JPH1157751A - ミネラル溶出装置 - Google Patents
ミネラル溶出装置Info
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- JPH1157751A JPH1157751A JP22329497A JP22329497A JPH1157751A JP H1157751 A JPH1157751 A JP H1157751A JP 22329497 A JP22329497 A JP 22329497A JP 22329497 A JP22329497 A JP 22329497A JP H1157751 A JPH1157751 A JP H1157751A
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- JP
- Japan
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- concentration
- flow rate
- control valve
- flow
- mineral
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高硬度のミネラルを安定して定濃度で水に溶
出させるミネラル溶出装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 溶解する材料を充填した添加筒1側に、
供給された原液の一部を分流器2で分流し、分流する流
量を制御弁3で制御し、分流した液と本流の液とを混合
部4で再度混合し、その混合された液の濃度を濃度セン
サ5で測定し、その測定結果と予め設定された濃度との
比較結果により制御弁を使って分流する流量を変えて設
定濃度が得られるように制御手段6で制御するように構
成されたミネラル溶出装置。
出させるミネラル溶出装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 溶解する材料を充填した添加筒1側に、
供給された原液の一部を分流器2で分流し、分流する流
量を制御弁3で制御し、分流した液と本流の液とを混合
部4で再度混合し、その混合された液の濃度を濃度セン
サ5で測定し、その測定結果と予め設定された濃度との
比較結果により制御弁を使って分流する流量を変えて設
定濃度が得られるように制御手段6で制御するように構
成されたミネラル溶出装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭や業務用と
して使用される、原水にミネラル成分を添加するミネラ
ル溶出装置に関するものである。
して使用される、原水にミネラル成分を添加するミネラ
ル溶出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭で水道水を浄水し、機能水等
の生成に、浄水器、アルカリイオン整水器、ミネラル水
整水器等を使用している。
の生成に、浄水器、アルカリイオン整水器、ミネラル水
整水器等を使用している。
【0003】浄水器は主に活性炭と中空糸膜より横成さ
れている。活性炭は遊離塩素等のように水中に溶け込ん
でいる不良成分を除去するように働き、中空糸膜はゴミ
や雑菌等の水に懸濁している成分を除去するように働
く。
れている。活性炭は遊離塩素等のように水中に溶け込ん
でいる不良成分を除去するように働き、中空糸膜はゴミ
や雑菌等の水に懸濁している成分を除去するように働
く。
【0004】アルカリイオン整水器は、浄水器の有して
いる機能の他にミネラルの添加機能と水の電気分解の機
能も有している。そのミネラル添加機能としては、乳酸
カルシウムやグリセロリン酸カルシウム等を用いて行
い、ミネラル層を通過した水は、電気分解機能により酸
性水とアルカリ性水に加工される。厚生省は、認可が必
要であるが、アルカリイオン整水器から得られる酸性水
にはアストリンゼント効果を、アルカリ性水には慢性下
痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多などの
効果を認めている。
いる機能の他にミネラルの添加機能と水の電気分解の機
能も有している。そのミネラル添加機能としては、乳酸
カルシウムやグリセロリン酸カルシウム等を用いて行
い、ミネラル層を通過した水は、電気分解機能により酸
性水とアルカリ性水に加工される。厚生省は、認可が必
要であるが、アルカリイオン整水器から得られる酸性水
にはアストリンゼント効果を、アルカリ性水には慢性下
痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多などの
効果を認めている。
【0005】ミネラル整水器は、活性炭等の浄水材の
他、炭酸カルシウム等のミネラル含有物質に水を通す機
構を有している。
他、炭酸カルシウム等のミネラル含有物質に水を通す機
構を有している。
【0006】近年、ミネラルウォータと販売の増加に伴
い、このアルカリイオン整水器にカルシウムの溶解機能
を更に高めた整水器が実用新案や特許等で出願され、カ
ルシウムを増加させたミネラル溶解機能を高めた整水器
がでてきた。
い、このアルカリイオン整水器にカルシウムの溶解機能
を更に高めた整水器が実用新案や特許等で出願され、カ
ルシウムを増加させたミネラル溶解機能を高めた整水器
がでてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のアル
カリイオン整水器やミネラル整水器は、普通、カルシウ
ム添加材料として溶解しやすい乳酸カルシウムやグリセ
ロリン酸カルシウム等を用いてミネラル添加行ってい
る。これは、その材料を添加した直後は添加材料が溶解
しやすい材料なので非常に濃度の高いミネラル添加が可
能であるが、使用時間の経過と共に少しずつ濃度が下が
り、最後にはミネラル添加ができなくなる。
カリイオン整水器やミネラル整水器は、普通、カルシウ
ム添加材料として溶解しやすい乳酸カルシウムやグリセ
ロリン酸カルシウム等を用いてミネラル添加行ってい
る。これは、その材料を添加した直後は添加材料が溶解
しやすい材料なので非常に濃度の高いミネラル添加が可
能であるが、使用時間の経過と共に少しずつ濃度が下が
り、最後にはミネラル添加ができなくなる。
【0008】すなわち、機器の使用中にミネラル濃度が
短時間に大幅に変化するという問題があった。また、溶
解量が大きいので、短時間に添加材料が消費され、すぐ
に再度添加する必要があった。
短時間に大幅に変化するという問題があった。また、溶
