JPH1156577A - 傘立て - Google Patents

傘立て

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JPH1156577A
JPH1156577A JP23658697A JP23658697A JPH1156577A JP H1156577 A JPH1156577 A JP H1156577A JP 23658697 A JP23658697 A JP 23658697A JP 23658697 A JP23658697 A JP 23658697A JP H1156577 A JPH1156577 A JP H1156577A
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Shoichi Takizawa
昭一 滝沢
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TAKIZAWA KINZOKU KOGYO KK
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TAKIZAWA KINZOKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時に邪魔にならないとともに、美観上
においても優れ、且つ使いやすいものを提供する。 【解決手段】 壁4に取着される背板2と、背板に当
接、離間可能に設けた前板3と、一端が前板の上部に回
動可能に取着され他端が背板の内面に沿って滑動可能に
設けた一対の上部可動杆6と、一端が背板の上部に回動
可能に取着され他端が上部可動杆の中間部に回動可能に
取着された一対の連杆10と、一端が背板の下部に回動
可能に取着され他端が前板の下部両側のガイド溝18に
スライド可能に取着された一対の下部可動杆13と、下
部可動杆の他端をガイド溝に沿って上方にスライドさせ
るために一端が下部可動杆に固定され他端が前板3に上
下動可能に設けた摘子20に固定されたワイヤ−等の策
状体19とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘立て、詳しくは不
使用時に折畳まれて邪魔にならない上に、美観を損なう
こともない傘立に関する。
【0002】
【従来の技術】雨の日に大活躍する傘立ても晴れた日に
は何処かにしまわれてしまうか、そのままの状態で置か
れているのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前者の場合
は天気の状態にあわせてその都度傘立ての出し入れする
作業が面倒であり、また、後者の場合は美観上あまり好
ましいとは言えるものではなかった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、特に不使用
時に邪魔にならないとともに、美観上においても優れ、
且つ使いやすい傘立てを提案することをその課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る傘立ては、壁、扉等に取着
される背板と、この背板に当接、離間可能に設けられた
前板と、一端が前記前板の上部に回動可能に取着される
とともに他端が前記背板の内面に沿って滑動可能に設け
られた一対の上部可動杆と、一端が前記背板の上部に回
動可能に取着されるとともに他端が前記上部可動杆の中
間部に回動可能に取着された一対の連杆と、一端が前記
背板の下部に回動可能に取着されるとともに他端が前記
前板の下部両側のガイド溝にスライド可能に取着された
一対の下部可動杆と、この下部可動杆の他端を前記ガイ
ド溝に沿って上方にスライドさせるために一端が前記下
部可動杆に固定されるとともに他端が前記前板に上下方
向に可動状態に設けられた摘子に固定されたワイヤ−等
の策条体とによって構成されたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
【0007】図1及び図2において、符号1は本発明に
係る傘立てを示し、この傘立て1は背板2と、この背板
2に当接、離間可能に設けられた前板3とによって構成
されている。
【0008】背板2は金属製で縦長の矩形状を有すると
ともに、その周囲は内側に90度折曲されて折曲片2a
が形成されている。そして、前記背板2はビス等の固定
具(図示せず)によって壁4に取着されている。
【0009】なお、背板2は金属製に限るものではな
く、例えば合成樹脂、木等によって形成してもよい。ま
