JPH1155175A - 無線通信端末装置 - Google Patents

無線通信端末装置

Info

Publication number
JPH1155175A
JPH1155175A JP9206784A JP20678497A JPH1155175A JP H1155175 A JPH1155175 A JP H1155175A JP 9206784 A JP9206784 A JP 9206784A JP 20678497 A JP20678497 A JP 20678497A JP H1155175 A JPH1155175 A JP H1155175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication terminal
terminal device
wireless
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9206784A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okafuji
光二 岡藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9206784A priority Critical patent/JPH1155175A/ja
Publication of JPH1155175A publication Critical patent/JPH1155175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信の中断のおそれが少ない場所にて
データ通信を開始し、データ通信の中断を低減できるよ
うな無線通信端末装置を提供することである。 【解決手段】 無線通信端末装置は、二次電池電圧検出
部13、基地局種別検出部25又はRTC14と、その
他無線通信に必要な構成とを備えている。そして、二次
電池電圧検出部13を参照して二次電池が充電中である
と判断した場合、基地局種別検出部25を参照して安定
的なデータ通信が得られる無線基地局を捕捉中であると
判断した場合、又はRTC部14を参照して通信可能圏
内に継続して位置している時間が予め定められた基準時
間を超えた場合に、データ通信を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信端末装置
に関し、より特定的には、データ通信の中断を低減でき
るような制御を行う無線通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より無線通信端末装置の使い勝手を
向上させるため、種々の提案がなされている。例えば、
「特開平5−37460号」公報は、予め定められた通
信可能圏内に移動したことをユーザに報知する無線通信
端末装置を開示している。つまり、ユーザは旅行先など
の目的地を出掛ける前に入力し、これによって無線通信
端末装置は当該目的地のエリアコードを登録する。この
無線通信端末装置は、エリアによって異なる制御情報を
無線基地局から受信すると、当該制御情報に含まれるエ
リアコードと、現在登録されている目的地のエリアコー
ドとを比較する。無線通信端末装置は、2つのエリアコ
ードが一致した場合にブザーを鳴動し、目的地に近づい
たことをユーザに報知する。
【0003】また、「特開平5−37461号」公報
は、通信可能圏内に移動したことをユーザに報知する無
線通信端末装置を開示している。つまり、この無線通信
端末装置は、無線基地局からの制御信号に基づいて、自
身が当該無線基地局と通信できるか否かを判断する。無
線通信端末装置は、この判断結果に基づいて、通信不可
能な状態から通信可能な状態に移行したことを、ブザー
の鳴動等によってユーザに通知する。
【0004】さらに、「特開平7−203067号」公
報は、充電中であっても無線基地局と通信できる無線通
信端末装置を開示している。つまり、この無線通信端末
装置は、充電中に、パソコンと接続するための接続ケー
ブルがコネクタに接続され、しかも当該パソコンへの指
示を入力可能な状態であることを検出する。この検出
後、無線通信端末装置は、無線基地局を介して無線通信
を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、無線通信
端末装置に対しては種々の提案がなされているが、典型
的な無線通信端末装置は、通信可能圏内に位置していな
ければ通信を行えない。しかしながら、無線通信端末装
置は持ち運びできるので、通信可能圏内ではあるが、す
ぐに通信可能圏外に出てしまうような場所に位置する場
合がある。無線通信端末装置がこのような場所でデータ
通信を開始してしまうと、通信可能圏外への移動によっ
てデータ通信が中断されてしまうという問題点があっ
た。
【0006】それ故に、本発明は、データ通信の中断の
おそれが少ない場所にてデータ通信を開始し、データ通
信の中断を低減できるような無線通信端末装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、充電可能な二次電池を内蔵しており、外部の通
信機器と無線通信を行える無線通信端末装置であって、
二次電池が充電中か否かを判断する判断部と、外部の通
信機器との無線通信を制御する通信制御部とを備え、通
信制御部は、二次電池が充電中であると判断部によって
判断された場合に発呼し、外部の通信機器と無線通信を
行うことを特徴とする。上記の二次電池を充電する場合
には充電器にセットする。この充電器の設置場所が変わ
ることはまれである。そこで、第1の発明では、二次電
池が充電中である場合には、無線通信端末装置が通信可
能圏外に出てしまう可能性が低いと判断して、無線通信
を開始する。こうして、本無線通信端末装置は、従来の
ものと比較して無線通信の中断が起こることを低減して
いる。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、外部
