JPH1156623A - 食品加熱調理用容器 - Google Patents

食品加熱調理用容器

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JPH1156623A
JPH1156623A JP22837097A JP22837097A JPH1156623A JP H1156623 A JPH1156623 A JP H1156623A JP 22837097 A JP22837097 A JP 22837097A JP 22837097 A JP22837097 A JP 22837097A JP H1156623 A JPH1156623 A JP H1156623A
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JP
Japan
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bag
food
lid
end wall
box
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Pending
Application number
JP22837097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Murayama
清 村山
Taiji Hori
泰治 堀
Noriyuki Kita
紀之 喜多
Masanobu Okamura
正信 岡村
Junichi Honma
淳一 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Toppan Inc
Original Assignee
Lion Corp
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品の出し入れが容易で、かつ、リサイクル
性が良好になる食品加熱調理用容器を提供する。 【解決手段】 翼部28は、端壁20が内側に屈曲する
ときに、水平線より下向きに傾斜した所定角度に到達す
るまで、大きくなっていく抵抗力を受けながら下方に折
れ曲がり、これにより、側壁18は互いに近寄って上記
抵抗力は弱まり、かつ、上記翼部28を下方に押し付け
て上記端壁20と係合させようとする力が生じる。それ
と共に端壁20のスリット21に翼部28先端部を挿入
して収納するので、上記翼部28は、上記端壁20と上
記上蓋12の上記フラップ部26に対して閉じた状態に
保持されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に食品を収容
して、電磁加熱調理機により収容食品を加熱するのに用
いる食品加熱調理用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子レンジは、食品にマイクロ
波を照射して加熱・調理するものであるが、この電子レ
ンジにより冷凍食品を解凍後あるいはそのまま加熱して
調理することも行われている。冷凍食品の保存容器とし
て、口元にファスナーの付いた樹脂製の柔軟な袋があ
り、この袋をそのまま電子レンジにより加熱することも
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記袋
にカレー等の水分がある流動物を加熱した場合には、内
部の水分が蒸発してその水蒸気により内圧が高まるので
ファスナーや袋が破裂して、袋内部の食品が電子レンジ
内に散らばって該レンジ内を汚してしまう恐れがある。
【0004】また、流動物の食品を袋に収容する際に
は、一方の手で食品の入った調理用容器を持つと同時に
他方の手で袋の口を持って収容物を注ぎ入れる必要があ
り、袋口の形状が安定しにくいため、収容作業が非常に
困難になる。しかも、食品を収容した状態では袋の形状
が安定しないため、冷凍庫への収容の際などに非常に扱
いにくく、かつ、不定形の形状で固まるため、電子レン
ジ内での姿勢が安定せずムラのない加熱がしにくい等の
問題点があった。また、固形の食品に対しても、袋の形
状が安定しないことは、取り扱いのしにくさレンジ内で
の姿勢の不安定さは残る。
【0005】上記問題点に対して、内部に樹脂製のライ
ニングを施した箱体の容器が考えられる。しかしなが
ら、この種の容器は形状の固定した一体型でかつ外壁が
