JPH1153999A - 主回路開閉装置 - Google Patents

主回路開閉装置

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JPH1153999A
JPH1153999A JP9214806A JP21480697A JPH1153999A JP H1153999 A JPH1153999 A JP H1153999A JP 9214806 A JP9214806 A JP 9214806A JP 21480697 A JP21480697 A JP 21480697A JP H1153999 A JPH1153999 A JP H1153999A
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conductor
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disconnection
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良樹 平野
Naoyuki Nakamu
直行 中務
Daisuke Yoshida
大輔 吉田
Koichiro Wada
耕一郎 和田
Mikio Mori
幹雄 森
Masashi Matsuki
昌史 松木
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    • H01H31/003Earthing switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/04Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H33/12Auxiliary contacts on to which the arc is transferred from the main contacts
    • H01H33/121Load break switches
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/022Details particular to three-phase circuit breakers

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Circuit Breakers (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法が小さく、また信頼性が高く、使い勝手
の良い、安価な主回路開閉装置を得る。 【解決手段】 主回路部分を遮断部固定側導体3、遮断
部可動側導体4、断路部可動側導体11、断路部固定側
導体9の順に配置し、装置両端部の遮断部固定側導体3
と断路部固定側導体9を接地する第1、第2の接地導体
14、15を設けるとともに、操作装置の配置を第1の
接地部操作装置25、遮断部操作装置21、断路部操作
装置23、第2の接地部操作装置26の順にする。ま
た、遮断部1は1本の支持絶縁物28で支持して沿面絶
縁個所を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば発電プラ
ントにおいて発電機と主変圧器の間に設置されるような
主回路開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は発電プラントの単線結線図であ
り、従来一般的に採用されているものを示す。図におい
て、Gは発電機、M.Trは主変圧器、H.Trは所内
変圧器、S.Trは起動変圧器、S1〜S4は遮断器、
Bは母線、L1、L2は送電線である。発電機Gと主変
圧器M.TRが直結されていて、発電機Gの起動に際し
ては、起動変圧器S.Trおよび所内変圧器H.Trを
経由して発電機に電力を供給し、送電線L1の電圧と同
期をとって遮断器S1により、発電機Gを主変圧器M.
Tr経由で送電線L1に投入する。
【0003】上記の高圧同期方式に代わって、最近、図
5の単線結線図に示すような低圧同期方式が採用される
ようになってきた。この場合、発電機Gには主回路開閉
装置Aが設置される。図6に主回路開閉装置Aの内容を