た、形状も矩形に限るものではなく、例えば楕円、三角
等であってもよい。
【0010】前板3は金属製で縦長の矩形状を有すると
ともに、その周囲は内側に90度折曲されて折曲片3a
が形成されている。そして、前記前板3は背板2より稍
大きめに形成されており、前記背板2に前板3が当接時
にこの前板3によって背板2が覆い隠されるように設け
られている。また、前記前板3にはその中央から上方に
かけて長孔5が形成されている。
【0011】なお、前板3も背板2と同様に金属製に限
るものではなく、例えば合成樹脂、木等によって形成し
てもよい。また、形状も矩形に限るものではなく、例え
ば楕円、三角等であってもよい。
【0012】前板3の左右の折曲片3aの上部には一対
の上部可動杆6の一端が支軸7を介して回動可能に取着
されるとともに、前記上部可動杆6の他端は背板2の内
面2bの上部に位置され、且つ上部可動杆6が支軸7を
支点に回動時に前記内面2bに沿って滑動可能に設けら
れている。また、一対の前記上部可動杆6の他端同士は
連結部材8を介して連結されている。この場合、上部可
動杆6と連結部材8とは溶着するのが好ましい。
【0013】次に、背板2の左右の折曲片2aの上部に
は一対の連杆10の一端が支軸11を介して回動可能に
取着されるとともに、前記連杆10の他端は支軸12を
介して上部可動杆6の中間部に回動可能に取着されてい
る。そして、前記連杆10は上部可動杆6が支軸7を支
点に回動するのに伴って支軸11、12を支点に相互に
可動するように設けられている。
【0014】また、前記背板2の左右の折曲片2aの下
部には一対の下部可動杆13の一端が支軸14を介して
回動可能に取着されるとともに、前記下部可動杆13の
他端には支軸15によってロ−ラ16が取着されてい
る。そして、このロ−ラ16は下部可動杆13が支軸1
4を支点に回動時に前板3の内面3aに沿って滑動可能
に設けられている。
【0015】一対の下部可動杆13の他端同士は、この
他端付近に設けられた板状で側面視L字状の連結部材1
7を介して連結されている。この場合、下部可動杆13
と連結部材17とは溶着するのが好ましい。また、一対
の下部可動杆13間には傘から垂れる雨水を受け止める
ための皿状を有する水受け部(図示せず)が設けられる
とともに、この水受け部は前記連結部材17と下部可動
杆13の他端との間に配されている。
【0016】次に、一対の下部可動杆13の他端に取着
されたロ−ラ16の支軸15の先端は前記下部可動杆1
3の外側に突出されるとともに、前板3の左右の折曲片
3aの下部に設けたガイド溝18にスライド可能に挿嵌
されている。そして、前記下部可動杆13が支軸14を
支点に回動したときに前記支軸15はガイド溝18内を
移動するのと相俟って前記前板3を背板2側に引き寄せ
るための役目を果している。
【0017】符号19は一対の下部可動杆13の他端を
ガイド溝18に沿って上方にスライドさせるためのワイ
ヤ−から成る策条体を示し、この策条体19の下部近傍
には短い別のワイヤ−から成る策条体19aが接続具2
1を介して接続され、且つ二股に別れるとともに、前記
策条体19の先部と別の策条体19aの先部とは連結部
材17の先端中央に固定具22によって固定されてい
る。また、前記策条体19の上端は前記前板3の上部中
央縦方向に設けられた長孔5に上下動可能に配置された
摘子20に固定されている。
【0018】なお、策条体19、19aはワイヤ−に限
定されるものではなく、例えば紐、細い鎖、ロ−プ等で
あってもよい。
【0019】ところで、摘子20を前板3に設けた長孔
5に沿って上動させると策条体19が上に引っ張られる
ので、これによって、一対の下部可動杆13は支軸14
を支点に回動するとともにその先端はガイド溝18に沿
って上方にスライドする。また、摘子20を離せばこの
摘子20は長孔5に案内されて下方に移動する。もちろ
ん策条体19も同様である。
【0020】傘立て1は上述のように構成されているの
で、その使用にあたっては、まず、図1に示すように折
畳まれている状態において、摘子20に触れて手前に引
くことによって、一対の上部可動杆6の一端が支軸7を
支点に回動し、これと同時に一対の連杆10の一端が支
軸11を支点に回動するのと相俟って、前記上部可動杆
6の中間部に軸支された前記連杆10の両端は支軸1
1、12を支点に回動するので、これによって、一対の
前記上部可動杆6は水平の状態に移行されるのと相俟っ
て、前記上部可動杆6の他端は背板2の内面2bに沿っ
て滑動する。このときに、連杆10も支軸11、12を