紙製であると共の内側に樹脂膜をラミネートしているも
のである。したがって、使用後に処分しようとすると、
折り畳んでコンパクトにしにくくかつ一般家庭では紙製
外壁と樹脂製の内部ライニングとが分離できないので、
リサイクル性が悪いという問題点が生じていた。
【0006】本発明は、前記従来問題点に鑑みてなされ
たものであって、食品の出し入れが容易で、かつ、リサ
イクル性が良好な食品加熱用容器を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次の構成を有する。請求項1の発明は、
内部に食品を収容して、電磁加熱調理機により収容食品
を加熱するのに用いる容器において、上部が蓋部により
閉じる箱体内に着脱自在な樹脂製の袋体を収容した容器
であって、箱体は、側壁/スリットを有する端壁と上蓋
とを有する柔軟なシート材を折り曲げて形成されるもの
であり、上記上蓋は互いに及び上記壁に対して折れ曲が
る上記側壁/端壁上の一体的なフラップよりなり、上記
側壁フラップを重ね合わせた状態に折り曲げて上記上蓋
を形成したときに上記端壁フラップが外方向に延在する
三角形の翼部をなすように、上記端壁は予め内側に曲が
った状態に形成されており、上記翼部は、上記端壁が内
側に屈曲するときに、水平線より下向きに傾斜した所定
角度に到達するまで、大きくなっていく抵抗力を受けな
がら下方に折れ曲がり、これにより、上記側壁は互いに
近寄って上記抵抗力は弱まり、かつ、上記翼部を下方に
押し付けて上記端壁と係合させようとする力が生じ、上
記翼部は、上記端壁と上記上蓋の上記側壁フラップに対
して閉じた状態に保持されるものであり、かつ、端壁の
スリットに挿入することにより収納されることを特徴と
する食品加熱調理用容器である。また、好適には、袋体
は前記箱体に収容した状態で袋体の側面高さが蓋部の立
った状態よりも高くなるように形成し、前記蓋部はそれ
を閉じた状態で隙間を有しかつ該隙間から前記袋体の口
元部を蓋部の外部に臨ませるように構成しているもので
ある。
【0008】本発明によれば、上部が蓋部により閉じる
箱体内に着脱自在な樹脂製の袋体を収容した容器であ
る。したがって、箱体と袋体を別々にして処分できるた
め、箱体と袋体との素材が異なるものでも、処分が容易
でありリサイクル性が向上する。
【0009】そして、側壁は互いに近寄って上記抵抗力
は弱まり、かつ、上記翼部を下方に押し付けて上記端壁
と係合させようとする力が生じると共に、スリットに挿
入することにより収納するため、上記翼部は、上記端壁
と上記上蓋の上記側壁フラップに対して閉じた状態に保
持されるものである。したがって、袋体内に食品を収容
した状態で翼部は端壁と上記上蓋の上記側壁フラップに
対して閉じた状態に保持されるので、別の蓋係止手段を
用いなくとも蓋を閉じた状態に保持して収容した食品を
加熱することができる。
【0010】さらに、袋体は前記箱体に収容した状態で
袋体の側面高さが蓋部の立った状態よりも高くなるよう
に形成したので、袋体の口部を箱体の開口部に広げて開
口部周囲に巻き付けて固定等することができる。したが
って、箱の保形性を容易に保つことができ、袋体口部は
安定して広がり食品の出し入れがきわめて容易になる。
【0011】また、袋体は箱体と別にできるので、食品
を容器に収容した状態で冷凍庫で凍らせた後では箱体か
ら袋体を取り出して袋体のみを冷凍保存することがで
き、箱体はさらに別の袋体を入れて食品を収容すること
ができる。この場合、袋体の食品を電磁調理加熱機によ
り加熱・調理するときには、箱体内に当該袋体を収容し
た状態で蓋部を閉じて調理加熱機内に装着して加熱する
ことが望ましい。
【0012】さらに、袋体と蓋部はそれを閉じた状態で
隙間を有しかつ該隙間から前記袋体の口元部を蓋部の外
部に臨ませているので、加熱により袋体内の食品の水分
から蒸気が発生して来ても、前記口元部から蒸気を出す
ことができ、袋体の破裂などの不具合が生じることがな
い。
【0013】また、食品を袋に入れ箱体に入れる容器の
ため、二重構造になるため保温性が良好であり、また、
電磁加熱調理機で加熱後でも箱体は熱くならず容易に取
り出すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。実施形態の食品加熱調理用容
器は、その内部に食品を収容して、電子レンジ(電磁加
熱調理機の一例)により収容食品を加熱するのに用いる