示す。図において、Bは主回路遮断器、Cは主回路断路
器、Dは遮断器側接地装置、Eは断路器側接地装置であ
る。ここで、主回路遮断器B、主回路断路器C、遮断器
側および断路器側接地装置D、Eをそれぞれ個別の単体
機器としてこれらを寄せ集めるよりも、これらすべてを
一体化して構成する方が合計の据付面積を小さく出来、
また製造コストが安くなるため、多く採用される方向に
ある。
【0004】図7は、例えば特開平8−306282号
公報に記載された一体形の主回路開閉装置の断面図であ
る。図において、1は遮断部、2は絶縁筒、3は絶縁筒
2の一端に固定された遮断部固定側導体、4は絶縁筒2
の他端に固定された遮断部可動側導体、5は遮断部固定
側導体3に固定された固定接触子、6は可動接触子であ
り、固定接触子5と接離可能に遮断部可動側導体4に取
り付けられている。絶縁筒2、遮断部固定側導体3、遮
断部可動側導体4、固定接触子5および可動接触子6で
遮断部1を構成している。
【0005】8は断路部、9は遮断部可動側導体4と一
体的に形成された断路部固定側導体で、遮断部可動側導
体4との間には隔壁10が設けられ、遮断部1側には6
フッ化イオウなどの絶縁性ガスが封入されている。11
は断路部固定側導体9と離隔して設置された断路部可動
側導体、12は可動導体であり、断路部固定側導体9と
接離可能に断路部可動側導体11に取り付けられてい
る。断路部固定側導体9、断路部可動側導体11および
可動導体12で断路部8を構成している。14は遮断部
固定側導体3を接地する第1の接地導体、15は断路部
可動側導体11を接地する第2の接地導体である。
【0006】16は支持架台、17、18は遮断部1と
断路部固定側導体9とが一体になった部分を支持架台1
6上に支持する第1と第2の支持絶縁物、19は断路部
可動側導体11と可動導体12を支持架台16上に支持
する第3の支持絶縁物である。21は遮断部操作装置
で、第1の絶縁操作ロッド22を有し、遮断部1の可動
接触子6を操作する。23は断路部操作装置で、第2の
絶縁操作ロッド24を有し、断路部8の可動導体12を
操作する。25、26は第1と第2の接地部操作装置
で、第1と第2の接地導体14、15を操作する。
【0007】遮断部1と断路部8は支持架台16上で、
遮断部固定側導体3、遮断部可動側導体4、断路部固定
側導体9、断路部可動側導体11の順に配置されるとと
もに、支持架台16に各操作装置が、第1の接地部操作
装置25、遮断部操作装置21、断路部操作装置23、
第2の接地部操作装置26の順に収納され取り付けられ
ている。以上により図6のB、C、D、Eの各装置が一
体化された主回路開閉装置Aが構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の一体形の主回路開閉装置は、遮断器、断路器、
接地装置をそれぞれ単体の機器で構成した場合よりも、
据付面積の縮小や製造コストの低減の点で有利である
が、次のような問題点がある。
【0009】(i)各操作装置が正常に動作するために
は、各操作装置、各接地導体および各支持絶縁物が互い
に干渉しないようにしなければならない。この干渉を避
けるために、主回路開閉部の軸方向の長さLを長くして
両端側に接地装置を配置する必要があり、その結果、接
地装置の一体化が大形化につながってしまう。また一
方、長さLを長くしないように、遮断部操作装置と断路
器操作装置の間に生じるスペースに接地部操作装置を配
置することも考えられる。しかし、そのときの各操作装
置の並びは、図6に示すような、直列に接続された主回
路遮断部と主回路断路部の両端に各接地装置を配置した
主回路開閉装置の電気的配列と同じ順序にならず、誤確
認や誤操作の原因になる恐れがあって好ましくない。
【0010】(ii)主回路開閉装置は機械的に、遮断部と
断路部固定側導体とが一体になった部分と、断路部可動
側導体および可動導体の部分との2つに分かれるので、
これら2つの部分をそれぞれ独立して絶縁支持する必要
がある。このうち前者については断路部固定側導体の重
量が遮断部の重量に比べてはるかに軽いため、その重心
位置は遮断部だけの重心位置と殆ど変わらず遮断部の絶
縁筒上にあり、重心位置付近の1ヶ所での絶縁支持が困
難である。このため、絶縁支持を遮断部可動側導体と遮
断部固定側導体の2ヶ所で行っている。これは遮断部と
