JPH1159060A - 振動筆記具 - Google Patents
振動筆記具Info
- Publication number
- JPH1159060A JPH1159060A JP9245873A JP24587397A JPH1159060A JP H1159060 A JPH1159060 A JP H1159060A JP 9245873 A JP9245873 A JP 9245873A JP 24587397 A JP24587397 A JP 24587397A JP H1159060 A JPH1159060 A JP H1159060A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- writing implement
- vibration
- vibrating
- implement
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動する筆記具により、力を入れなくともか
すれることなく、滑らかに確実に書くことができ、なお
かつ疲れない筆記具を提供する。 【解決手段】 モーター(1)、アンバランス・フライ
ホイール(2)、電池(8)をバイブレータ・ケース
(3)内に装着したバイブレータ(B)に、筆記物のボ
ールペン(11)と筆記物ホルダ(7)そして振動ケー
ス(6)からなる筆記具(A)を連結して筆記具(A)
が振動する事を特徴とする。
すれることなく、滑らかに確実に書くことができ、なお
かつ疲れない筆記具を提供する。 【解決手段】 モーター(1)、アンバランス・フライ
ホイール(2)、電池(8)をバイブレータ・ケース
(3)内に装着したバイブレータ(B)に、筆記物のボ
ールペン(11)と筆記物ホルダ(7)そして振動ケー
ス(6)からなる筆記具(A)を連結して筆記具(A)
が振動する事を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筆記具に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の筆記具は、筆記時に振動させる事
ができなかった。
ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ) 筆記物と記録紙が常にある力で接触していない
と書けないため、筆記具に記録紙を押し付ける力が必要
である。 (ロ) 筆記物と記録紙の間に摩擦抵抗があるためスム
ーズに筆記具が動かず、滑らかに書く事ができない。 (ハ) 筆記具の力を必要以上に保たないと、字がかす
れる。 (ニ) 記録紙にシワ、歪みがあると書きずらい。 (ホ) 筆記具に力を入れ過ぎると記録紙が破ける。 (ヘ) 筆記に力が必要であるため、長時間書くと疲れ
る。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
があった。 (イ) 筆記物と記録紙が常にある力で接触していない
と書けないため、筆記具に記録紙を押し付ける力が必要
である。 (ロ) 筆記物と記録紙の間に摩擦抵抗があるためスム
ーズに筆記具が動かず、滑らかに書く事ができない。 (ハ) 筆記具の力を必要以上に保たないと、字がかす
れる。 (ニ) 記録紙にシワ、歪みがあると書きずらい。 (ホ) 筆記具に力を入れ過ぎると記録紙が破ける。 (ヘ) 筆記に力が必要であるため、長時間書くと疲れ
る。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】アンバランス・フライホ
イール(2)を設けたモータ(1)と電池(8)をスイ
ッチ(10)の設けられた電池交換キャップ(9)でバ
イブレータ・ケース(3)内に装着固定したバイブレー
タ(B)に、筆記物のボールペン(11)を装着した筆
記物ホルダ(7)と、これに設けられた振動ケース
(6)からなる筆記具(A)を連結ユニット(4)、
(5)で連結する。本発明は、以上のような構成よりな
る振動筆記具である。
イール(2)を設けたモータ(1)と電池(8)をスイ
ッチ(10)の設けられた電池交換キャップ(9)でバ
イブレータ・ケース(3)内に装着固定したバイブレー
タ(B)に、筆記物のボールペン(11)を装着した筆
記物ホルダ(7)と、これに設けられた振動ケース
(6)からなる筆記具(A)を連結ユニット(4)、
(5)で連結する。本発明は、以上のような構成よりな
る振動筆記具である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (イ) バイブレータ(B)は、バイブレータ・ケース
(3)内にモータ(1)を装着する。このモータ(1)
の軸にはアンバランス・フライホイール(2)を取り付
ける。電池(8)はスイッチ(10)が設けられた電池
交換キャップ(9)でバイブレータ・ケース(3)内の
モータ(1)の後部に装着固定。この固定することで、
モータ(1)と電池(8)はスイッチ(10)を通して
接続される。なお、バイブレータ・ケース(3)の外に
は筆記具(A)と連結する連結ユニット(4)を設け
る。 (ロ) 筆記具(A)は、筆記物であるボールペン(1
1)を固定する筆記物ホルダ(7)と筆記物ホルダ
(7)に振動を伝える振動ケース(6)からなる。振動
ケース(6)には連結ユニット受(5)を設ける。な