容器である。この食品加熱調理用容器は、家庭内におい
て冷凍保存するために食品を収容する容器としても、ま
た、商品として流通する予め食品を入れた容器としても
用いることができるものである。
【0015】図1〜図5は実施形態に係る食品加熱調理
用容器10の説明図である。この食品加熱調理用容器1
0は、上部が上蓋12により閉じる箱体14内に着脱自
在な樹脂製の袋体16を収容した容器である。
【0016】箱体14は、その正面側と裏面側とに位置
する側壁18、18と、左右に位置する端壁20、20
と、底壁22と、上蓋12とを有してなり、柔軟なシー
ト材(例えば厚紙、段ボール、合成樹脂をコーティング
した厚紙または合成樹脂をコーティングした段ボールよ
りなる)を折り曲げて形成されるものである。
【0017】上記上蓋12は、側壁18の上部を罫線2
4に沿って折り曲げてフラップ部26を形成し、同様
に、端壁20の上部を罫線30に沿って折り曲げて翼部
28を形成する。そして、フラップ部26と翼部28と
は、側壁18と端壁20と同様に隣り合わせに連接して
一体に形成されている。また、フラップ部26の上端に
は翼部28の上部に延在する一体的な舌片32が形成さ
れている。また、端壁20の上部コーナー(罫線30の
両端部)から翼部28の上端中心に延びる折り線34を
翼部28に設けることにより、該翼部28は、三角形の
フラップとして形成される。したがって、図2に示すよ
うに、翼部28を外方向下側に折り曲げると、各翼部2
8、28は、二重構造の三角形状となり、その下側の壁
が端壁20に連接すると共にその上側の壁がフラップ部
26に連接している。
【0018】前記のように、これらフラップ部26およ
び翼部28は、互いにかつ上記側壁18および端壁20
に対して折れ曲がる上記側壁18/端壁20上の一体的
なフラップよりなり、上記フラップ部26同士を重ね合
わせた状態に折り曲げて上記上蓋12を形成したときに
端壁20上部の翼部28が外方向に延在する三角形をな
すように、上記端壁20は予め内側に曲がった状態に形
成されている。
【0019】そして、前記三角形の翼部28を外方向下
側に折り曲げると、フラップ部26がともに引っ張られ
て該フラップ部26の舌片32同士が重ね合わされた状
態になって箱体14上部が閉じられるので、抵抗力が大
きくなって行く。したがって、上記翼部28は、上記端
壁20が内側に屈曲するときに、水平線より下向きに傾
斜した所定角度に到達するまで、抵抗力は大きくなって
折れ曲がり、さらに、その所定角度よりも下側では上記
フラップ部26は互いに近寄って上記抵抗力は弱まり、
かつ、上記翼部28を下方に押し付けて上記端壁20と
係合させようとする力が生じる。よって、この構成によ
り、フラップ部26を折り曲げる際に「オーバーセンタ
ー」作用が生じる。つまり、フラップ部26を抵抗力の
最も大きなポイント(所定角度に対応するポイント)を
越えてすなわち「オーバーセンター」位置まで折り曲げ
ると、翼部28は端壁20方向に付勢され上記端壁20
と上記上蓋12の上記フラップ部26に対して閉じた状
態に保持されるものである。また、端壁20には概略横
長のU字形状(あるいは図1に破線で示すように概略Y
字形状)のスリット21を切り込み形成しており、翼部
28先端部を挿入して収納されるようになっている。
【0020】なお、底壁22は、各側壁18と端壁20
cとから図4に展開図に示すように、異形の底壁フラッ
プ22a、22bがそれぞれ形成されて、それらを組み
合わせるものである。符号36aは側壁18と端壁20
との継ぎ代、36bはフラップの継ぎ代である。
【0021】また、上述の箱体14は、それぞれ突出し
たエッジの舌片32を備えた2つの同一なフラップ部2
6を有している。これは、いずれか一方のフラップ部2
6を上側にしても箱体14を閉鎖できることを意味す
る。これに代えて、いずれかのフラップ部26が他方の
フラップ部26の上側に位置させるべきかを自動的に定
める構造を採用できる。すなわち、上側に来るべきフラ
ップ部26の舌片32を大きくしたり、図1〜図4中符
号38の二点鎖線で示すように、この上側のフラップ部
26に連続する各翼部28に舌片を追加することによ
り、達成される。
【0022】ここで、前記袋体16は、図1等に示すよ
うに、前記箱体14に収容した状態で袋体16の側面高
さHが上蓋12の立った状態の高さhよりも高くなるよ
