JPH11514903A - 止血カニューラ - Google Patents

止血カニューラ

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JPH11514903A JP9516789A JP51678997A JPH11514903A JP H11514903 A JPH11514903 A JP H11514903A JP 9516789 A JP9516789 A JP 9516789A JP 51678997 A JP51678997 A JP 51678997A JP H11514903 A JPH11514903 A JP H11514903A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、カテーテル(57)と、前記通路(11)に取り付けられた弁本体(1,1′,1″)とを受ける寸法の通路(11)を有するハウジング(10)とを備えた止血カニューラである。弁本体は開口部(2,3,102,103,112,113,2′,3′,2″,3″)を有し、この開口部は、カニューラ内に閉鎖されたカテーテル(57)の周りにシールを形成する。1つの実施例において、柔軟な材料の内側リング(8″)は、開口部(2″,3″)の内側の少なくとも一部に配置される。弁本体(1,1′,1″)はカニューラハウジング(10)内で圧縮される。カテーテル(57)が除去されるとき、弁本体(1,1′,1″)は、患者の血管内に流れる閉塞空気流を閉鎖し、患者の血管の外側に流れる血液流を阻止する。またカニューラハウジング(10)は、患者の血管に液体を導入するサイドポートを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 止血カニューラ 発明の背景 本発明は、カニューラ(cannula)またはシースに関し、特に血管造影カテーテ ルとともに使用するカニューラに関する。 ある造影的な研究において、血管造影技師は、複合研究を行うためにデジレー ホフマン(Desilets-Hoffman)手順を使用する。この手順において、造影機は、皮 膚を通して血管の内腔まで中空の針を挿入することによって患者の血管への接近 を行う。ガイドワイヤがニードルを通され、動脈または静脈を通って検査する組 織に進められる。針が除去されて組織内にガイドワイヤが残る。カニューラ及び 拡張器がワイヤ上を血管に前進し、拡張器はガイドワイヤに沿って除去される。 つぎに血管造影技師は、カニューラまたはシースを通って血管に種々のタイプの カテーテルを挿入することによって複数の調査を行う。過剰な出血を避け空気の 閉塞の可能性を防止するために、この技術は、カテーテルを変える間にカニュー ラを通る通路の閉塞を必要とする。 必要な閉塞を得る1つの方法は、カニューラの通路の柔軟な材料から形成され た弁本体を配置することである。このような弁本体は、例えば、Stevensに付与 された米国特許第4,000,739号、Timmermansに付与された米国特許第4 ,430,081号、Matumotoらに付与された米国特許第4,610,665号 、Savageらに付与された国際特許WO91/10459号に示されている。これ らの特許の各々において、1つまたはそれ以上のディスク状ガスケットがカニュ ーラ通路に取り付けられている。ディスク状ガスケットまたは弁本体は、カニュ ーラを通じて患者の動脈に引かれる空気によって血液の閉塞を防止するためにカ テーテルが存在しないとき、閉鎖位置に偏倚される開口部を含む。カテーテルが 弁本体を通じてカニューラの通路に挿入されるとき、弁本体は、カテーテルの外 壁形状に適合し、カテーテルと弁本体との間でカニューラから血液が流出するこ とを防止する。 発明の該要 本発明の1つの実施例は、それを通るカテーテルを受ける大きさの通路を有す るハウジングを備えた止血カニューラを含む。1つの部品の柔軟な材料から形成 された上述した弁本体と同様の弁本体がハウジングの通路に取り付けられている 。弁本体は、弁本体に一部が伸びている1つの平面を通るスリットと、弁本体の 一部のみが伸びている対向する平面を通る開口部とを含む。内側リングが、外側 に隆起したリング及び開口部を有する面の近位に穴の一部として一体的に形成さ れ、外側リングと同心に配置されている。スリット及び開口部の双方は、弁本体 に十分に伸びており、それらは弁本体内で交差する。スリットを液密に維持する ためにスリットにほぼ直角な方向に弁本体を圧縮する弁本体の周縁の一部に接触 する手段を含む。選択的に、開口部を包囲する外側の隆起したリングを使用する ことができる。 本発明の1つの目的は、改良された止血カニューラを提供することである。 本発明の他の目的は、改良された止血カニューラを製造する製造方法を提供す ることである。 本発明の関連する目的及び利点は、次の説明から明らかである。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の止血カニューラを軸線方向に切った断面図である。 第2図は、第1図の実施例の止血カニューラを分解した部分断面図である。 第3図は、拡張器ユニット及びワイヤガイドを有するカニューラの側面図であ る。 第4図は、中に包囲されたカテーテルを備えた血管の内腔の所定の位置にカニ ューラを示す第3図と同様の図面である。 第5図は、第1図及び第2図の止血カニューラに使用される弁本体の正面図で ある。 第6図は、第5図に示す弁本体の一部を破断した底面図である。 第7図は、第5図及び第6図に示した弁本体の側面図である。 第8図は、ハウジングの溝に圧縮され適合される前後の第5図ないし第7図の 弁本体の正面図を示す本発明の止血カニューラのハウジングの溝部分を軸線方向 に見た図面である。 第9図は、本発明による他の弁本体の正面図である。 第10図は、圧縮された後に第9図に示した弁本体の正面図である。 第11図は、本発明による他の弁本体の正面図である。 第12図は、圧縮後の第11図に示す弁本体の正面図である。 第13図は、第1図及び第2図の止血カニューラに使用される弁本体の他の実 施例の正面図である。 第14図は、第13図に示す弁本体の一部を破断した底面図である。 第15図は、第13図及び第14図に示す弁本体の側面図である。 第15図Aは、第13図ないし第15図に示す弁本体の一部の拡大図である。 第16図は、本発明の他の実施例の止血カニューラを軸線方向に切った断面図 である。 第17図は、第16図に示すような第1図及び第2図の止血カニューラに使用 する弁本体の他の実施例の正面図である。 第18図は、第17図に示す弁本体の底部を一部破断した図面である。 第19図は、第17図及び第18図に示す弁本体の側面図である。 第19図Aは、第17図ないし第19図に示す弁本体の一部の拡大図である。 好ましい実施例の説明 本発明の原理の理解を促進する目的において、図面に示した実施例に参照が行 われ、実施例を説明するために特定の言語が使用される。本発明の範囲を制限す ることを意図するものではなく、図示した装置の変形例及びさらなる変更は、発 明が関連する当業者に生じる。 図面をさらに詳細に説明すると、カテーテルを受ける通路11を有するハウジ ング10を含む止血カニューラが第1図及び第2図に示されている。