JPH1152011A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPH1152011A
JPH1152011A JP9211547A JP21154797A JPH1152011A JP H1152011 A JPH1152011 A JP H1152011A JP 9211547 A JP9211547 A JP 9211547A JP 21154797 A JP21154797 A JP 21154797A JP H1152011 A JPH1152011 A JP H1152011A
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signal
terminal
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JP9211547A
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Onori Yamada
大典 山田
Kazuaki Mayumi
和明 真弓
Masamitsu Takanami
正充 高波
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査物の電極の高密度化に応じて装置が大
型化することなく、しかも、被検査物における比較的高
周波数帯域の信号を測定する場合においても、確実に電
気的特性試験を実行することができる。 【解決手段】 抵抗素子60aiおよびコンデンサ60
biが、それぞれ、基板部48における信号層48s
p、および、電源層48vpに設けられるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に電子回路を
有する被検査物における電子回路の電気的特性試験に用
いられる検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器などに実装される半導体集積回
路は、実装される以前の段階で種々の試験が行われその
潜在的欠陥が除去される。その種々の試験のうち直流特
性試験および交流特性試験などは、所定の検査装置が用
いられて半導体集積回路について行われる。その交流特
性試験においては、検査装置により、例えば、半導体集
積回路における入出力端子間の伝搬遅延時間、出力波形
の遷移時間、最大クロック周波数などが測定される。
【0003】このような試験を行う検査装置において
は、例えば、試験プログラムの動作制御を行う制御部
と、検査信号を送出する検査ヘッドとを含んで構成され
る。その検査ヘッドは、制御部からの制御信号に基づい
て検査信号を送出するものとされる。その際、検査信号
は、検査ヘッドに関連して設けられる複数のプローブを
通じて被検査物としての半導体集積回路の各電極に供給
される。その複数のプローブは、被検査物の各電極に対
応して所定の相互間隔で設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被検査物とし
ての大規模集積回路(LSI)における電極の高密度化
に応じて装置が大型化するので上述のような構造の装置
により試験を実行することにも限界がある。
【0005】また、上述のような交流特性試験におい
て、最大クロック周波数が比較的高周波数帯域、例え
ば、50MHz以上の場合においては、その回路におけ
るプローブを含むリアクタンスに起因した雑音に基づく
誤動作が生じる虞があるので従来のプローブ等の構造を
用いることが困難となる場合がある。
【0006】以上の問題点を考慮して、本発明は、内部
に電子回路を有する被検査物における電子回路の電気的
特性試験に用いられる検査装置であって、被検査物の電
極の高密度化に応じて装置が大型化することなく、しか
も、被検査物における比較的高周波数帯域の信号を測定
する場合においても、確実に電気的特性試験を実行する
ことができる検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る検査装置は、内部に電子回路を有す
る被検査物の端子に電気的に接続される電極面を有する
信号層、および、入力される検査信号を信号層に送出す
るとともに被検査物からの該信号層を通じて得られる出
力信号が送出される入出力部を有する基板と、基板の電
極面と被検査物の端子との間に基板の電極面および被検
査物の端子に対応して配され、被検査物の端子が当接さ
れる導電部を有し、導電部を介して該端子と電極面とを
選択的に導通状態とする導電性シート部材と、検査信号