の通信機器に送信すべき送信データを記憶する記憶部を
さらに備え、通信制御部は、二次電池が充電中であると
判断部によって判断された場合に発呼し、記憶部が記憶
している送信データを外部の通信機器に送信することを
特徴とする。上記のように、第2の発明によれば、二次
電池が充電中である場合には、無線通信端末装置が通信
可能圏外に出てしまう可能性が低いと判断して、データ
送信を開始する。こうして、本無線通信端末装置は、従
来のものと比較してデータ送信の中断が起こることを低
減している。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、通信制御部は、前記二次電池が充電中であると判断
部によって判断された場合に、外部の通信機器から受信
すべきデータを受信するために発呼することを特徴とす
る。上記のように、第3の発明によれば、二次電池が充
電中である場合には、無線通信端末装置が通信可能圏外
に出てしまう可能性が低いと判断して、データ受信のた
めに発呼を行う。こうして、本無線通信端末装置は、従
来のものと比較してデータ受信の中断が起こることを低
減している。
【0010】第4の発明は、複数種別ある無線基地局の
いずれかを介して、外部の通信機器と無線通信を行える
無線通信端末装置であって、各無線基地局は、自身の種
別を特定するための信号を送出し、各無線基地局を捕捉
する捕捉部と、捕捉部が捕捉した無線基地局から送出さ
れた信号を受信し、当該無線基地局の種別が、予め定め
られた種別であるか否かを判断する判断部と、外部の通
信機器との無線通信を制御する通信制御部とを備え、通
信制御部は、無線基地局の種別が予め定められたもので
あると判断部によって判断された場合に発呼し、外部の
通信機器と無線通信を行うことを特徴とする。無線基地
局の種別には、無線通信システムを運用する事業者が設
置するものと、無線通信端末装置のユーザが購入して屋
内等に設置するものとがある。そこで、第4の発明で
は、捕捉中の無線基地局の種別が予め定められた種別
(例えば、屋内設置型の無線通信端末)である場合に
は、安定的な無線通信が行え、しかも無線通信端末装置
が通信可能圏外に出てしまう可能性が低いと判断して、
無線通信を開始する。こうして、本無線通信端末装置
は、従来のものと比較して無線通信の中断が起こること
を低減している。
【0011】第5の発明は、第4の発明において、外部
の通信機器に送信すべき送信データを記憶する記憶部を
さらに備え、通信制御部は、無線基地局の種別が予め定
められたものであると判断部によって判断された場合に
発呼し、記憶部に記憶されている送信データを外部の通
信機器に送信することを特徴とする。上記のように、第
5の発明によれば、捕捉中の無線基地局が予め定められ
た種別である場合には、無線通信端末装置が通信可能圏
外に出てしまう可能性が低いと判断して、データ送信を
開始する。こうして、本無線通信端末装置は、従来のも
のと比較してデータ送信の中断が起こることを低減して
いる。
【0012】第6の発明は、第4又は第5の発明におい
て、通信制御部は、無線基地局の種別が予め定められた
ものであると判断部によって判断された場合に、外部の
通信機器から受信すべきデータを受信するために発呼す
ることを特徴とする。上記のように、第6の発明によれ
ば、捕捉中の無線基地局が予め定められた種別である場
合には、無線通信端末装置が通信可能圏外に出てしまう
可能性が低いと判断して、データ受信のための発呼を行
う。こうして、本無線通信端末装置は、従来のものと比
較してデータ受信の中断が起こることを低減している。
【0013】第7の発明は、通信可能圏内を移動しなが
ら外部の通信機器と無線通信できる移動通信システムに
用いられる無線通信端末装置であって、予め定められた
基準時間を記憶する第1の記憶部と、通信可能圏内に入
ってからの経過時間を計時する計時部と、計時部により
計時されている経過時間が、第1の記憶部に記憶されて
いる基準時間よりも長いか否かを判断する判断部と、外
部の通信機器との無線通信を制御する通信制御部とを備
え、通信制御部は、計時部により計時されている経過時
間が第1の記憶部に記憶されている基準時間よりも長い
と判断部によって判断された場合に発呼し、外部の通信
機器と無線通信を行うことを特徴とする。上記のよう
に、第7の発明では、上記の基準時間よりも長く通信可
能圏内に位置している場合には、無線通信端末装置が通
信可能圏外に出てしまう可能性が低いと判断して、無線
通信を開始する。こうして、本無線通信端末装置は、従
来のものと比較して無線通信の中断が起こることを低減
している。
【0014】第8の発明は、第7の発明において、外部
の通信機器に送信すべき送信データを記憶する第2の記
憶部をさらに備え、通信制御部は、計時部により計時さ
れている経過時間が第1の記憶部に記憶されている基準
時間よりも長いと判断部によって判断された場合に発呼
し、第2の記憶部に記憶されている送信データを外部の
通信機器に送信することを特徴とする。上記のように、
第8の発明によれば、上記基準時間よりも長く通信可能
圏内に位置している場合には、無線通信端末装置が通信
可能圏外に出てしまう可能性が低いと判断して、データ
送信を開始する。こうして、本無線通信端末装置は、従
来のものと比較してデータ送信の中断が起こることを低
減している。
【0015】第9の発明は、第7又は第8の発明におい
て、通信制御部は、計時部により計時されている経過時
間が第1の記憶部に記憶されている基準時間よりも長い
と判断部によって判断された場合に、外部の通信機器か
ら受信すべきデータを受信するために発呼することを特
徴とする。上記のように、第9の発明によれば、上記基
準時間よりも長く通信可能圏内に位置している場合に
は、無線通信端末装置が通信可能圏外に出てしまう可能
性が低いと判断して、データ受信のための発呼を行う。
こうして、本無線通信端末装置は、従来のものと比較し