ハウジング 10は、2つのおねじ面15及び16を有する部材12から製造される。溝18 を有するキャップ17は、ねじ15で部材12にねじ込まれ、適当なセメント等 によって所定の位置にのりずけされる。弁本体1は溝18に受けられ、部材12 のキャップ17の間に挟まれる。第1図及び第2図で分かるように、弁本体1の 円筒形溝または穴3を含む面6は、キャップ17の開口部70に向いている。 またカニューラハウジング10はめねじ部材を含み、そのねじは、部材12の ねじと係合するのに適している。部材32の機能は、可撓性管35を受けハウジ ング10に固定または保持することである。組立手順において、接着材またはセ メントが管と部材とをともに固定するために可撓性管35上に部材12及び32 の間に配置される。この可撓性管35は、広がった端部36を有し、この端部3 6は、部材12及び32の傾斜面37及び40の間に固定される。 ハウジング10は、液体を患者の血管に導入するために弁本体1と可撓性管3 5との間の通路11に連通するポート45を備えている。血液がフラシュポート 45から流出しないことを保証するように、外科医は、管状隆起部50によって 突出部47に取り付けられる可撓性管46を通る流体の正圧を正規に維持する( 第3図及び第4図参照)。可撓性管35は、環状隆起部55を介してカラー52 の周りに固定された収縮可能な管51によってハウジング10に固定される。第 3図に示すように、カテーテル57の外径とほぼ同じ外径を有する中空のプラス ティック拡張器56は、拡張器の傾斜端部60が管35の遠位端を越えて伸長す るように通路11内に配置される。カニューラがガイドワイヤ61と拡張器60 を越えて血管に挿入された後、拡張器及びガイドワイヤが除去され廃棄される。 弁本体1は、溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。したがっ て、弁本体1は、溝18に受けられるように矢印8の方向に圧縮されなければな らない。弁本体1は、周縁5によって分離される一対の対向面6を含む。穴また は円筒形溝3は、一方の面を通って製造され、第1図に示すように弁本体を溝の 一部が通るように伸長している。穴3はディスクを形成する処理の間に分離した 手順で成形、パンチ加工、研削によって形成することができる。スリット2は、 他の面を通して製造され、弁本体内の穴3と交差する弁本体を一部が通って伸び ている。 弁本体1は、20と90との間の硬度計による硬度を有するシリコンゴムまた は他のエラストマーから製造することが好ましい。第5図ないし第8図を参照す ると、弁本体1は、周縁5が一対の平行な平面4を有するように細長い形状を有 することが好ましく、一対の平行な平面4は、スリット2によって画定された平 面に直角である。スリット2は1つの面6を完全に横切るように伸び、弁本体の 厚さの1/3と2/3との間の深さまで弁本体内に伸びている。穴3は、0.2 5mmないし0.89mm(0.010と0.035インチ)の間の直径であり 、 スリット2は、弁本体1の厚さの1/3と2/3との間の深さが好ましい。いか なる場合においても、穴3とスリット2の組み合わされた深さは、それらが弁本 体内部で交差し、それを通るカテーテル等を受けるために弁本体を完全に通る開 口部をつくるに十分でなければならない。 もちろん、弁本体の細長い形状は、その幅の寸法W2より大きい高さ寸法H2 を有する結果を生じる。第8図は、ハウジング10の溝18に配置することがで きるように圧縮される前後の弁本体1を示す。圧縮される前に弁本体1は、第2 図に示すように溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。弁本体 1への圧縮力がスリット2の直角な方向にのみ向いているので、弁本体1は、溝 18の幅寸法W1以下の幅寸法W2を有する。弁本体1の細長い形状は、カニュ ーラに組み立てられるとき、拡張器またはカテーテルの除去の後に完全にそれを 閉鎖するスリットに直角なわずかな量の圧力を加える。平坦な部分4は、それが 圧縮され、溝18内に受けられるとき溝と交差することなく幅寸法で弁本体が拡 張できるようにする。 第9図及び第10図は、第1図及び第2図の止血カニューラとともに使用する ことができる弁本体の他の実施例を示す。この場合において、弁本体101は、 形状が細長く、交差する一対のスリット102及び103を有する。弁本体10 1のスリット形状は、ここに参考として組み込まれているMatsumotoらに米国特 許第4,610,665号にさらに完全に示されているようなものである。別の 例として、交差するスリット102及び103は、第9図及び第10図に示すよ うな弁101の各面を完全に横断するように伸長している。この場合における重 要な側面は、弁本体101の細長い形状がスリット102に直角に矢印8に沿っ て圧縮され、弁本体は、前述したようなカニューラハウジングの溝内に受けられ る。圧縮力8は、スリット102がカテーテルの変更中に閉鎖されたままである ことを保証することによって性能を改良する。 第11図及び第12図は、本発明による弁本体の他の実施例を示す。この場合 において、弁本体111は、第5図ないし第8図に示す弁本体1を参照して説明 した形状と同様な形状で細長い形状である。しかしながら、この場合、弁本体1 11は弁本体を完全に通る穴112を有する。穴112は、弁本体が圧縮されな いとき分離したままの境界壁113及び114を有する。弁本体111に十分な 圧縮が加えられるとき、境界壁113及び114は一緒に結合され、弁本体を通 して液密を形成する。よって本発明は、Stevensへの米国特許第4,000,7 39号、Timmermansに付与された米国特許第4,430,081号に示されるよ うな2つまたはそれ以上の弁本体ガスケットを有する止血カニューラに、または Matumotoらに付与された米国特許第4,610,665号及びFischerに付与さ れた米国特許第5,006,113号を含む止血カニューラに対しての用途を有 する。 第13図ないし第15図Aは、本発明による弁本体の他の実施例を示す。第1 3図は、弁本体1とほぼ同様の弁本体1′の正面図であり、異なる差は、穴3′ を包囲する隆起したリングまたはドーナッツ部材7′が付加されていることであ る。弁本体1′は、第1図及び第2図の止血カニューラにおいて弁本体1と代用 することができる。同様に円筒形溝または穴3′及び弁本体の隆起したリング7 ′を含む面6′は、キャップ17の開口部70を向いている(第1図及び第2図 )。 弁本体1と同様に、弁本体1′は、第1図の溝18の高さ寸法H1より大きい 高さ寸法H2を有する。したがって、弁本体1′は、溝18内に受けられるよう に矢印8の方向にさらに圧縮されなければならない。弁本体1′は、周縁5′に よって分離される一対の対向する平坦面を有する。穴または円筒形溝3′は、第 14図に示すような弁本体を通って一部が伸長している。穴3′はディスクを形 成する処理の間に分離した手順で成形、パンチ加工、研削によって形成すること ができる。スリット2′は、他の面を通して製造され、弁本体内の穴3と交差す る弁本体を一部が通って伸びている。