解量が大きいので、短時間に添加材料が消費され、すぐ
に再度添加する必要があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、高硬度のミネラルを安定して定濃度で水に溶出させ
るミネラル溶出装置を提供することを目的とする。
り、高硬度のミネラルを安定して定濃度で水に溶出させ
るミネラル溶出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の一つの手段は、溶解する材料を充填した添加
筒と、供給された原液の一部をその添加筒側に分流する
分流器と、分流する流量を制御する制御弁と、分流した
液と本流の液とを再度混合する混合部と、その混合され
た液の濃度を測定する濃度センサと、その測定結果と予
め設定された濃度との比較結果により前記制御弁により
分流する流量を変えて設定濃度が得られるように制御す
る制御手段とで構成されたミネラル溶出装置とするもの
である。
に本発明の一つの手段は、溶解する材料を充填した添加
筒と、供給された原液の一部をその添加筒側に分流する
分流器と、分流する流量を制御する制御弁と、分流した
液と本流の液とを再度混合する混合部と、その混合され
た液の濃度を測定する濃度センサと、その測定結果と予
め設定された濃度との比較結果により前記制御弁により
分流する流量を変えて設定濃度が得られるように制御す
る制御手段とで構成されたミネラル溶出装置とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、溶解する
材料を充填した添加筒と、供給された原液の一部をその
添加筒側に分流する分流器と、分流する流量を制御する
制御弁と、分流した液と本流の液とを再度混合する混合
部と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサ
と、その測定結果と予め設定された濃度との比較結果に
より前記制御弁により分流する流量を変えて設定濃度が
得られるように制御することにより、原液にカルシウム
やマグネシウム等を必要な分だけ定量溶解させることが
可能なミネラル溶出装置を提供することができる。
材料を充填した添加筒と、供給された原液の一部をその
添加筒側に分流する分流器と、分流する流量を制御する
制御弁と、分流した液と本流の液とを再度混合する混合
部と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサ
と、その測定結果と予め設定された濃度との比較結果に
より前記制御弁により分流する流量を変えて設定濃度が
得られるように制御することにより、原液にカルシウム
やマグネシウム等を必要な分だけ定量溶解させることが
可能なミネラル溶出装置を提供することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記請求項1の構
成に加えて、分流器と混合部間に、本流の流量を調整す
る本流制御弁を配置し、混合された液の濃度を測定する
濃度センサと、その測定結果と予め設定された濃度との
比較結果により分流制御弁と本流制御弁を使って分流す
る流量を変えて設定濃度が得られるように制御すること
により、原液にカルシウムやマグネシウム等を必要な分
だけ定量溶解させることが可能なミネラル溶出装置を提
供することができる。
成に加えて、分流器と混合部間に、本流の流量を調整す
る本流制御弁を配置し、混合された液の濃度を測定する
濃度センサと、その測定結果と予め設定された濃度との
比較結果により分流制御弁と本流制御弁を使って分流す
る流量を変えて設定濃度が得られるように制御すること
により、原液にカルシウムやマグネシウム等を必要な分
だけ定量溶解させることが可能なミネラル溶出装置を提
供することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、溶解する材料を充
填した添加筒と、供給された原液の一部をその添加筒に
分流し、分流する流量と本流の流量比を制御する流量比
制御弁と、分流した液と本流の液を再度混合する混合部
と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサと、
その測定結果と予め設定された濃度との比較結果により
流量比制御弁を制御し分流する流量を変えて設定の濃度
が得られるように制御することにより、原液にカルシウ
ムやマグネシウム等を必要な分だけ定量溶解させること
が可能なミネラル溶出装置を提供することができる。
填した添加筒と、供給された原液の一部をその添加筒に
分流し、分流する流量と本流の流量比を制御する流量比
制御弁と、分流した液と本流の液を再度混合する混合部
と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサと、
その測定結果と予め設定された濃度との比較結果により
流量比制御弁を制御し分流する流量を変えて設定の濃度
が得られるように制御することにより、原液にカルシウ
ムやマグネシウム等を必要な分だけ定量溶解させること
が可能なミネラル溶出装置を提供することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項3の流
量比制御弁の流量比制御に加えて、添加筒側のみの流量
調整可能なモードを有する制御弁を制御することによ
り、原液にカルシウムやマグネシウム等を必要な分だけ
定量溶解させることが可能なミネラル溶出装置を提供す
ることができる。
量比制御弁の流量比制御に加えて、添加筒側のみの流量
調整可能なモードを有する制御弁を制御することによ
り、原液にカルシウムやマグネシウム等を必要な分だけ
定量溶解させることが可能なミネラル溶出装置を提供す
ることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、上記請求項1〜4
の構成のうち少なくとも2つ以上を直列に接続し、異な
る材料の濃度を個別に生成できるミネラル溶出装置を提
供することができる。
の構成のうち少なくとも2つ以上を直列に接続し、異な
る材料の濃度を個別に生成できるミネラル溶出装置を提
供することができる。
【0016】請求項6記載の発明は、上記請求項5の構
成に加えて、予め材料を溶解した液体とその流量を制御
する制御弁5を配置し、その液体を混合する混合部と、
混合した液体の濃度を測定する濃度センサとその濃度セ
ンサが設定濃度になるように、制御弁5の流量を制御す
ることにより、異なる材料の濃度を個別に生成でき、原
