JPH1153846A - データ再生装置及びデータ再生方法 - Google Patents
データ再生装置及びデータ再生方法Info
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- JPH1153846A JPH1153846A JP21278997A JP21278997A JPH1153846A JP H1153846 A JPH1153846 A JP H1153846A JP 21278997 A JP21278997 A JP 21278997A JP 21278997 A JP21278997 A JP 21278997A JP H1153846 A JPH1153846 A JP H1153846A
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Abstract
理用のデータを有効に使用して、簡易かつ確実に誤り訂
正できるようにする。 【解決手段】誤り訂正処理用のデータを使用しないで、
クロックの同期外れ等より得られる異常検出信号Eを基
準にして復号データD3におけるビット誤り箇所を特定
し、誤り訂正処理用のデータにより誤り訂正処理する。
Description
びデータ再生方法に関し、例えば光ディスク装置に適用
することができる。本発明は、誤り訂正処理用のデータ
を使用しないで、クロックの同期外れ等より得られる異
常検出信号を基準にして復号データにおけるビット誤り
箇所を特定し、誤り訂正処理用のデータにより誤り訂正
処理することにより、誤り訂正処理用のデータを有効に
使用して、簡易かつ確実に誤り訂正できるようにする。
号形式の誤り訂正符号によりビット誤りを低減するよう
になされている。
入力される入力データを所定ブロック単位で区切り、各
ブロックのデータを水平及び垂直方向にマトリックス状
に配置したとして、この水平及び垂直方向に誤り訂正処
理用のデータを付加する。ここで水平方向の誤り訂正処
理用のデータをC1符号、垂直方向の誤り訂正符号をC
2符号とする。
ックにC1及びC2符号を付加した後、これら各ブロッ
クのデータ、C1符号及びC2符号をインターリーブ処
理する。さらにこれらのデータを例えばEFM(eight
to fourteen )変調した後、同期パターン等を付加して
ビットストリームを形成する。さらに相変化型の光ディ
スク、ライトワンス型の光ディスクについては、このビ
ットストリームに応じてレーザービームの光量を立ち上
げ、光磁気ディスクについては、レーザービームの光量
を間欠的に立ち上げると共に、このビットストリームに
応じて変調磁界を印加し、これにより光ディスクに所望
のデータを記録する。
光ディスクにレーザービームを照射してその戻り光を受
光し、相変化型の光ディスク、ライトワンス型の光ディ
スクについては、戻り光の光量に応じて信号レベルが変
化する再生信号を、光磁気ディスクについては、戻り光
の偏光面に応じて信号レベルが変化する再生信号を検出
する。
2値化してクロックを再生した後、このクロックを基準
にして2値化信号を順次ラッチすることにより再生デー
タを検出する。さらに光ディスク装置は、この再生デー
タを復号して復号データを得た後、この復号データをデ
インターリーブ処理する。これにより光ディスク装置
は、例えば塵等により復号データに発生したバーストエ
ラーを複数箇所に分散させる。
この復号データのビット誤り箇所を特定した後、ビット
誤りの特定箇所をC2符号により誤り訂正処理する。こ
のとき光ディスク装置は、必要に応じて、ビット誤り箇
所を特定困難な場合、又はビット誤りの特定箇所を誤り
訂正困難な場合、改めてC1符号による誤り検出処理、
C2符号による誤り訂正処理を繰り返すことにより、ビ
ット誤りを低減する。
てC1符号、C2符号により誤り検出処理、誤り訂正処
理を繰り返す場合、この繰り返しの回数を増大すれば、
その分誤り訂正能力を向上することができる。ところが
繰り返しの回数を増大すれば、その分処理が煩雑にな
り、また構成も煩雑になる問題がある。これにより、結
局、高転送レートによる光ディスク装置にはこのような
繰り返しを適用することが困難になる。
号により誤り訂正することにより、誤り訂正用に付加し
たデータのうち、ほぼ半数しか実際の誤り訂正に使用し
ておらず、その分この種の冗長なデータを有効に利用し
ていない問題もある。
で、誤り訂正処理用のデータを有効に使用して、簡易か
