JPH1152733A - 液体現像装置 - Google Patents

液体現像装置

Info

Publication number
JPH1152733A
JPH1152733A JP21292197A JP21292197A JPH1152733A JP H1152733 A JPH1152733 A JP H1152733A JP 21292197 A JP21292197 A JP 21292197A JP 21292197 A JP21292197 A JP 21292197A JP H1152733 A JPH1152733 A JP H1152733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing
roller
developing roller
developing solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21292197A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mori
章 森
Junichi Matsuno
順一 松野
Shogo Matsumoto
章吾 松本
Keiji Kamio
恵司 神尾
Mitsuo Suzuki
美津雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21292197A priority Critical patent/JPH1152733A/ja
Publication of JPH1152733A publication Critical patent/JPH1152733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】極く簡易な構成により、現像液の供給・回収を
実現すること及び所定の現像液量を現像部に保持せしめ
ること、更には現像液の現像部からの漏れあるいは現像
液の固着の防止を目的とする。 【解決手段】本発明の液体現像装置は現像液保持器1の
上部2に薄膜形成部11とローラシール部12と現像液
皿13と連通部14とを設け、現像液保持器1の底部4
と上部2を変形に対して抵抗を持たない現像液保持器変
形部3でつなぎ、現像ローラ16に対する現像液面15
の相対位置をばね5などの容積可変機構を用いて保持
し、リトラクト機構7の変位で現像液保持器上部2の現
像ローラ16に対する相対位置を変位させるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タ等の記録装置の構成要素をなす液体現像装置に関する
もので、特に静電液体現像剤と現像ローラを用いた現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静電現像液を用いた湿式現像装置
としては、例えば「電子写真技術の基礎と応用」(電子
写真学会編、コロナ社、1988)所収の図4.94〜図4.
101にあるような構成が公知である。
【0003】図4.94〜図4.101は、現像液を満た
した現像液皿の中に潜像形成された画像担持体が浸され
て現像が行われる皿現像方式、現像ローラを設けその周
上に静電現像液の薄膜を形成させてこれに潜像形成され
た画像担持体を近接させて現像を行うローラ現像方式、
現像部両端の溝を負圧源に接続することにより記録紙を
吸引し、現像部が負圧となると現像液が電極中央部のス
リットから吸引され、電極と紙との間を循環して現像が
行われるスリット現像方式、等の方式による液体現像装
置の例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体現像装置に
おいてはいずれも現像部に常に新鮮な現像液を供給し又
使用済みの現像液を回収するために現像液循環機構が必
要である。また、現像部に保持される現像液量を所定の
量に保つために液量調節機構が必要である。このような
従来の液体現像装置においては循環機構および液量調節
機構を実現するための装置は大型で高価なものになって
しまうという欠点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、極く簡易な構成
により、現像液の供給・回収を実現すること及び所定の
現像液量を現像部に保持せしめることができる液体現象
装置を提供することにある。更に、現像液の現像部から
の漏れあるいは現像液の固着は液体現像を採る上で不可
避の問題であるが、本発明ではその解決もまた目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明は、画像担持体上に形成された静
電潜像を現像ローラ上の現像液で顕像化する液体現像装
置においてまず、現像ローラと現像液保持器を備え、前
記現像液保持器の容積を可変することにより前記現像ロ
ーラに対して現像液面を所定の位置に保持する容積可変
機構を具備するものであり、これにより現像液面の前記
現像ローラに対する位置を常に所定に保つことを実現す
る。
【0007】また、前記液体現像装置において、現像液
を保持する現像液保持器と前記現像液保持器に保持され
た現像液内に没するように前記現像ローラと所定の間隔
を隔てて配置された現像液皿と前記現像ローラ上に所定
の膜厚の現像液の薄膜を形成する薄膜形成部と前記現像
液皿及び薄膜形成部の少なくとも一方の現像ローラに対
する相対位置を変化させる変位実現機構とを具備するも
のであり、前記現像液皿と前記薄膜形成部との間に設け
られた間隙部が前記現像液保持器から前記現像ローラと
前記現像液皿との間隙への連通部を形成し、前記変位実
現機構により、現像時には前記連通部が現像液面下に位
置し、待機時には前記連通部下端が現像液面以上に位置
するものである。これにより現像液の供給および回収を
実現する。
【0008】更に、前記液体現像装置において、現像時
には前記現像ローラと現像液皿および前記薄膜形成部の
間に所定の間隙を形成することにより前記間隙を埋める
現像液をローラ上に所定の膜厚で供給し、待機時には現
像液皿および前記薄膜形成部が現像ローラに接触するこ
とにより現像部のシールを実現し、現像液の漏れ或いは