液にカルシウムやマグネシウム等を必要な分だけ定量溶
解させることが可能なミネラル溶出装置を提供すること
ができる。
成に加えて、予め材料を溶解した液体とその流量を制御
する制御弁5を配置し、その液体を混合する混合部と、
混合した液体の濃度を測定する濃度センサとその濃度セ
ンサが設定濃度になるように、制御弁5の流量を制御す
ることにより、異なる材料の濃度を個別に生成でき、原
液にカルシウムやマグネシウム等を必要な分だけ定量溶
解させることが可能なミネラル溶出装置を提供すること
ができる。
【0017】
(実施例1)以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、16はミネラル溶出
部全体で、その中の1はカルシウムやマグネシウム等の
例えば炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシ
ウム等のミネラル溶解材料を充填した添加筒である。2
は分流部で供給された水道水を2つに分流し、その一方
は添加筒1側の流量を制御するミネラル流量制御弁3か
ら前記添加筒1を通過し混合部4へ、もう一方はそのま
ま混合部4へ接続されている。混合部4は分流部2で分
流した水道水を再度混合する。5は水道水の硬度を測定
する濃度センサで、硬度に対応した抵抗値を制御手段6
に出力する。制御手段6はこの抵抗値から硬度を算出
し、予め決められた設定硬度と比較し、その結果でモー
タ等で構成された駆動部7を使って、ミネラル流量制御
弁3の流量を制御し濃度センサ5からでてくる水道水が
設定硬度になるように構成してある。
しながら説明する。図1において、16はミネラル溶出
部全体で、その中の1はカルシウムやマグネシウム等の
例えば炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシ
ウム等のミネラル溶解材料を充填した添加筒である。2
は分流部で供給された水道水を2つに分流し、その一方
は添加筒1側の流量を制御するミネラル流量制御弁3か
ら前記添加筒1を通過し混合部4へ、もう一方はそのま
ま混合部4へ接続されている。混合部4は分流部2で分
流した水道水を再度混合する。5は水道水の硬度を測定
する濃度センサで、硬度に対応した抵抗値を制御手段6
に出力する。制御手段6はこの抵抗値から硬度を算出
し、予め決められた設定硬度と比較し、その結果でモー
タ等で構成された駆動部7を使って、ミネラル流量制御
弁3の流量を制御し濃度センサ5からでてくる水道水が
設定硬度になるように構成してある。
【0018】以下、本実施例の水道水にミネラル成分添
加する原理、すなわち、水道水の硬度を上昇させる原理
について図1と図2を使って説明する。
加する原理、すなわち、水道水の硬度を上昇させる原理
について図1と図2を使って説明する。
【0019】硫酸カルシウム等のミネラル成分が入った
添加筒1に水道水が流れると添加筒1の中の硫酸カルシ
ウム等の溶解材料が水に溶解しカルシウムを含んだ水が
生成される。この水道水の中に含まれるカルシウム、マ
グネシウムのミネラル成分量は、炭酸カルシウム量に換
算されて、硬度(mg/L)として表現される。関係式は次の
通りである。
添加筒1に水道水が流れると添加筒1の中の硫酸カルシ
ウム等の溶解材料が水に溶解しカルシウムを含んだ水が
生成される。この水道水の中に含まれるカルシウム、マ
グネシウムのミネラル成分量は、炭酸カルシウム量に換
算されて、硬度(mg/L)として表現される。関係式は次の
通りである。
【0020】硬度(mg/L)=4×カルシウム量(mg/L)+2.
5×マグネシウム量(mg/L)となる。硬度は1Lあたりの
炭酸カルシウム量(mg)に換算されて表す。
5×マグネシウム量(mg/L)となる。硬度は1Lあたりの
炭酸カルシウム量(mg)に換算されて表す。
【0021】その水道水中に含まれる炭酸カルシウム量
(mg)は、総硬度として表現され、次の関係式で表され
る。総硬度=流量×硬度であり、この総硬度で、水に含
まれる炭酸カルシウムの量が計算できる。
(mg)は、総硬度として表現され、次の関係式で表され
る。総硬度=流量×硬度であり、この総硬度で、水に含
まれる炭酸カルシウムの量が計算できる。
【0022】図2は添加筒1を通過する水道水の流量と
硬度、総硬度の関係の一例を示したものである。図2の
中で、硬度は右下がりの曲線、総硬度は右上がりの曲線
で示され、そのどちらも流量により変化する事がわか
る。添加筒1を通過した水は、流量が少ないほど硬度の
高い水となるが、総硬度では逆に流量が多いほど高くな
る傾向であることを示している。
硬度、総硬度の関係の一例を示したものである。図2の
中で、硬度は右下がりの曲線、総硬度は右上がりの曲線
で示され、そのどちらも流量により変化する事がわか
る。添加筒1を通過した水は、流量が少ないほど硬度の
高い水となるが、総硬度では逆に流量が多いほど高くな
る傾向であることを示している。
【0023】混合部4で混合された流量を総流量とする
と、ミネラル溶出装置で生成された硬度は、硬度=総硬
度/総流量となる。その生成硬度を上げるためには、総
流量を減らすか、総硬度を上げることが重要となる。
と、ミネラル溶出装置で生成された硬度は、硬度=総硬
度/総流量となる。その生成硬度を上げるためには、総
流量を減らすか、総硬度を上げることが重要となる。
【0024】生成硬度を上昇させるには、次の2通りが
考えられる。1の水と再混合する場合、添加筒1を通過
する流量を増やす事で、2のミネラル水側のみ流す場
合、流量を減らす事で実現できる。すなわち、添加筒1
の流量を調整することで硬度を調整できることになる。
考えられる。1の水と再混合する場合、添加筒1を通過
する流量を増やす事で、2のミネラル水側のみ流す場
合、流量を減らす事で実現できる。すなわち、添加筒1
の流量を調整することで硬度を調整できることになる。
【0025】以下、図1を使って本実施例の動作を説明
する。使用者がミネラル成分を添加した水を生成するた
めに、水道の蛇口を開くと、水道水はミネラル溶出部1
6に供給され、まず、分流部2で分流され、その一方は
ミネラル流量制御弁3から添加筒1側を通り混合部4
へ、もう一方は、直接、混合部4へ送られる。添加筒1
を流れる水をミネラル水、もう一方を薄め水として説明
する。ミネラル水が添加筒1からでて混合部4に送られ
る。混合部4では薄め水と高濃度のミネラル水を再度混
合し、ミネラル成分を含んだミネラル生成水となる。そ
のミネラル生成水は、ミネラル濃度を測定する濃度セン