てデータ受信の中断が起こることを低減している。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1〜第4の実
施形態に係る無線通信端末装置の構成を示すブロック図
である。この無線通信端末装置は、外部の通信機器と無
線通信を行えるように構成されているが、以下の説明を
より具体的にするため、ユーザが作成したイメージデー
タをメイルとして外部の通信機器に送信でき、さらに外
部の通信機器において作成されたメイルを受信できるよ
うに構成されている。つまり、図1において、無線通信
端末装置は、CPU10と、ROM11と、RAM12
と、二次電池電圧検出部13と、RTC(Real Time Cl
ock )14と、タブレット15と、LCD(Liquid Cry
stal Display)16と、DPRAM(Dual PortRAM )
17と、SIO(Serial I/O Interface)18と、AD
PCM(AdaptiveDifferential Pulse-Code Moduration
)/トランスコーデック部19と、TDMA/TDD
(Time Division Multiple Access/Time Division Dupl
ex)処理部20と、通信制御部21と、復調部22と、
変調部23と、RF部24と、基地局種別検出部25と
を備える。以下、各構成の説明を行う。
【0017】CPU10は、無線通信端末装置全体の制
御を行う。ROM11は、CPU10による制御のため
のプログラムを記憶する。RAM12は、各種のデータ
を記憶する。二次電池電圧検出部13は、第1の実施形
態で特に必要となるものであって、二次電池の両極間電
圧を検出する。RTC14は、第3の実施形態で特に必
要となるものであって、CPU10による制御タイミン
グの基準となる。タブレット15は、手書きのイメージ
データを入力するための装置である。LCD16は、タ
ブレット15で入力されたイメージデータ等を表示す
る。DPRAM17は、RAM12と同様に各種のデー
タを記憶するが、ポートを2系統有する点で異なる。ま
た、このDPRAM17は、CPU10と通信制御部2
1とからアクセスされるため、両者の共有エリアとな
る。SIO18は直列入出力インターフェイスである。
基地局種別判断部25は、第2の実施形態で特に必要と
なるものであって、現在捕捉されている無線基地局が予
め定められたものであるか否かを判断する。以上のCP
U10、ROM11、RAM12、二次電池電圧検出部
13、RTC14、タブレット15、LCD16、DP
RAM17、SIO18及び基地局種別判断部25は、
バス26によって相互に通信可能に接続される。
【0018】ADPCM/トランスコーデック部19
は、本発明の趣旨と直接関係はないが、音声通話の際中
に適応差分パルス符号変調や音声符号化を行う。TDM
A/TDD処理部20は、無線チャネルを利用して送信
と受信を交互に実行すると共に多重伝送する処理を行
う。通信制御部21は、CPU10の指示に従って、T
DMA/TDD処理部20を制御する。復調部22はR
F部24により受信された変調波を復調し、変調部23
はTDMA/TDD処理部20から入力される送信デー
タでキャリアを変調して変調波を生成する。RF部24
は、アンテナを介して、無線基地局や他の通信機器から
送られてくる変調波を受信し、または無線基地局等に変
調波を送信する。以下、各実施形態の説明を行う。
【0019】まず、本発明の第1の実施形態に係る無線
通信端末装置の動作について、図1及び図2を参照して
説明する。図2は、第1の実施形態に係る無線通信端末
装置が実行する処理の手順を示すフローチャートであ
る。なお、以下のCPU10による無線通信端末装置の
制御は、前述したように、ROM11に記憶されている
プログラムに従って行われる。無線通信端末装置のユー
ザは、タブレット15上にメイルを描くと共に、描いた
メイルを送信すべき通信相手を特定するための番号(I
D番号等)や所定のコマンド等をタブレット15に入力
する。CPU10は、タブレット15から入力されたイ
メージデータ(メイル)や通信相手の番号をRAM12
に記憶させると共に、必要に応じてLCD16にイメー
ジデータを表示する。その後、CPU10は、入力され
た所定のコマンドに応答して、現在RAM12が記憶し
ている送信メイルと受信相手の番号とを、共有エリアで
あるDPRAM17に転送する。これによって、DPR
AM17は、送信メイルと通信相手の番号を記憶する
(ステップS1)。
【0020】ところで、無線通信端末装置は一般的に二
次電池を内蔵している。ユーザは、必要に応じて、無線
通信端末装置を充電器(図示せず)にセットして二次電
池を充電する。充電時の二次電池の両極間電圧は、周知
のように、放電時(無線通信端末装置が持ち運びされて
いる時)のものよりも大きい。CPU10は、ステップ
S1の実行後、二次電池電圧検出部13に両極間電圧を
検出するよう通知する。二次電池電圧検出部13は、こ
の通知に応答して、二次電池の両極間電圧を検出する。
CPU10は、二次電池電圧検出部13の検出結果を受
け取る(ステップS2)。CPU10は、RAM12に
アクセスし、ここに予め格納されている放電時の両極間
電圧を取り出した後、受け取った検出結果が当該両極間
電圧よりも大きいか否かを判断することによって、二次
電池が充電中か否かを判断する(ステップS3)。な
お、ステップS3における判断の他の方法として、RA
M12等に充電時の両極間電圧を予め設定しておき、二
次電池電圧検出部13の検出結果と充電時の両極間電圧
とが一致するか否かに基づくものも考えられる。
【0021】CPU10は、ステップS3で二次電池が
充電中でないと判断すると、ステップS2に移行し、同
様の処理を繰り返す。このように、本無線通信端末装置
は、二次電池が放電中の場合には、ユーザによって持ち
運ばれているとみなし、通信可能圏外に出てしまう可能
