JPH1153221A - 情報処理方法および情報処理装置 - Google Patents
情報処理方法および情報処理装置Info
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- JPH1153221A JPH1153221A JP9214466A JP21446697A JPH1153221A JP H1153221 A JPH1153221 A JP H1153221A JP 9214466 A JP9214466 A JP 9214466A JP 21446697 A JP21446697 A JP 21446697A JP H1153221 A JPH1153221 A JP H1153221A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既に開発されたLSIを流用して新規に開発
する場合に、設計は新規開発のブロックに対して行う
が、機能検証等においては、流用する回路を含めた1チ
ップレベルのシステムシミュレーションが必須なため、
シミュレーション時間が開発期間短縮の妨げであった。
本発明は流用する回路を含むLSI開発において高速な
システムシミュレーションを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 流用する既に開発されたマイクロコンピ
ュータ7に予め、内部信号をLSI外部に電気的に接続
する手段と、内部信号をLSI外部から制御する手段を
設け、新規開発ブロックにアクセスがあると、バスサイ
クル検出回路10により、新規ブロックでのアクセスを
検出し、シミュレーション実行部2に、内部信号のアド
レス、データ等を渡すことで、LSI内部の転送サイク
ルをシミュレーション実行部2でシミュレーション可能
とする。
する場合に、設計は新規開発のブロックに対して行う
が、機能検証等においては、流用する回路を含めた1チ
ップレベルのシステムシミュレーションが必須なため、
シミュレーション時間が開発期間短縮の妨げであった。
本発明は流用する回路を含むLSI開発において高速な
システムシミュレーションを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 流用する既に開発されたマイクロコンピ
ュータ7に予め、内部信号をLSI外部に電気的に接続
する手段と、内部信号をLSI外部から制御する手段を
設け、新規開発ブロックにアクセスがあると、バスサイ
クル検出回路10により、新規ブロックでのアクセスを
検出し、シミュレーション実行部2に、内部信号のアド
レス、データ等を渡すことで、LSI内部の転送サイク
ルをシミュレーション実行部2でシミュレーション可能
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータコアやDSPコアを流用して設計される半導体集積
回路等のデータ処理手段の設計検証およびそのソフトウ
ェア検証を行うための情報処理方法、ならびに、上記の
データ処理手段およびこのデータ処理手段の設計検証お
よびそのソフトウェア検証に用いられるシミュレーショ
ン装置からなる情報処理装置に関するものである。
ータコアやDSPコアを流用して設計される半導体集積
回路等のデータ処理手段の設計検証およびそのソフトウ
ェア検証を行うための情報処理方法、ならびに、上記の
データ処理手段およびこのデータ処理手段の設計検証お
よびそのソフトウェア検証に用いられるシミュレーショ
ン装置からなる情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータコアやDS
Pコアを流用した半導体集積回路の開発が重視されてき
ている。コアを流用して半導体集積回路の開発を行う場
合、ハードウェア記述言語(例えばVHDL)で記述さ
れたコアのライブラリが使用されている。新規設計部分
をコアと同一の言語で設計し、システムシミュレーショ
ンにより半導体集積回路全体のシミュレーションを実施
することで、設計検証が行われている。
Pコアを流用した半導体集積回路の開発が重視されてき
ている。コアを流用して半導体集積回路の開発を行う場
合、ハードウェア記述言語(例えばVHDL)で記述さ
れたコアのライブラリが使用されている。新規設計部分
をコアと同一の言語で設計し、システムシミュレーショ
ンにより半導体集積回路全体のシミュレーションを実施
することで、設計検証が行われている。
【0003】また、コアがマイクロコンピュータコアや
DSPコアの場合、そのソフトウエアを開発する必要が
ある。ソフトウェア開発の場合、上記シミュレーション
ではさらに速度的な課題が大きい。回路規模やソフトウ
ェアシミュレータのアルゴリズムおよび使用可能なコン
ピュータ等にも依存するが、通常、実際の半導体集積回
路の動作の10万分の1程度しかシミュレーションでき
ない。
DSPコアの場合、そのソフトウエアを開発する必要が
ある。ソフトウェア開発の場合、上記シミュレーション
ではさらに速度的な課題が大きい。回路規模やソフトウ
ェアシミュレータのアルゴリズムおよび使用可能なコン
ピュータ等にも依存するが、通常、実際の半導体集積回
路の動作の10万分の1程度しかシミュレーションでき
ない。
【0004】以上の理由から、同一のコアが用いられ既
に開発された半導体集積回路を用いてソフトウェアの検
証が行われ、新規の半導体集積回路ができてから再度新
規の半導体集積回路を用いて検証が行われている。
に開発された半導体集積回路を用いてソフトウェアの検
証が行われ、新規の半導体集積回路ができてから再度新
規の半導体集積回路を用いて検証が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、半導体集積回路の設計検証において、
設計は新規ブロックだけで良いが、設計検証には流用す
るコア部分を含めた半導体集積回路全体のシミュレーシ
ョンを行うため、シミュレーションに要する時間が大き
くなり、開発期間が長くなるという課題がある。
ような構成では、半導体集積回路の設計検証において、
設計は新規ブロックだけで良いが、設計検証には流用す
るコア部分を含めた半導体集積回路全体のシミュレーシ
ョンを行うため、シミュレーションに要する時間が大き
くなり、開発期間が長くなるという課題がある。
【0006】また、システムシミュレーションを高速に
行うため、流用するコアをハードウェア記述言語とは別
な言語(例えばC言語)で記述する場合もあるが、シミ
ュレーション速度の大幅な向上にはならない。また、通
常流用するコア部分はフルの半導体プロセスで製造され
ており、これを流用した新規半導体集積回路も同じプロ
セスで製造する必要があるため、製造期間が長くなると
いう課題がある。
行うため、流用するコアをハードウェア記述言語とは別
な言語(例えばC言語)で記述する場合もあるが、シミ
ュレーション速度の大幅な向上にはならない。また、通
常流用するコア部分はフルの半導体プロセスで製造され
ており、これを流用した新規半導体集積回路も同じプロ
セスで製造する必要があるため、製造期間が長くなると
いう課題がある。
【0007】また、ソフトウェアの開発においては、新
規の半導体集積回路の設計中にはソフトウェアの検証は
行われず、実際の半導体集積回路ができてから、ソフト
ウェアの検証を行うため、開発期間が長くなるという課
題がある。そこで、本発明はマイクロバンプボンディン
グ(以後、MBBと略す)技術等を使うことで、半導体
集積回路のチップ面積を比較的増大させることなく、チ
ップ内部の信号をトレースおよび駆動できる点に新たに
着目し、ハードウエアでの動作がソフトウエアでのシミ
ュレーションに比べて非常に高速な点を利用して、新規
設計の回路のみソフトウエアでシミュレーションするこ
とで、システムシミュレーションの高速化を図ってい
る。また、新規設計の回路を比較的製造期間の短いゲー
トアレイやフィールドプログラミングロジックアレイ等
で実現し、製造期間の短縮を図っている。
規の半導体集積回路の設計中にはソフトウェアの検証は
行われず、実際の半導体集積回路ができてから、ソフト
ウェアの検証を行うため、開発期間が長くなるという課
題がある。そこで、本発明はマイクロバンプボンディン
グ(以後、MBBと略す)技術等を使うことで、半導体
集積回路のチップ面積を比較的増大させることなく、チ
ップ内部の信号をトレースおよび駆動できる点に新たに
着目し、ハードウエアでの動作がソフトウエアでのシミ
ュレーションに比べて非常に高速な点を利用して、新規
設計の回路のみソフトウエアでシミュレーションするこ
とで、システムシミュレーションの高速化を図ってい
る。また、新規設計の回路を比較的製造期間の短いゲー
トアレイやフィールドプログラミングロジックアレイ等
で実現し、製造期間の短縮を図っている。
【0008】したがって、本発明の目的は、流用する回
路を含む半導体集積回路開発において、開発期間の短縮
を図ることができる情報処理方法および情報処理装置を
提供することである。
路を含む半導体集積回路開発において、開発期間の短縮
を図ることができる情報処理方法および情報処理装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報処理方法は、既に開発されたデータ処理手段を流用
して新規データ処理手段を開発する際に、前記新規デー
タ処理手段のうち、前記データ処理手段から流用する第
1の回路ブロックは前記データ処理手段でハードウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発
する第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフト
ウェア的にシステムシミュレーション環境を構築するこ
とを特徴とする。
情報処理方法は、既に開発されたデータ処理手段を流用
して新規データ処理手段を開発する際に、前記新規デー
タ処理手段のうち、前記データ処理手段から流用する第
1の回路ブロックは前記データ処理手段でハードウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発
する第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフト
ウェア的にシステムシミュレーション環境を構築するこ
とを特徴とする。
【0010】この構成によると、新規データ処理手段の
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは外部のシミュレータでソフトウェア的にシステムシ
ミュレーション環境を構築するので、シミュレーション
を高速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは外部のシミュレータでソフトウェア的にシステムシ
ミュレーション環境を構築するので、シミュレーション
を高速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。
【0011】本発明の請求項2記載の情報処理装置は、
複数の命令からなるプログラムに基づいて動作し、少な
くとも第1の実行手段を含むデータ処理手段と、プログ
ラムを格納するプログラム格納手段と、データ処理手段
の内部信号の一部をデータ処理手段の外部に電気的に接
続する接続手段と、接続手段から得られる情報に基づい
て、データ処理手段で処理しようとする命令が第1の実
行手段で実行する第1の種類の命令であるか、そうでな
い第2の種類の命令であるかを判断する判断手段と、判
断手段が、データ処理手段で処理しようとする命令が第
2の種類の命令であると判断した場合に、第1の実行手
段における命令の実行をデータ処理手段の外部から停止
する制御手段と、接続手段から受け取った内部信号の一
部を外部に転送するとともに、外部から入力されるデー
タに基づいて生成された信号を接続手段を介してデータ
処理手段に転送する通信手段とを備え、データ処理手段
は、第2の種類の命令を第1の実行手段で実行すること
なく、接続手段から得られる信号に基づいて第2の種類
の命令の処理を行うようにしたことを特徴とする。
複数の命令からなるプログラムに基づいて動作し、少な
くとも第1の実行手段を含むデータ処理手段と、プログ
ラムを格納するプログラム格納手段と、データ処理手段
の内部信号の一部をデータ処理手段の外部に電気的に接
続する接続手段と、接続手段から得られる情報に基づい
て、データ処理手段で処理しようとする命令が第1の実
行手段で実行する第1の種類の命令であるか、そうでな