さらに、弁の上面上に隆起したリング7′ は、弁本体1′の穴3′に導かれる。このように隆起したリング7′は、非常に 小さい直径の装置を弁を通して配置することをさらに容易にする。穴3′の周り の特別の材料は、弁をさらにこわれにくくする。 さらに、隆起したリング7′を有する弁本体1′は、20と90との間の硬度 計による硬度を有するシリコンゴムまたは他のエラストマーから製造することが 好ましい。第13図ないし第15図Aを参照すると、弁本体1は、周縁5が一対 の平行な平面4を有するように細長い形状を有することが好ましく、一対の平行 な平面4は、スリット2によって画定された平面に直角である。スリット2′は 1つの面6′を完全に横切るように伸び、弁本体の厚さの1/3と2/3との間 の深さまで弁本体内に伸びている。 本発明の1つの特定の実施例において、弁本体1′の厚さは、0.16cm± 0.005cm(0.062インチ±0.002インチ)の厚さであり、スリッ トの深さは、0.10cmないし0.11cm(0.040と0.045インチ )の間である。穴3′は、0.254cmないし0.889cm(0.010な いし0.035インチ)の間の直径を有することが好ましく、同様に弁本体1′ の厚さの1/3ないし2/3の間が好ましい。いかなる場合においても、穴3′ とスリット2′の組み合わされた深さは、それらが弁本体内部で交差し、それを 通るカテーテル等を受けるために弁本体を完全に通る開口部をつくるに十分でな ければならない。もちろん、弁本体1′の細長い形状は、その幅の寸法W2′よ り大きい高さ寸法H2′を有する結果を生じ、これはスリットにさらに密接する 力を提供する。例えば、本弁の上述した特定の実施例において、高さH2′は、 0.86cmと0.91cm(0.340と0.360インチ)との間の幅W2 ′に比較して直径において1.03cmと1.04cm(0.405ないし0. 410インチ)との間である。 隆起したリング7′は、穴3′と同心である。さらに、第15図Aでさらには っきりと分かるように、隆起リング7′の内壁9′は、隆起したリング7′から 面6′に向かって傾斜している。角度θは、面6′に平行な平面と内壁9′との 間で測定することができる。上述した特定の実施例において、角度θは45°で ある。 さらに、この実施例において、隆起したリング7′の外径は、面6′上に0. 37cmないし0.76cm(145ないし.155インチ)の間で選択される が、隆起したリングの上部で測定された内径は、直径が0.20ないし0.24 cm(0.080ないし0.095インチ)の間である。さらに、隆起したリン グは、面6′上で0.06cmないし0.07cm(0.025ないし0.03 0インチ)の間で伸びている。 さらに第15図Aで分かるように、好ましい実施例において、傾斜壁は、穴3 ′が始まる前の平坦面6′の表面で終了し、穴3′と隆起したリングとの間に小 さい平面を形成する。別の例として、傾斜内壁9′は、穴3′の縁部で直接終結 してもよい。 本発明の前の実施例におけるように、圧縮される前に、弁本体1′は、高さ寸 法H2′を有し、この高さ寸法H2′は、第1図及び第2図に示される高さ寸法H1 より大きい。弁本体1′の圧縮力がスリット2′に直角な方向のみを向いてい る結果、弁本体1′は、第1図の溝18の幅寸法W1以下である。平坦部分4′ は、圧縮され第1図の溝18内に受けられるとき、溝と相互作用することなく、 弁本体の幅寸法が拡張できるようにする。 第16図ないし第19図は、本発明による弁本体の他の実施例を示す。第16 図は、本発明による他の実施例の止血カニューラを軸線方向に切った断面図であ る。第16図の止血カニューラは、第1図及び第2図に示したものと同一であり 、異なる点は、弁本体1″が第1図の弁本体1と置換されていることである。第 17図は、ここに示されている弁本体1′と同様な弁本体1″の正面図である。 弁本体1及び1′のように、弁本体1″の面6″は、溝または穴3″を含む。こ の溝3″は上述したような円筒形の溝である。 さらに弁本体1′のように、弁本体1″は、溝3″の外方にそれを包囲するよ うに隆起したリング7″を有する。隆起したリング7″は、止血カニューラ(第 16図の10″)に組み立てられるときキャップ17(第16図)の開口部に向 かう。弁本体1″と弁本体1′との間の1つの重要な相違は、一体的に成形され た内側リングまたはドーナッツ部材8″が弁本体1″の内側へ付加されているこ とである(第16図及び第18図及び19図A)。内側リング8″は、スリット によって相互に分割された溝の部分から離れた溝3″の内周の一部の周りに一体 的に形成されている。さらに、面6″に平行に内側リング8″を通って引かれる 平面は、スリット2″を通って引かれる平面に直角である。内側リング8″は、 内側リング面8″までに測定された外側リング高さ(ERH)が弁面6″まで測 定されたリング全体の高さ(TRH)に等しくなるように面6″と同じ水準で隣 接するように形成される。別の例として、第19図Aに示すように内側リング8 ″の内側リング面8a″は、TRHがERHより大きくなるように弁面6″の水 準より高い水準に配置することができる。同様に、リングは、弁本体面6″の水 準よりも低い水準に配置されるように溝3″内に配置される(ERH以下のTR H)。 弁本体1′のように、弁本体1″は形状が細長く、第2図の溝18の高さ寸法 H1より大きい高さ寸法H2を有する。したがって、弁本体1″は、溝内に受け られるように矢印8の方向にさらに圧縮されなければならない。さらにディスク の細長い形状及び矢印8の方向に圧縮力は、前記スリットに加えられる閉鎖力を 向上させ、スリットの高さ及び穴の深さの変化に対して弁本体が反応することが 分かった。同様に、第17図ないし第19図Aの弁本体1″は、周縁5″によっ て分離された一対の平面6″を有する。 上述したように、穴または円筒形溝3″は、1つの面6″を通ってつくられ、 第18図に示すように弁本体を一部分を通って伸長している。穴3″は、分離し た動作においてディスクを形成するか、パンチ加工または切削工程の間成形され る。1つの好ましい実施例において、穴3″及び内側リング8″は、弁本体1″ の面6″の円筒形溝を形成するために変形されたピンを使用して一体的に形成さ れる。この変形例は、上述したピンの溝を研磨することによって達成される。1 つの好ましい実施例において、ピンの溝は、0.05cm(0.020インチ) の半径を有するように切断された。よってピン部分は溝3″を形成するように使 用され、溝は内側リング8″を形成する。内側リング8″は、(小径のワイヤガ イド等のような)小径の装置が使用されるとき、弁本体1″を通る漏れを防止す るように付加される。内側リング8″は、小径の装置とともに使用するとき、弁 本体1及び1′の弁本体の構成に対する改良を提供する。例えば、内側リング8 ″は、0.045cmないし0.09cm(0.018ないし0.038インチ )のガイドワイヤの周りにさらによいシールを提供することが分かった。しかし ながら、溝を有する弁本体上に密封の有効性を増大することが分かったが、弁を 通るすべての装置を備えた内側リングはない。 