を前記基板の入出力部に供給するとともに入出力部から
の出力信号を送出する検査ヘッドとを備え、検査信号の
周波数に応じた雑音抑制素子が、基板における信号層で
あって入出力部、もしくは、被検査物に近接した位置に
設けられるものとされる。
【0008】また、雑音抑制素子が、加えて基板におけ
る電源ラインと基板の接地部との間に設けられてもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る検査装置の
一例を示す。
【0010】図2において、検査装置は、後述する制御
ユニット28からの検査制御信号に基づいて検査入力信
号群を形成し、それらを所定のタイミングで送出すると
ともに得られた検査結果をあらわすデータを制御ユニッ
ト28に供給する検査ヘッド本体部24と、検査ヘッド
本体部24からの検査入力信号群を後述する第2中継基
板18に転送するとともに第2中継基板18からの検査
出力信号群を検査ヘッド本体部24に転送する接続基板
20と、接続基板20からの検査入力信号群を後述する
支持基板12側に転送するとともに支持基板12側から
の検査出力信号群を接続基板20側に転送する第1中継
基板16および第2中継基板18と、第1中継基板16
にケーブル群14を介して電気的に接続され後述する被
検査物収容部材10を支持する支持基板12とを含んで
構成されている。
【0011】検査ヘッド本体部24における上面部に
は、内部に連通する開口部26aが設けられている。開
口部26aの周囲には、検査入力信号群を送出するとと
もに接続基板20からの検査出力信号群が入力される入
出力端子部26が環状に設けられている。入出力端子部
26は複数の端子により形成されている。
【0012】入出力端子部26の周縁には、相対向して
設けられ接続基板20の凹部22dに嵌合される一対の
位置決め部材26D、および、相対向して設けられ接続
基板20の凹部22cに嵌合される一対の位置決め部材
26Cが設けられている。また、検査ヘッド本体部24
における上面部の4隅には、それぞれ、接続基板20を
検査ヘッド本体部24に固定するためのボルトBoがね
じ込まれる雌ねじ孔24aが設けられている。
【0013】検査ヘッド本体部24には、制御ユニット
28が双方向式の伝送路を介して接続されている。検査
ヘッド本体部24には、制御ユニット28からの検査の
種類、例えば、直流特性試験、交流特性試験などをあら
わす制御信号、選択された端子群の測定順序、測定条
件、試験項目などをあらわす検査制御信号群CQがクロ
ック信号群とともに供給される。検査ヘッド本体部24
は、検査制御信号群CQ、および、クロック信号群に基
づいて検査信号群を形成し、それらを所定の動作プログ
ラムに従うタイミングで接続基板20に送出する。そし
て、検査ヘッド本体部24は、後述する被検査物42に
ついて所定の検査が実行された場合において得られた検
査結果データ群DRを順次、制御ユニット28に供給す
る。
【0014】制御ユニット28は、検査結果データ群D
Rに基づいて被検査物42の良否の判定などを行う中央
演算処理装置、検査結果データ群DR、検査動作プログ
ラムなどが記憶される記憶装置、所定の値に設定された
電圧もしくは電流を供給する電力供給部などを含んで構
成されている。
【0015】制御ユニット28には、入出力装置30が
接続されている。入出力装置30は、被検査物42をあ
らわす識別データ、検査プログラム、制御コマンドなど
を入力する操作部32と、制御ユニット28からの表示
データに基づく各被検査物42の検査結果などを表示す
る表示部34とを含んで構成されている。
【0016】平板状に形成される接続基板20における
検査ヘッド本体部24の開口部26aに対向する位置に
は、開口部22aが設けられている。開口部22aの周
囲には、検査ヘッド本体部24の入出力端子部26に接
続される入出力端子部22が環状に設けられている。入
出力端子部22は、入出力端子部26に対応して複数の
端子から形成されている。
【0017】また、接続基板20における検査ヘッド本
体部24の上面に対向する面には、一対の位置決め部材
26Dおよび一対の位置決め部材26Cが嵌合される一
対の凹部22cおよび22dがそれぞれ設けられてい
る。
【0018】さらに、接続基板20における検査ヘッド
本体部24の雌ねじ孔24aに対応する位置には、ボル
トBoが挿入される透孔22bがそれぞれ設けられてい
る。これにより、接続基板20は、その透孔22bを介
してボルトBoが雌ねじ孔24aにねじ込まれることに
より検査ヘッド本体部24に固定されることとなる。