サ5に送られる。濃度センサ5はミネラル分すなわち硬
度に応じた抵抗値を制御手段6に出力する。濃度センサ
5の抵抗値は、そのミネラル生成水の硬度が高い時には
低くなり、逆に、硬度が低い時には抵抗値は高くなる。
制御手段6は、この抵抗値から硬度を算出し予め決めら
れた設定された硬度と比較し、ミネラル生成水の硬度が
高ければミネラル水側の流量を減らし、低ければミネラ
ル水側の流量を増やすように前記ミネラル流量制御弁3
を駆動部7により制御して目標の設定硬度にあわせる。
制御手段6の判定と制御は、濃度センサ5の硬度出力値
と設定硬度値との差でミネラル水の流量を制御してい
る。
する。使用者がミネラル成分を添加した水を生成するた
めに、水道の蛇口を開くと、水道水はミネラル溶出部1
6に供給され、まず、分流部2で分流され、その一方は
ミネラル流量制御弁3から添加筒1側を通り混合部4
へ、もう一方は、直接、混合部4へ送られる。添加筒1
を流れる水をミネラル水、もう一方を薄め水として説明
する。ミネラル水が添加筒1からでて混合部4に送られ
る。混合部4では薄め水と高濃度のミネラル水を再度混
合し、ミネラル成分を含んだミネラル生成水となる。そ
のミネラル生成水は、ミネラル濃度を測定する濃度セン
サ5に送られる。濃度センサ5はミネラル分すなわち硬
度に応じた抵抗値を制御手段6に出力する。濃度センサ
5の抵抗値は、そのミネラル生成水の硬度が高い時には
低くなり、逆に、硬度が低い時には抵抗値は高くなる。
制御手段6は、この抵抗値から硬度を算出し予め決めら
れた設定された硬度と比較し、ミネラル生成水の硬度が
高ければミネラル水側の流量を減らし、低ければミネラ
ル水側の流量を増やすように前記ミネラル流量制御弁3
を駆動部7により制御して目標の設定硬度にあわせる。
制御手段6の判定と制御は、濃度センサ5の硬度出力値
と設定硬度値との差でミネラル水の流量を制御してい
る。
【0026】(濃度センサの硬度)>(設定硬度)の
時、ミネラル水側の流量を減らす方向に、(濃度センサ
の硬度)<(設定硬度)の時、ミネラル水側の流量を増
やす方向に、制御手段6が濃度センサ5の抵抗値で判断
し、駆動部7を駆動し上記のようにミネラル流量制御弁
3を制御する。制御し続ける事で濃度を一定に制御する
ことができる。
時、ミネラル水側の流量を減らす方向に、(濃度センサ
の硬度)<(設定硬度)の時、ミネラル水側の流量を増
やす方向に、制御手段6が濃度センサ5の抵抗値で判断
し、駆動部7を駆動し上記のようにミネラル流量制御弁
3を制御する。制御し続ける事で濃度を一定に制御する
ことができる。
【0027】また、ここでは、ミネラル流量制御弁3と
分流部2を別々に説明したが、この分流部とミネラル流
量制御弁3を一体にした構成でもよい。
分流部2を別々に説明したが、この分流部とミネラル流
量制御弁3を一体にした構成でもよい。
【0028】(実施例2)次に、本発明の第二の実施例
を図3を使って説明する。なお、上記第一の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。図3
において、第1の実施例に加えて、分流部2と混合部4
間に薄め水側の流量を制御するための薄め水流量制御弁
8と駆動部9とその駆動部9を制御手段6が制御できる
構成にしている。
を図3を使って説明する。なお、上記第一の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。図3
において、第1の実施例に加えて、分流部2と混合部4
間に薄め水側の流量を制御するための薄め水流量制御弁
8と駆動部9とその駆動部9を制御手段6が制御できる
構成にしている。
【0029】以下、本実施例の動作を説明する。上記第
1の実施例で説明した内容と同じところは省略する。第
1の実施例では、ミネラル生成水の硬度を上げるため
に、ミネラル流量制御弁3を制御しミネラル水の流量を
増加させ、薄め水の流量を減少させていたが、第2の実
施例では、薄め水流量制御弁8を絞って、さらに薄め水
の流量を減少させることで、ミネラル水の流量が増え、
高硬度のミネラル生成水を生成できる。この薄め水流量
制御弁8の追加により薄め水側の流量を0ccにする事も
でき、その結果、濃度の高い水を生成することが事が可
能になる。
1の実施例で説明した内容と同じところは省略する。第
1の実施例では、ミネラル生成水の硬度を上げるため
に、ミネラル流量制御弁3を制御しミネラル水の流量を
増加させ、薄め水の流量を減少させていたが、第2の実
施例では、薄め水流量制御弁8を絞って、さらに薄め水
の流量を減少させることで、ミネラル水の流量が増え、
高硬度のミネラル生成水を生成できる。この薄め水流量
制御弁8の追加により薄め水側の流量を0ccにする事も
でき、その結果、濃度の高い水を生成することが事が可
能になる。
【0030】制御手段6は、ミネラル流量制御弁3の制
御に加えて薄め水流量の制御を濃度センサの値と設定硬
度との差で流量を制御するようにしている。すなわち、
(濃度センサの硬度)>(設定硬度)の時、薄め水側の
流量を増やす方向に、(濃度センサの硬度)<(設定硬
度)の時、薄め水側の流量を減らす方向に、制御手段6
が濃度センサ5の抵抗値で判断し、駆動部9を使って薄
め、水流量制御弁8を制御して硬度を設定硬度に合わせ
ていく。
御に加えて薄め水流量の制御を濃度センサの値と設定硬
度との差で流量を制御するようにしている。すなわち、
(濃度センサの硬度)>(設定硬度)の時、薄め水側の
流量を増やす方向に、(濃度センサの硬度)<(設定硬
度)の時、薄め水側の流量を減らす方向に、制御手段6
が濃度センサ5の抵抗値で判断し、駆動部9を使って薄
め、水流量制御弁8を制御して硬度を設定硬度に合わせ
ていく。
【0031】更に、総流量もミネラル流量制御弁3と薄
め、水流量制御弁8を使って制御できるために、必要な
流量で必要な硬度のミネラル生成水を作ることもでき
る。
め、水流量制御弁8を使って制御できるために、必要な
流量で必要な硬度のミネラル生成水を作ることもでき
る。
【0032】上記第1の実施例では、薄め水側の流量を
減らすのに限界があったが、薄め水流量制御弁8を追加
することで薄め水側の流量を少なくする事ができ、その
結果ミネラル側の流量を増やすこともでき更に硬度の高
い水を作り出すことができる。
減らすのに限界があったが、薄め水流量制御弁8を追加
することで薄め水側の流量を少なくする事ができ、その
結果ミネラル側の流量を増やすこともでき更に硬度の高
い水を作り出すことができる。
【0033】また、ここでは、ミネラル流量制御弁3と