弁本体1′と同様に、スリット2″は、溝3″を支持する面6″とは反対の他 の面6″を通るように形成される。スリット2″は、弁本体1″の一部を通って 伸長している。同様に、弁の上面上の隆起したリング7″は、弁を通して非常に 小さい装置を配置することを容易にし、内側リング8″は、これらの装置の周り でさらに緊密なシールを提供する。穴3″の外側を包囲する特別の材料は、弁を さらに破れにくくする。内側リング8″は、スリットから発生するやぶれにおい て、破れが進展することに対するいくつかの抵抗の度合いをさらに付与する。 さらに、(隆起したリング7″及び内側リング8″を含む)弁本体1″は、2 0A及び90Aの間のジュロメータ硬度(ショアAスケール)を有するシリコン ゴムまたは他のエラストマーからつくられることが好ましい。評価は、硬度計( 29Aないし51AのショアAスケール)及び直径とは異なる弁本体に導入され た。他の物理的な測定された特徴は、重量と厚さである。挿入力及び漏れは、そ れらがキャップと本体組立体に蓄積された後、弁に導入された。最適なシナリオ は、(一定速度で弁にわたる8Frダイレータを挿入するために必要な力の量に よって測定された)挿入力が低く、漏れが存在しない場合に決定される。変化の 分析は、物理てみ特性において導入され、挿入力に影響を与える統計学的に重要 な要因は硬度計であることが分かった。また、ショアAスケール数が大きくなれ ば、挿入力が大きくなることが分かった。 経験的に、Miles-Mobay30硬度計材料は、測定された最も低い挿入力を呈した 。硬度30の材料は、本発明において最も好ましい堅さに見えるが、25Aから 50Aの向上した硬度の破れ抵抗材料が、弁本体1,1′及び1″のようなさら に実際的な弁に追加される。 第17図ないし第19図Aを参照すると、弁本体1″は、スリット2″によっ て画定された平面に直角な一対の平行な平面4″を含む。スリット2″は、1つ の面6″を完全に横断することが好ましく、弁本体の厚さの1/3と2/3との 間の深さまで弁本体に伸長している。 本発明の1つの特定の実施例において、弁本体1″の厚さは、0.062イン チ±0.002インチ(0.15cm±0.005cm)であり、スリットの深 さは0.1cmと0.11cm(0.040と0.045インチ)との間である 。穴3″は、0.02cmと0.08cm(0.010と0.035インチ)と の間、同様にスリット2″は、弁本体1″の厚さの1/3と2/3との間の深さ が 好ましい。穴3″とスリット2″の組み合わされた深さは、弁本体内で交差し、 そこを通るカテーテル等を受けるために弁本体を完全に通る開口部を形成するよ うに十分なものでなければならない。特定の実施例において、弁本体とスリット との間の重複は、0.02cm(0.007インチ)であった。もちろん、弁本 体1″の細長い形状は、その幅寸法W2より大きい高さ寸法H2を有することであ る。上述した特定の実施例において、高さH2は、2.88cmと0.91cm (0.340と.360インチ)の間の幅W2に比較して直径において1.02 cmと1.04cm(0.405と.410インチ)との間である。 本実施例において、隆起したリング7″は、穴3″の周りに中心がある。さら に、第19図Aでさらにはっきりと分かるように、隆起リング7″の内壁9″は 、隆起したリング7″から面6″に向かって傾斜している。面6″に平行な平面 と内壁9″との間で測定することができる。上述した特定の実施例において、角 度θは45°である。 さらに例示を目的として、第17図ないし第19図Aの実施例と関連して説明 した型式の1つの特定の弁本体の寸法が与えられる。これらの寸法は、一例とし てのみ与えられ、本発明が以下に示した寸法を有する弁本体にのみ制限されるも のではないことを理解すべきである。このパラグラフで説明した1つの特定の例 において、隆起したリング7″の外径は、0.36cmないし0.39cm(0 .145ないし0.155インチ)の間、好ましくは0.38cm(0.150 インチ)であり、隆起したリングの上部で測定された内径は直径が0.2cmな いし0.24cm(0.080ないし0.095インチ)である。さらに、隆起 したリングは、面6″上で0.06cmないし0.07cm(0.025ないし 0.030インチ)の間で伸長している(TRH=0.06cmと0.07cm との間)0.025と0.030インチとの間で伸長している。この特定の例に おいて、外側リング7″の上部から内側リング8aの面への高さ(ERH)は、 0.04cm(0.016インチ)である。この同じ特定の説明した例において 、内側リングの高さ(IRH)は、0.05cm(0.021インチ)になるよ うに選択された。 さらに、この例において、1つの実施例の内側リング8″は、それがキャップ と本体に配置される前に0.04cm(0.016インチ)である。キャップと 本体によって閉じ込められた(スリット2″に直角な第2図の矢印の方向に圧縮 された)後、IDは細長いディスクのキャップの圧縮の効果によって楕円になり 、0.03cmと0.43cm(0.013と0.017インチ)の値を示す。 さらにこの特定の例において、溝3″の直径は、0.07cmと0,10cm( 0.030インチと0.040インチ)との間になるように選択され、さらに好 ましくは、直径が0.09cm(0.036インチ)になるように選択された。 さらに、穴3″のベースからリング8″の近位面まで測定された穴の高さ(HH )は、特に説明した実施例において0.04cm(0.016インチ)である。 特に説明した例における穴3″の穴の幅HWは、0.08cm(0.032イン チ)であった。さらに、本実施例において、溝3″及びスリット2″は、0.0 1cm(0.007インチ)重複する。 好ましい実施例において、第19図Aでさらに分かるように、傾斜壁は、穴3 ″が始まる前に内側リング面8a″の表面で終結し、穴3″と隆起リング7″と の間に小さい平面を形成する。別の例として、傾斜内壁9″は、リング面8a″ の端部で、穴3″への導入部分で直接終了することができる。 本発明の前の実施例におけるように、圧縮される前に、弁本体1″は、第1図 及び第2図に示す溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。弁本体 1″への圧縮力がスリット2に直角にのみ向いているために弁本体1″は、上述 したように弁がカニューラキャップ及び弁組立体で圧縮されるとき、大きな閉鎖 力をスリットに提供する第1図の溝W1″より小さい幅寸法W2″を有する。平坦 部分4″は、それが圧縮され、第1図の溝18内で受けられるとき、溝内で交差 することなく弁本体1″が幅寸法で拡張されることができる。 弁本体に適用される圧縮力は、多数の方法によって生成することができる。ハ ウジング内の溝は、弁本体の開口部に閉鎖力を生じるように必要な圧力を加える ような形状である。弁本体を通る開口部への圧縮力によって生じる閉鎖力は、も しそれが従来技術の弁本体のすべてにはなく、第5図ないし第8図、第13図な いし第15図A及び第17図ないし第19図によるものと同様性能を改良する。 