JPH1157462A - 排ガス処理用の吸着剤 - Google Patents

排ガス処理用の吸着剤

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JPH1157462A
JPH1157462A JP9227424A JP22742497A JPH1157462A JP H1157462 A JPH1157462 A JP H1157462A JP 9227424 A JP9227424 A JP 9227424A JP 22742497 A JP22742497 A JP 22742497A JP H1157462 A JPH1157462 A JP H1157462A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価でありながら吸着性に優れ、リサイクル
も可能な排ガス処理用の吸着剤を提供する。 【解決手段】 飛灰をアルカリ水溶液と混合し、90℃
程度に加熱して得られる人工ゼオライトに、Ca化合物
を混和させて、粒状の吸着剤に生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工ゼオライトを
用いた排ガス処理用の吸着剤に関し、特に、排ガス中の
ダイオキシン類などを確実に吸着すると共に、吸着した
ダイオキシン類を分解する処理によって吸着性能を回復
することができる排ガス処理用の吸着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイオキシンとは、ポリ塩化ジベンゾパ
ラジオキシン(PCDDS )の通称であり、塩素の置換
数と置換位置により、8種類の同族体と75種類の異性
体が存在する。このうち、2,3,7,8-4塩化ジベンゾパラ
ジオキシン(2,3,7,8-T4CDD )は、最強の毒性を有して
いる。また、同じような構造と性質を持つ化合物にポリ
塩化ジベンブフラン(PCDFS )があり、塩素の置換
数と置換位置により、8種類の同族体と135種類の異
性体が存在する。一般には、ダイオキシンとフランを総
称してダイオキシン類と称しているが、ダイオキシン類
は、強い急性毒性を有していることが広く知られてい
る。このダイオキシン類の毒性は、同族体や異性体間で
大きく異なっているので、最も毒性の強い2,3,7,8-T4CD
D の毒性に換算して総量としての毒性評価を行ってい
る。2,3,7,8-T4CDD の毒性を1とした相対値が、毒性等
価換算係数(TEF)であり、各異性体の実測濃度に、
それぞれのTEFを掛け合わせた数値の総和を毒性等価
濃度(TEQ)と呼んで毒性の指標としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるダイオキシン類
は、一般廃棄物や産業廃棄物の焼却炉からも発生するこ
とが知られており、焼却炉から発生するダイオキシン類
を除去する吸着剤も各種のものが提案されている。しか
しながら、いずれの吸着剤も十分に安価であるとは言え
ず、小型の焼却炉に用いるのに必ずしも適しているとは
言えなかった。また、学校に設置される焼却炉のように
バッチ的に運転される焼却炉は、排出するダイオキシン
類を5ngTEQ/m3N以下にすることが望まれているが
(厚生省のガイドライン値)、このガイドライン値を満
足する吸着性を備えると共に、リサイクル可能で安価な
吸着剤を実現できれば、環境汚染を防止する上で極めて
望ましい。この発明は、かかる社会的要請に基づいてな
されたものであって、安価でありながら吸着性に優れ、
リサイクルも可能な排ガス処理用の吸着剤を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る排ガス処理用の吸着剤は、飛灰をアル
カリ水溶液と混合し、90℃程度に加熱して得られる人
工ゼオライトに、Ca化合物を混和させて、粒状の吸着
剤に成形している。アルカリ水溶液は、好適には、2.
