JPH1156782A - 二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式 - Google Patents
二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式Info
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- JPH1156782A JPH1156782A JP9251253A JP25125397A JPH1156782A JP H1156782 A JPH1156782 A JP H1156782A JP 9251253 A JP9251253 A JP 9251253A JP 25125397 A JP25125397 A JP 25125397A JP H1156782 A JPH1156782 A JP H1156782A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】眼球3をビデオカメラ1等の画像入力装置によ
って画像撮影を行い,視線方向,瞳孔や角膜等の眼球3
の特徴点を検出する場合において,二光源2が赤外線等
の光を眼球3に照射し,眼球3の瞳孔像であるブライト
アイ及びダークアイを最も効率的に発生させてビデオカ
メラ1で撮影することによって,瞳孔の面積や幅,角膜
の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出す
る。 【解決手段】 ビデオカメラ2の映像の偶数フィールド
と奇数フィールドに違いを発生させるために,ビデオカ
メラ1の映像に同期して一定時間で交互点灯する二個の
光源をもつ二光源2及び各フィールドの輝度データの差
分値及び差分補正値を算出する画像差分手段5を設ける
ことで,眼球3の外側の肌の部分や白目部分等の輝度デ
ータを除去して,眼球3の特徴点を効率的かつ正確に検
出する。
って画像撮影を行い,視線方向,瞳孔や角膜等の眼球3
の特徴点を検出する場合において,二光源2が赤外線等
の光を眼球3に照射し,眼球3の瞳孔像であるブライト
アイ及びダークアイを最も効率的に発生させてビデオカ
メラ1で撮影することによって,瞳孔の面積や幅,角膜
の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出す
る。 【解決手段】 ビデオカメラ2の映像の偶数フィールド
と奇数フィールドに違いを発生させるために,ビデオカ
メラ1の映像に同期して一定時間で交互点灯する二個の
光源をもつ二光源2及び各フィールドの輝度データの差
分値及び差分補正値を算出する画像差分手段5を設ける
ことで,眼球3の外側の肌の部分や白目部分等の輝度デ
ータを除去して,眼球3の特徴点を効率的かつ正確に検
出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,眼球3をビデオ
カメラ1等の画像入力装置によって画像撮影を行い,視
線方向,瞳孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出する場合
において,検出の目的である眼球3に二ヵ所の光源があ
る二光源2から赤外線等の光を一定時間で交互に照射
し,ビデオカメラ1で撮影された眼球3の映像を画像差
分手段5が画像データの処理を行い,その結果を計算機
6で解析することによって瞳孔の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出できる二
光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式につ
いてのものである。
カメラ1等の画像入力装置によって画像撮影を行い,視
線方向,瞳孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出する場合
において,検出の目的である眼球3に二ヵ所の光源があ
る二光源2から赤外線等の光を一定時間で交互に照射
し,ビデオカメラ1で撮影された眼球3の映像を画像差
分手段5が画像データの処理を行い,その結果を計算機
6で解析することによって瞳孔の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出できる二
光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式につ
いてのものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術による眼球特徴点検出方式の装
置構成を図2,図3,図9により説明する。図2は従来
の光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式に
よる実際の装置構成を示したもので,21はビデオカメ
ラで眼球23を撮影する画像入力装置,22は光源で眼
球23に赤外線等の光を照射する装置,23は眼球,2
4はビデオカメラ21によって入力された映像を計算機
26が処理できる様な輝度データに変換する画像処理装
置,25は画像差分手段,26は計算機で画像差分手段
25から入力した眼球23の画像データから眼球23に
関する情報を解析及び検出する装置,27は光源22を
点灯させる光源制御装置である。図3は従来技術による
図2の光源22の構成図で,31はビデオカメラのレン
ズ正面,32は光源の集合体である光源群(1),33
は光源の集合体である光源群(2)である。図9の
(A)はビデオカメラ21から眼球23と光源22から
眼球23との光軸が一致した場合の説明図,(B)はビ
デオカメラ21から眼球23と光源22から眼球23と
の光軸が一致していない場合の説明図である。
置構成を図2,図3,図9により説明する。図2は従来
の光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式に
よる実際の装置構成を示したもので,21はビデオカメ
ラで眼球23を撮影する画像入力装置,22は光源で眼
球23に赤外線等の光を照射する装置,23は眼球,2
4はビデオカメラ21によって入力された映像を計算機
26が処理できる様な輝度データに変換する画像処理装
置,25は画像差分手段,26は計算機で画像差分手段
25から入力した眼球23の画像データから眼球23に
関する情報を解析及び検出する装置,27は光源22を
点灯させる光源制御装置である。図3は従来技術による
図2の光源22の構成図で,31はビデオカメラのレン
ズ正面,32は光源の集合体である光源群(1),33
は光源の集合体である光源群(2)である。図9の
(A)はビデオカメラ21から眼球23と光源22から
眼球23との光軸が一致した場合の説明図,(B)はビ
デオカメラ21から眼球23と光源22から眼球23と