お、筆記具(A)には筆記物により、図2のようにボー
ルペン(11)、鉛筆(12)、シャープペンシル(1
3)、万年筆(14)、インク付ペン(15)、墨筆
(16)、絵具の筆・刷毛(17)の種類があり、交換
して使える。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
図3のようにバイブレータ(B)の連結ユニット(4)
と筆記具(A)の連結ユニット受(5)を連結する。ス
イッチ(10)を入れるとモータ(1)が回転して、そ
の軸に取り付けられているアンバランス・フライホイー
ル(2)がアンバランス回転して、回転エネルギーを振
動エネルギーに変えて振動力が発生する。この振動力
は、バイブレータ・ケース(3)を振動させ、連結ユニ
ット(4)及、連結ユニット受(5)から振動ケース
(6)に伝わり、筆記具(A)を振動させる。筆記時に
筆記具(A)が振動すると、図4のように筆記物のボー
ルペン(11)は記録紙(19)に対して振動点接触と
なる。従って、筆記具(A)は記録紙(19)に対して
半浮動状態になる。しかし、図5に示すように筆記具
(A)の振動力により筆記物のボールペン(11)は、
記録紙(19)に対して垂直振動圧で確実にタッチす
る。この結果、記録紙(19)に少々シワや歪みがあっ
ても書く事ができる。また、筆記物のボールペン(1
1)と記録紙(19)は、振動点接触であるが、ペンの
太さが0.5mmで振動周波数が100Hzの場合、筆
記速度が50mm/Secまで実線で書くことができ、
筆記具(A)の振動特性が周波数100Hz以上、振幅
1mm以下であれば振動による筆記への弊害はない。な
お図6に示すように、筆記具(A)が交換できない一体
型にして小型化してもよい。更に、バイブレータ(B)
の振動を手のマッサージとして活用するために、図7の
ようにマッサージ突起(20)を振動ケース(6)に設
けてもよい。
て説明する。 (イ) バイブレータ(B)は、バイブレータ・ケース
(3)内にモータ(1)を装着する。このモータ(1)
の軸にはアンバランス・フライホイール(2)を取り付
ける。電池(8)はスイッチ(10)が設けられた電池
交換キャップ(9)でバイブレータ・ケース(3)内の
モータ(1)の後部に装着固定。この固定することで、
モータ(1)と電池(8)はスイッチ(10)を通して
接続される。なお、バイブレータ・ケース(3)の外に
は筆記具(A)と連結する連結ユニット(4)を設け
る。 (ロ) 筆記具(A)は、筆記物であるボールペン(1
1)を固定する筆記物ホルダ(7)と筆記物ホルダ
(7)に振動を伝える振動ケース(6)からなる。振動
ケース(6)には連結ユニット受(5)を設ける。な
お、筆記具(A)には筆記物により、図2のようにボー
ルペン(11)、鉛筆(12)、シャープペンシル(1
3)、万年筆(14)、インク付ペン(15)、墨筆
(16)、絵具の筆・刷毛(17)の種類があり、交換
して使える。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
図3のようにバイブレータ(B)の連結ユニット(4)
と筆記具(A)の連結ユニット受(5)を連結する。ス
イッチ(10)を入れるとモータ(1)が回転して、そ
の軸に取り付けられているアンバランス・フライホイー
ル(2)がアンバランス回転して、回転エネルギーを振
動エネルギーに変えて振動力が発生する。この振動力
は、バイブレータ・ケース(3)を振動させ、連結ユニ
ット(4)及、連結ユニット受(5)から振動ケース
(6)に伝わり、筆記具(A)を振動させる。筆記時に
筆記具(A)が振動すると、図4のように筆記物のボー
ルペン(11)は記録紙(19)に対して振動点接触と
なる。従って、筆記具(A)は記録紙(19)に対して
半浮動状態になる。しかし、図5に示すように筆記具
(A)の振動力により筆記物のボールペン(11)は、
記録紙(19)に対して垂直振動圧で確実にタッチす
る。この結果、記録紙(19)に少々シワや歪みがあっ
ても書く事ができる。また、筆記物のボールペン(1
1)と記録紙(19)は、振動点接触であるが、ペンの
太さが0.5mmで振動周波数が100Hzの場合、筆
記速度が50mm/Secまで実線で書くことができ、
筆記具(A)の振動特性が周波数100Hz以上、振幅
1mm以下であれば振動による筆記への弊害はない。な
お図6に示すように、筆記具(A)が交換できない一体
型にして小型化してもよい。更に、バイブレータ(B)
の振動を手のマッサージとして活用するために、図7の
ようにマッサージ突起(20)を振動ケース(6)に設
けてもよい。
【0006】
【発明の効果】筆記具を振動させる事により、次のよう
な効果がある。 (イ) 筆記具の振動により、筆記具を記録紙から半浮
動状態にするため、筆記具がスムーズに動き、滑らかに
書くことができる。 (ロ) 筆記具の振動により、筆記具が記録紙から半浮
動状態になっているため、記録紙が破れにくい。 (ハ) 筆記具の振動力により、記録紙は振動圧を受け
るため、筆記具にあまり力を入れなくとも書く事ができ
る。 (ニ) 筆記具の振動により、筆記物と記録紙は常に振
動圧で振動点接触しているため、記録紙にシワ、歪みが
あっても字が書けてかすれない。 (ホ) 油絵など絵を描く時に、振動筆・刷毛を使うと
振動により、絵具の付きが良い。 (ヘ) 書道に振動墨筆を使用すると筆の運びがよくな