うに形成している。それと、前記上蓋12はそれを閉じ
た状態で隙間34を有しかつ該隙間34から前記袋体1
6の口元部16aを上蓋12の外部に臨ませるように構
成している。
【0023】袋体16は、合成樹脂からなり、例えばポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン
フィルムの単層、または二層以上の積層からなる透明、
半透明、あるいは不透明で、着色、無着色のいずれでも
よい。また、袋体16は、展開すると図5(a)に示す
ように、正面壁部16h、裏面壁16bと両側壁部16
c、16cと底壁部16dが連接したもので、継ぎ代部
16eを熱圧着して繋ぎかつ山折り線16f(一点鎖
線)と谷折り線16g(破線)とで折って、図5(b)
で示す、袋体16を構成する。これにより、袋体16
は、図5(c)に示すように、広げた状態で底壁部16
dの連接した底部16d1が矩形の概略角筒形状を呈す
る。そして、袋体16は箱体14に収容した状態で袋体
16の側面高さHが上蓋12の立った状態の高さhより
も高くなるように形成する
【0024】実施形態の食品加熱用調理容器10に食品
を収容するに際しては、まず、図1に示すように、上部
の蓋部12を開放して、箱体14内部に袋体16を収容
する。そして、図1に矢印で示すように、袋体16の開
放側の口元部16aを開いて、箱体14の開口部外側に
向けてひっくり返して開口部周縁に袋体16を引っかけ
る。このようにして、箱体14に袋体16を設置した状
態で食品を袋体16内に入れる。この場合、流動性の食
品であれば流し込む。
【0025】その後、図2に示すように、袋体16の口
元部16aを折り畳み、そして、フラップ部26、26
同士を近づけて重ね合わせ、かつ翼部28を三角形に折
り畳む。この場合は、袋体16の高さHは箱体14の高
さhより高いため、前記口元部16aは、フラップ部2
6、26同士の隙間34から突出した状態に確実にな
る。翼部28の下方への折り曲げ角度が所定角度を越え
ることにより、折り曲げの抵抗力が減少し、端壁20の
方へ翼部28は付勢されると共に翼部28先端部をスリ
ット21に挿入して収納するので、外力等によっても容
器10が開くことが完全になくなる。
【0026】上記のように容器10に食品を収容した状
態で冷凍庫に収容して冷凍保存する。保存に際して、冷
凍により固形化し形状が一定するため、箱体12から袋
体14を取り出して冷凍保存してもよい。そして、必要
に応じて冷凍された食品を加熱するが、箱体12に袋体
14を収容した状態で電子レンジに挿入して加熱する。
袋体14は、食品が既に収容された市販のものでもよ
い。
【0027】電子レンジで容器10内の食品を加熱する
と、食品の水分から上記が発生する。しかるに、袋体1
6は上蓋12の閉じた状態で隙間34を有し、かつ該隙
間34から前記袋体16の口元部16aを上蓋12の外
部に臨ませているので、加熱により袋体内の食品の水分
から蒸気が発生して来ても、前記口元部16aから蒸気
を出すことができ、袋体16の破裂などの不具合が生じ
ることがない。
【0028】高周波電磁加熱調理器である電子レンジに
より収容食品を加熱する容器10であって、上部が上蓋
12により閉じる箱体14内に着脱自在な樹脂製の袋体
16を収容した容器10であるので、袋体16でのシー
ルが完全になるため箱体14は底板のシール性の問題が
生じることがない。また、箱体14と袋体16を別々に
して処分できるため、箱体14と袋体16との素材が異
なるものでも、処分が容易でありリサイクル性が向上す
る。
【0029】また、袋体16の口元部16aを箱体14
の開口部に広げて開口部周囲に巻き付けて固定したり上
蓋12に引っ掻ける等すれば、袋体口元部16aは安定
して広がり流動性の食品を収容するのにきわめて便利で
ある。
【0030】また、袋体16は箱体14と別にできるの
で、流動性の食品を容器に収容した状態で冷凍庫で凍ら
せた後では箱体14から袋体16を取り出して袋体16
のみを冷凍保存することができ、箱体14はさらに別の
袋体16を入れて食品を収容することができる。この場
合、袋体16の食品を電子レンジにより加熱・調理する
ときには、箱体14内に当該袋体16を収容した状態で
上蓋12を閉じて電子レンジ内に装着して加熱すること
が望ましい。つまり、冷凍された食品は予めあるいは電