5〜3.5Nの水酸化ナトリウム水溶液であり、本発明
の吸着剤は、結合剤により2〜10mmφの粒径に成形
するのが望ましい。この吸着剤は、120℃〜200℃
の温度域で使用するのが望ましく、より好ましくは、1
50℃〜180℃で使用するのが望ましい。本発明の吸
着剤によれば、ダイオキシン類や塩化水素ガスだけでな
く、アルデヒド類、SOX 、硫化水素、メルカプタンな
ども除去することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、ダイオキシン類
などの吸着剤としてゼオライトを使用する点にある。ゼ
オライトは、Xm n 2n・SH2 O(X=Na,C
a,Kなど、Y=Si+Al、Sは不定)の一般式で表
される含水アルミノケイ酸塩であるが、本発明では、天
然ゼオライトや合成ゼオライドではなく人工ゼオライト
を用いている。人工ゼオライトとは、石炭灰などを原料
として合成されるゼオライトをいい、ある程度純粋な原
料(ケイ酸や水酸化アルミニウムなど)を必要とする合
成ゼオライトとは区別されるものである。この人工ゼオ
ライトには、ゼオライトになりきっていない中間生成物
や活性炭のような有機物が含まれており、ゼオライト純
品の含有率と結晶度は、合成ゼオライトと天然ゼオライ
トの中間に位置している。しかしながら、人工ゼオライ
トは、合成ゼオライトより廉価である(天然ゼオライト
と同等またはそれ以下)という利点だけでなく、含有す
る不純物(中間生成物や未燃焼炭素分)に起因して、吸
着性能や表面酸性などの有用な特性を有している。ま
た、陽イオン交換容量は、天然ゼオライトと同等ないし
3倍程度である。
【0006】人工ゼオライトは、市販のものを用いても
良いが、飛灰から製造したものを用いるのがコスト的に
有利である。飛灰として、石炭やパルプなどの焼却灰
は、雑多なものを含まない点で好ましいが、その他、一
般廃棄物や産業廃棄物の焼却灰などを用いることもでき
る。人工ゼオライト製造する場合には、先ず、粒径の細
かいものを選んだ飛灰とNaOH水溶液(規定度2.5
N〜3.5N)とを、90℃程度で12〜28時間反応
させる。その後、塩化カルシウムCaCl2 を2時間程
度反応させて、NaをCaと置換する。そして、水洗し
た後に粉末を乾燥させれば、Ca型人工ゼオライトが生
成される。なお、この処理により生じた生成物は、正し
くは、ゼオライトを含んだ石炭灰のアルカリ処理産物と
言うべきものである。
【0007】排ガス中の塩化水素ガスを吸着させるため
に、上記したCa型人工ゼオライトにCa化合物を添加
することとし、両者を混和後、有機質若しくは無機質か
らなる結合剤によって粒状若しくは円柱状に成形する。
Ca化合物は、例えば、水酸化カルシウムCa(OH)
や酸化カルシウムCaOであり、その添加量は、排ガス
中の塩化水素HClガスの量に応じて、5%〜20重量
%程度の範囲で適宜に設定される。一例をあげると、H
Clガスが少ない場合には、Ca化合物の含有量が5%
程度であり、HClガスが多い場合には15%程度であ
る。
【0008】吸着剤の粒径は、特に限定されないが、通
常は、2mmφ〜5mmφ程度である。なお、排ガス量
が少なく圧損が問題になるような場合には、5mmφ〜
10mmφに設定すれば良い。吸着剤の動作温度として
は、Ca型人工ゼオライトの吸着性能の他、ダイオキシ
ンの再合成や、装置の腐食温度を考慮して、120〜2
00℃、より好ましくは、150〜180℃程度に設定
するのが良い。なお、焼却炉からの排ガス温度は、通常
800〜1000℃であるので、水冷方式などにより、
予め、250℃程度まで予備冷却しておく必要がある。
【0009】使用により吸着剤の吸着性能が落ちてくる
と、吸着剤を取り替える必要があるが、小型焼却炉はバ
ッチ処理的にゴミを焼却しているので、非運転時に吸着
剤を取り替える。なお、この際の作業を考慮すると、吸
着剤を、適宜なカートリッジに収納しておくのが好まし
い。回収した吸着剤には、ダイオキシン類などが吸着し
ており、これをこのまま廃棄したのでは、改めて環境汚
染の問題が生じる。そこで、回収した吸着剤を、90℃
に加熱したNaOH又はKOHの水溶液(2.5N〜
3.5N)に10〜20重量%のアルコールを加え、3
時間程度反応させてダイオキシン類を分解させるが、本
発明の吸着剤は、この処理によって、人工ゼオライトが
再合成されるという利点がある。ダイオキシン類の分解
と、人工ゼオライトの再合成とを実現するには、吸着剤