の光軸が一致していない場合の説明図である。
【0003】図9の(A)において光源92Aから眼球
93Aに照射された赤外線等の光はは瞳孔95Aを通過
し,眼球93A内にある網膜94Aで反射して再び瞳孔
95Aを通過して光源92Aに瞳孔像を形成する。この
場合は光源92Aから眼球93Aに照射した赤外線等の
光が再び光源92Aに戻ってくるためビデオカメラ91
Aで撮影した眼球93Aの瞳孔像は明るく撮影できるの
でこれをブライトアイと呼ぶ。また,図9の(B)にお
いて光源92Bから眼球93Bに照射された赤外線等の
光は瞳孔95Bを通過し,眼球93B内にある網膜94
Bで反射して再び瞳孔95Bを通過して光源92Bに瞳
孔像を形成する。この場合は光源92Bから眼球93B
に照射した赤外線等の光が再び光源92Bに戻ってくる
が,この位置はビデオカメラ91Bと異なるためにビデ
オカメラ91Bで撮影した眼球93Bの瞳孔像は暗く撮
影できるのでこれをダークアイと呼ぶ。
93Aに照射された赤外線等の光はは瞳孔95Aを通過
し,眼球93A内にある網膜94Aで反射して再び瞳孔
95Aを通過して光源92Aに瞳孔像を形成する。この
場合は光源92Aから眼球93Aに照射した赤外線等の
光が再び光源92Aに戻ってくるためビデオカメラ91
Aで撮影した眼球93Aの瞳孔像は明るく撮影できるの
でこれをブライトアイと呼ぶ。また,図9の(B)にお
いて光源92Bから眼球93Bに照射された赤外線等の
光は瞳孔95Bを通過し,眼球93B内にある網膜94
Bで反射して再び瞳孔95Bを通過して光源92Bに瞳
孔像を形成する。この場合は光源92Bから眼球93B
に照射した赤外線等の光が再び光源92Bに戻ってくる
が,この位置はビデオカメラ91Bと異なるためにビデ
オカメラ91Bで撮影した眼球93Bの瞳孔像は暗く撮
影できるのでこれをダークアイと呼ぶ。
【0004】図2の光源制御装置27は図3の光源群
(1)32及び光源群(2)33の様に構成される光源
22の各光源群を一定時間で交互に点灯させて眼球23
に赤外線等の光を照射するが,光源群(1)32及び光
源群(2)33は両方共ビデオカメラ21から眼球23
と光源22から眼球23との光軸が全く一致していない
ためにビデオカメラ21で最も明るいブライトアイの撮
影はできないが,光源群(1)32が点灯した場合の眼
球23の瞳孔像は光源群(2)33が点灯した場合の眼
球23の瞳孔像よりはビデオカメラ21から眼球23と
光源22と眼球23との光軸が近い分だけ若干明るいた
め,都合上,光源群(1)32が点灯した場合にビデオ
カメラ21で撮影される眼球23の瞳孔像をブライトア
イ,光源群(2)33が点灯した場合にビデオカメラ2
1で撮影される眼球23の瞳孔像をダークアイとして考
える。
(1)32及び光源群(2)33の様に構成される光源
22の各光源群を一定時間で交互に点灯させて眼球23
に赤外線等の光を照射するが,光源群(1)32及び光
源群(2)33は両方共ビデオカメラ21から眼球23
と光源22から眼球23との光軸が全く一致していない
ためにビデオカメラ21で最も明るいブライトアイの撮
影はできないが,光源群(1)32が点灯した場合の眼
球23の瞳孔像は光源群(2)33が点灯した場合の眼
球23の瞳孔像よりはビデオカメラ21から眼球23と
光源22と眼球23との光軸が近い分だけ若干明るいた
め,都合上,光源群(1)32が点灯した場合にビデオ
カメラ21で撮影される眼球23の瞳孔像をブライトア
イ,光源群(2)33が点灯した場合にビデオカメラ2
1で撮影される眼球23の瞳孔像をダークアイとして考
える。
【0005】ビデオカメラ21で撮影された眼球23の
映像を画像処理装置24で輝度データに変換し,画像差
分手段25は図3の光源群(1)32が点灯した場合の
ブライトアイ及び光源群(2)33が点灯した場合のダ
ークアイの2種類の映像の輝度データの差分を行い,そ
の結果を計算機26が解析して眼球23の特徴点を検出
する。
映像を画像処理装置24で輝度データに変換し,画像差
分手段25は図3の光源群(1)32が点灯した場合の
ブライトアイ及び光源群(2)33が点灯した場合のダ
ークアイの2種類の映像の輝度データの差分を行い,そ
の結果を計算機26が解析して眼球23の特徴点を検出
する。
【0006】図3の光源群(1)32の点灯によって図
2のビデオカメラ21で撮影できる眼球23の瞳孔像の
映像であるブライトアイと光源群(2)33の点灯によ
ってビデオカメラ21で撮影できる眼球23の瞳孔像の
映像であるダークアイの様に光源群(1)32と光源群
(2)33の点灯によって瞳孔像の明るさに差があるた
めに輝度データに差が生じるが,眼球23の外側の肌の
部分や白目部分等の輝度データは眼球23に照射する赤
外線等の光の光量が光源群(1)32と光源群(2)3
3と同じである場合にはほぼ等値である。この現象を利
用して,画像差分手段25が光源群(1)32が点灯し
た場合にビデオカメラ21が眼球23を撮影した映像の
輝度データと光源群(2)33が点灯した場合にビデオ
カメラ21で撮影した眼球23の映像の輝度データの差
分を行うことによって眼球23の外側の肌の部分や白目
部分等の瞳孔像以外の部分の差分値は0に近い値になる
ために瞳孔像との区別ができ,眼球23の特徴点を検出
することができる。
2のビデオカメラ21で撮影できる眼球23の瞳孔像の
映像であるブライトアイと光源群(2)33の点灯によ
ってビデオカメラ21で撮影できる眼球23の瞳孔像の
映像であるダークアイの様に光源群(1)32と光源群
(2)33の点灯によって瞳孔像の明るさに差があるた
めに輝度データに差が生じるが,眼球23の外側の肌の
部分や白目部分等の輝度データは眼球23に照射する赤
外線等の光の光量が光源群(1)32と光源群(2)3
3と同じである場合にはほぼ等値である。この現象を利
用して,画像差分手段25が光源群(1)32が点灯し
た場合にビデオカメラ21が眼球23を撮影した映像の
輝度データと光源群(2)33が点灯した場合にビデオ
カメラ21で撮影した眼球23の映像の輝度データの差
分を行うことによって眼球23の外側の肌の部分や白目
部分等の瞳孔像以外の部分の差分値は0に近い値になる
ために瞳孔像との区別ができ,眼球23の特徴点を検出
することができる。
【0007】この様に従来技術による眼球特徴点の検出
は図2の光源22を図3に示す様に光源群(1)32を
ビデオカメラ21から眼球23の光軸にできるだけ近い
ビデオカメラ21のレンズ外周に接近した部分に配置
し,光源群(2)33をビデオカメラ21から眼球23
の光軸から離し,ビデオカメラ21のレンズ外周から離
れた部分で光源群(1)32の外側に配置し,交互に点
灯させることによって眼球23の瞳孔像をブライトアイ
及びダークアイの2種類の異なった映像をビデオカメラ
21で撮影して,画像差分手段25によって2種類の異