い第2の種類の命令であるかを判断する判断手段と、判
断手段が、データ処理手段で処理しようとする命令が第
2の種類の命令であると判断した場合に、第1の実行手
段における命令の実行をデータ処理手段の外部から停止
する制御手段と、接続手段から受け取った内部信号の一
部を外部に転送するとともに、外部から入力されるデー
タに基づいて生成された信号を接続手段を介してデータ
処理手段に転送する通信手段とを備え、データ処理手段
は、第2の種類の命令を第1の実行手段で実行すること
なく、接続手段から得られる信号に基づいて第2の種類
の命令の処理を行うようにしたことを特徴とする。
【0012】この構成によると、新規データ処理手段の
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは外部のシミュレータでソフトウェア的にシステムシ
ミュレーション環境を構築するので、シミュレーション
を高速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流
用するデータ処理手段の回路規模を極端に増大させるこ
となく、シミュレーション環境を構築可能である。
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは外部のシミュレータでソフトウェア的にシステムシ
ミュレーション環境を構築するので、シミュレーション
を高速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流
用するデータ処理手段の回路規模を極端に増大させるこ
となく、シミュレーション環境を構築可能である。
【0013】本発明の請求項3記載の情報処理装置は、
複数の命令からなるプログラムに基づいて動作し、少な
くとも第1の実行手段を含むデータ処理手段と、プログ
ラムを格納するプログラム格納手段と、データ処理手段
の内部信号の一部をデータ処理手段の外部に電気的に接
続する接続手段と、接続手段から得られる情報に基づい
て、データ処理手段で処理しようとする命令が第1の実
行手段で実行する第1の種類の命令であるか、そうでな
い第2の種類の命令であるかを判断する判断手段と、判
断手段が、データ処理手段で処理しようとする命令が第
2の種類の命令であると判断した場合に、第1の実行手
段における命令の実行をデータ処理手段の外部から停止
する制御手段と、接続手段から受け取った内部信号の一
部を転送するとともに、入力されるデータに基づいて生
成された信号を接続手段を介してデータ処理手段に転送
する通信手段と、通信手段に接続され、かつ第1の実行
手段とは異なり、通信手段を介して得られるデータ処理
手段の内部信号の一部に基づいて第2の種類の命令の実
行を行い、実行結果を再び通信手段に送出する第2の実
行手段とを備え、第1の種類の命令は第1の実行手段で
実行し、第2の種類の命令は第2の実行手段で実行する
ようにしたことを特徴とする。
複数の命令からなるプログラムに基づいて動作し、少な
くとも第1の実行手段を含むデータ処理手段と、プログ
ラムを格納するプログラム格納手段と、データ処理手段
の内部信号の一部をデータ処理手段の外部に電気的に接
続する接続手段と、接続手段から得られる情報に基づい
て、データ処理手段で処理しようとする命令が第1の実
行手段で実行する第1の種類の命令であるか、そうでな
い第2の種類の命令であるかを判断する判断手段と、判
断手段が、データ処理手段で処理しようとする命令が第
2の種類の命令であると判断した場合に、第1の実行手
段における命令の実行をデータ処理手段の外部から停止
する制御手段と、接続手段から受け取った内部信号の一
部を転送するとともに、入力されるデータに基づいて生
成された信号を接続手段を介してデータ処理手段に転送
する通信手段と、通信手段に接続され、かつ第1の実行
手段とは異なり、通信手段を介して得られるデータ処理
手段の内部信号の一部に基づいて第2の種類の命令の実
行を行い、実行結果を再び通信手段に送出する第2の実
行手段とを備え、第1の種類の命令は第1の実行手段で
実行し、第2の種類の命令は第2の実行手段で実行する
ようにしたことを特徴とする。
【0014】この構成によると、新規データ処理手段の
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは第2の実行手段でソフトウェア的にシステムシミュ
レーション環境を構築するので、シミュレーションを高
速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流用す
るデータ処理手段の回路規模を極端に増大させることな
く、シミュレーション環境を構築可能である。
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは第2の実行手段でソフトウェア的にシステムシミュ
レーション環境を構築するので、シミュレーションを高
速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流用す
るデータ処理手段の回路規模を極端に増大させることな
く、シミュレーション環境を構築可能である。
【0015】本発明の請求項4記載の情報処理装置は、
請求項2または3記載の情報処理装置において、データ
処理手段が半導体集積回路からなることを特徴とする。
この構成によると、請求項2または3と同様に作用す
る。本発明の請求項5記載の情報処理装置は、請求項4
記載の情報処理装置において、半導体集積回路に入力さ
れるクロックを数えるクロック計数手段と、判断手段の
結果から半導体集積回路に入力するクロックを止めるク
ロック停止手段とをさらに備えている。
請求項2または3記載の情報処理装置において、データ
処理手段が半導体集積回路からなることを特徴とする。
この構成によると、請求項2または3と同様に作用す
る。本発明の請求項5記載の情報処理装置は、請求項4
記載の情報処理装置において、半導体集積回路に入力さ
れるクロックを数えるクロック計数手段と、判断手段の
結果から半導体集積回路に入力するクロックを止めるク
ロック停止手段とをさらに備えている。
【0016】ここで、流用する回路と新規設計する回路
とを統合してシミュレーションする場合に、流用する回
路が新規設計する回路にアクセスすると、判断手段によ
り流用する回路のクロックを停止することで、流用する
回路を停止し、クロック計数手段によりアクセス時の時
間を知ることができ、新規設計する回路をエミュレーシ
ョンするシミュレータにアクセス時の時間までシミュレ
ーションを実行させることができる。
とを統合してシミュレーションする場合に、流用する回
路が新規設計する回路にアクセスすると、判断手段によ
り流用する回路のクロックを停止することで、流用する
回路を停止し、クロック計数手段によりアクセス時の時
間を知ることができ、新規設計する回路をエミュレーシ
ョンするシミュレータにアクセス時の時間までシミュレ
ーションを実行させることができる。
【0017】この構成によると、流用する回路から新規
ブロックへのアクセスが、新規ブロックから流用回路へ
の信号遷移よりも早いことが既知の場合に、各クロック
間で外部のシミュレータまたは第2の実行手段からのデ
ータ転送が、流用する回路が新規設計する回路に対して
アクセスする場合にのみ発生するので、シミュレーショ
ン時間をさらに高速化することが可能となる。
ブロックへのアクセスが、新規ブロックから流用回路へ
の信号遷移よりも早いことが既知の場合に、各クロック
間で外部のシミュレータまたは第2の実行手段からのデ
ータ転送が、流用する回路が新規設計する回路に対して
アクセスする場合にのみ発生するので、シミュレーショ
ン時間をさらに高速化することが可能となる。
【0018】本発明の請求項6記載の情報処理装置は、
請求項5記載の情報処理装置装置において、半導体集積
回路に入力されるクロックの個数を指定するクロック数
指定手段と、クロック数指定手段により指定した個数の
クロックが半導体集積回路に入力されたことを示す指定
クロック数入力検出手段とをさらに備えている。ここ
で、流用する回路と新規設計する回路を統合してシミュ
レーションする場合に、新規設計回路が、流用する回路
への出力信号の遷移を検出すると停止し、その時間をソ
フトウェアシミュレータにより検出し、その時間までク
ロック数指定手段により流用する回路に対してクロック
を入力し、指定した数のクロックを入力後、指定クロッ
ク数入力検出手段によりそれを検出し、ソフトウェアシ
ミュレータに通知してシミュレーションを再開させる。
請求項5記載の情報処理装置装置において、半導体集積
回路に入力されるクロックの個数を指定するクロック数
指定手段と、クロック数指定手段により指定した個数の
クロックが半導体集積回路に入力されたことを示す指定
クロック数入力検出手段とをさらに備えている。ここ
で、流用する回路と新規設計する回路を統合してシミュ
レーションする場合に、新規設計回路が、流用する回路
への出力信号の遷移を検出すると停止し、その時間をソ
フトウェアシミュレータにより検出し、その時間までク
ロック数指定手段により流用する回路に対してクロック
を入力し、指定した数のクロックを入力後、指定クロッ
ク数入力検出手段によりそれを検出し、ソフトウェアシ
ミュレータに通知してシミュレーションを再開させる。
【0019】この構成によると、新規設計する回路から
の流用する回路への出力信号の遷移が、流用する回路か
ら新規設計する回路へのアクセスより早いことが既知の
場合に、流用する回路に対する出力信号が遷移したタイ
ミングでのみ、シミュレータまたは第2の実行手段がハ
ードウェアまたは第1の実行手段と同期をとる構成にな
っており、さらに高速なシミュレーションを実現でき
る。
の流用する回路への出力信号の遷移が、流用する回路か
ら新規設計する回路へのアクセスより早いことが既知の
場合に、流用する回路に対する出力信号が遷移したタイ
ミングでのみ、シミュレータまたは第2の実行手段がハ
ードウェアまたは第1の実行手段と同期をとる構成にな
っており、さらに高速なシミュレーションを実現でき
る。
【0020】本発明の請求項10記載の情報処理装置
は、第1の単一半導体基板上に構成され、複数の命令か
らなるプログラムに基づいて動作し、少なくとも第1の
実行手段を含む第1のデータ処理手段と、第2のデータ
処理手段と、第1のデータ処理手段の内部信号の一部を
第2のデータ処理手段に電気的に接続する接続手段とか
らなる情報処理装置であって、第2のデータ処理手段は
さらに、プログラムを格納するプログラム格納手段と、
接続手段から得られる情報に基づいて、データ処理手段
で処理しようとする命令が第1の実行手段で実行する第
1の種類の命令であるか、そうでない第2の種類の命令
であるかを判断する判断手段と、判断手段が、データ処
理手段で処理しようとする命令が第2の種類の命令であ
ると判断した場合に、第1の実行手段における命令の実
行をデータ処理手段の外部から停止する制御手段と、接
続手段から受け取った第1のデータ処理手段の内部信号
の一部に基づいて第2の種類の命令の実行を行い、実行
結果に基づいて生成された信号を接続手段を介して第1
のデータ処理手段に転送する第2の実行手段とを備え、
第1の種類の命令は第1の実行手段で実行し、第2の種
類の命令は第2の実行手段で実行するようにしたことを
特徴とする。
は、第1の単一半導体基板上に構成され、複数の命令か
らなるプログラムに基づいて動作し、少なくとも第1の
実行手段を含む第1のデータ処理手段と、第2のデータ
処理手段と、第1のデータ処理手段の内部信号の一部を
第2のデータ処理手段に電気的に接続する接続手段とか
らなる情報処理装置であって、第2のデータ処理手段は
さらに、プログラムを格納するプログラム格納手段と、
接続手段から得られる情報に基づいて、データ処理手段
で処理しようとする命令が第1の実行手段で実行する第
1の種類の命令であるか、そうでない第2の種類の命令
であるかを判断する判断手段と、判断手段が、データ処
理手段で処理しようとする命令が第2の種類の命令であ
ると判断した場合に、第1の実行手段における命令の実
行をデータ処理手段の外部から停止する制御手段と、接
続手段から受け取った第1のデータ処理手段の内部信号
の一部に基づいて第2の種類の命令の実行を行い、実行
結果に基づいて生成された信号を接続手段を介して第1
のデータ処理手段に転送する第2の実行手段とを備え、
第1の種類の命令は第1の実行手段で実行し、第2の種
類の命令は第2の実行手段で実行するようにしたことを
特徴とする。
【0021】この構成によると、新規データ処理手段の