断路部固定側導体の、対大地間の沿面絶縁個所が2ヶ所
存在することになって、電気的信頼性低下につながり、
また部品点数が多くなってコストが高くなる。
【0011】(iii)可動導体と接離する断路部固定側導
体が遮断部側に付いているため、外部からの、断路器投
入状態での接触状態の点検が困難である。
【0012】最近のように、低圧周期方式を採用するケ
ースが増えてくると、主回路開閉装置の設置に要する設
置スペースや製造コストを低減し、なおかつ信頼性が高
く、保守・点検が容易で、操作性の良いことがますます
求められるようになってきている。特に、設置スペース
の限られた地下発電所や、電気的知識を専門分野としな
いユーザーによる運転が行われる独立系電力供給者(I
PP:インディペンデントパワープロダクタ)において
は、これらの要望が一層強いものとなっている。
【0013】この発明は上記のようなことに鑑みてなさ
れたもので、寸法が小さい主回路開閉装置を提供するも
ので、また信頼性が高く、使い勝手の良い、安価な主回
路開閉装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る主回路開
閉装置は、遮断部固定側導体、遮断部可動側導体、断路
部可動側導体、断路部固定側導体の順に配置して、遮断
部可動側導体と断路部可動側導体とを一体にするととも
に、遮断部固定側導体と断路部固定側導体を接地する第
1と第2の接地導体、およびこの第1と第2の接地導体
を操作する第1と第2の接地部操作装置を備え、支持架
台に第1の接地部操作装置、遮断部操作装置、断路部操
作装置、第2の接地部操作装置の順に配置したものであ
る。
【0015】請求項2に係る主回路開閉装置は、遮断部
固定側導体、遮断部可動側導体、断路部可動側導体、断
路部固定側導体の順に配置して、遮断部可動側導体と断
路部可動側導体とを一体にするとともに、遮断部と断路
部可動側導体と可動導体を1つの支持絶縁物により支持
したものである。請求項3に係る主回路開閉装置は、請
求項1の主回路開閉装置において、遮断部と断路部可動
側導体と可動導体を1つの支持絶縁物により支持したも
のである。
【0016】請求項4に係る主回路開閉装置は、遮断
部、断路部、および第1と第2の接地導体を3相分備
え、遮断部操作装置、断路部操作装置、および第1と第
2の接地部操作装置を3相分共通としたものである。請
求項5に係る主回路開閉装置は、1つの構造体を介し
て、3相分共通の遮断部操作装置、断路部操作装置、お
よび第1と第2の接地部操作装置を支持架台に取り付け
たものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す主
回路開閉装置の断面図である。図において、1は電流を
遮断するための遮断部、2はエポキシ樹脂などで作られ
た絶縁筒、3は絶縁筒2の一端に固定された円筒容器状
の遮断部固定側導体、4は絶縁筒2の他端に固定された
円筒容器状の遮断部可動側導体、5は遮断部固定側導体
3に固定された固定接触子、6は可動接触子であり、図
において左右方向へ移動可能に遮断部可動側導体4に取
り付けられ、固定接触子5と接離するようになってい
る。これら絶縁筒2、遮断部固定側導体3、遮断部可動
側導体4、固定接触子5および可動接触子6で遮断部1
を構成している。
【0018】8は電圧を切るための断路部、11は円筒
状の断路部可動側導体で、遮断部可動側導体4と電気的
および機械的に一体的に形成され、遮断部可動側導体4
との間には隔壁10が設けられて、遮断部1側には6フ
ッ化イオウなどの絶縁性ガスが封入されている。12は
円筒状の可動導体で、図において左右方向へ移動可能に
断路部可動側導体11に取り付けられている。9は断路
部可動側導体11と離隔して設置された円筒状の断路部
固定側導体である。外周側が断路部可動側導体11の内
周側と摺動する可動導体12が、その外周側で断路部固
定側導体9の内周側と接離するようになっている。これ
ら断路部固定側導体9、断路部可動側導体11および可
動導体12で断路部8を構成している。
【0019】14は大地電位の第1の接地導体で、発電
プラントの運転時は、図において下方へ降ろしておき、
点検などの時は上げてその先端を遮断部固定側導体3に
接触させて接地し、安全を確保する。15は同様にして
断路部固定側導体9を接地する、大地電位の第2の接地
