JPH1156844A - 超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法 - Google Patents

超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法

Info

Publication number
JPH1156844A
JPH1156844A JP9241695A JP24169597A JPH1156844A JP H1156844 A JPH1156844 A JP H1156844A JP 9241695 A JP9241695 A JP 9241695A JP 24169597 A JP24169597 A JP 24169597A JP H1156844 A JPH1156844 A JP H1156844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
delay time
sampling interval
deflection angle
sample points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9241695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Ito
嘉彦 伊藤
Hiroshi Fukukita
博 福喜多
Takashi Hagiwara
尚 萩原
Morio Nishigaki
森雄 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9241695A priority Critical patent/JPH1156844A/ja
Publication of JPH1156844A publication Critical patent/JPH1156844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大容量メモリーを必要とせずCPUにより精度
の高い遅延時間データを短時間で算出しうる超音波診断
装置の遅延時間演算装置及び方法を提供すること。 【解決手段】アレイ状に配置された複数個の超音波振動
子を使用し超音波ビームを偏向し集束する超音波診断装
置において、超音波ビーム形成の中心点から超音波振動
子までの距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定し
(ステップ1)、距離xおよび偏向角θにおける標本点
間の標本化間隔を設定し(ステップ2)、前記標本点に
おける超音波ビームの遅延時間を計算し(ステップ
3)、前記距離x方向および偏向角θ方向における各標
本点間の遅延時間を補間する(ステップ4、5)ように
し、前記標本化間隔を焦点距離fか、焦点距離f及び偏
向角θか、または超音波振動子の座標xの大きさに従っ
て大きくに設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】アレイ状に配置された複数個
の超音波振動子から予め定められた焦点に対し超音波ビ
ームを偏向送信して集束し、次々に焦点を変更して診断
を行う超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の超音波診断装置において
は、アレイ状に配置された複数個の超音波振動子を使用
して、各超音波振動子から送信する超音波ビームを偏向
して焦点に集束するようにした電子セクタ方式が知られ
ている。電子セクタ方式では、各超音波振動子から超音
波ビームを偏向して送信するときに、それぞれの送信時
間に遅延を設けて超音波ビームを焦点に集束させるよう
にすることが必要である。そのため、その制御に使用す
る遅延時間を用意するために多くの遅延時間データを必
要とする。例えば、超音波振動子の数が64個(または
64ch)、焦点距離が16点、超音波ビームの偏向角
(θ)が256本ある構成の超音波診断装置では、デー
タの対称性を利用してデータ数を半減しても約13万点
の遅延時間データが必要である。
【0003】このような遅延時間データの演算を、CP
Uによりすべての点に対して行い、理想的な結果を得よ
うとすると、遅延時間の演算に長時間かかり、使い勝手
が悪くなるという結果になる。また、これら遅延時間デ
ータを演算により求めずに、プローブの全ての遅延時間
をあらかじめ大容量記憶ROM(読み出し専用メモリ
ー)などに記憶しておく方法もあるが、それには大容量
のメモリーが必要となり、物量及びコストの増加につな
がり、現実的でない。
【0004】そこで、従来、これらの問題を解決するた
めに、特開平4−193268号に記載されたような超
音波診断装置が開示されている。以下、図9を参照し
て、上記従来の超音波診断装置の遅延時間演算装置につ
いて説明する。図9は従来の超音波診断装置の構成を示
すブロック図である。図9において、21は予め選択さ
れた標本点についてのみ規格化された遅延時間が記録さ
れている規格化遅延時間テーブル、22は標本点以外の