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは外部のシミュレータでソフトウェア的にシステムシ
ミュレーション環境を構築するので、シミュレーション
を高速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流
用するデータ処理手段の回路規模を極端に増大させるこ
となく、シミュレーション環境を構築可能である。ま
た、新規設計する回路のみを、半導体として製造し、流
用する半導体と結合することで、新規設計する半導体と
同等な動作をする半導体集積回路を早期に入手可能とす
ることができる。
うち、データ処理手段から流用する第1の回路ブロック
はデータ処理手段でハードウェア的にシステムシミュレ
ーション環境を構築し、新規開発する第2の回路ブロッ
クは外部のシミュレータでソフトウェア的にシステムシ
ミュレーション環境を構築するので、シミュレーション
を高速に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流
用するデータ処理手段の回路規模を極端に増大させるこ
となく、シミュレーション環境を構築可能である。ま
た、新規設計する回路のみを、半導体として製造し、流
用する半導体と結合することで、新規設計する半導体と
同等な動作をする半導体集積回路を早期に入手可能とす
ることができる。
【0022】
(第1の実施の形態;請求項1,2,3,4,7,8,
9に対応)以下、本発明の第1の実施の形態について図
1から図7を用いて説明する。図3は本発明の第1の実
施の形態の情報処理装置における概念図である。図3に
おいて、ホストコンピュータ1は、新規設計する回路を
シミュレーションするシミュレーション実行部2と、通
信装置4を通してターゲットボード5と通信を行うとと
もにシミュレーション実行部5に対してシミュレーショ
ンデータの授受を行う通信実行部3とからなる。上記の
シミュレーション実行部2は、特許請求の範囲における
第2の実行手段に対応する。
9に対応)以下、本発明の第1の実施の形態について図
1から図7を用いて説明する。図3は本発明の第1の実
施の形態の情報処理装置における概念図である。図3に
おいて、ホストコンピュータ1は、新規設計する回路を
シミュレーションするシミュレーション実行部2と、通
信装置4を通してターゲットボード5と通信を行うとと
もにシミュレーション実行部5に対してシミュレーショ
ンデータの授受を行う通信実行部3とからなる。上記の
シミュレーション実行部2は、特許請求の範囲における
第2の実行手段に対応する。
【0023】ターゲットボード5は以下のように構成さ
れており、通信装置4によりホストコンピュータ1と接
続されている。マイクロコンピュータ7は、既に開発さ
れた半導体集積回路の一例でなる。メモリ6は、マイク
ロコンピュータ7のデータまたはプログラムを蓄えるも
のであり、外部バス信号34によりマイクロコンピュー
タ7と電気的に接続されており、マイクロコンピュータ
7から読み出しまたは書き込み(以後、アクセスと略
す)可能となっている。上記のマイクロコンピュータ7
は特許請求の範囲にデータ処理手段に対応する。また、
メモリ6は特許請求の範囲におけるプログラム格納手段
に対応する。
れており、通信装置4によりホストコンピュータ1と接
続されている。マイクロコンピュータ7は、既に開発さ
れた半導体集積回路の一例でなる。メモリ6は、マイク
ロコンピュータ7のデータまたはプログラムを蓄えるも
のであり、外部バス信号34によりマイクロコンピュー
タ7と電気的に接続されており、マイクロコンピュータ
7から読み出しまたは書き込み(以後、アクセスと略
す)可能となっている。上記のマイクロコンピュータ7
は特許請求の範囲にデータ処理手段に対応する。また、
メモリ6は特許請求の範囲におけるプログラム格納手段
に対応する。
【0024】通信制御回路9は、通信装置4により、ホ
ストコンピュータ1からのアクセスを制御し、ターゲッ
トボード5上のラッチ23,24への書き込みや信号線
の読み出しを行う。ラッチ23は、シミュレーション実
行部2のシミュレーション結果を通信制御回路9により
データとして一時記憶する。ラッチ24は、内部割り込
み信号32と内部返答信号44の値、およびデータ信号
42を駆動するかを通信制御回路9により記憶する。
ストコンピュータ1からのアクセスを制御し、ターゲッ
トボード5上のラッチ23,24への書き込みや信号線
の読み出しを行う。ラッチ23は、シミュレーション実
行部2のシミュレーション結果を通信制御回路9により
データとして一時記憶する。ラッチ24は、内部割り込
み信号32と内部返答信号44の値、およびデータ信号
42を駆動するかを通信制御回路9により記憶する。
【0025】バッファ20は内部バス信号30のアドレ
ス信号40、選択信号41、ストローブ信号43および
バスサイクル検出回路10のバス禁止信号31を、通信
制御回路9により、ホストコンピュータ1から読み出し
可能とする。バッファ21は、内部バス信号30のデー
タ信号42を、通信制御回路9により、ホストコンピュ
ータ1から読み出し可能とする。バッファ22は、ラッ
チ24の内容によりデータ信号を駆動するかを決定し、
ラッチ23の内容をデータ信号42に駆動する。
ス信号40、選択信号41、ストローブ信号43および
バスサイクル検出回路10のバス禁止信号31を、通信
制御回路9により、ホストコンピュータ1から読み出し
可能とする。バッファ21は、内部バス信号30のデー
タ信号42を、通信制御回路9により、ホストコンピュ
ータ1から読み出し可能とする。バッファ22は、ラッ
チ24の内容によりデータ信号を駆動するかを決定し、
ラッチ23の内容をデータ信号42に駆動する。
【0026】バスサイクル検出回路10は、アドレス信
号40およびストローブ信号43の内容により、新規回
路へのアクセスかを判断し、新規回路へのアクセスの場
合バス禁止信号31をアサートする。このバスサイクル
検出回路10は、特許請求の範囲における判断手段およ
び制御手段に対応する。上記の新規回路のアクセスでな
い場合が特許請求の範囲における第1の種類の命令に対
応し、新規回路のアクセスである場合が、同じく第2の
種類の命令に対応する。
号40およびストローブ信号43の内容により、新規回
路へのアクセスかを判断し、新規回路へのアクセスの場
合バス禁止信号31をアサートする。このバスサイクル
検出回路10は、特許請求の範囲における判断手段およ
び制御手段に対応する。上記の新規回路のアクセスでな
い場合が特許請求の範囲における第1の種類の命令に対
応し、新規回路のアクセスである場合が、同じく第2の
種類の命令に対応する。
【0027】クロック制御回路8は、通信制御回路9に
より、ホストコンピュータ1のアクセスがあったときに
1クロックの正パルスを生成する手段となる。クロック
制御回路8の出力はクロック33としてマイクロコンピ
ュータ7に出力されている。図2は図3で示した既に開
発されたマイクロコンピュータ7のブロック図である。
図2において、マイクロコンピュータ7はクロック33
に同期して動作する。CPUコア51は演算処理を行
う。バス制御ブロック52は、メインバス55を通して
CPUコア51が指定したアドレスに対して、外部にア
クセスするか内部周辺機能ブロックにアクセスするか判
断し、外部にアクセスする場合外部バス信号28を制御
することでデータの転送を行い、また内部周辺機能ブロ
ックにアクセスする場合ローカルバス56を制御するこ
とで、周辺機能ブロック53、周辺機能ブロック54に
対してアクセスする。
より、ホストコンピュータ1のアクセスがあったときに
1クロックの正パルスを生成する手段となる。クロック
制御回路8の出力はクロック33としてマイクロコンピ
ュータ7に出力されている。図2は図3で示した既に開
発されたマイクロコンピュータ7のブロック図である。
図2において、マイクロコンピュータ7はクロック33
に同期して動作する。CPUコア51は演算処理を行
う。バス制御ブロック52は、メインバス55を通して
CPUコア51が指定したアドレスに対して、外部にア
クセスするか内部周辺機能ブロックにアクセスするか判
断し、外部にアクセスする場合外部バス信号28を制御
することでデータの転送を行い、また内部周辺機能ブロ
ックにアクセスする場合ローカルバス56を制御するこ
とで、周辺機能ブロック53、周辺機能ブロック54に
対してアクセスする。
【0028】図1はメインバス55と内部バス信号30
の関係を示す説明図である。図1において、メインバス
55は、アクセスする対象を示すアドレス信号40、読
み出しまたは書き込みを示す選択信号41、アクセスす
るタイミングを示すストローブ信号43、データ信号4
2、サイクル完了を示す返答信号45、および割り込み
信号46により構成される。
の関係を示す説明図である。図1において、メインバス
55は、アクセスする対象を示すアドレス信号40、読
み出しまたは書き込みを示す選択信号41、アクセスす
るタイミングを示すストローブ信号43、データ信号4
2、サイクル完了を示す返答信号45、および割り込み
信号46により構成される。
【0029】この実施の形態では、アドレス信号40、
選択信号41、ストローブ信号43はCPUコア51か
ら駆動され、返答信号45、割り込み信号46はバス制
御ブロック52から駆動される。データ信号42は、書
き込み時にはCPUコア51から駆動され、読み出し時
にはバス制御ブロック52から駆動される。メインバス
55はMBB端子23により内部バス信号30と電気的
に接続されている。上記のMBB端子23は特許請求の
範囲における接続手段に対応する。
選択信号41、ストローブ信号43はCPUコア51か
ら駆動され、返答信号45、割り込み信号46はバス制
御ブロック52から駆動される。データ信号42は、書
き込み時にはCPUコア51から駆動され、読み出し時
にはバス制御ブロック52から駆動される。メインバス
55はMBB端子23により内部バス信号30と電気的
に接続されている。上記のMBB端子23は特許請求の
範囲における接続手段に対応する。
【0030】バス制御割り込み信号131は、マイクロ
コンピュータ7で検出された割り込みを示す。バス制御
返答信号132は、マイクロコンピュータ7に対するC
PUコア51からのサイクル終了を示す。バス制御スト
ローブ信号133は、バス制御ブロック52で作られる
内部信号であり、バス制御ブロック52はバス制御スト
ローブ信号133がアサートされている期間メインバス
55のアクセスを検出する。この場合において、ストロ
ーブ信号43をデコードしてバス禁止信号31を出力す
るので、バス制御ストローブ信号133は、ストローブ
信号43により“L”へ遷移して、バス禁止信号31に
より“H”へ遷移する。そして、バス制御ブロック52
は、T12タイミングでバス制御ストローブ信号133
を検出することになる。
コンピュータ7で検出された割り込みを示す。バス制御
返答信号132は、マイクロコンピュータ7に対するC
PUコア51からのサイクル終了を示す。バス制御スト
ローブ信号133は、バス制御ブロック52で作られる
内部信号であり、バス制御ブロック52はバス制御スト
ローブ信号133がアサートされている期間メインバス
55のアクセスを検出する。この場合において、ストロ
ーブ信号43をデコードしてバス禁止信号31を出力す
るので、バス制御ストローブ信号133は、ストローブ
信号43により“L”へ遷移して、バス禁止信号31に
より“H”へ遷移する。そして、バス制御ブロック52
は、T12タイミングでバス制御ストローブ信号133
を検出することになる。
【0031】プルアップ素子124、125、126
は、MBB端子23に接続がない場合、バス禁止信号3
1、内部割り込み信号32および内部返答信号44をネ
ゲートすることでマイクロコンピュータ7が影響を受け
ないようにしている。マイクロコンピュータ7を単独で
用いる場合、バス制御割り込み信号131は割り込み信
号46と、バス制御返答信号132は返答信号45と、
ストローブ信号40はバス制御ストローブ信号133と
それぞれ論理的に同一である。
は、MBB端子23に接続がない場合、バス禁止信号3
1、内部割り込み信号32および内部返答信号44をネ
ゲートすることでマイクロコンピュータ7が影響を受け
ないようにしている。マイクロコンピュータ7を単独で
用いる場合、バス制御割り込み信号131は割り込み信
号46と、バス制御返答信号132は返答信号45と、
ストローブ信号40はバス制御ストローブ信号133と