なる眼球23の瞳孔像の差分を行うことで,眼球23の
瞳孔像を周辺の背景と区別して眼球23の特徴点を検出
する方法である。
は図2の光源22を図3に示す様に光源群(1)32を
ビデオカメラ21から眼球23の光軸にできるだけ近い
ビデオカメラ21のレンズ外周に接近した部分に配置
し,光源群(2)33をビデオカメラ21から眼球23
の光軸から離し,ビデオカメラ21のレンズ外周から離
れた部分で光源群(1)32の外側に配置し,交互に点
灯させることによって眼球23の瞳孔像をブライトアイ
及びダークアイの2種類の異なった映像をビデオカメラ
21で撮影して,画像差分手段25によって2種類の異
なる眼球23の瞳孔像の差分を行うことで,眼球23の
瞳孔像を周辺の背景と区別して眼球23の特徴点を検出
する方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図2に示される従来の
光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式にお
いて,図10はビデオカメラ21の光軸上(レンズの中
心位置からの延長線上)から光源22までの距離に対す
るビデオカメラ21で撮影した眼球23の瞳孔像の明る
さをグラフに示したものである。図10によると光源2
2とビデオカメラ21の光軸との距離が0mmの部分,
すなわちビデオカメラ21の光軸上に光源22を配置し
た場合がビデオカメラ21で撮影される眼球23の瞳孔
像が最も明るく,距離が30mmを越えると飽和してし
まうために,それ以上は際だって暗くならないことがわ
かる。
光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式にお
いて,図10はビデオカメラ21の光軸上(レンズの中
心位置からの延長線上)から光源22までの距離に対す
るビデオカメラ21で撮影した眼球23の瞳孔像の明る
さをグラフに示したものである。図10によると光源2
2とビデオカメラ21の光軸との距離が0mmの部分,
すなわちビデオカメラ21の光軸上に光源22を配置し
た場合がビデオカメラ21で撮影される眼球23の瞳孔
像が最も明るく,距離が30mmを越えると飽和してし
まうために,それ以上は際だって暗くならないことがわ
かる。
【0009】従って,図2の光源22の構成を示してあ
る図3の光源群(1)32と光源群(2)33の距離が
離れていた場合でもビデオカメラ21で撮影される眼球
23の瞳孔像の明るさの差は殆どない為に,光源群
(1)32及び光源群(2)33を交互に点灯しても眼
球23の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイをビ
デオカメラ21で撮影することは非常に困難であった。
また,光源群(1)32及び光源群(2)33の光量を
増加することによってビデオカメラ21で撮影される眼
球23の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイの明
るさの差は多少大きくなるが,この方法は極めて非効率
的である。
る図3の光源群(1)32と光源群(2)33の距離が
離れていた場合でもビデオカメラ21で撮影される眼球
23の瞳孔像の明るさの差は殆どない為に,光源群
(1)32及び光源群(2)33を交互に点灯しても眼
球23の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイをビ
デオカメラ21で撮影することは非常に困難であった。
また,光源群(1)32及び光源群(2)33の光量を
増加することによってビデオカメラ21で撮影される眼
球23の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイの明
るさの差は多少大きくなるが,この方法は極めて非効率
的である。
【0010】この発明は,以上の欠点を解決するために
光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式にお
いて,最も効率的に眼球23の瞳孔像であるブライトア
イ及びダークアイを発生させて,瞳孔の面積や幅,角膜
の位置,視線方向等の眼球23の特徴点を正確に検出す
ることを目的とする。
光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式にお
いて,最も効率的に眼球23の瞳孔像であるブライトア
イ及びダークアイを発生させて,瞳孔の面積や幅,角膜
の位置,視線方向等の眼球23の特徴点を正確に検出す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に,この発明は図1のビデオカメラ1から眼球3までの
光軸上に一個の光源とビデオカメラ1から眼球3までの
光軸上から偏心した位置に一個の合計二個の光量の等し
い光源から構成される二光源2,二光源2の二個の光源
を一定時間で交互点灯を行う光源制御装置7及び画像処
理装置4から出力した輝度データを二光源2の二個の光
源の点灯状態によって二種類の偶数フィールド及び奇数
フィールドに分類し,二種類のフィールドの輝度データ
の差分を行う画像差分手段5を備えて,二光源2を構成
するビデオカメラ1から眼球3までの光軸上に配置した
光源が点灯することによって眼球3の瞳孔像であるブラ
イトアイを最も効率的に発生させてビデオカメラ1で撮
影し,ビデオカメラ1から眼球3までの光軸上から偏心
した位置に配置した光源が点灯することによって眼球3
の瞳孔像であるダークアイを最も効率的に発生させてビ
デオカメラ1で撮影することで,瞳孔の面積や幅,角膜
の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出をす
る二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式
である。
に,この発明は図1のビデオカメラ1から眼球3までの
光軸上に一個の光源とビデオカメラ1から眼球3までの
光軸上から偏心した位置に一個の合計二個の光量の等し
い光源から構成される二光源2,二光源2の二個の光源
を一定時間で交互点灯を行う光源制御装置7及び画像処
理装置4から出力した輝度データを二光源2の二個の光
源の点灯状態によって二種類の偶数フィールド及び奇数
フィールドに分類し,二種類のフィールドの輝度データ
の差分を行う画像差分手段5を備えて,二光源2を構成
するビデオカメラ1から眼球3までの光軸上に配置した
光源が点灯することによって眼球3の瞳孔像であるブラ
イトアイを最も効率的に発生させてビデオカメラ1で撮
影し,ビデオカメラ1から眼球3までの光軸上から偏心
した位置に配置した光源が点灯することによって眼球3
の瞳孔像であるダークアイを最も効率的に発生させてビ
デオカメラ1で撮影することで,瞳孔の面積や幅,角膜
