての電子写真感光ドラム1A、該潜像
をトナーにより現像する現像手段1Bを少なくとも一体
化して、画像形成装置本体に対し着脱自在とされる。プ
ロセスカートリッジには、その他一次帯電器、転写残ト
ナーとのクリーニング手段等が必要に応じて一体化され
る。
レイ下端部とを本体100の右から左に向けて伸びる搬
送路Kで連結し、給紙搬送部12、プロセスカートリッ
ジ1、定着部6を可能な限り近接して配置する事で全体
として小型のU字型パス(以後縦U字パスという)を構
成している。プロセスカートリッジ1は、レーザユニッ
トのスキャナSからのレーザ光により静電潜像が形成さ
れる像担持体としての電子写真感光ドラム1A、該潜像
をトナーにより現像する現像手段1Bを少なくとも一体
化して、画像形成装置本体に対し着脱自在とされる。プ
ロセスカートリッジには、その他一次帯電器、転写残ト
ナーとのクリーニング手段等が必要に応じて一体化され
る。
【0022】本体フレームは不図示の左右の側板と本体
中央のステー部材5、スキャナSを搭載している天板1
0及び、電装部11を搭載している底板から構成され、
ステー部材5上に転写部3、搬送ガイド部4、定着部6
等が搭載されている。
中央のステー部材5、スキャナSを搭載している天板1
0及び、電装部11を搭載している底板から構成され、
ステー部材5上に転写部3、搬送ガイド部4、定着部6
等が搭載されている。
【0023】給紙トレイ8に収納された記録紙Pは給紙
搬送部12により一枚づつに分離給送され、直後に設け
られた搬送手段により画像形成装置内の下流へ約20°
の傾斜で下方へ送るものである。そして記録紙Pは感光
ドラム2と転写ローラ3との圧接ニップへ搬送され、ド
ラム2上に形成されるトナー像の転写を受け、その後定
着部6へ送られてトナー像が定着され、排紙トレイ9へ
積載される。
搬送部12により一枚づつに分離給送され、直後に設け
られた搬送手段により画像形成装置内の下流へ約20°
の傾斜で下方へ送るものである。そして記録紙Pは感光
ドラム2と転写ローラ3との圧接ニップへ搬送され、ド
ラム2上に形成されるトナー像の転写を受け、その後定
着部6へ送られてトナー像が定着され、排紙トレイ9へ
積載される。
【0024】給紙搬送部12は、図2に示すように記録
紙Pを給紙ローラ24へ押圧する中板14と、摩擦力に
より記録紙Pを一枚づつに分離する摩擦分離手段13
と、駆動ローラ17と対向従動コロ22からなる搬送部
と、軸28に取り付けられ紙中心位置に配置された給紙
ローラ24及び給紙コロ25と、軸28の両端に設けら
れ、中板14を押し下げるためのカム(不図示)と給紙
ローラとカムを一回転制御するためのクラッチ(不図
示)を有する。分離手段13は、摩擦パッドと該摩擦パ
ッドを給紙ローラに押圧するコイルスプリング等の付勢
手段を有する。
紙Pを給紙ローラ24へ押圧する中板14と、摩擦力に
より記録紙Pを一枚づつに分離する摩擦分離手段13
と、駆動ローラ17と対向従動コロ22からなる搬送部
と、軸28に取り付けられ紙中心位置に配置された給紙
ローラ24及び給紙コロ25と、軸28の両端に設けら
れ、中板14を押し下げるためのカム(不図示)と給紙
ローラとカムを一回転制御するためのクラッチ(不図
示)を有する。分離手段13は、摩擦パッドと該摩擦パ
ッドを給紙ローラに押圧するコイルスプリング等の付勢
手段を有する。
【0025】軸28には給紙ローラ24と摩擦分離手段
13とで分離された記録紙Pを案内するためのガイド部
材23が軸28に対して回転可能に支持されており、こ
のガイド部材23は下側に配置されている本体ガイド部
21との間で記録紙Pをプロセスカートリッジ1の画像
形成部に向けて案内する。
13とで分離された記録紙Pを案内するためのガイド部
材23が軸28に対して回転可能に支持されており、こ
のガイド部材23は下側に配置されている本体ガイド部
21との間で記録紙Pをプロセスカートリッジ1の画像
形成部に向けて案内する。
【0026】ガイド部材23は内側に空間が形成されて
おり、この空間に搬送ローラ17に対向する従動コロ2
2が位置するように取り付けられている。なお、該空間
は、ガイド部材23の一部により閉鎖され、同部分は図
2において手前側に位置するが、該部分は搬送ローラを
見やすくするために図示を省略している。搬送ローラ1
7は上下動可能に支持されており、バネ19によりコロ
側に付勢され所定の圧接力でコロ22に当接し、ニップ
を形成している。そして搬送ローラ17は、軸端に設け
られたユニバーサルジョイント(不図示)を介して駆動