それぞれ論理的に同一である。
【0032】なお、通信制御回路9、バッファ20〜2
2、ラッチ23,24が特許請求の範囲における通信手
段に対応する。図4は通信実行部3の主要部分のフロー
チャートであり、以下このフローチャートについて説明
する。ステップ100では、ターゲットボード5上のア
ドレス信号40、ストローブ信号43、選択信号41お
よびバス禁止信号31を読み出す。読み出しは、通信装
置4および通信制御回路9を通してターゲットボード5
のバッファ20に対して読み出しアクセスを行うことで
実現する。
2、ラッチ23,24が特許請求の範囲における通信手
段に対応する。図4は通信実行部3の主要部分のフロー
チャートであり、以下このフローチャートについて説明
する。ステップ100では、ターゲットボード5上のア
ドレス信号40、ストローブ信号43、選択信号41お
よびバス禁止信号31を読み出す。読み出しは、通信装
置4および通信制御回路9を通してターゲットボード5
のバッファ20に対して読み出しアクセスを行うことで
実現する。
【0033】ステップ101では、新規ブロック57に
対するアクセス最初のサイクルかを、すなわちバス禁止
信号が遷移したかを判断する。ステップ102では、ア
ドレス信号40、ストローブ信号43および選択信号4
1の内容を、シミュレーション実行部2に対して転送す
る。ステップ103では、選択信号41の内容から該当
サイクルが読み出しであるか、または書き込みであるか
を判断する。
対するアクセス最初のサイクルかを、すなわちバス禁止
信号が遷移したかを判断する。ステップ102では、ア
ドレス信号40、ストローブ信号43および選択信号4
1の内容を、シミュレーション実行部2に対して転送す
る。ステップ103では、選択信号41の内容から該当
サイクルが読み出しであるか、または書き込みであるか
を判断する。
【0034】ステップ104では、シミュレーション実
行部2に対して1クロックのシミュレーションを指示す
る。ステップ105では、クロック制御回路8に1クロ
ックのパルス発生を指示する。ステップ106では、シ
ミュレーション実行部2の結果から、割り込み信号、返
答信号の遷移を検出する。
行部2に対して1クロックのシミュレーションを指示す
る。ステップ105では、クロック制御回路8に1クロ
ックのパルス発生を指示する。ステップ106では、シ
ミュレーション実行部2の結果から、割り込み信号、返
答信号の遷移を検出する。
【0035】ステップ107では、シミュレーション実
行部2の結果から、データ信号42の遷移を検出する。
ステップ108では、システムシミュレーションを終了
または中断するかを判断する。ステップ109では、デ
ータ信号42を読み出す。読み出しは、通信装置4およ
び通信制御回路9を通してターゲットボード5のバッフ
ァ21に対して読み出しアクセスを行うことで実現す
る。
行部2の結果から、データ信号42の遷移を検出する。
ステップ108では、システムシミュレーションを終了
または中断するかを判断する。ステップ109では、デ
ータ信号42を読み出す。読み出しは、通信装置4およ
び通信制御回路9を通してターゲットボード5のバッフ
ァ21に対して読み出しアクセスを行うことで実現す
る。
【0036】ステップ110では、データ信号42の内
容を、シミュレーション実行部2に対して転送する。ス
テップ111では、割込信号、返答信号がシミュレーシ
ョン実行部2の内容と同じになるようにラッチ24へ書
き込む。ステップ112では、データ信号がシミュレー
ション実行部2の内容と同じになるようにラッチ24、
23へ書き込む。
容を、シミュレーション実行部2に対して転送する。ス
テップ111では、割込信号、返答信号がシミュレーシ
ョン実行部2の内容と同じになるようにラッチ24へ書
き込む。ステップ112では、データ信号がシミュレー
ション実行部2の内容と同じになるようにラッチ24、
23へ書き込む。
【0037】図5は新規に設計しようとしているマイク
ロコンピュータ70のブロック図である。新規設計のマ
イクロコンピュータ70は、CPUコア51、周辺機能
ブロック53および周辺機能ブロック54をマイクロコ
ンピュータ7から流用して使用し、新たに新規ブロック
57を設計することを想定している。図6はマイクロコ
ンピュータ7のメインバス55に対するアクセス方法を
示すタイミング図である。一例として読み出しアクセス
を説明する。メインバス55はアドレス信号40、選択
信号41、データ信号42、ストローブ信号43および
返答信号45からなっている。
ロコンピュータ70のブロック図である。新規設計のマ
イクロコンピュータ70は、CPUコア51、周辺機能
ブロック53および周辺機能ブロック54をマイクロコ
ンピュータ7から流用して使用し、新たに新規ブロック
57を設計することを想定している。図6はマイクロコ
ンピュータ7のメインバス55に対するアクセス方法を
示すタイミング図である。一例として読み出しアクセス
を説明する。メインバス55はアドレス信号40、選択
信号41、データ信号42、ストローブ信号43および
返答信号45からなっている。
【0038】T11のタイミングで、CPUコア51は
アクセスするアドレス信号40および選択信号41を駆
動し、ストローブ信号43をアサートし、データ信号を
ハイインピーダンスにする。T12のタイミングで、バ
ス制御ブロック52は、アドレス信号によりアクセスさ
れている対象を判断し、そのデータの読み出しを行う。
アクセスするアドレス信号40および選択信号41を駆
動し、ストローブ信号43をアサートし、データ信号を
ハイインピーダンスにする。T12のタイミングで、バ
ス制御ブロック52は、アドレス信号によりアクセスさ
れている対象を判断し、そのデータの読み出しを行う。
【0039】T13のタイミングで、バス制御ブロック
52は、読み出したデータをデータ信号42に駆動し、
返答信号45をアサートする。T14のタイミングで、
CPUコア51は、返答信号45のアサートをみて、デ
ータ信号42の値を読み出し、ストローブ信号43をネ
ゲートしてアクセスを終了し、バス制御ブロック52
は、データ信号42をハイインピーダンスにし、返答信
号45をネゲートする。
52は、読み出したデータをデータ信号42に駆動し、
返答信号45をアサートする。T14のタイミングで、
CPUコア51は、返答信号45のアサートをみて、デ
ータ信号42の値を読み出し、ストローブ信号43をネ
ゲートしてアクセスを終了し、バス制御ブロック52
は、データ信号42をハイインピーダンスにし、返答信
号45をネゲートする。
【0040】以上のように構成された情報処理装置につ
いて、その動作を説明する。CPUコア51が新規設計
ブロックである新規ブロック57に対して読み出しアク
セスを行った場合について説明する。図7はマイクロコ
ンピュータ7の新規ブロック57に対するアクセス方法
を示すタイミング図である。T21のタイミングで、通
信実行部3は、ステップ100により、アドレス信号4
0、選択信号41、ストローブ信号43、およびバス禁
止信号31を読み出す。ステップ101により、バス禁
止信号31のネゲートを判定し、ステップ104により
外部からの入力がない状態でシミュレーション実行部2
に1クロックのシミュレーションを指示する。ステップ
105で、クロック制御回路8に対してアクセスする。
ターゲットボード5では、クロック制御回路8が正パル
スを発生させる。クロック制御回路8が正パルスを発生
することで、ターゲットボード5でのタイミングはT2
2に移る。T11のタイミングで、CPUコア51はア
クセスするアドレス信号40および選択信号41を駆動
し、ストローブ信号43をアサートし、データ信号をハ
イインピーダンスにする。バスサイクル検出回路10
は、バス禁止信号31をアサートする。
いて、その動作を説明する。CPUコア51が新規設計
ブロックである新規ブロック57に対して読み出しアク
セスを行った場合について説明する。図7はマイクロコ
ンピュータ7の新規ブロック57に対するアクセス方法
を示すタイミング図である。T21のタイミングで、通
信実行部3は、ステップ100により、アドレス信号4
0、選択信号41、ストローブ信号43、およびバス禁
止信号31を読み出す。ステップ101により、バス禁
止信号31のネゲートを判定し、ステップ104により
外部からの入力がない状態でシミュレーション実行部2
に1クロックのシミュレーションを指示する。ステップ
105で、クロック制御回路8に対してアクセスする。
ターゲットボード5では、クロック制御回路8が正パル
スを発生させる。クロック制御回路8が正パルスを発生
することで、ターゲットボード5でのタイミングはT2
2に移る。T11のタイミングで、CPUコア51はア
クセスするアドレス信号40および選択信号41を駆動
し、ストローブ信号43をアサートし、データ信号をハ
イインピーダンスにする。バスサイクル検出回路10
は、バス禁止信号31をアサートする。
【0041】ステップ106により、T22のタイミン
グでのシミュレーション値が割り込み信号、返答信号を
遷移させてないことを判断する。同様にステップ107
により、データ信号42が遷移していないことを判断す
る。ステップ108で、シミュレーションの終了を判断
し、ステップ100に戻る。同様に通信実行部3は、ス
テップ100により、アドレス信号40、選択信号4
1、ストローブ信号43、およびバス禁止信号31を読
み出す。ステップ101により、バス禁止信号31のア
サートを判定し、新規ブロック57に対するアクセスで
あることを判定する。ステップ102により、アドレス
信号40、選択信号41およびストローブ信号43をシ
ミュレーション実行部2へ転送する。ステップ103に
より読み出しアクセスであることを判定する。ステップ
104により、シミュレーション実行部2に1クロック
のシミュレーションを指示する。ステップ105で、ク
ロック制御回路8に対してアクセスする。ターゲットボ
ード5では、クロック制御回路8が正パルスを発生させ
ることで、ターゲットボード5でのタイミングはT23
に移る。T12のタイミングではバス禁止信号31がア
サートされているので、ゲート122によりバス制御ス
トローブ信号133はマスクアサートされないため、バ
ス制御ブロック52はバスサイクルを検出しない。
グでのシミュレーション値が割り込み信号、返答信号を
遷移させてないことを判断する。同様にステップ107
により、データ信号42が遷移していないことを判断す
る。ステップ108で、シミュレーションの終了を判断
し、ステップ100に戻る。同様に通信実行部3は、ス
テップ100により、アドレス信号40、選択信号4
1、ストローブ信号43、およびバス禁止信号31を読
み出す。ステップ101により、バス禁止信号31のア
サートを判定し、新規ブロック57に対するアクセスで
あることを判定する。ステップ102により、アドレス
信号40、選択信号41およびストローブ信号43をシ
ミュレーション実行部2へ転送する。ステップ103に
より読み出しアクセスであることを判定する。ステップ
104により、シミュレーション実行部2に1クロック
のシミュレーションを指示する。ステップ105で、ク
ロック制御回路8に対してアクセスする。ターゲットボ
ード5では、クロック制御回路8が正パルスを発生させ
ることで、ターゲットボード5でのタイミングはT23
に移る。T12のタイミングではバス禁止信号31がア
サートされているので、ゲート122によりバス制御ス
トローブ信号133はマスクアサートされないため、バ
ス制御ブロック52はバスサイクルを検出しない。
【0042】ステップ106により、T23のタイミン
グでのシミュレーション値が内部割り込み信号32、内
部返答信号44を遷移させてないことを判断する。同様
にステップ107により、データ信号42が遷移してい
ないことを判断する。ステップ108で、シミュレーシ
ョンの終了を判断し、ステップ100に戻る。同様に通
信実行部3は、ステップ100により、アドレス信号4
0、選択信号41、ストローブ信号43、およびバス禁
止信号31を読み出す。ステップ101により、バス禁
止信号31が遷移していないことを判断する。ステップ
104により、シミュレーション実行部2に1クロック
のシミュレーションを指示する。ステップ105で、ク
ロック制御回路8に対してアクセスする。ターゲットボ
ード5では、クロック制御回路8が正パルスを発生させ
る。クロック制御回路8が正パルスを発生することで、
ターゲットボード5でのタイミングはT24に移る。