弁本体1、1′及び1″が広範な範囲の装置の直径でよく作動することが判り、 圧 縮によって、弁本体は、スリット深さ及び穴の直径のような要因には反応しない 。 第4図に示すような動作において、中空のニードルが皮下的に血管に入れられ る。血管の内腔62に通ったときに、ガイドワイヤ61がニードルと血管にねじ 込まれ、ニードルが除去される。中空のプラスティック拡張器60がカニューラ ハウジングの通路を貫通し、ガイド61上をすべる。つぎに外科医は、拡張器5 6の傾斜端部60を操作することによって容器の壁を通って穴を拡張し、入口管 35を血管内腔62に導入する。管35が拡張器によって血管の壁を通って案内 されるように可撓性管35の外径に一定の直径部分で拡張器の外径が接近するこ とを留意すべきである。カニューラは患者の身体の所定の位置にテープで固定さ れる。送り管46が突出部分47に固定されることによって、管46を通って通 路11にヘパリンの食塩水溶液のゆっくりした流れを維持しながら、外科医はダ イレータ56及びガイド61を引く。弁本体1,1′または1″のスリット2, 2′または2″がそれぞれ閉鎖する。このスリット2,2′または2″の閉鎖は 、キャップ17の開口部70及び弁本体1,1′または1″を通って通路11に 空気が流れないことを保証する。よって、本装置は、血液の損失を防止するだけ でなく、空気の閉塞の可能性を保証する。 カテーテル57は、キャップ17の開講部を通して導入され、弁本体1,1′ または1″を貫通する。カテーテル57は、傾斜面71及び72によって通路1 1及び可撓性管35を通って案内される。カテーテルは最終的に血管の内腔62 に進む。穴3,3′または3″(弁本体1′及び1″の場合、隆起リング7′及 び7″さらに弁本体1″の場合内側リング8″)は、カテーテルの外壁にシール を形成し、キャップの穴70を通る血液の損失を防止する。通路11が固まるこ とを防止するためにポート45と管46を通って導入されるヘパリン食塩溶液が 常に流される。カテーテル57が所定の位置に操作されるとき、X線不透過性流 体がカテーテルを通して注入され、X線で調査される組織のX線形状が撮像され る。 複数の調査が行われるとき、またはカテーテルが正しく配置されていない場合 には、カテーテルをカニューラハウジングから容易に除去し、他のカテーテルと 置換する交換することができる。また、必要ならばカニューラハウジングをガイ ドワイヤを通すことによってガイドワイヤを使用することができる。弁本体1, 1′,1″のスリット2,2′または2″は、カテーテルの取り外し時間に閉鎖 するので、患者に出血が起こらず、カニューラの外側の圧力が血管の圧力より大 きい場合に患者の血管に空気が入らないようにすることができる。 本発明は、図面及び詳細な説明において本発明を詳細に説明したが、これは一 例であって、制限を目的としたものではない。例えば、カニューラハウジングの 溝は、弁本体の開口部を閉鎖する傾向がある適当な方向に圧縮力を提供する対応 する形状である限り、種々の形状である。好ましい実施例のみを示し説明したが 、本発明の範囲内にあるすべての変形例及び変更例は、保護されることが望まし いことは理解できよう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月27日 【補正内容】 [請求の範囲を次のように補正する] 請求の範囲 1.外壁及びにぶい端部を有するカテーテルを受けるために十分な通路を有す るハウジングと、 柔軟な材料の1つの部品から形成されるとともに前記ハウジングの前記通路に 取り付けられた弁本体であって、第1の平面と第2の平面と前記面を分離する周 縁とを有し、前記第1の面は、前記第1の平面を完全に横断するように伸長する とともに前記弁本体の一部のみを通って伸長しているスリット平面を画定するス リットを備え、前記第2の平面は、前記弁本体の一部を通る溝を含み、前記スリ ットは、前記弁本体内の前記溝と交差し、前記弁本体と一体で前記弁溝の少なく とも一部内の柔軟な材料の内側リングを含む弁本体と、 前記スリット平面にほぼ直角な方向にのみ前記弁本体を圧縮して、前記弁本体 を通る液密シールを維持するように前記周縁の一部に接触する接触手段と、を備 え、 前記弁本体は、前記カテーテルのにぶい端部が前記スリット及び前記弁本体の 前記溝を通る前記通路に通されるとき、前記柔軟な材料を切断することなく前記 カテーテルの前記外壁に適合し、前記カテーテルの前記外壁と前記弁本体との間 に液密シールを維持し、 前記スリット及び前記溝は、前記ハウジングの前記通路内に取り付けられる前 に圧力を受けない間、前記弁本体内に形成され、 前記第2の平面は、前記溝の外側に前記溝を包囲する一体的な柔軟な材料の隆 起したリングを備えており、 前記周縁は、第1の平坦な縁部及び第2の平坦な縁部を有し、前記第1及び第 2の平坦な縁部は前記スリット平面にほぼ直角であり、前記弁本体の幅寸法は、 前記第1と第2の平坦な縁部の間で測定され、 前記幅寸法は、前記弁本体が前記ハウジング溝に圧縮されたとき、前記弁本体 が前記第1及び第2の平坦縁部が前記ハウジング溝と相互作用することなく前記 幅寸法が拡張するように画定される止血カニューラ。 2.前記弁溝は、円形の断面を有する円筒形溝である請求項1に記載の止血カ ニューラ。 3.前記弁本体は、前記スリット平面に直角な高さ寸法を有し、 前記ハウジングはさらに前記弁本体の前記高さ寸法以下の前記ハウジングを横 断する高さ寸法を有するハウジング溝を有し、 前記弁本体は、前記弁本体が前記ハウジング溝内に受けられたとき前記スリッ ト平面に直角なラインに沿って圧縮される請求項2に記載の止血カニューラ。 4.前記弁本体は、前記高さ寸法に直角な幅寸法を有し、前記幅寸法は前記第 1と前記第2の平坦な縁部の間で測定され、 前記ハウジング溝は、前記弁本体の前記幅寸法より大きい幅寸法を有する請求 項3に記載の止血カニューラ。 5.外壁及びにぶい端部を有するカテーテルを受けるために十分な通路を有す るハウジングと、 柔軟な材料の1つの部品から形成されるとともに前記ハウジングの前記通路に 取り付けられた弁本体であって、第1の平面と第2の平面と前記面を分離する周 縁とを有し、前記第1の面は、前記弁本体の一部のみを通って伸長しているスリ ット平面を画定するスリットを備え、前記第2の平面は、前記弁本体の一部を通 る弁溝を含み、前記弁溝は円形の断面を有し、前記スリットは、前記弁本体内の 前記弁溝と交差し、前記弁溝の少なくとも一部内に取り付けられた柔軟な材料の 内側リングを含む弁本体と、 前記スリット平面にほぼ直角な方向にのみ前記弁本体を圧縮して、前記弁本体 を通る液密シールを維持するように前記周縁の一部に接触する接触手段と、を備 え、 前記弁本体は、前記カテーテルのにぶい端部が前記スリット及び前記弁本体の 前記溝を通る前記通路に通されるとき、前記柔軟な材料を切断することなく前記 カテーテルの前記外壁に適合し、前記カテーテルの前記外壁と前記弁本体との間 に液密シールを維持し、 前記スリット及び前記溝は、前記ハウジングの前記通路内に取り付けられる前 に圧力を受けない間、前記弁本体内に形成される止血カニューラ。 6.前記弁溝は、円筒形の断面を有する円筒形溝である請求項5に記載の止血 カニューラ。 7.