【0019】第1中継基板16および第2中継基板18
は、それぞれ、互いに電気的に接続されており、第2中
継基板18は、接続基板20の入出力端子部22に接続
される端子部を有している。また、第1中継基板16
は、ケーブル群14の一端が電気的に接続される端子部
を有している。ケーブル群14の他端は、支持基板12
の入出力端子部に接続されている。
【0020】支持基板12は、例えば、プリント配線基
板とされ、第1中継基板16に対向する一方の面に入出
力端子部を有し、他方の面の略中央部に被検査物収容部
材10を有している。その入出力端子部と被検査物収容
部材10が配置される電極群とは、図示が省略される導
体層を介して電気的に接続されている。また、支持基板
12の入出力端子部は、ケーブル群14に対して着脱可
能に接続されている。
【0021】被検査物収容部材10に収容される被検査
物としての半導体素子42は、例えば、略長方形のベア
チップとされる。半導体素子42において後述する導電
性シート部材50に対向する面には、導電性シート部材
50の導電部に接続されるべき電極が全周にわたって複
数個形成されている。
【0022】被検査物収容部材10は、図3および図4
に示されるように、支持基板12における所定の位置に
配されその各端子部にそれぞれ接続される入出力端子部
54を有する基台46と、基台46の上部に形成される
凹部の内部に配される基板部48に接続される入出力端
子部54と半導体素子42の各電極とを選択的に導通状
態とする導電性シート部材50と、基台46および導電
性シート部材50の上面に載置され、半導体素子42の
各電極の導電性シート部材50の導電部に対する位置合
わせを行うとともに半導体素子42を収容する位置決め
プレート44と、位置決めプレート44の上方に対向し
て配され半導体素子42の各電極を導電性シート部材5
0の導電部に対して押圧させる押圧体56を有し選択的
に位置決めプレート44に対し近接もしくは離隔する状
態をとる押圧体支持部40と、押圧体支持部40におけ
る押圧体56を半導体素子42に対して加圧状態で保
持、もしくは、半導体素子42に対して離隔しその加圧
力を解放する状態をとらせるフック52Aおよび52B
とを含んで構成されている。
【0023】基台46は、図示が省略される支持軸によ
り支持基板12上に支持されている。これにより、半導
体素子42の種類に応じた新たな被検査物収容部材10
を支持基板12上に適宜配置できることとなる。
【0024】基台46における入出力端子部54の各接
続プローブ54aは、例えば、同軸プローブであり、そ
の周縁部を囲むように縦横に複数配列されている。各接
続プローブ54aの一端は、支持基板12の入出力端子
部に電気的に接続される端子部に接続されている。各接
続プローブ54aの他端は、基板部48の接続端子に接
続されている。
【0025】なお、同軸プローブである各接続プローブ
54aは、ピンにより構成されているが、かかる例に限
られることなく、同軸ケーブルにより構成されるもので
あってもよい。
【0026】プリント配線基板とされる基板部48にお
ける略中央部には、後述する導電性シート部材50の導
電部が配置される位置に対応して電極部48aが形成さ
れている。電極部48aと各接続プローブ54aの他端
に接続される接続端子とは、信号層および電源層を通じ
て電気的に接続されている。
【0027】基板部48における電極部48aと各接続
プローブ54aの他端に接続される接続端子との間に
は、図1および図3に示されるように、所定の相互間隔
をもって4本の位置決めピン62が設けられている。ま
た、基台46の凹部の周縁部における相対向する辺に
は、フック52Aおよび52Bがそれぞれ回動可能に支
持されている。
【0028】薄板状の導電性シート部材50は、半導体
素子42の各電極と電極部48aとを選択的に導通状態
とする導電部50aをその略中央部に有している。導電
部50aは、複合導電材料、例えば、シリコーンゴムと
金属粒子からなるもので作られている。複合導電材料と
しては、異方性導電ゴムが用いられる。異方性導電ゴム
は、その厚み方向に導電性を有し平面に沿った方向には
導電性を有しない材料である。また、異方性導電ゴムに
は、導電部が絶縁性を有するゴムの中に分散している分
散タイプと、導電部が部分的に複数個偏在している偏在
タイプがあり、いずれのタイプが用いられても良い。
【0029】導電部50aがこのような異方性導電ゴム
で作られることにより半導体素子42の各電極と導電部
50aとが面接触により接続されるので接触不良が回避