の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出をす
る二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式
である。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明による二光源及び画像差
分手段を用いた眼球特徴点検出方式における装置構成を
図1,図4,図5,図7により説明する。図1はこの発
明による二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検
出方式における装置構成を一例に示したもので,1はビ
デオカメラ,2は二光源,3は眼球,4は画像処理装
置,5は画像差分手段,6は計算機,7は光源制御装置
である。図4の(A)は図1のビデオカメラ1から眼球
3までの光軸上に配置された二光源2のうちの一個の光
源が眼球3に赤外線等の光を照射した場合にビデオカメ
ラ1に撮影される眼球3の映像の模様を図に示したもの
で,41は輝度のサンプルライン,42は瞳孔像,43
は角膜反射像である。(C)はビデオカメラ1から眼球
3までの光軸上から少し偏心した位置に配置された二光
源2のうちの一個の光源が眼球3に赤外線等の光を照射
した場合にビデオカメラ1に撮影される眼球3の映像の
模様を図に示したもので,44は瞳孔像,45は角膜反
射像である。(B)は(A)の輝度サンプルライン41
上の映像を画像処理装置4によって輝度データに変換
し,輝度サンプルライン41上の輝度と位置との関係を
グラフにしたものであり,(D)は(C)の輝度サンプ
ルライン41上の映像を画像処理装置4によって輝度デ
ータに変換し,輝度サンプルライン41上の輝度と位置
との関係をグラフにしたものである。図5はビデオカメ
ラ1で撮影される映像の説明図である。図7は図1の二
光源2の構成図で,71はビデオカメラ1のレンズ正
面,72は図1のビデオカメラ1から眼球3までの光軸
上に配置してある光源(1),73はビデオカメラ1か
ら眼球3までの光軸上から偏心位置に配置してある光源
(2)である。
分手段を用いた眼球特徴点検出方式における装置構成を
図1,図4,図5,図7により説明する。図1はこの発
明による二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検
出方式における装置構成を一例に示したもので,1はビ
デオカメラ,2は二光源,3は眼球,4は画像処理装
置,5は画像差分手段,6は計算機,7は光源制御装置
である。図4の(A)は図1のビデオカメラ1から眼球
3までの光軸上に配置された二光源2のうちの一個の光
源が眼球3に赤外線等の光を照射した場合にビデオカメ
ラ1に撮影される眼球3の映像の模様を図に示したもの
で,41は輝度のサンプルライン,42は瞳孔像,43
は角膜反射像である。(C)はビデオカメラ1から眼球
3までの光軸上から少し偏心した位置に配置された二光
源2のうちの一個の光源が眼球3に赤外線等の光を照射
した場合にビデオカメラ1に撮影される眼球3の映像の
模様を図に示したもので,44は瞳孔像,45は角膜反
射像である。(B)は(A)の輝度サンプルライン41
上の映像を画像処理装置4によって輝度データに変換
し,輝度サンプルライン41上の輝度と位置との関係を
グラフにしたものであり,(D)は(C)の輝度サンプ
ルライン41上の映像を画像処理装置4によって輝度デ
ータに変換し,輝度サンプルライン41上の輝度と位置
との関係をグラフにしたものである。図5はビデオカメ
ラ1で撮影される映像の説明図である。図7は図1の二
光源2の構成図で,71はビデオカメラ1のレンズ正
面,72は図1のビデオカメラ1から眼球3までの光軸
上に配置してある光源(1),73はビデオカメラ1か
ら眼球3までの光軸上から偏心位置に配置してある光源
(2)である。
【0013】図1の二光源2の二個の光源を光源制御装
置7によって1/60秒の一定時間で交互に点灯を行う
が,二光源2の二個の光源を交互に点灯させるタイミン
グはビデオカメラ1で撮影する映像に同期することが必
要であるために,そのタイミングの情報は画像処理装置
4によって提供される。尚,画像処理装置4から出力さ
れる1/60秒のタイミング情報は通常ビデオカメラ1
から出力される映像信号による映像画面の構成はインタ
ーレース方式であるため,図5の(A)の様に偶数フィ
ールドを1/60秒で映像画面の左上端から右下端まで
を一ライン飛ばして表示し,次の1/60秒で偶数フィ
ールドが表示していない残りのラインの奇数フィールド
を(B)の様に左上端から右下端までを表示して(C)
で示される様に完全な一画面である一フレームを1/3
0秒で完成させる。そのため光源制御装置7は画像処理
装置4から出力される偶数または奇数フイールドのタイ
ミングの情報によって,図7の光源(1)72は偶数フ
ィールドの表示時間である1/60秒間点灯させ,光源
(2)73は奇数フィールドの表示時間である1/60
秒間点灯させる事ができ,ビデオカメラ1で撮影される
眼球3の偶数フィールドまたは奇数フィールドの各フィ
ールドの映像は二光源2の点灯する光源はそれぞれ一個
であるために,二光源2が眼球3に赤外線等の光を照射
する位置が異なり,眼球3の瞳孔像であるブライトアイ
及びダークアイを発生させることができる。
置7によって1/60秒の一定時間で交互に点灯を行う
が,二光源2の二個の光源を交互に点灯させるタイミン
グはビデオカメラ1で撮影する映像に同期することが必
要であるために,そのタイミングの情報は画像処理装置
4によって提供される。尚,画像処理装置4から出力さ
れる1/60秒のタイミング情報は通常ビデオカメラ1
から出力される映像信号による映像画面の構成はインタ
ーレース方式であるため,図5の(A)の様に偶数フィ
ールドを1/60秒で映像画面の左上端から右下端まで
を一ライン飛ばして表示し,次の1/60秒で偶数フィ
ールドが表示していない残りのラインの奇数フィールド
を(B)の様に左上端から右下端までを表示して(C)
で示される様に完全な一画面である一フレームを1/3
0秒で完成させる。そのため光源制御装置7は画像処理
装置4から出力される偶数または奇数フイールドのタイ
ミングの情報によって,図7の光源(1)72は偶数フ
ィールドの表示時間である1/60秒間点灯させ,光源
(2)73は奇数フィールドの表示時間である1/60
秒間点灯させる事ができ,ビデオカメラ1で撮影される
眼球3の偶数フィールドまたは奇数フィールドの各フィ
ールドの映像は二光源2の点灯する光源はそれぞれ一個
であるために,二光源2が眼球3に赤外線等の光を照射
する位置が異なり,眼球3の瞳孔像であるブライトアイ
及びダークアイを発生させることができる。
【0014】次に,図1の眼球3の映像をビデオカメラ