グでのシミュレーション値が内部割り込み信号32、内
部返答信号44を遷移させてないことを判断する。同様
にステップ107により、データ信号42が遷移してい
ないことを判断する。ステップ108で、シミュレーシ
ョンの終了を判断し、ステップ100に戻る。同様に通
信実行部3は、ステップ100により、アドレス信号4
0、選択信号41、ストローブ信号43、およびバス禁
止信号31を読み出す。ステップ101により、バス禁
止信号31が遷移していないことを判断する。ステップ
104により、シミュレーション実行部2に1クロック
のシミュレーションを指示する。ステップ105で、ク
ロック制御回路8に対してアクセスする。ターゲットボ
ード5では、クロック制御回路8が正パルスを発生させ
る。クロック制御回路8が正パルスを発生することで、
ターゲットボード5でのタイミングはT24に移る。
【0043】ステップ106により、T24のタイミン
グでのシミュレーション値が割り込み信号、返答信号を
遷移させてないことを判断する。同様にステップ107
により、データ信号42が遷移していないことを判断す
る。ステップ108で、シミュレーションの終了を判断
し、ステップ100に戻る。T26のタイミングまで同
様である。T26のタイミングで、ステップ106によ
りシミュレーション値が返答信号をアサートさせている
ことを判断し、ステップ111により内部返答信号をア
サートするようにラッチ24へ書き込む。ステップ10
7によりシミュレーション値がデータ信号42を駆動さ
せたことを判断し、その値をラッチ23に、駆動したこ
とをラッチ24へ書き込む。
グでのシミュレーション値が割り込み信号、返答信号を
遷移させてないことを判断する。同様にステップ107
により、データ信号42が遷移していないことを判断す
る。ステップ108で、シミュレーションの終了を判断
し、ステップ100に戻る。T26のタイミングまで同
様である。T26のタイミングで、ステップ106によ
りシミュレーション値が返答信号をアサートさせている
ことを判断し、ステップ111により内部返答信号をア
サートするようにラッチ24へ書き込む。ステップ10
7によりシミュレーション値がデータ信号42を駆動さ
せたことを判断し、その値をラッチ23に、駆動したこ
とをラッチ24へ書き込む。
【0044】同様に通信実行部3は、ステップ100に
より、アドレス信号40、選択信号41、ストローブ信
号43、およびバス禁止信号31を読み出す。ステップ
101により、バス禁止信号31が遷移していないこと
を判断する。ステップ104により、シミュレーション
実行部2に1クロックのシミュレーションを指示する。
ステップ105で、クロック制御回路8に対してアクセ
スする。ターゲットボード5では、クロック制御回路8
が正パルスを発生させる。クロック制御回路8が正パル
スを発生することで、T14のタイミングで、CPUコ
ア51は返答信号45のアサートを検出し、データ信号
42の値を読み出し、ストローブ信号43をネゲートし
て読み出しサイクルを終了する。ターゲットボード5で
のタイミングはT27に移る。
より、アドレス信号40、選択信号41、ストローブ信
号43、およびバス禁止信号31を読み出す。ステップ
101により、バス禁止信号31が遷移していないこと
を判断する。ステップ104により、シミュレーション
実行部2に1クロックのシミュレーションを指示する。
ステップ105で、クロック制御回路8に対してアクセ
スする。ターゲットボード5では、クロック制御回路8
が正パルスを発生させる。クロック制御回路8が正パル
スを発生することで、T14のタイミングで、CPUコ
ア51は返答信号45のアサートを検出し、データ信号
42の値を読み出し、ストローブ信号43をネゲートし
て読み出しサイクルを終了する。ターゲットボード5で
のタイミングはT27に移る。
【0045】ステップ106により、T27のタイミン
グでのシミュレーション値が返答信号がネゲートしたこ
とを判断し、ステップ111により内部返答信号をネゲ
ートするようにラッチ24へ書き込む。ステップ107
によりデータ信号42がハイインピーダンスに遷移した
ことを判断し、バッファ22をディセーブルするように
ラッチ24へ書き込む。ステップ108でシミュレーシ
ョンの終了を判断し、ステップ100に戻る。
グでのシミュレーション値が返答信号がネゲートしたこ
とを判断し、ステップ111により内部返答信号をネゲ
ートするようにラッチ24へ書き込む。ステップ107
によりデータ信号42がハイインピーダンスに遷移した
ことを判断し、バッファ22をディセーブルするように
ラッチ24へ書き込む。ステップ108でシミュレーシ
ョンの終了を判断し、ステップ100に戻る。
【0046】同様に通信実行部3は、ステップ100に
より、アドレス信号40および読み出し書き込み選択信
号41およびストローブ信号43を読み出す。ステップ
101により、ストローブ信号43がロウに遷移してい
ないことを判断する。ステップ104により、シミュレ
ーション実行部2に1クロックのシミュレーションを指
示する。ステップ105で、クロック制御回路8に対し
てアクセスする。ターゲットボード5では、クロック制
御回路8が正パルスを発生させる。以上でマイクロコン
ピュータ70からの読み出しサイクルをシミュレーショ
ンできる。
より、アドレス信号40および読み出し書き込み選択信
号41およびストローブ信号43を読み出す。ステップ
101により、ストローブ信号43がロウに遷移してい
ないことを判断する。ステップ104により、シミュレ
ーション実行部2に1クロックのシミュレーションを指
示する。ステップ105で、クロック制御回路8に対し
てアクセスする。ターゲットボード5では、クロック制
御回路8が正パルスを発生させる。以上でマイクロコン
ピュータ70からの読み出しサイクルをシミュレーショ
ンできる。
【0047】以上の説明では、新規ブロック57に対す
る読み出し動作について説明したが、同様な方法で書き
込み動作も可能である。また、新規ブロック57からの
割り込みに対しても同様に可能である。以上説明してき
たように、本発明の第1の実施の形態によれば、既に開
発された半導体集積回路の一部(CPUコア51,周辺
機能ブロック53,54)を流用して新規半導体集積回
路を開発する場合に流用する回路ブロックを実際のハー
ドウェアで、また新規開発するブロック(新規ブロック
57)をソフトウェアで、それぞれシステムシミュレー
ション環境を構築することで、シミュレーションを高速
に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流用する
半導体集積回路の回路規模を極端に増大させることな
く、シミュレーション環境を構築可能である。
る読み出し動作について説明したが、同様な方法で書き
込み動作も可能である。また、新規ブロック57からの
割り込みに対しても同様に可能である。以上説明してき
たように、本発明の第1の実施の形態によれば、既に開
発された半導体集積回路の一部(CPUコア51,周辺
機能ブロック53,54)を流用して新規半導体集積回
路を開発する場合に流用する回路ブロックを実際のハー
ドウェアで、また新規開発するブロック(新規ブロック
57)をソフトウェアで、それぞれシステムシミュレー
ション環境を構築することで、シミュレーションを高速
に実行でき、開発期間の短縮が図れる。また、流用する
半導体集積回路の回路規模を極端に増大させることな
く、シミュレーション環境を構築可能である。
【0048】(第2の実施の形態;請求項5に対応)図
8は本発明の第2の実施の形態の情報処理装置における
概念図である。なお前述の第1の実施の形態と同じ構成
のものは同一符号を付し、その説明を省略する。図8に
おいて、クロック制御回路201は、クロック信号33
をホストコンピュータ1からのアクセスで正パルスを1
クロック発生させる機能と、連続してクロックを発生す
る機能とを有する。連続してクロックを発生する機能に
は、後述するバス禁止信号203がアサートされるとホ
ストコンピュータ1からのアクセスがあるまで停止する
機能も有する。上記のクロック制御回路201は、特許
請求の範囲におけるクロック停止手段に対応する。
8は本発明の第2の実施の形態の情報処理装置における
概念図である。なお前述の第1の実施の形態と同じ構成
のものは同一符号を付し、その説明を省略する。図8に
おいて、クロック制御回路201は、クロック信号33
をホストコンピュータ1からのアクセスで正パルスを1
クロック発生させる機能と、連続してクロックを発生す
る機能とを有する。連続してクロックを発生する機能に
は、後述するバス禁止信号203がアサートされるとホ
ストコンピュータ1からのアクセスがあるまで停止する
機能も有する。上記のクロック制御回路201は、特許
請求の範囲におけるクロック停止手段に対応する。
【0049】バスサイクル検出回路202は、アドレス
信号40、ストローブ信号43を入力し、新規ブロック
57に該当するアドレス信号40でかつ、ストローブ信
号43がロウであることを、クロック信号33の立下が
り時に検出し、バス禁止信号203をアサートする。上
記のバスサイクル検出回路202は、特許請求の範囲に
おける判断手段に対応する。
信号40、ストローブ信号43を入力し、新規ブロック
57に該当するアドレス信号40でかつ、ストローブ信
号43がロウであることを、クロック信号33の立下が
り時に検出し、バス禁止信号203をアサートする。上
記のバスサイクル検出回路202は、特許請求の範囲に
おける判断手段に対応する。
【0050】カウンタ204は、クロック信号33の立
ち下がりでインクリメントし、特許請求の範囲における
クロック計数手段に対応する。通信制御回路205は、
通信制御部9の機能に加えて、カウンタ204の出力を
読み出す機能を有し、バス禁止信号203のアサートを
通信実行部210に伝える機能を有する。
ち下がりでインクリメントし、特許請求の範囲における
クロック計数手段に対応する。通信制御回路205は、
通信制御部9の機能に加えて、カウンタ204の出力を
読み出す機能を有し、バス禁止信号203のアサートを
通信実行部210に伝える機能を有する。
【0051】図9は通信実行部210のフローチャート
を示している。ステップ220では、CPUコア51か
らの新規ブロック57へのアクセスが早いか、新規ブロ
ック57からの割り込み信号の遷移が早いかを判断す
る。判断はあらかじめシミュレーション担当者によって
行う。テスト担当者でも不明な場合、または新規ブロッ
ク57からの割り込み信号の遷移が早い場合は、ステッ
プ224で第1の実施の形態で説明したフローチャート
に従う。
を示している。ステップ220では、CPUコア51か
らの新規ブロック57へのアクセスが早いか、新規ブロ
ック57からの割り込み信号の遷移が早いかを判断す
る。判断はあらかじめシミュレーション担当者によって
行う。テスト担当者でも不明な場合、または新規ブロッ
ク57からの割り込み信号の遷移が早い場合は、ステッ
プ224で第1の実施の形態で説明したフローチャート
に従う。
【0052】ステップ108のシミュレーションの終了
は、バス禁止信号203のネゲートにより行う。ステッ
プ221では、シミュレーション実行部2にストローブ
信号をネゲートしてシミュレーションを実行させる。ス
テップ222では、クロック制御回路201に連続発生
を行うよう指示する。
は、バス禁止信号203のネゲートにより行う。ステッ
プ221では、シミュレーション実行部2にストローブ
信号をネゲートしてシミュレーションを実行させる。ス
テップ222では、クロック制御回路201に連続発生
を行うよう指示する。
【0053】ステップ223では、バス禁止信号203
のアサートを待つ。ステップ225では、カウンタ20
4の値を読み出しを行う。ステップ226では、読み出
したカウンタ値までシミュレーションを行う。ステップ
227では、第1の実施の形態で説明したフローチャー
トに従う。ステップ108のシミュレーションの終了
は、バス禁止信号203のネゲートにより行う。
のアサートを待つ。ステップ225では、カウンタ20
4の値を読み出しを行う。ステップ226では、読み出
したカウンタ値までシミュレーションを行う。ステップ
227では、第1の実施の形態で説明したフローチャー
トに従う。ステップ108のシミュレーションの終了
は、バス禁止信号203のネゲートにより行う。
【0054】以上のように構成された情報処理装置につ
いて、図10を用いてその動作を説明する。以下の説明
では、予め新規ブロック57からの割り込み信号の遷移