つ確実に誤り訂正することができるデータ再生装置及び
データ再生方法を提案しようとするものである。
め本発明においては、所定の伝送路を介して入力される
入力信号より入力データを再生し、この入力データより
復号データを復号する際に、異常検出手段により、復号
データに付加された誤り訂正処理用のデータを使用しな
いで、復号データにおける異常を検出して異常検出信号
を出力し、誤り訂正手段により、この異常検出信号に基
づいて、復号データにおけるビット誤り箇所を特定し
て、復号データに付加された誤り訂正用のデータにより
復号データを誤り訂正処理する。
より入力データを再生し、この入力データより得られる
復号データにおいては、復号データに付加された誤り訂
正処理用のデータを使用しないでも、伝送路の異常等に
より、ビット誤りに結び付く種々の異常を検出すること
ができる。具体的には、クロックの同期外れ、発生し得
ない論理レベルの連続するパターン、最も確からしい論
理レベルの組み合わせを選択する最尤判定における確か
らしさの低いデータ等により異常を検出することができ
る。また伝送路が光記録媒体による場合においては、ト
ラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、スキュ
ーエラー信号等により異常を検出することができる。こ
れによりこれらの異常より復号データにおけるビット誤
り箇所を特定して、復号データに付加された誤り訂正用
のデータにより復号データを誤り訂正処理すれば、C
1、C2符号による誤り検出処理、誤り訂正処理を繰り
返さなくても、また必要に応じて誤り訂正用のデータ全
てを誤り訂正に振り分けて誤り訂正することができる。
発明の実施の形態を詳述する。
スク装置を示すブロック図である。この光ディスク装置
1は、ビデオデータ及びオーディオデータにより構成さ
れるAVデータD1を光ディスク2に記録し、またこの
光ディスク2よりAVデータD1を再生して出力する。
次入力されるビデオ信号をディジタル信号に変換した
後、MPEG(Moving Picture Experts Group)に規定
のフォーマットによりデータ圧縮してビデオデータを生
成する。さらに同様にしてオーディオ信号をディジタル
信号処理してオーディオデータを生成し、これらビデオ
データ及びオーディオデータよりAVデータD1を生成
する。また再生時、これとは逆に、順次再生されるAV
データD1をビデオ信号及びオーディオ信号に変換して
出力する。
され、これらAVデータD1を一次保持する。
してAVデータD1を受け、このAVデータを順次ブロ
ック化する。さらに図2に示すように、ECC回路4
は、各ブロックのデータをラスタ走査の順序によりマト
リックス状にしたとして、これらデータ配列の縦方向に
ついて誤り訂正符号を生成する。かくするにつきECC
回路4は、LDC(Long Distance Code)による誤り訂
正符号を生成する。ECC回路4は、これらAVデータ
及び誤り訂正符号を順次ブロック単位で出力する。さら
に各ブロック内においては、入力順にAVデータを出力
した後、誤り訂正符号をこのマトリック状の配置におけ
るラスタ走査の順序により出力する。
D2を例えばEFM変調し、ビットストリームにより出
力する。このとき変調回路6は、所定ブロック単位で、
同期パターン等を介挿して出力する。
れるビットストリームに応じて光ピックアップ8、変調
コイル9を駆動し、これによりAVデータD1を光ディ
スク2に記録する。すなわち光ディスク2が相変化型の
光ディスク、追記型の光ディスクの場合、書き込き回路
7は、ビットストリームに応じて光ピックアップ8より
射出するレーザービームの光量を間欠的に立ち上げ、こ
れによりビットストリームに応じたピット列を順次形成
する。また光ディスク2が光磁気ディスクの場合、書き
込み回路7は、光ピックアップ8より射出するレーザー
ビームの光量を一定周期により間欠的に立ち上げると共
に、光ピックアップ8の出射面側に配置された変調コイ
ル9をビットストリームに応じて駆動する。
スク2は、レーザービームのガイド溝を担うプリグルー
ブをディスク基板に形成し、このディスク基板に情報記
録面、光透過層が形成される。光ディスク2は、この光
透過層の厚さが約0.1〔mm〕に形成され、全体の厚
さが1.2〔mm〕に形成される。また光ディスクは、
相変化型光ディスクの場合、この情報記録面が所定の金
