JPH1156295A - ある種のオリゴ糖によるドレッシングへの応用 - Google Patents

ある種のオリゴ糖によるドレッシングへの応用

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JPH1156295A
JPH1156295A JP9264779A JP26477997A JPH1156295A JP H1156295 A JPH1156295 A JP H1156295A JP 9264779 A JP9264779 A JP 9264779A JP 26477997 A JP26477997 A JP 26477997A JP H1156295 A JPH1156295 A JP H1156295A
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JP
Japan
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dressing
oligosaccharide
health
oligosaccharides
oil
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Pending
Application number
JP9264779A
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English (en)
Inventor
Kaneyoshi Kubota
金嘉 窪田
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KURETSUSENDO CORP KK
Original Assignee
KURETSUSENDO CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ある種のオリゴ糖によるドレッシングへの応用
方法の提供。 【解決手段】特定保健用食品の素材として、厚生省の第
64号に基づき承認されたガラクトオリゴ糖等のある種
のオリゴ糖を各種ドレッシングに添加利用することによ
る健康維持。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間が長い間食べ
てきたタマネギ、ゴボウ、バナナ、タケノコ、蜂蜜、大
豆澱粉など天然界にも存在しているある種のオリゴ糖は
糖転移或いは抽出製法で工業生産されている。一例を説
明すると、黒カビがつくっている砂糖を分解する酵素を
使い高濃度の砂糖を原料として高温で作用させると、砂
糖を分解しながら生じた果糖を砂糖の端に結合させてあ
る種のオリゴ糖がつくられるのである。このオリゴ糖
は、砂糖に近い上質でさわやかな甘味をもった健康指向
の素材である。このある種のオリゴ糖を各種ドレッシン
グ(サラダドレッシング、フレンチドレッシング、マヨ
ネーズソース、分離液状ドレッシング、乳化液状ドレッ
シングなど)への添加利用は、飲食業界の顧客ばかりで
なく一般家庭の人達にとっても健康維持にたいして大き
な効果をもたらすものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ドレッシングは嗜好食品で多くの
種類があるが、大別するとマヨネーズのような乳化タイ
プと通常は分離している分離タイプがある。近年、食生
活が向上するにつれて嗜好が多岐にわたつてきたのに応
じ、それぞれのタイプの中で香辛料などをさらに変えて
いろいろな商品が市販されている。分離型についてもい
ろいろな商品が見られ、あっさりした風味のものが好ま
れる傾向になってきた。ドレッシングのレシピーを見る
と、食用植物油脂、食酢もしくは果汁、食塩、糖類、香
辛料、調味料、乳化剤、卵黄、卵白、トマト加工品、胡
椒、パプリカ、蛋白加水分解物などが種類に合わせて適
量配合されておいしいドレッシングがつくられるが、糖
類をある種のオリゴ糖に代えて製造されているドレッシ
ングは現状では市販されていないのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドレッシングは、油脂
のため消化が悪い、太るというイメージが強く最近では
ノンオイルのドレッシングが人気となっている。しか
し、油脂の消化率はたいへん高く、消化器の負担も少な
く、腹持ちもよく、少しの量で高カロリーが得られる。
又、食用植物油脂(綿実油、ナタネ油、大豆油、トウモ
ロコシ油など)がサラダ油の原料として使用されている
が、このサラダ油には大変すばらしい効果が認められて
います。例えば、ニンジン、コマツナ、ホウレンソウ、
トマトなどの有色野菜はプロビタミンAが多く、これら
を油と同時にとると吸収率がよくなります。植物性食用
油はトコフェロールが存在しビタミンEとして知られて
います。植物油の植物ステロールは、β−シトステロー
ル、スチグマステロールなどからなり、血中コレステロ
ールの濃度を低下させます。血中コレステロールの高い
人は、脳卒中、心臓病、高血圧の死亡率が高く、植物油
に含まれるビタミンF(リノール酸、アラキドン酸、リ
ノレン酸)を与えるとコレステロールの濃度が低下する
ことが認められております。しかし、このようなすばら
しい効果がある植物性食用油は、ほとんど腸内で吸収さ