軸に連結され、駆動が伝達されている。
おり、この空間に搬送ローラ17に対向する従動コロ2
2が位置するように取り付けられている。なお、該空間
は、ガイド部材23の一部により閉鎖され、同部分は図
2において手前側に位置するが、該部分は搬送ローラを
見やすくするために図示を省略している。搬送ローラ1
7は上下動可能に支持されており、バネ19によりコロ
側に付勢され所定の圧接力でコロ22に当接し、ニップ
を形成している。そして搬送ローラ17は、軸端に設け
られたユニバーサルジョイント(不図示)を介して駆動
軸に連結され、駆動が伝達されている。
【0027】また、コロ22の下流近傍にはセンサーレ
バー20aとフォトセンサ20bにより構成されるレジ
ストセンサー20が設けられ、記録紙Pの先端及び後端
の通過を検知してスキャナSのドラム2への書き込みタ
イミングを取る。或いはプリンタ本体Mの起動時に残留
紙の有無を検知している。そして、センサーレバー20
aは、一方のガイド部材の空間に挿入するように配置さ
れていて、センサーレバー20aのチャタリングによる
誤検知を防止している。
バー20aとフォトセンサ20bにより構成されるレジ
ストセンサー20が設けられ、記録紙Pの先端及び後端
の通過を検知してスキャナSのドラム2への書き込みタ
イミングを取る。或いはプリンタ本体Mの起動時に残留
紙の有無を検知している。そして、センサーレバー20
aは、一方のガイド部材の空間に挿入するように配置さ
れていて、センサーレバー20aのチャタリングによる
誤検知を防止している。
【0028】ガイド部材23は図3に示すように、給紙
ローラ24と給紙コロ25を挟んで両側に設けられ、さ
らに、搬送ローラ17の押圧力と軸28の回転により連
れて回転しないように、ネジ部材26と連結された支持
部材27は固定部、例えば本体フレーム天板10に設け
られた突き当て部10aに係止させる事で回り止めがな
されている。
ローラ24と給紙コロ25を挟んで両側に設けられ、さ
らに、搬送ローラ17の押圧力と軸28の回転により連
れて回転しないように、ネジ部材26と連結された支持
部材27は固定部、例えば本体フレーム天板10に設け
られた突き当て部10aに係止させる事で回り止めがな
されている。
【0029】さらに詳細に説明すると、ネジ部材の雄ネ
ジ部26aがガイド部材23の一部に設けられた雌ネジ
部23aに螺合され、ネジ部材のフランジ部26bが支
持部材の嵌合穴27bに回転可能に嵌合し、支持部材上
部に設けられた溝部27aが本体フレーム天板10に設
けられた突き当て部10aに係止される事で回り止めと
なっている。ネジ部材26は例えばその先端に刻設した
溝にドライバ先端を係合することにより回動される。こ
れにより、図4のように各部品の寸法精度が悪い場合
(ここでは、天板10の突き当て部10aが軸28方向
の左右で、シート搬送方向に△だけずれている場合を例
とした)でも、ネジ部材26の回転運動が支持部材27
の線運動に変換され、ガイド部材23に対する支持部材
27の位置が変わり、ガイド部材23の姿勢が変化する
ことでコロ22が変位し、ずれ量△を吸収し、搬送手段
のニップ部NL ,NR が左右で均等に調整され真直ぐに
紙送りを行う事ができる。
ジ部26aがガイド部材23の一部に設けられた雌ネジ
部23aに螺合され、ネジ部材のフランジ部26bが支
持部材の嵌合穴27bに回転可能に嵌合し、支持部材上
部に設けられた溝部27aが本体フレーム天板10に設
けられた突き当て部10aに係止される事で回り止めと
なっている。ネジ部材26は例えばその先端に刻設した
溝にドライバ先端を係合することにより回動される。こ
れにより、図4のように各部品の寸法精度が悪い場合
(ここでは、天板10の突き当て部10aが軸28方向
の左右で、シート搬送方向に△だけずれている場合を例
とした)でも、ネジ部材26の回転運動が支持部材27
の線運動に変換され、ガイド部材23に対する支持部材
27の位置が変わり、ガイド部材23の姿勢が変化する
ことでコロ22が変位し、ずれ量△を吸収し、搬送手段
のニップ部NL ,NR が左右で均等に調整され真直ぐに
紙送りを行う事ができる。
【0030】[実施形態2]図5に本発明の第二実施形
態を示す。調整機構として本体フレーム天板31に螺合
されたネジ部材32の先端32bに、ガイド部材30上
部に設けられた斜面30aを突き当てる事で部品の寸法
ズレを吸収するものである。図示しないばね等の付勢手
段により前記斜面はネジ部材32の先端に押圧されてい