点に対する遅延時間を発生する補間処理部である。
【0005】次に、図9を参照して、上記従来の超音波
診断装置の遅延時間演算装置の動作について説明する。
すなわち、遅延時間データを必要とする超音波振動子の
座標xと変更角θとを規格化遅延時間テーブル21へ入
力して該当する標本点を検索し、規格化された遅延時間
データを検出する。標本点以外の点の遅延時間データは
補間処理部22において補間により生成される。このよ
うな方法によると、大容量メモリーを必要とせず、遅延
時間データの演算もそれ程長時間を必要としない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波診断装置の遅延時間発生装置は遅延時間デー
タを検出する標本点の間の間隔を等間隔あるいは固定間
隔としていたため、遅延時間の精度に大きなばらつきが
あり、遅延時間の精度を一定以内に納めようとすると、
全体として、テーブルサイズが増大するという問題があ
った。また、プローブ切換ごとにCPUにより遅延時間
データまたは遅延時間テーブルを更新する構成とした場
合には、遅延時間テーブルの更新に時間がかかるという
問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、大容量メモリーを必要とせず、CP
Uにより精度の高い遅延時間データを短時間で算出する
ことができる超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演
算方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波診断
装置の遅延時間演算装置は、超音波ビーム形成の中心点
から超音波振動子までの距離x、偏向角θ、及び焦点距
離fを設定する座標設定手段と、前記距離xおよび偏向
角θにおける標本点間の標本化間隔を設定する標本化間
隔設定手段と、標本点における超音波ビームの遅延時間
を計算する遅延時間演算手段と、前記標本点間の遅延時
間を補間する補間手段とからなり、アレイ状に配置され
た複数個の超音波振動子を使用して、超音波ビームを偏
向して集束する超音波診断装置であって、標本点間の標
本化間隔を任意に変更設定するか、焦点距離f従い設定
するか、焦点距離f及び偏向角θに従い設定するか、ま
たは超音波振動子の座標xの値に従って異なる値に設定
するようにしたものである。
【0009】本発明は、標本化間隔設定手段を設け、焦
点距離f、焦点距離f及び偏向角θ、または超音波振動
子の座標xの各値の大きさに従って標本化間隔を大きく
設定し、または任意に変更設定して、計算を必要とする
標本点の数を減少することにより遅延時間の計算量を削
減して、短時間に精度の高い遅延時間データを得ること
ができる超音波診断装置の遅延時間演算装置が得られ
る。
【0010】本発明による超音波診断装置の遅延時間演
算方法は、アレイ状に配置された複数個の超音波振動子
を使用し超音波ビームを偏向し集束する超音波診断装置
において、超音波ビーム形成の中心点から超音波振動子
までの距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定し、距
離xおよび偏向角θにおける標本点間の標本化間隔を設
定し、前記標本点における超音波ビームの遅延時間を計
算し、前記距離x方向および偏向角θ方向における各標
本点間の遅延時間を補間する各工程を有し、前記標本化
間隔を任意に設定するか、焦点距離fか、焦点距離f及
び偏向角θか、または超音波振動子の座標xの大きさに
従って大きくに設定するようにしたものである。
【0011】本発明は、標本化間隔設定方法を設けて標
本化間隔を変更し大きく設定し、焦点距離f、焦点距離
f及び偏向角θ、または超音波振動子の座標xの各値の
大きさに従って大きく設定して、計算を必要とする標本
点の数を減少することにより遅延時間の計算量を削減し
て、短時間に精度の高い遅延時間データを得ることがで
きる遅延時間演算方法が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アレイ状に配置された複数個の超音波振動子を使用
し超音波ビームを偏向して集束する超音波診断装置にお
いて、超音波ビーム形成の中心点から超音波振動子まで
の距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定する座標設
定手段と、前記距離xおよび偏向角θにおける標本点間
の標本化間隔を設定する標本化間隔設定手段と、標本点
における超音波ビームの遅延時間を計算する遅延時間演
算手段と、前記標本点間の遅延時間を補間する補間手段
とを含み、前記標本化間隔設定手段は標本点間の標本化
間隔を任意に変更設定するようにしたものであり、標本
化間隔を任意に変更設定して計算を必要とする標本点の
数を減少することにより遅延時間の計算量を削減して、
短時間に精度の高い遅延時間データを得ることができる
という作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、アレイ