分流部2と薄め水流量制御弁8を別々に説明したが、こ
の分流部2、ミネラル流量制御弁3、薄め水流量制御弁
8を一体にした構成でもよい。
分流部2と薄め水流量制御弁8を別々に説明したが、こ
の分流部2、ミネラル流量制御弁3、薄め水流量制御弁
8を一体にした構成でもよい。
【0034】(実施例3)次に、本発明の第三の実施例
を図4を使って説明する。なお、上記第一の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。図1
の分流器2とミネラル制御弁3に代えて、添加筒1側の
ミネラル水流量と薄め水側の流量比を変化させる流量比
制御弁10を配置し、制御手段6が駆動部7を使って流
量比を制御する構成にしている。
を図4を使って説明する。なお、上記第一の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。図1
の分流器2とミネラル制御弁3に代えて、添加筒1側の
ミネラル水流量と薄め水側の流量比を変化させる流量比
制御弁10を配置し、制御手段6が駆動部7を使って流
量比を制御する構成にしている。
【0035】以下、本実施例の動作を説明する。上記第
1の実施例で説明した内容と同じところは省略する。
1の実施例で説明した内容と同じところは省略する。
【0036】使用者がミネラル成分を添加した水を生成
するために、水道の蛇口を開くと、水道水がミネラル溶
出部16に供給され、まず、流量比制御弁10で流量比
に応じて分流され、その一方は添加筒1側を通り混合部
4へ、もう一方は、直接、混合部4へ送られる。混合部
4は薄め水と高濃度のミネラル水を再度混合し、ミネラ
ル成分を含んだミネラル生成水となる。制御手段6が濃
度センサ5の結果から流量比制御弁10のミネラル水流
量と薄め水流量の比を制御することにより所定の硬度の
ミネラル生成水をえることが可能になる。上記流量比は
濃度センサの値と設定硬度との差で流量比を制御するよ
うにしている。
するために、水道の蛇口を開くと、水道水がミネラル溶
出部16に供給され、まず、流量比制御弁10で流量比
に応じて分流され、その一方は添加筒1側を通り混合部
4へ、もう一方は、直接、混合部4へ送られる。混合部
4は薄め水と高濃度のミネラル水を再度混合し、ミネラ
ル成分を含んだミネラル生成水となる。制御手段6が濃
度センサ5の結果から流量比制御弁10のミネラル水流
量と薄め水流量の比を制御することにより所定の硬度の
ミネラル生成水をえることが可能になる。上記流量比は
濃度センサの値と設定硬度との差で流量比を制御するよ
うにしている。
【0037】すなわち、(濃度センサの硬度)>(設定
硬度)の時、ミネラル水の流量を減らす方向に、(濃度
センサの硬度)<(設定硬度)の時、ミネラル水の流量
を増やす方向に、それぞれ制御手段6が濃度センサ5の
抵抗値で判断し、駆動部7を使って流量比制御弁10を
制御する。ミネラル流量と薄め水流量の比を制御するこ
とにより簡単に所定の硬度をえること可能になる。
硬度)の時、ミネラル水の流量を減らす方向に、(濃度
センサの硬度)<(設定硬度)の時、ミネラル水の流量
を増やす方向に、それぞれ制御手段6が濃度センサ5の
抵抗値で判断し、駆動部7を使って流量比制御弁10を
制御する。ミネラル流量と薄め水流量の比を制御するこ
とにより簡単に所定の硬度をえること可能になる。
【0038】(実施例4)次に、本発明の第四の実施例
を図5〜図7を使って説明する。なお、上記第三の実施
例と同一構成部品には同一符号を付して説明を省略す
る。上記第3の実施例のミネラル水と薄め水の流量比調
整モードに加えて、薄め水側、ミネラル水側のみ流量制
御モードを有する制御弁11を配置し、制御手段6が駆
動部7を使って制御する構成にしている。
を図5〜図7を使って説明する。なお、上記第三の実施
例と同一構成部品には同一符号を付して説明を省略す
る。上記第3の実施例のミネラル水と薄め水の流量比調
整モードに加えて、薄め水側、ミネラル水側のみ流量制
御モードを有する制御弁11を配置し、制御手段6が駆
動部7を使って制御する構成にしている。
【0039】制御弁11の構成について図6を使って説
明する。制御弁11は、水道水入口12、薄め水出口1
3、ミネラル水出口14を有するケースと、入ってきた
水道水を2つに分流し、各々の流量を調整する溝を有す
るドラム15で構成されている。ドラム15は駆動部7
で駆動されてドラム15が回転し、ミネラル水と薄め水
の流量が制御されるようになっている。
明する。制御弁11は、水道水入口12、薄め水出口1
3、ミネラル水出口14を有するケースと、入ってきた
水道水を2つに分流し、各々の流量を調整する溝を有す
るドラム15で構成されている。ドラム15は駆動部7
で駆動されてドラム15が回転し、ミネラル水と薄め水
の流量が制御されるようになっている。
【0040】図7はこのドラム15を平面に展開した図
で、角度0〜40°は薄め水のみのモード、角度40〜20
0°はミネラル水と薄め水の流量比調整モード、200〜33
0°はミネラル水のみの流量調整モードで、ドラムが回
転した結果、ケースの孔が相対的に上下に動くことによ
り流量比が変化する様になっている。
で、角度0〜40°は薄め水のみのモード、角度40〜20
0°はミネラル水と薄め水の流量比調整モード、200〜33
0°はミネラル水のみの流量調整モードで、ドラムが回
転した結果、ケースの孔が相対的に上下に動くことによ
り流量比が変化する様になっている。
【0041】以下、本実施例の動作を説明する。上記第
3の実施例で説明した内容と同じところは省略する。異
なる点は、添加筒1と薄め水の混合液だけでなく、薄め
水のモードで薄め水だけで水道水と同じ硬度、ミネラル
水のみの流量調整モードで、添加筒1だけで添加筒1側
の流量を制御する事で、更に高硬度のミネラル水を生成
することが可能になっている。
3の実施例で説明した内容と同じところは省略する。異
なる点は、添加筒1と薄め水の混合液だけでなく、薄め
水のモードで薄め水だけで水道水と同じ硬度、ミネラル
水のみの流量調整モードで、添加筒1だけで添加筒1側
の流量を制御する事で、更に高硬度のミネラル水を生成
することが可能になっている。
【0042】原水と同じ硬度を出す時には、ドラムの角
度を0度にして添加筒1側の流量を0にして薄め水側の
流量を全開にする。原水より少しだけ硬度の高い水を生
成するときには、ミネラル水と薄め水の流量比調整モー
ドで流量比の制御をし、更に高い高度の水を作るときに
は薄め水の流量を0にし、添加筒1側の流量を全開から