る。なお、図5の場合も代表例として、フレーム天板3
1の寸法が狂っていた場合(△のズレ)を示す。
態を示す。調整機構として本体フレーム天板31に螺合
されたネジ部材32の先端32bに、ガイド部材30上
部に設けられた斜面30aを突き当てる事で部品の寸法
ズレを吸収するものである。図示しないばね等の付勢手
段により前記斜面はネジ部材32の先端に押圧されてい
る。なお、図5の場合も代表例として、フレーム天板3
1の寸法が狂っていた場合(△のズレ)を示す。
【0031】なお、上記実施形態においては、ネジ部材
26、32による調整機構は、ガイド部材の一方のみに
ついて説明したが、両方のガイド部材に設けてもよい。
26、32による調整機構は、ガイド部材の一方のみに
ついて説明したが、両方のガイド部材に設けてもよい。
【0032】上記実施形態によれば、ガイド手段とコロ
の位置調整を同時に行い、搬送ローラとのニップ位置調
整を行うことができる。また、このような調整機構を設
けることで、大量生産時に発生する突発的なトラブルへ
の対処を容易とし、生産ロットの傾向に合わせて調整で
きるので突発的なトラブルを回避し、トラブル発生時の
解析、対策に要する人的労力、物質的損害を最小限に減
らしたりすることができる。
の位置調整を同時に行い、搬送ローラとのニップ位置調
整を行うことができる。また、このような調整機構を設
けることで、大量生産時に発生する突発的なトラブルへ
の対処を容易とし、生産ロットの傾向に合わせて調整で
きるので突発的なトラブルを回避し、トラブル発生時の
解析、対策に要する人的労力、物質的損害を最小限に減
らしたりすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送ローラに対応する従動コロを1対のガイド手段に支持
し、該搬送ローラの少なくとも一方に、該ガイド手段と
固定部の相対位置を調整することで前記コロのシート搬
送方向の位置を変位させるための調整機構を設けたこと
により、コロの取り付け位置精度を、コロ自体の位置を
調整する事で行ったり、各部品の単品精度に依存してい
た従来方式に比べて、ガイド手段と同時にコロの位置調
整を行い、搬送ローラとのニップ位置調整を行うことが
でき、シートを真直ぐに搬送し、斜行を防止する事がで
きる。
送ローラに対応する従動コロを1対のガイド手段に支持
し、該搬送ローラの少なくとも一方に、該ガイド手段と
固定部の相対位置を調整することで前記コロのシート搬
送方向の位置を変位させるための調整機構を設けたこと
により、コロの取り付け位置精度を、コロ自体の位置を
調整する事で行ったり、各部品の単品精度に依存してい
た従来方式に比べて、ガイド手段と同時にコロの位置調
整を行い、搬送ローラとのニップ位置調整を行うことが
でき、シートを真直ぐに搬送し、斜行を防止する事がで
きる。
【図1】本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の主
断面図。
断面図。
【図2】第一実施形態における要部拡大断面図。
【図3】第一実施形態における要部正面図。
【図4】第一実施形態を用いた場合の効果説明図。
【図5】第二実施形態における要部拡大断面図。
【図6】従来の画像形成装置の主断面図。
【図7】従来の画像形成装置の要部説明図。
1…プロセスカートリッジ 2…感光ドラム 3…転写部 5…ステー部材 6…定着部 8…給紙トレイ 9…排紙トレイ 10…天板 10a…突き当て部 12…給紙搬送部 13…摩擦分離手段 14…中板 17…搬送ローラ 20…レジストセンサ 20a…センサーレバー 20b…フォトインタラプタ 21…本体側紙ガイド 22…搬送コロ 23…ガイド手段 23a…雌ネジ部 24…給紙ローラ 25…給紙コロ 26…ネジ部材 26a…雄ネジ部 26b…フランジ部 27…支持部材 27a…溝部 27b…フランジ嵌合部 28…軸 100…画像形成装置本体 M…レーザービームプリンタ本体 P…記録紙(シート) K…記録紙搬送路 S…スキャナー
Claims (8)
- 【請求項1】 給紙ローラと分離手段を具備し、積載さ
れているシートを分離給送するための分離給送手段と、
従動コロと該従動コロ方向に押圧可能に駆動される搬送
ローラを具備し、前記分離給送手段から送られてきたシ
ートを搬送するための左右の2対の搬送手段と、前記給
紙ローラの両側において給紙ローラ駆動軸に回転可能に
支持され、固定部により回転止めされて位置決めされ、
前記分離給送手段から送り出されたシートをガイドする