より、CPUコア51からの新規ブロック57への書き
込みアクセスが早いことが解かっているとする。ステッ
プ221で、シミュレーション実行部2で新規ブロック
57のシミュレーションを行うように指示する。ステッ
プ222により、連続してクロック発生するようにクロ
ック制御回路201を設定することで、マイクロコンピ
ュータ7は新規ブロック57にアクセスを開始するまで
連続して動作をする。T31のタイミングからT32の
タイミングまでのアクセスは、CPUコア51が周辺機
能ブロック54へ書き込みアクセスを行っている。T3
3のタイミングからT38のタイミングまでのアクセス
は、CPUコア51が新規ブロック57へ書き込みアク
セスを行っている。T33のタイミングで、CPUコア
51が新規ブロック57にアクセスのためにバスサイク
ルを起動すると、バスサイクル検出回路202によりバ
ス禁止信号203をT34のタイミングでアサートす
る。バス禁止信号203により、クロック制御回路20
1は以後のクロック33の出力を停止する。また、バス
禁止信号203のアサートにより、通信制御回路205
は、それを通信実行部210に通知する。通信実行部2
10は、バス禁止信号203のアサートにより、ステッ
プ225でカウンタ204の値を読み出す。さらに、バ
ス禁止信号203により、バス制御ストローブ信号13
3がネゲートされるため、以後バス制御ブロック52は
サイクルを検出しない。
いて、図10を用いてその動作を説明する。以下の説明
では、予め新規ブロック57からの割り込み信号の遷移
より、CPUコア51からの新規ブロック57への書き
込みアクセスが早いことが解かっているとする。ステッ
プ221で、シミュレーション実行部2で新規ブロック
57のシミュレーションを行うように指示する。ステッ
プ222により、連続してクロック発生するようにクロ
ック制御回路201を設定することで、マイクロコンピ
ュータ7は新規ブロック57にアクセスを開始するまで
連続して動作をする。T31のタイミングからT32の
タイミングまでのアクセスは、CPUコア51が周辺機
能ブロック54へ書き込みアクセスを行っている。T3
3のタイミングからT38のタイミングまでのアクセス
は、CPUコア51が新規ブロック57へ書き込みアク
セスを行っている。T33のタイミングで、CPUコア
51が新規ブロック57にアクセスのためにバスサイク
ルを起動すると、バスサイクル検出回路202によりバ
ス禁止信号203をT34のタイミングでアサートす
る。バス禁止信号203により、クロック制御回路20
1は以後のクロック33の出力を停止する。また、バス
禁止信号203のアサートにより、通信制御回路205
は、それを通信実行部210に通知する。通信実行部2
10は、バス禁止信号203のアサートにより、ステッ
プ225でカウンタ204の値を読み出す。さらに、バ
ス禁止信号203により、バス制御ストローブ信号13
3がネゲートされるため、以後バス制御ブロック52は
サイクルを検出しない。
【0055】カウンタ204には、新規ブロック57に
対するアクセス開始のクロック数(n)が入っているの
で、ステップ226により、シミュレーション実行部2
が同一のクロック数(n)となるまでシミュレーション
を実行する。シミュレーションが終了した時点(T35
のタイミング)で、マイクロコンピュータ7とシミュレ
ーション実行部2へは、同一のクロックが入力されてい
るので、第1の実施の形態で示したように、クロック単
位でのアクセスを完了させる(T40のタイミング)。
対するアクセス開始のクロック数(n)が入っているの
で、ステップ226により、シミュレーション実行部2
が同一のクロック数(n)となるまでシミュレーション
を実行する。シミュレーションが終了した時点(T35
のタイミング)で、マイクロコンピュータ7とシミュレ
ーション実行部2へは、同一のクロックが入力されてい
るので、第1の実施の形態で示したように、クロック単
位でのアクセスを完了させる(T40のタイミング)。
【0056】アクセスが完了すると、CPUコア51で
はストローブ信号43をネゲートするので、アドレス検
出回路202は、バス禁止信号203をネゲートする。
320によりシミュレーション終了を判断し、引き続き
シミュレーションするのであれば、ステップ220へ戻
る。ここで、CPU51とソフトウェアでエミュレーシ
ョンする新規ブロック57で信号を行う場合、それを同
一時間(同期をとる)で行う必要がある。CPU51か
らのアクセスが新規ブロック57へのアクセスを判断し
て、CPU51へのクロック供給を止め、新規ブロック
57をその時間まで進めてから信号のやりとりを行うこ
とで、シミュレーションの同期をとることができる。
はストローブ信号43をネゲートするので、アドレス検
出回路202は、バス禁止信号203をネゲートする。
320によりシミュレーション終了を判断し、引き続き
シミュレーションするのであれば、ステップ220へ戻
る。ここで、CPU51とソフトウェアでエミュレーシ
ョンする新規ブロック57で信号を行う場合、それを同
一時間(同期をとる)で行う必要がある。CPU51か
らのアクセスが新規ブロック57へのアクセスを判断し
て、CPU51へのクロック供給を止め、新規ブロック
57をその時間まで進めてから信号のやりとりを行うこ
とで、シミュレーションの同期をとることができる。
【0057】以上説明してきたように、本発明の第2の
実施の形態によれば、CPUコア51からの新規ブロッ
ク57に対してのアクセスが、新規ブロック57からの
割り込みより早いことが既知の場合、各クロック間でホ
ストコンピュータ1とターゲットボード5の間でのデー
タ転送が、CPUコア51が新規ブロック57に対して
アクセスする場合にのみ発生するので、シミュレーショ
ン時間をさらに高速化することが可能となる。
実施の形態によれば、CPUコア51からの新規ブロッ
ク57に対してのアクセスが、新規ブロック57からの
割り込みより早いことが既知の場合、各クロック間でホ
ストコンピュータ1とターゲットボード5の間でのデー
タ転送が、CPUコア51が新規ブロック57に対して
アクセスする場合にのみ発生するので、シミュレーショ
ン時間をさらに高速化することが可能となる。
【0058】なお、本説明ではシミュレーション実行部
2とマイクロコンピュータ7の時間がかならず、同じに
なるように説明したが、シミュレーション実行部2が動
作しないことが分かっている等の場合、必ずしもカウン
タ204の示すクロックまでシミュレーションする必要
はない。これは例えば、新規周辺機能ブロックがリセッ
ト後動作しないことが既知で、最初の新規周辺機能ブロ
ックに対するアクセスなどの場合である。
2とマイクロコンピュータ7の時間がかならず、同じに
なるように説明したが、シミュレーション実行部2が動
作しないことが分かっている等の場合、必ずしもカウン
タ204の示すクロックまでシミュレーションする必要
はない。これは例えば、新規周辺機能ブロックがリセッ
ト後動作しないことが既知で、最初の新規周辺機能ブロ
ックに対するアクセスなどの場合である。
【0059】(第3の実施の形態;請求項6に対応)図
11は本発明の第3の実施の形態の情報処理装置におけ
る概念図である。なお、第1または第2の実施の形態と
同じ構成のものは同一符号を付し、その説明を省略す
る。図11において、クロック制御回路301は、クロ
ック制御回路204の機能に加えて、カウンタ204の
カウント値と設定値が一致すると、連続したクロック発
生を停止する機能と、その設定値をホストコンピュータ
1から書き込みできる機能と、両者が一致したことをホ
ストコンピュータ1に知らせる機能を持つ。上記のクロ
ック制御回路301は、特許請求の範囲における指定ク
ロック数入力検出手段に対応する。
11は本発明の第3の実施の形態の情報処理装置におけ
る概念図である。なお、第1または第2の実施の形態と
同じ構成のものは同一符号を付し、その説明を省略す
る。図11において、クロック制御回路301は、クロ
ック制御回路204の機能に加えて、カウンタ204の
カウント値と設定値が一致すると、連続したクロック発
生を停止する機能と、その設定値をホストコンピュータ
1から書き込みできる機能と、両者が一致したことをホ
ストコンピュータ1に知らせる機能を持つ。上記のクロ
ック制御回路301は、特許請求の範囲における指定ク
ロック数入力検出手段に対応する。
【0060】通信制御回路302は、通信制御回路20
8の機能に加えて、クロック制御回路301にクロック
発生を停止させるカウンタ値を書き込みできる機能を持
つ。上記の通信制御回路302は、特許請求の範囲にお
けるクロック数指定手段に対応する。図12は通信実行
部303のフローチャートを示している。
8の機能に加えて、クロック制御回路301にクロック
発生を停止させるカウンタ値を書き込みできる機能を持
つ。上記の通信制御回路302は、特許請求の範囲にお
けるクロック数指定手段に対応する。図12は通信実行
部303のフローチャートを示している。
【0061】ステップ320では、新規ブロック57か
らの割り込み信号の遷移が早いか、CPUコア51から
の新規ブロック57へのアクセスが早いかを判断する。
判断はあらかじめシミュレーション担当者によって行
う。CPUコア51からのアクセスが早ければ、ステッ
プ320により第2の実施の形態で説明したフローチャ
ートに従う。テスト担当者でも不明な場合は、ステップ
320により第1の実施の形態で説明したフローチャー
トに従う。
らの割り込み信号の遷移が早いか、CPUコア51から
の新規ブロック57へのアクセスが早いかを判断する。
判断はあらかじめシミュレーション担当者によって行
う。CPUコア51からのアクセスが早ければ、ステッ
プ320により第2の実施の形態で説明したフローチャ
ートに従う。テスト担当者でも不明な場合は、ステップ
320により第1の実施の形態で説明したフローチャー
トに従う。
【0062】ステップ322では、シミュレーション実
行部2で割り込み信号の遷移を検出する。ステップ32
3では、クロック制御回路301に書き込む。ステップ
324では、クロック制御回路301からカウンタ20
4の値が指定した設定値と一致するまで待つ。
行部2で割り込み信号の遷移を検出する。ステップ32
3では、クロック制御回路301に書き込む。ステップ
324では、クロック制御回路301からカウンタ20
4の値が指定した設定値と一致するまで待つ。
【0063】以上のように構成された情報処理装置につ
いて、その動作を説明する。ステップ320によりCP
Uコア51からのアクセスが早いとき、または不明な場
合はそれぞれ第2の実施の形態および第1の実施の形態
で説明したので、ここでは、割り込み信号が先に遷移す
る場合について説明する。ステップ104、322のル
ープにより、新規ブロック57のシミュレーション実行
で割り込み信号が遷移するまで、シミュレーションを実
行する。
いて、その動作を説明する。ステップ320によりCP
Uコア51からのアクセスが早いとき、または不明な場
合はそれぞれ第2の実施の形態および第1の実施の形態
で説明したので、ここでは、割り込み信号が先に遷移す
る場合について説明する。ステップ104、322のル
ープにより、新規ブロック57のシミュレーション実行
で割り込み信号が遷移するまで、シミュレーションを実
行する。
【0064】ステップ323では、シミュレーション実
行部2で遷移したクロック数をクロック制御回路301
に書き込む。クロック制御回路301は、マイクロコン
ピュータ7に対して、シミュレーション実行部2と同じ
サイクル数になるまでクロックを発生する。ステップ3
24により、カウンタ一致信号がアサートするまで待
つ。クロック制御回路301は、カウンタ204の値が
指定された設定値と同じになると、カウンタ一致検出信
号をアサートしてクロック33の発生を停止する。ステ
ップ111により、内部割り込み信号32がシミュレー
ション結果と同じになるようにラッチ24へ書き込む。
その結果、バス制御ブロック52のゲート120によ
り、割り込み信号46がシミュレーション結果と同一の
値となる。次にマイクロコンピュータ7にクロック33
の立ち上がりがあった時点で、CPUコア51は割り込
み信号46の遷移を検出できる。
行部2で遷移したクロック数をクロック制御回路301
に書き込む。クロック制御回路301は、マイクロコン
ピュータ7に対して、シミュレーション実行部2と同じ
サイクル数になるまでクロックを発生する。ステップ3
24により、カウンタ一致信号がアサートするまで待