1で撮影するが,ビデオカメラ1のレンズ中央の位置で
ビデオカメラ1から眼球3までの光軸上に配置してある
図7の光源(1)72が点灯して眼球3に赤外線等の光
を照射した場合にはビデオカメラ1で撮影される眼球3
の偶数フィールドの映像は図4の(A)の様になり,輝
度サンプルライン41上での輝度と位置との関係をグラ
フに示すと(B)になる。また,ビデオカメラ1のレン
ズ中央より少し左下の位置でビデオカメラ1から眼球3
までの光軸上から偏心位置に配置してある図7の光源
(2)73が点灯して眼球3に赤外線等の光を照射した
場合にはビデオカメラ1で撮影される眼球3の奇数フィ
ールドの映像は(C)の様になり,輝度サンプルライン
41上での輝度と位置との関係をグラフに示すと(D)
になる。ビデオカメラ1によって撮影された眼球3の映
像は画像処理装置4によって映像信号は輝度データに変
換され,画像差分手段5は画像処理装置4によって変換
された輝度データ及び偶数フィールドまたは奇数フィー
ルドのタイミングの情報から同じ輝度サンプルライン4
1上の位置の偶数フィールドの輝度データから奇数フィ
ールドの輝度データの差分を行い,図4の(E)に示さ
れる輝度データの差分値を算出する。次に,予め決定し
てある差分値の閾値と目的の差分値を比較して,差分値
が閾値以上の値の場合は1,差分値が閾値より小さい値
の場合は0として差分値の補正を行い,図4の(F)に
示される差分補正値を算出する。また,装置の動作の説
明上,図4の輝度サンプルライン41上の一ラインのみ
の説明であるが,実際は一フレーム全てのラインについ
てこの動作を繰り返し行う。
1で撮影するが,ビデオカメラ1のレンズ中央の位置で
ビデオカメラ1から眼球3までの光軸上に配置してある
図7の光源(1)72が点灯して眼球3に赤外線等の光
を照射した場合にはビデオカメラ1で撮影される眼球3
の偶数フィールドの映像は図4の(A)の様になり,輝
度サンプルライン41上での輝度と位置との関係をグラ
フに示すと(B)になる。また,ビデオカメラ1のレン
ズ中央より少し左下の位置でビデオカメラ1から眼球3
までの光軸上から偏心位置に配置してある図7の光源
(2)73が点灯して眼球3に赤外線等の光を照射した
場合にはビデオカメラ1で撮影される眼球3の奇数フィ
ールドの映像は(C)の様になり,輝度サンプルライン
41上での輝度と位置との関係をグラフに示すと(D)
になる。ビデオカメラ1によって撮影された眼球3の映
像は画像処理装置4によって映像信号は輝度データに変
換され,画像差分手段5は画像処理装置4によって変換
された輝度データ及び偶数フィールドまたは奇数フィー
ルドのタイミングの情報から同じ輝度サンプルライン4
1上の位置の偶数フィールドの輝度データから奇数フィ
ールドの輝度データの差分を行い,図4の(E)に示さ
れる輝度データの差分値を算出する。次に,予め決定し
てある差分値の閾値と目的の差分値を比較して,差分値
が閾値以上の値の場合は1,差分値が閾値より小さい値
の場合は0として差分値の補正を行い,図4の(F)に
示される差分補正値を算出する。また,装置の動作の説
明上,図4の輝度サンプルライン41上の一ラインのみ
の説明であるが,実際は一フレーム全てのラインについ
てこの動作を繰り返し行う。
【0015】この結果,図1の眼球3の瞳孔像の明るさ
は二光源2から照射する赤外線等の光の照射位置によっ
て影響を受けるが,眼球3の外側の肌の部分や眼球3の
白目部分等は極めて影響が少ないため,図4の(F)に
示される輝度データの差分補正値によって眼球3の瞳孔
像を容易に識別することができる。従って,計算機6は
画像差分手段5から輝度データの差分補正値のデータを
入力することによって瞳孔部分の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を検出することができ
る。
は二光源2から照射する赤外線等の光の照射位置によっ
て影響を受けるが,眼球3の外側の肌の部分や眼球3の
白目部分等は極めて影響が少ないため,図4の(F)に
示される輝度データの差分補正値によって眼球3の瞳孔
像を容易に識別することができる。従って,計算機6は
画像差分手段5から輝度データの差分補正値のデータを
入力することによって瞳孔部分の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を検出することができ
る。
【0016】これによって二光源2の二ヶ所の光源が眼
球3に照射した赤外線等の光の照射位置を変えることで
眼球3の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイを最
も効率的に発生させて,瞳孔部分の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出すること
が可能であることは明らかである。
球3に照射した赤外線等の光の照射位置を変えることで
眼球3の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイを最
も効率的に発生させて,瞳孔部分の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出すること
が可能であることは明らかである。
【0017】
【実施例】この発明による二光源及び画像差分手段を用
いた眼球特徴点検出方式を実現した場合の一例を図1,
図4,図6,図7,図8により説明する。図8は図1を
実際に装置化した場合の構成図の一例で,81は図1の
画像差分手段5及び計算機6を実現するマイクロプロセ
ッサー,82はマイクロプロセッサー81が動作する手
順を書いたプログラムを記憶する記憶素子であるRO
M,83は図1のビデオカメラ1で撮影した眼球3の映
像を入力して,画像信号に含まれる同期信号やフィール
ド信号の分離や輝度データの変換を行う画像処理回路,
84は図1の二光源2の二個の光源を交互に点灯させる
光源制御回路,85は図1の眼球3の撮影をするビデオ
カメラ,86は図1の眼球3に赤外線等の光を照射する
二光源,87はマイクロプロセッサー81が画像処理回
路83から入力する輝度データを読み込むタイミングク
ロックを発生するタイミング発生回路,88はマイクロ
プロセッサー81が計算結果等のデータを一時的に記憶
するRAMである。図6は図1の画像差分手段5を図8
のマイクロプロセッサー81で実現する場合の動作方法
を示したフローチャートである。
いた眼球特徴点検出方式を実現した場合の一例を図1,
図4,図6,図7,図8により説明する。図8は図1を
実際に装置化した場合の構成図の一例で,81は図1の
画像差分手段5及び計算機6を実現するマイクロプロセ
ッサー,82はマイクロプロセッサー81が動作する手
順を書いたプログラムを記憶する記憶素子であるRO
M,83は図1のビデオカメラ1で撮影した眼球3の映