属膜により形成されるのに対し、追記型光ディスクの場
合、この情報記録面が色素膜及び反射膜により形成さ
れ、光磁気ディスクの場合、この情報記録面が垂直磁化
膜により形成される。
ブを基準にしてトラッキング制御、スピンドル制御でき
るようになされ、また記録再生位置を検出できるように
なされている。また光磁気ディスクの場合、レーザービ
ームの照射面側より変調磁界を印加して所望のデータを
熱磁気記録できるようになされている。
ータ11は、サーボ回路12の制御により、ZCLV
(Zone Constant Liner Verocity) の手法を適用してこ
の光ディスク2を回転駆動する。
により光ディスク2の半径方向に可動できるように構成
され、光ディスク2にレーザービームを照射する。さら
に光ピックアップ8は、このレーザービームの戻り光を
受光し、トラッキングエラー量に応じて信号レベルが変
化するトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー
量に応じて信号レベルが変化するフォーカスエラー信号
FE、プリグルーブの蛇行に応じて信号レベルが変化す
るウォウブル信号WBを出力する。さらに光ピックアッ
プ8は、戻り光の光量に応じて信号レベルが変化する再
生信号RF、戻り光の偏光面に応じて信号レベルが変化
する再生信号MOを出力する。さらに光ピックアップ8
は、記録時、上述したように、書き込み回路7の制御に
より、間欠的にレーザービームの光量を立ち上げる。
ー信号TE、フォーカスエラー信号FE、ウォウブル信
号WB、再生信号RF、MOを所定利得で増幅する。さ
らにRF回路13は、所定のディスク判別機構によるデ
ィスク判別結果に基づいて、光ディスク2の種類に応じ
て再生信号RF又はMOを選択的に2値化し、その結果
得られる2値化信号S1を出力する。
ッキングエラー信号TE及びフォーカスエラー信号FE
を受け、トラッキングエラー信号TE及びフォーカスエ
ラー信号FEの信号レベルがそれぞれ所定の信号レベル
になるように、光ピックアップ8をトラッキング制御及
びフォーカス制御する。かくするにつきサーボ回路12
は、フィードバックループを形成してこれらトラッキン
グ制御及びフォーカス制御することにより、レーザービ
ームがデトラックすると、トラッキングエラー信号TE
の信号レベルが大きく変化することになる。また同様に
してフォーカスエラー信号FEにおいても、デフォーカ
スすると、大きく信号レベルが変化することになる。
りウォウブル信号WBを受け、このウォウブル信号WB
の信号レベルの変化が所定の周波数になるようにスピン
ドルモータ11を回転駆動する。さらにサーボ回路12
は、スキューエラー信号SEの信号レベルが所定の信号
レベルになるように、光ピックアップ8を駆動する。か
くするにつきこの光ディスク装置1では、所定のスキュ
ー検出機構によりレーザービーム照射位置における光デ
ィスク2のスキュー量を検出し、このスキュー量に応じ
て信号レベルが変化するスキュー検出信号SEを出力す
るようになされている。これらにより光ディスク装置1
では、高密度にトラックを形成した光ディスク2に、高
密度にデータを記録する場合でも、所望のデータを確実
に記録できるようになされている。
ロックCKを再生して出力する。復調回路15は、この
クロックCKにより2値化信号S1を順次ラッチして再
生データを生成する。さらに復調回路15は、この再生
データを復調してAVデータ及び誤り訂正符号の連続で
なる復号データD3を出力する。このとき復調回路15
は、再生データ及び復号データD3の連続する論理パタ
ーンを監視し、変調回路6の変調規則より、正しく再生
された場合には発生し得ない論理パターンが発生する
と、異常検出信号DMEを出力する。これにより復調回
路15は、復号データに付加された誤り訂正処理用のデ
ータを使用しないで、復号データにおける異常を検出す
る。
LL回路14より、復号データD3における異常を検出
し、これらの異常検出結果と異常検出信号DMEとから
異常検出信号Eを生成して出力する。
4は、位相比較回路(PC)14Aに2値化信号S1を
入力し、ここでクロックCKと位相比較する。ローパス
フィルタ(LPF)14Bは、位相比較結果を帯域制限
することにより位相誤差信号PEを生成し、電圧制御型
発振回路(VCO)14Cは、この位相誤差信号PEを
所定の信号レベルに保持するように発振周波数を制御し
てクロックCKを生成する。