固着を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
づいて本発明を詳細に説明する。
【0010】図1及び図2は実施の形態の一例である。
図1は現像時の形態を、図2は待機時の形態をそれぞれ
示している。図1(もしくは図2)において、まず、現
像液保持器1は内部に保持する現像液量に応じて変形可
能な現像液保持器変形部3と現像液保持器1内部の体積
を調節することにより容積可変機構として働く圧縮ばね
5により与えられる力を受ける現像液保持器底部4と変
位実現機構として働くリトラクト部7を介して現像器ケ
ース6に取り付けられる現像液保持器上部2とから成
る。現像液保持器変形部3はここでは蛇腹を考えている
が、図中の上下方向の力に対して抵抗力の微弱な部材で
ありさえすれば何であってもよい。また、容積可変機構
として圧縮ばね5をここでは挙げている。これはばね5
の復元力と現像液の重量との釣り合いにより現像液保持
器変形部3が変形し現像液保持器1内部の体積を変化さ
せることにより常に液面15が所定の位置になるように
構成されたものであるが、液面15を保持するにはこれ
と同様な復元力を提供するものがあればよく、特にばね
である必要はない。
【0011】更にこのような簡易な構成をとらず、図3
に示すように液面検出用のセンサ30とセンサ30から
の信号を受けた液面高さコントローラ32からの信号を
受けて現像液保持器底部4の位置を変位させるアクチュ
エータ31からなる系を現像器に設けて液面15の保持
を実現することもできる。
【0012】次にリトラクト部7について説明する。リ
トラクト部7は、現像器ケース6に設けられた支持部1
8に設けられた穴19を図中の上下方向に摺動可能に貫
通して現像液保持器1に達し、上端部を現像液保持器1
に固定されているピン8と、ピン8が貫通し現像液保持
器1と支持部18との間に所定の弾性力が作用するよう
に圧縮されて設置された圧縮ばね9と、支持部18を挟
んで圧縮ばね9と反対側に設けられ一端がピン8に回動
自在に保持された梃子10とから構成されていて、梃子
10の動きに応じて現像液保持器上部2の現像器ケース
6に対する相対位置、ひいては現像液保持器上部2の現
像ローラ16に対する相対位置を変位させる変位実現機
構として働く。ここでは上記のようなリトラクト部7を
変位実現機構として用いているが、現像液保持器上部2
に設けられた薄膜形成部11の現像ローラ16に対する
相対位置を変位させるのがその目的であるから、他にソ
レノイドを利用してソレノイドのon/off によって実現
させることなども勿論可能である。また本実施例では現
像液保持器上部2を変位させて現像ローラ16との相対
位置を変位させているが、直接薄膜形成部11を移動さ
せる構成も考えられる。
【0013】現像液保持器上部2には現像ローラに対向
する面が所定の径の円筒の一部分となるように薄膜形成
部11,ローラシール部12及び現像液皿13が設けら
れている。薄膜形成部11はローラシール部12より長
く上部まで設けられており、後述するように現像終了時
に現像ローラ16上の現像液の掻き落とし及び回収を実
現する。薄膜形成部11及びローラシール部12と現像
液皿13との間には現像液保持器1内部への連通部14
が設けられていて、リトラクト部7の運動により、現像
時にはその連通部14の上端が現像液の液面15か或い
はそれ以下に位置し、待機時には連通部14の下端が現
像液の液面15かそれ以上に位置するように構成されて
いる。現像ローラ16は現像器カバー6に軸17の両端
を保持されていて外部から与えられる駆動力によって一
方向に自由に回転できる。
【0014】続いて本実施例の動作を説明する。待機時
には本発明の液体現像装置各構成要素は各々図2に示さ
れる位置にある。すなわち、リトラクト部7が梃子10
を介して所定の外力を受けない状態では現像液保持器上
部2に設けられた薄膜形成部11と現像液皿13及びロ
ーラシール部12は現像ローラ16に接している。この
状態では連通部14は現像ローラ16によっていわば蓋
をされ、現像液保持器1内の現像液は外気からシールさ
れていて、現像液の濃度変化等を防止する。又、現像液
は現像液の重量と圧縮ばね5との釣り合いにより所定の
高さの液面15を保持されているが、前述した通り連通
部14の下端と同じ高さか或いはそれ以下に設定されて
いて、現像液がより一層漏れにくい構成となっている。
【0015】現像の準備段階では、リトラクト部7を構
成する梃子10の現像器ケース6から外部に出ている部
分に図の上向きの力が作用し、梃子10の原理により圧
縮ばね9が縮んで現像液保持器2が現像器ケースに対し
て相対的に変位し、液体現像装置各構成要素は図1に示
される位置関係を実現する。その際、薄膜形成部11及
びローラシール部12が現像ローラ16から離れるため
に、前記薄膜形成部11及びローラシール部12と現像
ローラ16の間に生じる間隙に空気が流入する。また、
連通部14を通って現像液が現像ローラ16と現像液皿
13との間に生じる間隙に流入する。
【0016】リトラクト部7の作動と同時或いは相前後
して現像ローラ16が外部駆動機構(図示せず)から力
を受けて図で時計廻りに回転する。このとき現像ローラ
16はその下部で現像液に浸されているので現像液を汲
み上げ、薄膜形成部11で余分の現像液を掻き落とさ
れ、現像ローラ16上に薄膜が形成される。掻き落とさ
れた現像液は連通部14を通って現像液保持器1内部に
回収される。なお、本実施例では外力を梃子10に作用
させて現像液保持器1の現像ローラ16に対する相対位
置を変位させているが、前述したようにソレノイド等を
用いて同様の変位を実現できる。この場合、外力に代わ
って外部からの信号の入力等を用いることも可能であ
る。
【0017】以上の動作の後、現像が開始される。現像
過程で現像液が減少すると、現像液保持器1内の現像液
の重さと釣り合うようにばね5が伸長するので現像液面
15は現像過程を通じて保持されている。
【0018】現像が終了するとリトラクト部7を構成す
る梃子10の現像器ケース6の外部へ出ている部分に加
えられていた外力をなくすことにより圧縮ばね9の復元
力により現像液保持器上部2は現像ローラ16へ向けて
