JPH115736A - イブプロフェン含有錠剤 - Google Patents

イブプロフェン含有錠剤

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JPH115736A
JPH115736A JP9158566A JP15856697A JPH115736A JP H115736 A JPH115736 A JP H115736A JP 9158566 A JP9158566 A JP 9158566A JP 15856697 A JP15856697 A JP 15856697A JP H115736 A JPH115736 A JP H115736A
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JP
Japan
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ibuprofen
film
tablet
weight
coating
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Pending
Application number
JP9158566A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ito
充 伊藤
Shinji Ando
伸治 安藤
Toru Maki
亨 牧
Takahiko Tamura
貴彦 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠剤中のイブプロフェンの昇華を防止し、充
分にイブプロフェンの苦味がマスキングされたフィルム
コート錠剤を提供する。 【解決手段】フィルム基剤と、その1重量部に対しPE
Gを0.05重量部〜0.15重量部配合したフィルム
層をコーティングすることにより、イブプロフェンの昇
華を抑制し、その苦味をマスキングしたイブプロフェン
含有錠剤を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムコーティ
ングにより、イブプロフェンの昇華を抑制しその苦味を
マスキングした、イブプロフェン含有錠剤に関する。
【0002】
【従来の技術】苦味が強く服用性の悪い薬物を含む錠剤
を調製するに当たって、薬物の苦味の発現を抑制するた
めに種々の苦味マスキング方法が開発されてきた。近
年、その有効な方法として、多工程を要する糖衣法に比
べ、操作の簡便なフィルムコーティング法が汎用されて
いる。
【0003】その際用いられるフィルム基剤としては、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)やヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC)等の水溶性高分
子が汎用される。しかし、これらをフィルム基剤とした
フィルムコーティングでは、フィルム層が収縮して剥が
れ易いため、ポリエチレングリコール(PEG)を可塑
剤として、フィルム基剤1重量部に対して0.25重量
部〜0.4重量部を添加して、フィルム層の収縮を防止
する技術が多用されている。このPEGの添加は、フィ
ルムコーティングに顔料として酸化チタンを配合したと
きに生ずるフィルムコートの黒ずみ等を抑制する効果も
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このP
EGを含有するフィルムコーティングをイブプロフェン
を含有する裸錠に施すと、イブプロフェンが経時的に昇
華してコーティング層の外側に析出し、フィルムコーテ
ィングの目的である薬物の苦味マスキングが十分には行
われないことがわかった。さらに、例えば錠剤をガラス
瓶容器に保存した場合、フィルム層の外側に昇華したイ
ブプロフェンが拡散して容器の内側に付着し、瓶内壁が
曇り、商品価値が減じるなどの問題が認められた。この
ため、イブプロフェンの昇華と苦味の発現を抑制したフ
ィルムコーティング錠剤の開発が必要となった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、イブプロ
フェンの昇華を抑制する方法を種々検討した結果、フィ
ルム層に含まれるPEGの含有量を制御することで、イ
ブプロフェンの昇華を抑制し苦味がマスキングされた、
商品性に優れるフィルムコーティング錠剤を調製できる
ことを見出し、これらの知見を基に本発明を完成した。
【0006】即ち本発明は、フィルム基剤と、その1重
量部に対しポリエチレングリコール0.05重量部〜
0.15重量部を配合してなるフィルム層でコーティン
グされた、イブプロフェン含有錠剤である。
【0007】一般的なフィルムコーティング操作は、H
PMCやHPC等のフィルム基剤、PEG等の可塑剤、
酸化チタン等の顔料その他の成分を溶解したコート液
を、裸錠へ噴霧、乾燥して行われる。
【0008】しかし、イブプロフェンを含有する裸錠
に、フィルム基剤1重量部に対してポリエチレングリコ
ールを0.25重量部〜0.4重量部を添加した、通常
のコート液を用いてフィルムコーティングを行ったとこ
ろ、イブプロフェンの苦味が経時的に発現され、フィル
ムコーティングの目的を達成することはできなかった。