子レンジによる加熱で冷凍状態になるので、袋体16だ
けでは形が安定しないが箱体14に入れて安定できるか
らである。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1の発明によ
れば、箱の保形性を容易に保つことができ、袋体口部は
安定して広がり食品の出し入れがきわめて容易になる。
また、箱体と袋体を別々にして処分できるため、箱体と
袋体との素材が異なるものでも、処分が容易でありリサ
イクル性が向上する。
【0032】また、袋体は箱体と別にできるので、食品
を容器に収容した状態で冷凍庫で凍らせた後では箱体か
ら袋体を取り出して袋体のみを冷凍保存することがで
き、箱体はさらに別の袋体を入れて食品を収容すること
ができる。
【0033】さらに、加熱により袋体内の食品の水分か
らが蒸気が発生して来ても、前記口元部から蒸気を出す
ことができ、袋体の破裂などの不具合が生じることがな
い。また、食品を袋に入れ箱体に入れる容器のため、二
重構造になるため保温性が良好であり、また、電磁加熱
調理機で加熱後でも箱体は熱くならず容易に取り出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る食品加熱調理用容器の
組み立て斜視説明図である。
【図2】容器の蓋を閉じかけた状態の斜視説明図であ
る。
【図3】容器の蓋を閉じた状態の斜視説明図である。
【図4】箱体の展開図である。
【図5】本発明の実施形態に係る容器の袋体の説明図
で、(a)は展開図、(b)は折り畳み状態の説明図、
(c)広げた状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 食品加熱調理容器 12 上蓋 14 箱体 16 袋体 16a 口元部 18 側壁 20 端壁 26 フラップ部 28 翼部 34 継ぎ代
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 6/64 H05B 6/64 J (72)発明者 喜多 紀之 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 岡村 正信 東京都台東区1丁目5番1号 凸版印刷株 式会社内 (72)発明者 本間 淳一 東京都台東区1丁目5番1号 凸版印刷株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に食品を収容して、電磁加熱調理機
    により収容食品を加熱するのに用いる容器において、 上部が蓋部により閉じる箱体内に着脱自在な樹脂製の袋
    体を収容した容器であって、 箱体は、側壁/スリットを有する端壁と上蓋とを有する
    柔軟なシート材を折り曲げて形成されるものであり、 上記上蓋は互いに及び上記壁に対して折れ曲がる上記側
    壁/端壁上の一体的なフラップよりなり、 上記側壁フラップを重ね合わせた状態に折り曲げて上記
    上蓋を形成したときに上記端壁フラップが外方向に延在
    する三角形の翼部をなすように、上記端壁は予め内側に
    曲がった状態に形成されており、 上記翼部は、上記端壁が内側に屈曲するときに、水平線
    より下向きに傾斜した所定角度に到達するまで、大きく
    なっていく抵抗力を受けながら下方に折れ曲がり、これ
    により、上記側壁は互いに近寄って上記抵抗力は弱ま
    り、かつ、上記翼部を下方に押し付けて上記端壁と係合
    させようとする力が生じ、上記翼部は、上記端壁と上記
    上蓋の上記側壁フラップに対して閉じた状態に保持され
    るものであり、かつ、端壁のスリットに挿入することに
    より収納されることを特徴とする食品加熱調理用容器。
  2. 【請求項2】 袋体は前記箱体に収容した状態で袋体の
    側面高さが蓋部の立った状態よりも高くなるように形成
    し、 前記蓋部はそれを閉じた状態で隙間を有しかつ該隙間か
    ら前記袋体の口元部を蓋部の外部に臨ませるように構成
    していることを特徴とする請求項1に記載の食品加熱調
    理用容器。
JP22837097A 1997-08-25 1997-08-25 食品加熱調理用容器 Pending JPH1156623A (ja)

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