少しずつ絞り流量を少なくする事で高硬度のミネラル水
を生成することができるようになる。また、駆動部、制
御弁が1個ずつで行っているので価格が安く制御がしや
すくなる。
度を0度にして添加筒1側の流量を0にして薄め水側の
流量を全開にする。原水より少しだけ硬度の高い水を生
成するときには、ミネラル水と薄め水の流量比調整モー
ドで流量比の制御をし、更に高い高度の水を作るときに
は薄め水の流量を0にし、添加筒1側の流量を全開から
少しずつ絞り流量を少なくする事で高硬度のミネラル水
を生成することができるようになる。また、駆動部、制
御弁が1個ずつで行っているので価格が安く制御がしや
すくなる。
【0043】(実施例5)次に、本発明の第五の実施例
を図8を使って説明する。なお、上記第三の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。本実
施例は、上記実施例1〜4の構成を少なくとも2つ以上
直列に接続し、異なる材料の濃度を個別に生成できるよ
うに構成されている。
を図8を使って説明する。なお、上記第三の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。本実
施例は、上記実施例1〜4の構成を少なくとも2つ以上
直列に接続し、異なる材料の濃度を個別に生成できるよ
うに構成されている。
【0044】以下、本実施例の動作を説明する。動作
は、上記第1〜4の実施例で説明した内容とほとんど同
じである。異なる点は、上記第1から4の実施の構成で
あるミネラル溶出部16,17が2つ以上直列に接続さ
れている構成になっている点である。一台目のミネラル
溶出部16の添加筒にはカルシウム、例えば硫酸カルシ
ウム等の溶解材料を充填し、二台目のミネラル溶出部1
7の添加筒はマグネシウム、例えば硫酸マグネシウム等
の溶解材料を充填してある。
は、上記第1〜4の実施例で説明した内容とほとんど同
じである。異なる点は、上記第1から4の実施の構成で
あるミネラル溶出部16,17が2つ以上直列に接続さ
れている構成になっている点である。一台目のミネラル
溶出部16の添加筒にはカルシウム、例えば硫酸カルシ
ウム等の溶解材料を充填し、二台目のミネラル溶出部1
7の添加筒はマグネシウム、例えば硫酸マグネシウム等
の溶解材料を充填してある。
【0045】原水硬度は50で、最終硬度は例えば30
0にする。その硬度上昇の割合は、カルシウムが150
でマグネシウムが100とすると、第一段目のミネラル
溶出部16の濃度センサは、原水硬度50+上昇硬度1
50で、1段目の最終硬度は200になるように制御手
段が制御弁の制御を行う。その水を原水にして第2段目
のミネラル溶出部17でマグネシウムを添加して、最終
硬度300になるように制御手段が制御する。このよう
に少なくとも2つ以上ミネラル溶出部16,17を直列
に接続する事により、添加量を制御できるだけでなく成
分量を自由に変える事が可能なミネラル水を生成でき
る。
0にする。その硬度上昇の割合は、カルシウムが150
でマグネシウムが100とすると、第一段目のミネラル
溶出部16の濃度センサは、原水硬度50+上昇硬度1
50で、1段目の最終硬度は200になるように制御手
段が制御弁の制御を行う。その水を原水にして第2段目
のミネラル溶出部17でマグネシウムを添加して、最終
硬度300になるように制御手段が制御する。このよう
に少なくとも2つ以上ミネラル溶出部16,17を直列
に接続する事により、添加量を制御できるだけでなく成
分量を自由に変える事が可能なミネラル水を生成でき
る。
【0046】(実施例6)次に、本発明の第六の実施例
を図9を使って説明する。なお、上記第五の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。上記
請求項5の構成の中の少なくとも一つ以上の構成に、予
めマグネシウム等の材料を溶解した液体18とその吐出
流量を制御する制御弁19を配置し、その液体18を混
合する混合部20と、混合した液体の濃度を測定する濃
度センサ21とその濃度センサ21が設定濃度になるよ
うに、制御弁19の流量を駆動部22を使って制御手段
6が制御するで構成されている。
を図9を使って説明する。なお、上記第五の実施例と同
一構成部品には同一符号を付して説明を省略する。上記
請求項5の構成の中の少なくとも一つ以上の構成に、予
めマグネシウム等の材料を溶解した液体18とその吐出
流量を制御する制御弁19を配置し、その液体18を混
合する混合部20と、混合した液体の濃度を測定する濃
度センサ21とその濃度センサ21が設定濃度になるよ
うに、制御弁19の流量を駆動部22を使って制御手段
6が制御するで構成されている。
【0047】以下、本実施例の動作を説明する。上記第
1の実施例で説明した内容と同じである。異なる点は、
添加材料としてミネラル材料は固体に水を通して溶解量
を変化させていたが、予め濃度の決まったミネラル材料
を溶解した液体18の流量を制御弁19で変えて混合部
20に供給し、その濃度を濃度センサ19で測定し、設
定濃度になるように制御手段6を使って調整する様に動
作する。
1の実施例で説明した内容と同じである。異なる点は、
添加材料としてミネラル材料は固体に水を通して溶解量
を変化させていたが、予め濃度の決まったミネラル材料
を溶解した液体18の流量を制御弁19で変えて混合部
20に供給し、その濃度を濃度センサ19で測定し、設
定濃度になるように制御手段6を使って調整する様に動
作する。
【0048】このようにすることにより、異なる材料の
溶解度を気にせず、溶解度の大きい材料を安定して使用
できるので制御が簡単になる。
溶解度を気にせず、溶解度の大きい材料を安定して使用
できるので制御が簡単になる。
【0049】また、混合部はただ単に混ぜるだけでな
く、積極的に混ぜる機能が合った方がより濃度ばらつき
の少ないミネラル水が生成できる。この混ぜる機能を流
量計等と共用しても良い。
く、積極的に混ぜる機能が合った方がより濃度ばらつき
の少ないミネラル水が生成できる。この混ぜる機能を流
量計等と共用しても良い。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、溶解する材料
を充填した添加筒と、供給された原液の一部をその添加
筒側に分流する分流器と、分流する流量を制御する制御
弁と、分流した液と本流の液とを再度混合する混合部
と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサと、
