JPH0328866A

JPH0328866A - 現像装置

Info

Publication number: JPH0328866A
Application number: JP1163120A
Authority: JP
Inventors: Yukio Nishio; 行生西尾; Kazunori Hirose; 和則広瀬
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-06-26
Filing date: 1989-06-26
Publication date: 1991-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕非磁性の一成分系現像剤を現像ローラが搬送し、倣担持
体に圧接することによって現像する現像装置に関し、現像剤の漏出を防止するシーリング方法を確立すること
によって、長期間に渡って安定・清浄に作動する現倣装
置を実現することを目的とし、静電潜像を形成した像担
持体に現像剤を薄層化して供給し、該静電潜像を可視像
化する現像装置において、現像剤を搬送する現像ローラの軸方向の幅と、現像ロー
ラが搬送する現像剤の量を規制し簿層化するために、該
現像ローうに板状の部材を付勢して当接した層厚規制ブ
レードの幅とを、現像剤を貯留する貯留容器の現像剤貯
留部の幅よりも広くし、前記現像ローラと層厚規制ブレードが前記貯留容器より
も幅広となる部分と、前記貯留容器との隙間にシール部
材を設けるように構成する．〔産業上の利用分野］本発明は、一或分系現像剤を用いる現像装置に関し、よ
り詳細には、非磁性の一成分系現像剤を現像ローラが搬
送し、像担持体に圧接することによって現像する現像装
置に関する．〔従来の技術〕（１）一戒分系現像剤を用いる現像装置の概要第４図は
、一戒分系現像剤を用いる現像装置を説明する図で、現
像装置を感光ドラムの軸方向から見た図である．本現像装置は、静電潜像を形麻した感光ドラムｌに、現
像剤４を薄層化して供給する現像ローラ７を圧接するこ
とによって、前記静電潜像に現像剤を吸着させて現像を
行うものである。

次に、その概要を説明する． ■感光ドラム１を、図に示されない帯電器で一様に帯電
させ、図に示されない露光手段によって記録情報に応じ
た静電潜像を形成する．■貯留容器３は一成分現像剤４
を収納しており、アジテータ５を図中矢印Ａ方向に回転
することによって、現像剤４が貯留容器３の中で平均し
て分布するようにしている。

■パドルローラ６は、貯留容器３の底部に形成した第１
の凹部３ａ内に配置され、図中矢印Ｂ方向に回転するこ
とによって、貯留容器３の最も低い位置に存在する現像
剤４を現像ローラ７方向に汲み上げて供給する． ■現像ローラ７は、図中矢印Ｄ方向に回転することによ
って、パドルローラ６により搬送されて来た現像剤４を
その表面に吸着し、感光ドラムｌとの接触部に搬送する
。

この現像ローラ７は、例えば、体積抵抗値１０’〜１０
目Ω・ｍ（最適には１０’Ω・ｍ）程度、硬度が１０〜
３５゜　（アスカーＣ硬度計にて測定：最適には　１０
゜）程度の高分子ポリウレタン（連泡状態）で形成され
る層と、図示しない剛体で導電性の中心軸から成り、該
中心軸にバイアス電圧（例えば−３００Ｖ）を印加する
ことによって現像剤４を吸着する． ■層厚規制ブレード８は、アルξニウムあるいはステン
レス材等で構成され、軸８８回りを回動自在に設けてあ
り、現像ローラ７に対して図示しないバネ等の付勢手段
によって図中矢印Ｇ方向に押圧し、該現像ローラ７上の
現像剤層厚を一定値に規制している． ■現像ローラ７は、図示しないバネ等の付勢手段によっ
て感光ドラム１方向、すなわち図中矢印Ｆ方向に押圧さ
れており、感光ドラムｌとの接触部において、該感光ド
ラムｌの静電潜像を現像剤で現像する． ■回収ローラ９は、現像ローラ７と同様に体積抵抗値１
０’Ω・ｍ程度、硬度ｌＯ〜７０゜程度の高分子発泡ポ
リウレタンから戒り、貯留容器３の第２の凹部３ｂ内に
配置され、現像ローラ７に印加したバイアス電圧と等し
いか又はそれより大きいバイアス電圧（回収バイアス電
圧：たとえば−３００〜−ｓｏｏｖ）を印加する．そして、図中矢印Ｃ方向に回転することによって、現像
終了後の現像ローラ７の表面から、機械的および電気的
に現像剤を回収する。