状に配置された複数個の超音波振動子を使用し超音波ビ
ームを偏向して集束する超音波診断装置において、超音
波ビーム形成の中心点から超音波振動子までの距離x、
偏向角θ、及び焦点距離fを設定する座標設定手段と、
前記距離xおよび偏向角θにおける標本点間の標本化間
隔を設定する標本化間隔設定手段と、標本点における超
音波ビームの遅延時間を計算する遅延時間演算手段と、
前記標本点間の遅延時間を補間する補間手段とを含み、
前記標本化間隔設定手段は焦点距離fが大きくなるに従
い、標本点間の標本化間隔を大きく設定するようにした
ものであり、焦点距離fが大きくなるに従い標本化間隔
を大きく設定して、計算を必要とする標本点の数を減少
することにより遅延時間の計算量を削減して、短時間に
精度の高い遅延時間データを得ることができるという作
用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、前記標
本化間隔設定手段が焦点距離fおよび偏向角θの値が大
きくなるに従い、標本点間の標本化間隔を大きく設定す
るようにしたものであり、焦点距離fおよび偏向角θの
値が大きくなるに従い標本化間隔を大きく設定して、計
算を必要とする標本点の数を減少することにより遅延時
間の計算量を削減して、短時間に精度の高い遅延時間デ
ータを得ることができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、アレイ
状に配置された複数個の超音波振動子を使用し超音波ビ
ームを偏向して集束する超音波診断装置において、超音
波ビーム形成の中心点から超音波振動子までの距離x、
偏向角θ、及び焦点距離fを設定する座標設定手段と、
前記距離xおよび偏向角θにおける標本点間の標本化間
隔を設定する標本化間隔設定手段と、標本点における超
音波ビームの遅延時間を計算する遅延時間演算手段と、
前記標本点間の遅延時間を補間する補間手段とを含み、
超音波振動子の座標をx、焦点距離をf、偏向角をθと
したとき、前記標本化間隔設定手段は、|x−fsin
θ|が大きくなるに従い、標本点間の標本化間隔を大き
く設定するようにしたものであり、|x−fsinθ|
が大きくなるに従い標本化間隔を大きく設定して、計算
を必要とする標本点の数を減少することにより遅延時間
の計算量を削減して、短時間に精度の高い遅延時間デー
タを得ることができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、アレイ
状に配置された複数個の超音波振動子を使用し超音波ビ
ームを偏向して集束する超音波診断装置において、超音
波ビーム形成の中心点から超音波振動子までの距離x、
偏向角θ、及び焦点距離fを設定し、前記距離xおよび
偏向角θにおける標本点間の標本化間隔を設定し、前記
標本点における超音波ビームの遅延時間を計算し、前記
距離x方向および偏向角θ方向における各標本点間の遅
延時間を補間するようにしたものであり、標本化間隔設
定工程を設けて前記距離xの値および偏向角θの値が大
きくなるに従い標本化間隔を大きく設定し、計算を必要
とする標本点の数を減少することにより遅延時間の計算
量を削減して、短時間に精度の高い遅延時間データを得
ることができるという作用を有する。
【0017】以下、添付図面、図1乃至図8に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における遅延時間演算装置(超音波ビ
ームフォーマ)を備えた超音波診断装置のブロック図、
図2は超音波ビームを偏向し焦点Fに収束させる動作原
理を説明するための模式図、図3は焦点距離f及び偏向
角θによりPとQ間の距離差「PQバー」が如何に変化
するかを示す説明図であって、(A)はM点が超音波振
動子アレイの内部にある場合、(B)はM点が超音波振
動子アレイの振動子端付近にある場合、(C)はM点が
超音波振動子アレイの振動子端から遠方にある場合を示
す図、図4は図1に示す遅延時間演算装置による補間処
理動作の手順を示すフローチャート、図5は図1に示す
遅延時間演算装置により求める標本化間隔の例を示す模
式図、図6は図1に示す遅延時間演算装置により求める
標本化間隔の他の例を示す模式図、図7は図1に示す遅
延時間演算装置により求めた超音波振動子(x)方向の
標本点間の補間の例を示す模式図、図8は図1に示す遅
延時間演算装置により求めた偏向角(θ)方向の標本点
間の補間の例を示す模式図である。
【0018】(第1の実施の形態)まず、図1を参照し
て、本発明の第1の実施の形態における遅延時間演算装
置を備えた超音波診断装置の構成を説明する。図1にお
いて、1は使用者が操作するための操作卓、2は超音波
診断装置全体の制御を行うとともに、超音波プローブ切
換時等において超音波ビーム形成のための遅延時間を算
出する汎用CPU、3は超音波プローブ1本分の送信遅
延時間データを格納する送信用データメモリー、4は超
音波プローブ1本分の受信遅延時間データを格納する受
信用データメモリーである。
【0019】また、5は送信用データメモリー3からの
送信データに基づき各超音波振動子に対し送信パルスを