変位する。前述したようにローラシール部12よりも薄
膜形成部11の方が長く上部まで設けられているため、
まず薄膜形成部11が現像ローラ16に接触し、続いて
ローラシール部12が現像ローラ16に接触する。本実
施例の構成により現像ローラ16上の現像液が現像ロー
ラ16に接触した薄膜形成部11により掻き落とされた
後にローラシール部12と現像液がその周上から掻き落
とされた後の現像ローラ16とが接触するため、ローラ
シール部12での現像液の掻き落としを防止でき、現像
液が現像液保持器1の外へ漏れることを防止出来る。現
像ローラ16は少なくとも最初に薄膜形成部11と接触
した部分がローラシール部12を通過するまでは回転を
続けるものとする。
【0019】この結果、現像ローラ16上の現像液を全
て掻き落とすことができる。また、現像液保持器上部2
が現像ローラ16に近づくにつれ、現像ローラ16との
間隙が狭くなり、現像液皿13上部の現像液は連通部1
4を通じて現像液保持器1内へ回収される。リトラクト
部7が図2に示されるように外力を受けない状態になる
と現像液は再び現像液保持器1中に密閉され、現像器は
液漏れ・固着等を防止したまま次の現像開始まで待機す
る。
【0020】
【発明の効果】本発明により、極く簡易な構成で現像液
の供給・回収を実現すること及び所定の現像液量を現像
部に保持せしめることを達成できる。更に、現像液の現
像部からの漏れあるいは現像液の固着を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体現像装置の一実施の形態の側
断面図。
【図2】本発明による液体現象装置の実施の形態の側断
面図。
【図3】本発明による液体現象装置の側断面図。
【符号の説明】
1…現像液保持器、2…現像液保持器上部、3…現像液
保持器変形部、4…現像液保持器底部、5,9…圧縮ば
ね、6…現像器ケース、7…リトラクト部、8…ピン、
10…梃子、11…薄膜形成部、12…ローラシール
部、13…現像液皿、14…連通部、15…液面、16
…現像ローラ、17…現像ローラ軸、18…支持部、1
9…穴、30…センサ、31…アクチュエータ、32…
液面高さコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神尾 恵司 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 鈴木 美津雄 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像担持体上に形成された静電潜像を現像
    ローラ上の現像液で顕像化する液体現像装置において、
    現像ローラと、現像液を保持する柔軟構造の現像液保持
    器と、前記現像液保持器の容積可変機構とを具備するこ
    とを特徴とする液体現像装置。
JP21292197A 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置 Pending JPH1152733A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21292197A JPH1152733A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21292197A JPH1152733A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1152733A true JPH1152733A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16630498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21292197A Pending JPH1152733A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1152733A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101825858B (zh) 图像形成装置和显影装置
US7599653B2 (en) Image forming apparatus
US7079792B2 (en) Developing unit using a developing liquid and image forming apparatus including the same
CN102033467A (zh) 成像设备
CN101334614A (zh) 显影设备及包括该显影设备的成像设备
US4990962A (en) Wet type developing device providing controlled amount of developing liquid
JP4195259B2 (ja) 湿式画像現像システム
JP3816579B2 (ja) 液体電子写真プリンタ用の発泡体ローラクリーニングシステム
JP3456122B2 (ja) 記録装置
JPH1152733A (ja) 液体現像装置
JPH06138774A (ja) 現像装置
EP0333199A2 (en) Liquid development apparatus with perforated liquid carrier sheet
JP3456916B2 (ja) 湿式電子写真装置
KR100428641B1 (ko) 습식 인쇄기의 현상장치
JPH049869A (ja) プロセスカートリッジ
JPH11133736A (ja) 現像装置
JP4568100B2 (ja) 液体現像装置
JPH08123274A (ja) 電子写真プリンタのクリーニング装置
JPH0243582A (ja) 現像装置
KR200186334Y1 (ko) 화상형성장치의 폐토너 회수장치
JPH04136966A (ja) 現像装置
JP2005010625A (ja) 液体現像装置
JPH04240873A (ja) 電子写真装置の現像ギャップ設定装置
JPH0328866A (ja) 現像装置
JPS6125158A (ja) 印刷装置