前記弁本体は、前記スリット平面に直角な高さ寸法を有し、 前記圧縮手段は、前記ハウジング通路内に形成され、前記弁本体の前記高さ寸 法以下の前記ハウジングを横断する高さ寸法を有し、 前記弁本体は、前記弁本体が前記ハウジング溝内に受けられたとき前記スリッ ト平面に直角なラインに沿って圧縮される請求項6に記載の止血カニューラ。 8.前記周縁は、第1の平坦縁部と第2の平坦縁部とを有し、前記第1及び第 2の平坦縁部は前記スリット平面にほぼ直角であり、前記弁本体の幅寸法は、前 記第1と第2に平坦な縁部の間で測定され、 前記幅寸法は、前記弁本体が前記ハウジング溝内で圧縮されるとき、前記第1 と前記第2の平坦縁部が前記ハウジング溝と相互作用することなく前記幅寸法で 拡張する請求項7に記載の止血カニューラ。 9.前記弁本体は弁溝の外側に弁溝を包囲する前記弁本体と一体の柔軟な材料 の外側の隆起したリングを有する請求項8に記載の止血カニューラ。 10.前記弁本体の前記周縁は、前記スリット平面に直角なほぼ平坦な一対の 表面を有し、前記弁本体の前記幅寸法は、前記平坦な表面の間で測定される請求 項9に記載の止血カニューラ。 11.前記スリットは前記第1の面を完全に横断する請求項10に記載の止血 カニューラ。 12.近位端及び遠位端を備えたハウジングであって、前記外壁及び前記にぶ い端部を有するカテーテルを受ける寸法の溝と通路とを含むハウジング溝を含み 、前記ハウジング溝は、第1の高さ寸法と前記第1の高さ寸法に直角な第1の幅 寸法を有するハウジングを準備する工程と、 柔軟な材料の1つの部品から形成される弁本体であって、 第1の平面と第2の平面と前記面を分離する周縁とを有し、前記第1の面は、 前記弁本体の一部のみを通って伸長しているスリット平面を画定するスリットを 備え、前記第2の平面は、前記弁本体の一部を通るほぼ円形の断面を有する弁溝 を備え、前記スリットは、前記弁本体内の前記弁溝と交差し、前記周縁は、第1 の平坦縁部及び第2に平坦縁部を備え、前記第1及び第2の平坦縁部は、前記ス リット平面とほぼ直角であり、前記弁本体の第2の幅寸法は、前記スリット平面 に沿って前記第1と第2の平面の縁部の間で測定され、前記弁本体は、前記第2 の幅寸法および前記スリット平面に直角な第2の高さ寸法を有し、前記弁本体の 前記第2の高さ寸法は、前記ハウジング溝の第1の高さ寸法より大きく、前記弁 本体の前記第2の幅寸法は、前記ハウジング溝の前記第1の幅寸法以下であり、 前記幅寸法は、前記弁本体が前記ハウジング溝で圧縮されたとき、前記弁本体が 前記第1及び第2の平坦縁部が前記ハウジング溝と交差することなく前記幅寸法 内で拡張するように画定され、 前記弁本体は、前記弁本体と一体で前記弁溝の少なくとも一部内に柔軟な材料 の一体的なリングを有し、 前記弁本体はさらに前記弁溝の外側で前記弁溝を包囲する柔軟な材料の外側リ ングを有し、 前記弁本体は、前記カテーテルの前記ブラント端部が前記スリットと前記弁本 体の前記弁溝を通して貫通するとき前記柔軟な材料を切断することなく前記カテ ーテルの前記外壁に適合して前記カテーテルの外壁と前記弁本体との間に液密を 維持する弁本体を準備する工程と、 前記弁本体が前記ハウジング溝内に受けられたとき前記弁本体が前記スリット 平面に直角な方向にのみ圧縮されるように前記第2の面が前記ハウジングの近位 端に向かう方向に前記ハウジング溝内に前記弁本体を配置する工程とを有する止 血カニューラの製造方法。 [明細書第3頁第16行目から第4頁第4行目までを次のように補正する] 好ましい実施例の説明 本発明の原理の理解を促進する目的において、図面に示した実施例に参照が行 われ、実施例を説明するために特定の言語が使用される。本発明の範囲を制限す ることを意図するものではなく、図示した装置の変形例及びさらなる変更は、発 明が関連する当業者に生じる。 図面をさらに詳細に説明すると、カテーテルを受ける通路11を有するハウジ ング10を含む止血カニューラが第1図及び第2図に示されている。ハウジング 10は、2つのおねじ面15及び16を有する部材12から製造される。溝18 を有するキャップ17は、ねじ15で部材12にねじ込まれ、適当なセメント等 によって所定の位置にのりずけされる。弁本体1は溝18に受けられ、部材12 のキャップ17の間に挟まれる。第1図及び第2図で分かるように、弁本体1の 円筒形(すなわち、円形の断面を有する)溝または穴3を含む面6は、キャップ 17の開口部70に向いている。 またカニューラハウジング10はめねじ部材を含み、そのねじは、部材12の ねじと係合するのに適している。部材32の機能は、可撓性管35を受けハウジ ング10に固定または保持することである。組立手順において、接着材またはセ メントが管と部材とをともに固定するために可撓性管35上に部材12及び32 の間に配置される。この可撓性管35は、広がった端部36を有し、この端部3 6は、部材12及び32の傾斜面37及び40の間に固定される。 [明細書第4頁第5行目から第4頁第22行目までを次のように補正する] ハウジング10は、液体を患者の血管に導入するために弁本体1と可撓性管3 5との間の通路11に連通するポート45を備えている。血液がフラシュポート 45から流出しないことを保証するように、外科医は、管状隆起部50によって 突出部47に取り付けられる、可撓性管46を通って流体の正圧を正規に維持す る(第3図及び第4図参照)。可撓性管35は、環状隆起部55を介してカラー 52の周りに固定された収縮可能な管51によってハウジング10に固定される 。第3図に示すように、カテーテル57の外径とほぼ同じ外径を有する中空のプ ラスティックダイレータ56は、ダイレータの傾斜端部60が管35の遠位端を 越えて伸長するように通路11内に配置される。カニューラがガイドワイヤ61 とダイレータ60を越えて血管に挿入された後、ダイレータ及びガイドワイヤが 除去され廃棄される。 弁本体1は、溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。したがっ て、弁本体1は、溝18に受けられるように矢印8の方向に圧縮されなければな らない。弁本体1は、周縁5によって分離される一対の対向面6を含む。穴また は円筒形(すなわち、円形の断面を有する)溝3は、一方の面を通って製造され 、第1図に示すように弁本体を一部が通って伸長している。穴3はディスクを形 成する処理の間に分離した手順で成形、パンチ加工、研削によって形成すること ができる。スリット2は、他の面を通して製造され、弁本体内の穴3と交差する 弁本体を一部が通って伸びている。 [明細書第5頁第26行目から第7頁第8行目までを次のように補正する] 第11図及び第12図は、本発明による弁本体の他の実施例を示す。この場合 において、弁本体111は、第5図ないし第8図に示す弁本体1を参照してせつ けいした形状と同様な形状で細長い形状である。しかしながら、この場合、弁本 体111は弁本体を完全に通る穴112を有する。穴112は、弁本体が圧縮さ れないとき分離したままの境界壁113及び114を有する。弁本体111に十 分な圧縮が加えられるとき、境界壁113及び114は一緒に結合され、弁本体 を通して液密を形成する。