発生する送信駆動回路、6(A)及び6(B)はそれぞ
れnch(個)の超音波振動子を有し超音波ビームを送
受信する超音波プローブ、7は図示しないコネクタによ
り、例えば、診断対象の異なる複数の超音波プローブ6
(A)、6(B)を着脱自在に結合し、そのうち動作さ
せるもの1つを選択するプローブ選択器、8は超音波プ
ローブ6(A)または6(B)から得られた受信信号を
整相加算するための受信遅延回路である。
【0020】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における遅延時間演算装置を備えた超音波診断
装置の動作を説明する。操作者の操作により操作卓1か
ら超音波プローブ切換え指示が出されたとき、その超音
波プローブ切換え指示がCPU2に送られる。CPU2
は送信駆動回路5の送信を停止させ、新たな超音波プロ
ーブ6(A)あるいは超音波プローブ6(B)のための
遅延時間の演算を開始する。遅延時間演算の詳細は後述
する。
【0021】CPU2によって計算された各超音波振動
子の送受信信号に与える遅延時間は送信駆動回路5ある
いは受信遅延回路8で利用することができる値に量子化
され、量子化された送信遅延時間情報は送信用データメ
モリー3へ、受信遅延時間情報は受信用データメモリー
4に格納される。
【0022】送信駆動回路5は送信する度毎に、送信用
データメモリー3の送信遅延時間情報に従い、それぞれ
のチャンネル(ch−1〜ch−n、nは本実施の形態
では64)に対する遅延パルスを発生する。発生した遅
延パルスはプローブ選択器7を介し、超音波プローブ6
(A)あるいは6(B)において超音波信号または超音
波ビームに変換され、64個(本実施の形態では)の超
音波振動子10(図2)から生体内の焦点Fに対しそれ
ぞれの遅延時間毎に送信される。このようにして、適切
な遅延時間が与えられた超音波パルスは生体内の所望の
部位(焦点F)に偏向され集束される。
【0023】生体内からの反射信号は超音波プローブ6
(A)あるいは6(B)により受信され、プローブ選択
器7を介して受信遅延回路8に送られる。受信遅延回路
8は受信用データメモリー4の遅延時間情報に基づき、
各超音波振動子10からの受信信号を遅延して受信し、
超音波振動子群全体として生体内の所望の部位(焦点
F)からのエコーが同時に得られるように整相(受信信
号のタイミング、すなわち位相を合わせる)を行い、整
相した受信信号を診断処理のため後段または遅延時間演
算装置外の信号処理部へ送信する。
【0024】次に、図2を参照して、超音波振動子から
の超音波ビームを偏向し焦点Fに収束させるための動作
原理を説明する。図2において、10はそれぞれ焦点F
に対して超音波信号の送受信を行うよう複数がアレイ状
(本実施の形態では1列)に配置された超音波振動子で
ある。いま、超音波振動子アレイの配列中心(超音波プ
ローブ6(A)あるいは6(B)の中心であり、超音波
ビーム形成の中心点ともいう)Oから生体内の焦点距離
f、偏向角θの位置にある焦点Fに超音波ビームを偏向
し集束させる場合について考える。
【0025】
【数1】
【0026】
【数2】
【0027】
【数3】
【0028】
【数4】
【0029】上記において、超音波ビーム形成の中心点
Oから超音波振動子までの距離x、偏向角θ、及び焦点
距離fの設定と、距離x及び偏向角θにおける標本点間
の標本化間隔(標本点間の間隔)の設定と、標本点にお
ける遅延時間の計算と、標本点間の遅延時間の補間と
は、テーブル(下記表2)を用いてCPU2で行う。す
なわち、CPU2及びテーブルにより上記の各処理を実
行する座標設定手段、標本化間隔設定手段、遅延時間演
算手段及び補間手段を構成する。
【0030】次に、図3を参照して、原点0からの焦点
距離f及び偏向角θによりPとQ間の距離差「PQバ
ー」が如何に変化するかについて説明する。図3の
(A)〜(C)において、横軸を超音波振動子10の座
標x、縦軸をPとQ間の距離差y(「PQバー」)とお
くと、この曲線は原点0を通り、また、その漸近線(点
線)の交点はM(fsinθ,f)となる。グラフ中の
−A/2及びA/2は超音波振動子アレイの最端超音波
振動子10を表す。
【0031】図3の(A)は、例として、M点が超音波
振動子アレイの内部にある場合を示し、この場合、Pと
Q間の距離差yは超音波振動子10の座標x方向に対し
て直線的ではない。図3の(B)はM点が超音波振動子
アレイの振動子端付近にある場合を示し、この場合、P
とQ間の距離差yの曲線は原点0から超音波振動子アレ
イ端−A/2方向では座標xに対して比較的直線的とな
る。また、図3の(C)はM点が超音波振動子アレイの
振動子端A/2から更にx方向に遠い位置にある場合を
示し、この場合、PとQ間の距離差yの曲線は超音波振
動子アレイの両振動子端−A/2及びA/2の間では、
漸近線に沿って略直線的になることが分かる。すなわ
ち、上記の直線性の高いところで使用すれば、標本化間
隔を大きくすることができる。標本化間隔の設定は後述
する。
【0032】また、図3の(A)〜(C)全体から明ら