1重量部に対して、8〜15重量部以上のアルカリアル
コールを使用すれば良い。アルコールには、メタノール
若しくはエタノールを用いるのが好適である。なお、N
aOHの使用につき説明したが、KOH、NH4 OHな
ど、或いはNaOHとNH4 OH又はKOHとNH4
Hの混液を用いても良い。このようにして再合成された
人工ゼオライトは、吸着剤の材料として再利用すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、本発明の吸着剤の使用例を図示
したものであり、小型燃焼炉1から発生する排ガスを、
本発明の吸着剤を内蔵する吸着除去装置2に供給して、
排ガス中のダイオキシン類やHClガスなどを除去する
実施例である。この吸着除去装置2は、焼却能力が5t
/日未満の小型焼却炉1からの排ガスを処理するもので
あり、焼却炉1から排出されるダイオキシン類などは、
内蔵する人工ゼオライト・カートリッジに吸着されるよ
うになっている。図2と図3は、吸着除去装置2の概略
構成を図示したものであり、それぞれ、平面図(図2
(a))、右側面図(図2(b))、正面図(図3)を
示している。
【0011】この吸着除去装置2は、導入される排ガス
に対して霧状の水を噴霧する冷却塔3と、排ガスからダ
イオキシン類を除去する吸着塔4とが連通されて構成さ
れている。なお、送風機6や予備送風機8によって排ガ
スを流通させている。小型焼却炉1からの排ガスは、冷
却塔3の導入口3aから導入されて垂直下方に移動する
が、このときに、スプレーノズル5から噴射される冷却
水によって冷却される。冷却された排ガスは、送風機6
(誘引型ドラフトファン IDF)によって吸着塔4に向け
て押し出され、吸着塔4に導入された排ガスは、人工ゼ
オライト・カートリッジ7を通過して、吸着塔4の導出
口4aから排出される。排ガス中のダイオキシン類(PC
DDやPCDFなど)は、人工ゼオライト・カートリッジ7を
通過する過程で人工ゼオライト層に吸着されるが、ゼオ
ライト層の中央には、温度センサ(図示せず)が配置さ
れ、通過する排ガスの温度が所定域に維持されるよう制
御されている。具体的には、温度センサの出力値に応じ
てスプレーノズル5からの噴霧量が制御されるようにな
っている。
【0012】続いて、図示の吸着除去装置2を用いた実
施データについて説明する。小型焼却炉1において、ダ
ンボール(重量90%)に塩化ビニル樹脂PVC(重量
10%)を加えて燃焼させ、発生する排ガス濃度につき
数回実測したところ、窒素78〜82%、酸素10〜2
1%、二酸化炭素1〜8%であった。また、HClガス
濃度は250〜1300ppm、SOX 濃度は10〜1
00ppmであった。かかる排ガスにつき、小型焼却炉
1からの直接排出部(A)、冷却塔3の導入口3a
(B)、送風機6の出口(C)、吸着塔4の導出口4a
(D)の4か所の排ガスにつき、ダイオキシン濃度を測
定した。この際、排ガスの流量と吸着塔4の内部温度を
変えて、それぞれ3回ずつ計測を行った。使用した吸着
材は、人工ゼオライト85%に、酸化カルシウムCaO
15%を混合して、結合剤で固めて2mmφ〜5mmφ
の粒状にしたものである。なお、人工ゼオライトとして
は、前述した方法によって、石炭灰から製造したCa型
人工ゼオライトを使用した。
【0013】
【表1】
【0014】表1は、SV=1000/hの状態におい
て、吸着塔4の内部温度を150〜180℃に管理した
場合と、250℃〜300℃に管理した場合につき各3
回の計測結果を示している。吸着塔4の温度を150〜
180℃に管理した場合には、ダイオキシンの除去率
は、平均99.03%であるが、250℃〜300℃に
管理した場合には、平均88.5%に低下することが明
らかとなった。なお、SV(space velocity)1000で
あり、1時間当たり、人工ゼオライト・カートリッジ容
積の1000倍の排ガスを流通させている。
【0015】
【表2】
【0016】表2は、SV=5000/hの状態におい
て、同様の実験をした場合の各3回の計測結果を示して
いる。吸着塔4の内部温度を150〜180℃に管理し
た場合には、ダイオキシンの除去率は、平均99.1%
であるが、250℃〜300℃に管理した場合には、平
均89.5%に低下することが明らかとなった。なお、
表1、表2の実験では、排ガス中の酸素濃度が12%で
あった。以上の結果より、排ガスの流量は、1000〜