その測定結果と予め設定された濃度との比較結果により
制御弁を使って分流する流量を変えて設定濃度が得られ
るように制御することにより、長期間、安定的に定濃度
で高濃度のミネラルを溶出させた水をつくることができ
る。
を充填した添加筒と、供給された原液の一部をその添加
筒側に分流する分流器と、分流する流量を制御する制御
弁と、分流した液と本流の液とを再度混合する混合部
と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサと、
その測定結果と予め設定された濃度との比較結果により
制御弁を使って分流する流量を変えて設定濃度が得られ
るように制御することにより、長期間、安定的に定濃度
で高濃度のミネラルを溶出させた水をつくることができ
る。
【0051】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
構成に加えて、分流器と混合部間に、本流の流量を調整
する本流制御弁を配置し、混合された液の濃度を測定す
る濃度センサと、その測定結果と予め設定された濃度と
の比較結果により分流制御弁と本流制御弁を使って分流
する流量を変えて設定濃度が得られるように制御するこ
とにより、長期間、安定的に定濃度で高濃度のミネラル
を溶出させた水をつくることができる。
構成に加えて、分流器と混合部間に、本流の流量を調整
する本流制御弁を配置し、混合された液の濃度を測定す
る濃度センサと、その測定結果と予め設定された濃度と
の比較結果により分流制御弁と本流制御弁を使って分流
する流量を変えて設定濃度が得られるように制御するこ
とにより、長期間、安定的に定濃度で高濃度のミネラル
を溶出させた水をつくることができる。
【0052】請求項3の発明によれば、溶解する材料を
充填した添加筒と、供給された原液の一部をその添加筒
に分流し、分流する流量と本流の流量比を制御する流量
比制御弁と、分流した液と本流の液を再度混合する混合
部と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサ
と、その測定結果と予め設定された濃度との比較結果に
より流量比制御弁を制御し分流する流量を変えて設定の
濃度が得られるように制御することにより、長期間、安
定的に定濃度で高濃度のミネラルを溶出させた水をつく
ることができる。
充填した添加筒と、供給された原液の一部をその添加筒
に分流し、分流する流量と本流の流量比を制御する流量
比制御弁と、分流した液と本流の液を再度混合する混合
部と、その混合された液の濃度を測定する濃度センサ
と、その測定結果と予め設定された濃度との比較結果に
より流量比制御弁を制御し分流する流量を変えて設定の
濃度が得られるように制御することにより、長期間、安
定的に定濃度で高濃度のミネラルを溶出させた水をつく
ることができる。
【0053】請求項4の発明によれば、上記請求項3の
流量比制御弁の流量比制御に加えて、添加筒側のみの流
量調整可能なモードを有する制御弁で構成することによ
り、さらに高濃度のミネラルを溶出させた水をつくるこ
とができる。
流量比制御弁の流量比制御に加えて、添加筒側のみの流
量調整可能なモードを有する制御弁で構成することによ
り、さらに高濃度のミネラルを溶出させた水をつくるこ
とができる。
【0054】請求項5の発明によれば、上記請求項1か
ら4の構成を少なくとも2つ以上直列に接続することに
より、異なる材料の濃度を個別に、長期間、安定的に定
濃度で高濃度のミネラルを溶出させた水をつくることが
できる。
ら4の構成を少なくとも2つ以上直列に接続することに
より、異なる材料の濃度を個別に、長期間、安定的に定
濃度で高濃度のミネラルを溶出させた水をつくることが
できる。
【0055】請求項6の発明によれば、上記請求項5の
構成に加えて、予め材料を溶解した液体とその流量を制
御する制御弁を配置し、その液体を混合する混合部と、
混合した液体の濃度を測定する濃度センサとその濃度セ
ンサが設定濃度になるように、制御弁の流量を制御する
ことにより、異なる材料の濃度を個別に、長期間、安定
的に定濃度で高濃度のミネラルを溶出させた水をつくる
ことができる。
構成に加えて、予め材料を溶解した液体とその流量を制
御する制御弁を配置し、その液体を混合する混合部と、
混合した液体の濃度を測定する濃度センサとその濃度セ
ンサが設定濃度になるように、制御弁の流量を制御する
ことにより、異なる材料の濃度を個別に、長期間、安定
的に定濃度で高濃度のミネラルを溶出させた水をつくる
ことができる。
【図1】本発明の実施例1におけるミネラル溶出装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例1におけるミネラル溶出装置の
ミネラル流量と硬度、総硬度の関係を示す図
ミネラル流量と硬度、総硬度の関係を示す図
【図3】本発明の実施例2におけるミネラル溶出装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例3におけるミネラル溶出装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例4におけるミネラル溶出装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施例4におけるミネラル溶出装置に
使用する制御弁の構成図
使用する制御弁の構成図
【図7】本発明の実施例4におけるミネラル溶出装置に
使用する制御弁の展開図
使用する制御弁の展開図
【図8】本発明の実施例5におけるミネラル溶出装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施例6におけるミネラル溶出装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
1 添加筒 2 分流部 3 ミネラル流量制御弁 4 混合部 5、21 濃度センサ 6 制御手段 7 駆動部 8 薄め水流量制御弁 9 駆動部 10 流量比例弁 11、19 制御弁 16、17 ミネラル溶出部 18 溶解した液体 22 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弘松 太 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 溶解する材料を充填した添加筒と、供給
された原液の一部をその添加筒側に分流する分流器と、
分流する流量を制御する制御弁と、分流した液と本流の
液とを再度混合する混合部と、その混合された液の濃度