かなように、超音波振動子10の座標xがfsinθよ
りも小さい方向では、PとQ間の距離差yは単調増加関
数(直線性)となる。また、原点0からの焦点距離fが
大きいほど、また、偏向角θが大きいほど、漸近線の交
点Mは原点0から遠ざかるため、−A/2≦x≦A/2
における曲線は漸近線に近づき、PとQ間の距離差の曲
線の直線性が高くなる。また、超音波振動子10の座標
xについて考えると、|x−fsinθ|が大きいほ
ど、PとQ間の距離差曲線は漸近線に近づき直線性が高
くなる。
【0033】すなわち、原点0からの焦点距離fが大き
いとき、また、偏向角θが大きいときはPとQ間の距離
差の曲線の直線性は高くなるので、標本点のサンプル間
隔を大きくとることことができ、それによって、式
(1)による開平計算を少なくすることができる。ま
た、同様に|x−fsinθ|が大きくなるほど、標本
点のサンプル間隔を大きくとることにより、式(1)に
よる開平計算を少なくすることができる。
【0034】次に、図4を参照して、図1に示す遅延時
間演算装置のCPU2により行われる補間演算処理動作
の手順を説明する。ここでは、焦点距離fを変化するこ
とによって、超音波振動子10の座標x方向および偏向
角θ方向の標本化間隔を変化させる例を示す。なお、標
本化間隔(この例では、超音波振動子10の座標x方向
および偏向角θ方向の標本点間の間隔)の増加率を、便
宜上、2のn乗の値(4,8,16・・・・)で増加す
るものとする。また、超音波振動子10の数は64ch
(チャンネル),偏向角θは256本、焦点距離fは1
6点とする。
【0035】CPU2は補間演算処理動作を開始し、ま
ず、図示しないパラメータ格納用メモリーから選択され
た超音波プローブ6(A)または6(B)の焦点距離の
パラメータを読み出して焦点距離f1〜f16(fi)
を決定し(ステップ1)、焦点距離f1〜f16の全て
を決定するまで行う。次に、標本化間隔設定ブロック
(ステップ2)に進み、焦点距離fiの大きさに従い標
本化間隔を決定する(ステップ2)。実際には、いま、
超音波プローブ6(A)または6(B)の開口をαとす
ると、f/αと標本化間隔との関係を格納してあるテー
ブル(表2)から読み出せばよい。テーブル(表2)の
例は後述する。次に、定められた標本化間隔ごとに、各
標本点について式(1)によりPとQ間の距離差「PQ
バー」を計算する(ステップ3)。
【0036】次に、図5及び図6を参照して、ある焦点
距離fiに対し、図1に示す遅延時間演算装置により式
(1)を計算するべき標本点の部位の設定、すなわち、
標本化間隔の設定の例を説明する。図5及び図6におい
て、縦軸は偏向角θの番号、横軸は超音波振動子10の
番号である。偏向角θは小さい角度から順に1番から1
29番とし、超音波振動子10は図5及び図6の最も左
側の素子を1番とし、以下順に65番までとした。な
お、ここで実際には存在しない129番の偏向角θ及び
65番の超音波振動子10について計算しているが、こ
れは補間処理の都合上必要なものである。図5は、標本
化間隔4の場合の例であり、図6は標本化間隔8の場合
の例であって、黒く塗った部分の標本点の各部位を式
(1)の計算に適用する。上記のようにして決定した各
標本点におけるPとQ間の距離差「PQバー」を上記式
(1)により計算する。
【0037】次に、図7及び図8を参照して、図7によ
り遅延時間演算装置により求めた超音波振動子方向(x
方向)の標本点間の補間の例を示し、図8により遅延時
間演算装置により求めた偏向角方向(θ方向)の標本点
間の補間の例を示す。上記(ステップ3)で算出された
各標本点におけるPとQ間の距離差「PQバー」の値か
ら、その各標本点の間にある超音波振動子10に対する
PとQ間の距離差「PQバー」の値が線形補間により求
められる(ステップ4)。ここでは、標本化間隔が4の
場合の例で説明する。図7に示すように、最初に超音波
振動子方向(x方向)の補間をおこなう。図中の黒い部
分は、式(1)により正確に求められた部位を示し、斜
線部は線形補間により求められる部位を示す。
【0038】図7において、偏向角番号の値をjとし、
超音波振動子番号の値をkとすると、任意の偏向角番号
j及び超音波振動子番号kの位置を(j、k)で表記す
ることができる。従って、(1、2)、(1、3)、
(1、4)におけるPとQ間の距離差「PQバー」の値
は、正確に求められた(1、1)、(1、5)の値から
補間により求められる。同様に、(1、6)、(1、
7)、(1、8)におけるPとQ間の距離差「PQバ
ー」の値は、正確に求められた(1、5)、(1、9)
の値から求められる。
【0039】図7では、偏向角番号9番まで補間処理を
行ったところを示している。この操作を標本化間隔4ご
とに偏向角番号129番までおこなうことにより、偏向
角番号が4n+1(nは整数)における超音波プローブ
の中心Oと焦点Fとの間の距離と、超音波振動子Pと焦
点Fとの間の距離との距離差(図2のPQ間の距離、ま
たは「PQバー」の値)を求めることができる(ステッ
プ4)。
【0040】次に、図8を参照して、偏向角方向(θ方