支点に相互に可動し略水平の状態に移行される。
【0021】また、一対の下部可動杆13は支軸14を
支点に回動し、下部可動杆13の他端に取着されたロ−
ラ16の支軸15は前板3の左右の折曲片3aの下部に
設けたガイド溝18内をスライドするので、これによっ
て、一対の前記下部可動杆13は水平の状態に移行され
る。このときに、前記下部可動杆13の他端に取着され
たロ−ラ16は前板3の内面3aに沿って滑動する。
【0022】このように一対の上部可動杆6と一対の下
部可動杆13とが水平の状態に移行されることによっ
て、図2及び図3に示すように前板3は背板2から離間
させて展開された状態となり、雨の日に傘(図示せず)
を収納して使用することができる。
【0023】不使用時には摘子20に触れてこの摘子2
0を長孔5に沿って上方に移動させることによって摘子
20を長孔5に沿って上動させるとワイヤ−から成る策
条体19が上に引っ張られるので、これによって、一対
の下部可動杆13は支軸14を支点に回動するとともに
その先端はガイド溝18に沿って上方にスライドするの
と相俟って前記前板3を背板2側に引き寄せるための役
目を果たす一方、一対の上部可動杆6と、一対の連杆1
0とが前記とは反対の方向に回動し折畳まれるので、こ
れによって、前板3を背板2に当接させることができ
る。そして、この状態で摘子20を離せば、この摘子2
0は前板3に設けた長孔5の下部まで移動するのと同時
に策条体19も同様に移動する。
【0024】上述のように傘立て1によれば、不使用時
には折畳むことができるので邪魔にならないとともに、
美観上においても優れている。また、使用時には簡単に
展開させることができるので使いやすい。さらに、天気
にあわせて保管場所から出し入れするという煩わしい手
間を省くことができる。
【0025】
【発明の効果】前記構成のように、本発明に係る傘立て
によれば、摘子を上方に操作することによってワイヤ−
等の策状体を介して背板の下部に取着された一対の下部
可動杆が回動し、前記背板に対し前板が近接するのと同
時に、この前板の上部に取着された一対の上部可動杆も
同様に回動し、前記前板を背板に確実に当接させること
ができるので、晴れの日には邪魔になるようなこともな
く、且つ美観上においても優れている。また、雨の日に
は前記摘子を引くだけの簡単な操作で前板を背板から離
間させて展開して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る傘立ての斜視図
【図2】前記傘立てにおいて、前板を背板から離間させ
て展開した状態の斜視図
【図3】図2における傘立ての縦断面図
【図4】前板と下部可動杆との関係を示す要部拡大図
【図5】連結部材と策条体との関係を示す斜視図
【符号の説明】
1 傘立て 2 背板 3 前板 4 壁 6 上部可動杆 10 連杆 13 下部可動杆 18 ガイド溝 19 策条体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁、扉等に取着される背板と、この背板
    に当接、離間可能に設けられた前板と、一端が前記前板
    の上部に回動可能に取着されるとともに他端が前記背板
    の内面に沿って滑動可能に設けられた一対の上部可動杆
    と、一端が前記背板の上部に回動可能に取着されるとと
    もに他端が前記上部可動杆の中間部に回動可能に取着さ
    れた一対の連杆と、一端が前記背板の下部に回動可能に
    取着されるとともに他端が前記前板の下部両側のガイド
    溝にスライド可能に取着された一対の下部可動杆と、こ
    の下部可動杆の他端を前記ガイド溝に沿って上方にスラ
    イドさせるために一端が前記下部可動杆に固定されると
    ともに他端が前記前板に上下方向に可動状態に設けられ
    た摘子に固定されたワイヤ−等の策条体とによって構成
    されたことを特徴とする傘立て。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103239106A (zh) * 2013-05-16 2013-08-14 陈科 设置在家用大门旁边墙内的雨具存放装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103239106A (zh) * 2013-05-16 2013-08-14 陈科 设置在家用大门旁边墙内的雨具存放装置

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