像を入力して,画像信号に含まれる同期信号やフィール
ド信号の分離や輝度データの変換を行う画像処理回路,
84は図1の二光源2の二個の光源を交互に点灯させる
光源制御回路,85は図1の眼球3の撮影をするビデオ
カメラ,86は図1の眼球3に赤外線等の光を照射する
二光源,87はマイクロプロセッサー81が画像処理回
路83から入力する輝度データを読み込むタイミングク
ロックを発生するタイミング発生回路,88はマイクロ
プロセッサー81が計算結果等のデータを一時的に記憶
するRAMである。図6は図1の画像差分手段5を図8
のマイクロプロセッサー81で実現する場合の動作方法
を示したフローチャートである。
【0018】図8の画像処理回路83はビデオカメラ8
5で撮影している図1の眼球3の映像を入力して,映像
信号に含まれる同期信号,フィールド信号及び輝度信号
の分離を行い,輝度信号はマイクロプロセッサー81が
処理できるデータ形式である輝度データに変換する。こ
こでは同期信号は画像信号に含まれる垂直及び水平同期
信号,フィールド信号は現在画像信号が偶数フィールド
又は奇数フィールドのどちらを表示しているかを識別す
る信号,輝度データは映像のデータそのものを示す。そ
して画像処理回路83はマイクロプロセッサー81に垂
直同期信号,輝度データ及びフィールド信号を,タイミ
ング発生回路87に同期信号を,光源制御回路84には
フィールド信号をそれぞれに出力する。光源制御回路8
4は画像処理回路83からフィールド信号を入力して,
偶数フィールドならば二光源86の図7の光源(1)7
2を点灯して,奇数フィールドならば二光源86の図7
の光源(2)73を点灯する。タイミング発生回路87
は画像処理回路83から垂直及び水平同期信号を入力し
て,マイクロプロセッサー81が画像処理回路83から
輝度データを入力するタイミングクロックを発生させて
マイクロブロセッサー81に出力する。
5で撮影している図1の眼球3の映像を入力して,映像
信号に含まれる同期信号,フィールド信号及び輝度信号
の分離を行い,輝度信号はマイクロプロセッサー81が
処理できるデータ形式である輝度データに変換する。こ
こでは同期信号は画像信号に含まれる垂直及び水平同期
信号,フィールド信号は現在画像信号が偶数フィールド
又は奇数フィールドのどちらを表示しているかを識別す
る信号,輝度データは映像のデータそのものを示す。そ
して画像処理回路83はマイクロプロセッサー81に垂
直同期信号,輝度データ及びフィールド信号を,タイミ
ング発生回路87に同期信号を,光源制御回路84には
フィールド信号をそれぞれに出力する。光源制御回路8
4は画像処理回路83からフィールド信号を入力して,
偶数フィールドならば二光源86の図7の光源(1)7
2を点灯して,奇数フィールドならば二光源86の図7
の光源(2)73を点灯する。タイミング発生回路87
は画像処理回路83から垂直及び水平同期信号を入力し
て,マイクロプロセッサー81が画像処理回路83から
輝度データを入力するタイミングクロックを発生させて
マイクロブロセッサー81に出力する。
【0019】マイクロプロセッサー81は画像処理回路
83からデータ読み込むタイミングクロックをタイミン
グ発生回路87から入力することによって,図1の画像
差分手段5の処理の一部である偶数フィールドの輝度デ
ータと奇数フィールドの輝度データの差分を行う。マイ
クロプロセッサー81はタイミング発生回路87からタ
イミングクロックが入力されると図6の(A)の60A
から処理を開始し,61Aでは画像処理回路83からフ
ィールド信号を入力して,62Aで偶数フィールドであ
るか識別する。偶数フィールドの場合には63Aで画像
処理回路83から偶数フィールドの輝度データを読み込
んで,64AでRAM88に一時的に記憶する。また,
奇数フィールドの場合には65Aで画像処理回路83か
ら奇数フィールドの輝度データを読み込んで,さらに6
6AでRAM88に一時的に記憶してある偶数フィール
ドのデータを読み出して,67Aで偶数フィールドの輝
度データから奇数フィールドの輝度データの差分を行
い,算出された差分値を68AでRAM88に再度一時
的に記憶する。この時,偶数フィールドの輝度データは
図4の(B),奇数フィールドの輝度データは(D),
差分値は(E)に示す分布となる。
83からデータ読み込むタイミングクロックをタイミン
グ発生回路87から入力することによって,図1の画像
差分手段5の処理の一部である偶数フィールドの輝度デ
ータと奇数フィールドの輝度データの差分を行う。マイ
クロプロセッサー81はタイミング発生回路87からタ
イミングクロックが入力されると図6の(A)の60A
から処理を開始し,61Aでは画像処理回路83からフ
ィールド信号を入力して,62Aで偶数フィールドであ
るか識別する。偶数フィールドの場合には63Aで画像
処理回路83から偶数フィールドの輝度データを読み込
んで,64AでRAM88に一時的に記憶する。また,
奇数フィールドの場合には65Aで画像処理回路83か
ら奇数フィールドの輝度データを読み込んで,さらに6
6AでRAM88に一時的に記憶してある偶数フィール
ドのデータを読み出して,67Aで偶数フィールドの輝
度データから奇数フィールドの輝度データの差分を行
い,算出された差分値を68AでRAM88に再度一時
的に記憶する。この時,偶数フィールドの輝度データは
図4の(B),奇数フィールドの輝度データは(D),
差分値は(E)に示す分布となる。
【0020】次に,マイクロプロセッサー81は画像処
理回路83から垂直同期信号を入力によって図1の画像
差分手段5の処理の一部である差分値の補正を行う。こ
の処理は差分値の閾値をあらかじめ決定しておき,差分
値が閾値以上の場合には1,差分値が閾値より小さい場
合には0として差分値の補正をする。マイクロプロセッ
サー81は画像処理回路83から垂直同期信号が入力さ
れると図6の(B)の60Bから処理を開始し,61B
で図6の(A)の処理が全て終了したかを判定する。偶
数フィールドの処理であれば68Bで全処理を終了し
て,奇数フィールドが終了した場合には62Bで図6の
(A)の処理の結果である差分値を一時的に記憶してあ
るRAM88から読み出して,あらかじめ決定してある
閾値と比較するが,その値が閾値以上であれば64Bで
差分補正値を1,閾値より小さければ65Bで差分補正
値を0として,算出された差分補正値を66BでRAM
88にさらに一時的に記憶する。次に,マイクロプロセ
ッサー81は67Bで全差分値の補正が終了したかをチ
ェックして,終了であれば68Bで全処理を終了し,そ
れ以外は62Bに戻って全差分値の補正を終了するまで
繰り返し実行する。
理回路83から垂直同期信号を入力によって図1の画像
差分手段5の処理の一部である差分値の補正を行う。こ
の処理は差分値の閾値をあらかじめ決定しておき,差分