向)の補間の例を示す。偏向角方向(θ方向)の補間処
理は、図8において、黒い部分あるいは斜線部分のデー
タから、格子模様のデータを作っていく処理動作であ
る。図8においても、図7と同様の表記を使用すると、
(2、1)、(3、1)、(4、1)におけるPとQ間
の距離差「PQバー」の値は(1、1)、(5、1)の
値から補間により求められる(ステップ5)。
【0041】図8では、超音波振動子番号2番まで補間
処理を行ったところを示している。以降、超音波振動子
番号65番まで、同様な補間処理を繰り返していくこと
により、1つの焦点距離fiに対する超音波振動子
(x)方向及び偏向角(θ)方向全ての、焦点Fから超
音波プローブの中心Oまでの距離と、焦点Fと超音波振
動子Pとの間の距離との距離差(「PQバー」の値)を
求めることができる。
【0042】上記のステップ2乃至ステップ5までの手
順をすべての焦点距離f1〜f16について繰り返し、
上記式(3)によりそれぞれの遅延時間tx を計算する
と、超音波プローブ6(A)、6(B)1本分の遅延時
間計算が完了する。次に、標本化間隔を焦点距離fによ
らず固定間隔とする場合と、焦点距離fによって変化さ
せる場合との標本点の総数を比較する。ここでは、簡単
のために、開口の大きさを焦点距離fによらず一定とす
る。まず、表1によりその条件を示す。
【0043】
【0044】上記の条件において、発生する誤差を10
ナノ秒以内とする場合の標本化間隔テーブルを表2に示
す。これらはシミュレーションにより求めた。便宜上、
標本点間間隔または標本化間隔を2のn乗とする。
【0045】
【0046】標本化間隔を固定とした場合、表2の焦点
距離15mmの列からわかるように、標本化間隔を全て
4とする必要があり、それを全ての焦点距離について適
用すると、標本点の総数は、8976点となる。一方、
焦点距離に従って、標本化間隔を変化させる本実施の形
態によれば、表2からわかるように標本点の総数は26
16点とすることができ、標本点の総数を約3分の1に
削減することができる。尚、表2の値は単なる1例であ
って、標本化間隔は任意に変更設定することもできる。
【0047】精度をさらに高め、誤差を5ナノ秒以下と
する場合、それぞれの標本点総数は、標本化間隔固定方
式では34,320点、本実施の形態では5,654点
必要とし、本実施の形態により約6分の1に削減するこ
とができるということが分かる。以上の説明を次の表3
で比較して示す。
【0048】
【0049】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、焦点距離fにより標本化間隔を変化させる機能と、
その間を補間する手段とを設けることにより、式(1)
の開平計算を削減することができ、装置搭載の汎用CP
Uにより超音波プローブ6(A)、6(B)1本分の遅
延時間を短時間で算出することができる。
【0050】なお、本実施の形態では、焦点距離fが大
きくなるに従って標本化間隔を拡大する例で示したが、
焦点距離fのみにとどまらず、 ・焦点距離fおよび偏向角θが大きくなるに従って標本
化間隔を拡大する。 ・超音波振動子の座標xが大きくなるに従って標本化間
隔を拡大するといった方法を利用すれば、さらに標本点
の総数を削減することができる。 また、本実施の形態では、超音波振動子は1次元に配列
したものについて説明したが、超音波振動子が2次元格
子状に並んだ超音波プローブの場合にも適用することが
できる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成し、特に、
標本化間隔を変更設定することができる標本化間隔設定
手段と標本点間の遅延時間を補間する補間手段とを設
け、焦点距離fが大きくなるに従い、焦点距離fおよび
偏向角θが大きくなるに従い、また超音波振動子の座標
xが大きくなる(|x−fsinθ|が大きくなる)に
従い、標本点の総数を削減することができ、汎用CPU
により短時間に精度の高い遅延時間データを算出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における遅延時間演
算装置(超音波ビームフォーマ)を備えた超音波診断装
置のブロック図
【図2】超音波ビームを偏向し焦点Fに収束させる動作
原理を説明するための模式図
【図3】焦点距離f及び偏向角θによりPとQ間の距離
差「PQバー」が如何に変化するかを示す説明図であっ
て、(A)はM点が超音波振動子アレイの内部にある場
合、(B)はM点が超音波振動子アレイの振動子端付近
にある場合、(C)はM点が超音波振動子アレイの振動
子端から遠方にある場合を示す図
【図4】図1に示す遅延時間演算装置による補間処理動
作の手順を示すフローチャート
【図5】図1に示す遅延時間演算装置により求める標本
化間隔の例を示す模式図
【図6】図1に示す遅延時間演算装置により求める標本
化間隔の他の例を示す模式図
【図7】図1に示す遅延時間演算装置により求めた超音
波振動子(x)方向の標本点間の補間の例を示す模式図
【図8】図1に示す遅延時間演算装置により求めた偏向