以上で現像動作が一巡する。

（２）現像剤のシーリングと従来のシーリング方法現像ローラ７で搬送する現像剤の量（層厚）は、層厚規
制ブレード８を該現像剤ローラ７の表面に押圧すること
によって規制している。

他方、層厚規制ブレード８の両端位置において、現像装
置２の外へ現像剤が漏出し、装置を汚染する問題がある
。

これは、層厚規制ブレード８の両端位置における現像剤
の動きによるものである。

第５図は、層厚規制ブレードによる現像剤の動きを説明
する図である．すなわち、現像ローラ７が図中矢印Ｄ方向に回転すると
、層厚規制された現像剤が層厚規制ブレード８の長手方
向に広がり、図中矢印Ｈａ，Ｈｂ方向に移動しようとす
るためである．そのため、現像ローラ７および層厚規制ブレード８と、
貯留容器３との間を現像剤に対してシーリングする必要
がある。

第６図は、従来の現像剤の漏出防止方法を説明する図で
、（ａ）は第４図に示す現像装置を図上の上方から見た
図で層厚規制ブレードの一端側を示す、（ｂ）は貯留容
器側から見たシール部材の付設状態図、（ｃ）は感光ド
ラム側から見たフイルムの付設状態図、である．すなわち、貯留容器側の現像ローラ７と貯留容器３との
間にシール部材１０を設け、感光ドラム側においては、
現像剤の漏出を防ぐフィルム１ｌを設けている．（発明が解決しようとする課題〕しかし、前記従来のシーリング方法では、少しづつ漏出
した現像剤がフィルム１ｌと現像ローラ７との間に溜ま
り、長期間使用した場合に現像剤が溢れ出てくる問題が
ある．本発明の技術的課題は、現像剤に対するシーリングにお
ける以上のような問題を解消し、現像剤の漏出を防止す
るシーリング方法を確立することによって、長期間に渡
って安定・清浄に作動する現像装置を実現することにあ
る．〔課題を解決するための手段〕第１図は、本発明の基本原理を説明する図で、（ａ）は
現像装置の平面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ切断部端面
図、である．本発明は、現像剤貯留タンク（現像剤貯留部）と現像ロ
ーラおよび層厚規制ブレードの寸法と、それに関連する
シーリング方法に特徴がある．すなわち、静電潜像を形
成した像担持体に現像剤を薄層化して供給し、該静電潜
像を可視像化する現倣装置において、現像剤を搬送する
現像ローラ７ａの軸方向の幅Ｌｌと、現像ローラ７ａが
搬送する現像剤の量を規制し薄層化するために、該現像
ローラ７ａに板状の部材を付勢して当接した層厚規制ブ
レード８ａの幅Ｌ２とを、現倣剤を貯留する貯留容器３
ａの現像剤貯留部１３の幅Ｌ３よりも広くし、前記現像
ローラ７ａと層厚規制ブレード８ａが前記貯留容器３ａ
よりも幅広となる部分と、前記貯留容器３ａとの隙間に
シール部材（ｌ２）を設けて威るものである．〔作用〕現像剤の漏出は、現像ローラフに押圧している層厚規制
ブレード８ａの面８ａｓに沿って、該層厚規制ブレード
８ａの長平方向に現像剤が移動することによって生じる
。

本発明では、貯留容器３ａと現像ローラ７ａおよび層厚
規制ブレード８ａとの間を、面８ａｓを含めてシール部
材ｌ２によってシーリングしているので、現像剤が漏出
することがない．また、現像ローラ７ａおよび層厚規制ブレード８ａのｌ
ｉＬ１，Ｌ２を、貯留容器３ａの現像剤貯留部１３の帽
Ｌ３よりも広くし、その幅広の余裕がある部分にシール
部材１２を設けているので、現像剤は一層漏出できなく
なる．しかも、該幅広部分の幅を適切に選択することに
よって、該シール部材ｌ２の摩耗による機能低下を長期
間に渡って阻止することができる．〔実施例〕（１）構威第２図は、実施例を説明する図で、（ａ）は現像装置の
分解斜視図、（ｂ）はシール部材の形状を説明する斜視
図、（ｃ）はシーリング状況を示す断面図、である．本実施例は、同図（ａ）に示すように、現像剤貯留部１
３ａの幅よりも現像ローラ７ｂおよび層厚規制ブレード
８ｂの幅を、左右それぞれ幅Ｌｓだけ広くしている．そして、その幅広し３の部分に、同じ幅Ｌｓのシール部
材１２ａを設け、現像ローラ７ｂおよび層厚規制ブレー
ド８ｂと貯留容器３ｂとの間の隙間を、完全にシーリン
グしている．また、同図（ｂ）に示すよう，に、シール部材１２ａの
形状は、現像ローラ７ｂおよび層厚規制ブレード８ｂと
に完全に倣う形状をしており、該層厚規制ブレード８ｂ
の面８ｂｓとシール部材１２ａの面１２ｂｓとが完全に
嵌合するため、面８ｂｓに沿って移動する現像剤を完全
にシーリングすることができる。