値が閾値以上の場合には1,差分値が閾値より小さい場
合には0として差分値の補正をする。マイクロプロセッ
サー81は画像処理回路83から垂直同期信号が入力さ
れると図6の(B)の60Bから処理を開始し,61B
で図6の(A)の処理が全て終了したかを判定する。偶
数フィールドの処理であれば68Bで全処理を終了し
て,奇数フィールドが終了した場合には62Bで図6の
(A)の処理の結果である差分値を一時的に記憶してあ
るRAM88から読み出して,あらかじめ決定してある
閾値と比較するが,その値が閾値以上であれば64Bで
差分補正値を1,閾値より小さければ65Bで差分補正
値を0として,算出された差分補正値を66BでRAM
88にさらに一時的に記憶する。次に,マイクロプロセ
ッサー81は67Bで全差分値の補正が終了したかをチ
ェックして,終了であれば68Bで全処理を終了し,そ
れ以外は62Bに戻って全差分値の補正を終了するまで
繰り返し実行する。
【0021】これにより輝度サンプルライン41上の一
ラインの差分補正値は図4の(F)に示す分布になるた
め,差分補正値が1の部分は図1の眼球3の瞳孔像の映
像,1が連続する差分補正値の中で一部に0の差分補正
値が存在する部分は角膜反射像の映像,その他は瞳孔像
周辺の背景部分の映像であることがわかる。この結果を
利用してマイクロプロセッサー81は図6の(C)に示
す動作をすることによって,図1の眼球3の瞳孔部分の
面積や幅,角膜の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を
検出する。
ラインの差分補正値は図4の(F)に示す分布になるた
め,差分補正値が1の部分は図1の眼球3の瞳孔像の映
像,1が連続する差分補正値の中で一部に0の差分補正
値が存在する部分は角膜反射像の映像,その他は瞳孔像
周辺の背景部分の映像であることがわかる。この結果を
利用してマイクロプロセッサー81は図6の(C)に示
す動作をすることによって,図1の眼球3の瞳孔部分の
面積や幅,角膜の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を
検出する。
【0022】この様に図1の二光源及び画像差分手段を
用いた眼球特徴点検出方式を実現した一例である図8の
装置では,二光源2の二ヶ所の光源が眼球3に照射した
赤外線等の光の照射位置を変えて交互に点灯することで
眼球3の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイを最
も効率的に発生させ,瞳孔部分の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出すること
できる。
用いた眼球特徴点検出方式を実現した一例である図8の
装置では,二光源2の二ヶ所の光源が眼球3に照射した
赤外線等の光の照射位置を変えて交互に点灯することで
眼球3の瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイを最
も効率的に発生させ,瞳孔部分の面積や幅,角膜の位
置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出すること
できる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば,図1の眼球3をビデ
オカメラ1等の画像入力装置によって画像撮影を行い,
視線方向,瞳孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出する場
合において,ビデオカメラ1から眼球3までの光軸上に
一個の光源と光軸上から偏心した位置に一個の光源の合
計二個の光量の等しい光源をビデオカメラ1の偶数フィ
ールドと奇数フィールドの映像に同期して交互に点灯し
て眼球3に赤外線等の光の照射した場合には,眼球3の
瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイを最も効率的
に発生させ,ビデオカメラ1で撮影された眼球3の偶数
フィールドと奇数フィールドの映像に眼球3の瞳孔像の
みの輝度データに大きな違いを発生させることができ
る。これによって画像差分手段5は偶数フィールドの輝
度データと奇数フィールドの輝度データとの差分値及び
差分補正値を算出することで,計算機6は視線方向,瞳
孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出する。これは眼球3
をビデオカメラ1等の画像入力装置によって画像撮影を
行い,視線方向,瞳孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出
する場合において,二光源2の二ヶ所の光源が眼球3に
照射した赤外線等の光の照射位置を変えて交互点灯する
ことで眼球3の瞳孔像であるブライトアイ及びダークア
イを最も効率的に発生させて,瞳孔部分の面積や幅,角
膜の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出す
ることができる方法である。
オカメラ1等の画像入力装置によって画像撮影を行い,
視線方向,瞳孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出する場
合において,ビデオカメラ1から眼球3までの光軸上に
一個の光源と光軸上から偏心した位置に一個の光源の合
計二個の光量の等しい光源をビデオカメラ1の偶数フィ
ールドと奇数フィールドの映像に同期して交互に点灯し
て眼球3に赤外線等の光の照射した場合には,眼球3の
瞳孔像であるブライトアイ及びダークアイを最も効率的
に発生させ,ビデオカメラ1で撮影された眼球3の偶数
フィールドと奇数フィールドの映像に眼球3の瞳孔像の
みの輝度データに大きな違いを発生させることができ
る。これによって画像差分手段5は偶数フィールドの輝
度データと奇数フィールドの輝度データとの差分値及び
差分補正値を算出することで,計算機6は視線方向,瞳
孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出する。これは眼球3
をビデオカメラ1等の画像入力装置によって画像撮影を
行い,視線方向,瞳孔や角膜等の眼球3の特徴点を検出
する場合において,二光源2の二ヶ所の光源が眼球3に
照射した赤外線等の光の照射位置を変えて交互点灯する
ことで眼球3の瞳孔像であるブライトアイ及びダークア
イを最も効率的に発生させて,瞳孔部分の面積や幅,角
膜の位置,視線方向等の眼球3の特徴点を正確に検出す
ることができる方法である。
【図1】この発明による二光源及び画像差分手段を用い
た眼球特徴点検出方式の装置の構成図である。
た眼球特徴点検出方式の装置の構成図である。
【図2】従来技術による光源及び画像差分手段を用いた