角(θ)方向の標本点間の補間の例を示す模式図
【図9】従来の超音波診断装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 操作卓 2 CPU 3 送信用データメモリー 4 受信用データメモリー 5 送信駆動回路 6(A)、6(B) 超音波プローブ 7 プローブ選択器 8 受信遅延回路 10 超音波振動子 21 規格化遅延時間テーブル 22 補間処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西垣 森雄 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アレイ状に配置された複数個の超音波振動
    子を使用し超音波ビームを偏向して集束する超音波診断
    装置において、超音波ビーム形成の中心点から超音波振
    動子までの距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定す
    る座標設定手段と、前記距離xおよび偏向角θにおける
    標本点間の標本化間隔を設定する標本化間隔設定手段
    と、標本点における超音波ビームの遅延時間を計算する
    遅延時間演算手段と、前記標本点間の遅延時間を補間す
    る補間手段とを含み、 前記標本化間隔設定手段は標本点間の標本化間隔を任意
    に変更設定することを特徴とする遅延時間演算装置。
  2. 【請求項2】アレイ状に配置された複数個の超音波振動
    子を使用し超音波ビームを偏向して集束する超音波診断
    装置において、超音波ビーム形成の中心点から超音波振
    動子までの距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定す
    る座標設定手段と、前記距離xおよび偏向角θにおける
    標本点間の標本化間隔を設定する標本化間隔設定手段
    と、標本点における超音波ビームの遅延時間を計算する
    遅延時間演算手段と、前記標本点間の遅延時間を補間す
    る補間手段とを含み、 前記標本化間隔設定手段は焦点距離fが大きくなるに従
    い、標本点間の標本化間隔を大きく設定することを特徴
    とする遅延時間演算装置。
  3. 【請求項3】前記標本化間隔設定手段は焦点距離fおよ
    び偏向角θの値が大きくなるに従い、標本点間の標本化
    間隔を大きく設定することを特徴とする請求項2記載の
    遅延時間演算装置。
  4. 【請求項4】アレイ状に配置された複数個の超音波振動
    子を使用し超音波ビームを偏向して集束する超音波診断
    装置において、超音波ビーム形成の中心点から超音波振
    動子までの距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定す
    る座標設定手段と、前記距離xおよび偏向角θにおける
    標本点間の標本化間隔を設定する標本化間隔設定手段
    と、標本点における超音波ビームの遅延時間を計算する
    遅延時間演算手段と、前記標本点間の遅延時間を補間す
    る補間手段とを含み、 超音波振動子の座標をx、焦点距離をf、偏向角をθと
    したとき、前記標本化間隔設定手段は、|x−fsin
    θ|が大きくなるに従い、標本点間の標本化間隔を大き
    く設定することを特徴とする遅延時間演算装置。
  5. 【請求項5】アレイ状に配置された複数個の超音波振動
    子を使用し超音波ビームを偏向して集束する超音波診断
    装置において、超音波ビーム形成の中心点から超音波振
    動子までの距離x、偏向角θ、及び焦点距離fを設定
    し、前記距離xおよび偏向角θにおける標本点間の標本
    化間隔を設定し、前記標本点における超音波ビームの遅
    延時間を計算し、前記距離x方向および偏向角θ方向に
    おける各標本点間の遅延時間を補間する各工程からなる
    ことを特徴とする超音波診断装置の遅延時間演算方法。
JP9241695A 1997-08-25 1997-08-25 超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法 Pending JPH1156844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9241695A JPH1156844A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9241695A JPH1156844A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1156844A true JPH1156844A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17078156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9241695A Pending JPH1156844A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1156844A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129696A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