同図（ｃ）は、以上のシーリング状況をさらに詳しく説
明したもので、貯留容器３ｂの現像剤貯留部１３ａと現
像ローラ７ｂおよび層厚規制ブレード８ｂとを完全にシ
ーリング可能である．ちなみに、シール部材１２ａの幅Ｌｓは、３．０−あれ
ば長期間に渡って現像剤の漏出を防止できることが判っ
ている．また、シール部材１２ａの材質には、テフロン
製フェルトや発泡ポリウレタン等が通している．（２）印字保証幅第３図は、現像装置の印字保証幅を説明する図である．
また同図は、以上に述べた寸法関係を総括して示したも
のである．図中１４が印字保証幅である．現像ローラ７ｂおよび層厚規制ブレード８ｂの幅１１１
．１１２は、現像剤貯留部１３ａあるいは回収ローラ９
ａの幅２３よりも２１３だけ広く、現像ローラ７ｂおよ
び層厚規制ブレード８ｂの両端には幅ｉｓのシール部材
１２ａを設けてある。

印字保証幅ｌ４は、ｊ！３よりも２αだけ狭く、αは回
収ローラ９ａの幅に対する安全余裕で、確実な印字品質
を実現するための余裕である。

すなわち、印字保証幅ｌ４は、ほぼ１３と考えてよい．〔発明の効果〕以上のように本発明の現像装置によれば、現像ローラと
層厚規制ブレードの幅を現像剤貯留部の幅よりも広くし
、該幅広部分において現像剤の貯留容器とシーリングを
行うことによって、現像剤の漏出を長期間に渡って安定
して防止することができる．したがって、長期間に渡って安定・清浄に作動する現像
装置を実現することができ、その結果、本現倣装置を使
用する記録装置の印字品質と信頼製を飛躍的に高めるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の基本原理を説明する図で、（ａ）は
現像装置の平面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ切断部端面
図、第２図は、実施例を説明する図で、（ａ）は現像装置の
分解斜視図、（ｂ）はシール部材の形状を説明する斜視
図、（ｃ）はシーリング状況を示す断面図、第３図は、現像装置の印字保証幅を説明する図、第４図
は、一威分系現像剤を用いる現像装置を説明する図で、
現像装置を感光ドラムの軸方向から見た図、第５図は、層厚規制ブレードによる現像剤の動きを説明
する図、第６図は、従来の現像剤の漏出防止方法を説明する図で
、（ａ）は第４図に示す現像装置を図上の上方から見た
図で層厚規制ブレードの一端側を示す、（ｂ）は貯留容
器側から見たシール部材の付設状態図、（ｃ）は感光ド
ラム側から見たフィルムの付設状態図、である．．図において、■は感光ドラム、２，２ａは現像装置、３
．３ａ，３ｂは貯留容器、４は現像剤、５はアジテー夕
、６はパドルローラ、？，７ａ，７ｂは現像ローラ、８
．８ａ．８ｂは層厚規制ブレード、９．９ａは回収ロー
ラ、ｌＯはシール部材、１１はフィルム、１２，１２ａ
はシール部材、１３．　１３ａは現像剤貯留部、ｌ４は
アジテー夕軸受、１５はパドルローラ軸受、をそれぞれ
示している．

Claims

【特許請求の範囲】静電潜像を形成した像担持体に現像剤を薄層化して供給
し、該静電潜像を可視像化する現像装置において、現像剤を搬送する現像ローラ（７ａ）の軸方向の幅（Ｌ
１）と、現像ローラ（７ａ）が搬送する現像剤の量を規
制し薄層化するために、該現像ローラ（７ａ）に板状の
部材を付勢して当接した層厚規制ブレード（８ａ）の幅
（Ｌ２）とを、現像剤を貯留する貯留容器（３ａ）の現
像剤貯留部（１３）の幅（Ｌ３）よりも広くし、前記現
像ローラ（７ａ）と層厚規制ブレード（８ａ）が前記貯
留容器（３ａ）よりも幅広となる部分と、前記貯留容器
（３ａ）との隙間にシール部材（１２）を設けたこと、を特徴とする現像装置。