16Aにおいて所定の信号レベルと位相誤差信号PEと
を比較することにより、PLL回路14の同期外れを検
出する。かくするにつき、クロックCKの同期が外れた
場合に、このクロックCKを基準にして2値化信号を順
次ラッチして得られる再生データにおいては、ビット誤
りが発生すると考えられる。またこのビット誤りはバー
スト状に一定期間継続すると考えられる。これにより異
常検出回路16は、入力信号に対するクロックの同期外
れを検出して、復号データに付加された誤り訂正処理用
のデータを使用しないで、復号データにおける異常を検
出する。
2よりトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー
信号FE、スキューエラー信号SEをそれぞれ比較回路
(COM)16B、16C、16Dに入力し、ここでそ
れぞれ所定の基準レベルと比較することにより、デトラ
ック、デフォーカス等の異常を検出する。すなわちこれ
らのエラー信号の信号レベルが基準レベルより大きく変
位した場合には、デトラック、デフォーカス等の異常が
発生したと考えられ、これらの場合には、再生データに
ビット誤りが発生すると考えられる。またこのビット誤
りはバースト状に一定期間継続すると考えられる。これ
により異常検出回路16は、トラッキングエラー信号T
E、フォーカスエラー信号FE、スキューエラー信号S
Eに基づいて、復号データに付加された誤り訂正処理用
のデータを使用しないで、復号データにおける異常を検
出する。
6Dの比較結果をオア回路16Eに入力し、ここで論理
和信号を生成する。さらに異常検出回路16は、位相調
整回路16F、16G、16Hにより、それぞれ比較回
路16Aより出力される比較結果、異常検出信号DM
E、オア回路16Eより出力される論理和信号のタイミ
ングを補正した後、オア回路16Iにより位相調整回路
16F、16G、16Hの出力信号の論理和信号生成す
る。これらにより異常検出回路16は、復調データD3
に付加された誤り訂正符号を使用しないで、復調データ
D3における異常を検出し、異常検出信号Eを出力す
る。
の復調データD3に付された誤り訂正符号を参考にして
誤り訂正処理して出力する。このときECC回路17
は、図4に示すように、異常検出信号Eにより復号デー
タのビット誤り箇所を特定して誤り訂正処理する。すな
わちECC回路17は、異常検出信号Eにより異常と判
断された復調データについては、これをビット誤りとし
て誤り訂正処理する。これによりECC回路17は、各
ブロックの一方向についてのみ誤り訂正処理し、AVデ
ータを出力する。
は、このようにマトリックス状に配置した際の誤り訂正
方向について、異常検出信号Eによるビット誤りが最大
でM個重なり合うとして、誤り訂正符号のパリティ数N
は、M≦Nの関係を満足するように設定され、これによ
り確実に誤り訂正できるようになされている。すなわち
図4において符号aにより示すように、何らビット誤り
箇所が特定されていない場合、パリティ数NによりN/
2個のビット誤りを訂正することができる。これに対し
て符号bにより示すように、ビット誤りの箇所をM個特
定している場合、パリティ数Nにより(N−M)/2+
M=(N+M)/2個のビット誤りを訂正することがで
き、これにより誤り訂正能力が強化され、確実に誤り訂
正処理することができる。
ディオ信号(図1)は、データ圧縮処理されてAVデー
タD1に変換され、ECC回路4によりこのAVデータ
D1が所定ブロック単位でブロック化され、各ブロック
にLDCによる誤り訂正符号が付加される(図2)。こ
れらAVデータD1は、誤り訂正符号と共に、例えばE
FM変調された後、同期パターン等が付加され、光ディ
スク2に記録される。
AVデータは、光ディスク2にレーザービームを照射し
て得られる戻り光が光ピックアップ8により受光され、
戻り光の光量又は偏光面に応じて信号レベルが変化する
再生信号RF、MOが生成される。さらにこの再生信号
RF、MOが2値化された後、その2値化信号よりクロ
ックCKが再生され、このクロックCKを基準にして復
調回路15により再生データが生成される。さらにこの
再生データより復号データD3が復号された後、ECC
回路17により誤り訂正処理されてAVデータD1が復
号される。
AVデータD1は、異常検出回路16において(図
3)、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー
信号FE、スキューエラー信号SEが比較回路16B〜
16Dでそれぞれ所定の基準レベルと比較されることに
より、これら光ディスク2の駆動におけるエラー信号を
介して、復号データD3における異常が検出される。
比較回路16Aにおいて所定の基準レベルと比較される
ことにより、PLL回路14の動作を介して、復号デー
タD3における異常が検出される。さらに復号回路15
(図1)において、再生データ及び復号データD3の論
理レベルが監視され、これにより再生データ、復号デー
タの論理パターンより、復号データD3の異常が検出さ
れる。
検出結果よりオア回路16E、16Iにおいて論理和信
号が生成され、これにより復号データD3における異常
が総合的に検出される。AVデータD1は、この総合的
な異常により、ビット誤り箇所が特定され、この特定さ
れたビット誤りにより誤り訂正符号による誤り訂正処理
が実行される。
誤り検出処理、誤り訂正処理を繰り返さなくても、その
分簡易な処理により、また簡易な構成により確実に誤り
訂正できるようになされている。またこの種の異常より
バースト状のビット誤りが発生することにより、積符号
形式の誤り訂正処理の場合のように、インターリーブ処
理によりバースト状のビット誤りを分散させなくても確
実に誤り訂正処理することができ、その分全体構成を簡
略化することができる。
ィスク2の光透過層の厚さを低減した場合、従来に比し
てディスク表面に付着した塵によるビット誤りが増大す
る。ところがこのような塵によるビット誤りは、トラッ
キングエラー、フォーカスエラー、さらにはPLL回路
の同期外れとして検出することができ、これにより光透
過層の厚さを低減した場合でも確実に誤り訂正処理する
ことができる。
合に必要な誤り検出符号(C1符号)を省略して誤り訂
正処理でき、LDC方式による誤り訂正符号を適用し
て、光ディスク2に記録するデータの冗長度を低減する
ことができる。
れた誤り訂正処理用のデータを使用しないで、トラッキ
ングエラー信号、フォーカスエラー信号、スキューエラ
ー信号、PLL回路の同期外れ、再生データ、復号デー
タD3の論理パターンにより、復号データD3の異常を
検出し、この異常検出結果によりビット誤りの箇所を特
定して誤り訂正処理することにより、簡易な構成及び処
理により、確実に誤り訂正処理することができる。
を従来に比して低減することができ、その分所望のデー
タを高密度に光ディスクに記録することができる。
路において、論理パターンを判定して異常を検出する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばビ
タビ復号回路による最尤判定により復号する場合は、尤
度の値により異常を検出してもよい。すなわち最尤判定
においては、復号データが取り得る可能性のある論理レ
ベルの組み合わせについて、順次入力される入力データ
に対して最も確からしい論理レベルの組み合わせを選択
して前記復号データを復号することから、この確からし
さを示す尤度の値により異常の有無を判定することがで
きる。
キングエラー信号、フォーカスエラー信号、スキューエ
ラー信号、PLL回路の同期外れ、再生データ、復号デ
ータD3の論理パターンにより、復号データD3の異常
を検出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、必要に応じてこれらの何れかにより異常を判定して
もよく、さらにはこれらと、又はこれらの何れかと、他
の異常検出手段を組み合わせて使用してもよい。
方式により誤り訂正符号を生成する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、積符号形式の誤り訂正符号
により誤り訂正処理する場合にも広く適用することがで
きる。すなわちこの場合、C1符号により誤り検出処理
の手助けとして使用することができ、その分誤り訂正能
力を強化して1つのブロックに多くのビット誤り発生し
た場合に、短時間で誤り訂正処理することができる。
ーリーブ処理しない場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、インターリーブ処理する場合にも広く適用
することができる。
変調によりAVデータを記録する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、種々の変調方式により記録