されるとともに半導体素子42の電極との接触による損
傷が回避されることとなる。
【0030】また、導電性シート部材50には、基板部
48の位置決めピン62が嵌合される透孔50bが位置
決めピン62に対応した位置に設けられている。これに
より、導電性シート部材50の導電部50aの基板部4
8の電極部48aに対する位置決めがなされることとな
る。
【0031】位置決めプレート44は、基板部48の位
置決めピン62が嵌合される透孔44bを各位置決めピ
ン62に対応した位置に有している。また、位置決めプ
レート44の略中央部には、半導体素子42を収容する
開口部44aが導電性シート部材50の導電部50aに
対応して設けられている。開口部44aの寸法は、半導
体素子42の外周面との間に所定の隙間が形成されるよ
うに設定されている。これにより、収容された半導体素
子42の各電極の導電性シート部材50の導電部50a
に対する位置決めがなされることとなる。
【0032】押圧体支持部40は、図4に示されるよう
に、押圧体収容部40bを有している。押圧体収容部4
0bは、位置決めプレート44に対向する面に開口する
開口部40aに連通している。また、押圧体支持部40
における開口部40aが設けられる面に対向する面に
は、開口部40aの開口面積に比して小なる開口部40
cが設けられている。
【0033】押圧体収容部40bには、開口部40aを
通じて半導体素子42に向けて突出する押圧部56aを
有する押圧体56が収容されている。押圧体56は、押
圧体収容部40b内に開口する貫通孔56bを有してい
る。押圧体56と押圧体収容部40bの内壁面との間に
は、押圧体56を半導体素子42に向けて付勢するコイ
ルスプリング58が設けられている。
【0034】これにより、押圧部56aが半導体素子4
2に当接されるもとで押圧体支持部40が、フック52
Aおよび52Bの係合部がそき上面に係合されることに
より基台46に保持される場合、コイルスプリング58
の付勢力により半導体素子42が所定の圧力で導電性シ
ート部材50の導電部50aに対して押圧されることと
なる。その際、導電部50aは、導通状態とされる。一
方、押圧部56aが半導体素子42に当接されるもとで
押圧体支持部40がフック52Aおよび52Bにより基
台46に保持されない場合、半導体素子42が押圧され
ず、導電部50aは、非導通状態とされる。
【0035】さらに、図1に示されるように、電極部4
8aと各接続プローブ54aの他端に接続される接続端
子とを接続する信号層48spおよび電源層48vpに
は、それぞれ、雑音抑制素子としての抵抗素子60ai
もしくはコンデンサ60biが、収容される半導体素子
42、もしくは、入出力端子部54に近接した位置に設
けられている。
【0036】信号層48spに設けられる抵抗素子60
aiは、半導体素子42の標準ロジックの種類、例え
ば、TTL系、もしくは、CMOS系に応じてその抵抗
値が設定されている。
【0037】また、抵抗素子60aiの抵抗値は、信号
層48spにおける入力側と出力側との間のインピーダ
ンスが略同一となるように設定されている。
【0038】電源層48vpに設けられるコンデンサ6
0biは、電源ラインと接地電位部との間となる部位に
設けられている。例えば、バイパスコンデンサとされる
コンデンサ60biは、特定の比較的高周波数帯域にお
いて、電源ラインから接地ラインに電流をバイパスさせ
るものとされる。
【0039】このように信号層48spおよび電源層4
8vpにおいて、それぞれ、雑音抑制素子としての抵抗
素子60aiもしくはコンデンサ60biが設けられて
いるので例えば、被検査物収容部材10に配された半導
体素子42において比較的高周波数のクロック信号が測
定される場合においても、雑音が除去されることとな
る。
【0040】かかる構成のもとで、被検査物収容部材1
0に配された半導体素子42について特性試験を行うに
あたっては、各試験項目に応じて検査ヘッド本体部24
から順次供給される検査入力信号が半導体素子42の各
電極部ごとに選択的に供給されるとともに半導体素子4
2から検査出力信号が検査ヘッド本体部24に供給され
ることとなる。
【0041】その際、半導体素子42の電極部が導電性
シート部材50の導電部50aを通じて基板部48の電
極部48aに対して導通状態とされ、かつ、雑音抑制素
子としての抵抗素子60aiもしくはコンデンサ60b
iがその信号層48spおよび電源層48vpに、それ
ぞれ、設けられているので雑音で誤動作することなく比
較的高周波数のクロック信号を精度よく測定できること
となる。