導体である。第2の接地導体15は、断路部可動側導体
11ではなく、装置の端部側に配置された断路部固定側
導体9を接地するようにしているので、第2の接地導体
は従来と同様に、当然、装置の端部側に配置される。
【0020】16は支持架台、28は遮断部1と断路部
可動側導体11と可動導体12とが一体になった部分を
支持架台16上に支持する中空状の第1の支持絶縁物、
29は断路部固定側導体9を支持架台16上に支持する
第2の支持絶縁物である。
【0021】21は遮断部1を操作する遮断部操作装置
で、第1の支持絶縁物28の中空部を通って遮断部可動
側導体4中のレバー30につながった第1の絶縁操作ロ
ッド22を有し、第1の絶縁操作ロッド22を上下方向
へ動かすことにより可動接触子6を駆動して遮断部1を
作動させる。23は断路部8を操作する断路部操作装置
で、断路部可動側導体11中のレバー31につながった
第2の絶縁操作ロッド24を有し、第2の絶縁操作ロッ
ド24を上下方向へ動かすことにより可動導体12を駆
動して断路部8を作動させる。25、26は第1と第2
の接地部操作装置で、それぞれ第1と第2の接地導体を
上下方向へ駆動して操作する。
【0022】遮断部1と断路部8は支持架台16上で、
水平方向に遮断部固定側導体3、遮断部可動側導体4、
断路部可動側導体11、断路部固定側導体9の順に配置
され、これら全体が外被32で被われている。また各操
作装置は支持架台16に、水平方向に第1の接地部操作
装置25、遮断部操作装置21、断路部操作装置23、
第2の接地部操作装置26の順に収納され取り付けられ
ている。
【0023】遮断部1と遮断部操作装置21で図6に示
す主回路遮断部Bを構成するとともに、断路部8と断路
部操作装置23で主回路断路器Cを、第1の接地導体1
4と第1の接地部操作装置25で遮断器側接地装置D
を、第2の接地導体15と第2の接地部操作装置26で
断路器側接地装置Eを構成し、そして以上によりこれら
を一体化した主回路開閉装置Aを構成している。
【0024】前述のように断路部8において、断路部可
動側導体11を遮断部1側に配置するとともに、断路部
固定側導体9を遮断部1とは反対側、すなわち図1にお
いて左端側に配置してこれを第2の接地導体15で接地
するようにしているので、断路部可動側導体11の下方
のスペースと断路部固定側導体9の下方のスペースを、
それぞれ断路部操作装置23設置用のスペースと第2の
接地部操作装置26設置用のスペースとして無理なく利
用することができる。したがって主回路開閉部の軸方向
の長さLを長くすることなしに、各操作装置、各接地導
体および各支持絶縁物が互いに干渉しない適切な各操作
装置の配置が得られる。
【0025】また、各操作装置の並びは第1の接地部操
作装置25、遮断部操作装置21、断路部接地装置2
3、第2の接地部操作装置26の順になっており、図6
に示す主回路開閉装置の電気的配列と同じ順序である。
これにより、各操作装置の開閉状態の表示から一目で主
回路開閉装置の状態を把握でき、誤確認、誤操作の恐れ
が小さい。さらに、断路部固定側導体9を主回路開閉装
置の端部に配置したので、断路部固定側導体9と可動導
体12との接触状態の確認が、端部のマンホール(図示
せず)から行うことができるので、接触部分の調整・点
検が容易となる。
【0026】また、この実施の形態では遮断部1と断路
部可動側導体11と可動導体12とを1本の第1の支持
絶縁物28で支持している。断路部固定側導体9と断路
部可動側導体11の間は空気絶縁であるので、断路部固
定側導体9の支持は、断路部可動側導体11とは別個の
絶縁体で行わねばならない。断路部可動側導体11が一
体になった遮断部1側では、これら全体の重心位置は断
路部可動側導体11と可動導体12の重量のために、遮
断部1だけの重心位置よりも断路部8側に寄り、遮断部
可動側導体4のところになる。このため、この重心位置
近傍を絶縁支持することができ、図7の従来装置では必
要であった2本の支持絶縁物17、18を、図1では1
本の支持絶縁物28に減らすことができる。
【0027】遮断部可動側導体4は第1の支持絶縁物2
8で支持して支持架台16と電気的に絶縁しているの
で、第1の支持絶縁物28の表面が沿面絶縁個所になっ
ている。この表面に塩分や塵埃が付着すると絶縁性能が