る。 (ト) 長時間書いても疲れが少ない。 (チ) 筆記具の振動により指のマッサージになる。
な効果がある。 (イ) 筆記具の振動により、筆記具を記録紙から半浮
動状態にするため、筆記具がスムーズに動き、滑らかに
書くことができる。 (ロ) 筆記具の振動により、筆記具が記録紙から半浮
動状態になっているため、記録紙が破れにくい。 (ハ) 筆記具の振動力により、記録紙は振動圧を受け
るため、筆記具にあまり力を入れなくとも書く事ができ
る。 (ニ) 筆記具の振動により、筆記物と記録紙は常に振
動圧で振動点接触しているため、記録紙にシワ、歪みが
あっても字が書けてかすれない。 (ホ) 油絵など絵を描く時に、振動筆・刷毛を使うと
振動により、絵具の付きが良い。 (ヘ) 書道に振動墨筆を使用すると筆の運びがよくな
る。 (ト) 長時間書いても疲れが少ない。 (チ) 筆記具の振動により指のマッサージになる。
【図1】本発明の筆記物がボールペンの筆記具とバイブ
レータを分割表示した断面図である。
レータを分割表示した断面図である。
【図2】筆記物別の筆記具の断面図である。
【図3】本発明の振動筆記具の使用状態の断面図であ
る。
る。
【図4】振動筆記具の半浮動状態を示したものである。
【図5】振動筆記具と記録紙の振動接触を表わしたもの
である。
である。
【図6】本発明の一体型振動筆記具の断面図である。
【図7】一体型の振動筆記具にマッサージ突起設けた断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 A 筆記具 B バイブレータ 1 モータ 2 アンバランス・フライホイール 3 バイブレータ・ケース 4 連結ユニット 5 連結ユニット受 6 振動ケース 7 筆記物ホルダ 8 電池 9 電池交換キャップ 10 スイッチ 11 ボールペン 12 鉛筆 13 シャープペンシル 14 万年筆 15 インク付ペン 16 墨筆 17 絵具の筆・則毛 18 芯出しノック・リング 19 記録紙 20 マッサージ突起
Claims (1)
- 【請求項1】 筆記物であるボールペン、鉛筆、シャー
プペンシル、万年筆、インク付ペン、墨筆、絵具の筆・
刷毛からなる各筆記具を、電池で作動する電磁モータ又
は振動素子により振動するバイブレータに装着し、書い
たり、描いたりするとき、筆記具に振動を与える事ので
きる振動筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245873A JPH1159060A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 振動筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245873A JPH1159060A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 振動筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159060A true JPH1159060A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17140084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245873A Pending JPH1159060A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 振動筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1159060A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7794415B2 (en) | 2004-07-13 | 2010-09-14 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Surface treatment device |
US11150750B2 (en) * | 2018-02-23 | 2021-10-19 | Wacom Co., Ltd. | Electronic pen and electronic pen main body unit |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9245873A patent/JPH1159060A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7794415B2 (en) | 2004-07-13 | 2010-09-14 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Surface treatment device |
US11150750B2 (en) * | 2018-02-23 | 2021-10-19 | Wacom Co., Ltd. | Electronic pen and electronic pen main body unit |
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