れるため、腸の働きが悪ければ吸収されません。そこで
ドレッシングの中にある種のオリゴ糖を加えることによ
り、オリゴ糖のもつすぐれた能力すなわち腸内細菌の中
のビフィズス菌の栄養源となりビフィズス菌の増殖を高
め、健全な腸をつくる役目をし、すばらしい効果のある
ドレッシングとあわせて吸収能力を高めるものでありま
す。このある種のオリゴ糖の消化管での状況を調べてみ
ると、人間の脳には100種類もの細菌が住み着いてお
り、100兆個もあるといわれている。生まれたばかり
の乳幼児の腸内細菌のほとんどはビフィズス菌ですが、
しだいに大腸菌、ウエルシュ菌などの細菌がおおくなっ
てきます。老人になると大腸菌、ウエルシュ菌などが腸
内細菌の多くをしめるようになります。これらの腸内細
菌は糖質を栄養源として増殖しますが、ある種のオリゴ
糖は悪玉細菌の大腸菌やウエルシュ菌が栄養とすること
ができません。しかし、善玉細菌のビフィズス菌は栄養
源としてよく生育し、乳酸、酢酸、プロピオン酸などを
分泌して、大腸から吸収され腸の働きを活発にして便秘
をおこりにくくし、コレステロールや中性脂肪などを増
やすのを抑え、大腸菌やウエルシュ菌の生育をも抑えま
す。腸の吸収、排泄の能力を高め、口からの食物が充分
栄養源として効果をもたらすようにつくりあげたドレッ
シングであります。
【0004】
【課題を解決する手段】ドレッシングとしてのサラダ油
は、単品または配合して使用されるが、原料の選択、搾
油、精製、さらに耐寒性をよくするためにウインタリン
グ工程で油を冷却して固形やロウ分を除去するなど、製
品の充填にいたるまで全工程にわたって細心の注意をし
て製造される。一般に市販サラダ油は0℃で10時間以
上清澄であって、冷蔵庫で長時間保存しても問題はな
い。ある種のオリゴ糖を現在市販されている一般家庭用
或いは業務用のドレッシングの糖類に代えて、特定保健
用食品の許可を厚生省から受けられる分量を適量添加し
て、現状販売されている荷姿で一般消費者や業務用消費
業者に提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】ある種のオリゴ糖には、ガラクト
オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、イソマル
トオリゴ糖、乳果オリゴ糖、キシロオリゴ糖など素材を
代えていろいろなオリゴ糖があり、各メーカーが独自な
製法で製造している。これらのオリゴ糖は、特定保健用
食品として厚生省64号の承認を受けており、腸内菌
(ビフィズス菌)の増殖による腸内改善、便性改善、腸
内有害性産物の抑制などの整腸作用の標示が許可されて
いる。この優れた効果を有しているある種のオリゴ糖を
各種ドレッシングという形を通して、人々の健康に役立
てたいと思っております。特に生で食する有色野菜にお
いては、植物性食用油をサラダドレッシングとして利用
することにより、生野菜のカロチンの吸収がよく、ドレ
ッシングのサラダ油中のビタミンE(トコフェロー
ル)、ビタミンF(リノール酸、アラキドン酸、リノレ
ン酸)を摂取し、ビタミンCの破壊や流出が少なく、ビ
タミン郡の吸収率が高くなり、現在、生活習慣病といわ
れている成人病の予防に大きな効果をもたらすものと考
えます。
【0006】
【実施例】現在市販されている一般家庭用向け又は業務
用向けに使用されている各容器を利用して、隠し味とし
てのみ使用されている糖類を代えて、ある種のオリゴ糖
の液糖にいれかえて製造をし、一般家庭や業務用の飲食
業界に提供するものである。
【0007】
【発明の効果】上述のように本発明のある種のオリゴ糖
の各種ドレッシンク(特にサラダドレッシング)への応
用は、ある種のオリゴ糖の有している優れた能力(腸内
改善による健康維持)とドレッシングの各種原料の能力
によるすばらしい効果が一体化することにより、各々の
優れた効果とともに食材の栄養素の吸収率を高め、人間
の健全な体と生活に大きく寄与するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定保健用食品の素材として、厚生省の第
    64号に基づき承認されたある種のオリゴ糖を各種ドレ
    ッシングに添加利用することによる健康維持。
JP9264779A 1997-08-25 1997-08-25 ある種のオリゴ糖によるドレッシングへの応用 Pending JPH1156295A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034135A (ja) * 2003-06-30 2005-02-10 Meiji Seika Kaisha Ltd 一般食品、保健機能食品または健康補助食品の機能増強組成物及びその方法
JP2005513143A (ja) * 2001-12-21 2005-05-12 ライシオ ベネコール オサケユイチア 血清脂質プロフィールの改良および動脈硬化症の予防を目的とするタンパク質加水分解物および植物ステロールを含有する組成物
JP2021003046A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 三菱ケミカルフーズ株式会社 酸性水中油型乳化食品及び惣菜

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