劣化する。このような汚染などの点から沿面絶縁個所は
少ないのが好ましい。図1のものは沿面絶縁個所が少な
いので絶縁信頼性が高い。また、支持絶縁物の本数を減
らすことにより、部品点数が減ってコストが低くなる。
【0028】以上の説明では、装置の両端部に第1、第
2の接地導体を設けるとともに、遮断部1と断路部可動
側導体11と可動導体12を1本の第1の支持絶縁物2
8で支持したが、第1、第2の接地導体14、15と第
1、第2の接地部操作装置25、26をこの装置に設置
しない場合でも、遮断部1他を1本の支持絶縁物で支持
することにより、沿面絶縁個所が減って絶縁信頼性が向
上する効果がある。また、遮断部1他を2本以上の支持
絶縁物で支持する場合でも、断路部固定側導体9を端部
側に配置してこれを第2の接地導体15で接地するよう
にするとともに、第2の接地部操作装置26を装置の端
部側に配置することにより、寸法を小さく、また各操作
装置の配列を電気的配列と同じ順序にできる効果があ
る。
【0029】実施の形態2.図2、図3は実施の形態2
を示す主回路開閉装置の側面図と平面図であり、3相用
の装置の場合を示す。実施の形態1と同様の部分につい
ては説明を省略する。図2において最も左側に示された
相は外被を取り除いた内部を示す。また図3において最
も上方の相も同様に外被を取り除いた内部を示す。遮断
部1、断路部8、第1、第2の接地導体14、15は各
3つずつ設置して3相分としているが、遮断部操作装置
21、断路部操作装置23、および第1、第2の接地部
操作装置25、26は3相分共通であり、各操作装置1
つずつを設置している。これらの操作装置は高剛性の1
つの構造体、ここでは1枚の厚板34に取り付け、これ
を介して支持架台16に取り付けている。35は連結ロ
ッドで、各操作装置からの駆動力を遮断部1などへ伝え
る。各相への分岐や曲折点では図示しないレバーとリン
クを用いて回転を伝える。このように各操作装置を3相
共通にすることにより、小形でコストも低くなる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る主回路開閉装置は、断路
部固定側導体を装置の端部側に配置するとともに、この
断路部固定側導体を第2の接地導体で接地するように
し、この第2の接地導体を操作する第2の接地部操作装
置を装置端部に配置したので、断路部可動側導体と断路
部固定側導体の下方のスペースを、それぞれ断路部操作
装置と第2の接地部操作装置の設置用スペースとして有
効に利用でき、したがって装置の寸法が小さくなる。ま
たこのときの各操作装置の配列が電気的配列と同じ順序
になり、誤確認、誤操作の恐れの少ない使い勝手のよい
装置が得られる。
【0031】請求項2に係る主回路開閉装置は、遮断部
可動側導体と断路部可動側導体を一体にするとともに、
遮断部と断路部可動側導体と可動導体を1つの支持絶縁
物により支持したので、沿面絶縁個所が少なくなって絶
縁信頼性が向上し、また部品点数が減少してコストが低
くなる。請求項3に係る主回路開閉装置は、請求項1の
主回路開閉装置において、遮断部と断路部可動側導体と
可動導体を1つの支持絶縁物で支持したので、請求項1
と請求項2の主回路開閉装置と同様の効果がある。
【0032】請求項4に係る主回路開閉装置は、遮断
部、断路部、および第1と第2の接地導体を3相分備
え、各操作装置を3相分共通としたので、3相用として
小形、したがって据付面積が小さく、かつ各操作装置が
1つずつで済むのでコストが低くなる。請求項5に係る
主回路開閉装置は、1つの構造体を介して、3相共通の
各操作装置を支持架台に取り付けたので、装置のまとま
りが良く、使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す主回路開閉装
置の断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す主回路開閉装
置の側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す主回路開閉装
置の平面図である。
【図4】 発電プラントの、高圧同期方式の場合の単線
結線図である。
【図5】 発電プラントの、低圧同期方式の場合の単線
結線図である。
【図6】 主回路開閉装置の単線結線図である。