性があると判断する。そのため、無線通信端末装置は、
かかる状況ではデータ通信を開始せず、データ通信が中
断しないような状況になるまで待機する。
【0022】次に、CPU10は、一定時間経過したか
否かを判断し(ステップS4)、一定時間経過している
場合には、後述するステップS9に移行する。一方、C
PU10は、一定時間経過していない場合には、ステッ
プS5に移行する。今、一定時間経過していないものと
仮定して、本実施形態の説明を続ける。次に、CPU1
0は、DPRAM17をアクセスし、未送信のメイルを
DPRAM17が記憶しているか否かを検索する(ステ
ップS4)。CPU10は、この検索によって未送信の
メイルがないと判断すると、後述するステップS9に移
行し、逆に未送信のメイルがあると判断すると、ステッ
プS7に移行する(ステップS6)。今、DPRAM1
7は未送信のメイルを格納しているので、ステップS7
が実行される。
【0023】次に、CPU10は、SIO18を介して
通信制御部21にメイルを送信するよう通知する。通信
制御部21は、この通知に応答して、TDMA/TDD
処理部20を介してDPRAM17をアクセスする。D
PRAM17は、このアクセスに応答して、現在記憶し
ている未送信のメイルと通信相手の番号をTDMA/T
DD処理部20に出力する。この後、TDMA/TDD
処理部20は、通信制御部21の制御下で、通信相手の
番号を用いてその通信機器向けの発呼を行い(ステップ
S7)、DPRAM17から入力されるメイルを送信す
るための準備を整える。この準備が整うと、変調部23
は、TDMA/TDD処理部20から入力される送信デ
ータ(メイル)でキャリアを変調して変調波を生成し、
RF部24はアンテナを介してこの変調波を通信相手の
通信機器に送信する(ステップS8)。
【0024】充電器は設置場所が変わることはまれであ
るので、二次電池が充電中の場合には無線通信端末装置
は静止していると考えられる。本無線通信端末装置は、
このような状況では通信可能圏外に出てしまう可能性が
低いと判断し、メイルを送信しても中断される可能性が
低いとみなす。こうして、本無線通信端末装置は、従来
のものと比較してデータ転送の中断が起こることを低減
している。なお、このデータ通信が正しく行われた場
合、現在DPRAM17にあるメイルはクリアされる。
またデータ通信が失敗した場合にも、メイルはDPRA
M17からクリアされる。データ通信の失敗は、大抵の
場合、無線通信端末装置の充電器が通信可能圏外に設置
されていることを意味する。充電器が圏外にある場合に
は、データの再送制御をしてもデータ通信は失敗するの
で、DPRAM17にメイルを格納したままにしておく
意味がないからである。
【0025】通信制御部21は、メイルの送信が終了す
ると、その旨をSIO18を介してCPU10に通知す
る。CPU10は、この通知に応答してステップS4に
移行し、一定時間経過したか否かを判断する。今、一定
時間が経過したものと仮定すると、CPU10はステッ
プS9に移行する。また、たとえ一定時間経過していな
い場合であっても、CPU10は、ステップS6の判断
で未送信メイルがないと判断すると、ステップS9に移
行する。今、DPRAM17は未送信のメイルを記憶し
ていないので、いずれにしてもステップS9が実行され
る。
【0026】次に、CPU10は、SIO18を介して
通信制御部21に同じ通信相手からのメイルを受信する
よう通知する。TDMA/TDD処理部20は、通信制
御部21の制御下で、通信相手の通信機器向けの発呼を
行い(ステップS9)、さらに本無線通信端末装置が未
受信のメイルを有しているか否かを、当該通信機器に問
い合わせる。この通信機器は、この問い合わせに応答し
て、これに対する回答(送信データ)でキャリアを変調
した変調波を本無線通信端末装置に送信する。この変調
波は、RF部24を介して復調部22に入力され、復調
部22で復調される。この復調結果は、通信相手の通信
機器の回答であり、通信制御部21の制御下で処理を実
行するTDMA/TDD部20を介してDPRAM17
に格納される。
【0027】この後、CPU10は、DPRAM17を
アクセスしてこの回答を受け取り、未受信のメイルがあ
るか否かを判断する(ステップS10)。CPU10
は、未受信のメイルがないと判断すると、SIO18を
介して通信制御部21に呼の切断処理を実行するよう通
知する。通信制御部21は、この通知に応答してTDM
A/TDD処理部20を制御して呼の切断処理を実行す
る。一方、CPU10は、未受信のメイルがあると判断
すると、SIO18を介して通信制御部21に未受信メ
イルを受信するよう通知する。通信制御部21は、この
通知に応答してTDMA/TDD処理部20を制御して
未受信メイルの受信処理を実行し、これによって本無線
通信端末装置はメイルを受信する(ステップS11)。
この受信されたメイルは、TDMA/TDD処理部20
によって共有エリアであるDPRAM17に格納され
る。通信制御部21は、この格納が終了すると、その旨
をSIO18を介してCPU10に通知する。CPU1
0は、この通知に応答して、DPRAM17にアクセス
し、DPRAM17が記憶しているメイルを取り出し
て、RAM12に転送すると共にLCD16にイメージ
データとして表示する。
【0028】次に、本発明の第2の実施形態に係る無線
通信端末装置について説明する。典型的な無線通信端末
装置は、主として移動体通信システムに適用され、当該
通信システム用の無線基地局を介して他の通信機器と通
信を行う。この無線基地局は、複数種別あり、典型的に
は、移動体通信システムを運用する事業者が設置する無
線基地局(以下、第1の無線基地局という)と、無線通
信端末装置のユーザが購入して屋内等に設置する無線基
地局(以下、第2の無線基地局という)とに大別され
る。無線通信端末装置は、いずれの種別の無線基地局を
介しても通信可能に構成されているが、データ通信の安