【0042】図5は、本発明に係る検査装置の他の一例
を示す。
【0043】図5においては、図4に示される例では基
台46が支持基板12に対して着脱可能に支持され、ま
た、接続プローブ54aが支持基板12の端子部に接続
されているが、その代わりに、導電性シート部材50の
導電部50aが支持基板12の一方の面に形成される電
極面12aに直接的に載置され、また、電極面12aに
電気的に接続される信号層12spおよび電源層12v
pが他方の面に形成されるものとされる。なお、図5に
おいて、図4に示される例の構成要素と同一の要素とさ
れるものについては同一の符号を付して示し、その重複
説明を省略する。
【0044】フック52Aおよび52Bは、それぞれ、
相対向して支持基板12上に設けられる支持部材68に
回動可能に支持されている。これにより、フック52A
および52Bの係合部は、それぞれ、押圧体支持部40
の上面部に対して選択的に係合状態もしくは非係合状態
をとることとなる。
【0045】支持基板12の下面には、その剛性を高め
るために板状部材70が設けられている。また、支持基
板12の下面における板状部材70が接合される部分に
は、信号層12spおよび電源層12vpが形成されて
いる。
【0046】信号層12spおよび電源層12vpに
は、上述の例と同様にそれぞれ、雑音抑制素子としての
抵抗素子72aiもしくはコンデンサ72biが設けら
れている。
【0047】従って、上述の例と同様に、雑音で誤動作
することなく比較的高周波数のクロック信号を精度よく
測定でき、しかも、上述の例に比して支持基板12と半
導体素子42との間の距離がより近接した状態となるの
で雑音に対してより強い装置を構成することとなる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る検査装置によれば、検査信号の周波数に応じた雑
音抑制素子が、基板における信号層であって入出力部、
もしくは、被検査物に近接した位置に設けられ、あるい
は、雑音抑制素子が基板における電源ラインと基板の接
地部との間に設けられるので被検査物の電極の高密度化
に応じて装置が大型化することなく、しかも、被検査物
における比較的高周波数帯域の信号を測定する場合にお
いても、確実に電気的特性試験を実行することができる
こととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査装置の一例の要部を拡大して
示す斜視図である。
【図2】本発明に係る検査装置の一例の全体の構成を概
略的に示す斜視図である。
【図3】本発明に係る検査装置の一例の要部の構成を示
す斜視図である。
【図4】図3に示される例における構成を示す断面図で
ある。
【図5】本発明に係る検査装置の他の一例の要部を示す
断面図である。
【符号の説明】
10 被検査物収容部材 12 支持基板 42 半導体素子 48 基板部 48sp、12sp 信号層 48vp、12vp 電源層 50 導電性シート部材 54 入出力端子部 60ai、72ai 抵抗素子 60bi、72bi コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電子回路を有する被検査物の端子
    に電気的に接続される電極面を有する信号層、および、
    入力される検査信号を該信号層に送出するとともに該被
    検査物からの該信号層を通じて得られる出力信号が送出
    される入出力部を有する基板と、 前記基板の電極面と前記被検査物の端子との間に該基板
    の電極面および該被検査物の端子に対応して配され、該
    被検査物の端子が当接される導電部を有し、該導電部を
    介して該端子と該電極面とを選択的に導通状態とする導
    電性シート部材と、 検査信号を前記基板の入出力部に供給するとともに該入
    出力部からの出力信号を送出する検査ヘッドとを備え、 前記検査信号の周波数に応じた雑音抑制素子が、前記基
    板における信号層であって前記入出力部、もしくは、前
    記被検査物に近接した位置に設けられることを特徴とす
    る検査装置。
  2. 【請求項2】 前記雑音抑制素子が、加えて前記基板に
    おける電源ラインと該基板の接地部との間に、設けられ
    ることを特徴とする請求項1記載の検査装置。
JP9211547A 1997-08-06 1997-08-06 検査装置 Pending JPH1152011A (ja)

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