【図7】 従来の主回路開閉装置の断面図である。
【符号の説明】
1 遮断部、3 遮断部固定側導体、4 遮断部可動側
導体、5 固定接触子、6 可動接触子、8 断路部、
9 断路部固定側導体、11 断路部可動側導体、12
可動導体、14 第1の接地導体、15 第2の接地
導体、16 支持架台、21 遮断部操作装置、23
断路部操作装置、25 第1の接地部操作装置、26
第2の接地部操作装置、28 第1の支持絶縁物、29
第2の支持絶縁物、34 厚板。
フロントページの続き (72)発明者 和田 耕一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森 幹雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松木 昌史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接触子が固定された遮断部固定側導
    体、および前記固定接触子と接離可能に可動接触子が取
    り付けられた遮断部可動側導体を有する遮断部、並び
    に、互いに離隔して設置された断路部固定側導体と断路
    部可動側導体および前記断路部固定側導体と接離可能に
    前記断路部可動側導体に取り付けられた可動導体からな
    る断路部を備え、前記遮断部と断路部とを支持絶縁物を
    介して支持架台上に設置するとともに、前記可動接触子
    を操作する遮断部操作装置と前記可動導体を操作する断
    路部操作装置とを前記支持架台に取り付けてなる主回路
    開閉装置において、水平方向に前記遮断部固定側導体、
    遮断部可動側導体、断路部可動側導体、断路部固定側導
    体の順に配置して、前記遮断部可動側導体と断路部可動
    側導体とを電気的および機械的に一体にするとともに、
    前記遮断部固定側導体と断路部固定側導体をそれぞれ接
    地する第1と第2の接地導体、および前記支持架台に取
    り付けられ前記第1と第2の接地導体をそれぞれ操作す
    る第1と第2の接地部操作装置を備え、水平方向に第1
    の接地部操作装置、遮断部操作装置、断路部操作装置、
    第2の接地部操作装置の順に配置したことを特徴とする
    主回路開閉装置。
  2. 【請求項2】 固定接触子が固定された遮断部固定側導
    体、および前記固定接触子と接離可能に可動接触子が取
    り付けられた遮断部可動側導体を有する遮断部、並び
    に、互いに離隔して設置された断路部固定側導体と断路
    部可動側導体および前記断路部固定側導体と接離可能に
    前記断路部可動側導体に取り付けられた可動導体からな
    る断路部を備え、前記遮断部と断路部とを支持絶縁物を
    介して支持架台上に設置するとともに、前記可動接触子
    を操作する遮断部操作装置と前記可動導体を操作する断
    路部操作装置とを前記支持架台に取り付けてなる主回路
    開閉装置において、水平方向に前記遮断部固定側導体、
    遮断部可動側導体、断路部可動側導体、断路部固定側導
    体の順に配置して、前記遮断部可動側導体と断路部可動
    側導体とを電気的および機械的に一体にするとともに、
    前記遮断部と断路部可動側導体と可動導体をそれら全体
    の重心位置近傍で1つの支持絶縁物により支持したこと
    を特徴とする主回路開閉装置。
  3. 【請求項3】 遮断部と断路部可動側導体と可動導体を
    それら全体の重心位置近傍で1つの支持絶縁物により支
    持したことを特徴とする請求項1記載の主回路開閉装
    置。
  4. 【請求項4】 遮断部、断路部、および第1と第2の接
    地導体を3相分備え、遮断部操作装置、断路部操作装
    置、および第1と第2の接地部操作装置を3相分共通と
    したことを特徴とする請求項1または請求項3記載の主
    回路開閉装置。
  5. 【請求項5】 1つの構造体を介して遮断部操作装置、
    断路部操作装置、および第1と第2の接地部操作装置を
    支持架台に取り付けたことを特徴とする請求項4記載の
    主回路開閉装置。
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