よって本発明は、Stevensへの米国特許第4,000 ,739号、Timmermansに付与された米国特許第4,430,081号に示され るような2つまたはそれ以上の弁本体ガスケットを有する止血カニューラに、ま たはMatumotoらに付与された米国特許第4,610,665号及びFischerに付 与された米国特許第5,006,113号を含む止血カニューラに用途を有する 。 第13図ないし第15図Aは、本発明による弁本体の他の実施例を示す。第1 3図は、弁本体1とほぼ同様の弁本体1′の正面図であり、異なる差は、穴3′ を包囲する隆起したリングまたはドーナッツ7′が付加されていることである。 弁本体1′は、第1図及び第2図の止血カニューラにおいて弁本体1を代用する ことができる。同様に(すなわち、円形の断面を備えた)円筒形溝または穴3′ 及び弁本体の隆起したリング7′を含む面6′は、キャップ17の開口部70を 向いている(第1図及び第2図)。 弁本体1と同様に、弁本体1′は、第1図の溝18の高さ寸法H1より大きい 高さ寸法H2を有する。したがって、弁本体1′は、溝18内に受けられるよう に矢印8の方向にさらに圧縮されなければならない。弁本体1′は、周縁5′に よって分離される一対の対向する平坦面を有する。穴または(すなわち、円形の 断面を有する)円筒形溝3′は、第14図に示すような弁本体を通って一部が伸 長している。穴3′はディスクを形成する処理の間に分離した手順で成形、パン チ加工、研削によって形成することができる。スリット2′は、他の面を通して 製造され、弁本体内の穴3と交差する弁本体を一部が通って伸びている。さらに 、弁の上面上に隆起したリング7′は、弁本体1′の穴3′に導かれる。このよ うに隆起したリング7′は、弁を通して非常に小さい直径の装置を配置すること を さらに容易にする。穴3′の周りの特別の材料は、弁をさらにこわれにくくする 。 さらに、隆起したリング7′を有する弁本体1′は、20と90との間の硬度 計による硬度を有するシリコンゴムまたは他のエラストマーから製造することが 好ましい。第13図ないし第15図Aを参照すると、弁本体1は、周縁5が一対 の平行な平面4を有するように細長い形状を有することが好ましく、一対の平行 な平面4は、スリット2によって画定された平面に直角である。スリット2′は 1つの面6′を完全に横切るように伸び、弁本体の厚さの1/3と2/3との間 の深さまで弁本体内に伸びている。 本発明の1つの特定の実施例において、弁本体1′の厚さは、0.16cm± 0.005cm(0.062インチ±0.002インチ)の厚さであり、スリッ トの深さは、0.10cmないし0.11cm(0.040と0.045インチ )の間である。 [明細書第8頁第7行目から第10頁第13行目までを次のように補正する] 弁本体1′の圧縮力がスリット2′に直角な方向のみを向いている結果、弁本体 1′は、第1図の溝18の幅寸法W1以下である。平坦部分4′は、圧縮され第 1図の溝18内に受けられるとき、溝と交差することなく、弁本体の幅寸法が拡 張できるようにする。 第16図ないし第19図は、本発明による弁本体の他の実施例を示す。第16 図は、本発明による他の実施例の止血カニューラの軸線方向に切った断面図であ る。第16図の止血カニューラは、第1図及び第2図に示したものと同一であり 、異なる点は、弁本体1″が第1図の弁本体1と置換されていることである。第 17図において、ここに示されている弁本体1′と同様である弁本体1″の正面 図である。弁本体1及び1′のように、弁本体1″の面6″は、溝または穴3″ を含む。この溝3″は上述したような円筒形(すなわち、円形の断面を有する) 溝である。 さらに弁本体1′のように、弁本体1″は、溝3″の外方にそれを包囲するよ うに隆起したリング7″を有する。隆起したリング7″は、止血カニューラ(第 16図の10″)に組み立てられるときキャップ17(第16図)の開口部に向 かう。弁本体1″と弁本体1′との間の1つの重要な相違は、一体的に成形され た内側リングまたはドーナッツ部材8″の弁本体1″を内側へ付加した点である (第16図及び第18図及び19図A)。内側リング8″は、スリットによって 相互に分割された溝の部分から離れた溝3″の内周の一部の周りに一体的に形成 されている。さらに、面6″に平行に内側リング8″を通って引かれる平面は、 スリット2″を通って引かれる平面に直角である。内側リング8″は、内側リン グ面8″までに測定された外側リング高さ(ERH)が弁面6″まで測定された リング全体の高さ(TRH)に等しくなるように面6″と同じ水準で隣接するよ うに形成される。別の例として、第19図Aに示すように内側リング8″の内側 リング面8a″は、TRHがERHより大きくなるように弁面6″の水準より高 い水準に配置することができる。同様に、リングは、弁本体面6″の水準よりも 低い水準に配置されるように溝3″内に配置される(ERH以下のTRH)。 弁本体1′のように、弁本体1″は形状が細長く、第2図の溝18の高さ寸法 H1より大きい高さ寸法H2を有する。したがって、弁本体1″は、溝内に受け られるように矢印8の方向にさらに圧縮されなければならない。さらにディスク の細長い形状及び矢印8の方向に圧縮力は、前記スリットに加えられる閉鎖力を 向上させ、スリットの高さ及び穴の深さの変化に対して弁本体が反応することが 分かった。同様に、第17図ないし第19図Aの弁本体1″は、周縁5″によっ て分離された一対の平面6″を有する。 上述したように、穴または円筒形(すなわち、円形の断面を有する)溝3″は 、1つの面6″を通ってつくられ、第18図に示すように弁本体を一部分を通っ て伸長している。穴3″は、分離した動作においてディスクを形成するか、パン チ加工または切削工程の間成形される。1つの好ましい実施例において、穴3″ 及び内側リング8″は、弁本体1″の面6″の円筒形(すなわち、円形の断面を 有する)溝を形成するために変形されたピンを使用して一体的に形成される。こ の変形例は、上述したピンの溝を研磨することによって達成される。1つの好ま しい実施例において、ピンの溝は、0.05cm(0.020インチ)の半径を 有するように切断された。よってピン部分は溝3″を形成するように使用され、 溝は内側リング8″を形成する。内側リング8″は、(小径のワイヤガイド等の ような)小径の装置が使用されるとき、弁本体1″を通る漏れを防止するように 付加される。内側リング8″は、小径の装置とともに使用するとき、弁本体1及 び1′の弁本体の構成に対する改良を提供する。例えば、内側リング8″は、0 .045cmないし0.09cm(0.018ないし0.038インチ)のガイ ドワイヤの周りにさらによいシールを提供することが分かった。しかしながら、 溝を有する弁本体上に密封の有効性を増大することが分かったが、弁を通るすべ ての装置を備えた内側リングはない。 弁本体1′と同様に、スリット2″は、溝3″を支持する面6″とは反対の他 の面6″を通ってつくられる。スリット2″は、弁本体1″に穴3″と交差する 弁本体1″の一部を通って伸びている。同様に、弁の上面上の隆起したリング7 ″は、弁本体の1″の穴3″への導入部を提供する。