5000/h程度で問題がなく、好ましくは、2000
〜5000/h程度であろうと考えられる。また、人工
ゼオライト層の温度としては、120℃〜200℃で問
題がなく、好ましくは、150〜180℃程度であると
考えられる。なお、250℃以上では、物理吸着性の低
下に伴う吸着量の減少が生じているものと予想される。
【0017】
【表3】
【0018】表3は、HClガスやSOX の除去率を測
定した結果であり、原排ガス中に含まれていたHClガ
スは、酸化カルシウムCaOに吸着されて80〜90%
程度除去されたことが確認された。また、SOX 成分
は、水洗およびゼオライト吸着によって90%以上除去
されることが確認された。なお、ダイオキシン類に対す
る吸着性能よりも、HClやSOX に対する吸着性能の
方が早く劣化するので、人工ゼオライト・カートリッジ
の取り替え時期は、SOX の排出量などに基づいて決定
することができる。
【0019】
【表4】
【0020】表4は、使用済みの人工ゼオライトにつ
き、本発明の方法によってダイオキシンを分解できるこ
とを確認した計測データを示している。この計測データ
は、NaOHアルコール溶液に、使用済みの人工ゼオラ
イトを投入し、90℃に加熱した状態で攪拌しつつ数時
間反応させた結果を示している。反応時間が1時間、2
時間、3時間と変わるごとにTEQ除去率を算出すると
共に、規定度が2.5Nと3.5Nの場合についてTE
Q除去率を算出している。この結果によれば、規定度が
2.5N〜3.5NのNaOHアルコール溶液に、3時
間程度の反応させれば、人工ゼオライトを再生できるこ
とが確認された。なお、表面が崩れていたゼオライトに
ついても再結晶することが認められた。
【0021】図4は、本発明に係る吸着剤の製造および
メンテナンスの処理サイクルを示したものである。先
ず、焼却炉から飛灰を回収して、これから上記した方法
によって人工ゼオライトに生成する。具体的には、Na
OH水溶液(2.5〜3.5N)に混合し、加熱下(9
0℃)、12〜28時間反応された後、2時間、CaC
2 に反応させて、その後、水洗して乾燥させる。そし
て、適宜量のCa(OH)2 を添加して結合剤で固める
と、本発明の吸着剤(ゼオライト・カートリッジ)が生
成される。また、焼却炉で消石灰を使用しているため、
飛灰の中に消石灰を多く(例えば、20%以上)含んで
いるような場合には、焼却炉から回収した飛灰を、先
ず、HClと反応させてCa成分を除去する。水洗によ
りCaCl2 を除去した後、飛灰をNaOH水溶液
(2.5〜3.5N)に混合し、加熱下(90℃)、1
2〜28時間反応させて人工ゼオライトを製造すること
もできる。このようにして製造された人工ゼオライト
は、吸着剤(ゼオライト・カートリッジ)としてだけで
なく、他の用途、例えば、建築資材としても活用するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る吸着
剤は、製造コストが安いにも関わらず、ダイオキシン類
を除去するに十分な吸着性を有している。しかも、使用
後の吸着剤を回収してダイオキシン類を分解させると、
この処理によって人工ゼオライトを再合成することもで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着剤の使用例を図示したもので
ある。
【図2】本発明に係る吸着剤を内蔵する吸着除去装置に
ついて、平面図(a)と右側面図(b)を図示したもの
である。
【図3】図2に示す吸着除去装置について、その正面図
を図示したものである。
【図4】ゼオライト・カートリッジの製造およびメンテ
ナンスの処理サイクルを図示したものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛灰をアルカリ水溶液と混合し、90℃
    程度に加熱して得られる人工ゼオライトに、Ca化合物
    を混和させて粒状の吸着剤に成形してなることを特徴と
    する排ガス処理用の吸着剤。
  2. 【請求項2】 前記アルカリ水溶液は、2.5〜3.5
    NのNaOH水溶液である請求項1に記載の排ガス処理
    用の吸着剤。
  3. 【請求項3】 前記吸着剤は、結合剤により2〜10m
    mφの粒径に成形されている請求項2に記載の排ガス処
    理用の吸着剤。
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