定性は無線基地局の種別に応じて異なり、例えば、無線
通信端末装置が屋内に位置している場合には、第2の無
線基地局を介した方がより安定的なデータ通信を行える
と考えられる。
【0029】以下、第2の実施形態に係る無線通信端末
装置の動作について、図1を参照して説明する。まず、
第2の実施形態に係る無線通信端末装置のユーザは、よ
り安定的なデータ通信を行えると考えられる無線基地局
の種別、つまり第2の無線端末という種別を、RAM1
2に予め登録しておく。この登録後に、ユーザによって
描かれたメイルと入力された通信相手の番号は、CPU
10によって、タブレット15からRAM12を介して
DPRAM17に格納される(図2のステップS1参
照)。
【0030】ところで、周知のように、無線基地局は、
種別にかかわらず一定時間間隔で制御信号を送出してい
るが、当該制御信号の周波数は種別によって異なる。R
F部24は、所定の時間間隔で制御信号を受信し無線基
地局を捕捉すると、現在受信中の制御信号の周波数等に
基づいて無線基地局の種別を識別する。基地局種別判断
部25は、RF部24から通知される無線基地局の種別
と、RAM12に登録されている種別とが一致するか否
かを判断する。基地局種別判断部25は、2つの種別が
一致しない場合にはRF部24からの新たな通知を待機
するが、当該2つの種別が一致する場合にはその旨をC
PU10に通知する。CPU10は、基地局種別判断部
25からの通知を受け取ると、未送信メイルを検索する
(図2のステップS5参照)。RAM12が未送信メイ
ルを記憶している場合、本無線通信端末装置は、図2に
示したステップS7及びS8と同様の処理を実行するこ
とにより、当該未送信メイルを送信する。未送信メイル
を送信後、本無線通信端末装置は、図2に示したステッ
プS9〜S11と同様の処理を実行することにより、通
信相手の通信機器に自身宛のメイルがあるか否かを問い
合わせ、当該メイルがあればこれを受信する(図2のス
テップS9〜S11参照)。
【0031】以上説明したように、CPU10が基地局
種別判断部25からの通知を受け取るのは、無線通信端
末装置が第2の無線基地局を捕捉している場合である。
無線通信端末装置は、第2の無線基地局に捕捉されてい
る時、安定的なデータ通信を行え、しかも通信可能圏外
に移動する可能性が低いと判断し、メイルを送信しても
中断される可能性が低いとみなす。こうして、本無線通
信端末装置は、従来のものと比較してデータ通信の中断
が起こることを低減している。
【0032】次に、本発明の第3の実施形態に係る無線
通信端末装置の動作について、図1及び図3を参照して
説明する。図3は、第3の実施形態に係る無線通信端末
装置が実行する処理の手順を示すフローチャートであ
る。図3に示すステップの一部分は、図2に示したフロ
ーチャートのものと同様であるので、相当するステップ
については、図2のステップ番号と同じ番号を付し、以
下の説明を簡素化する。なお、以下のCPU10による
無線通信端末装置の制御もまた、ROM11に記憶され
ているプログラムに従って行われる。まず、第3の実施
形態に係る無線通信端末装置のRAM12には、基準時
間の情報が設定され、格納される。本実施形態におい
て、本無線通信端末装置は、通信可能圏外から圏内に位
置した時点からこの基準時間を超えれば、安定的なデー
タ通信を行える場所に位置しているとみなす。この基準
時間の情報は、ユーザによって設定可能に無線通信端末
装置が構成されていてもよいし、予め固定的に無線通信
端末装置に設定されていてもよい。
【0033】第3の実施形態においても、ユーザによっ
て描かれたメイルと入力された通信相手の番号は、CP
U10によって、タブレット15からRAM12を介し
てDPRAM17に格納される(図3;ステップS
1)。次に、CPU10は、本無線通信端末装置が通信
可能圏内に位置するか否かを判断する(ステップS1
2)。ステップS12の処理をより詳しく説明すると、
無線基地局は、上述したように、制御信号を一定時間間
隔で送出している。通信制御部21は、TDMA/TD
D処理部20を制御して、この制御信号を受信する。通
信制御部21は、この制御信号の受信電界強度等に基づ
いて、本無線通信端末装置が通信可能圏内に位置するか
否かを判断する。本無線通信端末装置が圏内に位置する
場合、通信制御部21は、その旨をSIO18を介して
CPU10に通知する。CPU10は、この通信制御部
21からの通知に基づいて、ステップS12を実行す
る。CPU10は、通信可能圏内に位置すると判断する
とステップS13に移行するが、当該圏内に位置しない
と判断するとステップS12を繰り返し実行し、無線通
信端末装置が当該圏内に位置するまで待機する。
【0034】CPU10は、ステップS13に移行する
と、RTC14を起動して、本無線通信端末装置が通信
可能圏内に位置している時間の計時を開始する(ステッ
プS13)。その後、CPU10は、ステップS12と
同様の処理を実行して、本無線通信端末装置が通信可能
圏内に位置するか否かを判断する(ステップS14)。
CPU10は、通信可能圏内に位置しないと判断する
と、RTC14を停止して、本無線通信端末装置が通信
可能圏内に位置していた時間の計時を終了し(ステップ
S15)、ステップS12に移行する。
【0035】次に、CPU10は、上述と同様に、本無
線通信端末装置が通信可能圏内に位置する場合には(ス
テップS12)、計時を開始し(ステップS13)、再
度圏内に位置するか否かを判断する(ステップS1
4)。CPU10は、ステップS14で圏内に位置する
と判断すると、現在計時中であるRTC14から、計時
開始(つまり、本無線通信端末装置が通信可能圏内に入
った時点)から現時点までの時間(以下、「経過時間」
という)を得る。次に、CPU10は、RAM12にア
クセスし、RAM12が記憶している基準時間を取り出
して、取り出した基準時間と上記経過時間を比較する。
CPU10は、この基準時間が経過時間よりも長いと判