隆起したリング7″は、弁 を通して非常に小さい装置を配置することを容易にし、内側リング8″は、これ らの装置の周りでさらに緊密なシールを提供する。穴3″の外側を包囲する特別 の材料は、弁をさらに破れにくくする。内側リング8″は、スリットから発生す るやぶれにおいて、破れが前進することに対する抵抗のいくつかの度合いをさら に付与する。 さらに、(隆起したリング7″及び内側リング8″を含む)弁本体1″は、2 0A及び90Aの間のジュロメータ硬度(ショアAスケール)を有するシリコン ゴムまたは他のエラストマーからつくられることが好ましい。評価は硬度(29 Aないし51AのショアAスケール)及び直径とは異なる弁本体に導入された。 他の物理的な測定された特徴は、重量と厚さである。挿入力及び漏れは、それら がキャップと本体組立体に蓄積された後、弁に導入された。最適なシナリオは、 (一定速度で弁にわたる8Frダイレータを挿入するために必要な力の量によっ て測定された)挿入力が低く、漏れが存在しない場合に決定される。 【図1】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図13】 【図14】 【図15】 【図15】 【図16】 【図19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.外壁及びにぶい端部を有するカテーテルを受けるために十分な通路を有す るハウジングと、 柔軟な材料の1つの部品から形成されるとともに前記ハウジングの前記通路に 取り付けられた弁本体であって、第1の平面と第2の平面と前記面を分離する周 縁とを有し、前記第1の面は、前記第1の平面を完全に横断するように伸長する とともに前記弁本体の一部のみを通って伸長しているスリット平面を画定するス リットを備え、前記第2の平面は、前記弁本体の一部を通る溝を含み、前記スリ ットは、前記弁本体内の前記溝と交差し、前記溝の少なくとも一部内に取り付け られた柔軟な材料の内側リングを含む弁本体と、 前記スリット平面にほぼ直角な方向にのみ前記弁本体を圧縮して、前記弁本体 を通る液密シールを維持するように前記周縁の一部に接触する接触手段と、を備 え、 前記弁本体は、前記カテーテルのにぶい端部が前記スリット及び前記弁本体の 前記溝を通る前記通路に貫通するとき、前記柔軟な材料を切断することなく前記 カテーテルの前記外壁に適合し、前記カテーテルの前記外壁と前記弁本体との間 に液密シールを維持し、 前記スリット及び前記溝は、前記ハウジングの前記通路内に取り付けられる前 に圧力を受けない間、前記弁本体内に形成され、 前記第2の平面は、前記溝の外側に前記溝を包囲する柔軟な材料の隆起したリ ングを備えており、 前記周縁は、第1の平坦な縁部及び第2の平坦な縁部を有し、前記第1及び第 2の平坦な縁部は前記スリット平面にほぼ直角である止血カニューラ。 2.前記溝は、円形の断面を有する円筒形溝である請求項1に記載の止血カニ ューラ。 3.前記弁本体は、前記スリット平面に直角な高さ寸法を有し、 前記ハウジングは前記弁本体の前記高さ寸法以下の前記ハウジングを横断する 高さ寸法を有するハウジング溝を有し、 前記弁本体は、前記弁本体が前記ハウジング溝内に受けられたとき前記スリッ ト平面に直角なラインに沿って圧縮される請求項2に記載の止血カニューラ。 4.前記弁本体は、前記高さ寸法に直角な幅寸法を有し、 前記ハウジング溝は、前記弁本体の前記幅寸法より大きい幅寸法を有する請求項 3に記載の止血カニューラ。 5.外壁及びにぶい端部を有するカテーテルを受けるために十分な通路を有す るハウジングと、 柔軟な材料の1つの部品から形成されるとともに前記ハウジングの前記通路に 取り付けられた弁本体であって、第1の平面と第2の平面と前記面を分離する周 縁とを有し、前記第1の面は、前記弁本体の一部のみを通って伸長しているスリ ット平面を画定するスリットを備え、前記第2の平面は、前記弁本体の一部を通 る溝を含み、前記スリットは、前記弁本体内の前記溝と交差し、前記溝の少なく とも一部内に取り付けられた柔軟な材料の内側リングを含む弁本体と、 前記スリット平面にほぼ直角な方向にのみ前記弁本体を圧縮して、前記弁本体 を通る液密シールを維持するように前記周縁の一部に接触する接触手段と、を備 え、 前記弁本体は、前記カテーテルのにぶい端部が前記スリット及び前記弁本体の 前記溝を通る前記通路に貫通するとき、前記柔軟な材料を切断することなく前記 カテーテルの前記外壁に適合し、前記カテーテルの前記外壁と前記弁本体との間 に液密シールを維持し、 前記スリット及び前記溝は、前記ハウジングの前記通路内に取り付けられる前 に圧力を受けない間、前記弁本体内に形成される止血カニューラ。 6.前記溝は、円筒形の断面を有する円筒形溝である請求項5に記載の止血カ ニューラ。 7.前記弁本体は、前記スリット平面に直角な高さ寸法を有し、 前記圧縮手段は、前記ハウジング通路内に形成され、前記弁本体の前記高さ寸 法以下の前記ハウジングを横断する高さ寸法を有し、 前記弁本体は、前記弁本体が前記ハウジング溝内に受けられたとき前記スリッ ト平面に直角なラインに沿って圧縮される請求項6に記載の止血カニューラ。 8.前記弁本体は、前記高さ寸法に直角な幅寸法を有し、 前記ハウジング溝は、前記弁本体の前記幅寸法より大きい幅寸法を有する請求項 7に記載の止血カニューラ。 9.前記弁本体は前記溝を包囲する柔軟な材料の隆起したリングを有する請求 項8に記載の止血カニューラ。 10.前記弁本体の前記周縁は、前記スリット平面に直角なほぼ平坦な一対の 表面を有し、前記弁本体の前記幅寸法は、前記平坦な表面の間の距離である請求 項9に記載の止血カニューラ。 11.前記スリットは前記第1の表面を完全に横断する請求項10に記載の止 血カニューラ。 12.近位遠位端を備えたハウジングであって、前記外壁及び前記にぶい端部 を有するカテーテルを受ける寸法の溝と通路とを含み、前記溝は、第1の高さ寸 法と前記第1の高さ寸法に直角な第1の幅寸法を有するハウジングを準備する工 程と、 柔軟な材料の1つの部品から形成される弁本体であって、 第1の平面と第2の平面と前記面を分離する周縁とを有し、前記第1の面は、 前記弁本体の一部のみを通って伸長しているスリット平面を画定するスリットを 備え、前記第2の平面は、前記弁本体の一部を通る円筒形溝を備え、前記スリッ トは、前記弁本体内の前記円筒形溝と交差し、前記弁本体は、前記第2の高さ寸 法と、前記第2の高さ寸法および前記スリット平面に直角な第2の幅寸法を有し 、前記弁本体の前記第2の高さ寸法は、前記溝の高さ寸法より大きく、前記弁本 体の前記第1の高さ寸法は、前記溝の前記第1の幅寸法より小さく、 前記円筒形溝の少なくとも一部内に取り付けられた柔軟な材料の内側リングを 有し、 前記円筒形溝を包囲する外側リングまたは柔軟な材料を含む弁本体を準備する 工程と、 前記カニューラハウジングの前記近位端に向かう前記第2の面を備えて前記溝 内に前記弁本体を受け、前記弁本体を前記溝内に受けるとき、前記スリット平面 にほぼ直角な方向にのみ前記弁本体を圧縮する工程とを有する止血カニューラの 製造方法。
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