する場合に広く適用することができる。
グルーブを基準にして所望のデータを記録する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、いわゆるサンプ
ルフォーマットにより所望のデータを記録する場合等に
も広く適用することができる。
スクにAVデータを記録する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、種々のデータを光ディスクに記録
する場合、さらには光ディスク以外の光記録媒体に記録
する場合にも広く適用することができる。また光記録媒
体に限らず、磁気テープ、磁気ディスク等の記録媒体に
記録する場合、さらには種々の伝送路を介して伝送され
た種々のデータを再生する場合にも広く適用することが
できる。
処理用のデータを使用しないで、クロックの同期外れ等
より得られる異常検出信号を基準にして復号データにお
けるビット誤り箇所を特定し、誤り訂正処理用のデータ
により誤り訂正処理することにより、誤り訂正処理用の
データを有効に使用して、簡易かつ確実に誤り訂正する
ことができる。
すブロック図である。
説明に供する略線図である。
示すブロック図である。
説明に供する略線図である。
…ECC回路、12……サーボ回路、14……PLL回
路、15……復調回路、16……異常検出回路
Claims (13)
- 【請求項1】所定の伝送路を介して入力される入力信号
より入力データを再生するデータ再生手段と、 前記入力データを復号して復号データを出力するデータ
復号手段と、 前記復号データを誤り訂正処理する誤り訂正手段と、 前記復号データに付加された誤り訂正処理用のデータを
使用しないで、前記復号データにおける異常を検出して
異常検出信号を出力する異常検出手段とを備え、 前記誤り訂正手段は、 前記異常検出信号に基づいて、前記復号データにおける
ビット誤り箇所を特定して、前記復号データに付加され
た誤り訂正用のデータにより前記復号データを誤り訂正
処理することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項2】前記データ再生手段は、 前記入力信号よりクロックを再生するクロック再生手段
と、 前記クロックを基準にして前記入力信号を処理して前記
入力データを再生するデータ処理手段とを有し、 前記異常検出手段は、 前記入力信号に対する前記クロックの同期外れを検出し
て、前記異常検出信号を出力することを特徴とする請求
項1に記載のデータ再生装置。 - 【請求項3】前記異常検出手段は、 前記入力データの連続する論理レベルを判定して前記異
常検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載
のデータ再生装置。 - 【請求項4】前記データ復号手段は、 前記復号データが取り得る可能性のある論理レベルの組
み合わせについて、順次入力される入力データに対して
最も確からしい論理レベルの組み合わせを選択して前記
復号データを復号し、 前記異常検出手段は、 前記復号データの確からしさに基づいて前記異常検出信
号を出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ
再生装置。 - 【請求項5】光記録媒体にレーザービームを照射して得
られる戻り光を受光し、前記戻り光に応じて信号レベル
が変化する再生信号を出力する再生系と、 前記再生信号より入力データを再生するデータ再生手段
と、 前記入力データを復号して復号データを出力するデータ
復号手段と、 前記復号データを誤り訂正処理する誤り訂正手段と、 前記復号データに付加された誤り訂正処理用のデータを
使用しないで、前記復号データにおける異常を検出して
異常検出信号を出力する異常検出手段とを備え、 前記誤り訂正手段は、 前記異常検出信号に基づいて、前記復号データにおける
ビット誤り箇所を特定して、前記復号データに付加され
た誤り訂正用のデータにより前記復号データを誤り訂正
処理することを特徴とするデータ再生装置。 - 【請求項6】前記データ再生手段は、 前記入力信号よりクロックを再生するクロック再生手段
と、 前記クロックを基準にして前記入力信号を処理して前記
入力データを再生するデータ処理手段とを有し、 前記異常検出手段は、 前記入力信号に対する前記クロックの同期外れを検出し
て、前記異常検出信号を出力することを特徴とする請求