断すると、ステップS14に移行する(ステップS1
6)。このように、本無線通信端末装置は、経過時間が
基準時間に達していない場合、通信可能圏内ではあるが
通信可能圏外の近傍を移動中とみなし、通信可能圏外に
出る可能性があると判断する。無線通信端末装置は、か
かる状況では安定的なデータ通信を得ることができない
と判断し、データ通信を開始しない。
【0036】図3を参照すれば明らかなように、CPU
10は、本無線通信端末装置が通信可能圏内に位置し続
けている限り、経過時間が基準時間よりも長いと判断す
るまで、ステップS14及びS16を繰り返し実行す
る。CPU10は、経過時間が基準時間を超えたと判断
すると(ステップS16)、第2の実施形態と同様に、
RAM12から未送信メイルを検索し(ステップS
5)、未送信メイルが格納されていると判断すると(ス
テップS6)、ステップS7及びS8を実行して当該未
送信メイルを送信する。その後、無線通信端末装置は、
ステップS9〜S11を実行して、通信相手の通信機器
に自身宛のメイルがあるか否かを問い合わせ、当該メイ
ルがあればこれを受信する。
【0037】以上説明したように、本無線通信端末装置
は、経過時間が基準時間を超えた場合には、通信可能圏
内に長時間位置し、通信可能圏外に出る可能性が低いと
みなし、安定的なデータ通信が得られるとして当該デー
タ通信を開始する。以上のことから、本無線通信端末装
置は、従来のものよりも中断しにくいデータ通信を得る
ことができる。
【0038】次に、本発明の第4の実施形態に係る無線
通信端末装置の動作について、図1を参照して説明す
る。なお、第4の実施形態に係る無線通信端末装置が実
行する処理の手順は図3に示すフローチャートと概ね同
様であるので、以下の説明では図3を援用し、当該無線
通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートの
図示を省略する。
【0039】第4の実施形態においても、図3に示すス
テップS1が実行されることにより、メイルと通信相手
の番号はDPRAM17に格納される。次に、CPU1
0は、本無線通信端末装置が通信可能圏内に位置するか
否かを判断する(ステップS12)。CPU10は、通
信可能圏内に位置すると判断するとステップS13に移
行する。CPU10は、ステップS13に移行すると、
RTC14を起動して、本無線通信端末装置が通信可能
圏内に位置している時間の計時を開始する(ステップS
13)。その後、CPU10は、ステップS12と同様
の処理を実行して、本無線通信端末装置が通信可能圏内
に位置するか否かを判断する(ステップS14)。CP
U10は、通信可能圏内に位置しないと判断すると、R
TC14を停止して、本無線通信端末装置が通信可能圏
内に位置していた時間の計時を終了する(ステップS1
5)。次に実行される処理は第3の実施形態と相異し、
CPU10は、RTC14の計時結果から得られた時間
(本実施形態において、以下「基準時間」という)をR
AM12に記憶させる。このようにして、無線通信端末
装置が通信可能圏内を出たり入ったりすると、その度
に、RAM12は履歴的に基準時間を記憶する。
【0040】CPU10は、上記基準時間をRAM12
へ格納した後、本無線通信端末装置が通信可能圏内に位
置する場合には(ステップS12)、計時を開始し(ス
テップS13)、再度圏内に位置するか否かを判断する
(ステップS14)。次に実行される処理も第3の実施
形態と相異し、CPU10は、ステップS14で圏内に
位置すると判断すると、現在計時中であるRTC14か
ら、計時開始(つまり、本無線通信端末装置が通信可能
圏内に入った時点)から現時点までの時間(以下、「経
過時間」という)を得る。次に、CPU10は、RAM
12にアクセスし、RAM12が現在記憶している基準
時間のうち最長のものを取り出して、取り出した基準時
間と上記経過時間を比較する。CPU10は、この基準
時間が経過時間よりも長いと判断すると、経過時間が過
去最長でないとして、ステップS14に移行する。この
ように、本無線通信端末装置は、経過時間が過去最長で
ない場合、通信可能圏内ではあるが通信可能圏外の近傍
を移動中とみなし、通信可能圏外に出る可能性があると
判断する。無線通信端末装置は、かかる状況では安定的
なデータ通信を得ることができないと判断し、データ通
信を開始しない。
【0041】図3を参照すれば明らかなように、CPU
10は、本無線通信端末装置が通信可能圏内に位置し続
けている限り、経過時間が基準時間よりも長いと判断す
るまで、ステップS14及び上記の処理を繰り返し実行
する。CPU10は、経過時間が過去最長と判断する
と、第2の実施形態と同様に、RAM12から未送信メ
イルを検索し(ステップS5)、未送信メイルが格納さ
れていると判断すると(ステップS6)、ステップS7
及びS8を実行して当該未送信メイルを送信する。その
後、無線通信端末装置は、ステップS9〜S11を実行
して、通信相手の通信機器に自身宛のメイルがあるか否
かを問い合わせ、当該メイルがあればこれを受信する。
【0042】以上説明したように、本無線通信端末装置
は、経過時間が過去最長になった場合には、通信可能圏
内に長時間位置し、通信可能圏外に出る可能性が低いと
みなし、安定的なデータ通信が得られるとして当該デー
タ通信を開始する。以上のことから、本無線通信端末装
置は、従来のものよりも中断しにくいデータ通信を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施形態に係る無線通信
端末装置の構成を示したブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る無線通信端末装置が実行
する処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】第3の実施形態に係る無線通信端末装置が実行