この苦味の経時的発現の原因は、錠剤中のイブプロフェ
ンがフィルム層を透過して、その外側へ経時的に昇華す
るためであった。この現象は、フィルム層重量を通常使
用される量の倍量としても、すなわちフィルム層を厚く
しても、変わることはなかった。
【0009】しかし意外なことに、PEGの添加量をフ
ィルム基剤1重量部に対して0.15重量部以下とする
ことで、イブプロフェンの昇華を顕著に抑えることがで
きることが明らかになった。さらに、本発明者らは、P
EG本来の目的であるフィルム層の収縮防止や酸化チタ
ン等の添加による黒ずみ防止の効果と、先の知見に基づ
く昇華抑制効果とを両立させるべく、PEGの最適添加
量を検討したところ、フィルム基剤1重量部に対して
0.05重量部〜0.15重量部であることを見出した
のである。
【0010】本発明では、コート液の調製時に、フィル
ム基剤の配合量1重量部に対してPEGを0.05重量
部〜0.15重量部添加したコート液を調製し、このコ
ート液を用いて通常のフィルムコーティング操作を行う
ことで、所望のフィルムコーティングを行うことができ
る。
【0011】本発明では、フィルム基剤に対するPEG
の添加量を上記の範囲内とすることが重要である。この
範囲を上回るとイブプロフェンの昇華が急激に増加し、
その結果、苦味のマスキングが不十分となってしまう。
また、逆に範囲を下回ると、PEG本来の効果であるフ
ィルムコーティング錠剤の黒ずみやフィルムの収縮の防
止が十分に発揮されない。特にフィルム層の収縮はフィ
ルム層の断裂や剥がれ等を招き、この場合もイブプロフ
ェンの昇華を防止できずに苦味のマスキングを十分に行
うことができなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】イブプロフェン裸錠の調製方法に
は特に制限はなく、一般的な方法により調製することが
できる。すなわち、イブプロフェンをそのまま、又は賦
型剤、結合剤、崩壊剤もしくはその他の適当な添加剤を
加えて均等に混和した物を、そのまま、または顆粒化し
た後、圧縮成型して製造することができる。また、裸錠
に配合可能な薬理活性成分としては、イブプロフェンと
特別な配合禁忌の関係にあるものを除く他の成分であれ
ば、任意に選択して調製することができる。
【0013】本発明に使用されるフィルムコーティング
のフィルム基剤成分としては、HPMC、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール等の水溶性のフィルム基剤が挙げられ、中で
も製造時の取扱い性やフィルム特性などの点からHPM
Cが最も好ましい。また、フィルム基剤のコート液中の
配合量は特別な値とする必要はなく、一般的な量とし
て、コート液の3重量%〜25重量%となるように配合
すればよい。例えば、フィルム基剤としてHPMCを用
いる場合は、コート液の10重量%〜20重量%とすれ
ばよく、基剤の種類とコート液の粘度等を勘案して、適
時決定することができる。
【0014】本発明で使用するPEGは、平均分子量が
400から6000であるPEGであればよい。また、
コート液への添加量は、フィルム基剤1重量部に対して
0.05重量部〜0.15重量部とすればよい。
【0015】さらにこのコート液には、錠剤の色の隠蔽
や遮光、着色を目的として酸化チタンやタルクなどの顔
料、酸化鉄や黄色5号アルミニウムレーキなどの色素等
の不溶性物を、コート液中に対して30重量%以下、望
ましくは10〜15重量%として配合することもでき
る。
【0016】上記のような各成分を溶解する溶媒として
は、水、エタノール、または水とエタノールの混合溶液
等の使用が好ましい。
【0017】本発明におけるフィルムコーティング操作
それ自体は、何ら特別な操作や機器を必要とするもので
はなく、例えばパウレック社製のドリアコータやフロイ
ント製のハイコータ等の一般的なコーティング機を用
い、裸錠に上記で説明したコート液を噴霧、乾燥する作
業を適当な回数繰り返して行えばよい。フィルム層の付
着の程度は、錠剤の重量増加、すなわちフィルム層の重
量を測る一般的な方法により行うことができる。通常の
フィルム層重量は、裸錠の単位重量当たり2〜5%に相
当する量、例えば1錠当たり300mgの9mm径錠剤
に対して6〜15mgのフィルム層が形成されるように
製剤設計されることが多く、本発明もこの条件によるフ
ィルムコーティング操作により得ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、経時的なイブプロフェ
ンの苦味の発現が抑制された、服用性に優れたイブプロ
フェン含有錠剤を提供することが出来る。
【0019】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説
明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものでは
ない。
【0020】
【実施例】 <実施例1>フィルムコートする前の裸錠を、下記の組
成と製造方法により調製した。イブプロフェン450
g、結晶セルロース299g,低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース100g,ヒドロキシプロピルセルロー
ス50gを混合し,湿式造粒法により顆粒を調製した.