眼球特徴点検出方式の装置の構成図である。
眼球特徴点検出方式の装置の構成図である。
【図3】従来技術による図2の光源22の構成図であ
る。
る。
【図4】図1の画像差分手段5の説明図である。
【図5】図1のビデオカメラ1で撮影される映像の説明
図である。
図である。
【図6】図1の画像差分手段5のフローチャートであ
る。
る。
【図7】図1の二光源2の構成図である。
【図8】この発明による二光源及び画像差分手段を用い
た眼球特徴点検出方式を実際に装置化した一例の構成図
である。
た眼球特徴点検出方式を実際に装置化した一例の構成図
である。
【図9】図2の光源22とビデオカメラ21との位置関
係によりビデオカメラ21で撮影される眼球23の瞳孔
像に関する説明図である。
係によりビデオカメラ21で撮影される眼球23の瞳孔
像に関する説明図である。
【図10】図2の光源22とビデオカメラ21との位置
関係によるビデオカメラ21で撮影される眼球23の瞳
孔像の明るさを示すグラフである。
関係によるビデオカメラ21で撮影される眼球23の瞳
孔像の明るさを示すグラフである。
1 ビデオカメラ 2 二光源 3 眼球 4 画像処理装置 5 画像差分手段 6 計算機 7 光源制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】この発明は,眼球3をビデオカメラ1等の
画像入力装置によって画像撮影を行い,視線方向,瞳孔
や角膜等の眼球3の特徴点を検出する場合において,眼
球3に二ヵ所の光源から赤外線等の光を照射する二光源
2及びビデオカメラ1に撮影された眼球3の映像から眼
球3の特徴点を検出するために画像データの処理を行う
画像差分手段5を備えることを特徴とする二光源及び画
像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9251253A JPH1156782A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9251253A JPH1156782A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156782A true JPH1156782A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17220027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9251253A Pending JPH1156782A (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 二光源及び画像差分手段を用いた眼球特徴点検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1156782A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005063114A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | National University Corporation Shizuoka University | 視線検出方法および装置ならびに三次元視点計測装置 |
JP2005198743A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 三次元視点計測装置 |
JP2005266868A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 瞳孔と鼻孔を用いた頭部の方向を検出する方法 |
JP2005348832A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 実時間瞳孔位置検出システム |
KR100619681B1 (ko) * | 1999-12-07 | 2006-09-06 | 엘지전자 주식회사 | 한 필드 이미지만을 이용한 홍채 인식 방법 |
KR100628921B1 (ko) * | 2004-07-20 | 2006-09-27 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 안구의 비틀림 운동 측정 방법 |
JP2007083027A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-04-05 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 瞳孔検出装置及び瞳孔検出方法 |
JP2007268029A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 瞳孔検出装置及び方法 |
JP2008125619A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 瞳孔検出装置及び瞳孔検出方法 |
JP2008246004A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 瞳孔検出方法 |
JP2011115606A (ja) * | 2002-11-21 | 2011-06-16 | Tobii Technology Ab | 眼及びその凝視方向を検知し、追跡する方法と装置 |
US8358337B2 (en) | 2005-08-23 | 2013-01-22 | National University Corporation Shizuoka University | Pupil detection device and pupil detection method |
WO2017017896A1 (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-02 | 京セラ株式会社 | 画像処理装置、撮像装置、運転者監視システム、移動体、および画像処理方法 |
WO2021029342A1 (ja) * | 2019-08-14 | 2021-02-18 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 情報処理装置、視線検出システム、視線検出方法および視線検出プログラム |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP9251253A patent/JPH1156782A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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