する処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…CPU 11…ROM 12…RAM 13…二次電池電圧検出部 14…RTC 15…タブレット 16…LCD 17…DPRAM 18…SIO 19…ADPCM/トランスコーデック部 20…TDMA/TDD処理部 21…通信制御部 22…復調部 23…変調部 24…RF部 25…基地局種別検出部 26…バス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電可能な二次電池を内蔵しており、外
    部の通信機器と無線通信を行える無線通信端末装置であ
    って、 前記二次電池が充電中か否かを判断する判断手段と、 前記外部の通信機器との無線通信を制御する通信制御手
    段とを備え、 前記通信制御手段は、前記二次電池が充電中であると前
    記判断手段によって判断された場合に発呼し、前記外部
    の通信機器と無線通信を行うことを特徴とする、無線通
    信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記外部の通信機器に送信すべき送信デ
    ータを記憶する記憶手段をさらに備え、 前記通信制御手段は、前記二次電池が充電中であると前
    記判断手段によって判断された場合に発呼し、前記記憶
    手段が記憶している送信データを外部の通信機器に送信
    することを特徴とする、請求項1に記載の無線通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記通信制御手段は、前記二次電池が充
    電中であると前記判断手段によって判断された場合に、
    前記外部の通信機器から受信すべきデータを受信するた
    めに発呼することを特徴とする、請求項1又は2に記載
    の無線通信端末装置。
  4. 【請求項4】 複数種別ある無線基地局のいずれかを介
    して、外部の通信機器と無線通信を行える無線通信端末
    装置であって、 各前記無線基地局は、自身の種別を特定するための信号
    を送出し、 各前記無線基地局を捕捉する捕捉手段と、 前記捕捉手段が捕捉した無線基地局から送出された信号
    を受信し、当該無線基地局の種別が、予め定められた種
    別であるか否かを判断する判断手段と、 前記外部の通信機器との無線通信を制御する通信制御手
    段とを備え、 前記通信制御手段は、無線基地局の種別が予め定められ
    たものであると前記判断手段によって判断された場合に
    発呼し、前記外部の通信機器と無線通信を行うことを特
    徴とする、無線通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記外部の通信機器に送信すべき送信デ
    ータを記憶する記憶手段をさらに備え、 前記通信制御手段は、無線基地局の種別が予め定められ
    たものであると前記判断手段によって判断された場合に
    発呼し、前記記憶手段に記憶されている送信データを外
    部の通信機器に送信することを特徴とする、請求項4に
    記載の無線通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記通信制御手段は、無線基地局の種別
    が予め定められたものであると前記判断手段によって判
    断された場合に、前記外部の通信機器から受信すべきデ
    ータを受信するために発呼することを特徴とする、請求
    項4又は5に記載の無線通信端末装置。
  7. 【請求項7】 通信可能圏内を移動しながら外部の通信
    機器と無線通信できる移動通信システムに用いられる無
    線通信端末装置であって、 予め定められた基準時間を記憶する第1の記憶手段と、 通信可能圏内に入ってからの経過時間を計時する計時手
    段と、 前記計時手段により計時されている経過時間が、前記第
    1の記憶手段に記憶されている基準時間よりも長いか否
    かを判断する判断手段と、 前記外部の通信機器との無線通信を制御する通信制御手
    段とを備え、 前記通信制御手段は、前記計時手段により計時されてい
    る経過時間が前記第1の記憶手段に記憶されている基準
    時間よりも長いと前記判断手段によって判断された場合
    に発呼し、前記外部の通信機器と無線通信を行うことを
    特徴とする、無線通信端末装置。
  8. 【請求項8】 前記外部の通信機器に送信すべき送信デ
    ータを記憶する第2の記憶手段をさらに備え、 前記通信制御手段は、前記計時手段により計時されてい
    る経過時間が前記第1の記憶手段に記憶されている基準
    時間よりも長いと前記判断手段によって判断された場合
    に発呼し、前記第2の記憶手段に記憶されている送信デ
    ータを外部の通信機器に送信することを特徴とする、請
    求項7に記載の無線通信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記通信制御手段は、前記計時手段によ
    り計時されている経過時間が前記第1の記憶手段に記憶
    されている基準時間よりも長いと前記判断手段によって
    判断された場合に、前記外部の通信機器から受信すべき
    データを受信するために発呼することを特徴とする、請
    求項7又は8に記載の無線通信端末装置。