を測定する濃度センサと、その測定結果と予め設定され
た濃度との比較結果により前記制御弁により分流する流
量を変えて設定濃度が得られるように制御する制御手段
とで構成されたミネラル溶出装置。 - 【請求項2】 分流器と混合部間に、本流の流量を調整
する本流制御弁を配置し、混合された液の濃度を測定す
る濃度センサと、その測定結果と予め設定された濃度と
の比較結果により分流制御弁と本流制御弁を使って分流
する流量を変えて設定濃度が得られるように制御する制
御手段とで構成された請求項1記載のミネラル溶出装
置。 - 【請求項3】 溶解する材料を充填した添加筒と、供給
された原液の一部をその添加筒に分流し、分流する流量
と本流の流量比を制御する流量比制御弁と、分流した液
と本流の液を再度混合する混合部と、その混合された液
の濃度を測定する濃度センサと、その測定結果と予め設
定された濃度との比較結果により流量比制御弁を制御し
分流する流量を変えて設定の濃度が得られるように制御
する制御手段とで構成されたミネラル溶出装置。 - 【請求項4】 添加筒側のみの流量調整可能なモードを
有する制御弁で構成された請求項3記載のミネラル溶出
装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載のミネラル溶出装置の
うち少なくとも2つ以上を直列に接続し、異なる材料の
濃度を個別に生成できるミネラル溶出装置。 - 【請求項6】 予め材料を溶解した液体とその流量を制
御する制御弁を配置し、その液体を混合する混合部と、
混合した液体の濃度を測定する濃度センサとその濃度セ
ンサが設定濃度になるように、制御弁の流量を制御する
請求項5記載のミネラル溶出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22329497A JPH1157751A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | ミネラル溶出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22329497A JPH1157751A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | ミネラル溶出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157751A true JPH1157751A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16795895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22329497A Pending JPH1157751A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | ミネラル溶出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1157751A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010138088A1 (en) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | Krairurg Kodcha | Mineral water producing system |
JP2011056366A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Riken Techno System:Kk | ミネラル含有水製造装置、遠赤外線発生水製造設備及び遠赤外線発生水製造方法 |
JP2016060740A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-04-25 | 株式会社理研テクノシステム | ミネラル機能水および単細胞生物の防除方法 |
CN109761334A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-05-17 | 郭修斌 | 按需调控溶液浓度的装置、方法以及矿物质水机、苏打水机和加药罐 |
CN110282709A (zh) * | 2019-07-06 | 2019-09-27 | 山东华通环境科技股份有限公司 | 一种次氯酸钠发生器用3%-5%食盐水制备装置 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22329497A patent/JPH1157751A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010138088A1 (en) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | Krairurg Kodcha | Mineral water producing system |
JP2011056366A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Riken Techno System:Kk | ミネラル含有水製造装置、遠赤外線発生水製造設備及び遠赤外線発生水製造方法 |
JP2016060740A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-04-25 | 株式会社理研テクノシステム | ミネラル機能水および単細胞生物の防除方法 |
CN109761334A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-05-17 | 郭修斌 | 按需调控溶液浓度的装置、方法以及矿物质水机、苏打水机和加药罐 |
CN110282709A (zh) * | 2019-07-06 | 2019-09-27 | 山东华通环境科技股份有限公司 | 一种次氯酸钠发生器用3%-5%食盐水制备装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A521 | Written amendment |
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|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050201 |