つ。クロック制御回路301は、カウンタ204の値が
指定された設定値と同じになると、カウンタ一致検出信
号をアサートしてクロック33の発生を停止する。ステ
ップ111により、内部割り込み信号32がシミュレー
ション結果と同じになるようにラッチ24へ書き込む。
その結果、バス制御ブロック52のゲート120によ
り、割り込み信号46がシミュレーション結果と同一の
値となる。次にマイクロコンピュータ7にクロック33
の立ち上がりがあった時点で、CPUコア51は割り込
み信号46の遷移を検出できる。
【0065】ここで、新規ブロック57とCPU51が
データをやりとりする場合、同一の時間で行う必要があ
る。新規ブロック57からのアクセスが早いことが既知
の時、ソフトウェアでシミュレーションする新規ブロッ
ク57から、やりとりするデータが遷移するまで、シミ
ュレーションを実施し、同一時間まで、CPU51をエ
ミュレーションさせてから、やりとりするデータの遷移
を伝えることで、シミュレーションの整合をとってい
る。
データをやりとりする場合、同一の時間で行う必要があ
る。新規ブロック57からのアクセスが早いことが既知
の時、ソフトウェアでシミュレーションする新規ブロッ
ク57から、やりとりするデータが遷移するまで、シミ
ュレーションを実施し、同一時間まで、CPU51をエ
ミュレーションさせてから、やりとりするデータの遷移
を伝えることで、シミュレーションの整合をとってい
る。
【0066】以上説明してきたように、本発明の第3の
実施の形態によれば、新規設計する回路(新規ブロック
57)が、流用する回路(CPUコア51)からのアク
セスよりも、流用する回路に対して出力する信号が早く
起こる場合に、流用する回路に対する出力信号が遷移し
たタイミングでのみ、ホストコンピュータ1から、ター
ゲットボード5に通知する構成になっており、さらに高
速なシミュレーションを実現できる。
実施の形態によれば、新規設計する回路(新規ブロック
57)が、流用する回路(CPUコア51)からのアク
セスよりも、流用する回路に対して出力する信号が早く
起こる場合に、流用する回路に対する出力信号が遷移し
たタイミングでのみ、ホストコンピュータ1から、ター
ゲットボード5に通知する構成になっており、さらに高
速なシミュレーションを実現できる。
【0067】(第4の実施の形態;請求項10,11,
12,13に対応)図13は本発明の第4の実施の形態
における情報処理装置の中の半導体集積回路を示す断面
図である。この第4の実施の形態において、第1、第2
または第3の実施の形態と同じ構成のものは同一符号を
付し、その説明を省略する。図13において、ピン端子
400は半導体集積回路が外部と信号をやり取りするた
めに設けられている。リードフレーム401はマイクロ
コンピュータ7とピン端子400を電気的に接続するも
のである。追加ブロック402は、第1、第2または第
3の実施の形態における新規ブロック57の機能とバス
サイクル検出回路10の機能を有している。追加ブロッ
ク402はフィールドプログラマブルロジックアレイま
たはフィールドプログラマブルゲートアレイ等で製造さ
れる。MBB端子23は、マイクロコンピュータ7と追
加ブロック402の内部バス信号30、内部返答信号4
4、バス禁止信号31および内部割り込み信号32を電
気的に接続する。
12,13に対応)図13は本発明の第4の実施の形態
における情報処理装置の中の半導体集積回路を示す断面
図である。この第4の実施の形態において、第1、第2
または第3の実施の形態と同じ構成のものは同一符号を
付し、その説明を省略する。図13において、ピン端子
400は半導体集積回路が外部と信号をやり取りするた
めに設けられている。リードフレーム401はマイクロ
コンピュータ7とピン端子400を電気的に接続するも
のである。追加ブロック402は、第1、第2または第
3の実施の形態における新規ブロック57の機能とバス
サイクル検出回路10の機能を有している。追加ブロッ
ク402はフィールドプログラマブルロジックアレイま
たはフィールドプログラマブルゲートアレイ等で製造さ
れる。MBB端子23は、マイクロコンピュータ7と追
加ブロック402の内部バス信号30、内部返答信号4
4、バス禁止信号31および内部割り込み信号32を電
気的に接続する。
【0068】上記以外の構成については、第1、第2ま
たは第3の実施の形態と同様である。上記のように構成
された半導体集積回路においては、マイクロコンピュー
タ70と同じ動作を実現できる。また、追加ブロック4
02は、通常短期間で製造できるため、早期に入手可能
であり、評価・修正が容易である。
たは第3の実施の形態と同様である。上記のように構成
された半導体集積回路においては、マイクロコンピュー
タ70と同じ動作を実現できる。また、追加ブロック4
02は、通常短期間で製造できるため、早期に入手可能
であり、評価・修正が容易である。
【0069】この第4の実施の形態によると、新規設計
する回路、つまり追加ブロック402のみを、半導体と
して製造し、流用する半導体と結合することで、新規設
計する半導体と同等な動作をする半導体集積回路を早期
に入手可能とすることができる。
する回路、つまり追加ブロック402のみを、半導体と
して製造し、流用する半導体と結合することで、新規設
計する半導体と同等な動作をする半導体集積回路を早期
に入手可能とすることができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の情報処理方法によれば、
新規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用す
る第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発
する第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフト
ウェア的にシステムシミュレーション環境を構築するの
で、シミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短
縮が図れる。
新規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用す
る第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発
する第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフト
ウェア的にシステムシミュレーション環境を構築するの
で、シミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短
縮が図れる。
【0071】請求項2記載の情報処理装置によれば、新
規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用する
第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア的
にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発す
る第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフトウ
ェア的にシステムシミュレーション環境を構築するの
で、シミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短
縮が図れる。また、流用するデータ処理手段の回路規模
を極端に増大させることなく、シミュレーション環境を
構築可能である。
規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用する
第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア的
にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発す
る第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフトウ
ェア的にシステムシミュレーション環境を構築するの
で、シミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短
縮が図れる。また、流用するデータ処理手段の回路規模
を極端に増大させることなく、シミュレーション環境を
構築可能である。
【0072】請求項3記載の情報処理装置によれば、新
規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用する
第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア的
にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発す
る第2の回路ブロックは第2の実行手段でソフトウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築するので、シ
ミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短縮が図
れる。また、流用するデータ処理手段の回路規模を極端
に増大させることなく、シミュレーション環境を構築可
能である。
規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用する
第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア的
にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発す
る第2の回路ブロックは第2の実行手段でソフトウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築するので、シ
ミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短縮が図
れる。また、流用するデータ処理手段の回路規模を極端
に増大させることなく、シミュレーション環境を構築可
能である。
【0073】請求項4記載の情報処理装置によれば、請
求項2または3の情報処理装置と同様の効果を有する。
請求項5記載の情報処理装置によれば、各クロック間で
外部のシミュレータまたは第2の実行手段からのデータ
転送が、流用する回路が新規設計する回路に対してアク
セスする場合にのみ発生するので、シミュレーション時
間をさらに高速化することが可能となる。
求項2または3の情報処理装置と同様の効果を有する。
請求項5記載の情報処理装置によれば、各クロック間で
外部のシミュレータまたは第2の実行手段からのデータ
転送が、流用する回路が新規設計する回路に対してアク
セスする場合にのみ発生するので、シミュレーション時
間をさらに高速化することが可能となる。
【0074】請求項6記載の情報処理装置によれば、新
規設計する回路が流用する回路からのアクセスに起動し
ないで、新規設計する回路から流用する回路に対して出
力する信号が起こる場合に、流用する回路に対する出力
信号が遷移したタイミングでのみ、シミュレータまたは
第2の実行手段から通知する構成になっており、さらに
高速なシミュレーションを実現できる。
規設計する回路が流用する回路からのアクセスに起動し
ないで、新規設計する回路から流用する回路に対して出
力する信号が起こる場合に、流用する回路に対する出力
信号が遷移したタイミングでのみ、シミュレータまたは
第2の実行手段から通知する構成になっており、さらに
高速なシミュレーションを実現できる。
【0075】請求項10記載の情報処理装置によれば、
新規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用す
る第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発
する第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフト
ウェア的にシステムシミュレーション環境を構築するの
で、シミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短
縮が図れる。また、流用するデータ処理手段の回路規模
を極端に増大させることなく、シミュレーション環境を
構築可能である。また、新規設計する回路のみを、半導