得られた顆粒とステアリン酸マグネシウム1gを混合
し、菊水製作所製ロータリー打錠機コレクト19Kを用
いて、9mm径、1錠300mgの裸錠全900gを得
た。
【0021】この様にして得た裸錠に、HPMC291
0(信越化学社製)87g及びPEG(分子量600
0、三洋化学社製)13gを精製水1062gに溶解し
た後、酸化チタン18gを分散させたフィルム液1を、
スプレーにより噴霧後乾燥させて、一錠当たり15mg
のフィルム層でコーティングされたイブプロフェン含有
錠剤を得た。
【0022】<実施例2>実施例1と同様にして得た裸
錠に、HPMC(2910)87g及びPEG(分子量
6000)9gを精製水1026gに溶解し、酸化チタ
ン18gを分散させたフィルム液2を、スプレーにより
噴霧後乾燥させて、1錠当たり15mgのフィルム層で
コーティングされたイブプロフェン含有錠剤を得た。
【0023】<実施例3>実施例1で得た裸錠に、HP
MC(2910)87g及びPEG(分子量6000)
5gを精製水1026gに溶解し、酸化チタン18gを
分散させたフィルム液3を、スプレーにより噴霧後乾燥
させて、1錠当たり15mgのフィルム層でコーティン
グされたイブプロフェン含有錠剤を得た。
【0024】<比較例1>実施例1と同様にして得た裸
錠に、HPMC(2910)87g及びPEG(分子量
6000)13gを精製水1089gに溶解し、酸化チ
タン18gを分散させたフィルム液4を、スプレーによ
り噴霧後乾燥させて、1錠当たり15mgのフィルム層
でコーティングされたイブプロフェン含有錠剤を得た。
【0025】<比較例2>実施例1と同様にして得た裸
錠に、HPMC(2910)87g及びPEG(分子量
6000)26gを精製水1179gに溶解し、酸化チ
タン18gを分散させたフィルム液5を、スプレーによ
り噴霧後乾燥させて、1錠当たり15mgのフィルム層
でコーティングされたイブプロフェン含有錠剤を得た。
【0026】<比較例3>実施例1と同様にして得た裸
錠に、HPMC(2910)87gを精製水945gに
溶解し、酸化チタン18gを分散させたフィルム液5
を、スプレーにより噴霧後乾燥させて、1錠当たり15
mgのフィルム層でコーティングされたイブプロフェン
含有錠剤を得た。
【0027】<試験例>上記実施例1〜3及び比較例1
〜3で得られた錠剤を瓶に入れ、40℃に1ヶ月間保存
した後、イブプロフェンの昇華の度合いを観察した。昇
華の度合いに関しては瓶内壁のくもり具合を観察するこ
とで、錠剤の味(苦味)については10人のパネラーに
より評価した。評価は以下の基準により行った。
【0028】<評価基準> 瓶のくもり (+):著しく白濁 (±):わずかに白濁 (−):くもりを認めない 錠剤の味(苦味) (+):苦い (±):わずかに苦い (−):無味
【0029】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 貴彦 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム基剤と、その1重量部に対しポ
    リエチレングリコール0.05重量部〜0.15重量部
    を配合してなるフィルム層でコーティングされた、イブ
    プロフェン含有錠剤。
JP9158566A 1997-06-16 1997-06-16 イブプロフェン含有錠剤 Pending JPH115736A (ja)

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