項5に記載のデータ再生装置。 - 【請求項7】前記異常検出手段は、 前記入力データの連続する論理レベルを判定して前記異
常検出信号を出力することを特徴とする請求項5に記載
のデータ再生装置。 - 【請求項8】前記データ復号手段は、 前記復号データが取り得る可能性のある論理レベルの組
み合わせについて、順次入力される入力データに対して
最も確からしい論理レベルの組み合わせを選択して前記
復号データを復号し、 前記異常検出手段は、 前記復号データの確からしさに基づいて前記異常検出信
号を出力することを特徴とする請求項5に記載のデータ
再生装置。 - 【請求項9】前記再生系は、 前記戻り光より前記レーザービームのトラッキングエラ
ー量に応じて信号レベルが変化するトラッキングエラー
信号を生成し、前記トラッキングエラー信号に基づいて
前記レーザービームをトラッキング制御し、 前記異常検出手段は、 前記トラッキングエラー信号に基づいて、前記異常検出
信号を出力することを特徴とする請求項5に記載のデー
タ再生装置。 - 【請求項10】前記再生系は、 前記戻り光より前記レーザービームのフォーカスエラー
量に応じて信号レベルが変化するフォーカスエラー信号
を生成し、前記フォーカスエラー信号に基づいて前記レ
ーザービームをフォーカス制御し、 前記異常検出手段は、 前記フォーカスエラー信号に基づいて、前記異常検出信
号を出力することを特徴とする請求項5に記載のデータ
再生装置。 - 【請求項11】前記再生系は、 前記戻り光より前記レーザービームのスキューエラー量
に応じて信号レベルが変化するスキューエラー信号を生
成し、前記スキューエラー信号に基づいて前記レーザー
ビームをスキュー制御し、 前記異常検出手段は、 前記スキューエラー信号に基づいて、前記異常検出信号
を出力することを特徴とする請求項5に記載のデータ再
生装置。 - 【請求項12】前記復号データは、 所定ブロック単位でマトリックス状にデータを配置して
なる一方向についてのみ、前記誤り訂正処理用のデータ
が付加されたことを特徴とする請求項5に記載のデータ
再生装置。 - 【請求項13】所定の伝送路を介して入力される入力信
号より入力データを再生し、前記入力データを復号して
復号データを得、復号データを誤り訂正処理して出力す
るデータ再生方法において、 前記復号データに付加された誤り訂正処理用のデータを
使用しないで、前記復号データにおける異常を検出し、
該検出した異常に基づいて、前記復号データにおけるビ
ット誤り箇所を特定して、前記復号データに付加された
誤り訂正用のデータにより前記復号データを誤り訂正処
理することを特徴とするデータ再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21278997A JPH1153846A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | データ再生装置及びデータ再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21278997A JPH1153846A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | データ再生装置及びデータ再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1153846A true JPH1153846A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16628418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21278997A Pending JPH1153846A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | データ再生装置及びデータ再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153846A (ja) |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP21278997A patent/JPH1153846A/ja active Pending
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