とともに、前記従動コロを支持する1対のガイド手段と
を有する給紙搬送装置において、前記1対のガイド手段
の少なくとも一方に、前記ガイド手段と固定部の相対位
置を調整することで前記コロのシート搬送方向の位置を
変位させるための調整機構を設けたことを特徴とする給
紙搬送装置。 - 【請求項2】 前記調整機構は、ネジ部材と、ネジ部材
に設けられた非ネジ部を回転可能に支持する支持部材
と、前記ガイド手段に設けられ、ネジ部材の雄ネジ部が
貫通可能な雌ネジ部とにより構成され、前記支持部材を
前記固定部に係止し、ネジ部材の回転運動を前記ガイド
部材の回転運動に変換させる機構であることを特徴とす
る請求項1に記載の給紙搬送装置。 - 【請求項3】 前記調整機構は、固定部に螺合されたネ
ジ部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記ネジ部材と
当接するための斜面とにより構成され、ネジ部材の回転
運動を前記ガイド部材の回転運動に変換させる機構であ
る事を特徴とする請求項1に記載の給紙搬送装置。 - 【請求項4】 前記固定部は本体フレームに設けられた
突き当て部であることを特徴とする請求項2又は3に記
載の給紙搬送装置。 - 【請求項5】 前記従動コロは、前記ガイド手段に形成
された凹所に回動自在に軸支されていることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載の給紙搬送装置。 - 【請求項6】 前記分離手段は、摩擦分離パッドと、該
分離パッドを給紙ローラに押圧する付勢手段を有するこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙
搬送装置。 - 【請求項7】 前記給紙ローラとガイド手段の間に給紙
コロが設けられていることを特徴とする請求項1乃至6
のいずれかに記載の給紙搬送装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の給紙
搬送装置と、該給紙搬送装置により搬送されるシートに
画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9223668A JPH1159932A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 給紙搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9223668A JPH1159932A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 給紙搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159932A true JPH1159932A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16801787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9223668A Pending JPH1159932A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 給紙搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1159932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012501880A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | ケルン・インターナショナル・インコーポレーテッド | 封筒輸送位置決め装置ならびに関連する方法 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP9223668A patent/JPH1159932A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012501880A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | ケルン・インターナショナル・インコーポレーテッド | 封筒輸送位置決め装置ならびに関連する方法 |
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