JP2008043766A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Medison Co Ltd スキャンラインのステアリング角度を制御するための超音波システム及び方法
JP2016093492A (ja) * 2014-11-07 2016-05-26 キヤノン株式会社 被検体情報取得装置
CN111631750A (zh) * 2020-05-27 2020-09-08 武汉中旗生物医疗电子有限公司 一种基于间隔相控阵阵元的超声扫描方法、装置及系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240037A (ja) * 1986-04-14 1987-10-20 株式会社東芝 超音波診断装置
JPH04193268A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Aloka Co Ltd 超音波診断装置の遅延時間発生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240037A (ja) * 1986-04-14 1987-10-20 株式会社東芝 超音波診断装置
JPH04193268A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Aloka Co Ltd 超音波診断装置の遅延時間発生装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129696A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
JP2008043766A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Medison Co Ltd スキャンラインのステアリング角度を制御するための超音波システム及び方法
JP2016093492A (ja) * 2014-11-07 2016-05-26 キヤノン株式会社 被検体情報取得装置
CN111631750A (zh) * 2020-05-27 2020-09-08 武汉中旗生物医疗电子有限公司 一种基于间隔相控阵阵元的超声扫描方法、装置及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6231511B1 (en) Ultrasonic signal focusing method and apparatus for ultrasonic imaging system
US7920440B2 (en) Method for real-time calculation of receive focusing parameters for beamforming and apparatus thereof
US20090043209A1 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
JP4796093B2 (ja) 超音波診断装置
JP2008132342A (ja) 超音波診断装置
JPH05249088A (ja) 整相列システムにおいてビーム形成および走査変換を同時に行う方法および装置
JPH06254092A (ja) 超音波信号処理装置
JPH03123879A (ja) 超音波エコーグラフ装置
JPH1156844A (ja) 超音波診断装置の遅延時間演算装置及び演算方法
JP6595360B2 (ja) 超音波撮像装置および超音波撮像方法
JP3884370B2 (ja) 超音波診断装置
EP1247490B1 (en) Ultrasonic diagnosing apparatus
JPH084588B2 (ja) 超音波受信装置
JP2013165922A (ja) 超音波診断装置
JP7488710B2 (ja) 超音波撮像装置
JP6761767B2 (ja) 超音波撮像装置
JP4130604B2 (ja) 超音波診断装置
JP5416947B2 (ja) 超音波診断装置
US20220022847A1 (en) Ultrasound imaging apparatus
JP2737703B2 (ja) 超音波受信装置
JPH05184567A (ja) 超音波診断装置
JP3620953B2 (ja) 超音波診断装置
JP2006320633A (ja) 超音波診断装置
JP5925599B2 (ja) 超音波診断装置、音速導出方法およびプログラム
JP2004275635A (ja) 超音波診断装置