体として製造し、流用する半導体と結合することで、新
規設計する半導体と同等な動作をする半導体集積回路を
早期に入手可能とすることができる。
新規データ処理手段のうち、データ処理手段から流用す
る第1の回路ブロックはデータ処理手段でハードウェア
的にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発
する第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフト
ウェア的にシステムシミュレーション環境を構築するの
で、シミュレーションを高速に実行でき、開発期間の短
縮が図れる。また、流用するデータ処理手段の回路規模
を極端に増大させることなく、シミュレーション環境を
構築可能である。また、新規設計する回路のみを、半導
体として製造し、流用する半導体と結合することで、新
規設計する半導体と同等な動作をする半導体集積回路を
早期に入手可能とすることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における情報処理装
置の概念図である。
置の概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるマイクロコ
ンピュータのブロック図である。
ンピュータのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるのマイクロ
コンピュータの接続を示す情報処理装置の説明図であ
る。
コンピュータの接続を示す情報処理装置の説明図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態における通信実行部
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における新規開発す
るマイクロコンピュータのブロック図である。
るマイクロコンピュータのブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における通常アクセ
スを示すタイミング図である。
スを示すタイミング図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における新規回路へ
のアクセスを示すタイミング図である。
のアクセスを示すタイミング図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における情報処理装
置の概念図である。
置の概念図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における通信実行部
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における新規回路
へのアクセスを示すタイミング図である。
へのアクセスを示すタイミング図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における情報処理
装置の概念図である。
装置の概念図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における通信実行
部のフローチャートである。
部のフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施の形態における半導体集
積回路の断面図である。
積回路の断面図である。
1 ホストコンピュータ 2 シミュレーション実行部 3 通信実行部 4 通信装置 5 ターゲットボード 7 マイクロコンピュータ 8 クロック制御回路 9 通信制御回路 10 バスサイクル検出回路 51 CPUコア 52 バス制御ブロック 53,54 周辺機能ブロック 57 新規ブロック 70 マイクロコンピュータ 201 クロック制御回路 202 バスサイクル検出回路 204 カウンタ 205 通信制御回路 301 クロック制御回路
Claims (13)
- 【請求項1】 既に開発されたデータ処理手段を流用し
て新規データ処理手段を開発する際に、前記新規データ
処理手段のうち、前記データ処理手段から流用する第1
の回路ブロックは前記データ処理手段でハードウェア的
にシステムシミュレーション環境を構築し、新規開発す
る第2の回路ブロックは外部のシミュレータでソフトウ
ェア的にシステムシミュレーション環境を構築すること
を特徴とする情報処理方法。 - 【請求項2】 複数の命令からなるプログラムに基づい
て動作し、少なくとも第1の実行手段を含むデータ処理
手段と、 前記プログラムを格納するプログラム格納手段と、 前記データ処理手段の内部信号の一部を前記データ処理
手段の外部に電気的に接続する接続手段と、 前記接続手段から得られる情報に基づいて、前記データ
処理手段で処理しようとする命令が前記第1の実行手段
で実行する第1の種類の命令であるか、そうでない第2
の種類の命令であるかを判断する判断手段と、 前記判断手段が、前記データ処理手段で処理しようとす
る命令が前記第2の種類の命令であると判断した場合
に、前記第1の実行手段における前記命令の実行を前記
データ処理手段の外部から停止する制御手段と、 前記接続手段から受け取った前記内部信号の一部を外部
に転送するとともに、外部から入力されるデータに基づ
いて生成された信号を前記接続手段を介して前記データ
処理手段に転送する通信手段とを備え、 前記データ処理手段は、前記第2の種類の命令を前記第
1の実行手段で実行することなく、前記接続手段から得
られる信号に基づいて前記第2の種類の命令の処理を行
うようにしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項3】 複数の命令からなるプログラムに基づい
て動作し、少なくとも第1の実行手段を含むデータ処理
手段と、 前記プログラムを格納するプログラム格納手段と、 前記データ処理手段の内部信号の一部を前記データ処理
手段の外部に電気的に接続する接続手段と、 前記接続手段から得られる情報に基づいて、前記データ
処理手段で処理しようとする命令が前記第1の実行手段
で実行する第1の種類の命令であるか、そうでない第2
の種類の命令であるかを判断する判断手段と、 前記判断手段が、前記データ処理手段で処理しようとす
る命令が前記第2の種類の命令であると判断した場合
に、前記第1の実行手段における前記命令の実行を前記
データ処理手段の外部から停止する制御手段と、 前記接続手段から受け取った前記内部信号の一部を転送
するとともに、入力されるデータに基づいて生成された
信号を前記接続手段を介して前記データ処理手段に転送
する通信手段と、 前記通信手段に接続され、かつ前記第1の実行手段とは
異なり、前記通信手段を介して得られる前記データ処理
手段の内部信号の一部に基づいて前記第2の種類の命令
の実行を行い、実行結果を再び前記通信手段に送出する
第2の実行手段とを備え、 前記第1の種類の命令は前記第1の実行手段で実行し、
前記第2の種類の命令は前記第2の実行手段で実行する
ようにしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項4】 データ処理手段が半導体集積回路からな
ることを特徴とする請求項2または3記載の情報処理装
置。 - 【請求項5】 半導体集積回路に入力されるクロックを
数えるクロック計数手段と、判断手段の結果から前記半
導体集積回路に入力するクロックを止めるクロック停止
手段とをさらに備えた請求項4記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 半導体集積回路に入力されるクロックの
個数を指定するクロック数指定手段と、前記クロック数
指定手段により指定した個数のクロックが前記半導体集
積回路に入力されたことを示す指定クロック数入力検出
手段とをさらに備えた請求項5記載の情報処理装置装
置。 - 【請求項7】 第1の実行手段が周辺機能ブロックであ
ることを特徴とする請求項2または3記載の情報処理装
置。 - 【請求項8】 接続手段がマイクロバンプボンディング
端子からなることを特徴とする請求項2または3記載の
情報処理装置。 - 【請求項9】 第2の実行手段がホストコンピュータ上
にソフトウェアで構築されたシミュレータからなること
を特徴とする請求項2または3記載の情報処理装置。 - 【請求項10】 第1の単一半導体基板上に構成され、
複数の命令からなるプログラムに基づいて動作し、少な
くとも第1の実行手段を含む第1のデータ処理手段と、 第2のデータ処理手段と、 前記第1のデータ処理手段の内部信号の一部を前記第2
のデータ処理手段に電気的に接続する接続手段とからな
る情報処理装置であって、 前記第2のデータ処理手段はさらに、 前記プログラムを格納するプログラム格納手段と、 前記接続手段から得られる情報に基づいて、前記データ
処理手段で処理しようとする命令が前記第1の実行手段
で実行する第1の種類の命令であるか、そうでない第2
の種類の命令であるかを判断する判断手段と、 前記判断手段が、前記データ処理手段で処理しようとす
る命令が前記第2の種類の命令であると判断した場合
に、前記第1の実行手段における前記命令の実行を前記
データ処理手段の外部から停止する制御手段と、 前記接続手段から受け取った前記第1のデータ処理手段
の前記内部信号の一部に基づいて前記第2の種類の命令
の実行を行い、実行結果に基づいて生成された信号を前
記接続手段を介して前記第1のデータ処理手段に転送す
る第2の実行手段とを備え、 前記第1の種類の命令は前記第1の実行手段で実行し、
前記第2の種類の命令は前記第2の実行手段で実行する
ようにしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項11】 第2のデータ処理手段が、第1の単一
半導体基板とは異なる第2の単一半導体基板上に構成さ
れることを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。 - 【請求項12】 第1の実行手段が周辺機能ブロックで
あることを特徴とする請求項10または11記載の情報
処理装置。 - 【請求項13】 接続手段がマイクロバンプボンディン
グからなることを特徴とする請求項10または11記載
の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9214466A JPH1153221A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 情報処理方法および情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9214466A JPH1153221A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 情報処理方法および情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153221A true JPH1153221A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16656197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9214466A Pending JPH1153221A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 情報処理方法および情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153221A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020032256A (ko) * | 2000-10-26 | 2002-05-03 | 윤지녕 | 통합 임베디드 시스템 및 이의 구현 방법 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9214466A patent/JPH1153221A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020032256A (ko) * | 2000-10-26 | 2002-05-03 | 윤지녕 | 통합 임베디드 시스템 및 이의 구현 방법 |
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