JP9206784A 1997-07-31 1997-07-31 無線通信端末装置 Pending JPH1155175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9206784A JPH1155175A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 無線通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9206784A JPH1155175A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 無線通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1155175A true JPH1155175A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16529047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9206784A Pending JPH1155175A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 無線通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1155175A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000333256A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Nec Shizuoka Ltd 通信端末装置及びその通信方法
JP2009177672A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Casio Comput Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
US8489145B2 (en) 2005-04-26 2013-07-16 Mitsubishi Electric Corporation Radio base station and base station control apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000333256A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Nec Shizuoka Ltd 通信端末装置及びその通信方法
US8489145B2 (en) 2005-04-26 2013-07-16 Mitsubishi Electric Corporation Radio base station and base station control apparatus
JP2009177672A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Casio Comput Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7184707B2 (en) Communication device and a method for controlling the communication device
JP3796200B2 (ja) 無線通信システム及び切替方法
US7904113B2 (en) Method and apparatus for detecting and selectively utilizing peripheral devices
EP2615869B1 (en) Systems for facilitating wireless communication and related methods
EP2355563A1 (en) Method for automatic pairing to a wireless network
JP2002320258A (ja) 無線通信システム
KR100735664B1 (ko) 이동통신 시스템에서 접근 등급 제한 리스트를 이용한서비스 상태 제공 장치 및 방법
JP2003506995A (ja) 近接に基づく再充電通知のための方法、システム及び装置
JPH11313083A (ja) 無線携帯情報端末及び無線データ送受信システム
CN101141760A (zh) 使用位置检测系统来检查服务区域的无线通信终端和方法
CN108811045B (zh) WiFi信道扫描方法、装置、移动终端以及存储介质
KR101168197B1 (ko) 휴대용 단말기에서 블루투스 기기와 자동연결을 수행하기위한 장치 및 방법
US20030027583A1 (en) Portable terminal device having a position information detection function and position information notifying method
KR101626465B1 (ko) 휴대용 단말기에서 억세스 포인트와 연결하기 위한 장치 및 방법
JPH1155175A (ja) 無線通信端末装置
JPS63103523A (ja) バツテリ−セイビング方式
JP2638562B2 (ja) デジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置
JP2000357029A (ja) 通信インタフェース装置および携帯電話機の充電装置
US20030186697A1 (en) Method for operating a mobile communication device
CN113141576B (zh) 一种数据传输方法、用户设备及网络侧设备
JPH09247737A (ja) 位置情報検出システム
US7286858B2 (en) Portable terminal device and method of controlling the same
JPH11313024A (ja) パーソナルコンピュータ用無線カード
JP2595911B2 (ja) 移動無線システム及び移動無線端末装置
KR20030039123A (ko) 이동통신 단말기의 소비전력 제어 방법